JPWO2021074984A1 - システム、情報処理装置、空気調和装置、方法およびプログラム - Google Patents

システム、情報処理装置、空気調和装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

本発明は、ネットワークを介した空気調和装置の遠隔制御を制限するシステム、情報処理装置、空気調和装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。本発明は、空気調和装置を遠隔制御するシステムであって、空気調和装置の状態に応じて、当該空気調和装置の遠隔制御を制限する制限手段を含み、制限手段は、空気調和装置の保守管理が行われている場合に、当該空気調和装置の遠隔制御を制限することを特徴とする。また、空気調和装置は、保守管理が行われている場合に、遠隔制御を受け付けないモードに切り替えることを特徴とする。

Description

本発明は、ネットワークを介して空気調和装置を遠隔制御するシステム、情報処理装置、空気調和装置、方法およびプログラムに関する。
いわゆるIoT(Internet of Things)の普及に伴い、家電製品をネットワークに接続し、外出先から家電に対して種々の制御を行う技術が実用化されている。
例えば、エアコンなどの空気調和装置をネットワーク接続し、外出先から遠隔制御する技術が知られている(例えば、特許文献1など)。特許文献1によれば、ユーザは外出しながら、室内環境を所望の状態とすることができ、ユーザの帰宅時における快適性を向上することができる。
しかしながら、特許文献1などの従来技術は、何らの制限もなく遠隔制御を行うものであることから、不便が生じる場合があった。例えば、室内にいるユーザがエアコンの掃除をしている間に、遠隔制御による操作が行われ、エアコンが作動すると、ユーザが怪我をする虞があった。また、例えば、自動的にメンテナンスを行う機能を有するエアコンなどの場合には、メンテナンス実行中に遠隔制御が行われると、メンテナンスを中断することとなり、適切なメンテナンスが行われないという問題が生じ得た。
そのため、ネットワークを介した空気調和装置の遠隔制御において、さらなる利便性の向上が求められていた。
特開第2018−195895号公報
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介した空気調和装置の遠隔制御を制限するシステム、情報処理装置、空気調和装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、
空気調和装置を遠隔制御するシステムであって、
前記空気調和装置の状態に応じて、当該空気調和装置の遠隔制御を制限する制限手段
を含む、システムが提供される。
本発明によれば、ネットワークを介した空気調和装置の遠隔制御を制限するシステム、情報処理装置、空気調和装置、方法およびプログラムが提供できる。
本実施形態におけるシステム全体のハードウェアの概略構成を示す図。 本実施形態の各装置に含まれるハードウェア構成を示す図。 本実施形態のシステムを構成する各装置に含まれるソフトウェアブロック図。 本実施形態の情報処理装置において表示される画面の例を示す図。 本実施形態の情報処理装置において表示される画面の例を示す図。 本実施形態におけるシステムを構成する各装置が実行する処理を示すシーケンス図。 本実施形態において空気調和装置がメンテナンス中である場合の情報処理装置に表示される遠隔制御画面の例を示す図。
以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜その説明を省略するものとする。
図1は、本実施形態におけるシステム100全体のハードウェアの概略構成を示す図である。図1では、例として、空気調和装置110と、情報処理装置120とが、ネットワーク130を介して接続された構成のシステム100を例示している。なお、空気調和装置110や情報処理装置120の台数は、図1に示したものに限らず、システム100に含まれる台数に制限はない。また、空気調和装置110や情報処理装置120から、ネットワーク130へ接続する方法は、有線または無線のどちらでもよい。
空気調和装置110は、冷媒配管を介して接続される室内機および室外機から構成され、冷媒が熱交換しながら室内機および室外機を循環することで、室内の空気調和を行うことができる。空気調和の例としては、冷房、暖房、除湿などが挙げられる。
情報処理装置120は、例えば、スマートホン端末のような装置であって、インストールされた種々のアプリケーションを実行することができる。本実施形態では、情報処理装置120は、ネットワーク130を介して空気調和装置110の動作を遠隔制御することができる。なお、説明する実施形態では、情報処理装置120の例としてスマートホン端末を挙げているが、特に実施形態を限定するものではなく、スマートホン端末以外の装置であってもよい。
ネットワーク130は、一例としてインターネットを挙げることができる。ネットワーク130には、システム100全体を制御するサーバのような装置(不図示)が接続され、本実施形態に係るサービスを提供する。ネットワーク130および図示しないサーバは、いわゆるクラウドとして構成され、これによって、情報処理装置120は、アプリケーションを介した遠隔制御を行うことができる。
次に、空気調和装置110および情報処理装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態の各装置に含まれるハードウェア構成を示す図である。図2(a)は、空気調和装置110のハードウェア構成を示し、図2(b)は、情報処理装置120のハードウェア構成を示している。
まず、図2(a)を参照して、空気調和装置110のハードウェア構成について説明する。空気調和装置110は、CPU211と、RAM212と、ROM213と、通信I/F214と、熱交換ユニット215と、センサ216とを含んで構成され、各ハードウェアはバスを介して接続されている。なお、空気調和装置110を構成する通信I/F214は、空気調和装置110に内蔵されるものであってもよいし、外付けされるものであってもよい。
CPU211は、空気調和装置110の動作を制御するプログラムを実行し、所定の処理を行う装置である。RAM212は、CPU211が実行するプログラムの実行空間を提供するための揮発性の記憶装置であり、プログラムやデータの格納用、展開用として使用される。ROM213は、CPU211が実行するプログラムやファームウェアなどを記憶するための不揮発性の記憶装置である。
通信I/F214は、空気調和装置110とネットワーク130とを接続し、ネットワーク130を介して、他の装置との通信を可能にするインターフェースである。通信I/F214の例としては、Wi−Fi(登録商標)モジュールなどが挙げられる。
熱交換ユニット215は、冷媒が通過する伝熱管、フィン、送風装置などから構成され、空気と冷媒との熱交換を行う装置である。室内機における熱交換ユニット215にあっては、冷媒と室内の空気とを熱交換して、調和空気として吐出する。センサ216は、室内の温度や湿度などを測定する装置である。空気調和装置110は、センサ216の測定値に基づいて、運転状態制御することができる。また、センサ216は、カメラなどの装置であってもよく、例えば空気調和装置110は、カメラが撮影した画像に基づいて、人がいる領域に送風するような構成であってもよい。
次に、図2(b)を参照して、情報処理装置120のハードウェア構成について説明する。情報処理装置120は、CPU221と、RAM222と、ROM223と、通信I/F224と、記憶装置225と、ディスプレイ226と、入力装置227とを含んで構成され、各ハードウェアはバスを介して接続されている。なお、CPU221、RAM222、ROM223および通信I/F224は、図2(a)において説明した空気調和装置110のものと同様であるため、詳細な説明は省略する。
記憶装置225は、情報処理装置120を機能させるOSや各種アプリケーション、設定情報、各種データなどを記憶する、読み書き可能な不揮発性の記憶装置である。記憶装置225の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などが挙げられる。
ディスプレイ226は、各種データなどを、ユーザに対して表示する装置であり、例として、LCD(Liquid Crystal Display)などが挙げられる。入力装置227は、ユーザが情報処理装置120を操作するための装置であり、例として、複数のボタンなどが挙げられる。なお、ディスプレイ226と入力装置227は、それぞれ別個の装置であってもよいし、タッチパネルディスプレイのような両方の機能を備えるものであってもよい。
以上、本実施形態の空気調和装置110および情報処理装置120のハードウェア構成について説明した。次に、本実施形態における各ハードウェアによって実行される機能手段について、図3を以て説明する。図3は、本実施形態のシステム100を構成する各装置に含まれるソフトウェアブロック図である。
空気調和装置110は、制御部311、通信部312の各モジュールを含む。
制御部311は、空気調和装置110の運転動作を制御する手段である。制御部311は、例えば、空気調和装置110に付属するリモコンから受信した操作情報に基づいて、運転を制御することができる。また、制御部311は、情報処理装置120からの遠隔制御によって、空気調和装置110の運転を制御することもできる。空気調和装置110の運転の制御の例としては、運転のオン/オフや、運転モードの切り替え、温度設定、タイマー設定などが挙げられる。また、制御部311は、空気調和装置110の特殊な運転モードの実行を制御することができる。特殊な運転モードの具体的な例としては、強制冷房運転、ペルチェ素子点検運転、電気集塵点検運転、冷凍サイクル点検運転、センサ状態診断などが挙げられる。さらに、制御部311は、空気調和装置110のメンテナンスが行われている場合には、その状態を判定することができる。メンテナンスの例としては、内部清掃や各種部品の交換などが挙げられる。このようなメンテナンスが行われる場合には、筐体のパネルなどが開かれることから、制御部311は、空気調和装置110がメンテナンス中であることを判定することができる。なお、以下では、上述した各種の特殊な運転モードや、種々のメンテナンス、点検などを総称して、「保守管理」として参照するものとする。
通信部312は、通信I/F214を介してネットワーク130に接続し、情報処理装置120との種々の通信を行う手段である。通信部312は、例えば、情報処理装置120に対して、空気調和装置110の運転状態や保守管理を行っている旨などを送信することができる。また、通信部312は、情報処理装置120からの遠隔制御に係る指令を受信することができる。
情報処理装置120は、制御部321、通信部322、表示部323、操作部324の各モジュールを含む。
制御部321は、情報処理装置120の各種動作を制御する手段である。制御部321は、後述する操作部324が受け付けたユーザからの操作に基づいて、通信部322や表示部323などを制御することができる。また、制御部321は、空気調和装置110の状態に基づいて、遠隔制御ができるモードと、遠隔制御ができないモードとを切り替えることができる。例えば、制御部321は、空気調和装置110の保守管理が行われている状態である場合には、遠隔制御を行うことで当該保守管理に不都合が生じる蓋然性の高い制御を制限することができる。
通信部322は、通信I/F224を介してネットワーク130に接続し、空気調和装置110との種々の通信を行う手段である。通信部322は、例えば、後述する操作部324が受け付けた、空気調和装置110の遠隔制御に係る指令を、空気調和装置110に送信することができる。また、通信部322は、空気調和装置110の状態などの情報を受信することができる。通信部322が状態を受信した場合には、その状態をディスプレイ226に表示することができる。
表示部323は、ディスプレイ226を制御し、画像やテキストなどといった種々の情報をユーザに対して表示する手段である。表示部323における表示の例としては、空気調和装置110の遠隔制御の操作画面や、空気調和装置110の状態などが挙げられる。なお、表示部323によって表示される画面についての詳細は、後述する。
操作部324は、入力装置227を介して行われるユーザの操作を受け付ける手段である。操作部324が受け付ける操作は、例えば、空気調和装置110の遠隔制御に係る操作などが挙げられる。
なお、上述したソフトウェアブロックは、CPU211,221が本実施形態のプログラムを実行することで、各ハードウェアを機能させることにより、実現される機能手段に相当する。また、各実施形態に示した機能手段は、全部がソフトウェア的に実現されても良いし、その一部または全部を同等の機能を提供するハードウェアとして実装することもできる。
ここまで、本実施形態のシステム100の構成について説明した。次に、表示部323によって表示される画面について、図4および図5を以て説明する。図4および図5は、本実施形態の情報処理装置120において表示される画面の例を示す図である。なお、図4および図5に示す各画面の構成は一例であって、特に実施形態を限定するものではない。したがって、各画面は、図4および図5に示した項目以外のものを含んで表示する構成であってもよい。
図4(a)は、空気調和装置110を遠隔制御するアプリケーションのメニュー画面の例を示している。図4(a)に示すように、メニューの項目の例としては、「リアルタイム遠隔制御」、「タイマー設定」、「状態確認」などが挙げられる。ユーザがメニュー画面から項目を選択すると、各項目に対応した表示画面に遷移する。「リアルタイム遠隔制御」では、空気調和装置110の運転のオン/オフや、運転モードの選択、温度の設定などをリアルタイムで遠隔制御することができる。「タイマー設定」では、空気調和装置110の運転のオン/オフの予約を遠隔制御することができる。「状態確認」では、現在の空気調和装置110の状態や、空気調和装置110が設置されている部屋の状態などを表示することができる。
図4(b)は、リアルタイム遠隔制御に関する画面の例を示しており、ユーザがメニュー画面から「リアルタイム遠隔制御」の項目を選択すると、図4(b)に示す画面が表示される。図4(b)に例示するリアルタイム遠隔制御画面には、運転のオン/オフを選択するボタンと、運転モードを選択するフィールドと、温度を設定するフィールドと、送信ボタンとが表示される。例えば、情報処理装置120を持って外出しているユーザは、リアルタイム遠隔制御画面において、操作部324を介して空気調和装置110の運転の設定をし、送信ボタンを押下する。送信ボタンの押下を契機に、情報処理装置120の通信部322は、リアルタイム遠隔制御画面において設定された遠隔制御情報を空気調和装置110に送信する。そして、空気調和装置110が遠隔制御情報を受信して、当該情報に基づいて運転状態を制御することで、ユーザは、外出先からでもリアルタイムに空気調和装置110を遠隔制御できる。
図5(a)は、タイマー設定に関する画面の例を示しており、ユーザがメニュー画面から「タイマー設定」の項目を選択すると、図5(a)に示す画面が表示される。図5(b)に例示するタイマー設定画面には、時刻を設定するフィールドと、当該時刻に行う制御を選択するフィールドと、送信ボタンとが表示される。ユーザがタイマー設定画面において時刻や制御内容を設定して送信ボタンを押下すると、情報処理装置120の通信部322は、タイマー設定画面において設定されたタイマー設定情報を空気調和装置110に送信する。これによって、ユーザは、外出先においても空気調和装置110の運転の制御を予約することができる。
図5(b)は、状態確認に関する画面の例を示しており、ユーザがメニュー画面から「状態確認」の項目を選択すると、図5(b)に示す画面が表示される。図5(b)に例示する状態確認画面には、空気調和装置110の運転状態を表示するフィールドと、空気調和装置110が設置されている部屋の温度や湿度を表示するフィールドが表示される。ユーザは、状態確認画面を見ることで、外出先においても、空気調和装置110の状態や、部屋の環境状態などを知ることができる。
次に、システム100が実行する具体的な処理について説明する。図6は、本実施形態におけるシステム100を構成する各装置が実行する処理を示すシーケンス図である。なお、図6の説明に際しては、適宜図7を参照するものとする。図7は、本実施形態において空気調和装置110がメンテナンス中である場合の情報処理装置120に表示される遠隔制御画面の例を示す図である。
本実施形態の空気調和装置110は、図6に示すように、いわゆるクラウドサーバとして構成されるネットワーク130に対して、定期的に自機の状態を通知する。また、図6に示すように、本実施形態のネットワーク130も同様に、情報処理装置120に対して定期的に空気調和装置110の状態を通知する。これによって、情報処理装置120は、空気調和装置110の状態を取得することができる。
例えば、空気調和装置110は、メンテナンスなどの特定の運転を行っていない場合には、ステップS101〜S103のように、自機の状態が「非メンテナンス状態」である旨をネットワーク130に通知する。また、空気調和装置110から通知を受けたネットワーク130は、ステップS201、S202において、情報処理装置120に対して、空気調和装置120の状態が「非メンテナンス状態」である旨を通知する。
ここで、図6に示すように、ステップS103の後に、空気調和装置110がメンテナンスを開始したものとする。この場合、空気調和装置110は、ステップS104において、ネットワーク130に対して、自機の状態が「メンテナンス中」である旨を通知する。そして、ネットワーク130は、ステップS203において、空気調和装置110の状態が「メンテナンス中」である旨を、情報処理装置120に通知する。
空気調和装置110がメンテナンスを行っている際に、情報処理装置120からのリアルタイム遠隔制御によって空気調和装置110の運転が開始されると、メンテナンスが中断され、適切なメンテナンスを行うことができない。したがって、情報処理装置120は、「メンテナンス中」の状態情報を受信すると、図6に示すようにリアルタイム遠隔制御に関する操作を拒否するモードに切り替える。これによって、メンテナンス中のリアルタイム遠隔制御を制限でき、適切にメンテナンスを継続することができる。
情報処理装置120が操作拒否モードに切り替わると、例えばリアルタイム遠隔制御画面は、図7(a)に示すような表示となる。すなわち、操作拒否モードにおけるリアルタイム遠隔制御画面は、送信ボタンがグレーアウトして表示され、送信ボタンが押下できない構成となる。これによって、ユーザは、リアルタイム遠隔制御が行えないことを把握できる。なお、操作拒否モードを示す画面は図7(a)に示したものに限定されず、例えば、図4(a)のメニュー画面の「リアルタイム遠隔制御」の項目がグレーアウトして表示される形態であってもよい。
なお、情報処理装置120が操作拒否モードであっても、空気調和装置110の保守管理に影響を与えない操作は行うことができる。したがって、例えば、操作拒否モードであっても、情報処理装置120は、タイマー設定や、状態確認などは行うことができる。また、空気調和装置110についても同様に、タイマー設定による運転の予約や状態確認などの操作は、受け付けることができる。
説明を図6に戻す。ところで、空気調和装置110がメンテナンスを開始してから、情報処理装置120が操作拒否モードに切り替わるまで、図6に示すようなタイムラグが生じる。したがって、ユーザは、このタイムラグの間にリアルタイム遠隔制御を行うことができる。そのため、メンテナンス中にリアルタイム遠隔制御が行われる場合があり、空気調和装置110にとって好ましくない。そこで、本実施形態の空気調和装置110は、メンテナンス中にリアルタイム遠隔制御拒否モードに切り替える。リアルタイム遠隔制御拒否モードの空気調和装置110は、情報処理装置120からリアルタイム遠隔制御の指令を受信しても、その指令を受け付けず、遠隔制御を実行しない。これによって、モード切替タイムラグの間であってもリアルタイム遠隔制御が行われないため、空気調和装置110は、メンテナンスを継続することができる。
なお、空気調和装置110は、リアルタイム遠隔制御拒否モードにおいてリアルタイム遠隔制御の指令を受信すると、遠隔制御ができない旨を情報処理装置120に通知する。当該通知を受けた情報処理装置120は、例えば図7(b)に示すような画面を表示することで、ユーザに対して空気調和装置110の状態を知らせることができ、ユーザの利便性をさらに向上できる。
再び説明を図6に戻す。メンテナンスを実行している空気調和装置110は、ステップS104〜S109において、状態が「メンテナンス中」である旨をネットワーク130に通知する。また、ネットワーク130は、ステップS203〜S206において、空気調和装置110の状態が「メンテナンス中」である旨を情報処理装置120に通知する。情報処理装置120は、「メンテナンス中」の通知を受領している間は、操作拒否モードを継続する。
その後、空気調和装置110がメンテナンスを終了した後のステップS110において、空気調和装置110は、「非メンテナンス状態」である旨をネットワーク130に通知する。そして、ネットワーク130は、ステップS207において、空気調和装置110の状態が「非メンテナンス状態」である旨を情報処理装置120に通知する。情報処理装置120は、ステップS207の通知を受けて、操作拒否モードを終了し、リアルタイム遠隔制御の受け付けが可能なモードに切り替える。なお、空気調和装置110は、メンテナンスの終了に伴い、リアルタイム遠隔制御拒否モードを終了する。
上述した処理によって、システム100は、リアルタイム遠隔制御を適切に制限することができる。なお、空気調和装置110からネットワーク130へ通知する頻度(ステップS101〜S112)およびネットワーク130から情報処理装置120へ通知する頻度(ステップS201〜S208)は、図6に示したものに限定されず、それぞれ任意の頻度で通知するものであってよい。
また、図6における説明では、保守管理の一例として、空気調和装置110がメンテナンスをする場合を例示したが、特に実施形態を限定するものではない。したがって、他の保守管理であってもよく、例えば、メーカのサービスマンなどが点検をしている場合、部品交換をしている場合、内部を清掃している場合、空気調和装置110が自己診断をしている場合、その他特殊な運転をしている場合などであっても、図6に示した処理を行い、リアルタイム遠隔制御を制限することとしてもよい。
以上、説明した本発明の実施形態によれば、ネットワークを介した空気調和装置の遠隔制御を制限するシステム、情報処理装置、空気調和装置、方法およびプログラムを提供することができる。
上述した本発明の実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)等で記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM(登録商標)、EPROM等の装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100…システム、
110…空気調和装置、
120…情報処理装置、
130…ネットワーク、
211,221…CPU、
212,222…RAM、
213,223…ROM、
214,224…通信I/F、
215…熱交換ユニット、
216…センサ、
225…記憶装置、
226…ディスプレイ、
227…入力装置、
311,321…制御部、
312,322…通信部、
323…表示部、
324…操作部

Claims (9)

  1. 空気調和装置を遠隔制御するシステムであって、
    前記空気調和装置の状態に応じて、当該空気調和装置の遠隔制御を制限する制限手段
    を含む、システム。
  2. 前記制限手段は、前記空気調和装置の保守管理が行われている場合に、当該空気調和装置の遠隔制御を制限することを特徴とする、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記空気調和装置は、
    保守管理が行われている場合に、遠隔制御を受け付けないモードに切り替えることを特徴とする、
    請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記空気調和装置の遠隔制御は、前記空気調和装置の動作をリアルタイムで制御する第1の指令および前記空気調和装置の動作を予約する第2の指令のうち、少なくとも1つの指令に基づいて行われ、
    前記制限手段は、
    前記空気調和装置の状態に応じて、前記第1の指令の送信を制限することを特徴とする、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記空気調和装置の遠隔制御に係る操作画面を表示する表示手段を含み、
    前記表示手段は、前記空気調和装置の状態に応じて、前記制限手段による制限が行われている旨を前記操作画面に表示することを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 空気調和装置を遠隔制御する情報処理装置であって、
    前記空気調和装置の状態に応じて、当該空気調和装置の遠隔制御を制限する制限手段
    を含む、情報処理装置。
  7. ネットワークを介して情報処理装置からの遠隔制御が可能な空気調和装置であって、
    当該空気調和装置の状態に応じて、前記情報処理装置からの遠隔制御を受け付けないモードに切り替えることを特徴とする、
    空気調和装置。
  8. 空気調和装置を遠隔制御する情報処理装置が実行する方法であって、
    前記空気調和装置の状態を受信するステップと、
    前記受信するステップにおいて受信した前記空気調和装置の状態に応じて、当該空気調和装置の遠隔制御を制限するモードに切り替えるステップと
    を含む、方法。
  9. 空気調和装置を遠隔制御する情報処理装置が実行する方法であって、前記情報処理装置を
    前記空気調和装置の状態に応じて、当該空気調和装置の遠隔制御を制限する制限手段
    として機能させるプログラム。

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