JPWO2021119061A5 - - Google Patents

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統計分析
データは、別段の記載がない限り、平均±平均の標準誤差(平均±SEM)として表されている。統計分析は、対応のあるまたは対応のないスチューデントt検定によって行った。有意性は、P<0.05で設定された。

以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載の発明を列挙する。
[発明1]
長期(LT)-造血幹細胞(HSC)を含むHSCの集団を調製する方法であって、
内皮細胞および/または造血性内皮(HE)細胞を含む集団を提供すること、
前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される2つまたはそれ以上の内皮遺伝子の発現または活性を低下させること、ならびに
前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させて、LT-HSCを含む前記HSCの形成を刺激すること
を含む、前記方法。
[発明2]
前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される3つまたはそれ以上の内皮遺伝子の発現または活性を低下させること、ならびに前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される3つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させて、前記HSCの形成および場合によって増殖を刺激することを含む、発明1に記載の方法。
[発明3]
前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、cdh5およびplxnd1の発現または活性を低下させること、ならびに前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1およびgata2の発現または活性を増大させることによって、前記HSCの形成および場合によって増殖を刺激することを含む、発明1に記載の方法。
[発明4]
前記造血遺伝子の活性または発現の前記増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、および発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、または前記造血遺伝子に機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明1~3のいずれか一つに記載の方法。
[発明5]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下が、完全または部分的な遺伝子欠失、RNAサイレンシング、アンチセンスオリゴヌクレオチド阻害、薬理学的阻害を導入すること、および発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、または前記内皮遺伝子に機能喪失型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明1~4のいずれか一つに記載の方法。
[発明6]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が、有効なレベルおよび期間、Dnmt3bの発現または活性を増大させることによって行われる、発明1~3のいずれか一つに記載の方法。
[発明7]
Dnmt3bの前記発現または活性の増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、および前記Dnmt3b遺伝子に発現エレメントの遺伝子修飾または機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明6に記載の方法。
[発明8]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が、有効なレベルおよび期間、Gimap6の発現または活性を増大させることによって行われる、発明1~3のいずれか一つに記載の方法。
[発明9]
Gimap6の前記発現または活性の増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、およびGimap6遺伝子に発現エレメントの遺伝子修飾または機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明8に記載の方法。
[発明10]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が、前記内皮細胞またはHE細胞を2Dまたは3Dの繰り返しひずみ、有効な濃度および期間のピエゾ1のアゴニスト、またはその組合せと接触させることによって行われる、発明1~3のいずれか一つに記載の方法。
[発明11]
前記ピエゾ1アゴニストが、Yoda1、Jedi1、および/またはJedi2である、発明10に記載の方法。
[発明12]
前記ピエゾ1アゴニストの有効量が、0.1から500μMの範囲、または0.1から100μMの範囲にある、発明11に記載の方法。
[発明13]
前記ピエゾ1のアゴニストが、候補化合物との接触時の、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される内皮遺伝子の発現または活性の低下、および前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性の増大に基づいて、化学ライブラリーにおいて同定される、発明10に記載の方法。
[発明14]
胚様体、内皮細胞、造血性内皮(HE)細胞、またはその組合せを含む集団をバイオリアクターに提供することを含む、発明1~13のいずれか一つに記載の方法。
[発明15]
前記バイオリアクターが、繰り返しひずみによる生体力学的伸展、有効な濃度および期間のピエゾ1のアゴニストまたはその組合せを提供する、発明14に記載の方法。
[発明16]
前記繰り返しひずみによる生体力学的伸展が、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される3つまたはそれ以上の内皮遺伝子の発現または活性を低下させ、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させて、前記HSCの形成および場合によって増殖を刺激する、発明15に記載の方法。
[発明17]
前記HSCが造血ニッチにおいて生着し、機能的な多細胞系成人血液を再構成する、発明1~16のいずれか一つに記載の方法。
[発明18]
HE細胞が、人工多能性幹細胞(iPSC)、非造血幹細胞、体細胞、または内皮細胞から得られる、発明1~17のいずれか一つに記載の方法。
[発明19]
前記造血幹細胞が、少なくとも1%の長期造血幹細胞(LT-HSC)または少なくとも5%のLT-HSCを含む、発明1~18のいずれか一つに記載の方法。
[発明20]
前記造血幹細胞が、少なくとも0.1%の長期造血幹細胞(LT-HSC)を含む、発明19に記載の方法。
[発明21]
前記内皮細胞および/またはHE細胞がHLA修飾細胞もしくはHLAヌル細胞、および/または導入遺伝子フリー細胞、遺伝子修正細胞、導入遺伝子過剰発現細胞に由来し、場合によってiPS細胞または体細胞の遺伝的または化学的誘導によって導出される、発明1~20のいずれか一つに記載の方法。
[発明22]
源細胞が、対象、細胞の既製ライブラリーから得られるか、またはこれに由来し、前記対象が場合によって万能適合ドナーである、発明1~21のいずれか一つに記載の方法。
[発明23]
前記源細胞が、血液疾患、骨髄疾患、リソソーム蓄積疾患、ミトコンドリア疾患、代謝疾患または免疫疾患を有する対象から得られるか、またはそれに由来する、発明22に記載の方法。
[発明24]
前記対象が血液または非血液悪性腫瘍を有していない、発明23に記載の方法。
[発明25]
前記HSCを回収すること、および場合によって増殖させることをさらに含む、発明1~24のいずれか一つに記載の方法。
[発明26]
前記HSCの集団がレシピエントに投与され、前記レシピエントが場合によってドナー対象である、発明25に記載の方法。
[発明27]
少なくとも約10 個のHSCが投与される、発明26に記載の方法。
[発明28]
少なくとも約10 個のHSCが投与される、発明26に記載の方法。
[発明29]
少なくとも約10 個のHSCが投与される、発明26に記載の方法。
[発明30]
少なくとも約10 個のHSCが投与される、発明26に記載の方法。
[発明31]
細胞集団を造血内皮(HE)細胞に転換する方法であって、
胚様体または内皮細胞を含む集団を提供し、
前記細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される1つまたは複数の内皮遺伝子の発現または活性を低下させること、および前記細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させること、
2Dまたは3Dの繰り返しひずみを適用すること、および
前記細胞を有効な濃度および期間、ピエゾ1のアゴニストと接触させること
の1つまたは複数から選択される遺伝的、薬理学的、および/または機械的刺激を提供して、前記細胞をHE細胞に転換すること
を含む、前記方法。
[発明32]
前記造血遺伝子の活性または発現の前記増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、および前記造血遺伝子に機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明31に記載の方法。
[発明33]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下が、完全または部分的な遺伝子欠失、RNAサイレンシング、アンチセンスオリゴヌクレオチド阻害、薬理学的阻害を導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、および前記内皮遺伝子に機能喪失型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明31に記載の方法。
[発明34]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が、有効なレベルおよび期間、Dnmt3bの発現または活性を増大させることによって行われる、発明33または33に記載の方法。
[発明35]
Dnmt3bの前記発現または活性の増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、およびDnmt3b遺伝子に機能獲得型突然変異を取り込むことの1つまたは複数を含む、発明34に記載の方法。
[発明36]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が、有効なレベルおよび期間、Gimap6の前記発現または活性を増大させることによって行われる、発明32~35のいずれか一つに記載の方法。
[発明37]
Gimap6の前記発現または活性の増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、およびGimap6遺伝子に機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明36に記載の方法。
[発明38]
前記細胞を、Yoda1、Jedi1および/またはJedi2から選択される有効量のピエゾ1アゴニストと接触させる、発明31に記載の方法。
[発明39]
前記ピエゾ1アゴニストの有効量が、0.1から500uMの範囲、または0.1から100μMの範囲にある、発明38に記載の方法。
[発明40]
前記集団をバイオリアクターに提供することを含み、前記バイオリアクターが繰り返しひずみによる生体力学的伸展を提供する、発明31から39のいずれか一つに記載の方法。
[発明41]
場合によって前記遺伝的、薬理学的、および/または機械的刺激を適用することによって、前記HE細胞が回収されるか、またはHSCに転換される、発明40に記載の方法。
[発明42]
前記HE細胞が、造血ニッチにおいて生着し、機能的な多細胞系成人血液を再構成するHSCに転換される、発明41に記載の方法。
[発明43]
胚様体または内皮細胞が人工多能性幹細胞(iPSC)に由来する、発明31~42のいずれか一つに記載の方法。
[発明44]
前記内皮細胞が非造血幹細胞に由来する、発明31~42のいずれか一つに記載の方法。
[発明45]
前記HE細胞が長期造血幹細胞(LT-HSC)を含む造血幹細胞に転換される、発明31~44のいずれか一つに記載の方法。
[発明46]
前記細胞集団が、HLA修飾細胞またはHLAヌル細胞に由来する、発明31~45のいずれか一つに記載の方法。
[発明47]
前記細胞集団が導入遺伝子フリー細胞である、発明31~45のいずれか一つに記載の方法。
[発明48]
前記遺伝的、薬理学的および/または機械的刺激を前記HSC細胞に適用することを含むプロセスにおいて前記HSCを増殖させることをさらに含む、発明31~47のいずれか一つに記載の方法。
[発明49]
前記HSCがレシピエントに投与され、前記レシピエントが場合によってドナー対象である、発明48に記載の方法。
[発明50]
造血幹細胞(HSC)の集団を増殖させる方法であって、
HSC集団を提供し、
前記細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される1つまたは複数の内皮遺伝子の発現または活性を低下させること、および前記細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させること、
2Dまたは3Dの繰り返しひずみを適用すること、および
前記細胞を有効な濃度および期間、ピエゾ1のアゴニストと接触させること
の1つまたは複数から選択される遺伝的、薬理学的および/または機械的刺激を提供して、HSCを増殖させること
を含む、前記方法。
[発明51]
前記造血遺伝子の活性または発現の前記増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、および前記造血遺伝子に機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明50に記載の方法。
[発明52]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下が、完全または部分的な遺伝子欠失、RNAサイレンシング、アンチセンスオリゴヌクレオチド阻害、薬理学的阻害を導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、および前記内皮遺伝子に53喪失型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明51に記載の方法。
[発明53]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が有効なレベルおよび期間、Dnmt3bの前記発現または活性を増大させることによって行われる、発明51または52に記載の方法。
[発明54]
Dnmt3bの前記発現または活性の増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、およびDnmt3b遺伝子に機能獲得型突然変異を取り込むことの1つまたは複数を含む、発明53に記載の方法。
[発明55]
内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が、有効なレベルおよび期間、Gimap6の前記発現または活性を増大させることによって行われる、発明50~54のいずれか一つに記載の方法。
[発明56]
Gimap6の前記発現または活性の増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、およびGimap6遺伝子に機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、発明55に記載の方法。
[発明57]
前記細胞を、Yoda1、Jedi1および/またはJedi2から選択される有効量のピエゾ1アゴニストと接触させる、発明50に記載の方法。
[発明58]
前記ピエゾ1アゴニストの有効量が、0.1から500uMの範囲、または0.1から100μMの範囲にある、発明57に記載の方法。
[発明59]
前記集団をバイオリアクターに提供することを含み、前記バイオリアクターが繰り返しひずみによる生体力学的伸展を提供する、発明50~58のいずれか一つに記載の方法。
[発明60]
前記HSCが造血ニッチにおいて生着し、機能的な多細胞系成人血液を再構成する、発明59に記載の方法。
[発明61]
前記HSCが、内皮細胞またはHE細胞から転換される、発明50~60のいずれか一つに記載の方法。
[発明62]
前記HSCが長期造血幹細胞(LT-HSC)を含む、発明50~61のいずれか一つに記載の方法。
[発明63]
前記HSC集団が、HLA修飾細胞またはHLAヌル細胞に由来する、発明50~62のいずれか一つに記載の方法。
[発明64]
前記細胞集団が導入遺伝子フリー細胞である、発明63に記載の方法。
[発明65]
発明1から64のいずれか一つに記載の方法によって調製されたHSCの集団、および薬学的に許容されるビヒクルを含む、医薬組成物。
[発明66]
少なくとも10 4 個のLT-HSC細胞を含む、発明65に記載の医薬組成物。
[発明67]
造血幹細胞療法または移植を必要とする対象を処置する方法であって、治療有効量の、発明1から64のいずれか一つに記載の方法によって調製された造血幹細胞(HSC)を前記対象に投与すること、または発明65もしくは66に記載の医薬組成物を前記対象に投与することを含む、方法。
[発明68]
前記対象が、悪性形態のまたは非悪性形態の血液疾患、骨髄疾患、リソソーム蓄積疾患、ミトコンドリア疾患、代謝性疾患、または免疫疾患を有する、発明67に記載の方法。
[発明69]
前記対象が、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、骨髄増殖性障害、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、非ホジキンリンパ腫、ホジキン病、神経芽細胞腫、胚細胞腫瘍、またはアミロイドーシスから選択される状態を有する、発明67または68に記載の方法。
[発明70]
前記対象が、全身性エリテマトーデス(SLE)または全身性硬化症などの自己免疫障害、再生不良性貧血、純赤血球無形成症、発作性夜間ヘモグロビン尿症、ファンコニ貧血、サラセミアメジャー、鎌状赤血球性貧血、重症複合免疫不全(SCID)、ウィスコット・オルドリッチ症候群、血球貪食性リンパ組織球症、先天性代謝異常、表皮水疱症、重症先天性好中球減少症、シュワッハマン・ダイアモンド症候群、ダイアモンド・ブラックファン貧血、ピアソン症候群および白血球接着不全症から選択される状態を有する、発明69に記載の方法。
[発明71]
造血幹細胞(HSC)を作製する方法であって、
化学化合物のパネルを胚様体、内皮細胞および/または造血性内皮細胞と接触させ、前記化学化合物によって誘導されるDnmt3bまたはGimap6;vegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6、およびaplnの少なくとも2つ;およびrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3の少なくとも2つの発現レベルの変化を決定すること;
遺伝子発現の以下の変化:
Dnmt3bおよび/またはGimap6の発現の増大、
vegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnの2つまたはそれ以上の発現の低下;および
runx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3の2つまたはそれ以上の発現の増大
を誘導する化合物を選択すること;ならびに
内皮細胞および/または造血性内皮細胞のHSCへの転換を、前記選択された化合物を内皮細胞および/または造血性内皮細胞と接触させることによって誘導し、それによって生着し多細胞系成人血液を再構成することができる自己再生HSCを作製すること
を含む、前記方法。
[発明72]
前記選択された化合物が、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される5つまたはそれ以上の内皮遺伝子の発現を低下させ、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される5つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現を増大させて、前記HE細胞、HSCまたはその組合せの形成および場合によって増殖を刺激する、発明71に記載の方法。
[発明73]
前記選択された化合物が、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、cdh5およびplxnd1の発現を低下させ、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1およびgata2の発現を増大させる、発明72に記載の方法。
[発明74]
前記選択された化合物が、Dnmt3bの前記発現を増大させる、発明71~73のいずれか一つに記載の方法。
[発明75]
前記選択された化合物が、ピエゾ1アゴニストである、発明71~73のいずれか一つに記載の方法。
[発明76]
前記選択された化合物が、Yoda1、Jedi1および/またはJedi2の誘導体である、発明74に記載の方法。
[発明77]
胚様体、内皮細胞またはHE細胞が、人工多能性幹細胞(iPSC)、非造血幹細胞、体細胞、または内皮細胞から得られる、発明71~76のいずれか一つに記載の方法。
[発明78]
得られた前記造血幹細胞が、少なくとも0.1%の長期造血幹細胞(LT-HSC)を含む、発明71~76のいずれか一つに記載の方法。
[発明79]
得られた前記造血幹細胞が、少なくとも約1%または少なくとも約10%の長期造血幹細胞(LT-HSC)を含む、発明78に記載の方法。
[発明80]
得られた前記造血幹細胞が、約2%から約25%のLT-HSCを含む、発明78に記載の方法。
[発明81]
前記内皮細胞および/またはHE細胞が、HLA修飾細胞またはHLAヌル細胞、導入遺伝子過剰発現細胞および/または導入遺伝子フリー細胞に由来し、場合によってiPS細胞または体細胞の遺伝的または化学的誘導によって導出される、発明71~80のいずれか一つに記載の方法。
[発明82]
源細胞が、対象から得られるか、またはこれに由来し、前記対象が、場合によって患者、適合もしくは非適合ドナー、または万能適合ドナーである、発明71~81のいずれか一つに記載の方法。
[発明83]
前記HSCを回収することをさらに含む、発明71~82のいずれか一つに記載の方法。
[発明84]
本開示に従って生産され、少なくとも約10 個または少なくとも約10 個のLT-HSC細胞を含む、細胞療法のための組成物。

Claims (26)

  1. 造血幹細胞(HSC)の集団を増殖させる方法であって、
    HSC集団を提供し、
    前記細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される1つまたは複数の内皮遺伝子の発現または活性を低下させること、および前記細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させること、
    2Dまたは3Dの繰り返しひずみを適用すること、および
    前記細胞を有効な濃度および期間、ピエゾ1のアゴニストと接触させること
    の1つまたは複数から選択される遺伝的、薬理学的および/または機械的刺激を提供して、HSCを増殖させること
    を含む、前記方法。
  2. 前記造血遺伝子の活性または発現の前記増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、および前記造血遺伝子に機能獲得型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、請求項に記載の方法。
  3. 内皮遺伝子の発現または活性の前記低下が、完全または部分的な遺伝子欠失、RNAサイレンシング、アンチセンスオリゴヌクレオチド阻害、薬理学的阻害を導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、および前記内皮遺伝子に53喪失型突然変異を導入することの1つまたは複数を含む、請求項に記載の方法。
  4. 内皮遺伝子の発現または活性の前記低下および造血遺伝子の発現または活性の前記増大が有効なレベルおよび期間、Dnmt3bの前記発現または活性を増大させることによって行われる、請求項またはに記載の方法。
  5. Dnmt3bの前記発現または活性の増大が、コードmRNAまたはmRNA誘導体を導入すること、コード導入遺伝子またはエピソームを導入すること、発現エレメントの遺伝子修飾を導入すること、およびDnmt3b遺伝子に機能獲得型突然変異を取り込むことの1つまたは複数を含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記細胞を、Yoda1、Jedi1および/またはJedi2から選択される有効量のピエゾ1アゴニストと接触させる、請求項に記載の方法。
  7. 前記ピエゾ1アゴニストの有効量が、0.1から500uMの範囲、または0.1から100μMの範囲にある、請求項に記載の方法。
  8. 前記集団をバイオリアクターに提供することを含み、前記バイオリアクターが繰り返しひずみによる生体力学的伸展を提供する、請求項のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記HSCが、内皮細胞またはHE細胞から転換される、請求項のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記細胞集団が、HLA修飾細胞に由来し、かつ、導入遺伝子フリー細胞である、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の方法によって調製されたHSCの集団、および薬学的に許容されるビヒクルを含む、医薬組成物。
  12. 少なくとも104個のLT-HSC細胞を含む、請求項11に記載の医薬組成物。
  13. 造血幹細胞療法または移植を必要とする対象を処置する方法であって、治療有効量の、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法によって調製された造血幹細胞(HSC)を前記対象に投与すること、または請求項11もしくは12に記載の医薬組成物を前記対象に投与することを含む、方法。
  14. 前記対象が、悪性形態のまたは非悪性形態の血液疾患、骨髄疾患、リソソーム蓄積疾患、ミトコンドリア疾患、代謝性疾患、または免疫疾患を有する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記対象が、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病、骨髄増殖性障害、骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫、非ホジキンリンパ腫、ホジキン病、神経芽細胞腫、胚細胞腫瘍、またはアミロイドーシスから選択される状態を有する、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記対象が、全身性エリテマトーデス(SLE)または全身性硬化症などの自己免疫障害、再生不良性貧血、純赤血球無形成症、発作性夜間ヘモグロビン尿症、ファンコニ貧血、サラセミアメジャー、鎌状赤血球性貧血、重症複合免疫不全(SCID)、ウィスコット・オルドリッチ症候群、血球貪食性リンパ組織球症、先天性代謝異常、表皮水疱症、重症先天性好中球減少症、シュワッハマン・ダイアモンド症候群、ダイアモンド・ブラックファン貧血、ピアソン症候群および白血球接着不全症から選択される状態を有する、請求項15に記載の方法。
  17. 造血幹細胞(HSC)を作製する方法であって、
    化学化合物のパネルを胚様体、内皮細胞および/または造血性内皮細胞と接触させ、前記化学化合物によって誘導されるDnmt3bまたはGimap6;vegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6、およびaplnの少なくとも2つ;およびrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3の少なくとも2つの発現レベルの変化を決定すること;
    遺伝子発現の以下の変化:
    Dnmt3bおよび/またはGimap6の発現の増大、
    vegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnの2つまたはそれ以上の発現の低下;および
    runx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3の2つまたはそれ以上の発現の増大
    を誘導する化合物を選択すること;ならびに
    内皮細胞および/または造血性内皮細胞のHSCへの転換を、前記選択された化合物を内皮細胞および/または造血性内皮細胞と接触させることによって誘導し、それによって生着し多細胞系成人血液を再構成することができる自己再生HSCを作製すること
    を含む、前記方法。
  18. 前記選択された化合物が、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される5つまたはそれ以上の内皮遺伝子の発現を低下させ、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される5つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現を増大させて、前記HE細胞、HSCまたはその組合せの形成および場合によって増殖を刺激する、請求項17に記載の方法。
  19. 前記選択された化合物が、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、cdh5およびplxnd1の発現を低下させ、前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1およびgata2の発現を増大させる、請求項18に記載の方法。
  20. 前記選択された化合物が、Dnmt3bの前記発現を増大させる、請求項1719のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記選択された化合物が、ピエゾ1アゴニストである、請求項1719のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記選択された化合物が、Yoda1、Jedi1および/またはJedi2の誘導体である、請求項20に記載の方法。
  23. 胚様体、内皮細胞またはHE細胞が、人工多能性幹細胞(iPSC)、非造血幹細胞、体細胞、または内皮細胞から得られる、請求項1722のいずれか一項に記載の方法。
  24. 得られた前記造血幹細胞が、少なくとも0.1%の長期造血幹細胞(LT-HSC)を含む、請求項1722のいずれか一項に記載の方法。
  25. 長期(LT)-造血幹細胞(HSC)を含むHSCの集団を調製する方法であって、
    内皮細胞および/または造血性内皮(HE)細胞を含む集団を提供すること、
    前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される2つまたはそれ以上の内皮遺伝子の発現または活性を低下させること、ならびに
    前記内皮細胞および/またはHE細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させて、LT-HSCを含む前記HSCの形成を刺激すること
    を含む、前記方法。
  26. 細胞集団を造血内皮(HE)細胞に転換する方法であって、
    胚様体または内皮細胞を含む集団を提供し、
    前記細胞におけるvegfa、hey2、grp116、gna13、sox17、cdh5、plxnd1、bcl6およびaplnから選択される1つまたは複数の内皮遺伝子の発現または活性を低下させること、および前記細胞におけるrunx1、spi1、cebpa、tal1、gfi1、gata2およびmllt3から選択される2つまたはそれ以上の造血遺伝子の発現または活性を増大させること、
    2Dまたは3Dの繰り返しひずみを適用すること、および
    前記細胞を有効な濃度および期間、ピエゾ1のアゴニストと接触させること
    の1つまたは複数から選択される遺伝的、薬理学的、および/または機械的刺激を提供して、前記細胞をHE細胞に転換すること
    を含む、前記方法。
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