JPWO2021066122A5 - - Google Patents

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Description

【0002】
[0006]
非特許文献1:A MEMS slip sensor:Estimations of triaxial force and coefficient of static friction for prediction of a slip,Taiyu Okatani;Akihito Nakai;Tomoyuki Takahata;Isao Shimoyama,Digest of Technical Papers of 19th International Conference on Solid-State Sensors,Actuators and Microsystems(TRANSDUCERS2017),DOI:10.1109/TRANSDUCERS.2017.7993991,pp.75-77,2017.
発明の概要
発明が解決しようとする課題
[0007]
しかし、非特許文献1の技術は、対象物の滑りそのものを検知できるものではない。また、人間の臓器の多くは体液などの潤滑膜で覆われた低摩擦状態にある。さらに、人間の消化器官壁は一般に四層に分かれており、特に粘膜層と筋層との間で滑りが生じやすい。臓器のように滑りやすい対象物の滑りを、摩擦力に基づいて判断することは困難である。
[0008]
本発明は上記事情に鑑み、対象物の滑りを検知できる把持具、その把持具を有する把持システム、把持具で掴んだ対象物の滑りを検知する装置、プログラムおよび方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0009]
(把持システム)
第1態様の把持システムは、把持具と、滑り検知装置と、を備え、把持具は、対象物を挟んで掴む一対の把持部と、前記一対の把持部を開閉する開閉機構と、前記一対の把持部の一方または両方に設けられた少なくとも1つのセンサユニットと、を備え、前記センサユニットは所定の分布で配置された複数の力覚センサを有し、前記複数の力覚センサは、それぞれ、前記対象物から受ける3軸方向の力を測定する機能を有し、前記滑り検知装置は、前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知し
【0003】
、前記荷重分布は3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布であることを特徴とする。
第2態様の把持システムは、第1態様において、前記滑り検知装置は、前記荷重分布の中心位置を求め、前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第3態様の把持システムは、第1態様において、前記滑り検知装置は、前記荷重分布のピーク位置を求め、前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第4態様の把持システムは、第1態様において、前記滑り検知装置は、前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第5態様の把持システムは、把持具と、滑り検知装置と、を備え、前記把持具は、対象物を挟んで掴む一対の把持部と、前記一対の把持部を開閉する開閉機構と、前記一対の把持部の一方または両方に設けられた少なくとも1つのセンサユニットと、を備え、前記センサユニットは所定の分布で配置された複数の力覚センサを有し、前記複数の力覚センサは、それぞれ、前記対象物から受ける3軸方向の力を測定する機能を有し、前記滑り検知装置は、前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求めることを特徴とする。
第6態様の把持システムは、第5態様において、前記滑り検知装置は、予め、前記静止摩擦係数を求めて記憶しておき、前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測することを特徴とする。
(滑り検知装置)
第7態様の滑り検知装置は、複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを検知する滑り
【0004】
検知装置であって、前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知し、前記荷重分布は前記力覚センサが前記対象物から受ける3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布であることを特徴とする。
第8態様の滑り検知装置は、第7態様において、前記荷重分布の中心位置を求め、前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第9態様の滑り検知装置は、第7態様において、前記荷重分布のピーク位置を求め、前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第10態様の滑り検知装置は、第7態様において、前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第11態様の滑り検知装置は、複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを予測する滑り検知装置であって、前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求めることを特徴とする。
第12態様の滑り検知装置は、第11態様において、予め、前記静止摩擦係数を求めて記憶しておき、前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測することを特徴とする。
(滑り検知プログラム)
第13態様の滑り検知プログラムは、複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを検知する滑り検知プログラムであって、前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させ、前記荷重分布は前記力覚センサが前記対象物から受ける3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布であることを特徴とする。
【0005】
第14態様の滑り検知プログラムは、第13態様において、前記荷重分布の中心位置を求め、前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させることを特徴とする。
第15態様の滑り検知プログラムは、第13態様において、前記荷重分布のピーク位置を求め、前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させることを特徴とする。
第16態様の滑り検知プログラムは、第13態様において、前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させることを特徴とする。
第17態様の滑り検知プログラムは、複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを予測する滑り検知プログラムであって、前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求めるよう、コンピュータを機能させることを特徴とする。
第18態様の滑り検知プログラムは、第17態様において、予め、前記静止摩擦係数を求めて記憶しておき、前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測するよう、コンピュータを機能させることを特徴とする。
(滑り検知方法)
第19態様の滑り検知方法は、複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを検知する滑り検知方法であって、前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知し、前記荷重分布は前記力覚センサが前記対象物から受ける3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布であることを特徴とする。
第20態様の滑り検知方法は、第19態様において、前記荷重分布の中心
【0006】
位置を求め、前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第21態様の滑り検知方法は、第19態様において、前記荷重分布のピーク位置を求め、前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第22態様の滑り検知方法は、第19態様において、前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知することを特徴とする。
第23態様の滑り検知方法は、複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを予測する滑り検知方法であって、前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求めることを特徴とする。
第24態様の滑り検知方法は、第23態様において、予め、前記静止摩擦係数を求めておき、前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測することを特徴とする。
発明の効果
[0010]
(把持システム)
第1~第4態様によれば、荷重分布に基づいて対象物の滑りを検知するので、摩擦が生じにくい滑りやすい対象物でも滑りを検知できる。
第5態様によれば、対象物の摩擦係数を求めることで、対象物の滑りやすさを評価できる。
第6態様によれば、対象物の滑り始めの予測を把持具の動作に反映させることで、対象物を滑らせることなく維持できる。
(滑り検知装置)
第7~第10態様によれば、荷重分布に基づいて対象物の滑りを検知するので、摩擦が生じにくい滑りやすい対象物でも滑りを検知できる。
【0007】
第11態様によれば、対象物の摩擦係数を求めることで、対象物の滑りやすさを評価できる。
第12態様によれば、対象物の滑り始めの予測を把持具の動作に反映させることで、対象物を滑らせることなく維持できる。
(滑り検知プログラム)
第13~第16態様によれば、荷重分布に基づいて対象物の滑りを検知するので、摩擦が生じにくい滑りやすい対象物でも滑りを検知できる。
第17態様によれば、対象物の摩擦係数を求めることで、対象物の滑りやすさを評価できる。
第18態様によれば、対象物の滑り始めの予測を把持具の動作に反映させることで、対象物を滑らせることなく維持できる。
(滑り検知方法)
第19~第22態様によれば、荷重分布に基づいて対象物の滑りを検知するので、摩擦が生じにくい滑りやすい対象物でも滑りを検知できる。
第23態様によれば、対象物の摩擦係数を求めることで、対象物の滑りやすさを評価できる。
第24態様によれば、対象物の滑り始めの予測を把持具の動作に反映させることで、対象物を滑らせることなく維持できる。
図面の簡単な説明
[0011]
[図1]第1実施形態に係る把持システムの説明図である。
[図2]第1実施形態の把持具の側面図である。
[図3]第1実施形態の把持部の平面図である。
[図4]図3におけるIV-IV線矢視断面図である。
[図5]第1実施形態の力覚センサの平面図である。
[図6]図(A)は図5におけるVIa-VIa線矢視断面図である。図(B)は外力が働いている状態の力覚センサの縦断面図である。
[図7]歪検出回路の回路図である。
[図8]図(A)は把持部が対象物をしっかりと掴んだ状態の側面図および荷重分布である。図(B)は内層が滑った状態の側面図および荷重分布である。図(C)は内層がさらに滑った状態の側面図および荷重分布である。
[図9]荷重分布の中心位置の求め方の説明図である。
[図10]第2実施形態の把持具の側面図である。
[図11]図(A)は把持部が対象物を掴んだ状態の側面図および荷重分布である。図(B)は対象物が滑った状態の側面図および荷重分布である。
[図12]図(A)は把持部が対象物を掴んだ状態の側面図および荷重分布である。図(B)は対象物が滑った状態の側面図および荷重分布である。

Claims (24)

  1. 把持具と、
    滑り検知装置と、を備え、
    把持具は、
    対象物を挟んで掴む一対の把持部と、
    前記一対の把持部を開閉する開閉機構と、
    前記一対の把持部の一方または両方に設けられた少なくとも1つのセンサユニットと、を備え、
    前記センサユニットは所定の分布で配置された複数の力覚センサを有し、
    前記複数の力覚センサは、それぞれ、前記対象物から受ける3軸方向の力を測定する機能を有し、
    前記滑り検知装置は、前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知し、
    前記荷重分布は3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布である
    ことを特徴とする把持システム。
  2. 前記滑り検知装置は、
    前記荷重分布の中心位置を求め、
    前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の把持システム。
  3. 前記滑り検知装置は、
    前記荷重分布のピーク位置を求め、
    前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の把持システム。
  4. 前記滑り検知装置は、
    前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の把持システム。
  5. 把持具と、
    滑り検知装置と、を備え、
    前記把持具は、
    対象物を挟んで掴む一対の把持部と、
    前記一対の把持部を開閉する開閉機構と、
    前記一対の把持部の一方または両方に設けられた少なくとも1つのセンサユニットと、を備え、
    前記センサユニットは所定の分布で配置された複数の力覚センサを有し、
    前記複数の力覚センサは、それぞれ、前記対象物から受ける3軸方向の力を測定する機能を有し、
    前記滑り検知装置は、前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求める
    ことを特徴とする把持システム。
  6. 前記滑り検知装置は、
    予め、前記静止摩擦係数を求めて記憶しておき、
    前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、
    現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測する
    ことを特徴とする請求項5記載の把持システム。
  7. 複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを検知する滑り検知装置であって、
    前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知し、
    前記荷重分布は前記力覚センサが前記対象物から受ける3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布である
    ことを特徴とする滑り検知装置。
  8. 前記荷重分布の中心位置を求め、
    前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項7記載の滑り検知装置。
  9. 前記荷重分布のピーク位置を求め、
    前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項7記載の滑り検知装置。
  10. 前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項7記載の滑り検知装置。
  11. 複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを予測する滑り検知装置であって、
    前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求める
    ことを特徴とする滑り検知装置。
  12. 予め、前記静止摩擦係数を求めて記憶しておき、
    前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、
    現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測する
    ことを特徴とする請求項11記載の滑り検知装置。
  13. 複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを検知する滑り検知プログラムであって、
    前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させ、
    前記荷重分布は前記力覚センサが前記対象物から受ける3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布である
    ことを特徴とする滑り検知プログラム。
  14. 前記荷重分布の中心位置を求め、
    前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させる
    ことを特徴とする請求項13記載の滑り検知プログラム。
  15. 前記荷重分布のピーク位置を求め、
    前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させる
    ことを特徴とする請求項13記載の滑り検知プログラム。
  16. 前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知するよう、コンピュータを機能させる
    ことを特徴とする請求項13記載の滑り検知プログラム。
  17. 複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを予測する滑り検知プログラムであって、
    前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求めるよう、コンピュータを機能させる
    ことを特徴とする滑り検知プログラム。
  18. 予め、前記静止摩擦係数を求めて記憶しておき、
    前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、
    現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測するよう、コンピュータを機能させる
    ことを特徴とする請求項17記載の滑り検知プログラム。
  19. 複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを検知する滑り検知方法であって、
    前記センサユニットで測定された荷重分布に基づき、前記対象物の滑りを検知し、
    前記荷重分布は前記力覚センサが前記対象物から受ける3軸方向の力を合成して得られる合成荷重の分布である
    ことを特徴とする滑り検知方法。
  20. 前記荷重分布の中心位置を求め、
    前記中心位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項19記載の滑り検知方法。
  21. 前記荷重分布のピーク位置を求め、
    前記ピーク位置の時間変化に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項19記載の滑り検知方法。
  22. 前記荷重分布の平行移動に基づき、前記対象物の滑りを検知する
    ことを特徴とする請求項19記載の滑り検知方法。
  23. 複数の力覚センサが配置されたセンサユニットが設けられた把持部を有する把持具で掴んだ対象物の滑りを予測する滑り検知方法であって、
    前記対象物が滑り始める直前に前記センサユニットで測定された垂直荷重測定値および摩擦力測定値から前記対象物の静止摩擦係数を求める
    ことを特徴とする滑り検知方法。
  24. 予め、前記静止摩擦係数を求めておき、
    前記静止摩擦係数と現在の前記垂直荷重測定値とから最大静止摩擦力を求め、
    現在の前記摩擦力測定値と前記最大静止摩擦力との関係に基づき、前記対象物の滑り始めを予測する
    ことを特徴とする請求項23記載の滑り検知方法。
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