JP7213997B2 - ハウジング形管継手 - Google Patents
ハウジング形管継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7213997B2 JP7213997B2 JP2021544530A JP2021544530A JP7213997B2 JP 7213997 B2 JP7213997 B2 JP 7213997B2 JP 2021544530 A JP2021544530 A JP 2021544530A JP 2021544530 A JP2021544530 A JP 2021544530A JP 7213997 B2 JP7213997 B2 JP 7213997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segments
- casing
- pipe joint
- type pipe
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L23/00—Flanged joints
- F16L23/16—Flanged joints characterised by the sealing means
- F16L23/18—Flanged joints characterised by the sealing means the sealing means being rings
- F16L23/22—Flanged joints characterised by the sealing means the sealing means being rings made exclusively of a material other than metal
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L17/00—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure
- F16L17/02—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket
- F16L17/03—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket having annular axial lips
- F16L17/032—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket having annular axial lips the sealing rings having only one lip
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/06—Joints with sleeve or socket with a divided sleeve or ring clamping around the pipe-ends
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L23/00—Flanged joints
- F16L23/04—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned in the radial plane
- F16L23/08—Flanged joints the flanges being connected by members tensioned in the radial plane connection by tangentially arranged pin and nut
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/10—Means for stopping flow from or in pipes or hoses
- F16L55/11—Plugs
- F16L55/1141—Plugs the plug being made of elastic material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
以下、図面を参照しながら本発明の第1実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第1継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
第1継手は、一対の管材を管端同士が互いに対向している状態において液密又は気密に接続するハウジング形管継手である。第1継手は、シール部材と第1ケーシングと第2ケーシングと締結部材とを備える。第1継手によって接続される一対の管材は、互いに対向している管端の側の外径が当該管端の反対側の外径よりも大きい段差部が軸方向における所定の距離だけ当該管端から離れた位置に全周に亘って形成された一対の管材である。換言すれば、第1継手によって接続される一対の管材は、互いに対向している管端から軸方向における所定の距離だけ離れた位置に全周に亘る段差部を備える。当該段差部は、当該管端の側において少なくとも段差部に隣接する部分の外径が当該管端の反対側において少なくとも段差部に隣接する部分の外径よりも大きいように形成されている。
以上説明してきたように、第1継手においては、シール部材に外嵌されてシール部材の形状を拘束する第1ケーシング(インナーケーシング)と第1ケーシングの外側に設けられてシール部材の内部において管端同士が互いに対向する一対の管材の外周面と係合すると共に第1ケーシングをシール部材に向かって押圧する第2ケーシング(アウターケーシング)とによってケーシングが構成されている。即ち、第1継手によれば、シール部材の形状を拘束する機能及び管材を係止する機能が第1ケーシング及び第2ケーシングによって個別に実現されるので、これらの機能を十分に高いレベルにて両立し且つ設計上の自由度を高めることができる。更に、第1ケーシング及び第2ケーシングが金属板から一体物として成形された複数のセグメントによって構成されるので、小型であり且つ軽量なハウジング形管継手を提供することができる。加えて、第1セグメントの板厚である第1板厚が第2セグメントの板厚である第2板厚に等しいか又は第2板厚よりも大きいので、第1セグメントによりシール部材の形状を確実に拘束して、第1継手の液密性能又は気密性能を効果的に高めることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の第2実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第2継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
そこで、第2継手は、上述した第1継手であって、第1状態において複数の第1セグメントの境界の位置と複数の第2セグメントの境界の位置とが互いに重ならないように複数の第1セグメントと複数の第2セグメントとがシール部材の軸周りに所定の角度だけずれて配置されている、ハウジング形管継手である。即ち、第2継手においては、複数の第1セグメントと複数の第2セグメントとはシール部材の軸周りにおいて互いに割り出しされた位置にある。
上記のような構成を有する第2継手においては、複数の第1セグメントの境界の位置と複数の第2セグメントの境界の位置とが互いに重ならないので、シール部材の外周部において、第1セグメント及び第2セグメントの何れにも覆われていない領域が存在しない。従って、シール部材の管材への押圧及びシール部材の形状の拘束を全周に亘ってより均一に行うことができる。即ち、第2継手によれば、より高い信頼性を有するハウジング形管継手を提供することができる。
以下、本発明の第3実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第3継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
上記のように、第3継手においては、第1セグメントと第2セグメントとが予め互いに固定されている。従って、前述したようにシール部材を覆うように複数の第1セグメントをシール部材に外嵌し、更に複数の第1セグメントを覆うように複数の第2セグメントを配置する作業を施工現場等において行う必要が無く、予め互いに固定された第1セグメントと第2セグメントとの組をシール部材に外嵌すればよい。その結果、施工作業の単純化及び労力の低減を達成することができる。このような利点は、複数の第1セグメントと複数の第2セグメントとがシール部材の軸周りにおいて互いに割り出しされた位置に配置される第2継手の集成において特に有用である。尚、この場合、複数の第1セグメントと複数の第2セグメントとの割り出しの量(シール部材の軸周りにおける角度θs)は、予め互いに固定された第1セグメントと第2セグメントとの組をシール部材に外嵌することが可能である程度の大きさとすることが望ましい。この割り出しの量の具体的な大きさは、例えばシール部材の大きさ、形状及び柔軟性等に応じて適宜定めることができる。
以下、本発明の第4実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第4継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
そこで、第4継手は、上述した第1継手乃至第3継手の何れかであって、一対の管材の管端をシール部材の軸方向における両側から挿入することが可能な程度に隣り合う第2セグメント同士が緩く係止されている状態である第2状態にて提供されるハウジング形管継手である。
上記のように、第4継手は一対の管材の管端をシール部材の軸方向における両側から挿入することが可能な程度に隣り合う第2セグメント同士が緩く係止されている状態である第2状態にて提供される。従って、上述した従来継手のようにケーシングを構成する複数のセグメントがシール部材に外嵌され且つ締結部材によって互いに締結された状態から従来継手を分解したり締結部材による締結を緩めたりすること無く、一対の管材をシール部材に直ちに挿入することができる。その結果、施工作業の単純化及び労力の低減を達成することができ、施工コストの削減に繋がる。
以下、図面を参照しながら本発明の第5実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第5継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
そこで、第5継手は、上述した第4継手であって、ハウジング形管継手の軸方向における両端の2つの開口部の少なくとも一方に嵌合された栓を更に備えるハウジング形管継手である。尚、上記栓は第5継手の内部においてシール部材にも嵌合していることが望ましい。第5継手が単独にて提供される場合は、2つの開口部の両方に栓が嵌合されていることが望ましい。一方、上述したようにシール部材の軸方向における一方の側から管材の管端が予め挿入された状態にて第5継手が提供される場合は、2つの開口部のうち管材が挿入されていない方の開口部に栓が嵌合される。この場合、管材の第5継手とは反対側の管端もまた何等かの手段によって塞がれていることが望ましいことは言うまでも無い。
上記のように、第5継手においては、弾性材料によって形成された栓が軸方向における両端の2つの開口部の少なくとも一方に嵌合されている。従って、開口部が塞がれると共に第5継手を構成する各部材(例えば、第2ケーシングを構成する第2セグメント等)の動きを拘束することができる。その結果、隣り合う第2セグメント同士が緩く係止されている状態(第2状態)にあるにも拘わらず、第5継手を例えば施工現場等に運搬する場合において、第5継手を構成する各部材同士が振動等によって互いに衝突して異音及び/又は傷が発生する虞を低減することができる。また、図14の(a)に例示したようにシール部材の軸方向における一方の側から管材の管端が予め挿入された状態にて第5継手が提供される場合においては、例えば運搬時の振動等に起因して第5継手を構成する各部材と管材とが互いに衝突して異音及び/又は傷が発生する虞を低減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の第6実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第6継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
そこで、第6継手は、上述した第1継手乃至第5継手の何れかであって、第1状態において隣り合う第2セグメント同士がフランジ部の周縁部にて当接し且つ隣り合う第2セグメント同士の着座面は所定の距離を空けて互いに対向するように第2セグメントのフランジ部が構成されている、ハウジング形管継手である。このような構成を有する第2セグメントの具体例としては、例えば上述したクラムシェル構造を有する第2セグメント等を挙げることができる。
以上説明してきたように、第6継手においては、第1状態において隣り合う第2セグメント同士がフランジ部の周縁部にて当接し且つ隣り合う第2セグメント同士の着座面は所定の距離を空けて互いに対向するように第2セグメントのフランジ部が構成されている。また、第6継手は、隣り合う第2セグメントの互いに対向する着座面の間に配設されたスペーサを更に備える。従って、第6継手によれば、例えば締結部材を締結する力が過大である場合等においても、着座面及び/又は着座面の周囲の部分が変形して第2ケーシングの形状が歪む虞を低減することができる。その結果、第2ケーシングによる第1セグメントの押圧力が不均一となったり、第2ケーシングと管材との係合が不十分となったりする虞を低減することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の第7実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第7継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
即ち、第7継手は、上述した第1継手乃至第6継手の何れかであって、シール部材の外周部の内周面から径方向における内側に向かって延在する部分であるストッパー部をシール部材が更に備える、ハウジング形管継手である。更に、ストッパー部は、第1状態において管端の少なくとも一部に当接するように構成されている。
以上のように、第7継手においては、シール部材の外周部の内周面から径方向における内側に向かって延在する部分であるストッパー部をシール部材が更に備え、第1状態において管端の少なくとも一部に当接するようにストッパー部が構成されている。従って、第7継手によって一対の管材を液密又は気密に接続する際には、一対の管材の管端をシール部材の両側からそれぞれ挿入してシール部材が備えるストッパー部に当接させることにより、各々の管材のシール部材に対する位置合わせを容易且つ確実に行うことができる。その結果、第7継手によれば、一対の管材の管端同士が互いに対向する位置とシール部材とを好適な位置関係に容易且つ確実に配置することができるので、第7継手が本来備える液密性能又は気密性能を十分且つ確実に発揮することができる。
以下、本発明の第8実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第8継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
そこで、第8継手は、上述した第1継手乃至第7継手の何れかであって、第1ケーシング及び/又は第2ケーシングが受けた圧力、応力及び歪みのうちの少なくとも1つに対応する検出信号を出力するように構成されたセンサ及び当該検出信号に対応する情報をデータとして記録するように構成されたRFタグを更に備える、ハウジング形管継手である。上記センサの具体例としては、例えば、感圧センサ、応力センサ及び歪ゲージ等を挙げることができる。このようなセンサ及びRFタグの詳細については、当業者に周知であるので、ここでの説明は省略する。尚、これらのセンサを配設する部位については、これらのセンサによって検知しようとする情報に応じて適宜定められる。例えば、複数の第2セグメントを締結した際のトルクに関する情報を検知する場合は、第2セグメントのフランジ部に形成された着座面におけるナットが接触する領域に感圧センサを配設することができる。また、第1ケーシング及び/又は第2ケーシングの変形に関する情報を検知する場合は、第1ケーシング及び/又は第2ケーシングの変形が生じ得る領域に応力センサ及び/又は歪センサを配設することができる。
当業者に周知であるように、RFタグに記録されているデータは、例えば対応するリーダー(読み取り装置)によって迅速且つ簡便に読み出すことができる。従って、第8継手によれば、施工作業の複雑化及び労力の増大並びに第8継手によって接続される管材によって構成される配管を維持するための労力の増大等の問題を招くこと無く、個々のハウジング形管継手のケーシングを構成するセグメントの締結状態及び/又はケーシングの変形の有無等を確実に把握することができる。
以下、本発明の第9実施形態に係るハウジング形管継手(以降、「第9継手」と称呼される場合がある。)について説明する。
そこで、第9継手は、所期の液密性能及び/又は気密性能を達成するために必要とされる軸力が複数の締結部材によって達成されるように構成される。具体的には、第9継手は、上述した第1継手乃至第8継手の何れかであって、個々の着座面において複数の締結部材によって隣り合う第2セグメント同士が締結されることにより第2ケーシングが構成されている、ハウジング形管継手である。
以上のように、第9継手においては、個々の着座面において複数の締結部材によって隣り合う第2セグメント同士が締結されることにより第2ケーシングが構成されている。従って、所期の液密性能及び/又は気密性能を達成するために必要とされる軸力を複数の締結部材に分散させることができるため、より小さい締結部材及びフランジ部を採用することができる。その結果、第2セグメントを小型化することができ、第9継手を全体として小型化することができる。これにより、配管及び管継手の外側を断熱材で覆う必要がある場合においても、管継手を覆うために使用される断熱材の面積を低減して施工コストを削減することができる。また、第9継手が使用される配管の設置スペースを圧迫する虞を低減することもできる。
Claims (21)
- 管端の側の外径が前記管端の反対側の外径よりも大きい段差部が軸方向における所定の距離だけ管端から離れた位置に全周に亘って形成された一対の管材を前記管端同士が互いに対向している状態において液密又は気密に接続するハウジング形管継手であって、
シール部材と、第1ケーシングと、第2ケーシングと、締結部材と、を備え、
前記シール部材は、弾性材料によって形成され、環状の形状を有し、円筒状の部分である外周部と前記外周部の軸方向における両端から径方向における内側に向かって延在する2つのリム部とを備えることにより径方向における内側に開口部を有する略U字状の横断面を有し、且つ2つの前記リム部の前記外周部とは反対側の端部において前記管材の外周面に対向する面であるリップ面を有するリップ部を備え、
前記第1ケーシングは、金属板から一体物として成形された複数の円弧状の部材である第1セグメントの組み合わせによって構成され、全体として円筒状の部分である外周部と前記外周部の軸方向における両端から径方向における内側に向かって延在する2つのリム部とを備えることにより径方向における内側に向かって開口する略U字状の横断面を有する環状の形状を有し、
前記第2ケーシングは、金属板から一体物として成形された複数の略円弧状の部材である第2セグメントの組み合わせによって構成され、全体として環状の形状を有し、
個々の前記第2セグメントは、円弧状の部分である本体部と前記本体部の両端において前記第2ケーシングの径方向における外側に向かって延在するように立設された部分であるフランジ部とを備え、
前記本体部は、前記第2ケーシングの径方向における最外面の一部を構成する外周部と前記第2ケーシングの軸方向における前記外周部の両端から前記第2ケーシングの径方向における内側に向かって延在する2つのリム部とを備えることにより径方向における内側に向かって開口する略U字状の横断面を有し、
前記第1セグメントの板厚である第1板厚は前記第2セグメントの板厚である第2板厚に等しいか又は前記第2板厚よりも大きく、
前記第1セグメントと前記第2セグメントとが予め互いに固定されており、
前記第1セグメントの前記リム部に含まれる所定の部位と前記第2セグメントの前記リム部に含まれる所定の部位とが固定されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1に記載されたハウジング形管継手であって、
前記シール部材の前記リム部に対向する円弧状の形状を有する部位において前記第1セグメントの前記リム部と前記第2セグメントの前記リム部とが固定されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1又は請求項2に記載されたハウジング形管継手であって、
前記フランジ部は、前記締結部材によって隣り合う前記第2セグメント同士が締結される際に、前記締結部材による締結力が作用する部分である締結部分よりも径方向における外側に位置する部分が前記締結部分よりも先に互いに当接するように構成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
前記段差部は、前記管材の全周に亘って環状に形成された凸部である環状突起の前記管端とは反対側の側面によって構成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
前記段差部は、前記管材の全周に亘って環状に形成された凹部である環状溝部の前記管端側の側面によって構成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
前記管材は前記管端側の端部に形成された所定の外径である第1外径を有する部分である第1部分及び前記第1部分以外の部分であり且つ前記第1外径よりも小さい所定の外径である第2外径を有する部分である第2部分を有し、
前記段差部は、前記第1部分と前記第2部分との間に形成された段差として前記段差部が構成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
前記シール部材を覆うように複数の前記第1セグメントが前記シール部材に外嵌されており、複数の前記第1セグメントを覆うように複数の前記第2セグメントが配置されており、前記シール部材、複数の前記第1セグメント及び複数の前記第2セグメントが脱落せず、且つ複数の前記第2セグメントの前記リム部によって囲まれる空間及び複数の前記第1セグメントの前記リム部によって囲まれる空間を通して一対の前記管材の前記管端を前記シール部材の軸方向における両側から前記シール部に挿入することが可能な程度に、隣り合う前記第2セグメント同士が前記締結部材によって係止されている状態である第2状態にて提供される、
ハウジング形管継手。 - 請求項7に記載されたハウジング形管継手であって、
前記ハウジング形管継手の軸方向における両端の2つの開口部の少なくとも一方に嵌合された栓を更に備え、
前記栓は、弾性材料によって形成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項8に記載されたハウジング形管継手であって、
前記栓の側面における隣り合う前記第2セグメントの前記フランジ部の基端部の間に画定される間隙に対向する領域には前記間隙に嵌合するように突設された突部が形成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項8又は請求項9に記載されたハウジング形管継手であって、
前記栓の側面における前記シール部材の前記リップ面に接触する領域の少なくとも一部には潤滑材が予め塗布されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1乃至請求項10の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
一対の前記管材の前記管端が前記シール部材の軸方向における両側から挿入されて前記シール部材の内部において一対の前記管材の前記管端同士が互いに対向しており、前記シール部材を覆うように複数の前記第1セグメントが前記シール部材に外嵌されており、且つ複数の前記第1セグメントを覆うように複数の前記第2セグメントが配置されている状態において、隣り合う前記第2セグメントの前記フランジ部に形成された着座面に着座する前記締結部材によって隣り合う前記第2セグメント同士を締結することにより、複数の前記第2セグメントが互いに近付いて前記第2ケーシングが集成され、複数の前記第1セグメントが互いに近付いて前記第1ケーシングが集成され、複数の前記第2セグメントの前記外周部によって複数の前記第1セグメントが前記シール部材に向かって押圧され、前記第1ケーシングの前記外周部によって前記シール部材が一対の前記管材に向かって押圧されると共に前記シール部材の前記外周部及び前記リム部の外面形状が前記第1ケーシングによって拘束されて一対の前記管材が液密又は気密に接続され、且つ複数の前記第2セグメントがそれぞれ備える2つの前記リム部の内面と一対の前記管材がそれぞれ備える前記段差部の外面とが当接することにより一対の前記管材が互いに離隔しないように係止されている状態である第1状態を達成することが可能であるように構成された、
ハウジング形管継手。 - 請求項11に記載されたハウジング形管継手であって、
前記第1状態において複数の前記第2セグメントの2つの前記リム部の間に前記第1ケーシングの2つの前記リム部の少なくとも一部が嵌合されるように複数の前記第2セグメントが構成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項11又は請求項12に記載されたハウジング形管継手であって、
前記第1状態において複数の前記第1セグメントの境界の位置と複数の前記第2セグメントの境界の位置とが互いに重ならないように複数の前記第1セグメントと複数の前記第2セグメントとが前記シール部材の軸周りに所定の角度だけずれて配置されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項11乃至請求項13の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
前記第2セグメントの前記フランジ部は、前記第1状態において隣り合う前記第2セグメント同士が前記フランジ部の周縁部にて当接し且つ隣り合う前記第2セグメント同士の前記着座面は所定の距離を空けて互いに対向するように構成されており、
隣り合う前記第2セグメントの互いに対向する前記着座面の間に配設されたスペーサを更に備える、
ハウジング形管継手。 - 請求項14に記載されたハウジング形管継手であって、
前記スペーサは、隣り合う前記第2セグメントの互いに対向する前記着座面の一方に固定されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項14又は請求項15に記載されたハウジング形管継手であって、
前記スペーサは、筒状の形状を有するカラーによって構成されており、
前記締結部材は、隣り合う前記第2セグメントの互いに対向する前記着座面に穿孔された貫通孔及び前記スペーサに挿通される挿通部材を含む、
ハウジング形管継手。 - 請求項16に記載されたハウジング形管継手であって、
前記挿通部材は、隣り合う前記第2セグメントの互いに対向する前記着座面の一方に固定されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項17に記載されたハウジング形管継手であって、
前記スペーサ及び前記挿通部材は、同一の前記着座面に固定されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項11乃至請求項18の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
前記シール部材は、前記シール部材の前記外周部の内周面から径方向における内側に向かって延在する部分であるストッパー部を更に備え、
前記ストッパー部は、前記第1状態において前記管端の少なくとも一部に当接するように構成されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項19に記載されたハウジング形管継手であって、
前記ストッパー部は、前記第1状態において前記管端の一部のみに当接するように構成されており、
一対の前記管材と前記ストッパー部とが当接していない領域において前記管端同士の間に形成される間隙により、前記シール部材の前記外周部、前記リム部及び前記リップ部によって画定される空間と前記管材の内部空間とが連通されている、
ハウジング形管継手。 - 請求項1乃至請求項20の何れか1項に記載されたハウジング形管継手であって、
前記第1ケーシング及び/又は前記第2ケーシングが受けた圧力、応力及び歪みのうちの少なくとも1つに対応する検出信号を出力するように構成されたセンサ及び当該検出信号に対応する情報をデータとして記録するように構成されたRFタグを更に備える、
ハウジング形管継手。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020062953 | 2020-03-31 | ||
JP2020062953 | 2020-03-31 | ||
PCT/JP2021/008643 WO2021199903A1 (ja) | 2020-03-31 | 2021-03-05 | ハウジング形管継手 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021199903A1 JPWO2021199903A1 (ja) | 2021-10-07 |
JPWO2021199903A5 JPWO2021199903A5 (ja) | 2022-08-16 |
JP7213997B2 true JP7213997B2 (ja) | 2023-01-27 |
Family
ID=77930232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021544530A Active JP7213997B2 (ja) | 2020-03-31 | 2021-03-05 | ハウジング形管継手 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230147384A1 (ja) |
JP (1) | JP7213997B2 (ja) |
WO (1) | WO2021199903A1 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007522420A (ja) | 2004-02-13 | 2007-08-09 | ブリーズ−トルカ・プロダクツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 対向するフランジ当接ループを有する溝付きパイプ留め具 |
JP2010527430A (ja) | 2007-05-15 | 2010-08-12 | ヴィクトリック カンパニー | 可動の把持体を備えた管継ぎ手 |
JP2011012717A (ja) | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Kitz Corp | ユニオンナット等の位置保持具とその保持具を用いた継手構造 |
JP2015158273A (ja) | 2014-02-24 | 2015-09-03 | ノルマ ジャーマニー ゲーエムベーハー | 成形ホースクランプ |
US20180163906A1 (en) | 2016-12-14 | 2018-06-14 | Mueller International, Llc | Pipe coupling with closed ring |
JP2018537638A (ja) | 2015-09-24 | 2018-12-20 | レンロック ホールディングズ エルエルシーLenlok Holdings, LLC | センサを備えた管継手 |
JP2019183894A (ja) | 2018-04-04 | 2019-10-24 | 日本ヴィクトリック株式会社 | 配管継手構造 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1978453A (en) * | 1933-06-05 | 1934-10-30 | Bernard C Flynn | Variable diameter gripping device |
US2653042A (en) * | 1950-01-30 | 1953-09-22 | Northrop Aircraft Inc | Demountable duct seal |
JPS3623288Y1 (ja) * | 1959-11-10 | 1961-09-06 | ||
US3116078A (en) * | 1961-07-18 | 1963-12-31 | Bernard F Scherer | Coupling having annularly arranged u-shaped gripping members retained against movement in sleeve |
US3733092A (en) * | 1970-10-29 | 1973-05-15 | Gen Connector Corp | Conduit restraining and sealing connector |
US3834744A (en) * | 1972-06-19 | 1974-09-10 | Garlock Inc | Pipe coupling |
JPS558223U (ja) * | 1978-07-03 | 1980-01-19 | ||
US4471979A (en) * | 1982-03-15 | 1984-09-18 | Victaulic Company Of Canada Limited | Quick-connect coupling for thin-walled pipes |
JPS5942388U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-19 | 株式会社リケン | 管継手 |
FR2645940B1 (fr) * | 1989-04-12 | 1991-10-04 | Sabatier Andre | Raccord perfectionne pour conduits de fluide, notamment de gaz de grande purete |
DE4119171A1 (de) * | 1990-06-21 | 1992-01-02 | Volkswagen Ag | Rohrschelle, insbesondere fuer kraftfahrzeug-auspuffanlagen |
JPH0552283A (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-02 | Sekisui Chem Co Ltd | 管継手 |
US7712796B2 (en) * | 2004-05-14 | 2010-05-11 | Victaulic Company | Deformable mechanical pipe coupling |
CN201902734U (zh) * | 2010-06-13 | 2011-07-20 | 龚岳强 | 大直径压缩空气输送管道的连接装置 |
-
2021
- 2021-03-05 WO PCT/JP2021/008643 patent/WO2021199903A1/ja active Application Filing
- 2021-03-05 US US17/915,338 patent/US20230147384A1/en active Pending
- 2021-03-05 JP JP2021544530A patent/JP7213997B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007522420A (ja) | 2004-02-13 | 2007-08-09 | ブリーズ−トルカ・プロダクツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 対向するフランジ当接ループを有する溝付きパイプ留め具 |
JP2010527430A (ja) | 2007-05-15 | 2010-08-12 | ヴィクトリック カンパニー | 可動の把持体を備えた管継ぎ手 |
JP2011012717A (ja) | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Kitz Corp | ユニオンナット等の位置保持具とその保持具を用いた継手構造 |
JP2015158273A (ja) | 2014-02-24 | 2015-09-03 | ノルマ ジャーマニー ゲーエムベーハー | 成形ホースクランプ |
JP2018537638A (ja) | 2015-09-24 | 2018-12-20 | レンロック ホールディングズ エルエルシーLenlok Holdings, LLC | センサを備えた管継手 |
US20180163906A1 (en) | 2016-12-14 | 2018-06-14 | Mueller International, Llc | Pipe coupling with closed ring |
JP2019183894A (ja) | 2018-04-04 | 2019-10-24 | 日本ヴィクトリック株式会社 | 配管継手構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20230147384A1 (en) | 2023-05-11 |
WO2021199903A1 (ja) | 2021-10-07 |
JPWO2021199903A1 (ja) | 2021-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8038176B2 (en) | Seal with rigid stop ring | |
US8191933B2 (en) | Extrusion resistant gasket face seal | |
US9618147B2 (en) | Connecting assembly and method for producing a connecting assembly | |
CN103363207A (zh) | 卡套式管接头 | |
US10746331B2 (en) | Method and a device for sealing between attachable pair of pipe flanges | |
KR101915492B1 (ko) | 무용접 조립식 배관 플랜지 연결구 | |
KR20180091459A (ko) | 무용접 배관 플랜지 연결구 | |
JP7213997B2 (ja) | ハウジング形管継手 | |
KR101449428B1 (ko) | 파이프 커플링 | |
US4909548A (en) | Compound-taper flange assembly | |
JP2019183894A (ja) | 配管継手構造 | |
KR102220519B1 (ko) | 다수개의 볼트로 배관덕트가 결합되고 배관덕트의 하단에 고정된 플랜지부의 하부면에 가압홈부들을 구비한 배관덕트 연결용 플랜지 조립체 | |
US7090258B2 (en) | Sealing socket and method for arranging a sealing socket to a tube | |
RU2330207C1 (ru) | Трубная муфта | |
JP4727328B2 (ja) | 管部材の接合装置 | |
KR20160128012A (ko) | 내부 압력에 의한 기밀 증가형 가스켓 및 그를 위한 플랜지 배관 | |
JP2019086141A (ja) | ガスケット | |
JP4149036B2 (ja) | 管体フランジ部漏洩補修機構 | |
RU2418230C1 (ru) | Вставное соединение | |
JP2573880Y2 (ja) | ビクトリック型管継手 | |
FI125212B (en) | Sealing elements and arrangements | |
JP2023046180A (ja) | ハウジング形管継手 | |
JP7162343B2 (ja) | フランジ継手部の漏出防止装置 | |
US6164705A (en) | Combination of pipes and gasket for connection thereof | |
KR200179794Y1 (ko) | 링 플레이트 가스켓 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210730 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210730 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7213997 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |