JPWO2021043568A5 - - Google Patents
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TPSスペーサーによって離間された少なくとも2つのガラスシートを有する絶縁ガラスパネルを組み立てるための装置は、TPSステーション、TPSステーションの下流に配置された回転ステーション、回転ステーションの下流に配置されたプレスステーション、及び制御装置、特にコンピュータ制御装置を含む。この装置は、TPSステーションの上流に配置された下塗ステーションを含んでもよい。下塗ステーションは帯状に、その縁部に沿って立姿勢ガラスパネル上に下塗剤を塗布するように構成される。下塗ステーションは、下塗ステーションを通して立姿勢ガラスシートを搬送するように構成された水平コンベアを有する。下塗剤塗布のため、下塗ステーションは水平コンベアによって水平に移動されるガラスシートと協働して立姿勢ガラスシートに下塗剤を塗布するために、ガラスシートの縁部に沿って鉛直に移動させることができるノズルを含むようにしてもよい。「立姿勢ガラスシート」は、その複数の縁部の1つで立っているガラスシートを意味すると理解される。立姿勢ガラスシートは鉛直から数度傾斜させることができ、またわずかに傾斜した支持壁または支持ローラのような支持手段上に支持されて、誤って転倒することがないようにすることができる。本発明の場合、ガラスシートは常時立姿勢であり、このことは、個々のステーション間の搬送を含む全ての方法過程において立ち姿勢で実行されることを意味する。TPSステーションは、その後に立姿勢ガラスシート上にその縁部に沿って固化するペースト状TPSストランドを塗布するように構成される。TPSストランドに適した材料は、単に冷やすことによって固化する熱可塑性材料、または化学反応が固化を引き起こす反応性架橋剤である。TPSステーションには水平コンベアがあり、対応するステーションを通して立姿勢でガラスシート搬送するように設定されている。TPSストランドを適用するために、TPSステーションは水平コンベアによって水平方向に動かされたガラスシートと協働して、ノズルから吐出されるTPSストランドをフレーム状に立姿勢ガラスシート上に配置するために、ガラスシートの縁部に沿って垂直方向に動かすことができるノズルを含むことができる。それ自体公知の方法では回転ステーションが少なくとも1つの水平コンベアを含み、この水平コンベアは回転ステーションを通して立姿勢ガラスシートを搬送するように構成される。回転ステーションの水平コンベアは、その上に立つ回転ガラスシートのために構成され、このために回転鉛直軸の周りを回転させることができる。プレスステーションには平行な2列の運転水平コンベアが含まれており、それぞれが立姿勢ガラスシート搬送用に設定されている。これらのうちの1つは、絶縁ガラスパネルをプレスステーションから搬送するために構成される。これは、プレスステーションを通してガラスシートを搬送するように構成することもできる。プレスステーションは絶縁ガラスパネルを形成するために、各々がTPSストランドを備えた2枚のガラスシートを接合するように構成されている。また、必要なら、両ガラスシートに塗布された帯状下塗剤とTPSストランドを備えてもよい。プレスステーションは、欧州特許第2802727B1号から知られている方法で設計することができる。ステーションの水平コンベアを順次直線状に配置することができるため、製造ラインを形成する組立装置を通して、方向を変えずに立姿勢ガラスシートを順次個別に搬送することができる。装置における立姿勢ガラスシートを支持する全ての支持手段は、このために平面内に配置することができる。回転ステーションの水平コンベアはプレスステーションの平行な2列の水平コンベアの間の距離の半分だけ回転鉛直軸に関してオフセットされ、それによってプレスステーションの1つの水平コンベアに整列された回転ステーションの水平コンベアは180°の回転後にプレスステーションの第2の水平コンベアに整列する。制御装置はガラスシートの1つを回転させることによって、各々はTPSストランドを備えていて、次々に回転ステーションに供給される2枚のガラスシートをプレスステーション内に導き、前記プレスステーション内でそれを結合して絶縁ガラスパネルを形成するように構成される。
本発明の目的は、以下の工程を有する第1の絶縁ガラスパネルの組み立て方法により達成される。
その方法は、その縁部の1つに立っている第1のガラスシートがTPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションにおいて後で凝固するペースト状TPSストランドが立姿勢の前記第1のガラスシートの縁部に沿って塗布される工程と、前記TPSストランドを塗布した後、立姿勢の前記第1のガラスシートが前記TPSステーションから回転ステーションに搬送される工程と、その縁部の1つに立っている第2のガラスシートが前記TPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションにおいて、後に凝固するペースト状のTPSストランドが立姿勢の前記第2のガラスシートにその縁部に沿って塗布される工程と、前記回転ステーションにおいて、立姿勢の前記第1のガラスシートが回転鉛直軸を中心として回転される工程と、回転後、立姿勢の前記第1のガラスシートは前記回転ステーションからプレスステーションに運ばれる工程と、前記TPSストランドの塗布後に、立姿勢の前記第2のガラスシートが前記回転ステーションを介して前記TPSステーションから前記プレスステーション内に運ばれ、その結果、両方の前記ガラスシートは間隔をおいて互いに対向し、それらの前記TPSストランドが互いに対面される工程と、前記プレスステーションにおいて、2枚の前記ガラスシートが、2枚の前記ガラスシート間の距離が、2つの前記TPSストランドが2枚の前記ガラスシート間で相互に対向して残り、且つ、2枚の前記ガラスシートを所定の距離で保持するまで縮むことにより相互に結合されて前記絶縁ガラスパネルを形成する工程と、結合過程の後、前記絶縁ガラスパネルは前記プレスステーションから運び出される工程と、を有する絶縁ガラスパネルの組立方法である。
本発明の目的は、以下の工程を有する第1の絶縁ガラスパネルの組み立て方法により達成される。
その方法は、その縁部の1つに立っている第1のガラスシートがTPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションにおいて後で凝固するペースト状TPSストランドが立姿勢の前記第1のガラスシートの縁部に沿って塗布される工程と、前記TPSストランドを塗布した後、立姿勢の前記第1のガラスシートが前記TPSステーションから回転ステーションに搬送される工程と、その縁部の1つに立っている第2のガラスシートが前記TPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションにおいて、後に凝固するペースト状のTPSストランドが立姿勢の前記第2のガラスシートにその縁部に沿って塗布される工程と、前記回転ステーションにおいて、立姿勢の前記第1のガラスシートが回転鉛直軸を中心として回転される工程と、回転後、立姿勢の前記第1のガラスシートは前記回転ステーションからプレスステーションに運ばれる工程と、前記TPSストランドの塗布後に、立姿勢の前記第2のガラスシートが前記回転ステーションを介して前記TPSステーションから前記プレスステーション内に運ばれ、その結果、両方の前記ガラスシートは間隔をおいて互いに対向し、それらの前記TPSストランドが互いに対面される工程と、前記プレスステーションにおいて、2枚の前記ガラスシートが、2枚の前記ガラスシート間の距離が、2つの前記TPSストランドが2枚の前記ガラスシート間で相互に対向して残り、且つ、2枚の前記ガラスシートを所定の距離で保持するまで縮むことにより相互に結合されて前記絶縁ガラスパネルを形成する工程と、結合過程の後、前記絶縁ガラスパネルは前記プレスステーションから運び出される工程と、を有する絶縁ガラスパネルの組立方法である。
本発明による第1の方法では、立姿勢の第1のガラスシートが最初にTPSステーション内に搬送される。もし、下塗ステーションが設けられるなら、立姿勢のガラスシートは、最初に下塗ステーション内に搬送され、且つ、このガラスシートに、その縁部に沿って帯状に下塗剤が塗布される。帯状下塗剤が施された後、第1のガラスシートは、下塗ステーションおよびTPSステーションの水平コンベアを使用して、下塗ステーションからTPSステーションに運ばれる。TPSステーションでは、後に固化するペースト状TPSストランドが第1のガラスシートに施される。次に、第1のガラスシートはTPSステーションから回転ステーション内に搬送される。これはTPSステーションの水平コンベアと回転ステーションの水平コンベアで行われ、後者は前者と整列して配置される。次いで、第2のガラスシートは下塗ステーションの外への第1のガラスシートの搬送と連続的に、または重なり合って、下塗ステーション内に搬送され得る。この下塗ステーションでは、第2のガラスシート上に帯状下塗剤が施され得る。第1のガラスシートは、回転鉛直軸を中心にして回転ステーションで回転される。回転後、第1のガラスシートは回転ステーションからプレスステーションに搬送される。第1のガラスシートは、停止することなく、回転ステーションから出てプレスステーションに搬送されることができる。しかしながら、第1のガラスシートは、場合によっては回転ステーションとプレスステーションとの間に配置されたバッファステーション内で、ある長さの間停止させることもできる。第2のガラスシート上に帯状下塗剤が塗布された後、それは下塗ステーションからTPSステーション内に搬送される。TPSステーションにおいて、続いて固化するペースト状TPSストランドがこのガラスシート上に施される。第2のガラスシートは回転することなく、回転ステーションを介してTPSステーションからプレスステーション内に運ばれ、その結果、両方のガラスシートは間隔をおいて互いに対向して立ち、それらのTPSストランド又は帯状下塗剤は互いに対面する。第2のガラスシートは停止することなく回転ステーションを通って搬送したり、回転ステーション内の水平コンベアで一定時間停止したりすることができる。このように、2枚のガラスシートは、プレスステーションの2列の水平コンベア上のプレスステーションにおいて、対をなして互いに逆向きに立っている。2枚のガラスシートは互いに対してV字形状に立つことができ、鉛直に対してわずかに反対方向に傾けることができる。プレスステーションにおいて、2枚のガラスシート間の空間は絶縁ガラスパネルの絶縁効果を改善するために、空気以外の気体をそれ自体公知の方法で充填することができる。次いで、TPSストランドが2枚のガラスシート間のスペーサーを形成し、2枚のガラスシートを互いに所定の距離に保持するまで、2枚のガラスシート間の距離を減少させることによって絶縁ガラスパネルを形成するために、2枚のガラスシートがプレスステーション内で互いに接合される。スペーサーが2つのTPSストランドによって形成され、2枚のガラスシート間の距離は2つのTPSストランドが互いの上に位置し、2枚のガラスシートが互いから所定の距離を有するまで減少される。接合動作後、絶縁ガラスパネルはプレスステーションから搬出される。
また、本発明の目的は、以下の工程を有する、絶縁ガラスパネルの他の組み立て方法によって達成される。
その方法は、その縁部の1つに立っている第1のガラスシートがTPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションでは後に凝固するペースト状TPSストランドが立姿勢の前記第1のガラスシートにその縁部に沿って帯状に塗布される工程と、前記TPSストランドを塗布した後、立姿勢の前記第1のガラスシートを前記TPSステーションから回転ステーションを経てプレスステーションに搬出する工程と、その縁部の1つに立っている第2のガラスシートが前記TPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションにおいて、後に凝固するペースト状TPSストランドが立姿勢の前記第2のガラスシートの縁部に沿って塗布される工程と、前記TPSストランドを塗布した後に、立姿勢の前記第2のガラスシートが前記TPSステーションから前記回転ステーション内に搬送される工程と、前記回転ステーション内で、立姿勢の前記第2のガラスシートが回転鉛直軸の周りを回転する工程と、回転後、立姿勢の前記第2のガラスシートが前記回転ステーションから前記プレスステーションに運ばれ、その結果、両方の前記ガラスシートは互いに間隔をおいて対向し、それらの前記TPSストランドが互いに向き合う工程と、前記第1のガラスシートおよび/または前記第2のガラスシートが前記TPSステーション内に位置している間、前記ペースト状TPSストランドが立姿勢の前記ガラスシートにおける、続いて凝固する帯状下塗剤上に適用される工程と、前記プレスステーションにおいて、2枚の前記ガラスシート間の距離が、前記TPSストランドが2枚の前記ガラスシート間のスペーサーを形成し、且つ、2枚の前記ガラスシートを所定の距離で保持するまで縮むことにより相互に結合されて前記絶縁ガラスパネルを形成する工程と、結合過程の後、前記絶縁ガラスパネルが前記プレスステーションから運び出される工程と、を有してなる絶縁ガラスパネルの組立方法である。
本発明による代替の方法において、TPSストランドは、上記の第1の方法と同様にして、ガラスシートの各々に適用される。上述した第1の方法の代わりに、第1のガラスシートは、回転ステーションを介して、回転なしでプレスステーション内にTPSステーションから搬送される。次いで、第2のガラスシートは、TPSステーションから回転ステーション内に搬送され、その中で回転鉛直軸を中心として回転される。回転後、第2のガラスシートは回転ステーションからプレスステーション内に搬出され、その結果、両方のガラスシートは間隔をおいて互いに対向して立ち、それらのTPSストランド又は帯状下塗剤は互いに対面する。次いで、上述の方法で2枚のガラスシートをプレスステーション内で一体に接合され、絶縁ガラスパネルを形成する。
更に、本発明の目的は、少なくとも2枚のガラスシートと中間スペーサーとを含み、その高さによって、2枚の前記ガラスシートを互いに所定の間隔で保持する絶縁ガラスパネルによって達成される。その絶縁ガラスパネルにおいて、スペーサーは後に凝固する2つのペースト状TPSストランドを互いに上に配置することによって形成されていて、両者の合成高さは、結果として前記スペーサー(7)の高さをもたらす。
また、本発明の目的は、以下の工程を有する、絶縁ガラスパネルの他の組み立て方法によって達成される。
その方法は、その縁部の1つに立っている第1のガラスシートがTPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションでは後に凝固するペースト状TPSストランドが立姿勢の前記第1のガラスシートにその縁部に沿って帯状に塗布される工程と、前記TPSストランドを塗布した後、立姿勢の前記第1のガラスシートを前記TPSステーションから回転ステーションを経てプレスステーションに搬出する工程と、その縁部の1つに立っている第2のガラスシートが前記TPSステーションに運ばれる工程と、前記TPSステーションにおいて、後に凝固するペースト状TPSストランドが立姿勢の前記第2のガラスシートの縁部に沿って塗布される工程と、前記TPSストランドを塗布した後に、立姿勢の前記第2のガラスシートが前記TPSステーションから前記回転ステーション内に搬送される工程と、前記回転ステーション内で、立姿勢の前記第2のガラスシートが回転鉛直軸の周りを回転する工程と、回転後、立姿勢の前記第2のガラスシートが前記回転ステーションから前記プレスステーションに運ばれ、その結果、両方の前記ガラスシートは互いに間隔をおいて対向し、それらの前記TPSストランドが互いに向き合う工程と、前記第1のガラスシートおよび/または前記第2のガラスシートが前記TPSステーション内に位置している間、前記ペースト状TPSストランドが立姿勢の前記ガラスシートにおける、続いて凝固する帯状下塗剤上に適用される工程と、前記プレスステーションにおいて、2枚の前記ガラスシート間の距離が、前記TPSストランドが2枚の前記ガラスシート間のスペーサーを形成し、且つ、2枚の前記ガラスシートを所定の距離で保持するまで縮むことにより相互に結合されて前記絶縁ガラスパネルを形成する工程と、結合過程の後、前記絶縁ガラスパネルが前記プレスステーションから運び出される工程と、を有してなる絶縁ガラスパネルの組立方法である。
本発明による代替の方法において、TPSストランドは、上記の第1の方法と同様にして、ガラスシートの各々に適用される。上述した第1の方法の代わりに、第1のガラスシートは、回転ステーションを介して、回転なしでプレスステーション内にTPSステーションから搬送される。次いで、第2のガラスシートは、TPSステーションから回転ステーション内に搬送され、その中で回転鉛直軸を中心として回転される。回転後、第2のガラスシートは回転ステーションからプレスステーション内に搬出され、その結果、両方のガラスシートは間隔をおいて互いに対向して立ち、それらのTPSストランド又は帯状下塗剤は互いに対面する。次いで、上述の方法で2枚のガラスシートをプレスステーション内で一体に接合され、絶縁ガラスパネルを形成する。
更に、本発明の目的は、少なくとも2枚のガラスシートと中間スペーサーとを含み、その高さによって、2枚の前記ガラスシートを互いに所定の間隔で保持する絶縁ガラスパネルによって達成される。その絶縁ガラスパネルにおいて、スペーサーは後に凝固する2つのペースト状TPSストランドを互いに上に配置することによって形成されていて、両者の合成高さは、結果として前記スペーサー(7)の高さをもたらす。
Claims (12)
- TPSスペーサー(7)により離間された少なくとも2枚のガラスシート(3,4)を含む絶縁ガラスパネル(2)を組立てる装置(1)であって、
ペースト状TPSストランド(5,6)を施し、続いて、立姿勢の前記ガラスシート(3,4)上にその縁部に沿って凝固するように構成されていて、TPSステーション(50)が前記TPSステーション(50)を通る前記立姿勢ガラスシート(3,4)搬送のために構成された水平コンベア(42)を有する、前記TPSステーション(50)と、
回転鉛直軸(76)の周りを回転させることができる少なくとも1つの水平コンベア(72,74)を有し、前記水平コンベア(72,74)は、回転ステーション(70)を通して前記立姿勢ガラスシート(3,4)を搬送し、その上に立っている前記ガラスシート(3,4)を回転させるように構成されていて、前記TPSステーション(50)の下流に配置された前記回転ステーション(70)と、
各々前記TPSストランド(5,6)が塗布された2枚の前記ガラスシート(4)を接合して前記絶縁ガラスパネル(2)を形成するように構成され、互いに平行に延びる2列の水平コンベア(92,94)を有し、それぞれが前記立姿勢ガラスシート(3,4)搬送用に構成されていて、前記回転ステーション(70)の下流に配置されたプレスステーション(90)と、
前記回転ステーション(70)に次々に供給される2枚の前記ガラスシート(3,4)を前記プレスステーション(90)に誘導して、且つ、前記TPSストランド(5,6)が各々塗布された2枚の前記ガラスシート(3,4)の1つを回転させることによって、これらを前記プレスステーション(90)内で接合して、前記絶縁ガラスパネル(2)を形成させるように構成された制御装置(100)と、
を備えた絶縁ガラスパネル(2)を組み立てるための装置(1)。 - 前記回転ステーション(70)は、互いに平行な2列の前記水平コンベア(72,74)を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記ガラスシート(4)の1枚における縁部に沿って延びる前記TPSストランド(6)上にガラス取付バーフレーム(8)を配置するように構成され、ガラス取付バーステーション(60)を通って前記立姿勢ガラスシート(3,4)搬送のために構成された水平コンベア(62)を有する前記ガラス取付バーステーション(60)を含む、請求項1または2に記載の装置。
- 前記ガラス取付バーステーション(60)は、前記TPSステーション(50)と前記回転ステーション(70)との間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記TPSステーション(50)の上流側に配置され、前記立姿勢ガラスシート(3,4)の端縁に沿って帯状に下塗剤(13,14)を塗布するようにされ、且つ、自身を通って前記立姿勢ガラスシート(3,4)を搬送するようにされた水平コンベア(42)を備えた下塗ステーション(40)を含む、請求項1又は2に記載の装置。
- 以下の工程を有する絶縁ガラスパネル(2)の組み立て方法であって、
その縁部の1つに立っている第1のガラスシート(3)がTPSステーション(50)に運ばれる工程と、
前記TPSステーション(50)において後で凝固するペースト状TPSストランド(5)が立姿勢の前記第1のガラスシート(3)の縁部に沿って塗布される工程と、
前記TPSストランド(5)を塗布した後、立姿勢の前記第1のガラスシート(3)が前記TPSステーション(50)から回転ステーション(70)に搬送される工程と、
その縁部の1つに立っている第2のガラスシート(4)が前記TPSステーション(50)に運ばれる工程と、
前記TPSステーション(50)において、後に凝固するペースト状のTPSストランド(6)が立姿勢の前記第2のガラスシート(4)にその縁部に沿って塗布される工程と、
前記回転ステーション(70)において、立姿勢の前記第1のガラスシート(3)が回転鉛直軸(76)を中心として回転される工程と、
回転後、立姿勢の前記第1のガラスシート(3)は前記回転ステーション(70)からプレスステーション(90)に運ばれる工程と、
前記TPSストランド(6)の塗布後に、立姿勢の前記第2のガラスシート(4)が前記回転ステーション(70)を介して前記TPSステーション(50)から前記プレスステーション(90)内に運ばれ、その結果、両方の前記ガラスシート(3,4)は間隔をおいて互いに対向し、それらの前記TPSストランド(5,6)が互いに対面される工程と、
前記プレスステーション(90)において、2枚の前記ガラスシート(3,4)が、2枚の前記ガラスシート(3,4)間の距離が、2つの前記TPSストランド(5,6)が2枚の前記ガラスシート(3,4)間で相互に対向して残り、且つ、2枚の前記ガラスシート(3,4)を所定の距離で保持するまで縮むことにより相互に結合されて前記絶縁ガラスパネル(2)を形成する工程と、
結合過程の後、前記絶縁ガラスパネル(2)は前記プレスステーション(90)から運び出される工程と、
を有する絶縁ガラスパネルの組立方法。 - 立姿勢の前記第1のガラスシート(3)が、前記第2のガラスシート(4)と同時に、特に前記回転ステーション(70)またはバッファステーション(80)から前記プレスステーション(90)内に搬送される工程を有する、請求項6に記載の方法。
- 以下の工程を有する絶縁ガラスパネル(2)の組み立て方法であって、
その縁部の1つに立っている第1のガラスシート(3)がTPSステーション(50)に運ばれる工程と、
前記TPSステーション(50)では後に凝固するペースト状TPSストランド(5)が立姿勢の前記第1のガラスシート(3)にその縁部に沿って帯状に塗布される工程と、
前記TPSストランド(5)を塗布した後、立姿勢の前記第1のガラスシート(3)を前記TPSステーション(50)から回転ステーション70を経てプレスステーション(90)に搬出する工程と、
その縁部の1つに立っている第2のガラスシート(4)が前記TPSステーション(50)に運ばれる工程と、
前記TPSステーション(50)において、後に凝固するペースト状TPSストランド(6)が立姿勢の前記第2のガラスシート(4)の縁部に沿って塗布される工程と、
前記TPSストランド(6)を塗布した後に、立姿勢の前記第2のガラスシート(4)が前記TPSステーション(50)から前記回転ステーション(70)内に搬送される工程と、
前記回転ステーション(70)内で、立姿勢の前記第2のガラスシート(4)が回転鉛直軸(76)の周りを回転する工程と、
回転後、立姿勢の前記第2のガラスシート(4)が前記回転ステーション(70)から前記プレスステーション(90)に運ばれ、その結果、両方の前記ガラスシート(3,4)は互いに間隔をおいて対向し、それらの前記TPSストランド(5,6)が互いに向き合う工程と、
前記第1のガラスシート(3)および/または前記第2のガラスシート(4)が前記TPSステーション(50)内に位置している間、前記ペースト状TPSストランド(5,6)が立姿勢の前記ガラスシート(3,4)における、続いて凝固する帯状下塗剤(13,14)上に適用される工程と、
前記プレスステーション(90)において、2枚の前記ガラスシート(3,4)間の距離が、前記TPSストランド(5,6)が2枚の前記ガラスシート(3,4)間のスペーサー(7)を形成し、且つ、2枚の前記ガラスシート(3,4)を所定の距離で保持するまで縮むことにより相互に結合されて前記絶縁ガラスパネル(2)を形成する工程と、
結合過程の後、前記絶縁ガラスパネル(2)が前記プレスステーション(90)から運び出される工程と、
を有してなる絶縁ガラスパネルの組立方法。 - 2枚の前記ガラスシート(3,4)が接合される前に、ガラス取付バーフレーム(8)が、前記ガラスシート(4)の一方の前記TPSストランド(6)上に配置され、前記TPSストランド(6)のまだ柔らかい素材の面に押し込まれる工程を有する、請求項6乃至8のいずれかに記載の方法。
- 前記TPSストランド(5,6)塗布前に、下塗剤(13,14)が、前記各ガラスシート(3,4)の縁部に沿って帯状に塗布される請求項6乃至8のいずれかに記載の製造法。
- 少なくとも2枚のガラスシート(3,4)と中間スペーサー(7)とを含み、
その高さによって、2枚の前記ガラスシート(3,4)を互いに所定の間隔で保持する絶縁ガラスパネル(2)であって、
前記スペーサー(7)は後に凝固する2つのペースト状TPSストランド(5,6)を互いに上に配置することによって形成されていて、両者の合成高さは、結果として前記スペーサー(7)の高さをもたらす、絶縁ガラスパネル。 - ガラス取付バーフレーム(8)が、前記スペーサー(7)の2つの前記TPSストランド(5,6)によって両方の前記ガラスシート(3,4)から離れて保持される2枚の前記ガラスシート(3,4)の間に配置される、請求項11に記載の絶縁ガラスパネル。
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