JPWO2021199216A5 - - Google Patents

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本発明は、会話制御プログラム、会話制御方法および情報処理装置に関する。
近年、チャットボットと呼ばれる技術を利用した自動応答システムを導入する企業が増えている。チャットボットは、人工知能を利用して、人間との対話やメッセージのやりとりを行うコンピュータシステムである。例えば、チャットボットを利用して、おすすめスポットをレコメンドするサービスを行う場合がある。
先行技術としては、例えば、チャットの各メッセージ内に所定の記号で示された文字列を目的地点とみなして、目的地点のリストを自動作成するセンタサーバを備えるWeb(World Wide Web)掲示板システムがある。
特開2011-033445号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザの属性などに関係なく、一律に同じ情報がレコメンドされ、ユーザにあったレコメンドを行うことができないという問題がある。
一つの側面では、本発明は、ユーザにあったレコメンドを実現し、ユーザの利便性の向上を図ることを目的とする。
1つの実施態様では、情報処理端末からチャットの開始指示を受信するとともに、前記情報処理端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信し、前記チャットの開始指示に応じて、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、前記情報処理端末におけるチャットボットでの会話を開始し、前記チャットボットでの会話において受け付けた情報、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する、会話制御プログラムが提供される。
本発明の一側面によれば、ユーザにあったレコメンドを実現し、ユーザの利便性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、会話制御システム100のシステム構成例を示す説明図である。 図2は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、情報処理端末102のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、スクリプトテーブル120の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、スクリプトの具体例を示す説明図である。 図6は、スクリプト引き継ぎテーブル130の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図8Aは、デジタルボードに表示されるトーク画面の画面例を示す説明図(その1)である。 図8Bは、デジタルボードに表示されるトーク画面の画面例を示す説明図(その2)である。 図9Aは、スマートフォンに表示されるトーク画面の画面例を示す説明図(その1)である。 図9Bは、スマートフォンに表示されるトーク画面の画面例を示す説明図(その2)である。 図10は、会話制御システム100の一実施例を示す説明図である。 図11は、情報処理装置101の第1の会話制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、情報処理装置101の第2の会話制御処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図13は、情報処理装置101の第2の会話制御処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる会話制御プログラム、会話制御方法および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
まず、実施の形態にかかる情報処理装置101を含む会話制御システム100のシステム構成例について説明する。会話制御システム100は、例えば、チャットボットを利用して、おすすめの観光地や店舗をレコメンドするサービスに適用される。
図1は、会話制御システム100のシステム構成例を示す説明図である。図1において、会話制御システム100は、情報処理装置101と、複数の情報処理端末102(図1の例では、2台)と、オペレータ端末103と、を含む。会話制御システム100において、情報処理装置101、情報処理端末102およびオペレータ端末103は、有線または無線のネットワーク110を介して接続される。ネットワーク110は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
ここで、情報処理装置101は、チャットボットの会話を制御するコンピュータである。情報処理装置101は、例えば、スクリプトテーブル120およびスクリプト引き継ぎテーブル130を有する。スクリプトテーブル120およびスクリプト引き継ぎテーブル130の記憶内容については、図4および図6を用いて後述する。情報処理装置101は、例えば、サーバである。
情報処理端末102は、ユーザがチャットボットでの会話を行う際に利用するコンピュータである。情報処理端末102は、例えば、駅、空港などの公共性の高い場所や店舗に設置され、不特定多数の人に利用されるデジタルボードであってもよい。また、情報処理端末102は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)などであってもよい。
情報処理端末102において、ユーザは、例えば、メッセージを入力したり、選択肢を選択したりすることで、チャットボットと対話しながら、所望の回答を探したり、サービスを利用したりすることができる。回答は、例えば、FAQ(Frequently Asked Question)である。
FAQは、「頻繁に尋ねられる質問」の意味であり、あらかじめ予想される質問に対して、質問と回答とをまとめたものである。質問は、何らかの問題の解決方法を問うものであってもよく、また、話し言葉による問いかけであってもよい。回答は、質問された問題の解決方法を示す回答や、話し言葉による問いかけに対する回答などである。
なお、図示は省略するが、情報処理装置101は、例えば、FAQマスタやチャットログDB(Database)などを有する。FAQマスタは、FAQを記憶する。チャットログDBは、チャットログを記憶する。チャットログは、ユーザとチャットボットとの会話に関する会話履歴である。チャットログは、例えば、ルームIDと対応付けて、チャットログDBに記憶される。ルームIDによれば、チャットボットとの一連の会話を特定することができる。
オペレータ端末103は、オペレータが使用するコンピュータである。オペレータは、チャットボット対応から有人対応の会話に切り替えた場合に、ユーザへの対応を行う者である。例えば、オペレータは、オペレータ端末103の電話機能や、テキストコミュニケーションなどを利用して、ユーザとやり取りすることができる。オペレータ端末103は、例えば、PCやタブレットPCである。
ここで、チャットボットを利用して、各地のおすすめスポットをレコメンドするサービスを行う場合がある。おすすめスポットは、例えば、観光スポット、イベント会場、店舗などである。一方で、おすすめスポットに関する情報を提供するにあたり、ユーザの属性や外部環境によっては、提供すべき情報が異なる場合がある。
例えば、ユーザの性別や年代などの違いによって、おすすめすべきスポットやルートが異なる場合がある。また、天気、気温、時間などの違いによって、おすすめすべきスポットやルートが異なる場合がある。すなわち、ユーザの属性や外部環境に関係なく、一律に同じ情報がレコメンドされると、ユーザにあったレコメンドを行うことができないという問題がある。
そこで、本実施の形態では、情報処理端末102を使用するユーザの特徴や外部環境(天気、気温など)とともに、チャットボットでの会話内容を考慮して、地図情報が含まれるレコメンド情報を提供することで、ユーザにあったレコメンドを実現し、ユーザの利便性の向上を図る会話制御方法について説明する。
(情報処理装置101のハードウェア構成例)
つぎに、情報処理装置101のハードウェア構成例について説明する。
図2は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、情報処理装置101は、CPU(Central Processing Unit)201と、メモリ202と、ディスクドライブ203と、ディスク204と、通信I/F(Interface)205と、可搬型記録媒体I/F206と、可搬型記録媒体207と、を有する。また、各構成部は、バス200によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU201は、情報処理装置101の全体の制御を司る。CPU201は、複数のコアを有していてもよい。メモリ202は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMがOS(Operating System)のプログラムを記憶し、ROMがアプリケーションプログラムを記憶し、RAMがCPU201のワークエリアとして使用される。メモリ202に記憶されるプログラムは、CPU201にロードされることで、コーディングされている処理をCPU201に実行させる。
ディスクドライブ203は、CPU201の制御に従ってディスク204に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク204は、ディスクドライブ203の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク204としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
通信I/F205は、通信回線を通じてネットワーク110に接続され、ネットワーク110を介して外部のコンピュータ(例えば、図1に示した情報処理端末102、オペレータ端末103)に接続される。そして、通信I/F205は、ネットワーク110と装置内部とのインターフェースを司り、外部のコンピュータからのデータの入出力を制御する。通信I/F205には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
可搬型記録媒体I/F206は、CPU201の制御に従って可搬型記録媒体207に対するデータのリード/ライトを制御する。可搬型記録媒体207は、可搬型記録媒体I/F206の制御で書き込まれたデータを記憶する。可搬型記録媒体207としては、例えば、CD(Compact Disc)-ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリなどが挙げられる。
なお、情報処理装置101は、上述した構成部のほかに、例えば、SSD(Solid State Drive)、入力装置、ディスプレイ等を有することにしてもよい。また、情報処理装置101は、上述した構成部のうち、例えば、ディスクドライブ203、ディスク204、可搬型記録媒体I/F206、可搬型記録媒体207を有していなくてもよい。
(情報処理端末102のハードウェア構成例)
つぎに、情報処理端末102のハードウェア構成例について説明する。
図3は、情報処理端末102のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、情報処理端末102は、CPU301と、メモリ302と、ディスプレイ303と、入力装置304と、通信I/F305と、カメラ306と、スピーカ307と、マイクロフォン308と、GPS(Global Positioning System)ユニット309と、を有する。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、情報処理端末102の全体の制御を司る。CPU301は、複数のコアを有していてもよい。メモリ302は、例えば、ROM、RAMおよびフラッシュROMなどを有する記憶部である。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
ディスプレイ303は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する表示装置である。ディスプレイ303としては、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなどを採用することができる。
入力装置304は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置304は、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよく、また、キーボードやマウスなどであってもよい。
通信I/F305は、通信回線を通じてネットワーク110に接続され、ネットワーク110を介して外部のコンピュータ(例えば、図1に示した情報処理装置101、オペレータ端末103)に接続される。そして、通信I/F305は、ネットワーク110と自装置内部とのインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。
カメラ306は、画像(静止画または動画)を撮影して画像データを出力する撮影装置である。スピーカ307は、電気信号を音声に変換して、音声を出力する。マイクロフォン308は、音声を受音して電気信号に変換する。
GPSユニット309は、GPS衛星からの電波を受信し、情報処理端末102の位置情報を出力する。情報処理端末102の位置情報は、例えば、緯度、経度などの地球上の1点を特定する情報である。また、衛星として、例えば、準天頂衛星システムの衛星を用いることにしてもよい。
なお、情報処理端末102は、上述した構成部のほかに、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD、近距離無線通信I/F、可搬型記録媒体I/F、可搬型記録媒体などを有することにしてもよい。また、図1に示したオペレータ端末103についても、情報処理端末102と同様のハードウェア構成により実現することができる。
(スクリプトテーブル120の記憶内容)
つぎに、図4を用いて、情報処理装置101が有するスクリプトテーブル120の記憶内容について説明する。スクリプトテーブル120は、例えば、図2に示したメモリ202、ディスク204などの記憶装置により実現される。
図4は、スクリプトテーブル120の記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、スクリプトテーブル120は、ユーザ属性/外部環境およびスクリプトのフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、スクリプト管理情報(例えば、スクリプト管理情報400-1~400-3)をレコードとして記憶する。
ここで、ユーザ属性/外部環境は、ユーザ属性と外部環境との組み合わせを示す。ここでは、ユーザ属性を識別するユーザ属性ID(例えば、UA1,UA2,UA3)と、外部環境を識別する外部環境ID(例えば、E1,E2,E3)との組み合わせを表記している。
ユーザ属性は、ユーザの特徴を表す情報である。例えば、ユーザ属性は、年齢、年代、性別、使用言語、服装、同行者の有無などを表す。外部環境は、外部の環境を表す情報である。外部は、例えば、建物や施設の外、すなわち、屋外である。例えば、外部環境は、天気、温度、湿度、時間、位置などを表す。
スクリプトは、チャットボットの会話の流れを定義した情報(シナリオ)であり、ユーザ属性と外部環境との組み合わせに対応付けて用意される。ただし、ここでは、スクリプトを識別するスクリプトID(例えば、SP1,SP2,SP3)を表記している。例えば、年代や性別の違いによって、よく選ばれるFAQが変化する傾向がある。例えば、20代~40代の女性は、同年代の男性と比べて、買い物やカフェに関するFAQを選ぶ傾向がある。
また、言語の違いによっても、よく選ばれるFAQが変化する傾向がある。例えば、日本語以外の言語を話す人(例えば、外国人)は、日本語を話す人と比べて、観光や多言語対応の店舗に関するFAQを選ぶ傾向がある。また、場所や天気の違いによっても、よく選ばれるFAQが変化する傾向がある。例えば、秋葉原では、他の場所と比べて、家電量販店や電気屋に関するFAQが選ばれる傾向がある。雨の日は、晴れの日と比べて、映画館などの屋内施設に関するFAQが選ばれる傾向がある。
また、同伴者の有無によっても、よく選ばれるFAQが変化する傾向がある。例えば、子供連れの人は、子供連れで楽しめるイベントや子供連れで入店できる飲食店に関するFAQを選ぶ傾向がある。また、異性の同伴者がありの人(例えば、カップル)は、同伴者なしの場合に比べて、デートスポットに関するFAQを選ぶ傾向がある。
スクリプトテーブル120では、ユーザ属性と外部環境との組み合わせに対応するスクリプトをあらかじめ用意しておく。スクリプトには、例えば、おすすめスポットに関する情報が含まれる場合がある。おすすめスポットに関する情報は、おすすめスポットの紹介や、おすすめスポットを含む地図情報などである。
例えば、スクリプト管理情報400-1は、ユーザ属性UA1と外部環境E1との組み合わせに対応するスクリプトSP1を示す。
ここで、図5を用いて、スクリプトの具体例について説明する。
図5は、スクリプトの具体例を示す説明図である。図5において、スクリプトSP1は、チャットボットの会話の流れを定義した情報(シナリオ)である。ただし、図5では、スクリプトSP1の一部を抜粋して表示している。
具体的には、例えば、スクリプトSP1は、チャットのトーク処理を定義した情報である。トーク処理は、チャットボットの動作(挙動)を実現するための処理である。例えば、トーク処理は、発話する処理、選択肢を表示する処理、ユーザ操作に応じて選択肢を選択する処理、選択された選択肢や入力された情報に応じた手続きを行う処理、トーク処理を終了する処理などを含む。
スクリプトSP1において、例えば、STR-1は、トーク処理の開始を示す。TXT-1は、メッセージを発話する処理を示す。SLC-2は、OPT-3~OPT-8の選択肢を表示する処理を示す。FAQ-1は、選択肢に応じたFAQを検索して表示する処理である。なお、ERR-10は、エラー処理を示す。FAQの検索は、例えば、情報処理装置101が有する不図示のFAQマスタを用いて行われる。
(スクリプト引き継ぎテーブル130の記憶内容)
つぎに、図6を用いて、情報処理装置101が有するスクリプト引き継ぎテーブル130の記憶内容について説明する。スクリプト引き継ぎテーブル130は、例えば、メモリ202、ディスク204などの記憶装置により実現される。
図6は、スクリプト引き継ぎテーブル130の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、スクリプト引き継ぎテーブル130は、引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性/外部環境、引き継ぎ先スクリプトおよびレコメンド情報のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、スクリプト引き継ぎ情報(例えば、スクリプト引き継ぎ情報600-1~600-3)がレコードとして記憶される。
ここで、引き継ぎ元スクリプトは、引き継ぎ元のスクリプトである。会話内容は、引き継ぎ元におけるチャットボットでの会話の内容を特定する情報である。例えば、会話内容は、引き継ぎ元におけるチャットボットでの会話において、選択された選択肢や、入力された情報などを示す。
ユーザ属性/外部環境は、ユーザ属性と外部環境との組み合わせを示す。引き継ぎ先スクリプトは、引き継ぎ先のスクリプトであり、例えば、引き継ぎ元スクリプト、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応付けて用意される。すなわち、年代や性別の違い、場所や天気の違いなどによって、よく選ばれるFAQが変化する傾向があるため、ユーザ属性と外部環境との組み合わせに応じて引き継ぎ先のスクリプトを切り替える。
なお、引き継ぎ先スクリプトは、引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応付けて用意されてもよい。すなわち、引き継ぎ先スクリプトは、ユーザ属性や外部環境だけでなく、引き継ぎ元におけるチャットボットでの会話内容を考慮して用意されてもよい。
レコメンド情報は、レコメンドする情報であり、地図情報を含む。例えば、レコメンド情報は、おすすめスポットに関する情報であり、おすすめスポット周辺の地図情報を含む。レコメンド情報は、引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応付けて用意される。
例えば、年代や性別の違いによって、興味を示すものが異なる傾向がある。例えば、20代~40代の女性は、同年代の男性と比べて、買い物やカフェに興味を示す傾向がある。また、言語の違いによっても、興味を示すものが異なる傾向がある。例えば、日本語以外の言語を話す人(例えば、外国人)は、日本語を話す人と比べて、観光や多言語対応の店舗に興味を示す傾向がある。
また、場所や天気の違いによっても、興味を示すものが異なる傾向がある。例えば、秋葉原では、他の場所と比べて、家電量販店や電気屋に興味を示す傾向がある。雨の日は、晴れの日と比べて、映画館などの屋内施設に興味を示す傾向がある。また、同伴者の有無によっても、興味を示すものが異なる傾向がある。例えば、子供連れの人は、子供連れで楽しめるイベントや子供連れで入店できる飲食店に興味を示す傾向がある。また、異性の同伴者がありの人(例えば、カップル)は、同伴者なしの場合に比べて、デートスポットに興味を示す傾向がある。
スクリプト引き継ぎテーブル130では、引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応するレコメンド情報をあらかじめ用意しておく。より詳細に説明すると、例えば、レコメンド情報は、ユーザ属性と外部環境との組み合わせに対応する引き継ぎ元スクリプトに基づくチャットボットでの会話において、選択される選択肢や、入力される情報に応じて決定される。
例えば、スクリプト引き継ぎ情報600-1は、引き継ぎ元スクリプトSP1、会話内容C1およびユーザ属性/外部環境UA1/E1に対応する、引き継ぎ先スクリプトSP1-1およびレコメンド情報RD1を示す。
(情報処理装置101の機能的構成例)
図7は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図7において、情報処理装置101は、通信部701と、決定部702と、会話制御部703と、記憶部710と、を含む。具体的には、例えば、通信部701~会話制御部703は、図2に示したメモリ202、ディスク204、可搬型記録媒体207などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、通信I/F205により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ202、ディスク204などの記憶装置に記憶される。記憶部710は、例えば、メモリ202、ディスク204などの記憶装置により実現される。具体的には、例えば、記憶部710は、図4に示したスクリプトテーブル120、図6に示したスクリプト引き継ぎテーブル130、不図示のFAQマスタ、チャットログDBなどを記憶する。
通信部701は、情報処理端末102からチャットの開始指示を受信するとともに、情報処理端末102が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信する。ここで、チャットの開始指示は、ユーザとチャットボットとの会話を開始するためのものである。ユーザ情報は、情報処理端末102のユーザ属性を特定する情報である。
例えば、ユーザ情報は、情報処理端末102のユーザの年齢、年代、性別、言語、服装、車椅子の有無、同伴者の有無などを特定可能な情報である。また、外部環境情報は、情報処理端末102の外部環境を特定する情報である。例えば、外部環境情報は、天気、温度、湿度、時間、位置など特定可能な情報である。
具体的には、例えば、情報処理端末102は、入力装置304(図3参照)を用いたユーザの操作入力により、ユーザ情報や外部環境情報を入力させることにしてもよい。この場合、情報処理端末102は、チャットの開始指示とともに、入力されたユーザ情報や外部環境情報を、情報処理装置101に送信する。
また、情報処理端末102は、自端末のカメラ306(図3参照)に写るユーザを検出した場合、または、入力装置304を用いたユーザの操作入力に応じて、ユーザ情報を取得することにしてもよい。この場合、情報処理端末102は、チャットの開始指示とともに、取得したユーザ情報を、情報処理装置101に送信する。
より詳細に説明すると、例えば、情報処理端末102は、カメラ306により撮影された画像情報(例えば、動画)を解析して、ユーザの年代、性別、服装、車椅子の有無、同伴者の有無などのユーザ情報を取得してもよい。ユーザに同伴者がいる場合は、情報処理端末102は、カメラ306により撮影された画像情報を解析して、同伴者の年代、性別、服装、車椅子の有無などのユーザ情報を取得してもよい。
また、情報処理端末102は、マイクロフォン308(図3参照)により受音された音声情報を解析して、ユーザまたは同伴者の性別、言語などのユーザ情報を取得してもよい。また、情報処理端末102は、不図示の環境センサにより、または、外部サーバに問い合わせることにより、天気、温度、湿度など外部環境情報を取得してもよい。
また、情報処理端末102は、GPSユニット309(図3参照)により、現在位置を示す位置情報を外部環境情報として取得してもよい。ただし、情報処理端末102がデジタルボード等の据え置き型のコンピュータの場合、情報処理端末102の設置位置を示す位置情報があらかじめメモリ302に記憶されていてもよい。
また、通信部701は、ユーザ情報として、カメラ306により撮影された画像情報を受信することにしてもよい。また、通信部701は、ユーザ情報として、マイクロフォン308により受音された音声情報を受信することにしてもよい。この場合、情報処理装置101は、例えば、受信した画像情報や音声情報から、ユーザの特徴を表す情報を取得することにしてもよい。すなわち、画像情報や音声情報を解析する処理は、情報処理端末102側で行わず、情報処理装置101側で行うことにしてもよい。
なお、画像情報や音声情報からユーザの特徴を表す情報を取得する技術としては、既存のいかなる技術を用いることにしてもよい。例えば、情報処理端末102または情報処理装置101は、深層学習などの機械学習に基づく手法により、画像や音声の特徴量から、年代、性別、服装、言語、車椅子の有無、同伴者の有無などの情報を抽出することにしてもよい。
決定部702は、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話に適用するトークスクリプトを決定する。具体的には、例えば、決定部702は、記憶部710を参照して、情報処理端末102からチャットの開始指示とともに受信されたユーザ情報および外部環境情報に基づいて、トークスクリプトを決定することにしてもよい。記憶部710は、ユーザ属性と外部環境との複数通りの組み合わせそれぞれに対応するスクリプトを記憶する。
より詳細に説明すると、例えば、決定部702は、受信されたユーザ情報に基づいて、情報処理端末102のユーザ属性を特定する。また、決定部702は、受信された外部環境情報に基づいて、情報処理端末102の外部環境を特定する。そして、決定部702は、図4に示したスクリプトテーブル120を参照して、特定したユーザ属性と外部環境との組み合わせに対応するスクリプトを、トークスクリプトに決定する。
例えば、ユーザ情報を『年代「20代」、性別「女性」』とし、外部環境情報を『天気「晴れ」』とする。この場合、決定部702は、ユーザ情報に基づいて、ユーザ属性「20代×女性」を特定する。また、決定部702は、外部環境情報に基づいて、外部環境「晴れ」を特定する。そして、決定部702は、スクリプトテーブル120を参照して、ユーザ属性「20代×女性」と外部環境「晴れ」との組み合わせに対応するスクリプトを、トークスクリプトに決定する。ユーザ属性「20代×女性」と外部環境「晴れ」との組み合わせに対応するスクリプトは、例えば、イベントや撮影スポットに関する会話を行うスクリプトである。
例えば、ユーザ情報を『年代「70代」、性別「男性」』とし、外部環境情報を『天気「くもり」』とする。この場合、決定部702は、ユーザ情報に基づいて、ユーザ属性「70代×男性」を特定する。また、決定部702は、外部環境情報に基づいて、外部環境「くもり」を特定する。そして、決定部702は、スクリプトテーブル120を参照して、ユーザ属性「70代×男性」と外部環境「くもり」との組み合わせに対応するスクリプトを、トークスクリプトに決定する。ユーザ属性「70代×男性」と外部環境「くもり」との組み合わせに対応するスクリプトは、例えば、グルメや休憩所に関する会話を行うスクリプトである。
会話制御部703は、受信されたチャットの開始指示に応じて、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始する。具体的には、例えば、会話制御部703は、決定されたトークスクリプトを用いて、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始する。
より詳細に説明すると、例えば、会話制御部703は、トークスクリプトに従って、チャットボットにより、発話したり、選択肢を表示したり、選択された選択肢に応じた手続きを実行したりする。なお、情報処理端末102におけるチャットボットとユーザとの会話履歴(チャットログ)は、例えば、情報処理装置101が有する不図示のチャットログDBに記憶される。
また、会話制御部703は、チャットボットでの会話において受け付けた情報、ユーザ情報および外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を情報処理端末102へ出力する。具体的には、例えば、会話制御部703は、チャットボットでの会話とともにレコメンド情報を情報処理端末102に表示させる制御を行う。
ここで、レコメンド情報は、ユーザに対してレコメンドする情報であり、例えば、おすすめスポットに関する情報である。おすすめスポットに関する情報は、例えば、おすすめスポットの紹介、おすすめスポットで提供される商品、サービスの紹介、おすすめスポットで使用可能なクーポン情報などである。
レコメンド情報に含まれる地図情報は、例えば、おすすめスポット周辺の地図情報である。地図情報は、例えば、情報処理端末102の位置から、おすすめスポットまでのルートを含む。ルートには、例えば、徒歩で移動する経路が含まれていてもよく、また、車や電車で移動する経路が含まれていてもよい。ルートは、例えば、年代、性別などのユーザ属性や、天気や時間などの外部環境に応じて決定される。
具体的には、例えば、会話制御部703は、記憶部710を参照して、チャットボットでの会話において受け付けた情報、ユーザ情報および外部環境情報に基づいて、出力対象のレコメンド情報を決定する。記憶部710は、チャットボットでの会話内容とユーザ属性と外部環境との複数通りの組み合わせそれぞれに対応するレコメンド情報を記憶する。そして、会話制御部703は、チャットボットでの会話とともに、決定した出力対象のレコメンド情報を情報処理端末102に表示させる制御を行う。
すなわち、会話制御部703は、情報処理端末102のユーザ属性や外部環境だけでなく、チャットボットでの会話内容(入力された情報、選択された選択肢など)を考慮して、出力対象のレコメンド情報を決定する。チャットボットでの会話において受け付けた情報は、例えば、不図示のチャットログDBから特定される。
ただし、受け付けた情報は、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話において受け付けた情報であってもよく、また、情報処理端末102とは異なる他の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話において受け付けた情報であってもよい。他の情報処理端末102は、情報処理端末102へチャットボットでの会話が引き継がれる前の引き継ぎ元の他の情報処理端末である。
例えば、不特定多数の人に利用されるデジタルボード(他の情報処理端末102)におけるチャットボットでの会話の続きを、ユーザ個人のスマートフォン(情報処理端末102)で行う場合がある。この場合、出力対象のレコメンド情報の決定に用いる情報は、デジタルボード(他の情報処理端末102)におけるチャットボットでの会話において受け付けた情報であってもよい。
より詳細に説明すると、例えば、通信部701は、情報処理端末102から引き継ぎ情報を含むチャットの開始指示を受信するとともに、情報処理端末102が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信する。ここで、引き継ぎ情報は、他の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を引き継ぐための情報である。
ここで、他の情報処理端末102(デジタルボード)におけるチャットボットでの会話を情報処理端末102(スマートフォン)に引き継ぐ際の動作例について説明する。
会話制御部703は、他の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始後に、他の情報処理端末102から受信する会話内容が所定条件を満たす場合に、会話の引き継ぎ案内を、他の情報処理端末102に出力させる。ここで、会話内容は、例えば、選択された選択肢や、入力されたメッセージを含む。
引き継ぎ案内は、他の情報処理端末102での会話を中断して、ユーザが携帯する情報処理端末102で会話の続きを行うよう促すものである。引き継ぎ案内は、当該引き継ぎ案内を読み取ることにより、引き継ぎ情報を取得可能な情報である。引き継ぎ情報には、引き継ぎ元スクリプトを識別する情報、例えば、スクリプトIDが含まれる。
また、引き継ぎ情報には、他の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話内容を特定する情報が含まれる。例えば、会話内容を特定する情報は、他の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話において受け付けた情報そのものであってもよい。また、会話の内容を特定する情報は、受け付けた情報を特定する情報、例えば、チャットログのIDであってもよい。また、会話の内容を特定する情報は、引き継ぎ元の情報処理端末におけるチャットボットでの会話が中断した箇所(引き継ぎ箇所)を特定する情報、例えば、会話を中断したトーク処理を識別する情報であってもよい。
例えば、引き継ぎ案内は、QR(Quick Response)コードなどの二次元コードとして、他の情報処理端末102に表示される。QRコードは、登録商標である。この際、会話制御部703は、QRコードとともに、「QRコードを読み込んでください」などのメッセージを、他の情報処理端末102に出力させることにしてもよい。
また、引き継ぎ案内は、他の情報処理端末102の不図示の非接触IC(Integrated Circuit)タグから出力されることにしてもよい。この際、会話制御部703は、例えば、「ここにタッチしてください」などのメッセージを、他の情報処理端末102の非接触ICタグ部分に出力させることにしてもよい。非接触ICタグとしては、例えば、NFC(Near Field Communication)タグを用いることができる。
また、所定条件は、任意に設定可能である。例えば、所定条件は、所定の選択肢が選択されたという条件であってもよく、また、所定の情報が入力されたという条件であってもよい。所定の選択肢は、おすすめスポットを選択する選択肢や、スマートフォンへ連携するための選択肢などである。
なお、他の情報処理端末102(デジタルボード)のディスプレイ303に表示されるトーク画面の画面例については、例えば、図8Aおよび図8Bを用いて後述する。
具体的には、例えば、会話制御部703は、他の情報処理端末102から受信する会話内容を解析して、会話内容が所定条件を満たすか否かを判断する。そして、会話制御部703は、所定条件を満たすと判断した場合に、会話の引き継ぎ案内を、情報処理端末102に出力させる。ただし、どのトーク処理で、会話の引き継ぎ案内を出力させるかは、トークスクリプトにあらかじめ設定されていてもよい。
情報処理端末102(スマートフォン)は、読取部720により、他の情報処理端末102(デジタルボード)から出力される引き継ぎ案内を読み取ることにより、引き継ぎ情報を取得する。具体的には、例えば、情報処理端末102は、読取部720により、他の情報処理端末102のディスプレイ303に表示されたQRコードを読み取ることにより、引き継ぎ情報を取得する。また、情報処理端末102は、読取部720により、他の情報処理端末102の非接触ICタグから出力される引き継ぎ案内を受信することにより、引き継ぎ情報を取得することにしてもよい。
また、情報処理端末102は、引き継ぎ情報とともに、他の情報処理端末102が取得したユーザ情報および外部環境情報を取得することにしてもよい。具体的には、例えば、情報処理端末102は、読取部720により、他の情報処理端末102から出力される引き継ぎ案内を読み取ることにより、引き継ぎ情報とともに、ユーザ情報および外部環境情報を取得することにしてもよい。
情報処理端末102は、引き継ぎ情報を取得した場合、取得した引き継ぎ情報を含むチャットの開始指示とともに、自端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を情報処理装置101に送信する。ユーザ情報および外部環境情報は、引き継ぎ情報とともに他の情報処理端末102から取得したユーザ情報および外部環境情報であってもよい。
決定部702は、情報処理端末102から、引き継ぎ情報を含むチャットの開始指示が受信された場合、当該チャットの開始指示とともに受信されたユーザ情報および外部環境情報に基づいて、トークスクリプトを決定する。
具体的には、例えば、決定部702は、受信されたチャットの開始指示に含まれる引き継ぎ情報を参照して、引き継ぎ元スクリプトを特定する。また、決定部702は、受信されたユーザ情報に基づいて、情報処理端末102のユーザ属性を特定する。また、決定部702は、受信された外部環境情報に基づいて、情報処理端末102の外部環境を特定する。そして、決定部702は、図6に示したスクリプト引き継ぎテーブル130を参照して、特定した引き継ぎ元スクリプト、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応する引き継ぎ先スクリプトを、トークスクリプトに決定する。
また、決定部702は、受信されたチャットの開始指示に含まれる引き継ぎ情報を参照して、会話内容を特定する。そして、決定部702は、スクリプト引き継ぎテーブル130を参照して、特定した引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応するレコメンド情報を、出力対象のレコメンド情報に決定する。
また、決定部702は、スクリプト引き継ぎテーブル130を参照して、特定した引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応する引き継ぎ先スクリプトを、トークスクリプトに決定してもよい。すなわち、決定部702は、ユーザ属性や外部環境だけでなく、引き継ぎ元の情報処理端末におけるチャットボットでの会話内容を考慮して、トークスクリプトを決定してもよい。
会話制御部703は、決定されたトークスクリプトを用いて、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始するとともに、決定された出力対象のレコメンド情報を情報処理端末102へ出力する。この際、会話制御部703は、例えば、チャットボットでの会話とともに、レコメンド情報を情報処理端末102に表示させる。
これにより、情報処理端末102において、他の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を引き継ぐとともに、その会話内容を考慮したレコメンド情報を表示することができる。
なお、情報処理端末102のディスプレイ303に表示されるトーク画面(レコメンド情報を含む)の画面例については、例えば、図9Aおよび図9Bを用いて後述する。
また、会話制御部703は、レコメンド情報を出力した後に、情報処理端末102からチャットボットでの会話において新たな情報を受け付けた場合には、新たな情報に基づいて、レコメンド情報を更新し、更新後のレコメンド情報を情報処理端末102へ出力することにしてもよい。具体的には、例えば、会話制御部703は、レコメンド情報を出力した後に、チャット入力画面の表示条件を満たすか否かを判断する。
ここで、チャット入力画面は、チャットボットからの問い合わせに対する回答を入力するための操作画面である。チャット入力画面の表示条件は、チャットボット側からユーザに対して問いかけを行う契機を判断する条件といえる。チャット入力画面の表示条件は、任意に設定可能である。例えば、会話制御部703は、情報処理端末102にトーク画面を表示してから所定時間経過した場合に、チャット入力画面の表示条件を満たすと判断してもよい。所定時間は、例えば、3分程度の時間である。
また、例えば、会話制御部703は、情報処理端末102において、トーク画面を所定時間継続してユーザが見ていた場合に、チャット入力画面の表示条件を満たすと判断してもよい。トーク画面を所定時間継続してユーザが見ていたか否かは、例えば、カメラ306により撮影される画像を解析して判断される。
会話制御部703は、チャット入力画面の表示条件を満たすと判断した場合、情報処理端末102にチャット入力画面を表示する制御を行う。例えば、レコメンド情報を含むトーク画面をユーザが数分間継続して見ていた場合に、チャット入力画面を表示することで、ユーザが地図情報を見て何かを探しているようなタイミングを見計らって、チャット入力画面を表示することが可能となる。
そして、会話制御部703は、チャット入力画面において受け付けた回答に応じて、レコメンド情報を更新し、更新後のレコメンド情報を情報処理端末102へ出力する。この場合、チャット入力画面において受け付けた回答が、新たな情報に相当する。具体的には、例えば、会話制御部703は、チャット入力画面において受け付けた回答に応じて、周辺スポットに関する情報をレコメンド情報として出力することにしてもよい。
周辺スポットは、地図情報に表示されたおすすめスポットとは異なるスポットであり、例えば、おすすめスポット(目的地)や情報処理端末102の周辺に存在する観光スポット、イベント会場、店舗などである。また、周辺スポットは、飲み物や食べ物を購入可能な自動販売機であってもよい。
また、例えば、会話制御部703は、チャット入力画面において受け付けた回答に応じて、新たなおすすめスポットに関する情報をレコメンド情報として出力することにしてもよい。どのスポットを新たなおすすめスポットとするかは、例えば、トークスクリプトにあらかじめ定義されている。
情報処理端末102に表示されるチャット入力画面の画面例については、図9Aを用いて後述する。
また、会話制御部703は、レコメンド情報に対する情報処理端末102での入力操作を受け付けた場合、チャットボットでの会話として、入力操作に応じた情報を情報処理端末102へ出力することにしてもよい。例えば、チャット入力画面において受け付けた回答に応じて、周辺スポットに関する情報をレコメンド情報として出力したとする。
ここで、情報処理端末102での周辺スポットに行きたい旨の入力操作を受け付けた場合、会話制御部703は、例えば、情報処理端末102の位置から周辺スポットを経由して、おすすめスポットに行くまでのルートを探索する。情報処理端末102の位置は、例えば、情報処理端末102から受信した外部環境情報から特定される。また、会話制御部703は、情報処理端末102の現在位置を示す位置情報を情報処理端末102から取得することにしてもよい。
そして、会話制御部703は、探索したルートを含む地図情報が含まれるレコメンド情報を情報処理端末102に表示させる。この際、会話制御部703は、例えば、チャットボットでの会話として、ルートを変更した旨のメッセージを情報処理端末102に表示させることにしてもよい。一方、情報処理端末102での周辺スポットに行きたくない旨の入力操作を受け付けた場合には、会話制御部703は、例えば、変更前のレコメンド情報を情報処理端末102に表示させる。
なお、スクリプトには、チャットボットとの会話履歴に基づいて、特定の条件を満たす場合に、チャットボット対応から有人対応の会話に切り替える処理が記述されていてもよい。この場合、会話制御部703は、例えば、トークスクリプトに従って、チャットボットでの会話を開始した後に、会話履歴に基づいて、特定の条件を満たす場合に、情報処理端末102とオペレータ端末103とを接続して、チャットボット対応からオペレータによる有人対応の会話に切り替える。
なお、上述した情報処理装置101の各機能部は、会話制御システム100内の複数のコンピュータ(例えば、情報処理装置101と情報処理端末102)により実現されることにしてもよい。
(デジタルボードに表示されるトーク画面の画面例)
つぎに、図8Aおよび図8Bを用いて、他の情報処理端末102(デジタルボード)のディスプレイ303に表示されるトーク画面の画面例について説明する。
以下の説明では、他の情報処理端末102(デジタルボード)を「第1の情報処理端末102」と表記し、情報処理端末(スマートフォン)を「第2の情報処理端末102」と表記する場合がある。
ここでは、第1の情報処理端末102を、駅(例えば、東京駅)に設置され、不特定多数の人に利用されるデジタルボードとする。また、第1の情報処理端末102が取得したユーザ情報から特定されるユーザ属性を「40代×女性」とし、他の情報処理端末102が取得した外部環境情報から特定される外部環境「晴れ」とする。
この場合、情報処理装置101は、ユーザ属性「40代×女性」と外部環境「晴れ」との組み合わせに対応するトークスクリプトを用いて、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始する。ユーザ属性「40代×女性」と外部環境「晴れ」との組み合わせに対応するトークスクリプトは、観光案内に関する会話を行うスクリプトとする。
図8Aおよび図8Bは、デジタルボードに表示されるトーク画面の画面例を示す説明図である。図8Aにおいて、トーク画面800は、チャットボットでの会話を開始した際に、第1の情報処理端末102に表示されるトーク画面の一例である。図8A中、アバターav1は、チャットボットのキャラクターを表す。
トーク画面800には、観光案内に関する選択ボタン801~803が会話形式で表示されている。トーク画面800において、第1の情報処理端末102の入力装置304(図3参照)を用いたユーザの操作入力により、選択ボタン801を選択すると、おすすめの観光スポットに関する会話を行うことができる。
また、トーク画面800において、選択ボタン802を選択すると、観光情報について詳しく調べることができる。また、トーク画面800において、選択ボタン803を選択すると、時短ルートに関する会話を行うことができる。時短ルートとは、少ない時間でおすすめスポットをまわるルートである。
また、トーク画面800において、言語ボタンb1,b2,b3,b4を選択すると、使用言語を切り替えることができる。例えば、言語ボタンb1を選択すると、使用言語を日本語から英語に切り替えることができる。
また、トーク画面800において、ボックスBを選択することで、メッセージを入力することができ、送信ボタンb5を選択することで、ボックスBに入力されたメッセージをチャットボット側(情報処理装置101)に送信することができる。
ここでは、トーク画面800において、選択ボタン801が選択された場合を想定する。この場合、第1の情報処理端末102にトーク画面810が表示される。
トーク画面810には、おすすめの観光スポットs1,s2,s3を含む地図情報811が表示されている。トーク画面810において、例えば、観光スポットs1を選択すると、スポット情報画面820が表示される。スポット情報画面820は、チャットボットでの会話形式で観光スポットs1を紹介する操作画面である。
スポット情報画面820において、ボタン821を選択すると、観光スポットs1までのルートを表示することができる。また、スポット情報画面820において、ボタン822を選択すると、トーク画面810に戻ることができる。また、トーク画面810において、ボタン812を選択すると、トーク画面800に戻ることができる。
ここでは、スポット情報画面820において、ボタン821が選択された場合を想定する。この場合、図8Bに示すようなトーク画面830が、第1の情報処理端末102に表示される。
図8Bにおいて、トーク画面830には、レコメンド情報840が表示されている。レコメンド情報840は、トーク画面810において選択された観光スポットs1で人力車に乗ることをレコメンドする情報である。レコメンド情報840には、地図情報841が含まれる。
地図情報841は、第1の情報処理端末102の位置p1から観光スポットs1までのルート842を含む。レコメンド情報840は、チャットボットでの会話において受け付けた情報(会話内容:観光スポットs1の選択)、ユーザ属性「40代×女性」および外部環境「晴れ」に基づいて出力されるレコメンド情報の一例である。
トーク画面830において、ボタン843が選択されると、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を、第2の情報処理端末102に引き継ぐための手続きに移行することができる。また、トーク画面830において、ボタン844が選択されると、トーク画面810に戻ることができる。
ここでは、トーク画面830において、ボタン843が選択された場合を想定する。この場合、第1の情報処理端末102にトーク画面850が表示される。
トーク画面850は、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を、第2の情報処理端末102に引き継ぐための操作画面である。
トーク画面850には、QRコード851とともに、メッセージ852が会話形式で表示されている。QRコード851は、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話に関する引き継ぎ案内である。メッセージ852は、QRコード851の読み取りを促すものである。
ユーザは、自身が所有するスマートフォンなどの第2の情報処理端末102を用いて、QRコード851を読み取ることにより、第2の情報処理端末102において、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を引き継ぐことができる。また、トーク画面850において、ボタン853を選択すると、図8Aに示したトーク画面800に戻ることができる。
なお、図示は省略するが、トーク画面800において、選択ボタン802が選択されると、例えば、観光スポットに関する詳細情報が他の情報処理端末102に表示される。また、いずれかの観光スポットが選択されると、選択された観光スポットまでのルートを含む地図情報が含まれるレコメンド情報が他の情報処理端末102に出力される。
また、トーク画面800において、選択ボタン803が選択されると、例えば、複数の時短ルート候補に関する情報が他の情報処理端末102に表示される。また、複数の時短ルート候補からいずれかの時短ルート候補が選択されると、選択された時短ルート候補を含む地図情報が含まれるレコメンド情報が他の情報処理端末102に出力される。
(スマートフォンに表示されるトーク画面の画面例)
つぎに、図9Aおよび図9Bを用いて、第2の情報処理端末102(スマートフォン)のディスプレイ303に表示されるトーク画面の画面例について説明する。ここでは、図8Bに示したトーク画面850に表示されたQRコード851を読み取ることにより、第2の情報処理端末102に表示される会話画面の画面例について説明する。
図9Aおよび図9Bは、スマートフォンに表示されるトーク画面の画面例を示す説明図である。図9Aにおいて、トーク画面900は、第2の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始した際に表示されるトーク画面の一例である。図9A中、アバターav2は、チャットボットのキャラクターを表す。
トーク画面900には、チャットボットでの会話であるアバターav2のメッセージm1とともに、レコメンド情報910が表示されている。レコメンド情報910は、図8Aに示したトーク画面800において選択された観光スポットs1に関する情報である。レコメンド情報910には、地図情報911が含まれる。
地図情報911は、第2の情報処理端末102の位置p2から観光スポットs1までのルート912を含む。レコメンド情報910は、チャットボットでの会話において受け付けた情報(会話内容:観光スポットs1の選択)、ユーザ属性「40代×女性」および外部環境「晴れ」に基づいて出力されるレコメンド情報の一例である。
トーク画面900によれば、ユーザは、例えば、第2の情報処理端末102を持って移動しながら、おすすめの観光スポットs1までのルートを確認することができる。
また、トーク画面900において、ボタンb11を選択すると、地図情報911にかえて、観光スポットs1で使用可能なクーポン情報(不図示)を表示することができる。また、トーク画面900において、ボタンb12を選択すると、地図情報911を再表示することができる。
ここで、トーク画面900を表示してから所定時間経過したため、チャット入力画面の表示条件を満たした場合を想定する。この場合、トーク画面900に、アバターav2のメッセージm2とともに、チャット入力画面920が表示される。
チャット入力画面920は、チャットボットからの問い合わせ(メッセージm2)に対する回答を入力するための操作画面である。チャット入力画面920において、選択肢921~924のいずれかを選択することにより、メッセージm2に対する回答を入力することができる。
情報処理装置101は、チャット入力画面920において、選択肢921~923のいずれかが選択されると、選択された選択肢に対応付けてあらかじめ登録されている周辺スポットをレコメンドする。また、情報処理装置101は、あらかじめ登録されている周辺スポットの中から、選択された選択肢に応じた周辺スポットを検索し、検索した周辺スポットをレコメンドすることにしてもよい。
なお、チャット入力画面920において、選択肢924を選択すると、チャット入力画面920の表示を終了して、チャットボットでの会話に戻ることができる。
ここでは、チャット入力画面920において、選択肢921が選択された場合を想定する。この場合、図9Bに示すように、選択肢921に対応付けてあらかじめ登録されている周辺スポットasがレコメンドされる。周辺スポットasは、観光スポットs1または第2の情報処理端末102の周辺に存在するコンビニエンスストアである。
具体的には、トーク画面900には、アバターav2のメッセージm3とともに、周辺スポットasに途中で立ち寄るか否かを回答するための選択肢931,932が表示されている。選択肢931は、周辺スポットasに途中で立ち寄る旨の回答に対応する。選択肢932は、周辺スポットasに途中で立ち寄らない旨の回答に対応する。
ここでは、トーク画面900において、選択肢931が選択された場合を想定する。この場合、情報処理装置101は、第2の情報処理端末102の位置p2から周辺スポットasを経由して、観光スポットs1に行くまでのルートを探索する。そして、情報処理装置101は、探索したルートを含む地図情報が含まれるレコメンド情報を第2の情報処理端末102に表示させる。
図9Bの例では、第2の情報処理端末102の位置p2から周辺スポットasを経由して、観光スポットs1に行くまでのルート940が探索される。この結果、トーク画面900には、アバターav2のメッセージm4とともに、ルート940を含む地図情報911が含まれるレコメンド情報910が表示されている。
これにより、観光スポットs1に行く途中で、ユーザのニーズ(選択肢921)にあった周辺スポットasをレコメンドするとともに、周辺スポットasを経由して観光スポットs1に行くまでのルートを探索して表示することができる。
(会話制御システム100の一実施例)
つぎに、図10を用いて、会話制御システム100の一実施例について説明する。
図10は、会話制御システム100の一実施例を示す説明図である。図10において、情報処理装置101は、情報処理端末102からのチャットの開始指示に応じて、情報処理端末102のユーザ属性および外部環境に基づいて、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始する。
また、情報処理装置101は、チャットボットでの会話において受け付けた情報、ユーザ属性および外部環境に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報RDを情報処理端末102へ出力する。レコメンド情報RDは、例えば、チャットボットでの会話において選択されたおすすめスポットに関する情報である。レコメンド情報RDには、おすすめスポットまでのルートを含む地図情報が含まれる。
また、情報処理装置101は、レコメンド情報RDを出力した後に、情報処理端末102からチャットボットでの会話において新たな情報を受け付けた場合には、新たな情報に基づいて、レコメンド情報RDを更新し、更新後のレコメンド情報RD’を情報処理端末102へ出力する。具体的には、例えば、情報処理装置101は、チャット入力画面1100において選択された選択肢に応じて、レコメンド情報RDを更新する。
そして、情報処理装置101は、チャットボットでの会話とともに、更新後のレコメンド情報RD’を情報処理端末102へ表示させる。更新後のレコメンド情報RD’には、例えば、チャット入力画面1100において選択肢に応じた周辺スポットを経由して、おすすめスポットまで行くルートを含む地図情報が含まれる。
このように、会話制御システム100によれば、情報処理端末102のユーザ属性や外部環境に応じて、チャットボットでの会話を制御しつつ、チャットボットでの会話において受け付けた情報に応じて、レコメンド情報RDを表示することができる。
(情報処理装置101の会話制御処理手順)
つぎに、情報処理装置101の会話制御処理手順について説明する。まず、図11を用いて、情報処理装置101の第1の会話制御処理手順について説明する。第1の会話制御処理は、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を制御する処理である。
図11は、情報処理装置101の第1の会話制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、第1の情報処理端末102からチャットの開始指示とともに、第1の情報処理端末102が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信したか否かを判断する(ステップS1101)。
ここで、情報処理装置101は、チャットの開始指示とともに、ユーザ情報および外部環境情報を受信するのを待つ(ステップS1101:No)。情報処理装置101は、チャットの開始指示とともに、ユーザ情報および外部環境情報を受信した場合(ステップS1101:Yes)、受信したユーザ情報および外部環境情報に基づいて、ユーザ属性および外部環境を特定する(ステップS1102)。
つぎに、情報処理装置101は、スクリプトテーブル120を参照して、特定したユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応するスクリプトを、トークスクリプトに決定する(ステップS1103)。そして、情報処理装置101は、決定したトークスクリプトを用いて、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始する(ステップS1104)。
つぎに、情報処理装置101は、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話において、おすすめスポットが選択されたか否かを判断する(ステップS1105)。おすすめスポットは、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話において選択可能に表示される(例えば、図8に示したトーク画面810参照)。
ここで、情報処理装置101は、おすすめスポットが選択されるのを待つ(ステップS1105:No)。情報処理装置101は、おすすめスポットが選択された場合(ステップS1105:Yes)、おすすめスポットとルートとを表示する(ステップS1106)。ルートは、第1の情報処理端末102の位置からおすすめスポットまでの推奨経路である。
つぎに、情報処理装置101は、第1の情報処理端末102から受信する会話内容が所定条件を満たすか否かを判断する(ステップS1107)。例えば、情報処理装置101は、スマートフォン等への会話の引き継ぎを要求する入力操作を受け付けた場合に、会話内容が所定条件を満たすと判断する。
ここで、所定条件を満たさない場合(ステップS1107:No)、情報処理装置101は、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を終了するか否かを判断する(ステップS1108)。チャットボットでの会話は、例えば、トークスクリプトに従って、または、ユーザの強制終了操作に応じて終了する。
ここで、チャットボットでの会話を終了しない場合(ステップS1108:No)、情報処理装置101は、ステップS1105に戻る。一方、チャットボットでの会話を終了する場合(ステップS1108:Yes)、情報処理装置101は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
また、ステップS1107において、所定条件を満たす場合(ステップS1107:Yes)、情報処理装置101は、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話の引き継ぎ案内をQRコードとして、第1の情報処理端末102のディスプレイ303に表示させる(ステップS1109)。
つぎに、情報処理装置101は、QRコードの読み取りが完了したか否かを判断する(ステップS1110)。なお、QRコードの読み取りが完了したか否かは、例えば、第2の情報処理端末102において、第1の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話に続く会話が開始されたか否かによって判断される。
ここで、情報処理装置101は、QRコードの読み取りが完了するのを待つ(ステップS1110:No)。そして、情報処理装置101は、QRコードの読み取りが完了した場合(ステップS1110:Yes)、本フローチャートによる一連の処理を終了することができる。
これにより、デジタルボード(第1の情報処理端末102)を使用するユーザの特徴や外部環境に応じて、チャットボットでの会話を制御することができる。また、チャットボットでの会話において、おすすめスポットが選択されたことに応じて、デジタルボードでの会話を中断して、スマートフォン等(第2の情報処理端末102)で会話の続きを行うよう促すことができる。
つぎに、図12および図13を用いて、情報処理装置101の第2の会話制御処理手順について説明する。第2の会話制御処理は、第2の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を制御する処理である。
図12および図13は、情報処理装置101の第2の会話制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、第1の情報処理端末102から、引き継ぎ情報を含むチャットの開始指示とともに、第1の情報処理端末102が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信したか否かを判断する(ステップS1201)。
ここで、情報処理装置101は、引き継ぎ情報を含むチャットの開始指示とともにユーザ情報および外部環境情報を受信するのを待つ(ステップS1201:No)。情報処理装置101は、引き継ぎ情報を含むチャットの開始指示とともにユーザ情報および外部環境情報を受信した場合(ステップS1201:Yes)、受信したユーザ情報および外部環境情報に基づいて、ユーザ属性および外部環境を特定する(ステップS1202)。
つぎに、情報処理装置101は、スクリプト引き継ぎテーブル130を参照して、引き継ぎ元スクリプト、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応する引き継ぎ先スクリプトを、トークスクリプトに決定する(ステップS1203)。引き継ぎ元スクリプトは、例えば、チャットの開始指示に含まれる引き継ぎ情報から特定される。
そして、情報処理装置101は、チャットの開始指示に含まれる引き継ぎ情報を参照して、会話内容を特定する(ステップS1204)。つぎに、情報処理装置101は、スクリプト引き継ぎテーブル130を参照して、引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応するレコメンド情報を、出力対象のレコメンド情報に決定する(ステップS1205)。
そして、情報処理装置101は、決定したトークスクリプトを用いて、第2の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始するとともに、決定した出力対象のレコメンド情報を第2の情報処理端末102へ出力する(ステップS1206)。なお、情報処理装置101は、第2の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始した後、その会話において受け付けた情報を考慮して、出力対象のレコメンド情報を決定することにしてもよい。
つぎに、情報処理装置101は、チャット入力画面の表示条件を満たすか否かを判断する(ステップS1207)。チャット入力画面は、チャットボットからの問い合わせに対する回答を入力するための操作画面であり、例えば、図9Aに示したチャット入力画面920である。
ここで、チャット入力画面の表示条件を満たさない場合(ステップS1207:No)、情報処理装置101は、第2の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を終了するか否かを判断する(ステップS1208)。ここで、チャットボットでの会話を終了しない場合(ステップS1208:No)、情報処理装置101は、ステップS1207に戻る。
一方、チャットボットでの会話を終了する場合(ステップS1208:Yes)、情報処理装置101は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。また、ステップS1207において、チャット入力画面の表示条件を満たす場合(ステップS1207:Yes)、情報処理装置101は、図13に示すステップS1301に移行する。
図13のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、第2の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話において、チャット入力画面を表示する制御を行う(ステップS1301)。つぎに、情報処理装置101は、チャット入力画面において入力操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS1302)。ただし、チャット入力画面の表示を終了するための入力操作は除く。
ここで、入力操作を受け付けなかった場合(ステップS1302:No)、情報処理装置101は、図12に示したステップS1207に戻る。すなわち、チャット入力画面の表示を終了するための入力操作を受け付けた場合、情報処理装置101は、ステップS1207に戻る。
一方、入力操作を受け付けた場合(ステップS1302:Yes)、情報処理装置101は、周辺スポットに関する情報を第2の情報処理端末102に出力して、周辺スポットをレコメンドする(ステップS1303)。つぎに、情報処理装置101は、レコメンドした周辺スポットが選択されたか否かを判断する(ステップS1304)。
ここで、周辺スポットが選択されなかった場合(ステップS1304:No)、情報処理装置101は、図12に示したステップS1207に戻る。すなわち、周辺スポットに寄りたい旨の入力操作を受け付けなかった場合、情報処理装置101は、ステップS1207に戻る。
一方、周辺スポットが選択された場合(ステップS1304:Yes)、情報処理装置101は、レコメンド情報を更新する(ステップS1305)。そして、情報処理装置101は、更新後のレコメンド情報を第2の情報処理端末102へ出力して(ステップS1306)、図12に示したステップS1207に戻る。
更新後のレコメンド情報には、寄り道ルートを含む地図情報が含まれる。寄り道ルートは、例えば、第2の情報処理端末102の位置から周辺スポットを経由して、おすすめスポットに行くまでの推奨経路である。
これにより、デジタルボード(第1の情報処理端末102)におけるチャットボットでの会話を、スマートフォン等(第2の情報処理端末102)で引き継ぐことができる。また、スマートフォン等におけるチャットボットでの会話において入力された情報に応じて、レコメンド情報を更新することができる。
なお、ステップS1203において、情報処理装置101は、スクリプト引き継ぎテーブル130を参照して、引き継ぎ元スクリプト、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応する引き継ぎ先スクリプトを、トークスクリプトに決定することにしたが、これに限らない。例えば、情報処理装置101は、引き継ぎ元スクリプト、会話内容、ユーザ属性および外部環境の組み合わせに対応する引き継ぎ先スクリプトを、トークスクリプトに決定することにしてもよい。会話内容は、引き継ぎ元の情報処理端末におけるチャットボットでの会話内容であり、ステップS1204において特定される。
以上説明したように、実施の形態にかかる情報処理装置101によれば、情報処理端末102からチャットの開始指示を受信するとともに、情報処理端末102が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信することができる。そして、情報処理装置101によれば、チャットの開始指示に応じて、ユーザ情報および外部環境情報に基づいて、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を開始し、チャットボットでの会話において受け付けた情報、ユーザ情報および外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を情報処理端末102へ出力することができる。地図情報は、例えば、情報処理端末102からおすすめスポットまでのルートを含む。
これにより、情報処理端末102のユーザ属性や外部環境に応じて、情報処理端末102におけるチャットボットでの会話を制御することができる。例えば、ユーザの特徴や、その日の天気、気温などに応じて、会話の内容や流れを動的に変化させることで、ユーザが所望の情報を得るまでの手数を減らして、チャットからの離脱を防ぐことができる。また、情報処理端末102のユーザ属性や外部環境だけでなく、チャットボットでの会話内容を考慮して、地図情報が含まれるレコメンド情報を提供することができるため、ユーザにあったレコメンドを実現することができる。例えば、チャットボットでの会話の中で、ユーザが興味のあるスポット(おすすめスポット)を聞き出して、そのスポットまでのルートを提供することができる。
また、情報処理装置101によれば、チャットボットでの会話とともにレコメンド情報を情報処理端末102に表示させる制御を行うことができる。
これにより、情報処理端末102において、チャットボットでの会話とレコメンド情報とが一体的に表示され、レコメンド情報の内容を確認しながら、チャットボットでの会話を行うことが可能となる。
また、情報処理装置101によれば、レコメンド情報を出力した後に、情報処理端末102からチャットボットでの会話において新たな情報を受け付けた場合には、新たな情報に基づいて、レコメンド情報を更新し、更新後のレコメンド情報を情報処理端末102へ出力することができる。更新後のレコメンド情報に含まれる地図情報は、例えば、チャットボットでの会話において選択された周辺スポットを経由して、情報処理端末102からおすすめスポットに行くルートを含む。
これにより、レコメンド情報を出力後のチャットボットでの会話内容を考慮して、レコメンド情報を更新することができる。例えば、チャットボットでの会話の中で、ユーザが寄り道したい周辺スポットを聞き出して、そのスポットを経由して、おすすめスポット(目的地)に行くまでのルートを提供することができる。
また、情報処理装置101によれば、レコメンド情報に対する情報処理端末102での入力操作を受け付けた場合、チャットボットでの会話として、入力操作に応じた情報を情報処理端末102へ出力することができる。
これにより、レコメンド情報に対する入力操作に対して、チャットボットでの会話形式で応答することができる。
また、情報処理装置101によれば、情報処理端末102とは異なる他の情報処理端末102におけるチャットボットでの会話において受け付けた情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を情報処理端末102へ出力することができる。
これにより、デジタルボードにおけるチャットボットでの会話をスマートフォン等で引き継いだ際に、デジタルボードにおけるチャットボットでの会話内容を考慮して、地図情報が含まれるレコメンド情報を提供することができる。例えば、スマートフォン等で会話を引き継いだ際に、ユーザにレコメンドすべき情報を絞り込むための会話をあらためて行わなくてもよい。
これらのことから、実施の形態にかかる会話制御システム100および情報処理装置101によれば、チャットボットを利用しておすすめスポットなどをレコメンドするサービスを行うにあたり、ユーザにあったレコメンドを実現し、ユーザの利便性の向上を図ることができる。また、ユーザにあったレコメンドを実現することで、チャットボットを利用したレコメンドサービスのアクセシビリティを高めて、店舗やサービスの利用につなげることができる。
なお、本実施の形態で説明した会話制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本会話制御プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD-ROM、DVD、USBメモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本会話制御プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
また、本実施の形態で説明した情報処理装置101は、スタンダードセルやストラクチャードASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定用途向けICやFPGAなどのPLD(Programmable Logic Device)によっても実現することができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)情報処理端末からチャットの開始指示を受信するとともに、前記情報処理端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信し、
前記チャットの開始指示に応じて、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、前記情報処理端末におけるチャットボットでの会話を開始し、
前記チャットボットでの会話において受け付けた情報、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする会話制御プログラム。
(付記2)前記レコメンド情報を出力した後に、前記情報処理端末から前記チャットボットでの会話において新たな情報を受け付けた場合には、前記新たな情報に基づいて、前記レコメンド情報を更新し、
更新後の前記レコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載の会話制御プログラム。
(付記3)前記レコメンド情報に対する前記情報処理端末での入力操作を受け付けた場合、前記チャットボットでの会話として、前記入力操作に応じた情報を前記情報処理端末へ出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2に記載の会話制御プログラム。
(付記4)前記出力する処理は、
前記チャットボットでの会話とともに前記レコメンド情報を前記情報処理端末に表示させる制御を行う、ことを特徴とする付記1に記載の会話制御プログラム。
(付記5)前記受け付けた情報は、前記情報処理端末へ前記チャットボットでの会話が引き継がれる前の引き継ぎ元の他の情報処理端末における前記チャットボットでの会話において受け付けた情報である、ことを特徴とする付記1に記載の会話制御プログラム。
(付記6)前記地図情報は、前記情報処理端末からおすすめスポットまでのルートを含む、ことを特徴とする付記1に記載の会話制御プログラム。
(付記7)更新後の前記レコメンド情報に含まれる地図情報は、前記チャットボットでの会話において選択された周辺スポットを経由して、前記情報処理端末からおすすめスポットに行くルートを含む、ことを特徴とする付記2に記載の会話制御プログラム。
(付記8)情報処理端末からチャットの開始指示を受信するとともに、前記情報処理端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信し、
前記チャットの開始指示に応じて、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、前記情報処理端末におけるチャットボットでの会話を開始し、
前記チャットボットでの会話において受け付けた情報、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする会話制御方法。
(付記9)情報処理端末からチャットの開始指示を受信するとともに、前記情報処理端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信する通信部と、
前記チャットの開始指示に応じて、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、前記情報処理端末におけるチャットボットでの会話を開始し、前記チャットボットでの会話において受け付けた情報、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する会話制御部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
100 会話制御システム
101 情報処理装置
102 情報処理端末
103 オペレータ端末
110 ネットワーク
120 スクリプトテーブル
130 スクリプト引き継ぎテーブル
200,300 バス
201,301 CPU
202,302 メモリ
203 ディスクドライブ
204 ディスク
205,305 通信I/F
206 可搬型記録媒体I/F
207 可搬型記録媒体
303 ディスプレイ
304 入力装置
306 カメラ
307 スピーカ
308 マイクロフォン
309 GPSユニット
701 通信部
702 決定部
703 会話制御部
710 記憶部
720 読取部
800,810,830,850,900 トーク画面
811,841,911 地図情報
820 スポット情報画面
840,910 レコメンド情報
851 QRコード
920,1100 チャット入力画面

Claims (6)

  1. 情報処理端末からチャットの開始指示を受信するとともに、前記情報処理端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信し、
    前記チャットの開始指示に応じて、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、前記情報処理端末におけるチャットボットでの会話を開始し、
    前記チャットボットでの会話において受け付けた情報、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする会話制御プログラム。
  2. 前記レコメンド情報を出力した後に、前記情報処理端末から前記チャットボットでの会話において新たな情報を受け付けた場合には、前記新たな情報に基づいて、前記レコメンド情報を更新し、
    更新後の前記レコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載の会話制御プログラム。
  3. 前記レコメンド情報に対する前記情報処理端末での入力操作を受け付けた場合、前記チャットボットでの会話として、前記入力操作に応じた情報を前記情報処理端末へ出力する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載の会話制御プログラム。
  4. 前記出力する処理は、
    前記チャットボットでの会話とともに前記レコメンド情報を前記情報処理端末に表示させる制御を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の会話制御プログラム。
  5. 情報処理端末からチャットの開始指示を受信するとともに、前記情報処理端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信し、
    前記チャットの開始指示に応じて、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、前記情報処理端末におけるチャットボットでの会話を開始し、
    前記チャットボットでの会話において受け付けた情報、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする会話制御方法。
  6. 情報処理端末からチャットの開始指示を受信するとともに、前記情報処理端末が取得したユーザ情報および外部環境情報を受信する通信部と、
    前記チャットの開始指示に応じて、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、前記情報処理端末におけるチャットボットでの会話を開始し、前記チャットボットでの会話において受け付けた情報、前記ユーザ情報および前記外部環境情報に基づいて、地図情報が含まれるレコメンド情報を前記情報処理端末へ出力する会話制御部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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