JPWO2021024550A5 - - Google Patents
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【0003】
のブレーキ付きモータを用いる必要がある。
[0014]
また、締付トルクの反力は、第2アーム93および第1アーム92にも伝わることとなるので、第2軸93Jおよび第1軸92Jにおいても保持トルクを大きくしておく必要がある。
[0015]
例えば、特許文献2のスカラロボットでは、第2アームの出力軸である運動軸L4に第3アームを取り付けることとなるので、運動軸L4におけるボールスプラインの剛性を高めるとともに、保持トルクの大きいモータを用いる必要がある。
[0016]
そのため、従来のネジ締付システム9では、使用するスカラロボットが大型化する傾向がある。つまり、許容可搬重量や可動範囲についての条件を小型のスカラロボットが十分に満たしている場合であっても、ネジ締付装置95による締付トルクの反力に耐えるために大型のスカラロボットを用いなければならないことが生じる。
[0017]
これにより、スカラロボット90が大型となって、設置面積の増大および設置コストの上昇を招くこととなる。また、スカラロボット90の大型化に伴ってネジ締付装置95やワークなどの搬送時間が長くなり、生産効率が落ちることもある。
[0018]
本発明は、このような問題点に鑑み、スカラロボットのようなロボットの大型化を招くことなく、ネジ締付装置をロボットと容易に組み合わせて使用できるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段
[0019]
本発明の一形態に係るネジ締付システムは、ベースに設けられる第1アームおよび前記第1アームに直列に接続される先端側の第2アームを有するスカラロボットと、前記第2アームに設けられ、前記第2アームにおける出力軸である昇降軸に沿って前記第2アームの駆動手段によって移動駆動される先端シャフトと、前記昇降軸とは別の軸であって前記昇降軸と平行なネジ締め軸において前記第2アームの筐体に固定的に設けられるネジ締付装置と、を有し、前記ネジ締付装置は、前記第2アームの筐体に固定
のブレーキ付きモータを用いる必要がある。
[0014]
また、締付トルクの反力は、第2アーム93および第1アーム92にも伝わることとなるので、第2軸93Jおよび第1軸92Jにおいても保持トルクを大きくしておく必要がある。
[0015]
例えば、特許文献2のスカラロボットでは、第2アームの出力軸である運動軸L4に第3アームを取り付けることとなるので、運動軸L4におけるボールスプラインの剛性を高めるとともに、保持トルクの大きいモータを用いる必要がある。
[0016]
そのため、従来のネジ締付システム9では、使用するスカラロボットが大型化する傾向がある。つまり、許容可搬重量や可動範囲についての条件を小型のスカラロボットが十分に満たしている場合であっても、ネジ締付装置95による締付トルクの反力に耐えるために大型のスカラロボットを用いなければならないことが生じる。
[0017]
これにより、スカラロボット90が大型となって、設置面積の増大および設置コストの上昇を招くこととなる。また、スカラロボット90の大型化に伴ってネジ締付装置95やワークなどの搬送時間が長くなり、生産効率が落ちることもある。
[0018]
本発明は、このような問題点に鑑み、スカラロボットのようなロボットの大型化を招くことなく、ネジ締付装置をロボットと容易に組み合わせて使用できるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段
[0019]
本発明の一形態に係るネジ締付システムは、ベースに設けられる第1アームおよび前記第1アームに直列に接続される先端側の第2アームを有するスカラロボットと、前記第2アームに設けられ、前記第2アームにおける出力軸である昇降軸に沿って前記第2アームの駆動手段によって移動駆動される先端シャフトと、前記昇降軸とは別の軸であって前記昇降軸と平行なネジ締め軸において前記第2アームの筐体に固定的に設けられるネジ締付装置と、を有し、前記ネジ締付装置は、前記第2アームの筐体に固定
【0004】
的に設けられるネジ締付駆動手段と、前記ネジ締付駆動手段により回転駆動されるドライブシャフトと、前記ドライブシャフトと一体的に前記ネジ締め軸における周方向に回転しかつ前記ネジ締め軸における軸方向に移動可能なように連結され先端部に工具が設けられるエクステンションバーと、前記先端シャフトに固定的に連結され、前記エクステンションバーを軸方向に一体的に移動するようかつ周方向に回転可能なように支持するスライド部材と、を有し、前記先端シャフトの移動駆動によって前記エクステンションバーが前記ネジ締め軸において移動駆動されかつ前記工具に嵌合したワークのネジが前記ネジ締付駆動手段の回転駆動により回転されるように構成される。
[0020]
[0021]
[0022]
[0023]
[0024]
[0025]
本発明の一形態に係るネジ締付装置は、ベースに設けられる第1アームおよび前記第1アームに直列に接続されかつ先端シャフトが設けられる先端側の第2アームを有し、前記第2アームにおける出力軸である昇降軸に沿って前記第2のアームの駆動手段によって前記先端シャフトが移動駆動されるスカラロボットの前記第2アームの筐体に固定的に取り付けられるネジ締付装置であって、前記第2アームの筐体に固定的に設けられるネジ締付駆動手段と、前記昇降軸と平行なネジ締め軸が前記ネジ締付駆動手段の回転軸となるように前記ネジ締付駆動手段を前記先端アームに固定的に連結する連結部材と、前記ネジ締付駆動手段により回転駆動されるドライブシャフトと、前記ドライブシャフトに対し前記ネジ締め軸における周方向に一体的に回転しかつ前記ネジ締め軸における軸方向に移動可能に連結され先端部に工具が設けられるエクステンションバーと、前記先端シャフトに固定的に連結され、前記エクステンションバーを軸方向に一体的に移動するようかつ周方向に回転可能なように支持するスライド部材と、を有し、前記先端シャフトの移動駆動によって前記エクステンションバーが前記ネジ締め軸において移動駆動されかつ前記工具に嵌合したワークのネジが前記ネジ締付駆動手段の回転駆動により回転されるように構成される。
発明の効果
[0026]
本発明によると、スカラロボットのようなロボットの大型化を招くことなく、ネジ締付装置をロボットと容易に組み合わせて使用することができる。
図面の簡単な説明
[0027]
[図1]ネジ締付システムの全体的な構成の例を示す正面図である。
的に設けられるネジ締付駆動手段と、前記ネジ締付駆動手段により回転駆動されるドライブシャフトと、前記ドライブシャフトと一体的に前記ネジ締め軸における周方向に回転しかつ前記ネジ締め軸における軸方向に移動可能なように連結され先端部に工具が設けられるエクステンションバーと、前記先端シャフトに固定的に連結され、前記エクステンションバーを軸方向に一体的に移動するようかつ周方向に回転可能なように支持するスライド部材と、を有し、前記先端シャフトの移動駆動によって前記エクステンションバーが前記ネジ締め軸において移動駆動されかつ前記工具に嵌合したワークのネジが前記ネジ締付駆動手段の回転駆動により回転されるように構成される。
[0020]
[0021]
[0022]
[0023]
[0024]
[0025]
本発明の一形態に係るネジ締付装置は、ベースに設けられる第1アームおよび前記第1アームに直列に接続されかつ先端シャフトが設けられる先端側の第2アームを有し、前記第2アームにおける出力軸である昇降軸に沿って前記第2のアームの駆動手段によって前記先端シャフトが移動駆動されるスカラロボットの前記第2アームの筐体に固定的に取り付けられるネジ締付装置であって、前記第2アームの筐体に固定的に設けられるネジ締付駆動手段と、前記昇降軸と平行なネジ締め軸が前記ネジ締付駆動手段の回転軸となるように前記ネジ締付駆動手段を前記先端アームに固定的に連結する連結部材と、前記ネジ締付駆動手段により回転駆動されるドライブシャフトと、前記ドライブシャフトに対し前記ネジ締め軸における周方向に一体的に回転しかつ前記ネジ締め軸における軸方向に移動可能に連結され先端部に工具が設けられるエクステンションバーと、前記先端シャフトに固定的に連結され、前記エクステンションバーを軸方向に一体的に移動するようかつ周方向に回転可能なように支持するスライド部材と、を有し、前記先端シャフトの移動駆動によって前記エクステンションバーが前記ネジ締め軸において移動駆動されかつ前記工具に嵌合したワークのネジが前記ネジ締付駆動手段の回転駆動により回転されるように構成される。
発明の効果
[0026]
本発明によると、スカラロボットのようなロボットの大型化を招くことなく、ネジ締付装置をロボットと容易に組み合わせて使用することができる。
図面の簡単な説明
[0027]
[図1]ネジ締付システムの全体的な構成の例を示す正面図である。
Claims (8)
- ベースに設けられる第1アームおよび前記第1アームに直列に接続される先端側の第2アームを有するスカラロボットと、
前記第2アームに設けられ、前記第2アームにおける出力軸である昇降軸に沿って前記第2アームの駆動手段によって移動駆動される先端シャフトと、
前記昇降軸とは別の軸であって前記昇降軸と平行なネジ締め軸において前記第2アームの筐体に固定的に設けられるネジ締付装置と、
を有し、
前記ネジ締付装置は、
前記第2アームの筐体に固定的に設けられるネジ締付駆動手段と、
前記ネジ締付駆動手段により回転駆動されるドライブシャフトと、
前記ドライブシャフトと一体的に前記ネジ締め軸における周方向に回転しかつ前記ネジ締め軸における軸方向に移動可能なように連結され先端部に工具が設けられるエクステンションバーと、
前記先端シャフトに固定的に連結され、前記エクステンションバーを軸方向に一体的に移動するようかつ周方向に回転可能なように支持するスライド部材と、を有し、
前記先端シャフトの移動駆動によって前記エクステンションバーが前記ネジ締め軸において移動駆動されかつ前記工具に嵌合したワークのネジが前記ネジ締付駆動手段の回転駆動により回転されるように構成される、
ことを特徴とするネジ締付システム。 - (削除)
- (削除)
- (削除)
- (削除)
- (削除)
- ベースに設けられる第1アームおよび前記第1アームに直列に接続されかつ先端シャフトが設けられる先端側の第2アームを有し、前記第2アームにおける出力軸である昇降軸に沿って前記第2のアームの駆動手段によって前記先端シャフトが移動駆動されるスカラロボットの前記第2アームの筐体に固定的に取り付けられるネジ締付装置であって、
前記第2アームの筐体に固定的に設けられるネジ締付駆動手段と、
前記昇降軸と平行なネジ締め軸が前記ネジ締付駆動手段の回転軸となるように前記ネジ締付駆動手段を前記先端アームに固定的に連結する連結部材と、
前記ネジ締付駆動手段により回転駆動されるドライブシャフトと、
前記ドライブシャフトに対し前記ネジ締め軸における周方向に一体的に回転しかつ前記ネジ締め軸における軸方向に移動可能に連結され先端部に工具が設けられるエクステンションバーと、
前記先端シャフトに固定的に連結され、前記エクステンションバーを軸方向に一体的に移動するようかつ周方向に回転可能なように支持するスライド部材と、を有し、
前記先端シャフトの移動駆動によって前記エクステンションバーが前記ネジ締め軸において移動駆動されかつ前記工具に嵌合したワークのネジが前記ネジ締付駆動手段の回転駆動により回転されるように構成される、
ことを特徴とするネジ締付装置。 - 前記連結部材は、前記連結部材をボルトで前記筐体に異なる位置に取り付けるための複数の組の穴が設けられている、
請求項7に記載のネジ締付装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019142934 | 2019-08-02 | ||
JP2019142934 | 2019-08-02 | ||
PCT/JP2020/015789 WO2021024550A1 (ja) | 2019-08-02 | 2020-04-08 | ネジ締付システムおよびネジ締付装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021024550A1 JPWO2021024550A1 (ja) | 2021-02-11 |
JPWO2021024550A5 true JPWO2021024550A5 (ja) | 2022-08-09 |
JP7176800B2 JP7176800B2 (ja) | 2022-11-22 |
Family
ID=74502551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021537577A Active JP7176800B2 (ja) | 2019-08-02 | 2020-04-08 | ネジ締付システムおよびネジ締付装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220347805A1 (ja) |
EP (1) | EP4008494A4 (ja) |
JP (1) | JP7176800B2 (ja) |
WO (1) | WO2021024550A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113500365B (zh) * | 2021-07-09 | 2022-05-31 | 安庆师范大学 | 一种计算机电源的快速组装装置 |
CN115592401B (zh) * | 2022-09-28 | 2024-04-26 | 律扬(上海)自动化工程有限公司 | 双工位拧紧装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0592377A (ja) * | 1991-09-27 | 1993-04-16 | Yamaha Motor Co Ltd | スカラ型ロボツトの構造 |
JPH07116974A (ja) * | 1993-10-27 | 1995-05-09 | Yamaha Motor Co Ltd | スカラ型ロボットの作動軸駆動構造 |
JPH0811027A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-16 | Toyota Motor Corp | ネジ締付装置 |
JP3456949B2 (ja) | 2000-06-19 | 2003-10-14 | 株式会社エスティック | ネジ締め装置の制御方法および装置 |
JP2003136464A (ja) * | 2001-10-29 | 2003-05-14 | Yamaha Motor Co Ltd | スカラ型ロボット |
JP2006167864A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Seiko Epson Corp | 水平多関節型ロボット |
JP5094952B2 (ja) | 2010-12-06 | 2012-12-12 | 株式会社エスティック | インパクト式のネジ締め装置 |
CN103612114B (zh) * | 2013-11-05 | 2016-02-10 | 苏州铂电自动化科技有限公司 | 螺钉拧紧装配专用scara机器人 |
ITUB20152759A1 (it) | 2015-08-03 | 2017-02-03 | Comau Spa | Robot per uso industriale |
US10780535B2 (en) * | 2016-07-21 | 2020-09-22 | Delta Electronics, Inc. | Automatic screw tightening module and robot manipulator employing same |
JP6852880B2 (ja) | 2017-02-21 | 2021-03-31 | 株式会社アイエイアイ | スカラロボット |
-
2020
- 2020-04-08 EP EP20850790.5A patent/EP4008494A4/en active Pending
- 2020-04-08 US US17/631,925 patent/US20220347805A1/en active Pending
- 2020-04-08 WO PCT/JP2020/015789 patent/WO2021024550A1/ja active Application Filing
- 2020-04-08 JP JP2021537577A patent/JP7176800B2/ja active Active
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