JPWO2021079508A1 - 電動機 - Google Patents

電動機 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2021079508A1
JPWO2021079508A1 JP2020538743A JP2020538743A JPWO2021079508A1 JP WO2021079508 A1 JPWO2021079508 A1 JP WO2021079508A1 JP 2020538743 A JP2020538743 A JP 2020538743A JP 2020538743 A JP2020538743 A JP 2020538743A JP WO2021079508 A1 JPWO2021079508 A1 JP WO2021079508A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
teeth
rotor
core
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020538743A
Other languages
English (en)
Inventor
ザイニ アリフ
友矩 佐々木
亮哉 吉村
裕介 坂本
詠吾 十時
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2021079508A1 publication Critical patent/JPWO2021079508A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/16Stator cores with slots for windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

環状のコアバック(3b)及びコアバック(3b)からコアバック(3b)の内周側に突出する複数のティース(3a)を備えた固定子鉄心(3)と、隣接する二つのティース(3a)の間の空間であるスロット(18)に配置されて複数のティース(3a)の各々に集中巻きで巻き付けられた電機子巻線(4)とを有する固定子(5)と、永久磁石(15)を有する回転子(13)とを備え、回転子(13)の外側に固定子(5)が配置される電動機であって、固定子(5)の外径Doutと内径Dinとは、Dout/Din≧2.1の関係を満たし、複数のティース(3a)の各々の幅Tとコアバック(3b)の幅Cとは、2.1≧C/T≧1.1の関係を満たし、回転軸(50)に沿った方向における固定子鉄心(3)の長さLと、固定子(5)の内径Dinとは、L/Din≧1.5の関係を満たす。

Description

本発明は、環状のコアバックからコアバックの内周側に突出する複数のティースを備えた固定子鉄心を有する電動機に関する。
電動機は、環状の固定子と、固定子の内側に配置された回転子とを備えている。電動機の固定子は、固定子鉄心と、固定子鉄心に巻かれた電機子巻線とを有している。一般的に、固定子鉄心は、環状のコアバックと、コアバックから径方向に突出する複数のティースとを有しており、電機子巻線は、ティースに巻かれている。隣接する二つのティースの間のスペースは、スロットと称される。
特許文献1に開示される電動機は、環状の固定子鉄心が周方向でコアバック部及びティース部を有する複数の鉄心片に分割されており、隣り合う鉄心片のコアバック部の境界部のうちスロットに面する箇所に窪みが設けられている。特許文献1に開示される電動機は、ティース中間部の径方向に直交する方向の幅を、窪みにより最も薄くなるコアバック部の径方向の幅の2倍未満とすることにより、固定子鉄心をフレームに嵌め込むことによって固定子鉄心に生じる圧縮応力を緩和して鉄損を抑制している。
特開2010−279126号公報
加振機又は射出成型機向けといった用途の電動機は、頻繁に回転方向を逆転させたり、短時間で高回転速度まで加速したりすることが要求されることがある。これらの要求を満たすためには、電動機のトルクは大きい方が有利であり、かつ回転子の慣性モーメントは小さい方が有利である。電動機のトルクは、回転子の直径の2乗に比例する。一方、回転子の慣性モーメントは、回転子の直径の4乗に概ね比例する。したがって、回転子の慣性モーメントと電動機のトルクとは、慣性モーメントを小さくするために回転子の直径を小さくすると、トルクも低下してしまう関係にある。このため、上記の要求を満たすためには、トルク効率が低下することを抑制して、回転子の直径を小さくした場合でもできるだけ大きいトルクが得られるようにする必要がある。特許文献1には、回転子の慣性モーメントの低減を図る場合にトルク効率が低下することを抑制するための条件については開示されていなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、トルクが低下することを抑制しつつ回転子の慣性モーメントの低減を図った電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、環状のコアバック及びコアバックからコアバックの内周側に突出する複数のティースを備えた固定子鉄心と、隣接する二つのティースの間の空間であるスロットに配置されて複数のティースの各々に集中巻きで巻き付けられた電機子巻線とを有する固定子と、永久磁石を有する回転子とを備え、回転子の外側に固定子が配置される電動機である。固定子の外径Doutと内径Dinとは、Dout/Din≧2.1の関係を満たす。複数のティースの各々の幅Tとコアバックの幅Cとは、2.1≧C/T≧1.1の関係を満たす。回転子の回転軸に沿った方向における固定子鉄心の長さLと、固定子の内径Dinとは、14.3≧L/Din≧1.5の関係を満たす。
本発明に係る電動機は、トルク効率が低下することを抑制しつつ回転子の慣性モーメントの低減をすることができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る電動機の回転軸に沿った断面図 実施の形態1に係る電動機の回転子及び固定子の回転軸に垂直な断面図 実施の形態1に係る電動機の鉄心片の形状を示す図 実施の形態1に係る電動機のコアバックの幅とティースの幅との比と、トルク効率との関係を示す図 実施の形態1に係る電動機のコア幅と固定子の内径との比と、トルク効率との関係を示す図 実施の形態1に係る電動機の回転子のたわみ量とエアギャップ部の大きさとの関係を示す図 実施の形態1に係る電動機のスロット開口角の定義を示す図 実施の形態1に係る電動機のスロット開口角とティース一つあたりの角度との比と、トルク効率との関係を示す図 本発明の実施の形態2に係る電動機の回転子及び固定子の回転軸に垂直な断面図 本発明の実施の形態1又は実施の形態2の変形例に係る電動機のティースの形状を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る電動機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動機の回転軸に沿った断面図である。図2は、実施の形態1に係る電動機の回転子及び固定子の回転軸に垂直な断面図である。電動機1は、固定子5と、フレーム6と、ハウジング7と、回転子13とを有する。フレーム6は、円筒形状であり、内壁面には固定子5が圧入されている。フレーム6の一端部6aは、ハウジング7で覆われている。ハウジング7は、ボルト8によってフレーム6の一端部6aに固定されている。フレーム6の他端部6bは、エンドカバー19で覆われている。回転子13と固定子5との間には、エアギャップ部20と称される隙間が形成されている。
固定子5は、固定子鉄心3と、不図示のインシュレータを介して固定子鉄心3に巻き付けられる電機子巻線4とを有する。回転子13は、第1の軸受9及び第2の軸受10によって支持されたシャフト11と、シャフト11が貫通した回転子鉄心14と、回転子鉄心14の周方向に沿って等ピッチで回転子鉄心14の外周に貼り付けられた複数の永久磁石15とを有している。第1の軸受9は、ハウジング7に嵌め込まれている。第2の軸受10は、フレーム6の壁部12に嵌め込まれている。シャフト11の中心軸は、回転子13の回転軸50と一致している。実施の形態1に係る電動機1では、回転子13は、回転子鉄心14の外周に10個の永久磁石15が設置されている。永久磁石15は、希土類磁石又はフェライト磁石である。なお、永久磁石15の保護と飛散防止との目的で、ステンレス鋼又はアルミニウムといった非磁性材料を円筒状にしたカバーを永久磁石15よりも外周側に設置してもよい。
また、固定子5は、電機子巻線4に接続された結線部16を備えている。結線部16を通じてU相、V相、W相の三相交流電流が電機子巻線4に供給されると回転子13が回転する。
シャフト11の一端部には、プーリ17が取り付けられている。プーリ17には、Vベルトといった不図示の回転伝達部材が掛けられており、回転伝達部材を通じてシャフト11の回転が不図示の負荷に伝達される。
固定子鉄心3及び回転子鉄心14は、電磁鋼板といった磁性体コア材を積層することによって構成されている。電動機1を組み立てた状態において、磁性体コア材の積層方向は、回転軸50に沿った方向である。回転軸50に沿った方向における固定子鉄心3の長さLは、回転軸50に沿った方向における回転子鉄心14の長さと同じである。以下、回転軸50に沿った方向における固定子鉄心3の長さLをコア幅Lという。
固定子鉄心3は、回転軸50に垂直な断面において環状のコアバック3bと、コアバック3bから内径側に突出した12本のティース3aを有する。隣接する二つのティース3a間には、電機子巻線4が配置されるスペースであるスロット18が形成されている。回転子13は、ティース3aと同数の12個のスロット18が形成されている。実施の形態1に係る電動機1は、回転子鉄心14の外周に配置された10個の永久磁石15と、12個のスロット18とを備えているため、10極12スロットの表面永久磁石モータである。電動機1は、回転子13の外周側に永久磁石15が形成する磁極数Nと、固定子5のティース数Nとが、N/N=5/6の関係になっている。
ティース3aの各々には電機子巻線4が巻き付けられている。ティース3aの各々に巻き付けられた電機子巻線4は、それぞれがU相、V相、W相のいずれかに割当てられている。U相に割り当てられた電機子巻線4をU相巻線、V相に割り当てられた電機子巻線4をV相配線、W相に割り当てられた電機子巻線4をW相配線と呼ぶ。隣接する二つのティース3aを一組として、組ごとにU相配線、V相配線及びW相配線が配置される。すなわち、12本のティース3aには、U相配線、U相配線、V相配線、V相配線、W相配線、W相配線、U相配線、U相配線、V相配線、V相配線、W相配線、W相配線の並びで電機子巻線4が配置される。固定子5は、一つのティース3aに単一の相の電機子巻線4が巻き付けられた、いわゆる集中巻構造となっている。
ティース3aのうち回転子13と対面する内径側の先端部311aには、つば部32が設けられている。ティース3aにつば部32を設けることにより、コギングトルク及びトルクリップルが抑制されている。また、ティース3aにつば部32を設けることにより、永久磁石15が発生させる磁束を固定子5において効率的に受けられるようにされている。
図3は、実施の形態1に係る電動機の鉄心片の形状を示す図である。固定子鉄心3は、周方向に分割された複数の鉄心片31を円環状に並べることにより構成される。複数の鉄心片31は、周方向に並べられた状態でフレーム6の内周面に固定されることにより、互いに連結されて環状の固定子鉄心3を形成している。鉄心片31は、フレーム6の内周面に、圧入又は接着により固定される。
鉄心片31の各々は、ティース3aとコアバック3bとを備える。ティース3aでは、磁束の主な方向は、図3中に矢印Aで示す周方向の中央における径方向である。コアバック3bでは、磁束の主な方向は、図3中に矢印Bで示す周方向である。ティース3aは、いわゆるストレートティースの形状をしており、回転軸50の周方向におけるティース3aの寸法である幅は、径方向の位置によらず一定である。以下の説明において、回転軸50を中心とする円の径方向におけるティース3aの寸法である長さをT、ティース3aの幅をT、コアバック3bの幅をCとする。なお、ティース3aの幅T及びコアバック3bの幅Cは、磁束の主な方向と直交する方向の寸法である。また、以下の説明において、ティース3aの先端部311aをつなぐ円の直径、すなわち固定子5の内径をDin、コアバック3bの外周部311bがなす円の直径、すなわち固定子5の外径をDoutとする。
電動機1のトルクは、回転子13の側面積と半径との積に比例するため、回転子13の直径の2乗に比例することが知られている。また、回転子13の直径は、エアギャップ部20の大きさを無視できるのであれば、固定子5の内径と概ね等しいとみなすことができる。さらに、電動機1全体の大きさが指定されているとき、固定子5の外径は電動機1全体の大きさからフレーム6の厚さ分を引くことによって定まる。従って、電動機1全体の大きさが指定されている場合、電動機1が発生させるトルクを大きくするためには、Dout/Dinの値は小さい方が望ましい。一方、直径Dの円柱の慣性モーメントIは、I=ρπDh/32gで算出されるため、回転子13の慣性モーメントは、回転子13の直径の4乗に比例することが知られている。なお、ρは回転子の密度であり、πは円周率であり、gは重力加速度である。したがって、電動機1全体の大きさが指定されている場合、回転子13の慣性モーメントを小さくするためには、Dout/Dinの値は大きい方が望ましい。このように、電動機1が発生させるトルクと回転子13の慣性モーメントとは、トレードオフの関係になっている。
上記のように、固定子5の内径は回転子13の外径に等しいとみなせるため、電動機1のトルクは概ね固定子5の内径の2乗に比例し、慣性モーメントは概ね固定子5の内径の4乗に比例する。電動機1の回転加速度は、トルクを慣性モーメントで除算することによって得られるため、回転加速度を重視して電動機1を設計するのであれば、固定子5の内径を小さくするほうが有利となる。このため、実施の形態1においては、Dout/Dinの値を2.1以上に限定している。
以下、Dout/Dinの値を2.1以上に限定する理由について説明する。ティース3a1本あたりの磁気抵抗は、下記式(1)で表される。
Figure 2021079508
ここで、Rは、エアギャップ部20の磁気抵抗であり、Rは、ティース3aの磁気抵抗である。Rは、下記式(2)で表される。Rは、下記式(3)で表される。
Figure 2021079508
ここで、gは、エアギャップ部20の長さであり、gは、エアギャップ部20の幅である。また、Tは、ティース3aの長さであり、Tは、ティース3aの幅である。また、μは、真空の透磁率であり、μは固定子鉄心3の透磁率である。ただし、上記式(2)及び式(3)では、磁気回路の抵抗を考慮し、エアギャップ部20の長さgは、物理的な空隙の長さに加え、永久磁石15の長さも含む。ホプキンソンの法則により、磁気回路の起磁力F及び磁束Φは、下記式(4)を満たす。
Figure 2021079508
上記式(4)をΦで微分すると、下記式(5)が得られる。
Figure 2021079508
上記式(5)の左辺は、磁束を1単位量増加させるために必要な起電力の上昇量を意味しており、後述のトルクリニアリティを低下させないためには、この値をなるべく小さくする必要がある。上記式(5)の右辺第2項を分解すると、Rの成分のうち、Rは磁束に対して変化せず、微分は0となるため、下記式(6)が成り立つ。
Figure 2021079508
したがって、固定子鉄心3についての微分のみを考えれば良いため、上記式(5)は、下記式(7)に書き換えることができる。
Figure 2021079508
固定子鉄心3における磁束密度をBとすると、下記式(8)及び式(9)が成り立つ。
Figure 2021079508
さらに、固定子鉄心3における磁場をHとすると、磁場Hと磁束密度Bとは、下記式(10)の関係にある。
Figure 2021079508
上記式(10)を上記式(3)に代入し、磁束密度Bに対して偏微分すると、下記式(11)となる。
Figure 2021079508
上記式(7)に上記式(9)及び上記式(11)を代入すると、磁束を1単位量増加させるために必要な起磁力の上昇量は、下記式(12)で表される。
Figure 2021079508
ここで、上記式(12)の右辺第1項を下記式(13)で表し、右辺第2項を下記式(14)で表す。
Figure 2021079508
R’<R’であれば、磁束を1単位量増加させるために必要な起磁力の上昇量に対する寄与は、エアギャップ部20よりも固定子鉄心3の方が大きいことを意味する。エアギャップ部20よりも固定子鉄心3の方が、磁束を1単位量増加させるために必要な起磁力の上昇量に対する寄与が大きいモータは、固定子鉄心3の磁気抵抗を抑制することで、磁束を効率良く増加させることができる。
通常、下記式(15)に示すように、エアギャップ部20の長さgは、固定子5の内径Dinの1/10程度に設定される。
Figure 2021079508
下記式(16)に示すように、エアギャップ部20の幅gは、固定子5の内径Dinの円周長をスロット数Nで除算することで近似できる。
Figure 2021079508
ティース3aの長さT及びティース3aの幅Tは、物理的に設定可能な上限が決まっている。ティース3aの長さTは、最大でも固定子5の内径Dinと固定子5の外径Doutとの差の半分までしか確保することができない。また、ティース3aの幅Tは、最大でもエアギャップ部20の幅と同じ長さまでしか確保することができない。したがって、下記式(17)及び下記式(18)が成り立つ。
Figure 2021079508
ここで、k及びkは、0よりも大きく1よりも小さい定数である。k及びkの値は、設計により異なるが、概ね最大値からアスペクト比を保つように設定されるため、下記式(19)で近似できる。
Figure 2021079508
固定子鉄心3における(∂H/∂B)の値は、磁束密度Bの大きさによって異なるが、固定子5に使用される磁性体コア材である鉄系コア材の多くは、2T前後の磁束密度で飽和することが知られている。実施の形態1においては、慣性モーメントが低く高トルクのモータを実現しようとするため、固定子鉄心3はほとんど飽和している状態となる。鉄系コア材の場合、2T付近における(∂H/∂B)の値は、1.5×10m/H程度であり、これは真空の透磁率μを基準にすると、1/5.3μに相当する。
以上の結果を、エアギャップ部20よりも固定子鉄心3の方が、磁束を1単位量増加させるために必要な起磁力の上昇量に対する寄与が大きくなる条件であるR’<R’に代入すると、下記式(20)となる。
Figure 2021079508
上記式(20)を整理すると、下記式(21)が得られる。
Figure 2021079508
以上から、Dout/Dinが概ね2.1以上であれば、エアギャップ部20の磁気抵抗よりも固定子鉄心3の磁気抵抗の方がトルクリニアリティの低下に大きく影響するため、コア形状の工夫によるリニアリティ改善の効果が特に大きくなることが分かる。
out/Dinの値が概ね2.1以上の場合は、鉄心片31の径方向の長さが回転子13の外径よりも大きくなる。このため、ティース3aは、長さTが幅Tよりも大きい形状となる。ティース3aを径方向に通る磁束に対するティース3aの磁気抵抗は、ティース3aの径方向の長さに比例し周方向の幅に反比例するため、ティース3aの長さTが幅Tよりも大きい形状の鉄心片31の場合、ティース3aの磁気抵抗が極めて大きくなる。そのため、回転子13の永久磁石15から発生し、固定子5の電機子巻線4に鎖交する磁束が少なくなり、ティース3aの幅を広く確保できる場合に比べてトルクが減少する傾向がある。また、ティース3aの長さTが幅Tよりも大きい鉄心片31の場合、ティース3aが磁気飽和しやすくなるため、電機子巻線4に供給する電流量に比例してトルク増加量が増えず、電流量が増加すればするほどトルクが増加しにくくなる現象が発生する。電流量が増加すればするほどトルクが増加しにくくなる現象は、「トルクリニアリティの低下」と称されている。
トルクリニアリティが低下すると、目標トルクを出力するために必要な電流量が増えるため、電機子巻線4の電気抵抗によって発生するジュール損失が大きくなる。
実施の形態1に係る電動機1は、Dout/Dinの値を2.1以上とすることによって慣性モーメントの低減を図るとともに、コアバック3bの幅Cを大きくして磁路の磁気抵抗を低下させ、トルクリニアリティの低下を防いでいる。図4は、実施の形態1に係る電動機のコアバックの幅とティースの幅との比と、トルク効率との関係を示す図である。電動機1全体の大きさに依存しない関係式を得るため、コアバック3bの幅Cはティース3aの幅Tで除算することによって規格化しており、トルクはジュール損失で除算することによって規格化している。なお、ジュール損失1ジュールあたりのトルクの大きさは、トルク効率と称されている。図4においては、トルク効率は最大値を「1」として正規化して示している。
電動機1のトルク効率は、コアバック3bの幅Cとティース3aの幅Tとの比C/Tの値が1.5から1.7の間で最大となる。トルク効率は、ピーク付近ではC/Tの値が多少変化しても大きくは変わらないが、ピークから離れた所では、C/Tの値に対する傾きが大きくなる。実施の形態1に係る電動機1では、C/Tの値を1.1以上にすることにより、トルク効率を90%以上にしている。
なお、コアバック3bの幅Cを大きくしすぎても、トルク効率は低下する傾向にある。これは、コアバック3bの幅Cを大きくすることにより、電機子巻線4の断面積が減少して電気抵抗が増加し、ジュール損失が増加するためである。すなわち、電機子巻線4の断面積の減少によるジュール損失の増加の影響が、磁気抵抗減少によるトルクリニアリティ改善の効果を上回ると、コアバック3bの幅Cが増加してもトルク効率は低下する。図4に示すように、実施の形態1に係る電動機1は、C/Tの値を2.1以下にすることにより、トルク効率を90%以上にしている。
モータには、JIS C 4003に規定される耐熱クラスFの巻線が広く使われている。耐熱クラスFの巻線の許容温度は155℃である。そして、運転中のモータの周囲温度は40℃であるため、損失により許容できる巻線の温度上昇は115℃となる。さらに、製造ばらつきに起因するモータ特性のばらつきの影響を吸収するためは、15℃のマージンが必要であるため、実際に許容できる巻線温度上昇は100℃である。実施の形態1に係る電動機1は、モータ出力を最大にするために、より大きい電流を通電するが、巻線温度上昇が許容上昇温度の100℃に少し下回る90℃になるように設計されている。よって、図4に示すトルク効率が10%低下して90%を下回ると、巻線温度は10%上昇し、巻線の許容温度を超える。このため、実施の形態1に係る電動機1は、トルク効率が90%以上となるように設計されている。
また、電動機1のトルクは、基本的にはコア幅Lに比例するが、コア幅Lが著しく短くなると、トルクはコア幅Lに比例した値よりも小さくなる。これは、回転軸50に沿った方向における固定子鉄心3の両端部において、鎖交磁束が回転軸50に沿った方向に漏れるためである。一方、電機子巻線4におけるジュール損失は、コア幅Lが長い場合はトルクと同様にコア幅Lに概ね比例する。一方、コア幅Lを極端に短くすると、電機子巻線4のうち回転軸50に沿った方向における固定子5の両端部において永久磁石15と対向しない部分であるコイルエンド部の抵抗による影響が無視できなくなるため、コア幅Lに比例して減少せず、一定以上のジュール損失が残る。
結果的に、トルクをジュール損失で除算したトルク効率は、コア幅Lがある値以上の場合はコア幅Lに依存せず概ね一定の値と見なすことができるが、コア幅Lがある値よりも短くなると低下する。図5は、実施の形態1に係る電動機のコア幅と固定子の内径との比と、トルク効率との関係を示す図である。図5に示すように、電動機1のコア幅Lと固定子5の内径Dinとの比であるL/Dinの値が1.5以上であれば、トルク効率は100%となっている。したがって、電動機1は、L/Dinの値を1.5以上することにより、トルク効率を100%にしている。
一方で、L/Dinの値が大きすぎた場合に回転子13がたわんで、回転子13と固定子5とが接触してしまうため、たわみ量δをエアギャップ部20よりも小さく設定する必要がある。図6は、実施の形態1に係る電動機の回転子のたわみ量とエアギャップ部の大きさとの関係を示す図である。通常、エアギャップ部20の大きさは直径Dinの1/10程度に設定されるため、たわみ量δは、Din/10よりも小さくなければならない。鉄鋼であるシャフト11の縦弾性係数Eは、20.6Gpaが一般的な値である。L/Dinの値が14.3のときに、δ/(Din/10)、すなわちエアギャップ部20の大きさに対するシャフト11のたわみ量が同じであり、回転子13が固定子5に接触する。よって実施の形態1においては、L/Dinの上限を14.3にしている。
図7は、実施の形態1に係る電動機のスロット開口角の定義を示す図である。図7に示すように、スロット18を挟む二つのティース3aの角部61を繋ぐ弧62の中心角がスロット開口角Sである。スロット開口角Sが小さすぎる場合、弧62が短くなって二つの角部61の距離が近くなるため、電機子巻線4が発生させた磁束が回転子13を通らずに隣のティース3aへと伝わる、磁束漏れと呼ばれる現象が起こり、トルクリニアリティの低下に繋がる。したがって、実施の形態1に係る電動機1において、スロット開口角Sは、トルクリニアリティの低下が発生しない大きさとされている。
望ましいスロット開口角Sの条件は、ティース数によっても異なる。ティース数が多いときは、ティース3a一つあたりが担う磁束量が減り、各々のティース3aの電機子巻線4が持つ固定子起磁力も小さくなるため、スロット開口角Sをそれほど大きくする必要は無くなる。このため、望ましいスロット開口角Sを定めるにあたっては、図7に示すティース3a一つあたりの角度Tで、スロット開口角Sを除算することによって規格化する必要がある。なお、ティース3a一つあたりの角度Tは、隣接する二つのスロット18の各々の周方向の中央が、回転軸50上にある回転中心になす中心角とも言える。図8は、実施の形態1に係る電動機のスロット開口角とティース一つあたりの角度との比と、トルク効率との関係を示す図である。スロット開口角Sとティース3a一つあたりの角度Tとの比であるS/Tの値が0.2以上であれば、トルク効率は90%を上回っている。したがって、電動機1は、S/Tの値を0.2以上とすることにより、トルク効率を90%以上にしている。
一方で、ティース先端幅Tがティース幅Tよりも狭くなるまでS/Tを大きくすると、トルクリニアリティはかえって小さくなる。このとき、磁束が通るティース3aの先端における断面積がティース3aにおける断面積よりも小さいため、ティース先端の磁気飽和が顕著となる。よって、ティース先端幅Tをティース幅T以上にする必要がある。
実施の形態1に係る電動機1は、副次的な効果として、一般的な電動機と比べてコアバック3bの幅Cが大きくなるため、機械的強度が向上し、電磁加震力による振動及び騒音が低減される。また、実施の形態1に係る電動機1は、電機子巻線4のインダクタンスが低くなるため、特に回転子13を高速で回転させる時の端子間電圧が下がり、駆動システムの電圧に制限がある場合などには、より高速域まで高いトルクを維持できる。
実施の形態1に係る電動機1は、Dout/Dinの値を2.1以上とすることによって、複数のティース3aの各々の長さTlが幅Tよりも大きくなるようにして回転子13の慣性モーメントの低減を図り、かつトルク効率が90%よりも低下することを防ぐようにC/Tの値及びS/Tの値を設定しているため、慣性モーメントを小さくしても効率的にトルクを得ることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る電動機1は、固定子5及び回転子13の構造が実施の形態1に係る電動機1と相違する。図9は、本発明の実施の形態2に係る電動機の回転子及び固定子の回転軸に垂直な断面図である。固定子5の有するティース3aの数は6本であり、隣接する二つのティース3aの間に形成されるスロット18は6個である。また、回転子13は、永久磁石15が回転子鉄心14に埋め込まれている。実施の形態2に係る回転子13は、合計8個の永久磁石15が回転子鉄心14に埋め込まれている。永久磁石15の各々は、回転子13と固定子5の間のエアギャップ部20において、N極磁束が集中する方向と、S極磁束が集中する方向とが直交するように配置されている。図9には、各々の永久磁石15の磁化方向を矢印で表している。N極磁束が集中する方向と、S極磁束が集中する方向とが直交するように永久磁石15が配置されているため、永久磁石15は、エアギャップ部20に面した回転子13の表面に四つの磁極を形成している。実施の形態2に係る電動機1は、回転子鉄心14に埋め込まれた八つの永久磁石15が形成する四つの磁極と、六つのスロット18とを備えているため、4極6スロットの表面永久磁石モータである。
実施の形態2に係る電動機1は、回転子13の一つの磁極に対して複数の永久磁石15からの磁束が集中する、いわゆるハルバッハ構造をしており、実施の形態1のような表面磁石型モータに比べ、より大きいトルクを得ることができる。
上記の実施形態1,2において、永久磁石15がエアギャップ部20に面した回転子13の表面に形成する磁極数Nと、固定子5のティース数Nは、上述の組み合わせに限定されない。例えば、20極24スロット、8極6スロット又は8極12スロットの電動機においても、同様の効果が得られる。すなわち、永久磁石15がエアギャップ部20に面した回転子13の表面に形成する磁極数Nと、固定子5のティース数Nとが、N/N=5/6、N/N=2/3又はN/N=4/3の関係を満たせばよい。
また、上記の実施の形態1,2において、固定子鉄心3を構成する鉄心片31のティース3aはストレートティースであったが、ティース3aは、内径側と外径側とでティース3aの幅の異なる、テーパティースであっても良い。図10は、本発明の実施の形態1又は実施の形態2の変形例に係る電動機のティースの形状を示す図である。テーパティースの場合は、ティース3a全体の平均の幅を、ティース3aの幅Tとして定義することで、同様の効果を得ることができる。例えば図10の場合は、ティース3aの幅の最も大きい部分がTw1、幅の最も小さい部分がTw2となっているため、ティース3a全体の幅の平均値(Tw1+Tw2)/2をティース3aの幅Tとし、実施の形態1,2と同様に設計すれば良い。
また、実施の形態1,2において、鉄心片31は電磁鋼板を積層することによって立体的な固定子鉄心3を形成したが、これには限定されない。例えば、磁性体粉末を押し固めることによって立体を形成した、いわゆる圧紛鉄心による固定子鉄心3を用いても良い。
また、実施の形態1,2では、一つの鉄心片31が一つのティース3aを有していたが、これには限定されない。例えば、複数のティース3aを有する鉄心片31を複数組み合わせることによって固定子鉄心3が構成されていてもよい。また、複数の鉄心片31の一部同士、例えばコアバック3bのみが、互いに一体に形成されて、単一部品として固定子鉄心3のコアバック3bをなしていてもよい。
また、上述の実施の形態1,2では、コア幅Lは、回転軸50に沿った方向における回転子鉄心14の長さと同じであったが、これには限定されない。例えば、回転軸50に沿った方向における回転子鉄心14の長さよりもコア幅Lの方が短い電動機、すなわち回転子オーバーハングにしてもよい。また、回転軸50に沿った方向における回転子鉄心14の長さよりもコア幅Lの方が長い電動機、すなわち回転子アンダーハングにしてもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 電動機、3 固定子鉄心、3a ティース、3b コアバック、4 電機子巻線、5 固定子、6 フレーム、6a 一端部、6b 他端部、7 ハウジング、8 ボルト、9 第1の軸受、10 第2の軸受、11 シャフト、12 壁部、13 回転子、14 回転子鉄心、15 永久磁石、16 結線部、17 プーリ、18 スロット、19 エンドカバー、20 エアギャップ部、31 鉄心片、32 つば部、50 回転軸、61 角部、62 弧、311a 先端部、311b 外周部。
以下、Dout/Dinの値を2.1以上に限定する理由について説明する。ティース3a1本あたりの磁気抵抗 は、下記式(1)で表される。

Claims (6)

  1. 環状のコアバック及び前記コアバックから前記コアバックの内周側に突出する複数のティースを備えた固定子鉄心と、隣接する二つの前記ティースの間の空間であるスロットに配置されて複数の前記ティースの各々に集中巻きで巻き付けられた電機子巻線とを有する固定子と、永久磁石を有する回転子とを備え、前記回転子の外側に前記固定子が配置される電動機であって、
    前記固定子の外径Doutと内径Dinとは、Dout/Din≧2.1の関係を満たし、
    複数の前記ティースの各々の幅Tと前記コアバックの幅Cとは、2.1≧C/T≧1.1の関係を満たし、
    前記回転子の回転軸に沿った方向における前記固定子鉄心の長さLと、前記固定子の内径Dinとは、14.3≧L/Din≧1.5の関係を満たすことを特徴とする電動機。
  2. 複数の前記ティースの各々は、幅Tが一定のストレートティースであることを特徴とする請求項1に記載の電動機。
  3. 前記回転子と前記固定子との隙間であるエアギャップ部に面した前記回転子の表面に前記永久磁石が形成する磁極数Nと、複数の前記ティースの数Nとが、N/N=5/6、N/N=2/3又はN/N=4/3の関係を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動機。
  4. 前記電機子巻線は、少なくとも一組の隣接する前記ティースに三相交流電流のうちの同相の電流を供給することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電動機。
  5. 前記回転軸と垂直な断面において、前記ティースの先端幅Tと前記ティースの幅Tとは、T≧Tの関係満たし、かつ前記スロットを挟む二つの前記ティースの角部を繋ぐ弧の中心角であるスロット開口角Sと、前記ティース一つあたりの角度Tとは、S/T≧0.2の関係を満たすことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電動機。
  6. 前記固定子鉄心は、磁性体コア材を積層して形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電動機。
JP2020538743A 2019-10-25 2019-10-25 電動機 Pending JPWO2021079508A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/041996 WO2021079508A1 (ja) 2019-10-25 2019-10-25 電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2021079508A1 true JPWO2021079508A1 (ja) 2021-11-18

Family

ID=75619756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020538743A Pending JPWO2021079508A1 (ja) 2019-10-25 2019-10-25 電動機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JPWO2021079508A1 (ja)
TW (1) TW202118193A (ja)
WO (1) WO2021079508A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114069902B (zh) * 2021-11-02 2023-02-28 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 压缩机、空调器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990263U (ja) * 1982-12-08 1984-06-19 三菱重工業株式会社 密閉電動圧縮機用モ−タ
JP2001103721A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Hitachi Ltd 車両用交流発電機
JP2004099998A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Jfe Steel Kk 電動機固定子用の電磁鋼板および分割型電動機固定子
JP2010279126A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Mitsubishi Electric Corp 電動機固定子鉄心、電動機、密閉型圧縮機、冷凍サイクル装置
WO2011118214A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 パナソニック株式会社 モータおよびそれを搭載した電気機器
JP2016127681A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 トヨタ自動車株式会社 回転電機のステータ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014087143A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Hitachi Appliances Inc 永久磁石同期電動機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990263U (ja) * 1982-12-08 1984-06-19 三菱重工業株式会社 密閉電動圧縮機用モ−タ
JP2001103721A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Hitachi Ltd 車両用交流発電機
JP2004099998A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Jfe Steel Kk 電動機固定子用の電磁鋼板および分割型電動機固定子
JP2010279126A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Mitsubishi Electric Corp 電動機固定子鉄心、電動機、密閉型圧縮機、冷凍サイクル装置
WO2011118214A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 パナソニック株式会社 モータおよびそれを搭載した電気機器
JP2016127681A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 トヨタ自動車株式会社 回転電機のステータ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021079508A1 (ja) 2021-04-29
TW202118193A (zh) 2021-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7474028B2 (en) Motor
JP4720982B2 (ja) アキシャルエアギャップ型電動機
US10361599B2 (en) Three-phase rotating electrical machine
US7592734B2 (en) Three-phase permanent magnet brushless motor
US20140159533A1 (en) Multi-gap type rotary electric machine
JP6832935B2 (ja) コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機
US20070138894A1 (en) Rotor assembly for use in line start permanent magnet synchronous motor
US9806569B2 (en) Hybrid excitation rotating electrical machine
CN108462268B (zh) 旋转电机的转子
WO2015097767A1 (ja) 永久磁石式回転電機
JPS62217846A (ja) 永久磁石界磁式直流機
WO2014195999A1 (ja) 同期電動機
JP4569632B2 (ja) モータ
WO2021079508A1 (ja) 電動機
JP5471653B2 (ja) 永久磁石式電動モータ
WO2017212575A1 (ja) 永久磁石モータ
EP3499686A2 (en) Switched reluctance electric machine including pole flux barriers
US20220368183A1 (en) Rotor for a synchronous machine
JP2020010539A (ja) ロータ、及びブラシレスモータ
CN113541348A (zh) 旋转电机
JP6615266B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP3648921B2 (ja) 永久磁石形同期回転電機の回転子構造
JP2017060274A (ja) 永久磁石回転電機
JP2020115728A (ja) モータ
JP7459155B2 (ja) 回転電機及びその界磁子製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200710

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200710

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210330