JPWO2021199903A5 - - Google Patents

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上記課題に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果、ハウジング形管継手を構成するケーシングを、シール部材に外嵌されてシール部材の形状を拘束するインナーケーシングとインナーケーシングの外側に設けられてシール部材の内部において管端同士が互いに対向する一対の管材と係合すると共にインナーケーシングをシール部材に向かって押圧するアウターケーシングとに分け、これらのインナーケーシング及びアウターケーシングを金属板から一体物として成形された複数のセグメントによって構成すると共に、インナーケーシングの板厚をアウターケーシングの板厚以上とすることにより、上記要求に応えることができることを見出した。
〈構成〉
第1継手は、一対の管材を管端同士が互いに対向している状態において液密又は気密に接続するハウジング形管継手である。第1継手は、シール部材と第1ケーシングと第2ケーシングと締結部材とを備える。第1継手によって接続される一対の管材は、互いに対向している管端の側の外径が当該管端の反対側の外径よりも大きい段差部が軸方向における所定の距離だけ当該管端から離れた位置に全周に亘って形成された一対の管材である。換言すれば、第1継手によって接続される一対の管材は、互いに対向している管端から軸方向における所定の距離だけ離れた位置に全周に亘る段差部を備える。当該段差部は、当該管端の側において少なくとも段差部に隣接する部分の外径が当該管端の反対側において少なくとも段差部に隣接する部分の外径よりも大きいように形成されている。
図6の(a)は、上述した第1状態にある第1継手の構成の1つの例を示す模式的な斜視図である。図6の(b)は、(a)に示す矢印の方向から観察される第2ケーシングのみを示す模式的な正面図であり、第2ケーシングの内部空間を画定する内周面が破線によって描かれている。図6の(b)に例示するように、第1継手101Aにおいては、図4に例示した2つの第2セグメント131Sによって第2ケーシングが構成されている。即ち、第1継手101Aは、図1の(a)に例示したように環状突起によって段差部10Dが構成されている管材11の接続に用いられる。図7の(a)は、第1継手101Aにおける一対の管材11、シール部材110及び第1ケーシング120の位置関係を示す模式図である。図7の(b)は、第1継手101Aにおける第2セグメント131Sの外周部131P及びリム部131Rと一対の管材11に形成された段差部10D及び第1ケーシング120との位置関係を示す模式図である。尚、図6の(a)並びに図7の(a)及び(b)においては締結部材140が省略されている。また、図7の(a)においては、第2セグメント131Sについては、その輪郭及び着座面に穿孔された貫通孔のみが描かれている。
そこで、もう1つの好ましい態様に係る第1継手においては、第2セグメントの少なくとも大きな応力が作用することが想定される部位に硬化処理を施してもよい。前述したように、第2セグメントは金属板から一体物として成形され、典型的には当該金属板は例えばステンレス鋼等の鉄の板である。従って、上記のように第2セグメントの少なくとも特定の部位に硬化処理を施すための具体的な手法としては、例えば高周波焼入れ及びレーザ焼入れ等の焼入れ処理を挙げることができる。また、硬化処理は第2セグメントの少なくとも大きな応力が作用することが想定される部位に施される。従って、上述したような焼入れ処理を始めとする硬化処理は、第2セグメントの大きな応力が作用することが想定される部位のみに施してもよく、或いは第2セグメントの全体に施してもよい。これによれば、第2セグメントの特定の部位を肉厚化したり、より高い機械的強度を有する材料によって当該部位を形成したりすること無く、即ち、第2セグメントの製造コストの大幅な増大等の問題を招くこと無く、第2セグメントの機械的強度を効果的に高め、結果として第1継手の液密性能又は気密性能、管材係止性能及び信頼性を更に高めることができる。
また、第1セグメントのリム部に含まれる所定の部位と第2セグメントのリム部に含まれる所定の部位とを固定することにより、例えば前述したように第3継手によって接続される管材の内圧が著しく高い場合等においてもシール部材のリム部によって第1ケーシングのリム部が押し広げられて第3継手の液密性能又は気密性能が低下する虞を低減することができる。特に、シール部材のリム部に対向する円弧状の形状を有する部位において第1セグメントのリム部と第2セグメントのリム部とを固定することにより、シール部材のリム部によって第1ケーシングのリム部が押し広げられて第3継手の液密性能又は気密性能が低下する虞をより確実且つ効果的に低減することができる。
図16の(a)及び(b)に例示するように、第6継手106Bを構成する第2セグメント132Sにおいては、着座面に穿孔された貫通孔の周縁部における着座面の外面及び内面に複数のプロジェクション141P及び142Pがそれぞれ設けられている。これによれば、例えば、外面側のプロジェクション141Pに挿通部材としてのボルト141Bのヘッド部を当接させ且つ内面側のプロジェクション142Pにスペーサ130Cを当接させた状態においてプロジェクション溶接によって両者を同時に着座面の両面に固定することができる。このようにして、図16の(c)に例示する第6継手106Bを効率的に製造することができ、また第6継手106Bを用いる施工時における作業性を向上させることができる。
図17は、第7継手の構成の1つの例を示す模式図である。図17の(a)は管材12の軸AXを含む平面による第7継手107Aの模式的な側断面図であり、図17の(b)は(a)に示す直線LSを含み軸AXに垂直な平面による第7継手107Aの模式的な横断面図である。尚、(b)においては、第7継手107Aが備えるシール部材110と管材12との位置関係を判りやすく示すことを目的として、上記横断面には含まれない管材12が破線によって描かれている。
ところで、シール部材110は、管材の内部に流れる流体(液体又は気体)の圧力によってシール性(液密性能又は気密性能)が高まる所謂「セルフシール構造」を有している。このセルフシール構造によってシール性を高めるためには、シール部材110の外周部110P、リム部110R及びリップ部110Lによって画定される空間(以降、「セルフシール空間」と称呼される場合がある。)に管材12の内部に流れる流体が流れ込む必要がある。
これまで説明において例示してきた第1継手乃至第8継手においては、第2セグメントのフランジ部にそれぞれ形成された着座面には1つの貫通孔が穿孔されており、隣り合う第2セグメントのフランジ部同士が1つの締結部材によって締結されている。このような構成においては所期の液密性能及び/又は気密性能を達成するために必要とされる軸力を1つの締結部材によって達成する必要があるため、大きな締結部材及びフランジ部を採用せざるを得ない。その結果、例えば図6の(a)及び図8に例示したように、管継手が全体として大型化しがちである。
図19の(b)に例示する第2セグメント132Sにおいては、両端部にあるフランジ部132Fにそれぞれ形成された着座面には1つの貫通孔が穿孔されており、隣り合う第2セグメント132Sのフランジ部132F同士は図示しない1つの締結部材によって締結される。従って、所期の液密性能及び/又は気密性能を達成するために必要とされる軸力を1つの締結部材によって達成する必要があるため、大きな締結部材及びフランジ部を採用せざるを得ない。その結果、例えば図8に例示したように、管継手が全体として大型化しがちである。
一方、図19の(a)に例示する第9継手を構成する第2セグメント134Sにおいては、両端部にあるフランジ部134Fにそれぞれ形成された着座面には2つの貫通孔が穿孔されており、隣り合う第2セグメント134Sのフランジ部134F同士は図示しない2つの締結部材によって締結される。従って、所期の液密性能及び/又は気密性能を達成するために必要とされる軸力を2つの締結部材に分散させることができるため、より小さい締結部材及びフランジ部を採用することができる。その結果、図19の(b)において黒塗りの矢印によって示すように、第2セグメント134Sを小型化することができる。即ち、第9継手を全体として小型化することができる。

Claims (1)

  1. 請求項1乃至請求項の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
    前記シール部材を覆うように複数の前記第1セグメントが前記シール部材に外嵌されており、複数の前記第1セグメントを覆うように複数の前記第2セグメントが配置されており、前記シール部材、複数の前記第1セグメント及び複数の前記第2セグメントが脱落せず、且つ複数の前記第2セグメントの前記リム部によって囲まれる空間及び複数の前記第1セグメントの前記リム部によって囲まれる空間を通して一対の前記管材の前記管端を前記シール部材の軸方向における両側から前記シール部に挿入することが可能な程度に、隣り合う前記第2セグメント同士が前記締結部材によって係止されている状態である第2状態にて提供される、
    ハウジング形管継手。
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