JPWO2020240628A1 - ノイズ低減素子 - Google Patents

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Abstract

ノイズ低減素子(10)は、導線(7)の屈曲部(7a)を引っ掛けるための突起部(13)と、突起部(13)に引っ掛けられた導線(7)の屈曲部(7a)から一方に延伸する第1の導線部分(7b)、及び、突起部(13)に引っ掛けられた導線(7)の屈曲部(7a)から他方に延伸する第2の導線部分(7c)を並行した状態で巻き付けるための巻き付け部(11)と、を備えている。

Description

本発明は、導線のノイズを低減するノイズ低減素子に関する。
従来、導線に装着されることで、外部から導線に流入するノイズ、又は、導線から外部に漏洩するノイズを低減するためのノイズ低減素子が知られている。例えば、特許文献1には、導線に折り返し部を設け、その折り返し部を磁性成形体内の挿通孔に設置したノイズ吸収素子が記載されている。当該ノイズ吸収素子は、磁性成形体がノイズを吸収することによりノイズを低減するノイズ低減素子である。
特開2002−324712号公報
例えば、特許文献1に記載されたような従来のノイズ吸収素子の構造は、導線を挿通孔に配置する構造であるため、導線の長さが挿通孔の長さより長くないと適用できないという問題がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、任意の長さの導線に適用できるノイズ低減素子を提供することを目的とする。
この発明に係るノイズ低減素子は、導線の屈曲部を引っ掛けるための突起部と、突起部に引っ掛けられた導線の屈曲部から一方に延伸する第1の導線部分、及び、突起部に引っ掛けられた導線の屈曲部から他方に延伸する第2の導線部分を並行した状態で巻き付けるための巻き付け部と、を備えている。
この発明に係るノイズ低減素子は、任意の長さの導線に適用できる。
実施の形態1に係るノイズ低減素子を、シールドケーブルと電子機器とを接続するピグテールに適用した例を示す概略図である。 図2は、図1が示すノイズ低減素子を拡大した拡大図である。 図3は、実施の形態2に係るノイズ低減素子を、シールドケーブルと電子機器とを接続するピグテールに適用した例を示す概略図である。 実施の形態3に係るノイズ低減素子を、シールドケーブルと電子機器とを接続するピグテールに適用した例を示す概略図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るノイズ低減素子10を、シールドケーブル1と電子機器20とを接続するピグテール7に適用した例を示す概略図である。実施の形態1において、電子機器20は、例えば、通信機器である。図1が示すように、実施の形態1におけるシールドケーブル1は、同軸ケーブルであり、外側から、外部導体被覆材2、外部導体3、樹脂介在部4、内部導体被覆材5、及び内部導体6が同心円状に配置されている。
外部導体被覆材2の材料は、例えば、樹脂である。外部導体被覆材2は、外部導体3を包囲することにより、外部導体3を保護する。外部導体3は、例えば、導電性が高い銅等の金属で形成されているシールド素線が網目状に組まれることにより構成される。外部導体3は、樹脂介在部4及び内部導体被覆材5を介して、内部導体6を包囲することにより、外部から内部導体6に流入するノイズを遮蔽し、且つ、内部導体6から外部に漏洩するノイズを遮蔽する。
樹脂介在部4は、内部導体被覆材5及び内部導体6を包囲することにより、内部導体被覆材5及び内部導体6を保持する。内部導体被覆材5の材料は、例えば、樹脂である。内部導体被覆材5は、内部導体6を包囲することにより、内部導体6を保護する。内部導体6は、信号を伝送するための導体である。内部導体6は、例えば、導電性が高い銅等で形成される。
電子機器20は、筐体21内に、基板23と、基板23に設置されたコネクタ24とを備えている。実施の形態1における筐体21は、導電性を有する金属ケースであり、グラウンドと接続されている。また、筐体21の側面には、開口部22が設けられている。
内部導体6は、電子機器20に向かって延伸し、開口部22を通過してコネクタ24と接続されている。当該接続により、シールドケーブル1は、電子機器20と図示しない外部機器との間で送受信される信号を、伝送することができる。
一方、シールドケーブル1の外部導体3は、ピグテール7を介して、電子機器20の筐体21と接続している。ピグテール7は、例えば、導電性を有する銅等の金属で構成された導線である。外部導体3は、ピグテール7を介して電子機器20の筐体21と接続されることにより、グラウンドに接続される。
次に、実施の形態1に係るノイズ低減素子10について図面を参照して説明する。図2は、図1が示すノイズ低減素子10を拡大した拡大図である。図2が示すように、ノイズ低減素子10は、ピグテール7を巻き付けるための巻き付け部である円柱状磁性体11と、ピグテール7の屈曲部7aを引っ掛けるための突起部13とを備えている。屈曲部7aについては後述する。突起部13は、円柱状磁性体11の側面に設けられている。また、円柱状磁性体11の2つの底面には、それぞれフランジ12が設けられ、円柱状磁性体11の側面には、板バネ型ストッパ14が設けられている。板バネ型ストッパ14の材料は、例えば、樹脂、又は金属である。
図2が示すように、ピグテール7は、突起部13に引っ掛けられた箇所において折り曲げられている。ピグテール7における当該折り曲げられた箇所は、屈曲部7aを形成している。突起部13に引っ掛けられたピグテール7の屈曲部7aからは、第1の導線部分7bが一方に延伸しており、第2の導線部分7cが他方に延伸している。第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとは、並行した状態で円柱状磁性体11の側面に巻き付けられている。
なお、図2では、第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとは、円柱状磁性体11の側面にほぼ1周分巻き付けられているが、第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとが円柱状磁性体11の側面に巻き付けられる回数は特に限定されない。つまり、ピグテール7の長さに応じて、第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとは、任意の回数、円柱状磁性体11の側面に巻き付けられ得る。例えば、第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとは、円柱状磁性体11の側面に、1周分未満の回数、巻き付けられていてもよいし、円柱状磁性体11の側面に、1周分以上の回数、巻き付けられていてもよい。したがって、実施の形態1に係るノイズ低減素子10は、任意の長さのピグテール7に適用できる。また、ノイズ低減素子10は、ピグテール7を磁性体で覆う構造ではないため、任意の太さのピグテール7にも適用することができる。つまり、実施の形態1に係るノイズ低減素子10は、任意の長さ又は任意の太さのピグテール7に適用できる。
なお、実施の形態1に係るノイズ低減素子10が適用可能なピグテール7には、突起部13に引っ掛けることができる程度の長さ又は太さが必要である。したがって、上記の「任意の長さ又は太さ」とは、上記程度の長さ又は太さを有している上での、「任意の長さ又は太さ」であることを意味する。
ノイズ低減素子10のフランジ12は、円柱状磁性体11の円柱の各底面において、当該円柱の円周よりも長い円周を有する。そのため、円柱状磁性体11の側面に巻き付けられたピグテール7の第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cは、フランジ12により移動範囲が規制され、当該円柱の端から外側に外れづらくなる。また、例えば、ピグテール7の第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cの巻き終わり部分を、図2の右側のフランジ12と、板バネ型ストッパ14との間に配置することにより、当該巻き終わり部分を、当該フランジ12と板バネ型ストッパ14との間に固定することができる。または、フランジ12にスリットを設けて、当該スリットにピグテール7の第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cの巻き終わり部分を挟むことにより、当該巻き終わり部分を固定してもよい。なお、図1及び図2が示すフランジ12の形状は、円の形状であるが、四角形等の多角形の形状であってもよい。
次に、ノイズ低減素子10において、ピグテール7の第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとが並行した状態で円柱状磁性体11の側面に巻き付けられている構成が奏する効果について説明する。図2が示すように、ピグテール7に電流が流れた場合、第1の導線部分7bには電流Iが流れ、第2の導線部分7cには電流Iが流れる。そして、第1の導線部分7bを流れる電流Iによって誘起される磁束と、第2の導線部分7cを流れる電流Iによって誘起される磁束とは、円柱状磁性体11に集束する。図2が示すように、電流Iと電流Iとは、互いに逆の方向を向いているため、誘起される各磁束線も互いに逆向きとなり、円柱状磁性体11の内部で、これらの磁束線は相殺される。
実施の形態1では、シールドケーブル1の外部導体3を、ピグテール7を介して、電子機器20の筐体21と接続する場合を想定している。例えば、多数の信号線を接続することが多い工業用機器等では、機能がそれぞれ異なる複数の機器の間でアナログ信号から高速デジタル信号まで種々の信号を伝送するために、複数の信号線を1つのコネクタ24に集約することがある。また、事前にコネクタ24の大きさが決められており、且つ、コネクタ24に対して細いシールドケーブル1を接続する必要がある場合、シールドケーブル1の内部導体6をコネクタピンに接続できたとしても、コネクタ24の金属ケースと、シールドケーブル1の外部導体被覆材2とが噛み合わない場合がある。このような各場合において、ピグテール7が用いられる。
外部導体3と筐体21との接続にピグテール7が用いられる場合、ピグテール7にインダクタンスが発生し、特に高周波ノイズに対して接続インピーダンスが高くなる。このため、当該接続にピグテール7が用いられる場合、シールドケーブル1が外部からのノイズを遮断する能力(以下「ノイズ耐性」という。)、又は、シールドケーブル1が内部導体6から漏洩するノイズを遮断する能力(以下「シールド性能」という。)が劣化する。したがって、ノイズ耐性及びシールド性能の劣化を抑制する観点から、ピグテール7の長さは、極力短くすることが好ましい。しかし、短い長さのピグテール7を用いて、外部導体3と筐体21とを接続してしまうと、当該接続部近傍におけるシールドケーブル1の移動可能範囲が狭くなり、シールドケーブル1の取り付け作業等が困難になることがある。このため、ピグテール7の長さは、作業性を考慮して、一定以上の長さとせざるを得ない場合がある。
これに対し、実施の形態1に係るノイズ低減素子10が適用された場合、上記のように、第1の導線部分7bを流れる電流Iによって誘起される磁束と、第2の導線部分7cを流れる電流Iによって誘起される磁束とは相殺される。そして、ピグテール7を流れる電流により誘起された磁束と、ピグテール7のインダクタンスとは、実質的に比例するため、ピグテール7における磁束が相殺された区間では、ピグテール7のインダクタンスがキャンセルされる。これにより、結果として、ピグテール7の接続に伴う接続インピーダンスを抑制することができる。上記のようにピグテール7のインダクタンスを一部キャンセルすることにより、特に、高周波数のノイズによるインピーダンスの上昇を抑制する効果がある。以上のように、ピグテール7の接続インピーダンスを抑制することにより、シールドケーブル1のシールド性能及びノイズ耐性の劣化を抑制することができる。
なお、実施の形態1に係るノイズ低減素子10では、ピグテール7が巻き付けられる巻き付け部として円柱状磁性体11を用いたが、当該巻き付け部は、磁性体でなくてもよい。例えば、巻き付け部が磁性体以外の材料により構成されている場合においても、第1の導線部分7bを流れる電流Iによって誘起される磁束と、第2の導線部分7cを流れる電流Iによって誘起される磁束とは、相殺し得る。また、円柱状磁性体11の形状は、正確な円柱の形状ではなくてもよく、別の形状を有していてもよい。また、フランジ12の形状も、円でなくて、多角形であってもよい。また、突起部13も、円柱の形状ではなく、別の形状を有していてもよい。
また、実施の形態1では、1本のシールドケーブル1における1本の内部導体6に1つのコネクタ24を接続する構成について説明をしたが、ノイズ低減素子10が適用可能な、コネクタ24とシールドケーブル1又は内部導体6との接続関係は、これに限らない。つまり、1本のシールドケーブル1が内部導体6を複数本備えており、当該1本のシールドケーブル1に対してコネクタ24が複数である場合、又は、複数本のシールドケーブル1に対してコネクタ24が1つの場合においても、シールドケーブル1の外部導体3と電子機器20の筐体21とを接続するピグテール7にノイズ低減素子10を適用できる。
また、実施の形態1では、電子機器20にシールドケーブル1を接続する構成について説明したが、例えば、中継コネクタに対してシールドケーブル1を接続する構成においても、中継コネクタのグラウンドとシールドケーブル1の外部導体3とをピグテールにより接続し、当該ピグテールにノイズ低減素子10を適用してもよい。
また、本実施形態では、ピグテール7にノイズ低減素子10を適用する構成について説明したが、ノイズ低減素子10は、ピグテールに限らず、同様の課題がある部材にも適用することができる。例えば、電子機器のグラウンド同士を接続するアース線、又は、外付けフィルタへのケーブル線等において、インピーダンスを抑制したい場合に、これらの導線にノイズ低減素子10を適用し得る。
以上のように、実施の形態1に係るノイズ低減素子10は、導線の屈曲部7aを引っ掛けるための突起部13と、突起部13に引っ掛けられた導線の屈曲部7aから一方に延伸する第1の導線部分7b、及び、突起部13に引っ掛けられた導線の屈曲部7aから他方に延伸する第2の導線部分7cを並行した状態で巻き付けるための巻き付け部と、を備えている。
上記の構成によれば、導線を巻き付け部に任意の回数巻き付けられる。従って、ノイズ低減素子10は、任意の長さの導線に適用できる。また、ノイズ低減素子10は、導線を磁性体で覆う構造ではないため、任意の太さの導線を用いることができる。つまり、ノイズ低減素子10は、任意の長さ又は任意の太さのピグテール7に適用できる。
また、第1の導線部分7bを流れる電流Iによって誘起される磁束と、第2の導線部分7cを流れる電流Iによって誘起される磁束とが相殺されるため、導線における磁束が相殺された区間では、導線のインダクタンスがキャンセルされる。これにより、結果として、導線の接続に伴った接続インピーダンスを抑制することができる。よって、シールドケーブル1のシールド性能及びノイズ耐性の劣化を抑制することが出来る。
また、実施の形態1に係るノイズ低減素子10は、巻き付け部は、円柱であり、突起部13は、当該円柱の側面に設けられ、第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cは、並行した状態で当該円柱の側面に巻き付けられている。
上記の構成によれば、導線を巻き付け部の円柱の側面に任意の回数巻き付けられる。よって、ノイズ低減素子10は、任意の長さの導線に適用できる。
また、実施の形態1に係るノイズ低減素子10は、巻き付け部の円柱の2つの底面には、それぞれ、フランジ12が設けられている。
上記の構成によれば、円柱の側面に巻き付けられた第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cは、当該円柱の端から外側に外れづらくなる。
また、実施の形態1に係るノイズ低減素子10は、導線は、シールドケーブル1の外部導体3と、電子機器20の筐体21とを接続するピグテール7である。
上記の構成によれば、ピグテール7を巻き付け部に任意の回数巻き付けられる。従って、ノイズ低減素子10は、任意の長さのピグテールに適用できる。また、ノイズ低減素子10は、ピグテール7を磁性体で覆う構造ではないため、任意の太さのピグテールを用いることができる。つまり、ノイズ低減素子10は、任意の長さ又は太さのピグテールに適用できる。
また、第1の導線部分7bを流れる電流Iによって誘起される磁束と、第2の導線部分7cを流れる電流Iによって誘起される磁束とが相殺されるため、ピグテール7における磁束が相殺された区間では、ピグテール7のインダクタンスがキャンセルされる。これにより、結果として、ピグテール7の接続に伴った接続インピーダンスを抑制することができる。よって、シールドケーブル1のシールド性能及びノイズ耐性の劣化を抑制することが出来る。
また、実施の形態1に係るノイズ低減素子10は、巻き付け部は、円柱状磁性体11である。
上記の構成によれば、導線を円柱状磁性体11に任意の回数巻き付けられる。つまり、ノイズ低減素子10は、任意の長さの導線に適用できる。
また、第1の導線部分7bを流れる電流Iによって誘起される磁束と、第2の導線部分7cを流れる電流Iによって誘起される磁束とが円柱状磁性体11の内部に集束され、相殺されるため、導線における磁束が相殺された区間では、導線のインダクタンスがキャンセルされる。これにより、結果として、導線の接続に伴った接続インピーダンスを抑制することができる。よって、シールドケーブル1のシールド性能及びノイズ耐性の劣化を抑制することが出来る。
実施の形態2.
実施の形態1では、ピグテール7が巻き付けられる巻き付け部として円柱状磁性体11を用いる構成を説明した。実施の形態2では、ピグテール7が巻き付けられる巻き付け部として円柱状磁性体11とは一部構造が異なる円柱状磁性体31を用いる構成を説明する。
以下で、実施の形態2について図面を参照して説明する。なお、実施の形態1で説明した構成と同様の機能を有する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3は、実施の形態2に係るノイズ低減素子30を、シールドケーブル1と電子機器20とを接続するピグテール7に適用した例を示す概略図である。図3が示すように、ノイズ低減素子30は、ピグテール7を巻き付けるための巻き付け部である円柱状磁性体31と、ピグテール7の屈曲部7aを引っ掛けるための突起部13とを備えている。より詳細には、円柱状磁性体31は、軸が同一である、一方の底面を含む第1の円柱部分31aと、他方の底面を含む第2の円柱部分31bと、第1の円柱部分31aと第2の円柱部分31bとの間に位置する第3の円柱部分31cとから構成される。突起部13は、第1の円柱部分31aの側面に設けられている。第1の円柱部分31aの円周の長さと、第2の円柱部分31bの円周の長さとは同一であり、第3の円柱部分31cの円周の長さは、第1の円柱部分31aの円周の長さ、及び第2の円柱部分31bの円周の長さよりも短い。つまり、実施の形態2に係る円柱状磁性体31は、実施の形態1に係る円柱状磁性体11と比較して、中央部分に凹みがある形状を有している点が異なっている。
ノイズ低減素子30において、ピグテール7の屈曲部7aは、第1の円柱部分31aの側面に設けられた突起部13に引っ掛けられている。そして、突起部13に引っ掛けられたピグテール7の屈曲部7aから、第1の導線部分7bが一方に延伸しており、第2の導線部分7cが他方に延伸している。第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとは、並行した状態で第3の円柱部分31cの側面に巻き付けられている。
以上のように、実施の形態2に係るノイズ低減素子30は、巻き付け部の形状は、軸が同一である、一方の底面を含む第1の円柱部分31aと、他方の底面を含む第2の円柱部分31bと、第1の円柱部分31aと第2の円柱部分31bとの間に位置する第3の円柱部分31cとから構成され、突起部13は、第1の円柱部分31aの側面に設けられ、第1の円柱部分31aの円周の長さと、第2の円柱部分31bの円周の長さとは同一であり、第3の円柱部分31cの円周の長さは、第1の円柱部分31aの円周の長さ、及び第2の円柱部分31bの円周の長さよりも短く、第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cは、並行した状態で第3の円柱部分31cの側面に巻き付けられている。
上記の構成によれば、実施の形態1に係るノイズ低減素子30が奏する効果と同様の効果を奏する。また、上述の通り、第3の円柱部分31cの円周の長さは、第1の円柱部分31aの円周の長さ、及び第2の円柱部分31bの円周の長さよりも短いため、第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとは、第1の円柱部分31aの底面と、第2の円柱部分31bの底面とに挟まれた状態となる。そのため、第1の円柱部分31aと第2の円柱部分31bとが障害となり、第3の円柱部分31cの側面に巻き付けられた第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cは、第3の円柱部分31cの側面の端から外側に外れづらくなる。
実施の形態3.
実施の形態1、及び実施の形態2では、ピグテール7が巻き付けられる巻き付け部として円柱状磁性体11又は円柱状磁性体31を用いる構成を説明した。実施の形態3では、ピグテール7が巻き付けられる巻き付け部として直方体状磁性体41を用いる構成を説明する。
以下で、実施の形態3について図面を参照して説明する。なお、実施の形態1で説明した構成と同様の機能を有する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4は、実施の形態3に係るノイズ低減素子40を、シールドケーブル1と電子機器20とを接続するピグテール7に適用した例を示す概略図である。図4が示すように、ノイズ低減素子40は、ピグテール7を巻き付けるための巻き付け部である直方体状磁性体41と、ピグテール7の屈曲部7aを引っ掛けるための突起部13とを備えている。なお、図4では、突起部13は、当該直方体の6つの面のうちの最も面積が大きい面に設けられているが、突起部13は、当該直方体の6つの面のうちの何れか1つの面に設けられていればよい。
ノイズ低減素子40において、ピグテール7の屈曲部7aは、直方体状磁性体41の一側面に設けられた突起部13に引っ掛けられている。そして、突起部13に引っ掛けられたピグテール7の屈曲部7aから、第1の導線部分7bが一方に延伸しており、第2の導線部分7cが他方に延伸している。第1の導線部分7bと第2の導線部分7cとは、並行した状態で直方体状磁性体41の周囲に巻き付けられている。
以上のように、実施の形態3に係るノイズ低減素子40は、巻き付け部の形状は、直方体であり、突起部13は、直方体の6つの面のうちの何れか1つの面に設けられ、第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cは、並行した状態で直方体の周囲に巻き付けられている。
上記の構成によれば、実施の形態1に係るノイズ低減素子30が奏する効果と同様の効果を奏する。つまり、上述の実施の形態1、実施の形態2及び実施の形態3によれば、ピグテール7が巻き付けられる巻き付け部の形状は、種々の形状であり得る。少なくとも、当該巻き付け部は、互いに電流が逆方向に流れる第1の導線部分7b及び第2の導線部分7cが並行した状態で巻き付けられる形状であればよい。このように、ピグテール7が巻き付けられる巻き付け部の形状は種々の形状をとり得るため、この発明のノイズ低減素子は、種々の導線に適用できる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係るノイズ低減素子は、任意の長さの導線に適用できるため、導線のノイズを低減するノイズ低減素子に利用可能である。
1 シールドケーブル、2 外部導体被覆材、3 外部導体、4 樹脂介在部、5 内部導体被覆材、6 内部導体、7 ピグテール、7a 屈曲部、7b 第1の導線部分、7c 第2の導線部分、10 ノイズ低減素子、11 円柱状磁性体、12 フランジ、13 突起部、14 板バネ型ストッパ、20 電子機器、21 筐体、22 開口部、23 基板、24 コネクタ、30 ノイズ低減素子、31 円柱状磁性体、31a 第1の円柱部分、31b 第2の円柱部分、31c 第3の円柱部分、40 ノイズ低減素子、41 直方体状磁性体。

Claims (7)

  1. 導線の屈曲部を引っ掛けるための突起部と、
    前記突起部に引っ掛けられた前記導線の屈曲部から一方に延伸する第1の導線部分、及び、前記突起部に引っ掛けられた前記導線の屈曲部から他方に延伸する第2の導線部分を並行した状態で巻き付けるための巻き付け部と、を備えていることを特徴とする、ノイズ低減素子。
  2. 前記巻き付け部の形状は、円柱であり、
    前記突起部は、前記円柱の側面に設けられ、
    前記第1の導線部分及び前記第2の導線部分は、並行した状態で前記円柱の側面に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のノイズ低減素子。
  3. 前記円柱の2つの底面には、それぞれ、フランジが設けられていることを特徴とする、請求項2に記載のノイズ低減素子。
  4. 前記巻き付け部は、軸が同一である、一方の底面を含む第1の円柱部分と、他方の底面を含む第2の円柱部分と、前記第1の円柱部分と前記第2の円柱部分との間に位置する第3の円柱部分とから構成され、
    前記突起部は、前記第1の円柱部分の側面に設けられ、
    前記第1の円柱部分の円周の長さと、前記第2の円柱部分の円周の長さとは同一であり、
    前記第3の円柱部分の円周の長さは、前記第1の円柱部分の円周の長さ、及び前記第2の円柱部分の円周の長さよりも短く、
    前記第1の導線部分及び前記第2の導線部分は、並行した状態で前記第3の円柱部分の側面に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のノイズ低減素子。
  5. 前記巻き付け部の形状は、直方体であり、
    前記突起部は、前記直方体の6つの面のうちの何れか1つの面に設けられ、
    前記第1の導線部分及び前記第2の導線部分は、並行した状態で前記直方体の周囲に巻き付けられていることを特徴とする、請求項1に記載のノイズ低減素子。
  6. 前記導線は、シールドケーブルの外部導体と、電子機器の筐体とを接続するピグテールであることを特徴とする、請求項1に記載のノイズ低減素子。
  7. 前記巻き付け部は、磁性体であることを特徴とする、請求項1から請求項6の何れか1項に記載のノイズ低減素子。
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