JPWO2021141041A5 - - Google Patents

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JPWO2021141041A5
JPWO2021141041A5 JP2021570066A JP2021570066A JPWO2021141041A5 JP WO2021141041 A5 JPWO2021141041 A5 JP WO2021141041A5 JP 2021570066 A JP2021570066 A JP 2021570066A JP 2021570066 A JP2021570066 A JP 2021570066A JP WO2021141041 A5 JPWO2021141041 A5 JP WO2021141041A5
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Claims (34)

  1. Nav活性化剤を含有する、タウオパチーの治療剤および/または予防剤であって、
    Nav活性化剤が、Nav1.1活性化剤であり、下記式(1):
    Figure 2021141041000001
    [式中、
    は、
    (1-1)飽和または部分不飽和のC4-12炭素環基
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (e)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ、および
    (f)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ-カルボニル
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-2)4~12員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (e)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (f)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ、および
    (g)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ-カルボニル
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-3)C6-10アリール
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (f)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ、および
    (g)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ-カルボニル
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-4)5~10員のヘテロアリール
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (f)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ、および
    (g)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ-カルボニル
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-5)C1-10アルコキシ
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキル、
    (c)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC6-10アリール、および
    (d)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール
    からなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい)、
    (1-6)C6-10アリールオキシ
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ、および
    (f)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ-カルボニル
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-7)5~10員のヘテロアリールオキシ
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (f)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ、および
    (g)同種または異種の1~2個のC1-6アルキル(ここで、該C1-6アルキルは、同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい)で置換されていてもよいアミノ-カルボニル
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-8)C1-10アルキル
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (c)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC6-10アリール、または
    (d)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-9)C2-10アルケニル
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (c)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC6-10アリール、または
    (d)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、
    (1-10)C2-10アルキニル
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (c)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC6-10アリール、または
    (d)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、または
    (1-11)-NR
    (ここにおいて、RおよびRは、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子およびC2-10アルキニルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (c)ハロゲン原子、C1-6アルキル、C1-6アルコキシC1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキル、
    (d)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキルC1-4アルキル、
    (e)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC6-10アリール、または
    (f)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール
    を表す)
    を表し;
    は、
    (2-1)下記式(2a)または(2b):
    Figure 2021141041000002
    [式中、X1a、X1b、X1c、X、X、XおよびXは、それぞれ独立して、NまたはCRを表し;
    、XおよびXは、それぞれ独立して、CR、O、S、NまたはNRを表し;
    およびAは、それぞれ独立して、NまたはCを表し;
    ここにおいて、X1a、X1b、X1c、X、X、X、X、X、X、X、AおよびAは、これらを含む環が、9または10員の二環性芳香族ヘテロ環が形成されるように選択され;
    は、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ヒドロキシ、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシ、飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和ヘテロ環基および同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (f)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよび同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、
    (g)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルコキシおよび同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (h)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ、
    (i)ハロゲン原子、シアノおよびC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (j)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基、または
    (k)-C(O)NR
    (ここにおいて、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキルまたは飽和もしくは部分不飽和のC3-7炭素環基を表すか;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、4~7員の飽和ヘテロ環基を形成していてもよい)
    を表し;
    は、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、または
    (c)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基を表し、
    ここで、RおよびRが複数ある場合、各RおよびRは、同一または異なってもよい]
    で表される基、
    (2-2)下記式(2c):
    Figure 2021141041000003
    [式中、R、RおよびRは、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシ、飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基およびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、
    (f)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (g)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;およびC2-7アルキルカルボニル
    からなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ、
    (h)ハロゲン原子、シアノおよびC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (i)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基、
    (j)-C(O)NR
    (ここにおいて、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキルまたは飽和もしくは部分不飽和のC3-7炭素環基を表すか;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、4~7員の飽和ヘテロ環を形成していてもよい)、
    (k)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニル、または
    (l)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC2-7アルコキシカルボニル
    を表し、ここにおいて、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5~7員の飽和または部分不飽和の炭素環またはヘテロ環(ここで、該環は、ハロゲン原子、オキソ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよびC2-7アルコキシカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)を形成していてもよく、
    iは、0、1または2を表す]
    で表される基であって、
    ここにおいて、式(2c)は、環上の置換可能な炭素原子上に更にフッ素原子が1個置換していてもよく、
    (2-3)下記式(2d)、(2e)、(2f)、(2g)、(2h)、(2i)または(2j):
    Figure 2021141041000004
    [式中、R、RおよびR10は、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子;ヒドロキシ;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ヒドロキシまたはC1-6アルコキシで置換されていてもよいC1-6アルコキシ;C1-6アルコキシまたはC1-6アルキルで置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基;C1-6アルキルで置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール;およびアミノ(ここで、該アミノは、ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;C1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和ヘテロ環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい)からなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、
    (f)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよび同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、
    (g)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルコキシおよび同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (h)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ、
    (i)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよびC2-7アルコキシカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (j)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;C1-6アルコキシ;4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基;ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニル;およびオキソからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基、
    (k)1~4個のC1-6アルキルで置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基-オキシ、
    (l)-C(O)NR
    (ここにおいて、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキルまたは飽和もしくは部分不飽和のC3-7炭素環基を表すか;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、4~7員の飽和ヘテロ環を形成していてもよい)、
    (m)-C(O)OR(ここにおいて、Rは、C1-6アルキルを表す)、または
    (n)1個の6員の飽和ヘテロ環基で置換されていてもよいエテニルであり;
    ここにおいて、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5~7員の飽和または部分不飽和の炭素環またはヘテロ環(ここで、該環は、ハロゲン原子およびC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)を形成していてもよい]
    で表される基であって、
    式(2d)、(2e)、(2f)、(2g)、(2h)、(2i)および(2j)は、環上の置換可能な炭素原子上に更にフッ素原子が1個置換していてもよく、
    (2-4)下記式(2k):
    Figure 2021141041000005
    [式中、R、RおよびR10は、本項中の前記(2-3)と同義であり;
    nは、0、1または2を表し;
    は、CHまたはOを表す]
    で表される基であって、
    ここにおいて、式(2k)は、環上の置換可能な炭素原子上に更にフッ素原子が1個置換していてもよく、
    (2-5)下記式(2l)、(2m)または(2n):
    Figure 2021141041000006
    [式中、X10、X11、X12およびX13は、それぞれ独立して、NまたはCR11を表し;
    ここにおいて、X10、X11、X12およびX13は、これらを含む6員環が、芳香族ヘテロ環を形成するように選択され;
    14は、CR15、CHR15、NR16またはOを表し;
    ここにおいて、X14がCR15である場合、式(2m)における破線を含む結合は二重結合を表し、X14がCHR15、NR16またはOである場合、式(2m)における破線を含む結合は単結合を表し;
    15は、NR17またはOを表し;
    11は、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (d)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール-メチル、または
    (e)C1-6アルキル、C1-6アルコキシ、C2-7アルキルカルボニルおよびC2-7アルコキシカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基を表し、R11が複数ある場合は、各R11は、同一または異なってもよく;
    12、R13およびR14は、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、または
    (b)C1-6アルキルを表し、
    ここにおいて、R12およびR14またはR13およびR14は、それらが結合する炭素原子と一緒になって、架橋構造を形成してもよく;
    15は、
    (a)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいフェニル、
    (b)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいベンジル、
    (c)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール、
    (d)ヒドロキシ、
    (e)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいフェニルオキシ、または
    (f)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいフェニルアミノを表し;
    16は、
    (a)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいフェニル、
    (b)ハロゲン原子、シアノ、1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルキルおよび1~3個のフッ素原子で置換されていてもよいC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (c)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリールメチル、
    (d)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい5または6員の飽和または部分不飽和の炭素環基、または
    (e)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい5または6員の飽和ヘテロ環基を表し;
    17は、
    (a)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいピリジル、または
    (b)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよい5または6員の飽和ヘテロ環基を表し;
    kは、0、1または2を表し;
    、j、jおよびjは、それぞれ独立して0または1を表す]
    で表される基、
    (2-6)下記式(2o):
    Figure 2021141041000007
    で表される基、または
    (2-7)下記式(2p)または(2q):
    Figure 2021141041000008
    [式中、R18は、
    (a)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいフェニル、または
    (b)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいベンジルであり;
    およびkは、それぞれ独立して、0または1を表し;
    ここにおいて、式(2p)における含窒素飽和環は、オキソで置換されていてもよい]で表される基を表し;
    環Cyは、置換されていてもよい5~10員のヘテロアリレンを表す]
    で表される化合物またはその製薬学的に許容される塩である、タウオパチーの治療剤および/または予防剤。
  2. 環Cyが、式(a):
    Figure 2021141041000009
    [式中、*はMとの結合部位を表し、**はCHC(=O)Mとの結合部位を表し、
    1aおよびR2aは、それぞれ独立して、
    (3-1)水素原子、
    (3-2)ハロゲン原子、
    (3-3)シアノ、
    (3-4)C1-6アルキル
    (ここで、該基は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、
    (d)C1-6アルコキシ、および
    (e)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;およびC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ
    からなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい)、
    (3-5)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキル、およびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、
    (3-6)同種または異種の1~4個のハロゲン原子で置換されていてもよいC2-6アルケニル、
    (3-7)ハロゲン原子、ヒドロキシ、飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、およびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、または
    (3-8)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル、飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、およびC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ
    を表すか;
    あるいは、R1aおよびR2aは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、
    (4-1)5員~7員の飽和または部分不飽和の炭素環
    (ここで、該環は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)ハロゲン原子、ヒドロキシ、およびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、および
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシ、およびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)、または
    (4-2)5員~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環
    (ここで、該環は、本項中の前記(4-1)の(a)~(d)からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)
    を形成していてもよい]
    で表される基、または式(b):
    Figure 2021141041000010
    [式中、*はMとの結合部位を表し、**はCHC(=O)Mとの結合部位を表し、
    、YおよびYは、それぞれ独立して、NまたはCR2bを表し;
    1bは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、同種もしくは異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル、同種もしくは異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、同種もしくは異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルコキシまたは同種もしくは異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノを表し;
    2bは、複数ある場合はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、同種もしくは異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル、同種もしくは異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC3-6シクロアルキル、同種もしくは異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルコキシまたは同種もしくは異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノを表し、R2bが複数ある場合は、各R2bは、同一または異なってもよい]
    で表される基である、請求項1に記載の治療剤および/または予防剤。
  3. が、
    (1)下記式(2a-1)~(2a-23)および(2b-1)~(2b-11):
    Figure 2021141041000011
    [式中、X1a、X1b、RおよびRは、請求項1と同義である]
    のいずれかで表される基、
    (2)下記式(2c’):
    Figure 2021141041000012
    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;およびC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ、
    (e)ハロゲン原子、シアノおよびC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (f)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基、または
    (g)-C(O)NR
    (ここにおいて、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキルまたは飽和もしくは部分不飽和のC3-7炭素環基を表すか;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、4~7員の飽和ヘテロ環基を形成していてもよい)
    を表し、ここにおいて、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5~7員の飽和または部分不飽和の炭素環またはヘテロ環(ここで、該環は、ハロゲン原子、オキソ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよびC2-7アルコキシカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)を形成していてもよい]
    で表される基であって、
    ここにおいて、式(2c’)は、環上の置換可能な炭素原子上に更にフッ素原子が1個置換していてもよく、
    (3)下記式(2d)、(2f)、(2g)または(2h):
    Figure 2021141041000013
    [式中、R、RおよびR10は、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子;ヒドロキシ;ヒドロキシまたはC1-6アルコキシで置換されていてもよいC1-6アルコキシ;C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基;C1-6アルキルで置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール;およびアミノ(ここで、該アミノは、ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;C1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和ヘテロ環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい)からなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (f)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ、
    (g)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよびC2-7アルコキシカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (h)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;C1-6アルコキシ;4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基;ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニル;およびオキソからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基、
    (i)1~4個のC1-6アルキルで置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基-オキシ、
    (j)-C(O)NR
    (ここにおいて、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキルまたは飽和もしくは部分不飽和のC3-7炭素環基を表すか;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、4~7員の飽和ヘテロ環を形成していてもよい)、
    (k)-C(O)OR(ここにおいて、Rは、C1-6アルキルを表す)、または
    (l)1個の6員の飽和ヘテロ環基で置換されていてもよいエテニルであり;
    ここにおいて、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5~7員の飽和または部分不飽和の炭素環またはヘテロ環(ここで、該環は、ハロゲン原子およびC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)を形成していてもよい]
    で表される基であって、
    ここにおいて、式(2d)、(2f)、(2g)および(2h)は、環上の置換可能な炭素原子上に更にフッ素原子が1個置換していてもよく、または
    (4)下記式(2k’):
    Figure 2021141041000014
    [式中、R、RおよびR10は、本項中の前記(3)と同義である]
    で表される基である、請求項1または2に記載の治療剤および/または予防剤。

  4. (1)下記式(2a-1)、(2a-2)、(2a-12)、(2a-20)、(2a-21)、(2b-3)、(2b-4)、(2b-7)または(2b-10):
    Figure 2021141041000015
    [式中、X1a、X1bおよびRは、請求項1と同義である]
    で表される基、
    (2)下記式(2c’):
    Figure 2021141041000016
    [式中、RおよびRは、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、または
    (d)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;およびC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ
    を表す]
    で表される基であって、
    ここにおいて、式(2c’)は、環上の置換可能な炭素原子上に更にフッ素原子が1個置換していてもよく、
    (3)下記式(2d)または(2f):
    Figure 2021141041000017
    [式中、R、RおよびR10は、請求項3と同義である]
    で表される基であって、
    ここにおいて、式(2d)および(2f)は、環上の置換可能な炭素原子上に更にフッ素原子が1個置換していてもよく、または
    (4)下記式(2k’’):
    Figure 2021141041000018
    [式中、RおよびRは、請求項3と同義である]
    で表される基である、請求項1または2に記載の治療剤および/または予防剤。
  5. が、
    (1)ハロゲン原子;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい飽和または部分不飽和のC4-12炭素環基、
    (2)ハロゲン原子;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~12員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基、または
    (3)-NR
    であり、
    およびRは、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (c)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキル、
    (d)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキルC1-4アルキル、
    (e)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC6-10アリール、または
    (f)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール
    である、請求項1~4のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  6. が、下記式(2a-20)、(2a-21)、(2b-3)、(2b-4)または(2b-7):
    Figure 2021141041000019
    [式中、X1aおよびX1bは、それぞれ独立して、NまたはCRを表し;
    は、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ヒドロキシ、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシ、飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和ヘテロ環基および同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (f)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよび同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、
    (g)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルコキシおよび同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、または
    (h)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ
    を表し、Rが複数ある場合は、各Rは、同一または異なってもよい]
    で表される基である、請求項1~5のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  7. が、下記式(2a’-20)、(2a’-21)、(2b’-3)、(2b’-4)または(2b’-7):
    Figure 2021141041000020
    [式中、Rは、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシ、飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基、C1-6アルコキシ、C1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和ヘテロ環基および同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシ、C1-6アルコキシおよび同種または異種の1~2個のC1-6アルキルで置換されていてもよいアミノからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、または
    (f)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノを表し、Rが複数ある場合は、各Rは、同一または異なってもよい]
    で表される基である、請求項1~5のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  8. が、下記式(2d)または(2f):
    Figure 2021141041000021
    [式中、R、RおよびR10は、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子;ヒドロキシ;ヒドロキシまたはC1-6アルコキシで置換されていてもよいC1-6アルコキシ;C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基;C1-6アルキルで置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール;およびアミノ(ここで、該アミノは、ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;C1-6アルコキシで置換されていてもよい4~7員の飽和ヘテロ環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい)からなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、
    (f)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ、
    (g)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキル、C1-6アルコキシおよびC2-7アルコキシカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい5または6員のヘテロアリール、
    (h)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;C1-6アルコキシ;4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基;ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニル;およびオキソからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基、
    (i)1~4個のC1-6アルキルで置換されていてもよい4~7員の飽和または部分不飽和のヘテロ環基-オキシ、
    (j)-C(O)NR
    (ここにおいて、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1-6アルキルまたは飽和もしくは部分不飽和のC3-7炭素環基を表すか;
    あるいは、RおよびRは、それらが結合する窒素原子と一緒になって、4~7員の飽和ヘテロ環を形成していてもよい)、
    (k)-C(O)OR(ここにおいて、Rは、C1-6アルキルを表す)、または
    (l)1個の6員の飽和ヘテロ環基で置換されていてもよいエテニルであり;
    ここにおいて、RおよびRは、それらが結合する炭素原子と一緒になって、5~7員の飽和または部分不飽和の炭素環またはヘテロ環(ここで、該環は、ハロゲン原子およびC1-6アルキルからなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)を形成していてもよい]
    で表される基である、請求項1~5のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  9. 、RおよびR10は、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)ハロゲン原子、
    (c)シアノ、
    (d)ハロゲン原子;ヒドロキシ;ヒドロキシまたはC1-6アルコキシで置換されていてもよいC1-6アルコキシ;およびアミノ(ここで、該アミノは、ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよい)からなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (e)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ、または
    (f)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル;飽和または部分不飽和のC3-7炭素環基;ならびにハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC2-7アルキルカルボニルからなる群から選択される同種または異種の1~2個の基で置換されていてもよいアミノ
    である、請求項8に記載の治療剤および/または予防剤。
  10. が、下記式(3):
    Figure 2021141041000022
    [式中、X16は、N、CまたはCHを表し;
    破線を含む結合は、単結合または二重結合を表し;
    mは、0、1、2または3を表し;
    およびRは、それぞれ独立して、
    (1-1)水素原子、
    (1-2)ハロゲン原子、または
    (1-3)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキルを表すか;
    あるいは、RおよびRが、それらが結合する炭素原子と一緒になって、3~6員の飽和炭素環
    (ここで、該環は、
    (a)ハロゲン原子、
    (b)ヒドロキシ、
    (c)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルキル、および
    (d)ハロゲン原子、ヒドロキシおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC1-6アルコキシ
    からなる群から選択される同種または異種の1~4個の基で置換されていてもよい)
    を形成していてもよい]
    で表される基である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  11. 16が、Cであり、破線を含む結合が、二重結合である、請求項10に記載の治療剤および/または予防剤。
  12. 16が、CHであり、破線を含む結合が、単結合である、請求項10に記載の治療剤および/または予防剤。
  13. 16が、Nであり、破線を含む結合が、単結合である、請求項10に記載の治療剤および/または予防剤。
  14. が、-NRであり、
    およびRは、それぞれ独立して、
    (a)水素原子、
    (b)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (c)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキル、
    (d)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキルC1-4アルキル、
    (e)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC6-10アリール、または
    (f)ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキルおよびC1-6アルコキシからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよい5~10員のヘテロアリール
    である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  15. が、-NRであり、
    およびRが、それぞれ独立して、
    (a)水素原子
    (b)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (c)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキル、または
    (d)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキルC1-4アルキル
    である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  16. が、-NRであり、
    が、メチルであり、
    が、
    (a)同種または異種の1~3個のハロゲン原子で置換されていてもよいC1-6アルキル、
    (b)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキル、または
    (c)ハロゲン原子、C1-6アルキルおよびC3-6シクロアルキルからなる群から選択される同種または異種の1~3個の基で置換されていてもよいC3-10シクロアルキルC1-4アルキル
    である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  17. が、下記式(3a-1)~(3a-4):
    Figure 2021141041000023
    のいずれかで表される基である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  18. が、下記式(3c-1)~(3c-6):
    Figure 2021141041000024
    のいずれかで表される基である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  19. が、下記式(3d-1)~(3d-12):
    Figure 2021141041000025
    のいずれかで表される基である、請求項1~9のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  20. 環Cyが、式(a)である、請求項2~19のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  21. 1aおよびR2aが、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、メチルまたはメトキシである、請求項20に記載の治療剤および/または予防剤。
  22. 1aおよびR2aが、水素原子である、請求項20に記載の治療剤および/または予防剤。
  23. 環Cyが、式(b)である、請求項2~19のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  24. がNであり、YおよびYが、それぞれ独立して、CR2bである、請求項23に記載の治療剤および/または予防剤。
  25. およびYが、Nであり、Yが、CR2bである、請求項23に記載の治療剤および/または予防剤。
  26. およびYが、Nであり、Yが、CR2bである、請求項23に記載の治療剤および/または予防剤。
  27. 1bおよびR2bが、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキルまたはC1-6アルコキシであり、R2bが複数存在する場合は、各R2bが同一でも異なってもよい、請求項23~26のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  28. 1bおよびR2bが、水素原子である、請求項23~26のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  29. Nav1.1活性化剤が、以下の化合物からなる群から選択されるいずれかの化合物である、請求項1に記載の治療剤および/または予防剤:
    N-(4-シアノフェニル)-2-[3-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド、
    N-(1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2-[3-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド、
    2-[3-(6-アザスピロ[3.4]オクタン-6-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]-N-(キナゾリン-7-イル)アセトアミド、
    N-[2-(ジメチルアミノ)-1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル]-2-[3-(4-メチルシクロヘキサ-1-エン)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド、
    N-(2,6-ジメチルピリジン-4-イル)-2-[3-(4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド、
    6-(4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-2-{2-[4-(2-メチルピリジン-3-イル)ピペラジン-1-イル]-2-オキソエチル}ピリダジン-3(2H)-オン、
    2-[3-(4,4-ジメチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)アセトアミド、
    2-[3-(4,4-ジメチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    N-(1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2-[3-(4,4-ジメチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド、
    2-[6-オキソ-3-(スピロ[2.5]オクト-5-エン-6-イル)ピリダジン-1(6H)-イル]-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-{2-オキソ-2-[4-(ピリダジン-4-イル)-2.3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル]エチル}-6-(スピロ[2.5]オクト-5-エン-6-イル)ピリダジン-3(2H)オン、
    N-(1,3-ベンゾオキサゾール-5-イル)-2-[3-(4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド、
    2-{3-[(4S)-4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル]-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-{3-[(4R)-4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル]-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-{3-[(4S)-4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル]-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)アセトアミド、
    2-{3-[(4R)-4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル]-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)アセトアミド、
    N-(6-シアノピリジン-3-イル)-2-[3-(4,4-ジフルオロ-6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド、
    6-[シクロペンチル(メチル)アミノ]-2-{2-[4-(モルホリン-4-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-インドール-1-イル]-2-オキソエチル}ピリダジン-3(2H)-オン、および
    N-(6-シアノピリジン-3-イル)-2-[3-(4,4-ジフルオロ-6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)-6-オキソピリダジン-1(6H)-イル]アセトアミド。
  30. Nav1.1活性化剤が、以下の化合物からなる群から選択されるいずれかの化合物である、請求項1に記載の治療剤および/または予防剤:
    2-{6-[シクロペンチル(メチル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピラジン-1-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-[6-(4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピラジン-1-イル]-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-[6-(4,4-ジフルオロ-6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピラジン-1-イル]-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-{6-[メチル(スピロ[2.3]ヘキサン-5-イル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピラジン-1-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-{6-[(3,3-ジメチルシクロブチル)(メチル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピラジン-1-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-{6-[(3,3-ジメチルシクロブチル)(メチル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピラジン-1-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)アセトアミド、
    N-(6-シアノピリジン-3-イル)-2-[6-(4,4-ジフルオロ-6-アザスピロ[2.5]オクタン-6-イル)-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピラジン-1-イル]アセトアミド、
    N-(6-シアノピリジン-3-イル)-2-{6-[メチル(スピロ[2.3]ヘキサン-5-イル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピラジン-1-イル}アセトアミド、
    2-{6-[シクロペンチル(メチル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミド、
    2-{6-[(シクロブチルメチル)(メチル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)アセトアミド、
    2-{6-[(3,3-ジメチルシクロブチル)(メチル)アミノ]-1H-ピラゾロ[3,4-d]ピリミジン-1-イル}-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-6-イル)アセトアミド、および
    2-[6-(4-メチルシクロヘキサ-1-エン-1-イル)-1H-ピラゾロ[3,4-b]ピラジン-1-イル]-N-([1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリジン-7-イル)アセトアミドの光学活性体。
  31. タウオパチーが、アルツハイマー病、アルツハイマー型認知症、石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病、グアム島の筋萎縮性側索硬化症-パーキンソン認知症複合、紀伊半島の筋萎縮性側索硬化症-パーキンソン認知症複合、前頭側頭葉変性症(ピック病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、嗜銀顆粒性認知症、グリア細胞球状封入体タウオパチー、第17番染色体に連鎖する家族性前頭側頭型認知症パーキンソニズムを含む)、神経原線維変化型老年期認知症、ダウン症候群、慢性外傷性脳症、筋強直性ジストロフィー、ニーマン・ピック病タイプC、成人期神経変性を伴う小児期非進行性脳症、PLA2G6関連神経変性症、ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病、家族性英国型認知症、家族性デンマーク型認知症、脳炎後パーキンソニズム、亜急性硬化性全脳炎、SLC9A6関連精神遅滞またはこれらの任意の2以上の疾患の組合せである、請求項1~30のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  32. タウオパチーが、石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病、グアム島の筋萎縮性側索硬化症-パーキンソン認知症複合、紀伊半島の筋萎縮性側索硬化症-パーキンソン認知症複合、前頭側頭葉変性症(ピック病、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、嗜銀顆粒性認知症、グリア細胞球状封入体タウオパチー、第17番染色体に連鎖する家族性前頭側頭型認知症パーキンソニズムを含む)、神経原線維変化型老年期認知症、ダウン症候群、慢性外傷性脳症、筋強直性ジストロフィー、ニーマン・ピック病タイプC、成人期神経変性を伴う小児期非進行性脳症、PLA2G6関連神経変性症、ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病、家族性英国型認知症、家族性デンマーク型認知症、脳炎後パーキンソニズム、亜急性硬化性全脳炎、SLC9A6関連精神遅滞またはこれらの任意の2以上の疾患の組合せである、請求項1~30のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  33. リン酸化凝集タウを減少することおよび/または脳萎縮を抑制することを特徴とする、請求項1~32のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤。
  34. 請求項1~32のいずれか一項に記載の治療剤および/または予防剤を投与することによって、リン酸化凝集タウを減少する、および/または脳萎縮を抑制する方法。
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