JPWO2021035120A5 - - Google Patents
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別の態様では、本開示は、配列番号1、4、または8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含むAAVベクタープラスミドを含む宿主細胞を提供する。例えば、宿主細胞は、配列番号1、4、または8のヌクレオチド配列を含むAAVベクタープラスミドを含む。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを投与するステップを含む、筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行う方法であって、前記rAAVが、全身投与経路を使用して、定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約5.0×10 15 vg/kgの用量で投与される、方法。
(項目2)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約2.0×10 15 vg/kg、約5×10 12 vg/kg~約1.0×10 15 vg/kg、約1.0×10 13 vg/kg~約5.0×10 14 vg/kg、約2.0×10 13 vg/kg~約3.0×10 14 vg/kg、または約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg、約1×10 14 vg/kg、または約2×10 14 vg/kgの用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目5)
組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを投与するステップを含む、筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行う方法であって、前記rAAVが、全身投与経路を使用して投与され、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.85×10 13 vg/kg~約7.41×10 13 vg/kgの用量で投与される、方法。
(項目6)
前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記rAAVの投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記rAAVの投与後に増加し、前記対象における血清CKレベルが、前記rAAVの投与前の血清CKレベルと比較して、前記rAAVの投与後に減少し、自発運動および比力の生成が、増加し、線維症が、軽減し、前脛骨筋の収縮誘発性損傷に対する抵抗性が、増加し、かつ/または、前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記rAAVの投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、前記rAAVの投与後に増加する、項目1~5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記全身投与経路が、静脈内経路である、項目1~6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記rAAVが、注射、注入または移植によって投与される、項目1~7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記rAAVが、注入によって投与される、項目1~8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記rAAVが、末梢四肢静脈を介する静脈内経路によって投与される、項目1~9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記rAAVが、配列番号1に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、項目1~10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記rAAVが、配列番号1のヌクレオチド配列を含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記rAAVが、配列番号2に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目1~12のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
前記rAAVが、配列番号2に示されるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目1~12のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有する前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目1~14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記rAAVが、前記配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記rAAVが、tMCKプロモーターを含む、項目1~16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記tMCKプロモーターが、配列番号3に示されるヌクレオチド配列を含む、項目1~16のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
前記rAAVが、配列番号5の5’逆位末端反復配列を含む、項目1~18のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記rAAVが、配列番号6の3’逆位末端反復配列を含む、項目1~19のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記rAAVが、配列番号7のポリA配列を含む、項目1~20のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記rAAVが、血清型AAVrh.74のものである、項目1~21のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィーである、項目1~22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、項目1~23のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量で静脈内注入によって投与され、前記rAAVが、前記配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目1~24のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記対象の細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記rAAVの投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記rAAVの投与後に増加する、項目1~25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
線維症が、前記rAAVの投与前と比較して、前記rAAVの投与後の前記対象において軽減する、項目1~26のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記対象における前記線維症、中心核形成、前記CKレベル、および/またはコラーゲン沈着が、前記rAAVの投与前と比較して、前記rAAVの投与後に減少する、項目1~26のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
前記対象の前記筋肉における比力、線維直径サイズ、および/または偏心収縮が、前記rAAVの投与前と比較して、前記rAAVの投与後に増加する、項目1~26のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現が、ウエスタンブロットおよび/または免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目26に記載の方法。
(項目31)
配列番号4のヌクレオチド配列を含む前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を対象に投与することを含む、細胞においてアルファ-サルコグリカン遺伝子を発現する、方法。
(項目32)
前記対象の前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検におけるウエスタンブロットでアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検における免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目31に記載の方法。
(項目34)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、ゲノムDNAの1マイクログラム当たりのベクターゲノムの数を検出することによって前記対象において測定される、項目31に記載の方法。
(項目35)
血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行う方法であって、前記方法が、配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を前記対象に投与することを含む、方法。
(項目36)
対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維を増加させる方法であって、配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を前記対象に投与することを含む、方法。
(項目37)
アルファ-サルコグリカンの発現の増加を必要とする対象においてそれを行う方法であって、有効量の配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を前記対象に投与することを含む、方法。
(項目38)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記組成物が、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約5.0×10 15 vgの用量で含み、前記組成物が、全身投与経路用に製剤化される、組成物。
(項目39)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記組成物が、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.85×10 13 vg/kgまたは7.41×10 13 vg/の用量で含み、前記組成物が、全身投与経路用に製剤化される、組成物。
(項目40)
組成物は、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)を含み、前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む。
(項目41)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目38または40に記載の組成物。
(項目42)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg、約1×10 14 vg/kg、または約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目38または40に記載の組成物。
(項目43)
前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記組成物の投与後に増加するか、または前記組成対象における血清CKレベルが、前記組成物の投与前の血清CKレベルと比較して、前記組成物の投与後に減少するか、または前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、前記組成物の投与後に増加する、項目38~42のいずれか一項に記載の組成物。
(項目44)
前記全身投与経路が、静脈内経路である、項目38~43のいずれか一項に記載の組成物。
(項目45)
前記組成物が、注射、注入、または移植によって投与される、項目38~44のいずれか一項に記載の組成物。
(項目46)
前記組成物が、注入による投与用に製剤化される、項目38~45のいずれか一項に記載の組成物。
(項目47)
前記組成物が、末梢四肢静脈を介する静脈内経路による投与用に製剤化される、項目38~46のいずれか一項に記載の組成物。
(項目48)
前記rAAVが、配列番号1に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、項目38~47のいずれか一項に記載の組成物。
(項目49)
前記rAAVが、配列番号1のヌクレオチド配列を含む、項目48に記載の組成物。
(項目50)
前記rAAVが、配列番号2に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目38~49のいずれか一項に記載の組成物。
(項目51)
前記rAAVが、配列番号2に示されるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目38~49のいずれか一項に記載の組成物。
(項目52)
前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有する前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目38~49のいずれか一項に記載の組成物。
(項目53)
前記rAAVが、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目52に記載の組成物。
(項目54)
前記rAAVが、tMCKプロモーターを含む、項目38~53のいずれか一項に記載の組成物。
(項目55)
前記tMCKプロモーターが、配列番号3に示されるヌクレオチド配列を含む、項目54に記載の組成物。
(項目56)
前記rAAVが、配列番号5の5’逆位末端反復配列を含む、項目38~55のいずれか一項に記載の組成物。
(項目57)
前記rAAVが、配列番号6の3’逆位末端反復配列を含む、項目38~56のいずれか一項に記載の組成物。
(項目58)
前記rAAVが、配列番号7のポリA配列を含む、項目38~57のいずれか一項に記載の組成物。
(項目59)
前記rAAVが、血清型AAVrh.74のものである、項目38~58のいずれか一項に記載の組成物。
(項目60)
前記筋ジストロフィーが、肢帯筋ジストロフィーである、項目38~59のいずれか一項に記載の組成物。
(項目61)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、項目38~60のいずれか一項に記載の組成物。
(項目62)
前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記組成物が、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量での静脈内注入による投与用に製剤化され、前記rAAVが、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目38~61のいずれか一項に記載の組成物。
(項目63)
前記対象の細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記組成物の投与後に増加する、項目38~62のいずれか一項に記載の組成物。
(項目64)
線維症が、前記組成物の投与前と比較して、前記組成物の投与後の前記対象において軽減する、項目38~63のいずれか一項に記載の組成物。
(項目65)
前記対象における線維症、中心核形成、前記CKレベル、および/またはコラーゲン沈着が、前記組成物の投与前と比較して、前記組成物の投与後に減少する、項目38~63のいずれか一項に記載の組成物。
(項目66)
前記対象の前記筋肉における比力、線維直径サイズ、および/または偏心収縮が、前記組成物の投与前と比較して、前記組成物の投与後に増加する、項目38~65のいずれか一項に記載の組成物。
(項目67)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現が、ウエスタンブロットおよび/または免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目63に記載の組成物。
(項目68)
細胞においてアルファ-サルコグリカン遺伝子を発現するための組成物であって、前記組成物が、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、組成物。
(項目69)
前記対象の前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検におけるウエスタンブロットでアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目68に記載の組成物。
(項目70)
前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検における免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目68に記載の組成物。
(項目71)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、ゲノムDNAの1マイクログラム当たりのベクターゲノムの数を検出することによって前記対象において測定される、項目68に記載の組成物。
(項目72)
血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記配列番号4のヌクレオチド配列を含む前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を含む、組成物。
(項目73)
前記配列番号4のヌクレオチド配列を含むscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を含む、対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維を増加させるための、組成物。
(項目74)
配列番号4のヌクレオチド配列を含むscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を含む、アルファ-サルコグリカンの発現の増加を必要とする対象においてそれを行うための、組成物。
(項目75)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のための組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGA Aの使用であって、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約5.0×10 15 vg/kgの用量にあり、前記医薬が、全身投与経路用に製剤化される、使用。
(項目76)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約2.0×10 15 vg/kg、約5×10 12 vg/kg~約1.0×10 15 vg/kg、約1.0×10 13 vg/kg~約5.0×10 14 vg/kg、約2.0×10 13 vg/kg~約3.0×10 14 vg/kg、または約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目75に記載の使用。
(項目77)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目75に記載の使用。
(項目78)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg、約1×10 14 vg/kg、または約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目75に記載の使用。
(項目79)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のための組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGA Aの使用であって、前記rAAVが、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.85×10 13 vg/kgまたは7.41×10 13 vg/kgの用量にあり、前記医薬が、全身投与経路用に製剤化される、使用。
(項目80)
前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記医薬の投与後に増加するか、または前記対象における血清CKレベルが、前記医薬の投与前の血清CKレベルと比較して、前記医薬の投与後に減少するか、または前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、rAAVの投与後に増加する、項目75~79のいずれか一項に記載の使用。
(項目81)
前記全身投与経路が、静脈内経路である、項目75~80のいずれか一項に記載の使用。
(項目82)
前記医薬が、注射、注入、または移植による投与用に製剤化される、項目75~81のいずれか一項に記載の使用。
(項目83)
前記医薬が、注入による投与用に製剤化される、項目75~82のいずれか一項に記載の使用。
(項目84)
前記医薬が、末梢四肢静脈を介する静脈内経路による投与用に製剤化される、項目75~83のいずれか一項に記載の使用。
(項目85)
前記rAAVが、配列番号1に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、項目75~84のいずれか一項に記載の使用。
(項目86)
前記rAAVが、配列番号1のヌクレオチド配列を含む、項目85に記載の使用。
(項目87)
前記rAAVが、配列番号2に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目75~86のいずれか一項に記載の使用。
(項目88)
前記rAAVが、配列番号2に示されるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目75~86のいずれか一項に記載の使用。
(項目89)
前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目75~86のいずれか一項に記載の使用。
(項目90)
前記rAAVが、配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目89に記載の使用。
(項目91)
前記rAAVが、tMCKプロモーターを含む、項目75~90のいずれか一項に記載の使用。
(項目92)
前記tMCKプロモーターが、配列番号3に示されるヌクレオチド配列を含む、項目91に記載の使用。
(項目93)
前記rAAVが、配列番号5の5’逆位末端反復配列を含む、項目75~92のいずれか一項に記載の使用。
(項目94)
前記rAAVが、配列番号6の3’逆位末端反復配列を含む、項目75~93のいずれか一項に記載の使用。
(項目95)
前記rAAVが、配列番号7ポリA配列を含む、項目73~94のいずれか一項に記載の使用。
(項目96)
前記rAAVが、血清型AAVrh.74のものである、項目73~95のいずれか一項に記載の使用。
(項目97)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィーである、項目73~96のいずれか一項に記載の使用。
(項目98)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、項目73~97のいずれか一項に記載の使用。
(項目99)
前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記医薬が、静脈内注入用に製剤化され、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にあり、前記rAAVが、前記配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目73~98のいずれか一項に記載の使用。
(項目100)
前記対象の細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記医薬の投与後に増加する、項目73~99のいずれか一項に記載の使用。
(項目101)
線維症が、前記医薬の投与前と比較して、前記医薬の投与後の前記対象において軽減する、項目73~100のいずれか一項に記載の使用。
(項目102)
前記対象における線維症、中心核形成、CKレベル、および/またはコラーゲン沈着が、前記医薬の投与前の前記線維症と比較して、前記医薬の投与後に減少する、項目73~100のいずれか一項に記載の使用。
(項目103)
前記対象の前記筋肉における比力、線維直径サイズ、および/または偏心収縮が、前記医薬の投与前と比較して、前記医薬の投与後に増加する、項目72~102のいずれか一項に記載の使用。
(項目104)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現が、ウエスタンブロットおよび/または免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目100に記載の使用。
(項目105)
細胞においてアルファ-サルコグリカン遺伝子を発現するための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目106)
前記対象の前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検におけるウエスタンブロットでアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目105に記載の使用。
(項目107)
前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検における免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目105に記載の使用。
(項目108)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、ゲノムDNAの1マイクログラム当たりのベクターゲノムの数を検出することによって前記対象において測定される、項目105に記載の使用。
(項目109)
血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目110)
対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維を増加させるための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目111)
アルファ-サルコグリカンの発現の増加を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目112)
前記対象が、4~15歳であるヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目113)
前記対象が、小児対象、青年対象、または若年成人対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目114)
前記対象が、4~15歳であり、両方の対立遺伝子において確認されたアルファ-サルコグリカン(SGCA)変異を有し、AAVrh74抗体に対して陰性であり、かつ/または40%超もしくは通常の100メートルの歩行試験を有した、ヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目115)
前記対象が、中年成人または高齢対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目116)
前記対象が、25~55歳であるヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目117)
前記対象が、50歳以上であるヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目118)
AAVベクタープラスミドを宿主細胞に移入することを含む、項目1~117のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用において投与された前記rAAVを生成する方法であって、前記AAVベクタープラスミドが、配列番号8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含む、方法。
(項目119)
前記AAVベクタープラスミドが、配列番号8のヌクレオチド配列を含む、項目118に記載の方法。
(項目120)
前記ベクタープラスミドが、配列番号1、4、または8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目118または119に記載の方法。
(項目121)
前記ベクタープラスミドが、配列番号1、4、または8のヌクレオチド配列を含む、項目118または119に記載の方法。
(項目122)
パッケージングプラスミドおよび/またはヘルパーウイルスを前記宿主細胞に移入することをさらに含む、項目118~121のいずれか一項に記載の方法。
(項目123)
パッケージング細胞が、安定に組み込まれたAAVcap遺伝子を含む、項目118~122のいずれか一項に記載の方法。
(項目124)
前記パッケージング細胞が、安定に組み込まれたAAVrep遺伝子を含む、項目118~123のいずれか一項に記載の方法。
(項目125)
配列番号1、4、または8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含むAAVベクタープラスミドを含む、宿主細胞。
(項目126)
前記AAVベクタープラスミドが、配列番号1、4、または8のヌクレオチド配列を含む、項目125に記載の宿主細胞。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを投与するステップを含む、筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行う方法であって、前記rAAVが、全身投与経路を使用して、定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約5.0×10 15 vg/kgの用量で投与される、方法。
(項目2)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約2.0×10 15 vg/kg、約5×10 12 vg/kg~約1.0×10 15 vg/kg、約1.0×10 13 vg/kg~約5.0×10 14 vg/kg、約2.0×10 13 vg/kg~約3.0×10 14 vg/kg、または約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg、約1×10 14 vg/kg、または約2×10 14 vg/kgの用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目5)
組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを投与するステップを含む、筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行う方法であって、前記rAAVが、全身投与経路を使用して投与され、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.85×10 13 vg/kg~約7.41×10 13 vg/kgの用量で投与される、方法。
(項目6)
前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記rAAVの投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記rAAVの投与後に増加し、前記対象における血清CKレベルが、前記rAAVの投与前の血清CKレベルと比較して、前記rAAVの投与後に減少し、自発運動および比力の生成が、増加し、線維症が、軽減し、前脛骨筋の収縮誘発性損傷に対する抵抗性が、増加し、かつ/または、前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記rAAVの投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、前記rAAVの投与後に増加する、項目1~5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記全身投与経路が、静脈内経路である、項目1~6のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記rAAVが、注射、注入または移植によって投与される、項目1~7のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
前記rAAVが、注入によって投与される、項目1~8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記rAAVが、末梢四肢静脈を介する静脈内経路によって投与される、項目1~9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記rAAVが、配列番号1に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、項目1~10のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記rAAVが、配列番号1のヌクレオチド配列を含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記rAAVが、配列番号2に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目1~12のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
前記rAAVが、配列番号2に示されるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目1~12のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有する前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目1~14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記rAAVが、前記配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記rAAVが、tMCKプロモーターを含む、項目1~16のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記tMCKプロモーターが、配列番号3に示されるヌクレオチド配列を含む、項目1~16のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
前記rAAVが、配列番号5の5’逆位末端反復配列を含む、項目1~18のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記rAAVが、配列番号6の3’逆位末端反復配列を含む、項目1~19のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記rAAVが、配列番号7のポリA配列を含む、項目1~20のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記rAAVが、血清型AAVrh.74のものである、項目1~21のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィーである、項目1~22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、項目1~23のいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量で静脈内注入によって投与され、前記rAAVが、前記配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目1~24のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記対象の細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記rAAVの投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記rAAVの投与後に増加する、項目1~25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
線維症が、前記rAAVの投与前と比較して、前記rAAVの投与後の前記対象において軽減する、項目1~26のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記対象における前記線維症、中心核形成、前記CKレベル、および/またはコラーゲン沈着が、前記rAAVの投与前と比較して、前記rAAVの投与後に減少する、項目1~26のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
前記対象の前記筋肉における比力、線維直径サイズ、および/または偏心収縮が、前記rAAVの投与前と比較して、前記rAAVの投与後に増加する、項目1~26のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現が、ウエスタンブロットおよび/または免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目26に記載の方法。
(項目31)
配列番号4のヌクレオチド配列を含む前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を対象に投与することを含む、細胞においてアルファ-サルコグリカン遺伝子を発現する、方法。
(項目32)
前記対象の前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検におけるウエスタンブロットでアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検における免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目31に記載の方法。
(項目34)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、ゲノムDNAの1マイクログラム当たりのベクターゲノムの数を検出することによって前記対象において測定される、項目31に記載の方法。
(項目35)
血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行う方法であって、前記方法が、配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を前記対象に投与することを含む、方法。
(項目36)
対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維を増加させる方法であって、配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を前記対象に投与することを含む、方法。
(項目37)
アルファ-サルコグリカンの発現の増加を必要とする対象においてそれを行う方法であって、有効量の配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を前記対象に投与することを含む、方法。
(項目38)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記組成物が、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約5.0×10 15 vgの用量で含み、前記組成物が、全身投与経路用に製剤化される、組成物。
(項目39)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記組成物が、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.85×10 13 vg/kgまたは7.41×10 13 vg/の用量で含み、前記組成物が、全身投与経路用に製剤化される、組成物。
(項目40)
組成物は、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)を含み、前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む。
(項目41)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目38または40に記載の組成物。
(項目42)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg、約1×10 14 vg/kg、または約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目38または40に記載の組成物。
(項目43)
前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記組成物の投与後に増加するか、または前記組成対象における血清CKレベルが、前記組成物の投与前の血清CKレベルと比較して、前記組成物の投与後に減少するか、または前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、前記組成物の投与後に増加する、項目38~42のいずれか一項に記載の組成物。
(項目44)
前記全身投与経路が、静脈内経路である、項目38~43のいずれか一項に記載の組成物。
(項目45)
前記組成物が、注射、注入、または移植によって投与される、項目38~44のいずれか一項に記載の組成物。
(項目46)
前記組成物が、注入による投与用に製剤化される、項目38~45のいずれか一項に記載の組成物。
(項目47)
前記組成物が、末梢四肢静脈を介する静脈内経路による投与用に製剤化される、項目38~46のいずれか一項に記載の組成物。
(項目48)
前記rAAVが、配列番号1に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、項目38~47のいずれか一項に記載の組成物。
(項目49)
前記rAAVが、配列番号1のヌクレオチド配列を含む、項目48に記載の組成物。
(項目50)
前記rAAVが、配列番号2に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目38~49のいずれか一項に記載の組成物。
(項目51)
前記rAAVが、配列番号2に示されるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目38~49のいずれか一項に記載の組成物。
(項目52)
前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有する前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目38~49のいずれか一項に記載の組成物。
(項目53)
前記rAAVが、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目52に記載の組成物。
(項目54)
前記rAAVが、tMCKプロモーターを含む、項目38~53のいずれか一項に記載の組成物。
(項目55)
前記tMCKプロモーターが、配列番号3に示されるヌクレオチド配列を含む、項目54に記載の組成物。
(項目56)
前記rAAVが、配列番号5の5’逆位末端反復配列を含む、項目38~55のいずれか一項に記載の組成物。
(項目57)
前記rAAVが、配列番号6の3’逆位末端反復配列を含む、項目38~56のいずれか一項に記載の組成物。
(項目58)
前記rAAVが、配列番号7のポリA配列を含む、項目38~57のいずれか一項に記載の組成物。
(項目59)
前記rAAVが、血清型AAVrh.74のものである、項目38~58のいずれか一項に記載の組成物。
(項目60)
前記筋ジストロフィーが、肢帯筋ジストロフィーである、項目38~59のいずれか一項に記載の組成物。
(項目61)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、項目38~60のいずれか一項に記載の組成物。
(項目62)
前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記組成物が、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量での静脈内注入による投与用に製剤化され、前記rAAVが、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目38~61のいずれか一項に記載の組成物。
(項目63)
前記対象の細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記組成物の投与後に増加する、項目38~62のいずれか一項に記載の組成物。
(項目64)
線維症が、前記組成物の投与前と比較して、前記組成物の投与後の前記対象において軽減する、項目38~63のいずれか一項に記載の組成物。
(項目65)
前記対象における線維症、中心核形成、前記CKレベル、および/またはコラーゲン沈着が、前記組成物の投与前と比較して、前記組成物の投与後に減少する、項目38~63のいずれか一項に記載の組成物。
(項目66)
前記対象の前記筋肉における比力、線維直径サイズ、および/または偏心収縮が、前記組成物の投与前と比較して、前記組成物の投与後に増加する、項目38~65のいずれか一項に記載の組成物。
(項目67)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現が、ウエスタンブロットおよび/または免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目63に記載の組成物。
(項目68)
細胞においてアルファ-サルコグリカン遺伝子を発現するための組成物であって、前記組成物が、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、組成物。
(項目69)
前記対象の前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検におけるウエスタンブロットでアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目68に記載の組成物。
(項目70)
前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検における免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目68に記載の組成物。
(項目71)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、ゲノムDNAの1マイクログラム当たりのベクターゲノムの数を検出することによって前記対象において測定される、項目68に記載の組成物。
(項目72)
血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記配列番号4のヌクレオチド配列を含む前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を含む、組成物。
(項目73)
前記配列番号4のヌクレオチド配列を含むscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を含む、対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維を増加させるための、組成物。
(項目74)
配列番号4のヌクレオチド配列を含むscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を含む、アルファ-サルコグリカンの発現の増加を必要とする対象においてそれを行うための、組成物。
(項目75)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のための組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGA Aの使用であって、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約5.0×10 15 vg/kgの用量にあり、前記医薬が、全身投与経路用に製剤化される、使用。
(項目76)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.0×10 12 vg/kg~約2.0×10 15 vg/kg、約5×10 12 vg/kg~約1.0×10 15 vg/kg、約1.0×10 13 vg/kg~約5.0×10 14 vg/kg、約2.0×10 13 vg/kg~約3.0×10 14 vg/kg、または約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目75に記載の使用。
(項目77)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目75に記載の使用。
(項目78)
前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg、約1×10 14 vg/kg、または約2×10 14 vg/kgの用量にある、項目75に記載の使用。
(項目79)
筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のための組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGA Aの使用であって、前記rAAVが、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、約1.85×10 13 vg/kgまたは7.41×10 13 vg/kgの用量にあり、前記医薬が、全身投与経路用に製剤化される、使用。
(項目80)
前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記医薬の投与後に増加するか、または前記対象における血清CKレベルが、前記医薬の投与前の血清CKレベルと比較して、前記医薬の投与後に減少するか、または前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、rAAVの投与後に増加する、項目75~79のいずれか一項に記載の使用。
(項目81)
前記全身投与経路が、静脈内経路である、項目75~80のいずれか一項に記載の使用。
(項目82)
前記医薬が、注射、注入、または移植による投与用に製剤化される、項目75~81のいずれか一項に記載の使用。
(項目83)
前記医薬が、注入による投与用に製剤化される、項目75~82のいずれか一項に記載の使用。
(項目84)
前記医薬が、末梢四肢静脈を介する静脈内経路による投与用に製剤化される、項目75~83のいずれか一項に記載の使用。
(項目85)
前記rAAVが、配列番号1に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、項目75~84のいずれか一項に記載の使用。
(項目86)
前記rAAVが、配列番号1のヌクレオチド配列を含む、項目85に記載の使用。
(項目87)
前記rAAVが、配列番号2に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目75~86のいずれか一項に記載の使用。
(項目88)
前記rAAVが、配列番号2に示されるポリペプチド配列をコードするヌクレオチド配列を含む、項目75~86のいずれか一項に記載の使用。
(項目89)
前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目75~86のいずれか一項に記載の使用。
(項目90)
前記rAAVが、配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目89に記載の使用。
(項目91)
前記rAAVが、tMCKプロモーターを含む、項目75~90のいずれか一項に記載の使用。
(項目92)
前記tMCKプロモーターが、配列番号3に示されるヌクレオチド配列を含む、項目91に記載の使用。
(項目93)
前記rAAVが、配列番号5の5’逆位末端反復配列を含む、項目75~92のいずれか一項に記載の使用。
(項目94)
前記rAAVが、配列番号6の3’逆位末端反復配列を含む、項目75~93のいずれか一項に記載の使用。
(項目95)
前記rAAVが、配列番号7ポリA配列を含む、項目73~94のいずれか一項に記載の使用。
(項目96)
前記rAAVが、血清型AAVrh.74のものである、項目73~95のいずれか一項に記載の使用。
(項目97)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィーである、項目73~96のいずれか一項に記載の使用。
(項目98)
前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、項目73~97のいずれか一項に記載の使用。
(項目99)
前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記医薬が、静脈内注入用に製剤化され、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、約5×10 13 vg/kg~約2×10 14 vg/kgの用量にあり、前記rAAVが、前記配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、項目73~98のいずれか一項に記載の使用。
(項目100)
前記対象の細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記医薬の投与後に増加する、項目73~99のいずれか一項に記載の使用。
(項目101)
線維症が、前記医薬の投与前と比較して、前記医薬の投与後の前記対象において軽減する、項目73~100のいずれか一項に記載の使用。
(項目102)
前記対象における線維症、中心核形成、CKレベル、および/またはコラーゲン沈着が、前記医薬の投与前の前記線維症と比較して、前記医薬の投与後に減少する、項目73~100のいずれか一項に記載の使用。
(項目103)
前記対象の前記筋肉における比力、線維直径サイズ、および/または偏心収縮が、前記医薬の投与前と比較して、前記医薬の投与後に増加する、項目72~102のいずれか一項に記載の使用。
(項目104)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現が、ウエスタンブロットおよび/または免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目100に記載の使用。
(項目105)
細胞においてアルファ-サルコグリカン遺伝子を発現するための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目106)
前記対象の前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検におけるウエスタンブロットでアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目105に記載の使用。
(項目107)
前記細胞における前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、筋生検における免疫組織化学によってアルファ-サルコグリカンタンパク質レベルを測定することによって検出される、項目105に記載の使用。
(項目108)
前記アルファ-サルコグリカン遺伝子の発現が、ゲノムDNAの1マイクログラム当たりのベクターゲノムの数を検出することによって前記対象において測定される、項目105に記載の使用。
(項目109)
血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目110)
対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維を増加させるための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目111)
アルファ-サルコグリカンの発現の増加を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のためのscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
(項目112)
前記対象が、4~15歳であるヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目113)
前記対象が、小児対象、青年対象、または若年成人対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目114)
前記対象が、4~15歳であり、両方の対立遺伝子において確認されたアルファ-サルコグリカン(SGCA)変異を有し、AAVrh74抗体に対して陰性であり、かつ/または40%超もしくは通常の100メートルの歩行試験を有した、ヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目115)
前記対象が、中年成人または高齢対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目116)
前記対象が、25~55歳であるヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目117)
前記対象が、50歳以上であるヒト対象である、項目1~111のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用。
(項目118)
AAVベクタープラスミドを宿主細胞に移入することを含む、項目1~117のいずれか一項に記載の方法、組成物、または使用において投与された前記rAAVを生成する方法であって、前記AAVベクタープラスミドが、配列番号8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含む、方法。
(項目119)
前記AAVベクタープラスミドが、配列番号8のヌクレオチド配列を含む、項目118に記載の方法。
(項目120)
前記ベクタープラスミドが、配列番号1、4、または8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含む、項目118または119に記載の方法。
(項目121)
前記ベクタープラスミドが、配列番号1、4、または8のヌクレオチド配列を含む、項目118または119に記載の方法。
(項目122)
パッケージングプラスミドおよび/またはヘルパーウイルスを前記宿主細胞に移入することをさらに含む、項目118~121のいずれか一項に記載の方法。
(項目123)
パッケージング細胞が、安定に組み込まれたAAVcap遺伝子を含む、項目118~122のいずれか一項に記載の方法。
(項目124)
前記パッケージング細胞が、安定に組み込まれたAAVrep遺伝子を含む、項目118~123のいずれか一項に記載の方法。
(項目125)
配列番号1、4、または8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含むAAVベクタープラスミドを含む、宿主細胞。
(項目126)
前記AAVベクタープラスミドが、配列番号1、4、または8のヌクレオチド配列を含む、項目125に記載の宿主細胞。
Claims (42)
- 筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記組成物が、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、5×10 13 vg/kg~2×10 14 vg/kgの用量で含み、前記組成物が、全身投与経路用に製剤化される、組成物。
- 前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、5×10 13 vg/kg、1×10 14 vg/kgまたは2×10 14 vg/kgの用量である、請求項1に記載の組成物。
- 筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記組成物が、組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAを、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、1.0×10 13 vg/kg~8.0×10 13 vg/kgの用量で含み、前記組成物が、全身投与経路用に製剤化される、組成物。
- 前記組成物が、AAVrh74.tMCK.hSCGAを、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、1.85×10 13 vg/kgまたは7.41×10 13 vg/kgの用量で含む、請求項3に記載の組成物。
- 前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記AAVrh74.tMCK.hSCGA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記組成物の投与後に増加するか、または前記組成対象における血清CKレベルが、前記組成物の投与前の血清CKレベルと比較して、前記組成物の投与後に減少するか、または前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記組成物の投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、前記組成物の投与後に増加する、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記全身投与経路が、静脈内経路である、請求項1~7のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、注射、注入、または移植によって投与される、請求項1~8のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、注入による投与用に製剤化される、請求項1~9のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記組成物が、末梢四肢静脈を介する静脈内経路による投与用に製剤化される、請求項1~10のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記筋ジストロフィーが、肢帯筋ジストロフィーである、請求項1~11のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、請求項1~12のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記組成物が、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、5×1013vg/kg~2×1014vg/kgの用量での静脈内注入による投与用に製剤化され、前記rAAVが、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、請求項1~13のいずれか一項に記載の組成物。
- 血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行うための組成物であって、前記配列番号4のヌクレオチド配列を含む前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物を含む、組成物。
- 筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための医薬の製造における組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGAの使用であって、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、5×10 13 vg/kg~2×10 14 vg/kgの用量にあり、前記医薬が、全身投与経路用に製剤化される、使用。
- 前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、5×1013vg/kg、1×1014vg/kg、または2×1014vg/kgの用量にある、請求項16に記載の使用。
- 筋ジストロフィーの治療を必要とする対象においてそれを行うための医薬の調製のための組換えアデノ随伴ウイルス(rAAV)AAVrh74.tMCK.hSCGA Aの使用であって、前記rAAVが、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、1.0×10 13 vg/kg~8.0×10 13 vg/kgの用量にあり、前記医薬が、全身投与経路用に製剤化される、使用。
- AAVrh74.tMCK.hSCGAが、前記定量標準としての線形化されたDNAまたはプラスミドに基づいて、1.85×10 13 vg/kgまたは7.41×10 13 vg/kgの用量で投与されるものである、請求項18に記載の使用。
- 前記rAAVが、配列番号4に対する少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%の同一性を有するscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、請求項16~19のいずれか一項に記載の使用。
- 前記rAAVが、配列番号4の前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、請求項20に記載の使用。
- 前記対象の細胞におけるアルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルが、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン遺伝子発現のレベルと比較して、前記医薬の投与後に増加するか、または前記対象における血清CKレベルが、前記医薬の投与前の血清CKレベルと比較して、前記医薬の投与後に減少するか、または前記対象の筋肉組織におけるアルファ-サルコグリカン陽性線維の数が、前記医薬の投与前の前記アルファ-サルコグリカン陽性線維の数と比較して、rAAVの投与後に増加する、請求項16~21のいずれか一項に記載の使用。
- 前記全身投与経路が、静脈内経路である、請求項16~22のいずれか一項に記載の使用。
- 前記医薬が、注射、注入、または移植による投与用に製剤化される、請求項16~23のいずれか一項に記載の使用。
- 前記医薬が、注入による投与用に製剤化される、請求項16~24のいずれか一項に記載の使用。
- 前記医薬が、末梢四肢静脈を介する静脈内経路による投与用に製剤化される、請求項16~25のいずれか一項に記載の使用。
- 前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィーである、請求項16~24のいずれか一項に記載の使用。
- 前記筋ジストロフィーが、肢帯型筋ジストロフィー2D型(LGMD2D)である、請求項16~25のいずれか一項に記載の使用。
- 前記対象が、肢帯型筋ジストロフィーに罹患しており、前記医薬が、静脈内注入用に製剤化され、前記rAAVが、前記定量標準としての超らせんDNAまたはプラスミドに基づいて、5×1013vg/kg~2×1014vg/kgの用量にあり、前記rAAVが、前記配列番号4のscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物ヌクレオチド配列を含む、請求項16~26のいずれか一項に記載の使用。
- 血清CKレベルの減少を必要とする対象においてそれを行うための医薬の製造におけるscAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物の使用であって、前記scAAVrh74.tMCK.hSGCA構築物が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、使用。
- 配列番号4または配列番号8に対して少なくとも90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、または99%同一であるヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチド配列。
- 前記ポリヌクレオチド配列が、配列番号4のヌクレオチド配列を含む、請求項31に記載のポリヌクレオチド配列。
- 前記ポリヌクレオチド配列が、配列番号8のヌクレオチド配列を含む、請求項31に記載のポリヌクレオチド配列。
- 請求項31~33のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド配列を含むプラスミド。
- 前記rAAVを生成する方法であって、請求項20に記載のプラスミドまたは請求項31~33のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド配列を細胞に移入するステップを含む、方法。
- 請求項31~33のいずれか一項に記載のポリヌクレオチド配列を含む細胞。
- 前記細胞が、酵母細胞、昆虫細胞、哺乳動物細胞または微生物細胞である、請求項36に記載の細胞。
- 前記細胞が、HeLa細胞、293細胞、PerC.6細胞またはSf9細胞である、請求項37に記載の細胞。
- 配列番号4に対して少なくとも95%同一であるヌクレオチド配列を含む組換えAAVベクター。
- 配列番号4に示されるヌクレオチド配列を含む組換えAAVベクター。
- 前記ベクターが、血清型AAVrh.74のベクターである、請求項39または40に記載の組換えAAVベクター。
- 請求項39~41のいずれか一項に記載の組換えAAVを含む組成物。
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