JPWO2021079645A5 - - Google Patents
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Description
【0003】
[0012]
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、検体を分析する自動分析装置であって、前記検体と反応させる試薬を試薬容器から分注する試薬分注ノズルを有する試薬分注機構と、前記試薬分注ノズルの静電容量値を検出する静電容量検出部と、前記試薬分注ノズル内の圧力を検出する圧力センサと、前記自動分析装置内の各機器の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記圧力センサの圧力値から分注の異常有無を判断し、前記静電容量検出部により検出された静電容量値から下降停止後の前記試薬分注ノズルが前記試薬の液面に到達しているか否かを判断し、前記圧力の異常有無判断および前記液面の検知判断の結果から当該試薬容器に対する処理内容を決定し、同一の試薬容器で前記異常有無判断がN≧2で定義されるN回連続して異常有りと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行うことを特徴とする。
発明の効果
[0013]
本発明によれば、従来に比べてオペレータによるトラブル対応時間を低減することができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図面の簡単な説明
[0014]
[図1]本発明の実施例1に係る自動分析装置の概略構成を示す図である。
[図2]実施例1の自動分析装置における試薬分注機構の拡大図である。
[図3]自動分析装置で用いられる試薬容器の外観の一例を示す図である。
[図4]実施例1の自動分析装置の制御装置の機能の詳細を示す機能ブロック図である。
[図5]実施例1の自動分析装置の制御装置の異常処理部の判定基準をまとめた図である。
[図6]実施例1の自動分析装置における制御装置の一連の処理についてのフローチャートである。
[図7]本発明の実施例2の自動分析装置の制御装置の異常処理部の判定基準をまとめた図である。
[図8]実施例2の自動分析装置における制御装置の一連の処理についてのフローチャートである。
[0012]
本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、検体を分析する自動分析装置であって、前記検体と反応させる試薬を試薬容器から分注する試薬分注ノズルを有する試薬分注機構と、前記試薬分注ノズルの静電容量値を検出する静電容量検出部と、前記試薬分注ノズル内の圧力を検出する圧力センサと、前記自動分析装置内の各機器の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記圧力センサの圧力値から分注の異常有無を判断し、前記静電容量検出部により検出された静電容量値から下降停止後の前記試薬分注ノズルが前記試薬の液面に到達しているか否かを判断し、前記圧力の異常有無判断および前記液面の検知判断の結果から当該試薬容器に対する処理内容を決定し、同一の試薬容器で前記異常有無判断がN≧2で定義されるN回連続して異常有りと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行うことを特徴とする。
発明の効果
[0013]
本発明によれば、従来に比べてオペレータによるトラブル対応時間を低減することができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
図面の簡単な説明
[0014]
[図1]本発明の実施例1に係る自動分析装置の概略構成を示す図である。
[図2]実施例1の自動分析装置における試薬分注機構の拡大図である。
[図3]自動分析装置で用いられる試薬容器の外観の一例を示す図である。
[図4]実施例1の自動分析装置の制御装置の機能の詳細を示す機能ブロック図である。
[図5]実施例1の自動分析装置の制御装置の異常処理部の判定基準をまとめた図である。
[図6]実施例1の自動分析装置における制御装置の一連の処理についてのフローチャートである。
[図7]本発明の実施例2の自動分析装置の制御装置の異常処理部の判定基準をまとめた図である。
[図8]実施例2の自動分析装置における制御装置の一連の処理についてのフローチャートである。
Claims (15)
- 検体を分析する自動分析装置であって、
前記検体と反応させる試薬を試薬容器から分注する試薬分注ノズルを有する試薬分注機構と、
前記試薬分注ノズルの静電容量値を検出する静電容量検出部と、
前記試薬分注ノズル内の圧力を検出する圧力センサと、
前記自動分析装置内の各機器の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記圧力センサの圧力値から分注の異常有無を判断し、
前記静電容量検出部により検出された静電容量値から下降停止後の前記試薬分注ノズルが前記試薬の液面に到達しているか否かを判断し、
前記圧力の異常有無判断および前記液面の検知判断の結果から当該試薬容器に対する処理内容を決定し、同一の試薬容器で前記異常有無判断がN≧2で定義されるN回連続して異常有りと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - (削除)
- 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記圧力センサでの前記異常有無判断の結果に関わらず、前記検知判断の結果が液面検知無しと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記異常有無判断が異常無しと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知無しと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用可処理を行うとともに、前記自動分析装置を停止させる
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記異常有無判断が異常有りと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知無しと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記試薬分注ノズルの詰まりによる異常と、空吸いによる異常と、異常無しと、を判別して、同一の試薬容器で前記異常有無判断がN≧2で定義されるN回連続して詰まりによる異常と判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項6に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記異常有無判断が空吸いによる異常と判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知無しと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項6に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記異常有無判断が空吸いによる異常と判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の一時停止処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項6に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記異常有無判断が異常無しと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知無しと判断される場合、または前記異常有無判断が詰まりによる異常と判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知無しと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用可処理を行うとともに、前記自動分析装置を停止させる
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記異常有無判断において前記試薬容器ごとに異常と判断された回数をカウントし、前記異常有無判断が異常無しと判断される度に当該試薬容器の前記回数をゼロにリセットする
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記異常有無判断において前記試薬容器ごとに異常と判断された回数をカウントし、前記自動分析装置がスタンバイに遷移する際には、すべての前記試薬容器の前記回数をゼロにリセットする
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、同一の試薬容器で前記異常有無判断がN≧2で定義されるN-1回以下連続して異常有りと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用可処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1に記載の自動分析装置において、
前記制御部は、前記試薬分注ノズルの詰まりによる異常と、空吸いによる異常と、異常無しと、を判別して、同一の試薬容器で前記異常有無判断がN≧2で定義されるN-1回以下連続して詰まりによる異常と判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用可処理を行う
ことを特徴とする自動分析装置。 - 請求項1、6,12,13のいずれか1項に記載の自動分析装置において、
前記制御部でカウントされる圧力異常の連続回数Nを、分析項目ごとに設定する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 検体を分析する際に前記検体と反応させる試薬の分注方法であって、
前記試薬の分注の際の試薬分注ノズル内の圧力を検出する圧力検出工程と、
前記試薬を試薬容器から分注する試薬分注ノズルが前記試薬の液面に到達しているか否かを前記試薬分注ノズルの静電容量値を検出することで判断する液面検知工程と、
前記圧力検出工程で検出された圧力値から分注の異常有無を判断する分注異常判断工程と、
前記分注異常判断工程における圧力の異常有無判断および前記液面検知工程における検知判断の結果から当該試薬容器に対する処理内容を決定する決定工程と、と有し、
前記決定工程では、同一の試薬容器で前記異常有無判断がN≧2で定義されるN回連続して異常有りと判断されるとともに前記検知判断の結果が液面検知有りと判断される場合は、前記処理内容として当該試薬容器の使用不可処理を行う
ことを特徴とする試薬の分注方法。
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---|---|
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- 2020-09-11 JP JP2021554152A patent/JP7461963B2/ja active Active
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