JPWO2021067696A5 - - Google Patents
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Description
節40.神経変性障害、運動障害、又は脳障害の治療のための医薬の調製のための、節1~30のいずれかに記載の化合物、又はその薬学的に許容される塩、又は節31に記載の医薬組成物の使用。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕式(I):
(式中、
Aは、チオフェンであり;
Lは、NRであり;
Rは、水素、C 1~4 アルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり;
R 1 は、G 1 であり;
G 1 は、9~12員のヘテロアリール、6~12員のアリール、4~12員のヘテロシクリル、又はC 3~12 カルボシクリルであり、ここで、G 1 は、ハロゲン、シアノ、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、-OR 10 、-N(R 10 ) 2 、-NR 10 C(O)R 10 、-CONR 10 R 10 、-NR 10 SO 2 R 11 、-C 1~3 アルキレン-OR 10 、C 3~6 シクロアルキル、及び-C 1~3 アルキレン-C 3~6 シクロアルキルからなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されていてもよく;
R 10 は、各出現において、独立して、水素、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり、ここで、或いは2個のR 10 は、前記2個のR 10 が結合する窒素と一緒に、ハロゲン及びC 1~4 アルキルからなる群から独立して選択される1~4個の置換基で置換されていてもよい4~6員の複素環を形成し;
R 11 は、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり;
nは、0であり;
R 3 は、-L 1 -G 2 であり;
L 1 は、C 1~3 アルキレンであり;
G 2 は、6員のヘテロシクリル、4~5員のヘテロシクリル、7~12員のヘテロシクリル、6~12員のアリール、5~12員のヘテロアリール、又は6員のアレーンに縮合されていてもよいC 3~12 カルボシクリルであり、ここで、G 2 は、ハロゲン、シアノ、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、-OR 13 、-N(R 13 ) 2 、-C 1~3 アルキレン-OR 13 、又は-C 1~3 アルキレン-N(R 13 ) 2 からなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されていてもよく;
R 13 及びR 14 は、各出現において、独立して、水素、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり、ここで、或いは2個のR 13 又は2個のR 14 は、前記2個のR 13 又は2個のR 14 が結合する窒素と一緒に、ハロゲン及びC 1~4 アルキルからなる群から独立して選択される1~4個の置換基で置換されていてもよい4~6員の複素環を形成する)
の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔2〕式(I-B)
のものである、前記〔1〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔3〕式(I-A)
のものである、前記〔1〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔4〕G 1 は、9~12員のヘテロアリールである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔5〕前記9~12員のヘテロアリールは、インダゾリルである、前記〔4〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔6〕G 1 は、6~12員のアリールである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔7〕前記6~12員のアリールは、フェニルである、前記〔6〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔8〕G 1 は、4~12員のヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔9〕前記4~12員のヘテロシクリルは、N及びOからなる群から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を含有する4~8員の単環式ヘテロシクリルである、前記〔8〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔10〕G 1 は、
、フェニル、
である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔11〕G 1 は、
、フェニル、
である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔12〕L 1 は、CH 2 である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔13〕G 2 は、6員のヘテロシクリル、4~5員のヘテロシクリル、又は7~12員のヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔14〕前記ヘテロシクリルは、O及びSから選択される1個のヘテロ原子を含有する、前記〔13〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔15〕G 2 は、テトラヒドロピラニル、オキセタニル、テトラヒドロチオピラニル、2-オキサスピロ[3.3]ヘプタニル、又は3-オキサスピロ[5.5]ウンデカニルである、前記〔14〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔16〕G 2 は、
である、前記〔15〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔17〕G 2 は、
である、前記〔16〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔18〕Rは、水素である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔19〕7-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,5-ジメチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7-(o-トリル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-メトキシフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-フェニル-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
4-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-クロロ-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-フェニル-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(2-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7-(2,3,5-トリフルオロフェニル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,4-ジメチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル-d2)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル-d2)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;及び
7-((S)-3-メチルピペリジン-1-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン
からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔20〕前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
〔21〕対象においてmAChR M 4 に拮抗するための方法であって、治療有効量の前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を、前記対象に投与する工程を含む、方法。
〔22〕mAChR M 4 の拮抗作用から恩恵を受ける対象において障害を治療するための方法であって、治療有効量の前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を、哺乳動物に投与する工程を含む、方法。
〔23〕前記障害は、神経変性障害、運動障害、又は脳障害である、前記〔22〕に記載の方法。
〔24〕前記障害は、運動障害である、前記〔23〕に記載の方法。
〔25〕前記障害は、パーキンソン病、薬物誘発パーキンソニズム、ジストニア、トゥレット症候群、ジスキネジア、統合失調症、統合失調症に関連する認知障害、過剰な日中の眠気、注意欠陥多動障害(ADHD)、ハンチントン病、舞踏病、脳性麻痺、及び進行性核上性麻痺から選択される、前記〔23〕に記載の方法。
〔26〕対象において運動症状を治療するための方法であって、それを必要とする対象に、治療有効量の前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を投与する工程を含む、方法。
〔27〕前記対象は、パーキンソン病、薬物誘発パーキンソニズム、ジストニア、トゥレット症候群、ジスキネジア、統合失調症、統合失調症に関連する認知障害、過剰な日中の眠気、注意欠陥多動障害(ADHD)、ハンチントン病、舞踏病、脳性麻痺、及び進行性核上性麻痺から選択される障害を有する、前記〔26〕に記載の方法。
本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。
〔1〕式(I):
Aは、チオフェンであり;
Lは、NRであり;
Rは、水素、C 1~4 アルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり;
R 1 は、G 1 であり;
G 1 は、9~12員のヘテロアリール、6~12員のアリール、4~12員のヘテロシクリル、又はC 3~12 カルボシクリルであり、ここで、G 1 は、ハロゲン、シアノ、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、-OR 10 、-N(R 10 ) 2 、-NR 10 C(O)R 10 、-CONR 10 R 10 、-NR 10 SO 2 R 11 、-C 1~3 アルキレン-OR 10 、C 3~6 シクロアルキル、及び-C 1~3 アルキレン-C 3~6 シクロアルキルからなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されていてもよく;
R 10 は、各出現において、独立して、水素、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり、ここで、或いは2個のR 10 は、前記2個のR 10 が結合する窒素と一緒に、ハロゲン及びC 1~4 アルキルからなる群から独立して選択される1~4個の置換基で置換されていてもよい4~6員の複素環を形成し;
R 11 は、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり;
nは、0であり;
R 3 は、-L 1 -G 2 であり;
L 1 は、C 1~3 アルキレンであり;
G 2 は、6員のヘテロシクリル、4~5員のヘテロシクリル、7~12員のヘテロシクリル、6~12員のアリール、5~12員のヘテロアリール、又は6員のアレーンに縮合されていてもよいC 3~12 カルボシクリルであり、ここで、G 2 は、ハロゲン、シアノ、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、-OR 13 、-N(R 13 ) 2 、-C 1~3 アルキレン-OR 13 、又は-C 1~3 アルキレン-N(R 13 ) 2 からなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されていてもよく;
R 13 及びR 14 は、各出現において、独立して、水素、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり、ここで、或いは2個のR 13 又は2個のR 14 は、前記2個のR 13 又は2個のR 14 が結合する窒素と一緒に、ハロゲン及びC 1~4 アルキルからなる群から独立して選択される1~4個の置換基で置換されていてもよい4~6員の複素環を形成する)
の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔2〕式(I-B)
〔3〕式(I-A)
〔4〕G 1 は、9~12員のヘテロアリールである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔5〕前記9~12員のヘテロアリールは、インダゾリルである、前記〔4〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔6〕G 1 は、6~12員のアリールである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔7〕前記6~12員のアリールは、フェニルである、前記〔6〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔8〕G 1 は、4~12員のヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔9〕前記4~12員のヘテロシクリルは、N及びOからなる群から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を含有する4~8員の単環式ヘテロシクリルである、前記〔8〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔10〕G 1 は、
〔11〕G 1 は、
〔12〕L 1 は、CH 2 である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔13〕G 2 は、6員のヘテロシクリル、4~5員のヘテロシクリル、又は7~12員のヘテロシクリルである、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔14〕前記ヘテロシクリルは、O及びSから選択される1個のヘテロ原子を含有する、前記〔13〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔15〕G 2 は、テトラヒドロピラニル、オキセタニル、テトラヒドロチオピラニル、2-オキサスピロ[3.3]ヘプタニル、又は3-オキサスピロ[5.5]ウンデカニルである、前記〔14〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔16〕G 2 は、
〔17〕G 2 は、
〔18〕Rは、水素である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔19〕7-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,5-ジメチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7-(o-トリル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-メトキシフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-フェニル-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
4-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-クロロ-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-フェニル-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(2-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7-(2,3,5-トリフルオロフェニル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,4-ジメチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル-d2)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル-d2)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;及び
7-((S)-3-メチルピペリジン-1-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン
からなる群から選択される、前記〔1〕に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
〔20〕前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
〔21〕対象においてmAChR M 4 に拮抗するための方法であって、治療有効量の前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を、前記対象に投与する工程を含む、方法。
〔22〕mAChR M 4 の拮抗作用から恩恵を受ける対象において障害を治療するための方法であって、治療有効量の前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を、哺乳動物に投与する工程を含む、方法。
〔23〕前記障害は、神経変性障害、運動障害、又は脳障害である、前記〔22〕に記載の方法。
〔24〕前記障害は、運動障害である、前記〔23〕に記載の方法。
〔25〕前記障害は、パーキンソン病、薬物誘発パーキンソニズム、ジストニア、トゥレット症候群、ジスキネジア、統合失調症、統合失調症に関連する認知障害、過剰な日中の眠気、注意欠陥多動障害(ADHD)、ハンチントン病、舞踏病、脳性麻痺、及び進行性核上性麻痺から選択される、前記〔23〕に記載の方法。
〔26〕対象において運動症状を治療するための方法であって、それを必要とする対象に、治療有効量の前記〔1〕~〔3〕のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を投与する工程を含む、方法。
〔27〕前記対象は、パーキンソン病、薬物誘発パーキンソニズム、ジストニア、トゥレット症候群、ジスキネジア、統合失調症、統合失調症に関連する認知障害、過剰な日中の眠気、注意欠陥多動障害(ADHD)、ハンチントン病、舞踏病、脳性麻痺、及び進行性核上性麻痺から選択される障害を有する、前記〔26〕に記載の方法。
Claims (36)
- 式(I):
Aは、5~6員のヘテロアレーン、5~6員の複素環、6員のアレーン、又は5~6員の炭素環であり、前記ヘテロアレーン及び複素環は、N、O、及びSから独立して選択される1、2若しくは3個のヘテロ原子を有し;
Lは、NR又はOであり;
Rは、水素、C1~4アルキル、C3~4シクロアルキル、又は-C1~3アルキレン-C3~4シクロアルキルであり;
R1は、G1 、-L’-G 1 、-L’-C 1~3 アルキレン-G 1 、-C 1~3 アルキレン-G 1 、水素、C 1~6 アルキル、C 1~6 ハロアルキル、-L’-C 1~6 アルキル、-L’-C 1~6 ハロアルキル、-C(O)NH 2 、又はハロゲンであり;
L’は、O、-N(R 1a )-、S、S(O)、SO 2 、-C(O)-、又は-N(R 1a )C(O)-であり;
G1は、5~12員のヘテロアリール、6~12員のアリール、4~12員のヘテロシクリル、又はC3~12カルボシクリルであり、ここで、G1は、ハロゲン、シアノ、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、-OR10、-N(R10)2、-NR10C(O)R10、-CONR10R10、-NR10SO2R11、-C1~3アルキレン-OR10、C3~6シクロアルキル、及び-C1~3アルキレン-C3~6シクロアルキルからなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されていてもよく;
R 1a は、水素、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 3~4 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり;
R10は、各出現において、独立して、水素、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C3~4シクロアルキル、又は-C1~3アルキレン-C3~4シクロアルキルであり、ここで、或いは2個のR10は、前記2個のR10が結合する窒素と一緒に、ハロゲン及びC1~4アルキルからなる群から独立して選択される1~4個の置換基で置換されていてもよい4~6員の複素環を形成し;
R11は、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C3~4シクロアルキル、又は-C1~3アルキレン-C3~4シクロアルキルであり;
R 2 は、各出現において、独立して、ハロゲン、シアノ、C 1~4 アルキル、C 1~4 ハロアルキル、C 2~4 アルケニル、C 3~6 シクロアルキル、又は-C 1~3 アルキレン-C 3~4 シクロアルキルであり;
nは、0、1、2、3、又は4であり;
R3は、-L1-G2 、G 2 、-L 2 -G 2 、-L 2 -L 1 -G 2 、-C 2~6 アルキレン-R 3a 、又はC 3~7 アルキルであり;
L1は、C1~3アルキレンであり;
L 2 は、1,1-シクロプロピレンであり;
G2は、4~12員のヘテロシクリル、6~12員のアリール、5~12員のヘテロアリール、又は6員のアレーンに縮合されていてもよいC3~12カルボシクリルであり、ここで、G2は、ハロゲン、シアノ、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、-OR13、-N(R13)2、-C1~3アルキレン-OR13、又は-C1~3アルキレン-N(R13)2からなる群から独立して選択される1~5個の置換基で置換されていてもよく;
R 3a は、-OR 14 又は-N(R 14 ) 2 であり;
R13及びR14は、各出現において、独立して、水素、C1~4アルキル、C1~4ハロアルキル、C3~4シクロアルキル、又は-C1~3アルキレン-C3~4シクロアルキルであり、ここで、或いは2個のR13又は2個のR14は、前記2個のR13又は2個のR14が結合する窒素と一緒に、ハロゲン及びC1~4アルキルからなる群から独立して選択される1~4個の置換基で置換されていてもよい4~6員の複素環を形成する)
の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - Aは、5員のヘテロアレーンである、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 前記5員のヘテロアレーンは、チオフェンである、請求項2に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- Aは、6員のアレーンである、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- Aは、6員の炭素環であり、前記6員の炭素環は、6員のシクロアルカンである、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- nは、0である、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 式(I-B)
- 式(I-A)
- R 1 は、G 1 である、請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- G1は、5~12員のヘテロアリールである、請求項11に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 前記5~12員のヘテロアリールは、インダゾリルである、請求項12に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- G1は、6~12員のアリールである、請求項11に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 前記6~12員のアリールは、フェニルである、請求項14に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- G1は、4~12員のヘテロシクリルである、請求項11に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 前記4~12員のヘテロシクリルは、N及びOからなる群から独立して選択される1~2個のヘテロ原子を含有する4~8員の単環式ヘテロシクリルである、請求項16に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- G1は、
- G1は、
- R 3 は、-L 1 -G 2 である、請求項1~19のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- G2は、4~12員のヘテロシクリルである、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 前記4~12員のヘテロシクリルは、4~8員の単環式ヘテロシクリル又は7~12員のスピロヘテロシクリルであり、前記ヘテロシクリルは、O及びSから選択される1個のヘテロ原子を含有する、請求項21に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 前記4~12員のヘテロシクリルは、テトラヒドロピラニル、オキセタニル、テトラヒドロチオピラニル、2-オキサスピロ[3.3]ヘプタニル、又は3-オキサスピロ[5.5]ウンデカニルである、請求項22に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- G2は、
- G2は、
- Lは、NRである、請求項1~25のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- Rは、水素である、請求項26に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- L 1 は、CH 2 である、請求項1~27のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。
- 7-クロロ-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,5-ジメチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7-(o-トリル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-メトキシフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-フェニル-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
4-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-クロロ-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(2-メチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-フェニル-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
4-(2-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-7-アミン;
N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-7-(2,3,5-トリフルオロフェニル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,4-ジメチル-2H-インダゾール-5-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル-d2)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(5-フルオロ-2-メチルフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル-d2)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
7-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;及び
7-((S)-3-メチルピペリジン-1-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)チエノ[2,3-d]ピリダジン-4-アミン;
4-(4,4-ジフルオロピペリジン-1-イル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-5,6,7,8-テトラヒドロフタラジン-1-アミン;
4-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-5,6,7,8-テトラヒドロフタラジン-1-アミン;
4-(2-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-5,6,7,8-テトラヒドロフタラジン-1-アミン;
4-(3-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-5,6,7,8-テトラヒドロフタラジン-1-アミン;
4-(4-フルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)-5,6,7,8-テトラヒドロフタラジン-1-アミン;及び
4-(2,5-ジフルオロフェニル)-N-((3aR,5s,6aS)-2-((テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イル)メチル-d2)オクタヒドロシクロペンタ[c]ピロール-5-イル)フタラジン-1-アミン
からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩。 - 請求項1~29のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩と、薬学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
- 治療有効量の請求項1~29のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む、mAChR M4の拮抗作用から恩恵を受ける対象において障害を治療するための組成物。
- 前記障害は、神経変性障害、運動障害、又は脳障害である、請求項31に記載の組成物。
- 前記障害は、運動障害である、請求項32に記載の組成物。
- 前記障害は、パーキンソン病、薬物誘発パーキンソニズム、ジストニア、トゥレット症候群、ジスキネジア、統合失調症、統合失調症に関連する認知障害、過剰な日中の眠気、注意欠陥多動障害(ADHD)、ハンチントン病、舞踏病、脳性麻痺、及び進行性核上性麻痺から選択される、請求項32に記載の組成物。
- 治療有効量の請求項1~29のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む、対象において運動症状を治療するための組成物。
- 前記対象は、パーキンソン病、薬物誘発パーキンソニズム、ジストニア、トゥレット症候群、ジスキネジア、統合失調症、統合失調症に関連する認知障害、過剰な日中の眠気、注意欠陥多動障害(ADHD)、ハンチントン病、舞踏病、脳性麻痺、及び進行性核上性麻痺から選択される障害を有する、請求項35に記載の組成物。
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