JPH02190434A - 強度、靭性および腐食に関する改良された組合せを有するアルミニウム合金製品 - Google Patents

強度、靭性および腐食に関する改良された組合せを有するアルミニウム合金製品

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JPH02190434A
JPH02190434A JP16515189A JP16515189A JPH02190434A JP H02190434 A JPH02190434 A JP H02190434A JP 16515189 A JP16515189 A JP 16515189A JP 16515189 A JP16515189 A JP 16515189A JP H02190434 A JPH02190434 A JP H02190434A
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ウオレン エッチ.ハント,ジュニア
James T Staley
ジェームス ティー.スタリイ
David A Lukasak
デビッド エイ.ルカサック
David B Reiser
デビッド ビイ.レイサー
Rebecca K Wyss
レベッカ ケイ.ウイス
Lynette M Angers
リネッテ エム.アンガーズ
Melvin H Brown
メルビン エッチ.ブラウン
John Liu
ジョン リウ
Sootae Lee
ソータエ リー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は強度、靭性および腐食抵抗の改良された組合せ
を有するアルミニウム合金製品に関する。
本発明は更にアルミニウム協会(Aluminum A
l2O−ciation)の、上部翼部材のような過酷
な航空宇宙工業の応用面に広く使用されている最も強力
なアルミニウム合金である7X50−T6アルミニウム
よりも少なくとも10%大きい降伏強度を有し、靭性お
よび腐食抵抗特性が7150−T6アルミニウムと同等
またはそれよりも優れているようなアルミニウム・亜鉛
・マグネシウム・銅合金に関する。
析出硬化処理7075合金はT6焼戻しにて高い強度値
を発揮する。ここで7X50として示されるアルミニウ
ム合金7050および7150はT6−型式の焼戻しに
て更に高い強度を発揮する。
7075および7X50合金製品がT76、T74また
はT73−型式の焼戻しまで人工的九時効処理されると
、これらのものの応力腐食亀裂および/または剥離腐食
に対する抵抗は記述されている程度(T76が最良)K
改良されるが、通常強度対T6条件に対して若干の犠牲
(at some cost)を生ずる。7X50合金
の全体的な性能レベルは7075アルミニウムまたはそ
の他の現在広く航空宇宙工業に使用されている7XXX
合金の性能レベルを著しく超過している。
他のT7−型式の指名(designation)が最
近前述の7Xxx合金に対して登碌されたが、これはT
77焼戻しであって、T76またはT74腐食抵抗特性
と組合せてピーク強度(T6)またはこれに近い強度レ
ベルを得られるのである。この焼戻しまで7075アル
ミニウムを時効処理する手段は米国特許用4.477.
292号および英国特許用1.480.351号に記載
されている。
本発明は、実質的に7X50の強度および比強度値(密
度で強度を割った値)を超過すると共に既述の製品の靭
性および腐食抵抗特性を保持または改良するような甚だ
高′い強度および比強度値を有するアルミニウム合金製
品、およびT76条件における同様に寸法を決められた
7X50の同等物よりも少なくとも約15%大きい降伏
強度、7X50−76の同等物よりも少なくとも約10
唾大きい降伏強度または7X50−T77の同等物より
も少なくとも約5%大きい強度を保有して1”’E B
Jまたはこれよりも良好なKXOO腐食抵抗レベルを有
する改良されたAJ−Zn−Mg−Cu合金製品を提供
するものである。本発明の改良された合金製品が人工的
に時効処理されてl’−EOJまたはそれよりも低い剥
離腐食抵抗特性(7X50−T76裂品の剥離腐食抵抗
特性と同等のEXCOレペルフを生ずる場合には、本発
明の合金は典型的に7M5O−T76の同等物よりも少
なくとも約20q6大きい強度、7 X 50− T 
6 a)同等物よりも少なくとも約15%大きい強度お
よび7X50−T77合金の同等製品よりも少なくとも
約9%大きい降伏強度を有するのである。本発明はまた
この改良された高い強度の合金によって作られた上部翼
表面プレートのような航空宇宙工業用構造部材、押出し
加工材または同様のものを提供するものである。
課題を解決する為の手段および作用 本発明の望ましい実施例疋よって、実質的に約7.6な
いし約8.4またシエ8.6 %亜鉛、約1.6または
1.8すいし2.3%マグネシウム、約2ないし2.6
または2.8係銅およびジルコニウムおよびバナジウム
については約0.2係を超えず、またハフニウムについ
ては約0.4%を超えない量で存在するジルコニウム、
バナジウムおよびハフニウムから選ばれた少なくとも1
つの元素、残部がアルミニウムおよび偶然的な元素およ
び不純物より成る合金カ提供される。ジルコニウム、バ
ナジウムおよび/またはハフニウムの添加によって得ら
れる利点は約0.3ないし0,4%までのマンガンによ
って更に向上される。ここで使用される通り、総ての成
分の限界は特に別の指示がない限り重量%によって規定
される。
本発明の改良された合金製品は添付図面に示されるよう
に降伏強度、破壊靭性および腐食抵抗の実質的に大なる
組合せを発揮する。これらの元素の望ましい範囲は7X
50アルミニ−ラムに対して過度に合金密度を増加させ
ないから、本発明によって比強度の著しい増加も得られ
るのである。この合金組成を人工的に時効処理する1つ
の望ましい方法は、溶体化熱処理、2時間またはそれ以
上の時間79.4ないし162.8℃(175ないし3
25”F )、添付第1図の実質的に周辺ABOD内で
累積時間・温度効果を得る為の加熱、および3時間また
はそれ以上の時間79.4ないし1628’0(175
ないし325°F )以内の1つまたはそれ以上の温度
に加熱することを含んでいる。僅かに減少された強度を
有する他の改良された特性の組はこの合金組成に、溶体
比熱処理、2時間またはそれ以上の時間約79.4ない
し135℃(175ないし275°F)以内の1つまた
はそれより多い温度への加熱、2時間またはそれ以上の
時間約148.9ないし173.9℃(30[]ないし
645ア)以内の温度への加熱を受けさせることによっ
て与えられる。
実施例 本発明の更に他の特徴、他の目的および利点は図面を参
照して与えられる以下の詳細な説明によって更に明らか
になる。
水明・測置全体を通じて使用されるように、a、用語V
ks iJはkilopound/in2(70,4k
g/crrL” )を意味し、 b、用語「最小強度」は標準統計的方法を使用して製品
の99%が95優の信頼性に合致すると期待される強度
レベルを意味し、 C0用語「インデントより得られた」は粉末冶金または
同様の技術によるのでなく、公知または引続いて開発さ
れた鋳造方法による液体金属から固化されたものを意味
し、 d、用語r7XXXJ’tたはr7000シリーズ」は
、合金を示す場合には、主合金成分として亜鉛または最
大波にて存在する成分を含む構造用アルミニウム合金を
意味し、 e、用語「同等物」は異なる7XXX合金によって作ら
れた製品を比較するのに使用される場合にを工、部品ま
たは製品、例えば同様の形状、厚さおよび製造履歴の押
出し加工材を意味し、f、用語r 7 x 50 J 
+s 7 x x x合金の種類または副群に現在ある
が引続いて登録される何れかの合金を意味するが、70
50アルミニウムおよび実質的に同様の7150合金に
制限されるものではないつ 前述の総ての数値範囲に対して、その範囲内の、示され
た最小および最大値の間の分数または1/10値を含む
総ての数値が本明細書で指定され、説明されていると考
えられるものである。このようにして約7.6ないし8
.4または8.6%亜鉛の望ましい元素の範囲は7.7
.7.8.7.9%・・・・・等の8.4係亜鉛までの
亜鉛含有量を確定的に包含するのである。同様に約14
8.9ないし173.9℃(300ないし345°F 
)の間の1つまたはそれよりも多い温度は149.4℃
(301°F)、150’C(302°F’)、・・・
・157.2℃(615°F)、157.8℃(316
°F)・・等の示された最大値までの温度における熱処
理を含む。
現在量も使用されている7000シリーズ(または7X
Xり合金に対しては、T6−型式の焼戻しが79.4な
いし162.8℃(175ないし325°F)以内の析
出硬化処理によって得られる。
例tif7075アルミニウムのプレートおよび押出し
加工材は典型的には約24時間の間121.1’C(2
50°F)にて空気循環炉内で加熱されることによって
T6−時効処理されるのである。他方において、7X5
0アルミニウム製品は先ず121.1℃(250”F)
にて処理され、次いで162−8ないし173.7℃(
325ないし350°F)以内の更に高い温度で処理さ
れて最良またはぎ−ク(T6)強度を得られるのである
7075アルミニウムおよびその他の7Xxx合金を熱
処理する別の方法は上述の英国特許第1.480.35
1号に記載されてい゛る。この方法によれば、強度およ
び腐食抵抗の改良された組合せが溶体比熱処理、約79
.4ないし162.8℃(175ないし325”F )
にf?ける析出硬化処理、約182−2ないし232.
2 (約360ないし45C1″I?)の温度に加熱し
て前記英国特許に記載されているように累積時間・温度
処理を得られるように時効処理し、次いで再度2ないし
60時間約79.4ないし162.8℃(175ないし
625°F)の間の温度で析出硬化処理することを含む
多段階まtSは「低−高一低」温度処理によって与えら
れるのである。
本発明により、約6ないし8係ないし約16優の範囲の
全亜鉛含有量を有する7XXX合金製品が直ぐ上に記載
されたものと同様の低−高一低時効処理条件を受けた時
に更に高い相ぢ強度を得ることができるのである。成る
時期に比較的高い量の亜鉛(例えば8ないし10%また
はそれ以上)を含む7Xxx合金が7075アルミニウ
ムよりも著しく大なる強度を発揮することが知られてい
たけれども、これらのものは7075アルミ−°Fムに
比較して密度が大きい為およびこれらのものが剥離およ
び応力腐食亀裂を受は易い為に商業的には実行不可能と
考えら扛ていた。こりよプな高い亜鉛・アルミニウム合
金の早期のものにおいては、強度を改良することは同時
に通常許容できない靭性の減少を生ずるものと解釈され
ていた。
本発明の更に望ましい実施例においては、元素の特定の
範囲が比強度、破壊靭性および剥離腐食抵抗の実質的に
更に良好な組合せを示すものと決定されていた。約7.
6ないし8.4または8.6%亜鉛、約1.6または1
.8ないし約2.3%マグネシウムおよび約2ないし約
2.6または2.8優銅を含む改良された7Xxx合金
製品は7X50の同等物よりも著しく大なるレベルの強
度を与えると共に、特に2つの望ましい方法の内の1つ
によって熱処理される時には靭性および/または腐食抵
抗の性能を保持し、または僅かに改良さえするのである
更に大なる靭性値を得る為には、本発明の合金のマグネ
シウムの量は約2または2.1優か、またはそれ以下に
保持されなければならない。剥離および層り腐食亀裂に
対する更に良好な抵抗値を得る為には、銅の含有量は高
く、望ましくは約2.2%以上に保持されなければなら
ないが、また強度および密度(または比強度)の更に良
好な組合せが比較的低い亜鉛含有量、すなわち約8.1
%以下の含有量で得られるのである。何れにしても、存
在する亜鉛、マグネシウムおよび銅の全量が溶解可能の
量を超過してはならないが、この溶解可能の量とは溶体
化熱処理(8HT)の間に固溶体になされて1容積係よ
りも僅かな溶解されない金属間相(寸法が約1ミクロン
またはそれよりも大きく、亜鉛、銅および/またはマグ
ネシウムを含む2が溶体化熱処理の後に残留するように
なるような量を意味する。更に望ましいことは、1/2
容積係(0,5%)よりも少ないこのような溶解しない
相しか溶体化熱処理の後に残留しないことである。
従って、組合された亜鉛、マグネシウムおよび銅の含有
量を約11.9または12.1%および約125゜12
.7または13%の間に制限するのが有利である。本発
明の合金はまた約9.9ないし11.04の間に全体の
亜鉛−銅(亜鉛+銅)含有量を保持しなければならない
本発明の合金製品は更に例えば約0.03ないし0.1
5%ジルコニウムのジルコニウム、例えば約0.05な
いし0.15%5%バナジウムのバナジウム、例えば0
.03ないし0.4%ハ7二9ムの間のハフニウムから
選ばれた少ない1つの補助的な元素を含むべきである。
これらの元素の1つまたはそれ以上に更に約0.07ま
たは0.1優ないし約0.3または0.35%の間であ
るのが望ましい少なくとも若干のマンガンを補充される
ことができる。
何れにしても、このような補助的元素の全含有量は約0
.5または0.6%または合金の固化に続いて過飽和状
態に保持され得るような量を超過してはならない。この
ような元素、または元素の組合せは若干程度、特に合金
が溶体化熱される前に冷間加工される場合に再結晶を抑
圧する固溶体合金の性能を向上させると信じられている
。早期の亜鉛・アルミニウム合金とは異なり、高能率合
金の組成にX’lてはニッケル、カルシウムまたはクロ
ムを含ませる必要もなければ含めば充分であるわけでも
ない。寧ろ下記の特性の更に大なる組合せを発揮する7
Xxx製品は実質的にニッケルがなく、カルシウムがな
く、またクロムもないのである。
用語「実質的にない」によってこのような元素がないこ
とが望ましいことを意味するが、しかし、合金材料、作
業条件および装置が、常に少量の望ましくない不純物が
途中で本発明の合金内に見出されない程理想的であると
は限らないのである。
何れにしても、本発明の合金のニッケル含有量は約0.
04または0.05%以下に、更に望ましくは最大0.
01または0−021以下に保持され、カルシウム含有
量は約0.015または0.021以下に、更に望まし
くは最大的0.01または0.005繋以下に保持され
なければならず、またクロムのレベルは約0oO8優以
下、または更に望ましくは最大的0.04または0.0
5 %クロム以下にされなければならないのである。
また本発明の合金は鉄および珪素含有量を著しく低いレ
ベルに保持する必要が少ないことは他の驚くべき特徴で
ある。一般にFeおよびSlは共に靭性に対して有害で
あると信じられているが、約0.05%鉄および約0.
05%珪素を含む合金製品に対する測定された破壊靭性
はこれらの不純物をそれぞれ約0.15%含んでいる合
金のこの特性値と同様であって、両方の靭性のレベルは
低い強度を有する7XXX製品すなわち715O−T6
アルミニウムの特性値と似ているのである。通常の冶金
学の権威は、靭性特性は鉄および珪素含有量が故意に低
下されない限り強度の増加と共に減少するものであると
予言している。しかし、本発明の合金はこれらの不純物
の許容可能の量の変化に驚く程少ない感度を与えること
が見出されている。
最大的0.2または0.254の全体の鉄および/また
は珪素の含有量が更に望ましいけれども、本発明の合金
にかいては約0.4または0.5%までの累積鉄および
珪素濃度を受入れることができるのである。従って本発
明の合金はそれぞれ鉄および珪素を約0.04または0
o05または0.03%から0.15″!たは0.2ま
たは0.25%または0.3 %までさえ含有すること
ができるのである。上述されたこれらのものと異なる他
の元素は0.1または0.2%または最大0.3%に制
限されるのが望ましく、更に望ましいのは最大0.05
%である。上述で示されない他の元素の組合された全体
の量は0.5または1%を超過せず、更に望ましいのは
約0.1または0.2%を超過しないことである。
得られる特性の組合せによって、本発明の合金は特に臨
界的な上部翼表面パネルまたは部材(典型的にはプレー
ト)オよびその他の大強度−大剥離抵抗の最終使用目的
のような航空宇宙工業の応用面によく適している。製品
は直接に鋳造され、または圧延、鍛造および押出し加工
を含む公知の、または引続いて開発される技術によって
この合金から有用な形状に陰影されることができる。得
られたシート、プレート、ロツ関、パーまたは同様のも
のはその寸法および形状が著しく異なることができる。
大抵の航空宇宙工業の応用面に対しては、この望ましい
組成から作られるプレート製品は約7.62 u (0
,3in)または8.89111 (0,35in)か
ら3.81 cm (1,5in)、5.08 cm 
(2in)または7.62 cm (3in)まで、ま
たはそれ以上の範囲の断面厚さを有することができる。
しかし、更に本発明の合金はまた約7.621uI(0
,3in)よりも小さい断面厚さを有する製品になし得
ろことが理解されなければならない。
本発明の合金製品は最初インゴットから導かれる。−度
インゴットがこの組成で鋳造されると、約460℃(8
60’Ili”ンないし493−3℃(920°F)の
間の1つの温度またはそれよりも多い数の温度1c71
0熱されることによって均質化され、その後で所望の形
状に加工(時には機械加工)されるのである。所望の場
合製品は次いで約448.9または454.4℃(84
0または85[1°F’)ないし約471.1または4
82.2℃(880または900°F)の間の1つの温
度またはそれよりも多い数の温度に加熱することによっ
て溶体化熱処理されて実質的な部分、望ましくは総ての
または実質的に総ての溶解可能の亜鉛、マグネシウムお
よび銅を溶液内に取入れるようKなされるが、ここで再
度理解されるべきことは常に完全であるとは限らない物
理的処理においては恐らく溶体化熱処理(SHT) (
solutionizing) +7)間K Cしらの
主な合金成分の奇抜の痕跡までが溶解されるとは限らな
いことである。上述のように高温に加熱した後で、製品
は溶体化熱処理を完了する為に急冷されなければならな
い。このような冷却は典型的には適当な寸法の冷水のタ
ンク内に浸漬することによって行われるが、水の噴射お
よび/または空気冷却も補助的または代替的冷却手段と
して利用できる。
急冷の後で、若干の製品は展伸のような冷間加工を施さ
れて内部応が解放される必要がある。冷間加工され、ま
た+S冷間加工されない溶体化熱処理されて(急冷され
た)製品はこれによって析出硬化可能の状態、すなわち
1つまたは2つの望ましい方法によって人工的時効処理
される準備ができたと考えられる。以下において使用さ
れるように、用語「溶体化熱処理」は明らかに反対の説
明がない限り急冷を含むことを意味する。
第1の望ましい熱的時効処理において、析出硬化可能の
合金製品は3つの主な段階、相または処理を受けるので
あるが、これらのそれぞれの段階または相の間には明ら
かな境界線は存在しない。
一般に与えられた(または目標)処理@度に昇温および
/または処理温度から降温させること(ramping
 up to andlor down from)が
それ自体析出(時効ン効果を生じさせ、これがこのよう
な昇降温条件、およびその析出硬化効果を全体の時効処
理プログラムに統合することによって考慮に入れられる
ことができ、また屡考慮に入れられる必要があるのであ
る。このような統合は米国特許第3.645,804号
に極めて詳細に説明されている。昇降温作用および対応
する統合によって本発明の合金をこの時効処理実施方法
によって熱的に処理する為の3つの段階は単一のゾログ
ラム可能な炉内で行うことができるのである。便利の為
にそれぞれの段階(または相)が以後の別個の作動とし
て更に詳しく説明される。第1の段階は合金製品を析出
硬化するのに役立ち、@2の(更に高い温度の)段階は
次に合金製品を1つの上昇温度またはそれよりも多い上
昇温度に曝して剥離抵抗および応力腐食亀裂(sea)
抵抗を増大させ、方第3の段階は更に本発明の合金を甚
だ高い強度レベルまで析出硬化させるのである。
上述のように要約される第1の処理段階において、本発
明の合金は析出硬化されて強度を例えばピーク強度点ま
たはこれに近い点(時効処理不足または僅かに過大時効
処理)まで増大させるが、ピーク強度条件より少ない(
すなわち時効処理不足〕条件も若干の場合には望ましい
。このよづな析出硬化処理は約135.6℃(330”
F、)以下、望まり、<ハフ9.4℃(175°F)ナ
イL162.8’C(325F)の間の1つの温度また
はそれよりも多い温度に2または6時間ないし約30時
間の範囲またはそれ以上の著しく長い期間過熱すること
によって行われる。実質的に同様の処理が館記第1の範
囲内の温度に保持する時間を与え、または与えないで、
徐々に第2の(更に高い温度)処理段階まで昇温するこ
とによって行われることができる。何れにしても、この
ような析出硬化処理は急冷(以下において「急冷された
通りの」強度または「溶体化熱処理された」強度と称す
る)の後に直ちに達成される強度レベルを超えて著しく
合金を強化させるのである。このよ5な析出硬化処理は
強度を急冷した通りの強閥およびピーク降伏強度の間の
差の少なくとも30%、望ましくは少なくとも4oない
し50%またはそれ以上、例えば約600または70%
だけ向上させるのである。換言すれば、第2の処理段階
(または相]に入った合金製品の析出硬化処理は合金製
品の降伏強度を急冷された通りのまたは溶体化熱処理さ
れた強度(すなわち低強度)からピーク強度に向う道程
の少なくとも約60%、望ましくはそれ以上に持来たす
(または増大させる)べきものである。
この第1の処理段階はまた合金が2一ク強度(時効処理
不足の)の約95%、ぎ−ク強度自体に達するまで、ま
たは合金強度が僅かにピークを超過してピーク強度の約
95%(過大時効処理によって)に戻るまで延長できる
。しかし、若干の実施例においては、ぎ−ク強度が第1
の処理段階の間に到達できる程度に関係して相対強度が
第2の処理段階の間に増大できるのである。
熱処理のこの@10段階に続いて、本発明の合金は数分
間約171.1℃(64o°F)または173.7℃(
350°F)以上、望ましくは約182.2 (360
F )ないり、260’C(500°F)以内の範囲の
1つの温度またはそれよりも多い温度にて加熱を受ける
のが望ましい。例えば、特別な合金に対するこの処理の
効果は約173.99C(645°F)または173.
7℃(350°F)の温度で開始され、温度が更に上昇
されて約173.90C(345°F)、173.7℃
(350°F)、または179.4℃(3551’)お
よび前述の周辺内の更に高い温度の間の温度の「昇温」
および/または「降温」作用が考慮に入れられて前述の
周辺ABOD内の等価的時効効果の決定に統合される際
に継続できる。この処理は約182.2℃(3(lsO
”F)ないし254.4℃(490”F)の間の1つの
温度またはそれよりも多い温度で3分間まt、ニー )
X ツレu 上、約182.2℃(360F )ナイし
248.9℃(480F)の間の1つの温度またはそれ
よりも多い温度で4分間またはそれ以上、 または約182.2℃(360°F)ないし243.1
’C(475″I” )の間の1つの温度またはそれよ
りも多い温度で5分間またはそれ以上進行されることが
できる。第1図のABODの3分、4分および5分のし
きい値はそれぞれ線σ−V、W−XおよびY−Zによっ
て示されている。典型的なgX2の処理段階は、たとえ
ABOD内の1つの@度または1つよりも多い温度がこ
のような処理に使用されても、合金製品に第1図の周辺
ABOD内の累積時間・温度処理を与えることを含んで
いる。
gX1図から明らかなようにミこの望ましい第2の処理
に対しては時間および温度の間に相互関係がある。一般
に合金畢露温度(allay exvosuretam
pθrature )は持続時間とは逆に変化し、比較
的高い温度に対して短い時間が使用され、一方長い時間
は約204.4℃(400F)以下のような低温度に適
当である。
この望ましい第2の処理段階によって合金製品を「xJ
分間1つの温度またはそれよりも多い温度に加熱する場
合、このような処理がこの範囲の最低の@度以上で累積
時間「x」の間この範囲内の如何なる数の温度に710
熱することをも包含するものと理解しなければならない
。このようにして5分間またはそれ以上の間約182.
2℃(660下)ないし243.1℃(475°F)以
内で8口熱することはこの範囲内のそれぞれの温度また
は何れかの特定の温度に5分間保持することを必要とし
ないで、寧ろ182.2℃(360°F)ないし243
.1℃(475下)以内の総ての温度における累積時間
が5分間またはそれ以上であることを示すのである。
一般に前述の@2の処理段階がこの合金の応力腐食亀裂
(BCO)、剥離およびその他の有害な腐食作用に対す
る抵抗を改良するものと信じられている。第1図に関し
て、応力腐食亀裂抵抗の更に良好な特性は線C=DIC
近い時間・温度効果に対して達成可能で、一方強度およ
び剥離抵抗の更に良好な組合せは第1図の線A−Bに近
い条件にて時効処理する時に得られるのである。@2の
処理段階は合金製品を溶解塩、高温油または溶融金属の
ような実質的に高温の液体内に浸漬することによって行
われることができる。炉(加熱空気および/またはその
他のガス)もまた処理される製品の寸法、形状および量
に関係して使用できる。変形形態においては、流動化ベ
ツド型式の装置も使用でき、このような装置は加熱空気
炉よりも更に迅速な加熱を与えるが、溶解塩浴よりも更
に遅い更に均一な加熱を与える。流動比ベラ−の加熱は
特に環境の複雑性を少なくするのに有利である。
誘導加熱装置も本発明によって例えばこの望ましい方法
の第2の段階にて人工的時効処理を行う為に使用できる
のである。
本発明の加熱作業はかなり緩やかに昇温されて、大抵ま
たは総ての処理、特にgXlおよび/またはwc3の段
階の析出硬化処理が昇温された第2の段階の温度から昇
温訃よび/または降温することにより、またはその間に
行われて、各段階の間に分離または遮断が存在しないよ
うになされることができる。しかし、第2の段階は腐食
特性の改善が始まる時に開始されると考えられる。この
ことは典型的には約182.2℃(360°F)等の温
度において、または既述のように第1の段階で説明され
た強化(析出硬化)が達成された後の何等かの時に関連
するのである。若干の実施例においては、第2の段階は
所望の程度の腐食抵抗が得られて、温度が第6の段階で
ある析出硬化処理の為に適当に降下された時に行われる
と考えられる。しかし、他の場合には、腐食抵抗は8g
6の段階で改善されることができ、第2の段階はこの改
善効果を可能になすのに望まれる腐食抵抗よりも低いレ
ベルを得る種度まで短縮されることができる。
この望ましい処理方法の8g3の段階の間に、合金製品
は約135.6℃(330°F)までの上昇された温度
、典型的には約79.4ないし132.8℃(175な
いし325°F)の間の温度に2ないし30時間または
それ以上の間析出硬化処理を施される。このような処理
によって、本発明の合金は7075アルミニウムおよび
その他の7XXx同等物によって達成される強度レベル
よりも著しく高い強度レベルを得ることができるのであ
る。例えばl’−BBJまたはそれよりも良好なEXC
O腐食定格を有するT6−時効処理された製品の腐食抵
抗特性と同等の腐食抵抗特性を得るように時効処理され
る時に、本発明の合金はT76焼戻しまで時効処理され
た同様に寸法を決められ、財形されて形成された7X5
0(または7050−T76)に対する最小強度よりも
少なくとも約15%太きい最小または保証可能の降伏強
度(圧縮および/または引張り)を発生させ、また7X
50−T6製品よりも少なくとも約10%大きい相対強
度を発生させるのである。典型的な715O−T6製品
に対する最小強度は以下の表1に掲げられていて、71
50−76が上部翼表面パネルおよびその他の高強度の
応用面において航空宇宙工業にて商業的に使用されてい
る現在量も強いアルミニウム合金であることが想起され
る。本発明の改良された合金製品はまたコCレベルの剥
離抵抗にて7X50−T77!i!品よりも約5%大き
い最小強度またはそれよりも良好な強度を発揮する。
本発明の改良された合金製品がIyr、clまたはそれ
よりも良好な僅かに低い最小EXCO定格を得るように
熱処理される時には、これの相対強度は少なくとも約2
0’iだけ7X50−T76製品(rgB、l yvx
coレベルまたはそれよりも良好なレベルを有する)の
相対強度よりも超過し、少なくとも約15%またはそれ
以上7X50−T6製品(rgBJ EXCO値または
それよりも低い値を有する)の相対強度よりも超過し、
また約9%またはそれ以上7X50−T770時効処理
された製品に関連する最小強度よりも超過するのである
。前述の憾値の改良計算の為に、既存の商業的合金の焼
戻しの最小降伏強度が実際の強度値(−投に更に高い)
の代りに使用された。何故ならば最小強度は通常設計上
の考慮の為に使用されるからである。
既存の焼戻しの実際の(または典型的な)強度が比較さ
れる場合には、本発明の合金はなお7X50−T6、−
T77または−T77の同等物よりも約5−20%また
はそれ以上の強度の改善の同様のレベルを発揮するもの
である。
本発明の人工的時効処理された合金製品に対する相対強
度値はその寸法、形状および製造方法によって若干程度
変化する。例えば、改良されたプレート製品は異なる為
厚さによって約5773ないし5984に9/CrIL
2(82ないし85 ksi)の最小強度を一貫して得
られなければならない。他方において改良された押出し
710工材は過大な剥離腐食を生じないで約6054な
いし63361’−9/crrt2(86ないし9 Q
 ksi)の最小降伏強度を得られなければならない。
本発明の合金製品は高い強度を得られると共に7150
−T6製品に関連する腐食抵抗特性を典型的に超過する
腐食抵抗特性を与えられるのである。大抵の場合、本発
明の合金はT76時効処理された7XXX合金製品の応
力腐食亀裂および剥離腐食抵抗と同等またはこれを超過
する応力腐食亀裂および剥離腐食抵抗を発揮する。従っ
て、このような製品が上述の6つの処理段階(または相
)によって熱処理される時、これらの製品はプレート製
品に対して約1760 ’n/art2(25k”i)
(または押出し加工材に対して少なくとも約1197 
’に−9/crn2(17ksi))の一定の応力下で
亀裂を生じないで3.5 NaCj溶液内で交互の浸漬
試験により20日またはそれ以上性能を保持する能が有
する。他の時効処理においては、これらの改良された製
品は約2464 kl? /(ML2(35ksi)の
一定の応力における交互の浸漬試験に耐えることができ
、これによってT74−時効処理の製品の応力腐食亀裂
抵抗と比較できる応力腐食亀裂抵抗レベルを得られるの
である。本発明の合金の剥離抵抗もまた7X50−T6
アルミニウム(典型的には1−EOJのEXCO定格ン
に関連する剥離抵抗レベルを超過するように一貫して改
良されるのである。
表2はそれぞれT76、T74、T76およびT6焼戻
しまで時効処理された7 075.7050および71
50に現在要求される腐食抵抗の標準を示している。商
業的な合金がこれらの標準に合致するか否かを決定する
為に、1つの与えられた試験試料が2つの望ましい応力
腐食亀裂試験の1つを受けた。通常約3.81 ctr
t (1,5in)よりも大きい短い横方向厚さを有す
る製品に与えられる第1の試験は直径3.2l−1(1
/8 in)の短い横方向のパー試料になされてAi9
TM標準規格G44−75による交互の浸漬試験を受け
た。更に詳しくは、これらのバーに財形された試料は1
0分間3.5NaC’f水溶液に浸漬されるサイクルを
受け、次いで一定の応力(ksi (70,4kg /
 an2))下で両端から引張られる間に50分間空気
乾燥を受けたのである。このような試験は最少20日間
行われた(またはこれより短い時間に対しては試料が2
0日を経過する前に破壊または亀裂を生ずる)、AST
M標準規格G38−73によって行われた他の望ましい
応力腐食亀裂試験は典型的には押出し加工降伏強度製品
の為に保有される。この試験は一定の応力レベルおよび
実質的に前述のものと同様の交互の浸漬条件を使用して
C形状のリングの反対両端を圧縮することより成ってい
る。ここで比較の目的で使用された剥離試験を工AST
M標準規格G34−72およびG34−79によって行
われる通りのEXCO試験として更によく知られている
表2 腐食抵抗の標準 応力腐食亀裂     剥離要求条件 焼戻しレベル(kl、/cm2(k日i))     
Exao試験T 73  2956C42)     
  P−点食、僅かまたは剥離なし T 74  2464(35)       KA−僅
かまたは過剰の剥離 許容可能 既述の望ましい「低−高一低」時効処理によって得られ
る強度よりも僅かに低いが、そnでも7050および7
150の同等物に関連する強度レベルよりも更に高い強
度の改善を得る為に本発明の合金組成を熱処理する他の
方法がある。この第2の望ましい時効処理によって、本
発明の合金製品は、典型的に良好な靭性および腐食抵抗
特性を有する7X50−76アルミニウムよりも少なく
とも約3ないし5%大きく、更に11ないし14優も大
きい実際の強度を発生させるのである。
溶体化熱処理後のこの第2の望ましい処理に対する段階
(または相)は、2時間またはそれ以上の時間、または
更に望ましくは約6ないし30時間約79.4ないし1
40.6℃(175ないし285°F)以内の1つの温
度またはそれよりも多い温度に加熱し、約2時間または
それ以上、または更に望ましくは約5ないし18時間約
148.9ないし173.9℃(300ないし345F
 )以内の1つの温度またはそれよりも多い温度に加熱
することより成っている。これらの同じ条件が7075
または7X50製品に適用される場合には、これらの製
品はT6−型式の時効処理に関連する相対強度よりも低
い相対強度と組合されるT76腐食抵抗を生ずる。
56Vcおいて、本発明の目的の為に比較して分析され
る7XXX合金の全般的な説明が与えられるが、前記合
金は内部に存在するマグネシウムの係に基づいて組をな
すように全体的にグループ分けされている。表3は7X
XX合金に存在−する亜鉛、マグネシウムおよび銅のそ
れぞれの重量釜、これらの亜鉛、マグネシウムおよび銅
の含有量の組合された全体、それぞれの合金に対する測
定密度、および使用されたそれぞれ第1および@20段
階の時効処理条件を列挙している。第6の時効処理段階
は表3では別個の欄を与えられていない。
何故ならば列挙された総ての合金に対して121.1’
C(250°F)にて24時間−貫して保持されるから
である。表3はまたそれぞれの合金に対する引張り降伏
強度(TTS)、比引張り降伏強度(’rYs/密度〕
、圧縮降伏強度(ays)、比圧縮降伏強度(ays/
密度)値および、これに続くそれぞれの導電度値(%工
AC8Vcて)を列挙していて、この導電度値は合金の
腐食抵抗性能の近似値を与えるものとして役立つ。次に
表3の最後の欄はそれぞれの合金に対する実際のFXX
co試験の結果およびこれらの合金に対する測定された
Kr 25靭性値を列挙していて、この靭性はASTM
標準規格E561−86によって測定されたものである
次いで表3の試料に対する引張り降伏強度およびKr 
25靭性値が第2図のXおよびY軸に沿ってそれぞれ7
°ロツトされている。第2図は本発明の改良された合金
製品に対するマグネシウム含有量の重要性を示すものと
考えられる。第2図において、約6%マグネシウムより
も多い量を含む合金に対する比較強度/靭性データが黒
い丸「・」によって示されて、三角形A内に位置してお
り、約2.3−3%マグネシウムを有する比較合金が小
さい三角形「Δ」(星記号「★」によって示された71
5O−T77合金製品の典型的な強度・靭性値を除き)
によって示されて、多角形BP3に位置していると共に
約2.6%マグネシウム以下のマグネシウムを含む合金
に対する同じデータが小さい正方形「口」によって示さ
れて、多角形C内に位置している。約2−6%マグネシ
ウムより少ないマグネシウムを含む本発明の望ましくは
実施例に対する強度/靭性値は黒い四角形「−」によっ
て示され、平行四辺形り内に位置している。このように
して第2図は本発明によって得られる特性の改良された
組合せを明確に示している。
第2図に含まれるデータ点の4つのグループから、本発
明が如何に大なるこれらの2つの主な特性の組合せを達
成したかが更に明瞭になる。第2図において強度レベル
は典型的に水平方向(すなわちX軸)に沿って左方から
右方に増加すると共に靭性は図示のようにこの図面のY
軸の底部から頂部に向って増加している。第2図のデー
タのグループ分けA、BおよびC内にて強度の増加は典
型的には良好な靭性特注と交換されるもので、更に大な
る強度は更に小さい靭性によって得られ、またその逆に
なされるのである。他方において、本発明の望ましくは
合金組成に対する平行四辺形りのデータ点はこの図面の
X軸に沿って外方に進み、Y軸に沿って情報に進むこと
によって強度も靭性も共に改良されていることを明らか
に示している。
下記の表4において、約7.7釜亜鉛、約2.07ばせ
マグネシウムおよび約2.5%銅を含む研究所製造アル
ミニウム試料の9.525au* (0,375−in
)の部片が析出硬化処理され、展伸され、上述の2つの
望ましくは処理方法によって第2段階の種々の処理時間
および温度で人工的に時効処理された。
次いでそれぞれの試料の引張り降伏強度、導電性(4工
AO8にて)およびwxco腐食試験の結果が測定され
、添付された第3図にプロットされた。
更に詳しくは、望ましい6打か時効処理条件を受けた合
金に対してプロットされたデータ点は表の右方の注によ
る黒い記号によって示されていると共に2段階時効処理
合金に討する強度ESCは白い四角形および三角形の記
号で示されている。次[7150−T6(星記号「★」
によって示されている)および7150−T77(プラ
ス記号r+JVcよって示されている)に対する典型的
な降伏強度・導電度値が比較の目的でこの同じ線図にプ
ロットされている。「EB」またはこれより良好な実際
のwxco試験の結果が第6図の中央を通る線りの右方
に示されている。この比較から、本発明の合金の強度が
7150−T<Sおよび7150−T77の同等物より
も強度および剥離抵抗の組合せにおいて優れている程度
が再度間らかにされるのである。
本発明の望ましい実施例は高亜鉛アルミニウム合金によ
っては従来達成できなかった比較強度、破壊靭性および
腐食抵抗の改良された組合せを有する。このような特性
の組合せは合金密度に対する犠牲が少なくて達成される
から、本発明は特に上部翼組立体および同様のものを含
む多くの臨界的な航空宇宙工業の応用面に対して特によ
く適合する。
広い意味で、本発明によって達成される強度、靭性およ
び腐食抵抗の改良が7または8%ないし10%亜鉛を含
む全体のアルミニウム・亜鉛合金の種類の族に当嵌まり
得ると考えられるが、この場合それぞれの種類の部材は
約L6−2.3%マグネシウムを含み、亜鉛および銅の
含有量が次の関係で変化するようになされる。すなわち
亜鉛のレベルが8%を超過する0、25%毎に(約11
多亜鉛の最大iまで)、全体の銅の含有量が約2.5%
銅の量大値から0.1%減少されなければならない。
このような条件で、次に示された公称量の元素を有する
合金が例示的なものになるのである。
表5−合金の種類の族 1     8        2         
2.52    8.2       1.8    
   2.43    8.5       2   
      2.34     8.7       
2.1        2.25     9    
    2         2.16     9.
2       1.8        27    
 9.5       2         1.98
     9.7       2.1       
 1.89    10        2     
    1.710    1(121,81,6 1110,521,5 1210,72,11,4 合金2ないし6は全般的に本発明の望ましい実施例(例
えば合金1)よりも小さい強度、靭性および/または腐
食抵抗特性を有するが、それでもこれらの合金は705
0および7150の同等物の特性よりも大きい特性の組
合せを発揮するのである。この合金の族の若干の部材に
対して比較的な特性は、約10.1ないし10.9係亜
鉛、約1.8ないし2.2%マグネシウムおよび約12
ないし1.8%銅の範囲を有し得て、残部がジルコニウ
ム、ハフニウムおよび/またはバナジウム(マンガンを
有し、または有しないで)の1つまたはそれ以上を含む
その池は既述のものであるような表5から選ばれる合金
第5番のように@2図の多角形C内に示されている。
更に一般的に言うと、本発明の新規な製品は所望の高い
強度を達成する為に8%またはそれ以上の亜鉛を含むの
が望ましい。少なくとも7または7.5%亜鉛を含む合
金は9間10%の亜鉛含有量のものと同様に有用である
と考えられる。改良された製品に対する亜鉛含有量は1
6%または恐らくそれよりも高く、例えば18または2
0係のように高くなし得る。約12%の最大亜鉛含有量
は若干の実施例では望ましいが、16または144また
は15%までのように高い最大亜鉛含有量レベルも本発
明の実施に際して適用できる。亜鉛の適当な範囲は、約
7.5または8%また(工それ以上約9または9.5%
まで、約8.5または9%または約10または10.5
係または更に11%まで、約9.5または10%または
約11.5または12%までの範囲を含んでいる。
改良されたアルミニウム合金製品は一投に約1.5%の
最少量のマグネシウムを含むが、少なくとも1.75ま
たは2%の最少量が若干の実施例では望ましい。マグネ
シウムの最大量は約4間4.25%、または恐らく4.
5%マグネシウムである。マグネシウムの適当な範囲は
、約1.5%から約2.5または6%まで、約1.7ま
たは2%から約3または3.5%まで、および約2%か
ら約4または4.5%までを含んでいる。銅は少なくと
も1または1.5%の量で存在し、最大の銅の量は約2
.5または2.7%、または若干の場合には約3%であ
る。銅の適当な範囲は、約1%から約2%まで、約1.
6または1.5%から約2.5または2.7%または6
%まで、および約1%から約2.5または3%までの範
囲を含んでいる。1つの望ましい銅の範囲は約1.75
または2%ないし2.5または2.75釜である。本発
明を実施するのに有用であると考えられる合金の1つの
範囲は約8%から約11または11.5%までの亜鉛、
約2#1から約6%までのマグネシウムおよび約1.7
54から約2.5%までの銅を含んでいる。他の望まし
い合金は7ないし12%亜鉛、1.5ないし2.74マ
グネシウム、L75txいし3%銅、およびジルコニウ
ム、マンガン、バナジウムまたはハフニウムの内の1つ
またはそれ以上を含んでいる。更に他のものは7ないし
12壬亜鉛、直上に述べた量のマグネシウムおよび銅お
よび0.055ないし0.2%ジルコニウムを含む。
本発明を実施するに際して、特に靭性および疲労特性の
観点から、亜鉛、マグネシウムおよび銅の量が溶解可能
の量を超過しないことが望ましいが、この溶解可能の量
とは溶体化熱処理の後で亜鉛、銅および/またはマグネ
シウムを含む約1ミクロンよりも大きい望ましくない金
属間相が1容積係よりも少ないようになされるよ5に溶
体化熱処理の間に固溶体になされることができる量を意
味する。前記金属間相は1/2容積係を超過しないのが
望ましい。従って、亜鉛、マグネシウムおよび銅の組合
された全体の量を約16または17憾を超過しないレベ
ルに制限するのが有利である。
亜鉛、マグネシウムおよび銅に対する望ましくは最少量
は少なくとも約12%にすべきであるが、約11または
10.5%の全体量でもまた充分である。若干の実施例
においては、存在する銅の量は存在するマグネシウムの
利用を超過し、また他の実施例では銅がマグネシウムの
利用より少ないか、または等しくなされるのである。
本発明の更に広い実施例によって適当であると考えられ
る若干の合金は、下記の表6に示されている。
叩  (イ) ’01% CDI’−sの■のさα0 上述のように現在望ましくは本発明の詳細な説明したが
、本発明はその他の本発明の精神の範囲内の総ての実施
例および等個物を総て包含するように企図された特許請
求の範囲によって具体化されるものを含むことを理解し
なければならない。
発明の効果 本発明は上述のように構成されているから、従来ノアル
ミニウム、マグネシウム、銅合金よりも強要、靭性、降
伏強度、応力腐食亀裂抵抗および剥離腐食抵抗特性の優
れた組合せを有する特に航空宇宙工業に応用するのに適
した合金を提供できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に改良された腐食抵抗を与え
る望ましい時間・温度処理を示す線図。 第2図を工水発明によって作られた合金製品を含むアル
ミニウム7Xxx合金製品に対する相対靭性対長手方向
降伏強度をプロットした線図。 第6図は種々の二次時効処理温度にて処理された1つの
望ましい組成に対する長手方向降伏強度対導電性をデロ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)強度、靭性および腐食抵抗の改良された組合せを
    有する合金製品において、前記合金が実質的に約7.6
    ないし約8.4%亜鉛、約1.8ないし約2.3%マグ
    ネシウム、約2ないし約2.6%およびジルコニウム、
    バナジウムおよびハフニウムから選ばれた約0.5%を
    超えない量で存在する少なくとも1つの元素、残部がア
    ルミニウムおよび偶然的な元素および不純物より成る合
    金製品、(2)約0.1ないし0.35%マグネシウム
    を更に含んでいる請求項1記載の合金製品。 (3)約0.4%より少ない全鉄分、珪素およびその他
    の不純物を含んでいる請求項1記載の合金製品。 (4)約0.03ないし0.1%鉄および約0.03な
    いし0.1%珪素を含んでいる請求項1記載の合金製品
    。 (5)相対降伏強度、密度、破壊靭性および剥離抵抗の
    改良された組合せを有する合金製品において、前記合金
    製品が実質的に約7.6ないし約8.6%亜鉛、約1.
    6ないし約2.3%マグネシウム、約2ないし約2.8
    %銅、約0.03ないし0.15%ジルコニウム、約0
    .05ないし0.15%バナジウムおよび約0.03な
    いし0.4%ハフニウムの1つまたはそれ以上、残部が
    アルミニウムおよび偶然的な元素および不純物より成る
    合金製品。 (6)約0.1ないし0.35%マンがン、約0.03
    ないし0.1%鉄および約0.03ないし0.1%珪素
    を更に含んでいる請求項5記載の合金製品。 (7)「EB」またはそれより良好なEXCO剥離腐食
    抵抗レベルおよびT76焼戻しにおいて同様に寸法を決
    められた7X50製品よりも少なくとも約15%大きい
    降伏強度を有する請求項5記載の合金製品。 (8)「EB」またはそれより良好なEXCO剥離腐食
    抵抗レベルおよびT6焼戻しにおいて同様に寸法を決め
    られた7X50製品よりも少なくとも約10%大きい降
    伏強度を有する請求項5記載の合金製品。 (9)「EB」またはそれより良好なEXCO剥離腐食
    抵抗レベルおよびT77焼戻しにおいて同様に寸法を決
    められた7X50製品よりも少なくとも約5%大きい降
    伏強度を有する請求項5記載の合金製品。 (10)7X50−T6製品の靭性および腐食抵抗特性
    よりも大なる靭性および腐食抵抗特性と組合された、同
    様に寸法を決められた7X50−T6製品よりも少なく
    とも約10%大きい降伏強度を有する可鍛合金製品にお
    いて、前記改良された製品が実質的に約7.6%ないし
    約8.6%亜鉛、約1.6ないし約2.3%マグネシウ
    ム、約2ないし約2.8%銅、ジルコニウム、バナジウ
    ム、ハフニウムおよびマンガンから選ばれた約0.5%
    よりも少ない1つまたはそれ以上の元素、残部がアルミ
    ニウムおよび偶然的な元素および不純物より成る可鍛合
    金製品。 (11)約5773kg/cm^2(約82ksi)の
    最小降伏強度および「EB」またはそれよりも良好なE
    XCO剥離腐食抵抗レベルを有するシートまたはプレー
    トである請求項10記載の可鍛製品。 (12)約6054kg/cm^2(約86ksi)の
    最小降伏強度および「EB」またはそれよりも良好なE
    XCO剥離腐食抵抗レベルを有する請求項10記載の可
    鍛製品。 (13)改良された靭性および「EB」またはそれより
    も良好なEXCO剥離腐食抵抗レベルと組合された、同
    様に寸法を決められた7X50−T6製品よりも少なく
    とも約10%大きい降伏強度を有する航空宇宙工業に応
    用されるのに適当な合金製品において、前記合金製品が
    実質的に約7.8%ないし約8.2%亜鉛、約1.8%
    ないし約2.1%マグネシウム、約2.2%ないし約2
    .5%銅、ジルコニウム、バナジウム、ハフニウムおよ
    びマンガンから選ばれた約0.5%より少ない1つまた
    はそれ以上の元素、残部がアルミニウムおよび偶然的な
    元素および不純物より成る合金製品。 (14)溶体化熱処理され、次いで、 (a)約2時間またはそれ以上の時間約79.4なし約
    162.8℃(175ないし325°F)内の1つまた
    はそれ以上の温度に加熱し、 (b)第1図の周辺ABCD内で積算時間・温度効果を
    得るように加熱し、 (c)約3時間またはそれ以上の時間約79.4ないし
    約162.8℃(175ないし325°F)内の1つま
    たはそれ以上の温度に加熱する、 ことによつて人工的に時効処理された請求項13記載の
    合金製品。 (15)溶体化熱処理され、次いで、 (a)約2時間またはそれ以上の時間約79.4ないし
    約140.6℃(175ないし285°F)内の1つま
    たはそれ以上の温度に加熱し、 (c)約5時間またはそれ以上の時間約148.9ない
    し約173.9℃(300ないし345°F)内の1つ
    またはそれ以上の温度に加熱する、 ことによつて人工的に時効処理された請求項13記載の
    合金製品。 (16)約577kg/cm^2(約82ksi)の最
    小降伏強度を有するプレートである請求項13記載の合
    金製品。 (17)約7.62ないし76.2mmの断面厚さ、約
    5773kg/cm^2(約82ksi)の最小降伏強
    度または約70ksi−in^1^/^2のKr25破
    壊靭性および「EB」またはそれよりも良好なEXCO
    剥離抵抗レベルを有するプレート製品において、前記プ
    レート製品が実質的に約7.6ないし8.6%亜鉛、約
    1.6ないし2.3%マグネシウム、約2ないし2.8
    %鋼、ジルコニウム、バナジウム、ハフニウムおよびマ
    ンガンから選ばれた約0.5%よりも少ない1つまたは
    それ以上の元素、約0.2%よりも少ない鉄および約0
    .2%よりも少ない珪素、残部がアルミニウムおよび偶
    然的な元素より成るプレート製品。 (18)約7.62cm(3in)の断面厚さと、約6
    054kg/cm^2(約86ksi)最小降伏強度ま
    たは約70ksi−in^1^/^2のKr25破壊靭
    性と、「BE」またはそれよりも良好なEXCO強力抵
    抗レベルとを有する押出し加工材において、前記押出し
    加工材が実質的に約7.6ないし約8.6%亜鉛、約1
    .6ないし約2.3%マグネシウム、約2ないし約2.
    8%銅、ジルコニウム、バナジウム、ハフニウムおよび
    マンガンから選ばれた約0.5%より少ない1つまたは
    それ以上の元素、約0.2%より少ない鉄および約0.
    2%より少ない珪素、残部がアルミニウムおよび偶然的
    な元素より成る押出し加工材。 (19)少なくとも約57732kg/cm^2(約8
    2ksi)最小降伏強度と、約70ksi−in^1^
    /^2またはそれ以上のKr25破壊靭性と、「EB」
    またはそれよりも良好なEXCO強力抵抗レベルとを有
    する航空宇宙工業用構造部材において、前記構造部材が
    実質的に約7.8ないし約8.2%亜鉛、約1.8ない
    し約2.1%マグネシウム、約2.2ないし約2.5%
    銅、ジルコニウム、バナジウム、ハフニウムおよびマン
    ガンから選ばれた約0.5%よりも少ない1つまたはそ
    れ以上の元素、約0.2%鉄および約0.2%よりも少
    ない珪素、残部がアルミニウムおよび偶然的な元素より
    成る航空宇宙工業用構造部材。 (20)溶体化熱処理され、次いで、 (a)2時間またはそれ以上の時間約79.4ないし1
    62.8℃(175ないし325°F)以内の1つまた
    はそれ以上の温度に加熱し、 (b)第1図の周辺ABCD内で積算時間・温度効果を
    得る為に加熱し、 (c)約3時間またはそれ周囲の時間約79.4ないし
    162.8℃(175ないし325°F)以内の1つま
    たはそれ周囲の温度に加熱する、 ことによつて人工的に時効処理された請求項19記載の
    構造部材。 (21)溶体化熱処理され、次いで、 (a)2時間またはそれ以上の時間約79.4ないし1
    40.6℃(175ないし285°F)以内の1つまた
    はそれ以上の温度に加熱し、 (b)約5時間またはそれ周囲の時間約48.9ないし
    173.9℃(300ないし345°F)以内の1つま
    たはそれ周囲の温度に加熱する、 ことによつて人工的に時効処理された請求項19記載の
    構造部材。 (22)上部翼部材である請求項19記載の構造部材。 (23)実質的に約7ないし12%亜鉛、約1.5ない
    し2.7%マグネシウム、約1.75ないし3%銅、0
    .05ないし0.2%ジルコニウム、0.05ないし0
    .4%マンガン、0.03ないし0.2%バナジウムか
    ら選ばれた1つまたはそれ以上の元素で、前記元素の全
    量が約14を超えないような前記元素、残部がアルミニ
    ウムおよび偶然的な元素および不純物より成る改良され
    たインゴットより得られる合金可鍛製品であつて、前記
    合金製品が同様に寸法を決められた7X50−T6製品
    よりも少なくとも約5%大きい降伏強度を有し、7X5
    0−T6製品の腐食抵抗特性に合致するかまたはそれを
    超過する腐食抵抗特性を有する改良されたインゴットよ
    り得られる加工された合金製品。 (24)約7ないし9.5%亜鉛、約1.5ないし2.
    5%マグネシウム、約1.8ないし3%銅および約0.
    05ないし0.2%ジルコニウムを含む請求項23記載
    の合金製品。 (25)約9.5ないし11.5%亜鉛、約1.5ない
    し2.5%マグネシウムおよび約0.05ないし0.2
    %ジルコニウムを含む請求項25記載の合金製品。 (26)約8ないし10%亜鉛、約1.5ないし2.5
    %マグネシウム、約2ないし3%銅および約0.05な
    いし0.2%ジルコニウムを含む請求項23記載の合金
    製品。 (27)約10.5ないし12%亜鉛、約1.8ないし
    2.8%マグネシウムおよび約0.05ないし0.2%
    ジルコニウムを含む請求項23記載の合金製品。 (28)約0.5ないし0.8%マンガンウムを含む請
    求項23記載の合金製品。 (29)少なくとも約5843kg/cm^2(約83
    ksi)の降伏強度を有するプレートである請求項23
    記載の合金製品。 (30)降伏強度が約5884kg/cm^2(約85
    ksi)またはそれ以上である請求項28記載の合金製
    品。 (31)少なくとも約6125kg/cm^2(約87
    ksi)の降伏強度を有する押出し加工材である請求項
    23記載の合金製品。 (32)降伏強度が約6336kg/cm^2(約90
    ksi)またはそれ以上である請求項31記載の合金押
    出し加工材。 (33)約1760kg/cm^2(約25ksi)ま
    たはそれ以上の応力下で亀裂を生じないで3.5%Na
    Cl溶液にて少なくとも約20日の交互浸漬試験に耐え
    得る請求項26記載の合金製品。 (34)実質的に約7ないし12%亜鉛、約1.5ない
    し2.7%マグネシウム、約1.75ないし3%銅、0
    .05%ないし0.2%ジルコニウム、0.05ないし
    0.4%マンガン、0.03ないし0.2%バナジウム
    および0.03ないし0.5%ハフニウムから選ばれた
    1つまたはそれ以上の元素で、前記元素の全量が約1%
    を超過しないような前記元素、残部がアルミニウムおよ
    び偶然的な元素および不純物より成るインゴットより得
    られる可鍛合金製品であつて、前記合金製品が少なくと
    も約5843kg/cm^2(約83ksi)の降伏強
    度を有し、「EB」またはこれよりも良好な強力抵抗レ
    ベルおよび良好な靭性を有する加工された合金製品。 (35)約0.05ないし0.2%ジルコニウム、約0
    .03ないし0.2%バナジウムおよび約0.03ない
    し0.5%ハフニウムの内の1つまたはそれ以上を含む
    請求項34記載の合金製品。 (36)同様に寸法を決められた7X50−T6合金製
    品よりも少なくとも約7%大きい降伏強度を有する請求
    項34記載の合金製品。 (37)7X50−T6合金製品よりも少なくとも約9
    %大きい降伏強度を有する請求項34記載の合金製品。 (38)約1760kg/cm^2(約25ksi)ま
    たはそれ以上の応力下で亀裂を生じないで3.5%Na
    Cl溶液にて少なくとも約20日の交互浸漬試験に耐え
    得る請求項34記載の合金製品。 (39)約2464kg/cm^2(約35ksi)ま
    たはそれ以上の応力下で亀裂を生じないで3.5%Na
    Cl溶液にて少なくとも約20日の交互浸漬試験に耐え
    得るとともに「EA」またはそれよりも良好な強力抵抗
    レベルを有する請求項34記載の合金製品。 (40)実質的に約7.6ないし8.6%亜鉛、約1.
    6ないし2.3%マグネシウム、約2ないし2.8%銅
    であつて、亜鉛、マグネシウムおよび銅の全重量が約1
    3%を超過しないような前記亜鉛、マグネシウムおよび
    銅、約0.2%までのジルコニウム、約0.2%までの
    バナジウムおよび約0.5%までのハフニウムから選ば
    れた1つまたはそれ以上の元素、残部がアルミニウムお
    よび偶然的な元素および不純物を含み、溶体化熱処理さ
    れ、 (a)相対強度を増大させる1つまたはそれ以上の高温
    で析出硬化処理され、 (b)腐食抵抗特性を改良する為に充分な1つまたはそ
    れ以上の温度で4分またはそれ以上の時間処理を受け、 (c)同様に寸法を決められた7X50−T6合金製品
    に対する降伏強度よりも少なくとも約5%大きいレベル
    まで降伏強度を上昇させる為に析出硬化処理され、 (d)前記析出硬化処理(b)において腐食抵抗を改良
    するのに充分な温度における積算時間が前記析出硬化処
    理(c)において充分な強度の増加を阻止する程長くは
    ないようになされている、 改良された強度、靭性および腐食抵抗特性を特徴とする
    アルミニウム合金製品。 (41)少なくとも約5843kg/cm^2(約83
    ksi)の最小降伏強度および「EB」またはそれより
    も良好な強力抵抗レベルを有するレートである請求項4
    0記載の合金製品。 (42)最小降伏強度が約5984kg/cm^2(約
    85ksi)またはそれ以上である請求項41記載の合
    金プレート。 (43)少なくとも約6125kg/cm^2(約87
    ksi)の最小降伏強度および「EB」またはそれより
    も良好な強力抵抗レベルを有する押出し加工材である請
    求項40記載の合金製品。 (44)最小降伏強度が約6336kg/cm^2(約
    90ksi)またはそれ以上である請求項43記載の合
    金押出し加工材。
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