JPWO2021226103A5 - - Google Patents
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Claims (41)
- 3~6.2重量%のマグネシウム;
0.01~1.8重量%のマンガン;
0.01~0.6重量%の鉄;
0.01~0.5重量%のケイ素;
0.1~0.5重量%のジルコニウム;
0.01~0.2重量%のスズ;
0.08~1重量%の銅;及び
残量としてのアルミニウムからなる、アルミニウム合金。 - 0.05~0.6重量%のマンガンからなる、請求項1に記載のアルミニウム合金。
- 4.5重量%のマグネシウム、0.25重量%のマンガン、0.2重量%の鉄、0.1重量%のケイ素、0.3重量%のジルコニウム、0.1重量%のスズ、0.15重量%の銅、及び残量としてのアルミニウムからなる、請求項1又は2に記載のアルミニウム合金。
- 4.5重量%のマグネシウム、0.25重量%のマンガン、0.2重量%の鉄、0.1重量%のケイ素、0.3重量%のジルコニウム、0.1重量%のスズ、0.3重量%の銅、及び残量としてのアルミニウムからなる、請求項1又は2に記載のアルミニウム合金。
- 4.5重量%のマグネシウム、0.25重量%のマンガン、0.2重量%の鉄、0.1重量%のケイ素、0.3重量%のジルコニウム、0.1重量%のスズ、0.6重量%の銅、及び残量としてのアルミニウムからなる、請求項1又は2に記載のアルミニウム合金。
- 前記合金が意図的に加えられたスカンジウムを含まない、請求項1~5のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- ハードテンパー条件において、前記合金が、少なくとも400MPaの降伏強度、少なくとも450MPaの引張強度、及び少なくとも5%の伸びを有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 5%のひずみまでの成形又は延伸の後、前記合金が、塗料焼き付けサイクル中の55MPaの降伏強度の増加を示し、前記塗料焼き付けサイクルが、205℃で20分又は2時間、前記合金を焼きなますことを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 塗料焼き付けサイクルが後に行われ、前記合金が少なくとも170MPaの降伏強度を有し、前記塗料焼き付けサイクルが、205℃で20分又は2時間、前記合金を焼きなますことを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 前記合金がAl3Zrナノスケール析出物を含み、前記ナノスケール析出物が、20nm以下の平均直径を有し、α-Al面心立方マトリックス中にL12構造を有する、請求項1~9のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 前記合金がCu含有相を含む、請求項1~10のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 冷間圧延、成形、又は延伸(例えば安定化処理及び/又は塗料焼き付けサイクル)後の中程度の時効処理中に、前記Cu含有相によって熱安定性が向上する、請求項11に記載のアルミニウム合金。
- 前記Cu含有相がAl2CuMg析出物及び/又はS’相を含む、請求項11又は12に記載のアルミニウム合金。
- Al2CuMg析出物の形成によって、意図的に加えられた銅を有しない基準AA5182合金よりも最大で50MPaまで引張強度が増加する、請求項13に記載のアルミニウム合金。
- 請求項1~14のいずれか一項に記載のアルミニウム合金から部品を製造する方法であって:
a)前記合金を700℃~900℃の温度で融解させることと;
b)前記合金を鋳型中で鋳造することと;
c)冷却媒体を用いて、前記鋳造された鋳塊を冷却することと;
d)前記鋳造された鋳塊を300℃~600℃の間の温度で厚板又は板に熱間圧延することと、
を含む、方法。 - ハードテンパー条件を得るために:
e)前記厚板又は板を350℃~550℃の温度で2~48時間の時間、熱時効させることと;
f)前記熱間圧延及び熱処理が行われた板又は厚板を冷間圧延して、薄板又は箔製品を形成することと;
g)前記板製品の100℃~250℃の間の温度で1分~8時間の安定化熱処理及び/又は被覆硬化処理と、
をさらに含む、請求項15に記載の方法。 - ソフトテンパー条件を得るために:
e)前記熱間圧延された板又は厚板を冷間圧延して、薄板又は箔製品を形成することと;
f)前記板又は箔を300℃~550℃の温度で2時間~48時間の時間、熱時効させることと、
をさらに含む、請求項15に記載の方法。 - 前記合金の延性が、安定化又は被覆硬化処理を行わなかった冷間圧延した状態と比較して、5%の伸びだけ改善される、請求項16又は17に記載の方法。
- 冷間圧延後、前記合金が、被覆硬化処理中の強度低下に抵抗し、改善された延性を示す、請求項16又は17に記載の方法。
- 2.5~6.2重量%のマグネシウム;
0.01~1.8重量%のマンガン;
0.01~0.6重量%の鉄;
0.01~0.5重量%のケイ素;
0.01~1重量%の銅;及び
残量としてのアルミニウムからなる、アルミニウム合金。 - 0.1重量%の銅、0.15重量%の銅、0.2重量%の銅、0.25重量%の銅、0.3重量%の銅、0.35重量%の銅、0.4重量%の銅、0.45重量%の銅、0.5重量%の銅、0.55重量%の銅、0.6重量%の銅、0.65重量%の銅、0.7重量%の銅、0.75重量%の銅、0.8重量%の銅、0.85重量%の銅、0.9重量%の銅、0.95重量%の銅、又は1重量%の銅からなる、請求項1~14及び20のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 4.5重量%のマグネシウム、0.25重量%のマンガン、0.2重量%の鉄、0.1重量%のケイ素、0.15重量%の銅、及び残量としてのアルミニウムからなる、請求項20に記載のアルミニウム合金。
- 4.5重量%のマグネシウム、0.25重量%のマンガン、0.2重量%の鉄、0.1重量%のケイ素、0.3重量%の銅、及び残量としてのアルミニウムからなる、請求項20に記載のアルミニウム合金。
- 4.5重量%のマグネシウム、0.25重量%のマンガン、0.2重量%の鉄、0.1重量%のケイ素、0.45重量%の銅、及び残量としてのアルミニウムからなる、請求項20に記載のアルミニウム合金。
- 4.5重量%のマグネシウム、0.25重量%のマンガン、0.2重量%の鉄、0.1重量%のケイ素、0.6重量%の銅、及び残量としてのアルミニウムからなる、請求項20に記載のアルミニウム合金。
- ハードテンパー条件において、前記合金が、少なくとも370MPaの降伏強度、少なくとも430MPaの引張強度、及び少なくとも5%の伸びを有する、請求項20~25のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 前記合金の延性が、安定化又は被覆硬化処理を行わなかった冷間圧延した状態と比較して、5%の伸びだけ改善される、請求項20~26のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 冷間圧延後、前記合金が、被覆硬化処理中の強度低下に抵抗し、改善された延性を示す、請求項20~26のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 前記合金がCu含有相を含む、請求項20~28のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。
- 冷間圧延、成形、又は延伸(例えば安定化処理及び/又は塗料焼き付けサイクル)後に行われる中程度の時効処理及び/又は被覆硬化処理中に、前記Cu含有相によって熱安定性が向上する、請求項29に記載のアルミニウム合金。
- 前記Cu含有相がAl2CuMg析出物及び/又はS’相を含む、請求項29又は30に記載のアルミニウム合金。
- Al2CuMg析出物の形成によって、意図的に加えられた銅を有しない基準AA5182合金と比較して、最大で50MPaまで引張強度が増加する、請求項31に記載のアルミニウム合金。
- 請求項20~30のいずれか一項に記載のアルミニウム合金から部品を製造する方法であって:
a)前記合金を700℃~900℃の温度で融解させることと;
b)前記合金を鋳型中で鋳造することと;
c)冷却媒体を用いて、前記鋳造された鋳塊を冷却することと;
d)前記鋳造された鋳塊を300℃~600℃の間の温度で厚板又は板に熱間圧延することと;
e)前記板を350℃~550℃の温度で1分~48時間の時間、熱時効させることと;
f)前記熱間圧延及び熱処理が行われた板又は厚板を冷間圧延して、薄板又は箔製品を形成することと;
g)前記板製品の100℃~250℃の間の温度で1分~8時間の安定化処理及び/又は被覆硬化処理と、
を含む、方法。 - 請求項1~14のいずれか一項又は請求項20~32のいずれか一項に記載のアルミニウム合金からなる、食品及び/又は飲料の缶の蓋及び/又はタブ。
- 請求項1~14のいずれか一項又は請求項20~32のいずれか一項に記載のアルミニウム合金からなるアルミニウム合金部品であって、屋根ふき材料、羽目板材料、化学製造装置、食品製造装置、貯蔵タンク、家電製品、板金加工、海洋部品、輸送部品、高耐久性調理器具、油圧管、燃料タンク、圧力容器、トラック車体、トラック組立部品、トレーラー車体、トレーラー組立部品、掘削装置、ミサイル部品、及び鉄道車両からなる群から選択される、アルミニウム合金部品。
- 請求項1~14のいずれか一項又は請求項20~32のいずれか一項に記載のアルミニウム合金の製造された形態であって、ワイヤ、板、厚板、及び箔からなる群から選択される製造された形態。
- 請求項1~14のいずれか一項又は請求項20~32のいずれか一項に記載のアルミニウム合金からなる、装飾用に着色被覆される、食品及び/又は飲料の缶の蓋及び/又はタブ。
- a)前記合金を700℃~900℃の温度で融解させることと;
b)前記合金を鋳型中で鋳造することと;
c)冷却媒体を用いて、前記鋳造された鋳塊を冷却することと;
d)前記鋳造された鋳塊を300℃~600℃の間の温度で厚板又は板に熱間圧延することと;
e)前記板を350℃~550℃の温度で2時間~48時間の時間、熱時効させることと;
f)前記熱間圧延及び熱処理が行われた板又は厚板を冷間圧延して、薄板又は箔製品を形成することと;
g)前記板製品の100℃~250℃の間の温度で1分~8時間の安定化処理及び/又は被覆硬化処理と、
によって形成される、請求項1~14のいずれか一項又は請求項20~32のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。 - 前記合金が、少なくとも400MPaの降伏強度、少なくとも450MPaの引張強度、及び少なくとも5%の伸びを有する、請求項38に記載のアルミニウム合金。
- a)前記合金を700℃~900℃の温度で融解させることと;
b)前記合金を鋳型中で鋳造することと;
c)冷却媒体を用いて、前記鋳造された鋳塊を冷却することと;
d)前記鋳造された鋳塊を300℃~600℃の間の温度で厚板又は板に熱間圧延することと;
e)前記熱間圧延及び熱処理が行われた板又は厚板を冷間圧延して、薄板又は箔製品を形成することと;
f)前記板を350℃~550℃の温度で2時間~48時間の時間、熱時効させることと、
によって形成される、請求項1~14のいずれか一項又は請求項20~32のいずれか一項に記載のアルミニウム合金。 - 前記合金が、少なくとも170MPaの降伏強度、少なくとも320MPaの引張強度、及び少なくとも10%の伸びを有する、請求項40に記載のアルミニウム合金。
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