JP4333628B2 - ロボットハンドの指表面の滑り検知装置 - Google Patents

ロボットハンドの指表面の滑り検知装置 Download PDF

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本発明は、ロボットハンドの指表面における滑りを検知する装置に関し、特に、柔軟構造を有するロボットハンドの指表面において、物体を把持する際に指と物体の間で起こる滑りを検知する装置に関する。
重量等の特性が既知の物体だけでなく、特性が未知の物体を把持して搬送等を行うロボットハンドの研究が進められている。特に、重量や表面の摩擦係数、強度が未知の物体を把持する場合には、把持力により物体が破損・変形することなく、かつ、落下させることなく確実に把持を行うためには、必要最小限の把持力で把持を行わなければならない。このため、こうした特性が未知の物体を適切に把持するための技術が研究されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている技術は、ロボットハンドの物体把持面を曲面状弾性体で構成し、その内部に複数のセンサを配置して、センサ出力から得られた弾性体の剪断歪みまたは剪断応力から弾性体と物体との間の固着領域の大きさを求め、これに応じて把持力等を制御することで、把持力が強すぎて物体を握りつぶすこともなく、また、把持力が弱すぎて物体を滑り落とすこともなく、適切な把持力で物体を把持することができるというものである。
特開2000−254884号公報
しかしながら、この技術において用いられる剪断歪みや剪断応力を検知するセンサは構造が複雑で、比較的大型になりかねない。また、特に把持表面を柔軟構造とした場合、物体を把持後に持ち上げるような場合に、把持面部分の柔軟構造の形状が変化するが、この形状変化によって剪断歪みや剪断応力を検知してしまうが、これを物体の滑りによる剪断歪みや剪断応力と区別するのが難しく、誤検出してしまう可能性がある。
そこで本発明は、把持面に柔軟構造を採用したロボットハンドにおいて指表面における把持物体の滑りを判定することを可能とした滑り検知装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明にかかる滑り検知装置は、柔軟構造を持つ指表面を有するロボットハンドにおいて、指先の滑りを検知する装置であって、指先曲面を複数の領域に分割して表面の法線方向の力をそれぞれ検出する分布型圧力センサと、これら分布型圧力センサの出力から出力重心位置と法線接触力を算出する手段と、予め法線接触力に応じた出力重心位置の臨界移動量として、当該法線接触力において滑りが発生する際の出力重心位置の移動距離より小さい距離を設定しておき、求めた出力重心位置の移動量が法線接触力に対応する臨界移動量を超えている場合に、滑りが発生すると予測する滑り発生を予測手段と、を備えていることを特徴とする。
歪みセンサと比較して圧力センサは構成が単純で、小型化も容易である。表面に柔軟構造を持つ指で静置された物体を把持すると、柔軟構造は把持力により物体表面に押しつけられ、変形する。したがって、固体表面で接触する場合に比べて広い範囲で物体に接触し、把持力に応じた反力が分布型圧力センサによって検出される。この状態から把持した物体を持ち上げると、物体表面を把持している柔軟構造は、物体の荷重を支えるために下方にずれて変形する。このため、柔軟構造に加わる圧力分布は把持した際とは変化する。さらに、物体を把持しきれず、物体が指表面で滑った場合には、滑りに応じて圧力分布が変化する。つまり、柔軟構造においては滑りが発生する前に柔軟構造の変形に伴う出力重心位置の移動が発生する。そこで、実験的に滑り発生時の移動量を把握しておき、これより小さい移動距離を臨界移動量として設定しておき、実際の移動量と比較することにより滑りの発生を事前に予測する。
本発明によれば、柔軟構造の変形と、柔軟構造の表面上での物体の滑りとを区別して判定することができる。このため、物体の滑りのみを正確に判定することができる。また、構造が簡単で小型化が容易な圧力センサによって判定を行うため、精度の向上も容易である。このように、指表面における把持物体の滑りを検知することで、滑らない程度の必要最小限の把持力で特性が未知の物体を把持することができる。特に、滑りを事前に予測することで、易損品を好適に取り扱うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
図1は本発明に係る滑り検知装置を有するロボットハンド1の構成を示す図であり、図2は、その制御系を示すブロック構成図である。そして、図3は、このロボットハンド1を備えるロボット100の概略構成図であり、図4は、図1のロボットハンドの指先に配置される滑り検知装置を説明する説明図である。
本実施形態のロボットハンド1は、母指10、示指11、中指12、薬指13の4指からなる。母指10は、4つの関節ごとにそれぞれモータ14が配置された4自由度のリンク系である。他の3指11〜13は、最先端の関節を除く3つの関節ごとにそれぞれモータ14が配置され、最先端の関節は、隣接する関節と連動する構成とされている(連動関節17)。したがって、4関節でそれぞれ3自由度のリンク系を構成する。つまり、ロボットハンド1全体の自由度は13となる。これらの各指の先端10t〜13tは、曲面形状の弾性体で構成されており、指表面に柔軟構造を有している。さらに、各関節には、関節の曲げ角度を検出するためのエンコーダポテンションメータ16が配置されている。
このロボットハンド1は、図3に示されるように、アーム7によって、ロボット100の胴体8に取り付けられている。胴体8は、左右にアーム7を有し、頭部に視覚センサであるカメラアイ3を備えている。アーム7にもモータとエンコーダポテンションメータが配置され、ロボットハンド1を所望の位置に移動させることが可能な構成となっている。
制御系は、RAM、ROM、CPU等で構成される制御ECU2を中心に構成されており、把持対象物の画像を撮影するカメラアイ3の出力画像から画像認識によって対象物の形状・位置を認識する画像認識部20と、認識結果を基にして把持位置・把持姿勢を計算するハンド位置姿勢演算部21と、ロボットハンド1の動きを制御するロボットハンド制御部22とを有している。ロボットハンド制御部22には、エンコーダポテンションメータ16と、後述する触覚センサ18の出力信号が入力され、モータドライバ4を制御することで、各モータ14の動きを制御する。
制御系は、このような構成に限られるものではなく、指示された姿勢となるようロボットハンド1の動きを制御する制御部と、画像認識装置や把持姿勢の演算部を、別体としてもよい。また、これらの演算部・制御部は、ハードウェア的に区分されていてもソフトウェア的に区分されていてもよい。
図4(a)〜図4(c)は、母指10の指先10tの構成を示している。指先10tは表面側が曲面状弾性体10sからなる柔軟構造を有しており、この曲面状弾性体10sには、複数の触覚センサ18が埋め込まれて配置されている。ここで、図4(c)は、触覚センサ18が埋め込まれた曲面状弾性体10sの斜視図である。図4(a)に示されるように、指先10tの表面上で指10の先端へと向かう方向をx軸とし、これに直交する方向をy軸に設定し、指先曲面を平面に展開した図が図4(b)である。ここでは、各触覚センサ18のサイズは、4×4mmであり、指先10tには、計27個の触覚センサ18が配置されている場合を示している。
各触覚センサ18の動作原理を図5に示す。各触覚センサ18は、電極18aと18bとが隙間をおいて配置されて、コンデンサを形成している。圧力をうけると、この電極18a−18b間の隙間が変化し、コンデンサの静電容量が変化する。この静電容量(出力電圧)変化から圧力を求める。触覚センサ18は、分布型圧力センサとして構成されている。個々の触覚センサ18を小型化し、多数配置するほど接触位置の検出精度は高くなるが、出力は小さくなるため、圧力自体の検出精度は大きな触覚センサ18を少数配置する場合に比べて低下する。したがって、センサの配置数は、位置・圧力の検出精度に応じて適宜決定すればよい。なお、触覚センサ18自体の構造は単純であり、その小型化が容易で、センサとしてのコストも、また、センサ出力を処理する装置のコストも比較的安価で済む利点がある。他の指11〜13についても同様の構成としてもよいし、滑り検知は母指10のみで行うこととし、他の指11〜13には、触覚センサ18を配置しない形態とすることもできる。
この指先10tは曲面状弾性体10sによって構成されているため、図4(a)に示されるように、ある把持力で物体200を把持しようとすると、物体200から受ける反力に応じた受圧によって曲面状弾性体10sは変形する。このため、物体200と指先10tは、点ではなく、ある程度の面積をもった面で接触することになり、この接触領域にかかる触覚センサ18に受圧がかかり、圧力が検出されることになる。
図6は、物体200把持時の触覚センサ18で検出した圧力の分布例を示すグラフである。触覚センサ位置を座標(i、j)で表したとき、接触位置を出力の重心位置で表すとすると、接触位置(X、Y)は、次式(1)で表せる。
Figure 0004333628
ここで、m1〜mnは、x方向の触覚センサ18のセル位置を、n1〜nnは、y方向の触覚センサ18のセル位置を、f(i,j)は触覚センサ18の出力から得られた圧力値である。
ここで、平面上に静置された物体を把持している場合(図7(a)参照)には、指と物体との間には法線接触力Fnのみが働く、この場合には、通常、触覚センサ18群の出力分布は、接線方向にほぼ対称な形になる。このときの重心位置C0は上記(1)式により、法線接触力Fnは下記(2)式により表せる。
Figure 0004333628
物体200を把持して持ち上げた状態では、物体200には重力である外力Fが加わる。これにより、曲面状弾性体10sは、外力の作用方向に沿って変形するため、出力重心Cは、C0から下方に距離Sだけ移動する。もし、外力Fが最大静摩擦力Ftに打ち勝つと、滑りが発生する。この瞬間の出力重心の移動距離が最大値Smaxとなる。この最大値Smaxは、Fnに依存し、図8に示される関係を有する。
把持動作においては、滑りが発生してから対処するのではなく、滑らないように制御する必要があることから、事前に滑りを予測するため、SmaxをK倍(ただし、K<1の定数)したSslipを出力重心の臨界移動量として設定し、出力重心の移動量Sが臨界移動量Sslipを超えたら滑り発生として制御を行うこととする(図8参照)。ここで、FnとSslipの対応関係は、予め実験的にFnとSmaxの対応関係を調べておくことにより求めておけばよい。
図9は、FnとSmaxの関係を調べるための実験装置の構成例を示す図である。試験用の指300は、スタンド304に転動自在に取り付けられたアーム305の先端に取り付けられている。アーム305の転動中心と指300の間には、重り受け皿303が配置されており、この重り受け皿303に載せる重りの重量を調整することで、指300の試験物体301へ付与する応力(把持力に相当する。)を調整することができる。
試験物体301は、電子はかり302上に配置されており、指300の各センサの出力は、通信ケーブル306、データロガー307を経てパーソナルコンピューター308へ送られ、処理される。
図10は、FnとSmaxの対応測定のフローチャートである。最初に、電子はかり300の表示を見ながら、重り受け皿303に載せる重りを調整することで、指300の指先から試験物体301へと付与される荷重Fnを所望の値に設定する(ステップS101)。次に、静止状態における触覚センサの出力値をデータロガー307で収集し、パーソナルコンピューター308へ転送する(ステップS102)。そして、触覚センサの出力分布を基にして式(1)により初期の出力重心位置C0を検出する(ステップS103)。
続いて、電子はかり302上の試験物体301を、水平方向に所定の速度で移動させつつ、その間の触覚センサの出力値をデータロガー307で収集し、パーソナルコンピューター308へ転送する(ステップS104)。そして、触覚センサの出力分布を基にして式(1)により移動中の出力重心位置Cを検出する(ステップS105)。求めたCとC0の偏差として出力重心の移動量Sを計算し、その変化量のうちの最大移動量Smaxを求める(ステップS106)。これにより、Fnに対応するSmaxが得られる。
次に、試験により得られた(Fn,Smax)のデータ個数が充分か否かを判定する(ステップS107)。データ個数が不充分な場合には、ステップS108へと移行して重りを変更し、所望のFnを変更して、ステップS102へと移行することで、次の(Fn,Smax)データ取得を行う。データ個数が充分な数に達した場合には、ステップS109へと移行して、(Fn,Sslip)=(Fn,K×Smax)を臨界重心移動量とし、これをデータベース化する。
このデータベースにおいては、臨界移動量Sslipは、図11に示されるようにFn−Sslipは、その座標上に離散点として取り込まれている。把持時のFnは、この離散点データと合致するとは限らないから、任意のFnに対するSslipの値は、その前後の2点(Fn(i),Sslip (i))、(Fn(i+1),Sslip (i+1))のデータから補間により求める必要がある。補間式としては、例えば、次に示す(3)式を用いるとよい。
Figure 0004333628
次に、このロボットハンド1による物体把持時の制御を図12のフローチャートを参照して説明する。ここでは、ロボットの右手1Rで机上の把持対象物200を把持し、所定の場所へと移動させる動作について説明する。
最初に、カメラアイ3で取得した把持対象物200のステレオ画像から画像認識部20で所定の画像認識処理を行うことにより、把持対象物200の位置・形状等の情報を取得する(ステップS121)。求めた把持対象物200の位置・形状等に応じてロボットハンド1Rによる把持対象物200の把持位置・姿勢を設定し、逆運動学解析によりロボットのアーム7Rを含めた位置・姿勢を算出する(ステップS122)。
次に、モータドライバ4により、ロボットアーム7R、ロボットハンド1Rの関節部の各モータ14を駆動することで、ロボットハンド1Rを求めた把持位置・姿勢へと移動させ、対象物200を把持する(ステップS123)。同時に触覚センサ18の出力から、上述した(1)式、(2)式により、接触点の法線把持力Fnと出力重心位置C0を検出する(ステップS124)。求めたFnと格納されているFn−Sslipの対応データベースから(3)式を用いて、臨界移動量Sslipを算出する(ステップS125)。
把持後、ロボットアーム7Rを駆動して、対象物200の机上からの持ち上げ動作を開始する(ステップS126)。同時に触覚センサ18の出力から、上述した(1)式、(2)式により、出力重心位置Cを検出し、その初期位置からの移動量S(=C−C0)を求める(ステップS127)。そして、移動量Sと臨界移動量Sslipとを比較する(ステップS128)。
移動量Sが臨界移動量Sslip未満の場合には、滑りに至っていないと判定し、ステップS130へと移動して、さらに持ち上げ動作を継続する必要があるか否かを判定する。持ち上げ動作を継続する必要がある場合には、ステップS126へ戻ることで、物体の持ち上げを行う。一方、持ち上げ動作を継続する必要がないと判定した場合は、ステップS131へと移動し、ロボットアーム7R、ハンド1Rと必要ならば、ロボットの胴体8をも駆動することで、対象物200を所定の場所へと移動させて、ハンド1Rを開き、対象物200を離すことで把持タスクを終了する。
一方、ステップS128で移動量Sが臨界移動量Sslipを超えていると判定した場合には、滑りが発生すると判定し、ステップS129へと移動して把持力を増加させた後、ステップS125へと移動し、把持力増加後の法線把持力Fnに合致したSslipを算出し、持ち上げ動作を継続する。
このようにして実際に滑りが発生する前に、滑りの発生を予測して不足している把持力を増加させることで、安定した把持を実現できる。特に、把持対象物の重量が未知の場合や、表面が滑りやすい場合であっても、滑りを予測して適切な把持力を設定することができるため、確実に把持を行うことができる。また、初期把持力を最小限の把持力に設定できるため、破損しやすい物体を安全に取り扱うことが可能となる。さらに、把持対象物の特性を事前に登録する必要がないので、さまざまな把持対象物を取り扱うことができるとともに、対象物についてのデータベースが不要であり、ロボットハンドの制御プログラムも簡単なものとなり、制御性が向上する。
本発明に係る滑り検知装置を有するロボットハンド1の構成を示す図である。 図1のロボットハンドの制御系を示すブロック構成図である。 図1のロボットハンド1を備えるロボット100の概略構成図である。 図1のロボットハンドの指先に配置される滑り検知装置を説明する説明図である。 図4の触覚センサの動作原理を説明する図である。 物体把持時の触覚センサ18で検出した圧力の分布例を示すグラフである。 物体把持時の指と物体との間に働く力を説明する図である。 SmaxとFnの関係を示す一例である。 FnとSmaxの関係を調べるための実験装置の構成例を示す図である。 FnとSmaxの対応測定のフローチャートである。 Fn−Sslipの補間を説明する図である。 図1のロボットハンドによる把持動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1…ロボットハンド、3…カメラアイ、4…モータドライバ、7…アーム、8…胴体、10…母指、10s…曲面状弾性体、10t…指先、11…示指、12…中指、13…薬指、14…モータ、16…エンコーダポテンションメータ、17…連動関節、18…触覚センサ、20…画像認識部、21…ハンド位置姿勢演算部、22…ロボットハンド制御部、100…ロボット、200…把持対象物、300…指、301…試験物体、303…皿、304…スタンド、305…アーム、306…通信ケーブル、307…データロガー、308…パーソナルコンピューター。

Claims (1)

  1. 柔軟構造を持つ指表面を有するロボットハンドにおいて、指先の滑りを検知する装置であって、
    指先曲面を複数の領域に分割して表面の法線方向の力をそれぞれ検出する分布型圧力センサと、
    前記分布型圧力センサの出力から出力重心位置と法線接触力を算出する手段と、
    予め法線接触力に応じた出力重心位置の臨界移動量として、当該法線接触力において滑りが発生する際の出力重心位置の移動距離より小さい距離を設定しておき、求めた出力重心位置の移動量が法線接触力に対応する臨界移動量を超えている場合に、滑りが発生すると予測する滑り発生予測手段と、を備えていることを特徴とするロボットハンドの指表面の滑り検知装置。
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