JPWO2021202621A5 - - Google Patents

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JPWO2021202621A5
JPWO2021202621A5 JP2022559594A JP2022559594A JPWO2021202621A5 JP WO2021202621 A5 JPWO2021202621 A5 JP WO2021202621A5 JP 2022559594 A JP2022559594 A JP 2022559594A JP 2022559594 A JP2022559594 A JP 2022559594A JP WO2021202621 A5 JPWO2021202621 A5 JP WO2021202621A5
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実施形態240.投与するステップが髄腔内投与である、実施形態221~235のいずれか1つに記載の方法。
一実施形態において、例えば、以下の項目が提供される。
(項目1)
鎖を含む化合物であって、前記鎖が、接続されて前記鎖を形成する一連の原子を含み、前記接続されて前記鎖を形成する複数の前記原子が、グアニジノ基を有する置換基によって各々独立して置換されており、前記鎖が、グアニジノ基を有する置換基によって独立して置換された1つの原子、その後に、グアニジノ基を有する置換基によって置換されていない5個の連続する原子、その後に、グアニジノ基を有する置換基によって独立して置換された第2の原子、その後に、グアニジノ基を有する置換基によって置換されていない別の5個の連続する原子、その後に、グアニジノ基を有する置換基によって独立して置換された第3の原子が続くパターンを有し、前記鎖の第1の末端または前記鎖の第2の末端がペプチドによって置換された、化合物。
(項目2)
前記パターンが、第1の核酸塩基を有する置換基によって独立して置換された1つの原子、その後に、核酸塩基を有する置換基によって置換されていない5個の連続する原子、その後に、第2の核酸塩基を有する置換基によって独立して置換された第2の原子、その後に、核酸塩基を有する置換基によって置換されていない別の5個の連続する原子、その後に、第3の核酸塩基を有する置換基によって独立して置換された第3の原子をさらに含む、項目1に記載の化合物。
(項目3)
グアニジノ基を有する各置換基が、独立してグアニジノアルキレンである、項目1に記載の化合物。
(項目4)
グアニジノ基を有する各置換基が、3-グアニジノ-プロパ-1-イルである、項目1に記載の化合物。
(項目5)
グアニジノ基を有する各置換基が、4-グアニジノ-ブタ-1-イルである、項目1に記載の化合物。
(項目6)
前記第1の核酸塩基を有する前記置換基、前記第2の核酸塩基を有する前記置換基、および前記第3の核酸塩基を有する前記置換基が、各々独立してプリニルアシル、プリニルアルキレン、ピリミジニルアシル、またはピリミジニルアルキレンである、項目2に記載の化合物。
(項目7)
前記第1の核酸塩基を有する前記置換基、前記第2の核酸塩基を有する前記置換基、および前記第3の核酸塩基を有する前記置換基が、各々独立してグアニニルアシル、アデニニルアシル、シトシニルアシル、チミニルアシル、またはウラシリルアシルである、項目2に記載の化合物。
(項目8)
前記第1の核酸塩基、前記第2の核酸塩基、および前記第3の核酸塩基が、CTG、TGC、またはGCTである配列を形成する、項目2に記載の化合物。
(項目9)
前記化合物がペプチド核酸オリゴマーである、項目1に記載の化合物。
(項目10)
前記化合物がガンマペプチド核酸オリゴマーである、項目1に記載の化合物。
(項目11)
前記化合物がペプチド核酸オリゴマーであり、前記ペプチド核酸オリゴマーが(CTG) である配列を形成する一連の核酸塩基側鎖を含み、nが1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目1に記載の化合物。
(項目12)
前記化合物がペプチド核酸オリゴマーであり、前記鎖の前記第1の末端が前記ペプチド核酸オリゴマーのN末端であり、前記鎖の前記第2の末端が前記ペプチド核酸オリゴマーのC末端である、項目1に記載の化合物。
(項目13)
前記ペプチド核酸オリゴマーの前記C末端が、ペプチド結合によって前記ペプチドに結合している、項目12に記載の化合物。
(項目14)
前記ペプチド核酸オリゴマーの前記C末端が、ペプチド結合によってアミド化リシン残基に結合している、項目12に記載の化合物。
(項目15)
前記ペプチド核酸オリゴマーのN末端が非置換である、項目12に記載の化合物。
(項目16)
前記ペプチド核酸オリゴマーのN末端が、ペプチド結合によってペプチドに結合している、項目12に記載の化合物。
(項目17)
ペプチド核酸配列および前記ペプチド核酸配列に結合した細胞透過化基を含む化合物であって、前記化合物の放射標識アナログがアッセイに供される場合、前記アッセイが:
(a)第1のコンポーネントであって、前記第1のコンポーネントが:
(i)前記放射標識アナログの5mg/kgの静脈内ボーラス用量を、雄性カニクイザルであるサルの尾静脈に投与するステップ;
(ii)前記投与するステップの4時間後に前記サルを安楽死させるステップ;
(iii)(ii)の後に、前記サルをヘキサンおよび固体二酸化炭素の混合物中で少なくとも2時間凍結し、凍結した死体を提供するステップ;
(iv)前記凍結した死体を、左側面を上にして2%w/vカルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液中で包埋し、包埋された死体を提供するステップ;
(v)前記包埋された死体を、クライオマクロトームによって40μmの矢状全身切片にするステップ;
(vi)前記40μmの矢状全身切片を感圧テープに載せるステップ;
(vii)(vi)の後に、前記全身切片を約-20℃の前記クライオマクロトーム中で約60時間脱水するステップ;
(viii)(vii)の後、前記全身切片を、4日を超えない期間にわたり、炭素-14に対して感受性の画像プレートに接して置くステップ;
(ix)(viii)の後、前記画像プレートを蛍光体イメージャーシステムによって走査するステップ;ならびに
(x)(ix)の後、前記全身切片の脳組織中の前記放射標識アナログの濃度を決定するステップ;
を含む、第1のコンポーネントと、
(b)第2のコンポーネントであって、前記第2のコンポーネントが前記投与するステップの168時間後に安楽死させた別のサルを使用することを除き、前記第2のコンポーネントが前記第1のコンポーネントと類似である、第2のコンポーネントと
を含み、
前記放射標識アナログが、 14 C-濃縮グリシン残基によって置換されたN末端を含み、前記放射標識アナログが、前記化合物が前記放射標識アナログの前記 14 C-濃縮グリシン残基を欠如するという点のみが前記化合物と異なる構造からなり、
この場合、前記アッセイにおいて、前記第2のコンポーネントにおいて決定された脳組織中の前記放射標識アナログの前記濃度が、前記第1のコンポーネントにおいて決定された脳組織中の前記放射標識アナログの前記濃度の少なくとも約80%と等価である、化合物。
(項目18)
前記切片の前記脳組織が、皮質組織、尾状核組織、嗅球組織、被殻組織、または視床組織である、項目17に記載の化合物。
(項目19)
前記アッセイにおいて、前記第2のコンポーネントにおいて決定された脳組織中の前記放射標識アナログの前記濃度が、前記第1のコンポーネントにおいて決定された脳組織中の前記放射標識アナログの前記濃度の少なくとも約100%と等価である、項目17に記載の化合物。
(項目20)
前記切片の前記脳組織が、尾状核組織、嗅球組織、被殻組織、または視床組織である、項目19に記載の化合物。
(項目21)
前記アッセイにおいて、前記第2のコンポーネントにおいて決定された脳組織中の前記放射標識アナログの前記濃度が、前記第1のコンポーネントにおいて決定された脳組織中の前記放射標識アナログの前記濃度の少なくとも約150%と等価である、項目17に記載の化合物。
(項目22)
前記切片の前記脳組織が、嗅球組織である、項目21に記載の化合物。
(項目23)
前記細胞透過化基が、前記ペプチド核酸のアルファ置換基である、項目17に記載の化合物。
(項目24)
前記化合物がガンマペプチド核酸である、項目17に記載の化合物。
(項目25)
前記細胞透過化基が、前記ガンマペプチド核酸のガンマ置換基である、項目24に記載の化合物。
(項目26)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々独立してグアニジノアルキレンである、項目25に記載の化合物。
(項目27)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々3-グアニジノ-プロパ-1-イルである、項目25に記載の化合物。
(項目28)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々4-グアニジノ-ブタ-1-イルである、項目25に記載の化合物。
(項目29)
前記ペプチド核酸配列が(CTG) であり、nが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目17に記載の化合物。
(項目30)
前記ペプチド核酸のC末端が、ペプチド結合によってペプチドに結合している、項目17に記載の化合物。
(項目31)
前記ペプチド核酸のC末端が、ペプチド結合によってアミド化リシン残基に結合している、項目17に記載の化合物。
(項目32)
前記化合物の前記ペプチド核酸のN末端が非置換である、項目17に記載の化合物。
(項目33)
ペプチド核酸配列を含む化合物であって、前記ペプチド核酸配列が、(i)核酸塩基側鎖の三つ組の繰り返しを有する一連のペプチド核酸残基;および(ii)前記一連のペプチド核酸残基に結合した細胞透過化基を含み、前記化合物がアッセイに供される場合、前記アッセイが:
(a)約0.1mg/kg~約2mg/kgの投与量の前記化合物をマウスに脳室内投与することによって投与するステップ;
(b)脳室内投与後の約1時間~28日の間の時点で前記マウスを安楽死させるステップ;
(c)前記安楽死させるステップ後の前記マウスから脳組織を収集するステップ;および(d)液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法を使用して、前記マウスの前記脳組織の濃度を決定するステップ
を含み、この場合、前記アッセイにおいて、平均最高脳内濃度が、投与後約1時間~約50時間の最高脳内濃度までの時間で前記マウスにおいて観察され、前記マウスの前記平均最高脳内濃度が約3000ng/mL~約22000ng/mLであることが観察される、
化合物。
(項目34)
前記化合物がガンマペプチド核酸である、項目33に記載の化合物。
(項目35)
前記細胞透過化基が、前記ガンマペプチド核酸のガンマ置換基である、項目34に記載の化合物。
(項目36)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々独立してグアニジノアルキレンである、項目35に記載の化合物。
(項目37)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々3-グアニジノ-プロパ-1-イルである、項目35に記載の化合物。
(項目38)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々4-グアニジノ-ブタ-1-イルである、項目35に記載の化合物。
(項目39)
前記ペプチド核酸配列が(CTG) であり、nが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目33に記載の化合物。
(項目40)
前記ペプチド核酸配列のC末端が、ペプチド結合によってペプチドに結合している、項目33に記載の化合物。
(項目41)
前記ペプチド核酸配列の前記C末端が、ペプチド結合によってアミド化リシン残基に結合している、項目33に記載の化合物。
(項目42)
前記化合物の前記ペプチド核酸配列のN末端が非置換である、項目33に記載の化合物。
(項目43)
(1)前記マウスが雄性マウスである場合、前記雄性マウスの前記平均最高脳内濃度が、約1.5時間の最高脳内濃度までの時間および約0.3mg/kgの投与量で約3110ng/mLであることが観察され、前記雄性マウスの前記平均最高脳内濃度が、約4時間の最高脳内濃度までの時間および約0.6mg/kgの投与量で約6490ng/mLであることが観察され、前記雄性マウスの前記平均最高脳内濃度が、約24時間の最高脳内濃度までの時間および約1mg/kgの投与量で約15500ng/mLであることが観察され;(2)前記マウスが雌性マウスである場合、前記雌性マウスの前記平均最高脳内濃度が、約48時間の最高脳内濃度までの時間および約0.3mg/kgの用量で約3930ng/mLであることが観察され、前記雌性マウスの前記平均最高脳内濃度が、約1.5時間の最高脳内濃度までの時間および約0.6mg/kgの用量で約11400ng/mLであることが観察され、前記雌性マウスの前記平均最高脳内濃度が、約8時間の最高脳内濃度までの時間および約1mg/kgの用量で約21500ng/mLであることが観察される、項目33に記載の化合物。
(項目44)
対象における状態を処置する方法であって、前記方法が、項目33に記載の化合物の治療有効量を前記対象に投与するステップを含む方法。
(項目45)
前記対象がヒトである、項目44に記載の方法。
(項目46)
前記状態が神経学的状態である、項目44に記載の方法。
(項目47)
前記神経学的状態がハンチントン病である、項目46に記載の方法。
(項目48)
前記状態がポリグルタミン病である、項目44に記載の方法。
(項目49)
前記状態が中枢神経系の状態である、項目44に記載の方法。
(項目50)
前記状態が加齢に関連する、項目44に記載の方法。
(項目51)
前記状態が認知障害に関連する、項目44に記載の方法。
(項目52)
前記状態が記憶喪失に関連する、項目44に記載の方法。
(項目53)
前記状態が運動技能の悪化に関連する、項目44に記載の方法。
(項目54)
前記化合物の前記治療有効量が、約8μg/kg~約200μg/kgである、項目44に記載の方法。
(項目55)
前記化合物がRNAに結合する、項目44に記載の方法。
(項目56)
前記化合物がDNAに結合する、項目44に記載の方法。
(項目57)
前記化合物が、核酸分子中のCAGリピート配列に結合する、項目44に記載の方法。
(項目58)
前記投与するステップが静脈内投与である、項目44に記載の方法。
(項目59)
前記投与するステップが皮下投与である、項目44に記載の方法。
(項目60)
前記投与するステップが脳室内投与である、項目44に記載の方法。
(項目61)
前記投与するステップが経口投与である、項目44に記載の方法。
(項目62)
ペプチド核酸配列を含む化合物であって、前記ペプチド核酸配列が、(i)核酸塩基側鎖の三つ組の繰り返しを有する一連のペプチド核酸残基;および(ii)前記一連のペプチド核酸残基に結合した細胞透過化基を含み、前記化合物がアッセイに供される場合、前記アッセイが:
(a)約0.1mg/kg~約1.5mg/kgの投与量の前記化合物をマウスに脳室内投与することによって投与するステップ;
(b)脳室内投与後の約1時間~28日の間の時点で前記マウスの大静脈から血液試料を収集するステップ;
(c)前記血液試料を収集するステップ後、脳室内投与後の約1時間~28日の間の時点で、前記マウスを安楽死させるステップ;
(d)前記安楽死させるステップ後、前記マウスから脳、腸、肝臓、肺、腎臓、または筋肉組織を収集するステップ;および
(e)液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法を使用して、収集された脳、腸、肝臓、肺、腎臓、または筋肉組織中の前記化合物の濃度を決定するステップ;および
(f)前記液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法を使用して、前記マウスから収集された前記血液試料から血漿中の前記化合物の濃度を決定するステップ
を含み、この場合、前記アッセイにおいて、前記化合物が、前記投与するステップ後最大で約1ヶ月間、前記マウスの前記脳に蓄積することが観察され、前記化合物が、前記1ヶ月間、前記マウスの前記血漿、腸、肝臓、肺、腎臓、または筋肉中で検出可能なレベルで観察されない、
化合物。
(項目63)
前記化合物が、前記1ヶ月間、前記マウスの前記血漿、腸、肝臓、肺、腎臓、および筋肉中に検出可能なレベルで観察されない、項目62に記載の化合物。
(項目64)
前記化合物がガンマペプチド核酸である、項目62に記載の化合物。
(項目65)
前記細胞透過化基が、前記ガンマペプチド核酸のガンマ置換基である、項目64に記載の化合物。
(項目66)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々独立してグアニジノアルキレンである、項目65に記載の化合物。
(項目67)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々3-グアニジノ-プロパ-1-イルである、項目65に記載の化合物。
(項目68)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々4-グアニジノ-ブタ-1-イルである、項目65に記載の化合物。
(項目69)
前記ペプチド核酸配列が(CTG) であり、nが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目62に記載の化合物。
(項目70)
前記ペプチド核酸配列のC末端が、ペプチド結合によってペプチドに結合している、項目62に記載の化合物。
(項目71)
前記ペプチド核酸配列のC末端が、ペプチド結合によってアミド化リシン残基に結合している、項目62に記載の化合物。
(項目72)
化合物の前記ペプチド核酸配列のN末端が非置換である、項目62に記載の化合物。
(項目73)
対象における状態を処置する方法であって、項目62に記載の化合物の治療有効量を前記対象に投与するステップを含む方法。
(項目74)
前記対象がヒトである、項目73に記載の方法。
(項目75)
前記状態が神経学的状態である、項目73に記載の方法。
(項目76)
前記神経学的状態がハンチントン病である、項目75に記載の方法。
(項目77)
前記状態がポリグルタミン病である、項目73に記載の方法。
(項目78)
前記状態が中枢神経系の状態である、項目73に記載の方法。
(項目79)
前記状態が加齢に関連する、項目73に記載の方法。
(項目80)
前記状態が認知障害に関連する、項目73に記載の方法。
(項目81)
前記状態が記憶喪失に関連する、項目73に記載の方法。
(項目82)
前記状態が運動技能の悪化に関連する、項目73に記載の方法。
(項目83)
前記化合物の前記治療有効量が、約8μg/kg~約150μg/kgである、項目73に記載の方法。
(項目84)
前記化合物がRNAに結合する、項目73に記載の方法。
(項目85)
前記化合物がDNAに結合する、項目73に記載の方法。
(項目86)
前記化合物が、核酸分子中のCAGリピート配列に結合する、項目73に記載の方法。
(項目87)
前記投与するステップが静脈内投与である、項目73に記載の方法。
(項目88)
前記投与するステップが皮下投与である、項目73に記載の方法。
(項目89)
前記投与するステップが脳室内投与である、項目73に記載の方法。
(項目90)
前記投与するステップが経口投与である、項目73に記載の方法。
(項目91)
ペプチド核酸配列を含む化合物であって、前記ペプチド核酸配列が:(i)核酸塩基側鎖の三つ組の繰り返しを有する一連のペプチド核酸残基;および(ii)前記一連のペプチド核酸残基に結合した細胞透過化基を含み、前記化合物が、血漿タンパク質結合アッセイに供される場合、前記血漿タンパク質結合アッセイが:
(a)前記血漿タンパク質結合アッセイのヒト用コンポーネントを実施するステップであって、前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ヒト用コンポーネントが、(1)ヒト血漿の単一のアリコートに10mg/mLの前記化合物の第1の溶液を添加して、濃度約1μg/mL~約50μg/mLの前記化合物の少なくとも第2の溶液を得ること;(2)前記化合物の前記少なくとも第2の溶液の超遠心分離を使用して、血漿タンパク質に結合した前記化合物を含む混合物を分離すること;(3)液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析法を使用して、前記ヒト血漿中の血漿タンパク質結合パーセンテージを決定することを含む、ステップ;
(b)前記血漿タンパク質結合アッセイのマウス用コンポーネントを実施するステップであって、前記血漿タンパク質結合アッセイの前記マウス用コンポーネントが、マウス血漿を前記ヒト血漿の代わりに使用するという点のみが前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ヒト用コンポーネントと異なる、ステップ;
(c)前記血漿タンパク質結合アッセイのイヌ用コンポーネントを実施するステップであって、前記血漿タンパク質結合アッセイの前記イヌ用コンポーネントが、イヌ血漿を前記ヒト血漿の代わりに使用するという点のみが前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ヒト用コンポーネントと異なる、ステップ;
(d)前記血漿タンパク質結合アッセイのミニブタ用コンポーネントを実施するステップであって、前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ミニブタ用コンポーネントが、ミニブタ血漿を前記ヒト血漿の代わりに使用するという点のみが前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ヒト用コンポーネントと異なる、ステップ;
(e)前記血漿タンパク質結合アッセイのヒツジ用コンポーネントを実施するステップであって、前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ヒツジ用コンポーネントが、ヒツジ血漿を前記ヒト血漿の代わりに使用するという点のみが前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ヒト用コンポーネントと異なる、ステップ;および
(f)前記血漿タンパク質結合アッセイのサル用コンポーネントを実施するステップであって、前記血漿タンパク質結合アッセイの前記サル用コンポーネントが、サル血漿を前記ヒト血漿の代わりに使用するという点のみが前記血漿タンパク質結合アッセイの前記ヒト用コンポーネントと異なる、ステップ
を含み、この場合、前記血漿タンパク質結合アッセイにおいて、前記血漿タンパク質結合パーセンテージが、ヒト、マウス、イヌ、ミニブタ、ヒツジ、またはサルにおいて少なくとも約85%である、化合物。
(項目92)
前記血漿タンパク質結合アッセイにおいて、前記血漿タンパク質結合パーセンテージが、ヒト、マウス、イヌ、ミニブタ、ヒツジ、およびサルの各々において少なくとも約85%である、項目91に記載の化合物。
(項目93)
ガンマペプチド核酸である、項目91に記載の化合物。
(項目94)
前記細胞透過化基が、前記ガンマペプチド核酸のガンマ置換基である、項目93に記載の化合物。
(項目95)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々独立してグアニジノアルキレンである、項目94に記載の化合物。
(項目96)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々3-グアニジノ-プロパ-1-イルである、項目94に記載の化合物。
(項目97)
前記ガンマペプチド核酸の複数のガンマ置換基が、各々4-グアニジノ-ブタ-1-イルである、項目94に記載の化合物。
(項目98)
前記ペプチド核酸配列が(CTG) であり、nが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目91に記載の化合物。
(項目99)
前記ペプチド核酸のC末端が、ペプチド結合によってペプチドに結合している、項目91に記載の化合物。
(項目100)
前記ペプチド核酸のC末端が、ペプチド結合によってアミド化リシン残基に結合している、項目91に記載の化合物。
(項目101)
化合物の前記ペプチド核酸のN末端が非置換である、項目91に記載の化合物。
(項目102)
約1μg/mLの濃度で、前記血漿タンパク質結合パーセンテージが、前記ヒト、マウス、イヌ、ミニブタ、ヒツジ、またはサルにおいて少なくとも約95%である、項目91に記載の化合物。
(項目103)
約1μg/mLの前記濃度で、前記血漿タンパク質結合パーセンテージが、前記ヒト、マウス、イヌ、ミニブタ、ヒツジ、およびサルの各々において少なくとも約95%である、項目102に記載の化合物。
(項目104)
対象における状態を処置する方法であって、項目91に記載の化合物の治療有効量を前記対象に投与するステップを含む方法。
(項目105)
前記対象がヒトである、項目104に記載の方法。
(項目106)
前記状態が神経学的状態である、項目104に記載の方法。
(項目107)
前記神経学的状態がハンチントン病である、項目106に記載の方法。
(項目108)
前記状態がポリグルタミン病である、項目104に記載の方法。
(項目109)
前記状態が中枢神経系の状態である、項目104に記載の方法。
(項目110)
前記状態が加齢に関連する、項目104に記載の方法。
(項目111)
前記状態が認知障害に関連する、項目104に記載の方法。
(項目112)
前記状態が記憶喪失に関連する、項目104に記載の方法。
(項目113)
前記状態が運動技能の悪化に関連する、項目104に記載の方法。
(項目114)
前記化合物の前記治療有効量が、約8μg/kg~約200μg/kgである、項目104に記載の方法。
(項目115)
前記化合物がRNAに結合する、項目104に記載の方法。
(項目116)
前記化合物がDNAに結合する、項目104に記載の方法。
(項目117)
前記化合物が、核酸分子中のCAGリピート配列に結合する、項目104に記載の方法。
(項目118)
前記投与するステップが静脈内投与である、項目104に記載の方法。
(項目119)
前記投与するステップが皮下投与である、項目104に記載の方法。
(項目120)
前記投与するステップが脳室内投与である、項目104に記載の方法。
(項目121)
前記投与するステップが経口投与である、項目104に記載の方法。
(項目122)
式(I)を有する化合物、またはその薬学的に許容される塩であって:
Figure 2021202621000004
式中:
- 各Bは、独立して核酸塩基であり;
- 各R は、独立して天然アミノ酸の側鎖、グアニジノ(C -C )アルキル、または水素であり;
- 各R は、独立して天然アミノ酸の側鎖、グアニジノ(C -C )アルキル、または水素であり;
- R は、少なくとも1つのアルファアミノ酸残基、ベータアミノ酸残基、ガンマアミノ酸残基、もしくはその組合せを含む配列;水素;または水溶化基であり;
- nは、3~30の整数であり;
- Gは、OH、NH 、または
Figure 2021202621000005
であり、
式中:
- R は、水素またはアミノ(C -C )アルキルであり;
- R は、少なくとも1つのアルファアミノ酸残基、ベータアミノ酸残基、ガンマアミノ酸残基、もしくはその組合せを含む配列;または水素であり;
- mは、0または1であり;
前記化合物は少なくとも1つのグアニン-シトシン-チミン配列を含む、
化合物、またはその薬学的に許容される塩。
(項目123)
各Bが、独立してグアニン、チミンまたはシトシンである、項目122に記載の化合物。
(項目124)
少なくとも1つのR が、グアニジノ(C -C )アルキルである、項目122に記載の化合物。
(項目125)
少なくとも1つのR が、グアニジノ(C -C )アルキルである、項目122に記載の化合物。
(項目126)
少なくとも1つのR が、4-グアニジノブタ-1-イルである、項目122に記載の化合物。
(項目127)
少なくとも1つのR が、3-グアニジノプロパ-1-イルである、項目122に記載の化合物。
(項目128)
少なくとも1つのR が、4-グアニジノブタ-1-イルである、項目122に記載の化合物。
(項目129)
少なくとも1つのR が、3-グアニジノプロパ-1-イルである、項目122に記載の化合物。
(項目130)
Gが、
Figure 2021202621000006
である、項目122に記載の化合物。
(項目131)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目130に記載の化合物。
(項目132)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目130に記載の化合物。
(項目133)
mが0である、項目130に記載の化合物。
(項目134)
mが1である、項目130に記載の化合物。
(項目135)
が水素である、項目130に記載の化合物。
(項目136)
が、少なくとも1つのアルファアミノ酸残基を含む配列である、項目130に記載の化合物。
(項目137)
が、
Figure 2021202621000007
であり、
式中、
- pが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10であり;
- 各R が、独立して水素またはアミノ(C -C )アルキルである、項目122に記載の化合物。
(項目138)
が、
Figure 2021202621000008
である、項目137に記載の化合物。
(項目139)
pが、3、4、5、6、7、または8である、項目138に記載の化合物。
(項目140)
pが7である、項目138に記載の化合物。
(項目141)
が水素である、項目122に記載の化合物。
(項目142)
が、
Figure 2021202621000009
であり、
式中、
- 各R が、独立して天然アミノ酸の側鎖であり;
- qが、0または1である、項目122に記載の化合物。
(項目143)
が、
Figure 2021202621000010
である、項目142に記載の化合物。
(項目144)
が、
Figure 2021202621000011
である、項目142に記載の化合物。
(項目145)
が、前記水溶化基である、項目122に記載の化合物。
(項目146)
前記水溶化基が、少なくとも6個の連続する構築ブロックを含む複数の正に帯電した領域である、項目145に記載の化合物。
(項目147)
前記連続する構築ブロックの各々が独立して、中性pHで正の形式電荷を有する側鎖を含む、項目146に記載の化合物。
(項目148)
Gが、OHまたはNH である場合、R およびR のうちの少なくとも1つは、天然アミノ酸の側鎖またはグアニジノ(C -C )アルキルであり、R は、水素ではない、項目122に記載の化合物。
(項目149)

Figure 2021202621000012
を有する、項目122に記載の化合物。
(項目150)
nが6である、項目149に記載の化合物。
(項目151)
少なくとも1つのR が、4-グアニジノブタ-1-イルである、項目149に記載の化合物。
(項目152)
各R が4-グアニジノブタ-1-イルである、項目149に記載の化合物。
(項目153)
少なくとも1つのR が水素である、項目149に記載の化合物。
(項目154)
各R が水素である、項目149に記載の化合物。
(項目155)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目149に記載の化合物。
(項目156)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目149に記載の化合物。
(項目157)
が水素である、項目149に記載の化合物。
(項目158)
が水素である、項目149に記載の化合物。
(項目159)
が、
Figure 2021202621000013
である、項目149に記載の化合物。
(項目160)
式:
Figure 2021202621000014
を有し、
式中:
- 各B 1a 、B 2a およびB 3a が、独立してシトシン、グアニンまたはチミンであり;
- n が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目149に記載の化合物。
(項目161)
が2である、項目160に記載の化合物。
(項目162)
各R が4-グアニジノブタ-1-イルである、項目160に記載の化合物。
(項目163)
式:
Figure 2021202621000015
を有する、項目160に記載の化合物。
(項目164)
1a がシトシンであり、B 2a がチミンであり、B 3a がグアニンである、項目163に記載の化合物。
(項目165)
が2である、項目163に記載の化合物。
(項目166)
式:
Figure 2021202621000016
を有する、項目163に記載の化合物。
(項目167)

Figure 2021202621000017
を有する、項目149に記載の化合物。
(項目168)
nが6である、項目167に記載の化合物。
(項目169)
式:
Figure 2021202621000018
を有し、
式中:
- 各B 1b 、B 2b およびB 3b が、独立してシトシン、グアニン、またはチミンであり;
- n が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目167に記載の化合物。
(項目170)
が2である、項目169に記載の化合物。
(項目171)
各R が4-グアニジノブタ-1-イルである、項目169に記載の化合物。
(項目172)
式:
Figure 2021202621000019
を有する、項目169に記載の化合物。
(項目173)
1b がシトシンであり、B 2b がチミンであり、B 3b がグアニンである、項目172に記載の化合物。
(項目174)
が2である、項目172に記載の化合物。
(項目175)
式:
Figure 2021202621000020
を有する、項目172に記載の化合物。
(項目176)
式:
Figure 2021202621000021
を有し、
式中;
- pが、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10であり;
- 各R が、独立して水素またはアミノ(C -C )アルキルである、項目149に記載の化合物。
(項目177)
nが、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、または20である、項目176に記載の化合物。
(項目178)
nが19である、項目177に記載の化合物。
(項目179)
少なくとも1つのR が水素である、項目176に記載の化合物。
(項目180)
nが1より大きく、2つに1つのR が水素である、項目176に記載の化合物。
(項目181)
少なくとも1つのR が、4-グアニジノブタ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目182)
nが1より大きく、2つに1つのR が、4-グアニジノブタ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目183)
少なくとも1つのR が水素である、項目176に記載の化合物。
(項目184)
各R が水素である、項目176に記載の化合物。
(項目185)
少なくとも1つのR が、4-グアニジノブタ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目186)
nが1より大きく、2つに1つのR が、4-グアニジノブタ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目187)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目188)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目189)
が水素である、項目176に記載の化合物。
(項目190)

Figure 2021202621000022
である、項目176に記載の化合物。
(項目191)
が、
Figure 2021202621000023
である、項目176に記載の化合物。
(項目192)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目193)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目176に記載の化合物。
(項目194)
pが、3、4、5、6、7、または8である、項目176に記載の化合物。
(項目195)
pが7である、項目176に記載の化合物。
(項目196)
式:
Figure 2021202621000024
を有し、
式中、R が天然アミノ酸の側鎖である、項目176に記載の化合物。
(項目197)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目196に記載の化合物。
(項目198)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目196に記載の化合物。
(項目199)
構造:
Figure 2021202621000025
を有し、
式中:
- 各B 1c 、B 2c 、B 3c およびB 4c が、独立してシトシン、グアニン、またはチミンであり;
- n が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目196に記載の化合物。
(項目200)
1c がグアニンである、項目199に記載の化合物。
(項目201)
2c がシトシンである、項目199に記載の化合物。
(項目202)
3c がチミンである、項目199に記載の化合物。
(項目203)
4c がグアニンである、項目199に記載の化合物。
(項目204)
が6である、項目199に記載の化合物。
(項目205)
pが7である、項目199に記載の化合物。
(項目206)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目199に記載の化合物。
(項目207)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目199に記載の化合物。
(項目208)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目199に記載の化合物。
(項目209)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目199に記載の化合物。
(項目210)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目199に記載の化合物。
(項目211)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目199に記載の化合物。
(項目212)
構造:
Figure 2021202621000026
を有する、項目199に記載の化合物。
(項目213)
構造:
Figure 2021202621000027
を有する、項目199に記載の化合物。
(項目214)
構造:
Figure 2021202621000028
を有し、
式中、R が天然アミノ酸の側鎖である、項目149に記載の化合物。
(項目215)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目214に記載の化合物。
(項目216)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目214に記載の化合物。
(項目217)
構造:
Figure 2021202621000029
を有し、
式中:
- Xが、
Figure 2021202621000030
であり、
- Yが、
Figure 2021202621000031
であり;
- 各B 1d 、B 2d 、B 3d 、B 4d 、B 5d 、B 6d 、B 7d 、B 8d 、B 9d 、およびB 10d が、独立してシトシン、グアニン、またはチミンであり;
- n が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10であり;
- n が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目214に記載の化合物。
(項目218)
1d がグアニンである、項目217に記載の化合物。
(項目219)
2d がシトシンである、項目217に記載の化合物。
(項目220)
3d がチミンである、項目217に記載の化合物。
(項目221)
4d がグアニンである、項目217に記載の化合物。
(項目222)
5d がシトシンである、項目217に記載の化合物。
(項目223)
6d がチミンである、項目217に記載の化合物。
(項目224)
7d がグアニンである、項目217に記載の化合物。
(項目225)
8d がシトシンである、項目217に記載の化合物。
(項目226)
9d がチミンである、項目217に記載の化合物。
(項目227)
10d がグアニンである、項目217に記載の化合物。
(項目228)
が3である、項目217に記載の化合物。
(項目229)
が2である、項目217に記載の化合物。
(項目230)
少なくとも1つのR が4-グアニジノブタ-1-イルである、項目217に記載の化合物。
(項目231)
各R が4-グアニジノブタ-1-イルである、項目217に記載の化合物。
(項目232)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目217に記載の化合物。
(項目233)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目217に記載の化合物。
(項目234)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目217に記載の化合物。
(項目235)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目217に記載の化合物。
(項目236)
構造:
Figure 2021202621000032
を有し、
式中:
- X が、
Figure 2021202621000033
であり;
- Y が、
Figure 2021202621000034
である、項目217に記載の化合物。
(項目237)
構造:
Figure 2021202621000035
を有し、
式中:
- X が、
Figure 2021202621000036
であり;
- Y が、
Figure 2021202621000037
である、項目236に記載の化合物。
(項目238)
構造:
Figure 2021202621000038
を有し、
式中:
- Lが、
Figure 2021202621000039
であり;
- Mが、
Figure 2021202621000040
であり;
- 各B 1e 、B 2e 、B 3e 、B 4e 、B 5e 、B 6e 、B 7e 、B 8e 、B 9e 、およびB 10e が、独立してシトシン、グアニン、またはチミンであり;
- n が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10であり;
- n が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である、項目214に記載の化合物。
(項目239)
1e がグアニンである、項目238に記載の化合物。
(項目240)
2e がシトシンである、項目238に記載の化合物。
(項目241)
3e がチミンである、項目238に記載の化合物。
(項目242)
4e がグアニンである、項目238に記載の化合物。
(項目243)
5e がシトシンである、項目238に記載の化合物。
(項目244)
6e がチミンである、項目238に記載の化合物。
(項目245)
7e がグアニンである、項目238に記載の化合物。
(項目246)
8e がシトシンである、項目238に記載の化合物。
(項目247)
9e がチミンである、項目238に記載の化合物。
(項目248)
10e がグアニンである、項目238に記載の化合物。
(項目249)
が3である、項目238に記載の化合物。
(項目250)
が2である、項目238に記載の化合物。
(項目251)
少なくとも1つのR が3-グアニジノプロパ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目252)
各R が3-グアニジノプロパ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目253)
少なくとも1つのR が4-グアニジノブタ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目254)
各R が4-グアニジノブタ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目255)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目256)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目257)
が4-アミノブタ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目258)
が3-アミノプロパ-1-イルである、項目238に記載の化合物。
(項目259)
構造:
Figure 2021202621000041
を有し、
式中:
- L が、
Figure 2021202621000042
であり;
-M が、
Figure 2021202621000043
である、項目238に記載の化合物。
(項目260)
構造:
Figure 2021202621000044
を有し、
式中:
- L が、
Figure 2021202621000045
であり;
-M が、
Figure 2021202621000046
である、項目259に記載の化合物。

Claims (13)


  1. Figure 2021202621000001
    を有し、
    式中:
    - Lが、
    Figure 2021202621000002
    であり;
    - Mが、
    Figure 2021202621000003
    である、化合物またはその薬学的に許容される塩
  2. 対象における状態の処置における使用のための医薬組成物であって、前記医薬組成物が請求項1に記載の化合物を含む、使用のための医薬組成物。
  3. 前記対象がヒトである、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  4. 前記状態が神経学的状態である、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  5. 前記状態が中枢神経系の状態である、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  6. 前記状態がポリグルタミン病である、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  7. 前記ポリグルタミン病がハンチントン病である、請求項6に記載の使用のための医薬組成物。
  8. 前記処置が、前記対象の体重あたり約8μg/kg~約200μg/kgの量での前記化合物の投与を含む、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  9. 前記化合物が、静脈内投与により投与される、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  10. 前記化合物が、皮下投与により投与される、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  11. 前記化合物が、脳室内投与により投与される、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  12. 前記化合物が、経口投与により投与される、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
  13. 前記化合物が、髄腔内投与により投与される、請求項2に記載の使用のための医薬組成物。
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