JPWO2021100286A1 - フィルタ - Google Patents
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Abstract
Description
(フィルタ10の構成)
図1は、本発明の実施形態1に係るフィルタ10の構成の一例を示す模式図である。図2は、図1に示すフィルタ10について、フィルタエレメント40が仕切り板30に固定されていない状態(フィルタエレメント40が存在していない状態)と、筐体20が分割された状態と、を示す模式図である。図1は、説明の便宜上、筐体20の内部が見えるように、フィルタ10の構成を示している。図2における101で示す図も同様である。なお、仕切り板30は、固定部に該当する。
まず、図2における101で示す図の通り、筐体20に仕切り板30が固定され、筐体20の内部に治具50が収容された状態を考える。この状態において、気体排出口70から粉体排出口80に向かう方向から見て、仕切り板30の第1開口31の位置と、治具50に形成される第2開口51の位置とが一致させることを考慮して、治具に第2開口51を形成する。
図4は、図1に示すフィルタ10を備える製造装置1の構成の一例を示す模式図である。製造装置1は、シリコン粉体を用いてトリクロロシランを製造する装置である。図4に示すように、製造装置1は、第1反応容器2と、冷却器3と、第1収容槽4と、フィルタ10と、を備える。製造装置1が備えるこれらの構成要素は、互いに配管によって接続されている。
シリコン粉体(Si)+4HCl→SiCl4+2H2
冷却器3は、第1反応容器2から供給されたシリコン粉体、水素、トリクロロシラン及びテトラクロロシラン等を冷却する。第1収容槽4は、第1反応容器2の下部から排出されたシリコン粉体と、フィルタ10の粉体排出口80から排出されたシリコン粉体と、を収容する。
図5は、本発明の実施形態2に係る製造装置11の構成の一例を示す模式図である。なお、説明の便宜上、実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
シリコン粉体(Si)+3SiCl4+2H2→4SiHCl3
第2反応容器12は、シリコン粉体、水素、トリクロロシラン及び未反応のテトラクロロシランを、熱交換器13を介してフィルタ10Aに供給する。第2収容槽15は、第2反応容器12の下部から排出されたシリコン粉体と、フィルタ10Aの粉体排出口80から排出されたシリコン粉体と、を収容する。
本発明の一態様に係るフィルタは、気体と粉体とを分離するために、当該粉体を含む気体が流通する流路に設けられるフィルタであって、気体と粉体とを分離すると共に、第1端と、当該第1端とは反対側の第2端と、の間をフィルタ面が延伸するフィルタエレメントと、第1開口が形成され、当該第1開口に、前記第1端または前記第1端近傍が固定されると共に、前記フィルタエレメントが収容される空間を形成する前記流路の内壁に固定される固定部と、前記フィルタエレメントが挿入される第2開口が形成されると共に、前記第1端と前記第2端との間に配置される治具と、を備える。
以下、本発明のフィルタについて実施例を示してさらに具体的に説明するが、本発明は、この実施例に限定されるものではない。図1及び図4に示すようなフィルタ及び製造装置を使用した。使用したフィルタ10は以下の通りである。
治具50は、図3に示すように第3開口52及び第4開口53が形成されたものを使用した。治具50の第二空隙率が28%となるように、治具50に第3開口52及び第4開口53を施した。
インコネル625(モリブデン1wt%以上含有)からなり、長さ1200mm、直径50mm、濾過精度2μmのフィルタエレメント40が150本固定された仕切り板30(固定部30)を使用した。第2開口51の内周面にリング状のフッ素系樹脂からなる振動防止材P1を配置した状態で、仕切り板30と治具50とを組み合わせ、接続部材32で仕切り板30と治具50とを接続した。このとき、治具50を、フィルタエレメント40の第2端42から600mm上方にあるように配置した。つまり、フィルタエレメント40の延伸方向D1に沿った長さの1/2の長さの位置に治具50を配置した。
フィルタ10を使用して、以下の処理を行った。シリコン粉体(平均して粒子径が約10μm)、塩化水素、水素、トリクロロシラン及びテトラクロロシランを含む気体(粉体を15wt%含むガス)について、フィルタエレメント40の表面積あたりのガスの流入量(線速度)を40m3/m2/hrとした。フィルタエレメント40の温度を200℃で管理して1年間運転した。その後、製造装置を分解してフィルタエレメント40を確認したが、ひびが生じているフィルタエレメント40は存在しなかった。
前記実施例の「フィルタの準備」において、治具50を使用していない状態でフィルタエレメント40が150本固定された仕切り板30を使用したこと以外は、前記実施例と同様の方法(同様の「固体と気体との分離試験」)で試験を行った。3か月の運転後、フィルタの差圧計90の差圧の指示値が低下したため、運転を停止して、フィルタの開放点検を実施した。その結果、18本のフィルタエレメント40が第1開口31の近傍でひび割れが生じていた。
2 第1反応容器
10、10A フィルタ
12 第2反応容器
20 筐体
23 内壁
31 第1開口
32 接続部材
40 フィルタエレメント
43 フィルタ面
50 治具
51 第2開口
52 第3開口
D1 延伸方向
P1 振動防止材
Claims (8)
- 気体と粉体とを分離するために、当該粉体を含む気体が流通する流路に設けられるフィルタであって、
気体と粉体とを分離すると共に、第1端と、当該第1端とは反対側の第2端と、の間をフィルタ面が延伸するフィルタエレメントと、
第1開口が形成され、当該第1開口に、前記第1端または前記第1端近傍が固定されると共に、前記フィルタエレメントが収容される空間を形成する前記流路の内壁に固定される固定部と、
前記フィルタエレメントが挿入される第2開口が形成されると共に、前記第1端と前記第2端との間に配置される治具と、を備えることを特徴とするフィルタ。 - 前記治具は、前記フィルタエレメントにおける延伸方向に沿った長さの1/3以上2/3以下の長さと同一である、当該延伸方向に沿った距離だけ前記固定部から離れた位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ。
- 前記第2開口とフィルタエレメントとの間に、樹脂製の振動防止材を介在させることを特徴とする請求項1または2に記載のフィルタ。
- 前記治具は、当該治具と前記固定部とを接続する接続部材を介して前記固定部に固定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記フィルタエレメントは、焼結金属であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記フィルタエレメントによって気体と分離される粉体は、シリコン粉体であり、
前記フィルタエレメントによって粉体と分離される気体は、水素、塩化水素、窒素及びクロロシランガスの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のフィルタ。 - 前記フィルタエレメントによって分離される気体及び粉体は、
トリクロロシランの製造系に設けられると共に、シリコン粉体と塩化水素とを反応させて前記トリクロロシランを生成する第1反応容器から排出される、または、
前記トリクロロシランの製造系に設けられると共に、テトラクロロシランと水素とシリコン粉体とを反応させて前記トリクロロシランを生成する第2反応容器から排出されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のフィルタ。 - 前記治具には、前記第2開口とは別に形成されると共に、気体を通過させるための第3開口が形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のフィルタ。
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