JPH05258959A - 信号弁別器 - Google Patents

信号弁別器

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Publication number
JPH05258959A
JPH05258959A JP5128292A JP5128292A JPH05258959A JP H05258959 A JPH05258959 A JP H05258959A JP 5128292 A JP5128292 A JP 5128292A JP 5128292 A JP5128292 A JP 5128292A JP H05258959 A JPH05258959 A JP H05258959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal discriminator
insertion hole
signal
cable
magnetic core
Prior art date
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Pending
Application number
JP5128292A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Naito
昭 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5128292A priority Critical patent/JPH05258959A/ja
Publication of JPH05258959A publication Critical patent/JPH05258959A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形で信号弁別効果が高く、かつ装着が容易
で取扱性に優れた信号弁別器を得る。 【構成】 ケーブル2を挿通する挿通孔12を有する磁
性体コア11を備えた信号弁別器1において、磁性体コ
ア11内に曲線状の迂回路からなる挿通孔12を形成
し、ノイズによる磁路形成領域を長くし、信号弁別効果
を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は情報処理機器等のケー
ブルに流れる信号とノイズを弁別するための信号弁別器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5(a)、(b)はそれぞれ従来の信
号弁別器を示す斜視図である。図において、1は信号弁
別器、2は丸ケーブル、3はフラットケーブル、4は丸
ケーブル2用の磁性体コア、5はフラットケーブル3用
の磁性体コアである。磁性体コア4は円筒状に形成さ
れ、丸ケーブル2に対応する円筒状の挿通孔6を有して
いる。磁性体コア5は平板状に形成され、フラットケー
ブル3に対応した平板状の挿通孔7を有している。
【0003】従来の信号弁別器1は上記のように構成さ
れ、磁性体コア4、5の挿通孔6、7に丸ケーブル2ま
たはフラットケーブル3を挿入して形成される。この状
態でケーブル2、3にノイズが流れると、磁性体コア
4、5に環状の磁路が形成されて、ノイズが磁性体コア
4、5に吸収され、信号が弁別される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記のような
従来の信号弁別器においては、信号の弁別効果を上げる
ためには複数個の磁性体コア4、5を直列に装着する必
要があり、実装体積が増えるとともに、装着に手間がか
かり、取扱性も悪いなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、小形で信号弁別効果が高く、装
着が容易で取扱性に優れた信号弁別器を得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は次の信号弁別
器である。 (1)ケーブルを挿通する挿通孔を有する磁性体コアを
備えた信号弁別器において、磁性体コア内に迂回路から
なる挿通孔を形成した信号弁別器。 (2)曲線状の迂回路からなる挿通孔を形成した上記
(1)記載の信号弁別器。 (3)積層状の迂回路からなる挿通孔を形成した上記
(1)または(2)記載の信号弁別器。
【0007】
【作用】この発明の信号弁別器においては、磁性体コア
内の迂回路により形成された挿通孔にケーブルを迂回状
態で挿通し、信号弁別器を形成する。この場合、請求項
1の信号弁別器ではケーブルを曲線状に迂回させ、請求
項2の信号弁別器では積層状に迂回させる。
【0008】上記の信号弁別器においては、ケーブルに
ノイズが流れると、磁性体コアに環状の磁路が形成され
て、ノイズが磁性体コアに吸収され、信号が弁別され
る。この場合、挿通孔は迂回状に形成されているので、
挿通孔が長くなり、これにより磁路形成領域が長くなる
ため、信号弁別効果が高くなる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。
【0010】実施例1 図1(a)は実施例1の信号弁別器の磁性体コアを示す
分解斜視図、(b)は信号弁別器を示す斜視図、(c)
はその取付状態を示す斜視図であり、図5と同一符号は
同一または相当部分を示す。
【0011】この実施例の信号弁別器1は、丸ケーブル
2に装着するように構成されている。11は平板状の磁
性体コアで、2枚の平板状の分割磁性体コア11a、1
1bからなる。分割磁性体コア11a、11bの対向面
には、両者を合せたときに、丸ケーブル2を挿通するU
字状の迂回路からなる挿通孔12が形成されるように、
曲線状の分割溝12a、12bが形成されている。13
は固着孔であり、固着用ねじ14により分割磁性体コア
11a、11bを固着し、パネル15に取付けるように
なっている。
【0012】上記のように形成された信号弁別器1は、
分割磁性体コア11a、11bの分割溝12a、12b
に丸ケーブル2を挿入して、分割磁性体コア11a、1
1bを合せた状態で固着用ねじ14を固着孔13にねじ
付けて固着すると同時にパネル15に取付けて形成され
る。この状態において、丸ケーブル2は曲線状の迂回路
からなる挿通孔12に挿通されている。
【0013】このようにして形成された信号弁別器1に
おいては、ケーブル2にノイズが流れると、磁性体コア
11に環状の磁路が形成されて、ノイズが磁性体コア1
1に吸収され、信号が弁別される。この場合、挿通孔1
2は曲線状の迂回路で形成されているので、挿通孔12
が長くなり、これにより磁路形成領域が長くなるため、
信号弁別効果が高くなる。
【0014】また磁性体コア11は分割磁性体コア11
a、11bから構成されるため、ケーブル2の配線後に
装着することもでき、装着性および取扱性が優れてい
る。そして固着孔13および固着用ねじ14を利用して
パネル15への取付ができるため、装着性、取扱性はさ
らに良好となる。
【0015】実施例2 図2(a)は実施例2の信号弁別器を示す平面図、
(b)はその斜視図である。この実施例では、挿通孔1
2はS字状に形成されている。これにより実施例1の場
合よりも、挿通孔12の長さが長くなり、磁路形成領域
の増加により、信号弁別効果が高くなる。
【0016】実施例3 図3は実施例3の信号弁別器を示す斜視図である。この
実施例の信号弁別器1は、図1の磁性体コア11を2個
組合せることにより、挿通孔12をS字状に形成し、実
施例2と同様に信号弁別効果を高めている。
【0017】実施例4 図4(a)は実施例4の信号弁別器の磁性体コアを示す
分解斜視図、(b)は信号弁別器の斜視図、(c)はそ
の正面図である。この実施例の信号弁別器1は、フラッ
トケーブル3に装着するように構成されている。
【0018】21は平板状の積層体からなる磁性体コア
で、3枚の平板状の分割磁性体コア21a、21b、2
1cからなる。分割磁性体コア21a、21b、21c
の対向面には、これらを合せたときに、フラットケーブ
ル3を挿通する積層状の迂回路からなる挿通孔22a、
22bを形成するように分割溝23a、23b、23
c、23dが形成されている。24は固着孔で、固着用
ねじ14により分割磁性体コア21a、21b、21c
を固着すると同時にパネルに取付けるようになっている
が、詳細の図示は省略されている。
【0019】上記のように構成された信号弁別器1は、
分割磁性体コア21a、21b、21cの分割溝23
a、23b、23c、23dにフラットケーブル3を折
返状に挿入して、分割磁性体コア21a、21b、21
cを合せた状態で、固着孔24に固着用ねじ14をねじ
付けて固着すると同時にパネル15に取付けて形成され
る。この状態において、フラットケーブル3は積層状の
迂回路からなる挿通孔22a、22bに挿通されてい
る。
【0020】このようにして形成された信号弁別器1に
おいては、ケーブル3にノイズが流れると、磁性体コア
21に環状の磁路が形成されて、ノイズが磁性体コア2
1に吸収され、信号が弁別される。この場合、挿通孔2
2a、22bは積層状の迂回路で形成されているので、
挿通孔22a、22bの長さが長くなり、信号弁別効果
が高くなる。
【0021】なお、以上の説明において、挿通孔の形状
として、曲線状および積層状のものを例示したが、両者
を組合せてもよく、また他の形状のものを採用してもよ
い。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1の信号弁別器によれ
ば、磁性体コア内の迂回路によりケーブルの挿通孔を形
成したため、小形で信号弁別効果が高く、かつ装着が容
易で、取扱性に優れた信号弁別器が得られる。
【0023】本発明の請求項2の信号弁別器によれば、
曲線状の迂回路により、挿通孔を形成したので、丸ケー
ブルに適した信号弁別器が得られる。
【0024】本発明の請求項3の信号弁別器によれば、
積層状の迂回路により、ケーブルの挿通孔を形成したの
で、フラットケーブルに適した信号弁別器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例1の磁性体コアを示す分解斜視
図、(b)は信号弁別器を示す斜視図、(c)はその取
付状態を示す斜視図である。
【図2】(a)は実施例2の信号弁別器を示す平面図、
(b)はその斜視図である。
【図3】実施例3の信号弁別器を示す斜視図である。
【図4】(a)は実施例4の磁性体コアを示す分解斜視
図、(b)は信号弁別器の斜視図、(c)はその正面図
である。
【図5】(a)、(b)はそれぞれ従来の信号弁別器を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 信号弁別器 2 丸ケーブル 3 フラットケーブル 11、21 磁性体コア 11a、11b、21a、21b、21c 分割磁性体
コア 12、22a、22b 挿通孔 12a、12b、23a、23b、23c、23d 分
割溝 13、24 固着孔 14 固着用ねじ 15 パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルを挿通する挿通孔を有する磁性
    体コアを備えた信号弁別器において、磁性体コア内に迂
    回路からなる挿通孔を形成したことを特徴とする信号弁
    別器。
  2. 【請求項2】 曲線状の迂回路からなる挿通孔を形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の信号弁別器。
  3. 【請求項3】 積層状の迂回路からなる挿通孔を形成し
    たことを特徴とする請求項1または2記載の信号弁別
    器。
JP5128292A 1992-03-10 1992-03-10 信号弁別器 Pending JPH05258959A (ja)

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