JPWO2021183941A5 - - Google Patents

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Description

4.概要
本開示は、閉鎖系において標的核酸の検出を容易に行うことを可能にする新たな増幅方法を提供する。本方法は、バイオセンサ対を有するループプライマーを用いることにより、少量の標的核酸を高い特異性及び感度をもって検出することを可能にする。バイオセンサ対は、例えば、蛍光/クエンチャーFRET技術を使用して、ループプライマーの立体配座の変化を検出することによって、標的配列のループ・デ・ループ(「LDL」)増幅の決定を可能にする。さらに、複数のバイオセンサを使用することによって、単一のチューブの中の多重化標的を検出することが可能になる。ループプライマーは、ループ媒介等温増幅(LAMP)だけでなく、鎖置換ポリメラーゼを利用する任意の他の核酸増幅方法と組み合わせて使用することができる。
本開示は、以下の[1]から[95]を含む。
[1]標的配列のループ・デ・ループ増幅(LdL)のためのループプライマーであって、5’から3’に向って、
第1のセンサ分子と、
第1のクランピングオリゴヌクレオチドと、
スペーシングオリゴヌクレオチドと、
第2のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第2のクランピングオリゴヌクレオチドと、
第2のセンサ分子であって、
前記第1のセンサ分子及び前記第2のセンサ分子が第1のバイオセンサ対である、第2のセンサ分子と、
前記標的配列上の第1の結合部位に相補的な第1のプライマー配列と、
を含むループプライマー。
[2]前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第1のクランピングオリゴヌクレオチドに相補的である、上記[1]に記載のループプライマー。
[3]前記第1のバイオセンサ対が、エネルギー供与体と受容体の対である、上記[1]又は[2]に記載のループプライマー。
[4]前記第1のバイオセンサ対が、蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)又は生物発光共鳴エネルギー移動(BRET)のためのエネルギー供与体と受容体の対である、上記[3]に記載のループプライマー。
[5]前記第1のセンサ分子がFRETフルオロフォアであり、前記第2のセンサ分子がFRETクエンチャーである、上記[3]に記載のループプライマー。
[6]前記第1のセンサ分子がFRETクエンチャーであり、前記第2のセンサ分子がFRETフルオロフォアである、上記[3]に記載のループプライマー。
[7]前記第1のセンサ分子がBRETエネルギー供与体であり、前記第2のセンサ分子がBRETエネルギー受容体である、上記[3]に記載のループプライマー。
[8]前記第1のセンサ分子がBRETエネルギー受容体であり、前記第2のセンサ分子がBRETエネルギー供与体である、上記[3]に記載のループプライマー。
[9]前記第1のセンサ分子及び前記第2のセンサ分子が、検出可能な光信号を生成する複合体を形成し得る、上記[1]に記載のループプライマー。
[10]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が60℃を超える、上記[1]~[9]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[11]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が65℃を超える、上記[10]に記載のループプライマー。
[12]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が70℃を超える、上記[11]に記載のループプライマー。
[13]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が80℃を超える、上記[12]に記載のループプライマー。
[14]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が70から80℃である、上記[12]に記載のループプライマー。
[15]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が72.5から77.5℃である、上記[13]に記載のループプライマー。
[16]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が約75℃である、上記[14]に記載のループプライマー。
[17]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が60℃未満である、上記[1]~[9]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[18]前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )が60から65℃である、上記[1]~[9]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[19]前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、3から10ヌクレオチド長である、上記[1]~[18]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[20]前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、3から7ヌクレオチド長である、上記[19]に記載のループプライマー。
[21]前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、6ヌクレオチド長である、上記[20]に記載のループプライマー。
[22]前記スペーシングオリゴヌクレオチドが、5から35ヌクレオチド長である、上記[1]~[21]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[23]前記スペーシングオリゴヌクレオチドが、10から20ヌクレオチド長である、上記[22]に記載のループプライマー。
[24]前記スペーシングオリゴヌクレオチドが、13から18ヌクレオチド長である、上記[23]に記載のループプライマー。
[25]前記スペーシングオリゴヌクレオチドが、13ヌクレオチド長である、上記[24]に記載のループプライマー。
[26]前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド、及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、全体で、15から35ヌクレオチド長である、上記[1]~[25]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[27]前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド、及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、全体で、20から30ヌクレオチド長である、上記[26]に記載のループプライマー。
[28]前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド、及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、全体で、23から28ヌクレオチド長である、上記[27]に記載のループプライマー。
[29]前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、(i)アデニン、グアニン、シトシン、チミン及びウラシルから選択される核酸塩基、(ii)ロックド核酸、(iii)2’O-メチルRNA塩基、(iv)ホスホロチオエート化DNA塩基、(v)ホスホロチオエート化RNA塩基、(vi)ホスホロチオエート化2’-O-メチルRNA塩基、又は(vii)それらの組み合わせを含む、上記[1]~[28]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[30]前記ループプライマーの5’末端に第1のさらなるオリゴヌクレオチドをさらに含む、上記[1]~[29]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[31]前記第1のセンサ分子と前記第1のクランピングオリゴヌクレオチドとの間に第2のさらなるオリゴヌクレオチドをさらに含む、上記[1]~[30]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[32]前記第1又は第2のさらなるオリゴヌクレオチドがバーコード配列である、上記[30]又は[31]に記載のループプライマー。
[33]前記標的配列が病原体ゲノムに特異的である、上記[1]~[32]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[34]前記標的配列がクラミジア・トラコマチスに特異的である、上記[33]に記載のループプライマー。
[35]前記標的配列がorf8又はcds2に由来する、上記[34]に記載のループプライマー。
[36]配列番号15のオリゴヌクレオチドを含む、上記[34]に記載のループプライマー。
[37]前記標的配列が、淋菌に特異的である、上記[33]に記載のループプライマー。
[38]前記標的配列が、porA又はglnAに由来する、上記[37]に記載のループプライマー。
[39]配列番号5又は配列番号7のオリゴヌクレオチドを含む、上記[37]に記載のループプライマー。
[40]前記標的配列がウイルスに特異的である、上記[33]に記載のループプライマー。
[41]前記ウイルスがSARS-CoV-2である、上記[40]に記載のループプライマー。
[42]前記標的配列がホモサピエンスに特異的である、上記[1]~[30]のいずれか一項に記載のループプライマー。
[43]前記標的配列がtbc1d3に由来する、上記[42]に記載のループプライマー。
[44]配列番号22のオリゴヌクレオチドを含む、上記[42]に記載のループプライマー。
[45]標的配列のループ・デ・ループ増幅のためのプライマー混合物であって、上記[1]~[44]のいずれか一項に記載のループプライマーを含む、プライマー混合物。
[46](i)フォワードインナープライマー(FIP)、(ii)バックワードインナープライマー(BIP)、(iii)フォワードプライマー(F3)及びバックワードプライマー(B3)をさらに含み、前記FIP、前記BIP、前記F3及び前記B3が、前記標的配列上の6つの異なる結合部位に結合する、上記[45]に記載のプライマー混合物。
[47](i)ループフォワードプライマー(LF)及び(ii)ループバックワードプライマー(LB)をさらに含み、前記LF及び前記LBが、前記標的配列上の2つの異なる結合部位に結合する、上記[46]に記載のプライマー混合物。
[48]前記FIP、前記BIP、前記F3、前記B3、前記LF、又は前記LBが前記標的配列上の前記第1の結合部位に結合する、上記[45]~[47]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[49]前記FIPが前記第1の結合部位に結合し、前記プライマー混合物中の前記FIPと前記ループプライマーの量の比が、1:1、2:1、3:1、4:1、5:1、6:1、7:1、8:1、又は9:1である、上記[48]に記載のプライマー混合物。
[50]前記BIPが前記第1の結合部位に結合し、前記プライマー混合物中の前記BIPと前記ループプライマーの量の比が1:1、2:1、3:1、4:1、5:1、6:1、7:1、8:1又は9:1である、上記[48]に記載のプライマー混合物。
[51]前記LFが前記第1の結合部位に結合し、前記プライマー混合物中の前記LFと前記ループプライマーの量の比が1:1、2:1、3:1、4:1、5:1、6:1、7:1、8:1、又は9:1である、上記[48]に記載のプライマー混合物。
[52]前記LBが前記第1の結合部位に結合し、前記プライマー混合物中の前記LBと前記ループプライマーの量の比が1:1、2:1、3:1、4:1、5:1、6:1、7:1、8:1、又は9:1である、上記[48]に記載のプライマー混合物。
[53]前記F3が配列番号1のオリゴヌクレオチドを含む、前記B3が配列番号2のオリゴヌクレオチドを含む、前記FIPが配列番号3のオリゴヌクレオチドを含む、前記BIPが配列番号4のオリゴヌクレオチドを含む、前記LFが配列番号6のオリゴヌクレオチドを含む、又は前記LBが配列番号8のオリゴヌクレオチドを含む、上記[46]~[52]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[54]前記F3が配列番号1のオリゴヌクレオチドを含み、前記B3が配列番号2のオリゴヌクレオチドを含み、前記FIPが配列番号3のオリゴヌクレオチドを含み、前記BIPが配列番号4のオリゴヌクレオチドを含み、前記LFが配列番号6のオリゴヌクレオチドを含み、及び前記LBが配列番号8のオリゴヌクレオチドを含む、上記[46]~[52]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[55]前記F3が配列番号9のオリゴヌクレオチドを含む、前記B3が配列番号10のオリゴヌクレオチドを含む、前記FIPが配列番号11のオリゴヌクレオチドを含む、前記BIPが配列番号12のオリゴヌクレオチドを含む、前記LFが配列番号13のオリゴヌクレオチドを含む、又は前記LBが配列番号14のオリゴヌクレオチドを含む、上記[46]~[52]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[56]前記F3が配列番号9のオリゴヌクレオチドを含み、前記B3が配列番号10のオリゴヌクレオチドを含み、前記FIPが配列番号11のオリゴヌクレオチドを含み、前記BIPが配列番号12のオリゴヌクレオチドを含み、前記LFが配列番号13のオリゴヌクレオチドを含み、及び前記LBが配列番号14のオリゴヌクレオチドを含む、上記[46]~[52]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[57]前記F3が配列番号16のオリゴヌクレオチドを含む、前記B3が配列番号17のオリゴヌクレオチドを含む、前記FIPが配列番号18のオリゴヌクレオチドを含む、前記BIPが配列番号19のオリゴヌクレオチドを含む、前記LFが配列番号20のオリゴヌクレオチドを含む、又は前記LBが配列番号21のオリゴヌクレオチドを含む、上記[46]~[52]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[58]前記F3が配列番号16のオリゴヌクレオチドを含み、前記B3が配列番号17のオリゴヌクレオチドを含み、前記FIPが配列番号18のオリゴヌクレオチドを含み、前記BIPが配列番号19のオリゴヌクレオチドを含み、前記LFが配列番号20のオリゴヌクレオチドを含み、及び前記LBが配列番号21のオリゴヌクレオチドを含む、上記[46]~[52]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[59]第2のループプライマーをさらに含み、前記第2のループプライマーが、
第3のセンサ分子と、
第3のクランピングオリゴヌクレオチドと、
第2のスペーシングオリゴヌクレオチドと、
第4のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
前記第3のクランピングオリゴヌクレオチド、前記第2のスペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第4のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第3及び第4のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第4のクランピングオリゴヌクレオチドと、
第4のセンサ分子であって、
前記第3のセンサ分子及び前記第4のセンサ分子が第2のバイオセンサ対であり、前記第2のバイオセンサ対が前記第1のバイオセンサ対とは異なる、第4のセンサ分子と、
第2の標的配列上の第1の結合部位に相補的な第2のプライマー配列と、
を含む、上記[45]~[58]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[60]前記第3のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第4のクランピングオリゴヌクレオチドに相補的である、上記[59]に記載のプライマー混合物。
[61]前記標的配列と前記第2の標的配列が同一である、上記[59]又は[60]に記載のプライマー混合物。
[62]前記標的配列と前記第2の標的配列が異なる、上記[59]又は[60]に記載のプライマー混合物。
[63](i)第2のフォワードインナープライマー(SFIP)、(ii)第2のバックワードインナープライマー(SBIP)、(iii)第2のフォワードプライマー(SF3)及び(iv)第2のバックワードプライマー(SB3)をさらに含み、前記SFIP、前記SBIP、前記SF3及び前記SB3が、前記第2の標的配列上の6つの異なる結合部位に結合する、上記[59]~[62]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[64](i)第2のループフォワードプライマー(SLF)及び(ii)第2のループバックワードプライマー(SLB)をさらに含み、前記SLF及び前記SLBが、前記第2の標的配列上の2つの異なる結合部位に結合する、上記[59]~[60]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[65]第3のループプライマーをさらに含み、前記第3のループプライマーが、
第5のセンサ分子と、
第5のクランピングオリゴヌクレオチドと、
第3のスペーシングオリゴヌクレオチドと、
第6のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
前記第5のクランピングオリゴヌクレオチド、前記第3のスペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第6のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第5及び第6のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(T )より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第6のクランピングオリゴヌクレオチドと、
第6のセンサ分子であって、
前記第5のセンサ分子及び前記第6のセンサ分子が第3のバイオセンサ対であり、前記第3のバイオセンサ対が前記第1のバイオセンサ対及び第2のバイオセンサ対とは異なる、第6のセンサ分子と、
第3の標的配列上の第1の結合部位に相補的な第2のプライマー配列と、
を含む、上記[45]~[64]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[66]前記第5のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第6のクランピングオリゴヌクレオチドに相補的である、上記[65]に記載のプライマー混合物。
[67]前記標的配列、前記第2の標的配列及び前記第3の標的配列が同一である、上記[65]又は[66]に記載のプライマー混合物。
[68]前記標的配列、前記第2の標的配列及び前記第3の標的配列が異なる、上記[65]又は[66]に記載のプライマー混合物。
[69](i)第3のフォワードインナープライマー(TFIP)、(ii)第3のバックワードインナープライマー(TBIP)、(iii)第3のフォワードプライマー(TF3)、及び(iv)第3のバックワードプライマー(TB3)をさらに含み、前記TFIP、前記TBIP、前記TF3、及び前記TB3が、前記第3の標的配列上の6つの異なる結合部位に結合する、上記[65]~[68]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[70](i)第3のループフォワードプライマー(TLF)及び(ii)第3のループバックワードプライマー(TLB)をさらに含み、前記TLF及び前記TLBが、前記第3の標的配列上の2つの異なる結合部位に結合する、上記[65]~[69]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[71]第4のループプライマーをさらに含む、上記[65]~[70]のいずれか一項に記載のプライマー混合物。
[72]第5のループプライマーをさらに含む、上記[71]に記載のプライマー混合物。
[73]上記[1]~[44]のいずれか一項に記載のループプライマー又は上記[45]~[72]のいずれか一項に記載のプライマー混合物を凍結乾燥することによって得られる乾燥プライマー混合物。
[74]標的配列のループ・デ・ループ増幅のためのキットであって、
上記[1]~[44]のいずれか一項に記載のループプライマー、上記[45]~[72]のいずれか一項に記載のプライマー混合物、又は上記[73]に記載の乾燥プライマー混合物を含む、キット。
[75]ポリメラーゼをさらに含み、前記ポリメラーゼが、任意選択で、バチルス・ステアロサーモフィルス・ポリメラーゼである、上記[74]に記載のキット。
[76]dNTP、MgSO 及び緩衝液をさらに含む、上記[74]~[75]のいずれか一項に記載のキット。
[77]逆転写酵素をさらに含む、上記[74]~[76]のいずれか一項に記載のキット。
[78]RNase阻害剤をさらに含む、上記[74]~[77]のいずれか一項に記載のキット。
[79]前記RNase阻害剤が、ブタ又はマウスのRNase阻害剤である、上記[78]に記載のキット。
[80]試料中の標的配列を検出する方法であって、
試料を用意する工程と、
(i)上記[1]~[44]のいずれか一項に記載のプライマー、(ii)上記[45]~[72]のいずれか一項に記載のプライマー混合物、又は(iii)上記[73]に記載の乾燥プライマー混合物を再水和することによって得られた再構成プライマー混合物と、ポリメラーゼとを試料に添加し、それにより反応混合物を生成する工程と、
前記反応混合物を50~85℃でインキュベートする工程と
を含む、方法。
[81]前記インキュベーションが50~70℃で行われる、上記[80]に記載の方法。
[82]前記インキュベーションが60~65℃で行われる、上記[81]に記載の方法。
[83]前記インキュベーションが62~65℃で行われる、上記[82]に記載の方法。
[84]前記ポリメラーゼがバチルス・ステアロサーモフィルスポリメラーゼである、上記[80]~[83]のいずれか一項に記載の方法。
[85]前記反応混合物からの信号を検出する工程をさらに含む、上記[80]~[84]のいずれか一項に記載の方法。
[86]前記信号が蛍光信号である、上記[85]に記載の方法。
[87]前記検出する工程が、前記インキュベーションの工程の間に行われる、上記[85]~[86]のいずれか一項に記載の方法。
[88]前記試料中の前記標的配列の存在又は非存在を調べる工程をさらに含む、上記[80]~[87]のいずれか一項に記載の方法。
[89]前記試料を調製する先行する工程をさらに含む、上記[80]~[88]のいずれか一項に記載の方法。
[90]前記試料を調製する工程が、逆転写酵素とRNA分子を相互作用させることを含み、それにより、DNA分子を含む前記試料を生成する、上記[89]に記載の方法。
[91]前記試料を調製する工程が、前記逆転写酵素と相互作用させる前又は前記逆転写酵素の間に前記RNA分子を予熱する工程をさらに含む、上記[90]に記載の方法。
[92]前記反応混合物がRNase阻害剤をさらに含む、上記[80]~[91]のいずれか一項に記載の方法。
[93]前記RNase阻害剤が、ブタ又はマウスのRNA阻害剤である、上記[92]に記載の方法。
[94]前記試料が、精製RNA、精製DNA、全SARS-CoV-2ウイルス、全ヒト細胞、唾液若しくは鼻スワブ、又は鼻若しくは鼻咽頭スワブを含む、上記[80]~[93]のいずれか一項に記載の方法。
[95]前記試料が、ゲノムDNA、合成DNA、全細菌又は膣スワブ由来の全ヒト細胞を含む、上記[80]~[93]のいずれか一項に記載の方法。

Claims (38)

  1. 標的配列のループ・デ・ループ増幅のためのプライマー混合物であって、
    (i)5’から3’に向って、
    第1のセンサ分子と、
    第1のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    前記標的配列と相補的ではないスペーシングオリゴヌクレオチドと、
    第2のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
    前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第2のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第2のセンサ分子であって、
    前記第1のセンサ分子及び前記第2のセンサ分子が第1のバイオセンサ対である、第2のセンサ分子と、
    前記標的配列上の第1の結合部位に相補的な第1のプライマー配列と、
    を含むループプライマーであって、前記ループプライマーが、前記標的配列に結合した場合に、鎖置換ポリメラーゼにより増幅されるように構成されている、ループプライマーと、
    (ii)フォワードインナープライマー(FIP)、(iii)バックワードインナープライマー(BIP)、(iv)フォワードプライマー(F3)及び(v)バックワードプライマー(B3)、(vi)ループフォワードプライマー(LF)及び(vii)ループバックワードプライマー(LB)とを含み、前記FIP、前記BIP、前記F3、前記B3、前記LF及び前記LBが、前記標的配列上の6つの異なる結合部位に結合し、前記FIP、前記BIP、前記F3、前記B3、前記LF、及び前記LBの少なくとも1つが、前記第1の結合部位に結合する、プライマー混合物
  2. 第2のループプライマーをさらに含み、前記第2のループプライマーが、
    第3のセンサ分子と、
    第3のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第2のスペーシングオリゴヌクレオチドと、
    第4のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
    前記第3のクランピングオリゴヌクレオチド、前記第2のスペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第4のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第3及び第4のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第4のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第4のセンサ分子であって、
    前記第3のセンサ分子及び前記第4のセンサ分子が第2のバイオセンサ対であり、前記第2のバイオセンサ対が前記第1のバイオセンサ対とは異なる、第4のセンサ分子と、
    第2の標的配列上の第1の結合部位に相補的な第2のプライマー配列と、
    を含む、請求項に記載のプライマー混合物。
  3. 前記標的配列と前記第2の標的配列が異なる、請求項に記載のプライマー混合物。
  4. (i)第2のフォワードインナープライマー(SFIP)、(ii)第2のバックワードインナープライマー(SBIP)、(iii)第2のフォワードプライマー(SF3)及び(iv)第2のバックワードプライマー(SB3)をさらに含み、前記SFIP、前記SBIP、前記SF3及び前記SB3が、前記第2の標的配列上の6つの異なる結合部位に結合する、請求項に記載のプライマー混合物。
  5. (i)第2のループフォワードプライマー(SLF)及び(ii)第2のループバックワードプライマー(SLB)をさらに含み、前記SLF及び前記SLBが、前記第2の標的配列上の2つの異なる結合部位に結合する、請求項に記載のプライマー混合物。
  6. 第3のループプライマーをさらに含み、前記第3のループプライマーが、
    第5のセンサ分子と、
    第5のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第3のスペーシングオリゴヌクレオチドと、
    第6のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
    前記第5のクランピングオリゴヌクレオチド、前記第3のスペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第6のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第5及び第6のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第6のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第6のセンサ分子であって、
    前記第5のセンサ分子及び前記第6のセンサ分子が第3のバイオセンサ対であり、前記第3のバイオセンサ対が前記第1のバイオセンサ対及び第2のバイオセンサ対とは異なる、第6のセンサ分子と、
    第3の標的配列上の第1の結合部位に相補的な第のプライマー配列と、
    を含む、請求項に記載のプライマー混合物。
  7. 標的配列のループ・デ・ループ増幅のためのキットであって、
    請求項1に記載のプライマー混合物と、ポリメラーゼをさらに含み、前記ポリメラーゼが、鎖置換ポリメラーゼである、キット。
  8. 逆転写酵素をさらに含む、請求項に記載のキット。
  9. 試料中の標的配列を検出する方法であって、
    前記試料を用意する工程と、
    (i)請求項に記載のプライマー混合物と、ポリメラーゼとを前記試料に添加し、それにより反応混合物を生成する工程と、
    前記反応混合物を50~85℃でインキュベートする工程と
    を含む、方法。
  10. 前記反応混合物からの蛍光信号を検出する工程をさらに含む、請求項に記載の方法。
  11. 標的配列のループ・デ・ループ増幅(LdL)のためのループプライマーであって、5’から3’に向って、
    第1のセンサ分子と、
    第1のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    スペーシングオリゴヌクレオチドと、
    第2のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
    前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第2のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第2のセンサ分子であって、
    前記第1のセンサ分子及び前記第2のセンサ分子が第1のバイオセンサ対である、第2のセンサ分子と、
    前記標的配列上の第1の結合部位に相補的な第1のプライマー配列と、
    を含み、
    第1のさらなるオリゴヌクレオチドをさらに含み、前記第1のさらなるオリゴヌクレオチドが、前記ループプライマーの5’末端にある、
    ループプライマー。
  12. 前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第1のクランピングオリゴヌクレオチドに相補的である、請求項11に記載のループプライマー。
  13. 前記第1のバイオセンサ対が、エネルギー供与体と受容体の対である、請求項11に記載のループプライマー。
  14. 前記第1のバイオセンサ対が、蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)又は生物発光共鳴エネルギー移動(BRET)のためのエネルギー供与体と受容体の対である、請求項13に記載のループプライマー。
  15. 前記第1のセンサ分子及び前記第2のセンサ分子が、検出可能な光信号を生成する複合体を形成し得る、請求項11に記載のループプライマー。
  16. 前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)が60℃を超える、請求項11に記載のループプライマー。
  17. 前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)が70℃を超える、請求項16に記載のループプライマー。
  18. 前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)が80℃を超える、請求項17に記載のループプライマー。
  19. 前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)が70から80℃である、請求項16に記載のループプライマー。
  20. 前記第1及び第2のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)が60℃未満である、請求項11に記載のループプライマー。
  21. 前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドの各々が、3から10ヌクレオチド長である、請求項11に記載のループプライマー。
  22. 前記スペーシングオリゴヌクレオチドが、5から35ヌクレオチド長である、請求項11に記載のループプライマー。
  23. 前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド、及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、全体で、15から35ヌクレオチド長である、請求項11に記載のループプライマー。
  24. 前記第1のクランピングオリゴヌクレオチド、前記スペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第2のクランピングオリゴヌクレオチドが、(i)アデニン、グアニン、シトシン、チミン及びウラシルから選択される核酸塩基、(ii)ロックド核酸、(iii)2’O-メチルRNA塩基、(iv)ホスホロチオエート化DNA塩基、(v)ホスホロチオエート化RNA塩基、(vi)ホスホロチオエート化2’-O-メチルRNA塩基、又は(vii)それらの組み合わせを含む、請求項11に記載のループプライマー。
  25. 2のさらなるオリゴヌクレオチドをさらに含み、前記第2のさらなるオリゴヌクレオチドが前記第1のセンサ分子と前記第1のクランピングオリゴヌクレオチドとの間にある、請求項11に記載のループプライマー。
  26. 前記第1のさらなるオリゴヌクレオチドがバーコード配列である、請求項11に記載のループプライマー。
  27. 前記標的配列が病原体ゲノムに特異的である、請求項11に記載のループプライマー。
  28. 標的配列のループ・デ・ループ増幅のためのプライマー混合物であって、請求項11に記載のループプライマーを含む、プライマー混合物。
  29. (i)フォワードインナープライマー(FIP)、(ii)バックワードインナープライマー(BIP)、(iii)フォワードプライマー(F3)及びバックワードプライマー(B3)をさらに含み、前記FIP、前記BIP、前記F3及び前記B3が、前記標的配列上の6つの異なる結合部位に結合する、請求項28に記載のプライマー混合物。
  30. (i)ループフォワードプライマー(LF)及び(ii)ループバックワードプライマー(LB)をさらに含み、前記LF及び前記LBが、前記標的配列上の2つの異なる結合部位に結合する、請求項29に記載のプライマー混合物。
  31. 第2のループプライマーをさらに含み、前記第2のループプライマーが、
    第3のセンサ分子と、
    第3のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第2のスペーシングオリゴヌクレオチドと、
    第4のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
    前記第3のクランピングオリゴヌクレオチド、前記第2のスペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第4のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第3及び第4のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第4のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第4のセンサ分子であって、
    前記第3のセンサ分子及び前記第4のセンサ分子が第2のバイオセンサ対であり、前記第2のバイオセンサ対が前記第1のバイオセンサ対とは異なる、第4のセンサ分子と、
    第2の標的配列上の第1の結合部位に相補的な第2のプライマー配列と、
    を含む、請求項28に記載のプライマー混合物。
  32. 前記標的配列と前記第2の標的配列が異なる、請求項31に記載のプライマー混合物。
  33. (i)第2のフォワードインナープライマー(SFIP)、(ii)第2のバックワードインナープライマー(SBIP)、(iii)第2のフォワードプライマー(SF3)及び(iv)第2のバックワードプライマー(SB3)をさらに含み、前記SFIP、前記SBIP、前記SF3及び前記SB3が、前記第2の標的配列上の6つの異なる結合部位に結合する、請求項31に記載のプライマー混合物。
  34. (i)第2のループフォワードプライマー(SLF)及び(ii)第2のループバックワードプライマー(SLB)をさらに含み、前記SLF及び前記SLBが、前記第2の標的配列上の2つの異なる結合部位に結合する、請求項31に記載のプライマー混合物。
  35. 第3のループプライマーをさらに含み、前記第3のループプライマーが、
    第5のセンサ分子と、
    第5のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第3のスペーシングオリゴヌクレオチドと、
    第6のクランピングオリゴヌクレオチドであって、
    前記第5のクランピングオリゴヌクレオチド、前記第3のスペーシングオリゴヌクレオチド及び前記第6のクランピングオリゴヌクレオチドが、前記第5及び第6のクランピングオリゴヌクレオチドの融解温度(Tm)より低い温度でヘアピン構造を形成することができる、第6のクランピングオリゴヌクレオチドと、
    第6のセンサ分子であって、
    前記第5のセンサ分子及び前記第6のセンサ分子が第3のバイオセンサ対であり、前記第3のバイオセンサ対が前記第1のバイオセンサ対及び第2のバイオセンサ対とは異なる、第6のセンサ分子と、
    第3の標的配列上の第1の結合部位に相補的な第2のプライマー配列と、
    を含む、請求項31に記載のプライマー混合物。
  36. 標的配列のループ・デ・ループ増幅のためのキットであって、
    請求項11に記載のループプライマー及びポリメラーゼを含む、キット。
  37. 逆転写酵素をさらに含請求項36に記載のキット。
  38. 前記ポリメラーゼが、ゲオバチルス・ステアロサーモフィルス・ポリメラーゼである、請求項36に記載のキット。
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