JPWO2020225874A1 - 乾溜ガス化焼却処理装置およびその設計方法 - Google Patents

乾溜ガス化焼却処理装置およびその設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる乾溜ガス化焼却処理装置およびその設計方法を提供する。
【解決手段】
乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、乾溜ガス化焼却処理装置を、一又は複数の乾溜炉10を横一列に隣接配置した乾溜炉ユニット1と、一又は複数の乾溜炉10にバーナ炉21を介して接続され、冷却炉22が一体に構成された燃焼炉20と、冷却炉22に接続された急冷塔23とを横一列に隣接配置した燃焼炉ユニット2と、急冷塔23に接続されたバクフィルタ30と、バグフィルタ30に接続された煙突31とを誘引ファン23を介して直線状又は屈曲して配置した排煙処理ユニット3として、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが隣接配置されると共に、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とが隣接配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、廃棄物を収納すると共に、廃棄物の一部を燃焼させつつ燃焼熱により廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを生じさせる乾溜ガス化炉に関する。
近年、廃棄物は、その成分が塩化ビニールなどの塩素分を多く含むものが多くなっているため、これらを焼却する焼却処理装置では、焼却の際に、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、ダイオキシン類等の大気汚染物質が発生し得る。そのため、これらの大気汚染物質に対しては、排出量を抑制する一定の環境基準が策定されている。
特に、廃棄物の焼却処理に伴って発生するダイオキシン類は、塩素分を含む廃棄物を250〜350℃程度の温度で燃焼させると、前記廃棄物から遊離する前記塩素と、樹脂等の不完全燃焼により生成する炭化水素とが、該廃棄物中に含まれる重金属を触媒として反応することによりダイオキシン類が生成するというものである。
前記廃棄物の焼却処理によるダイオキシン類の排出を防止するためには、前記廃棄物を800℃以上の温度に2秒間以上滞留させて、生成したダイオキシン類を完全に熱分解させることが有効であるとされている。
ところで、本出願人は、先にダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理する装置として、該廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ、その燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを生ぜしめる乾溜炉と、該可燃性ガスを該乾溜炉から導入して完全燃焼させる燃焼炉とを備える乾溜ガス化焼却処理装置を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特許第4005770号公報
ここで、かかる乾溜ガス化焼却処理装置は、設置される敷地の形状や大きさが様々であるため、その敷地の形状や大きさに合わせた個別の設計が必要となる。
一方で、かかる乾溜ガス化焼却処理装置は、ダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理するために必要な設備を備えることは必須である。
以上の事情に鑑みて、本発明は、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる乾溜ガス化焼却処理装置を提供することを目的とする。
第1発明の乾溜ガス化焼却処理装置は、
廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備えた乾溜ガス化焼却処理装置であって、
一又は複数の前記乾溜炉を横一列に隣接配置した乾溜炉ユニットと、
前記一又は複数の前記乾溜炉にバーナ炉を介して接続され、冷却炉が一体に構成された前記燃焼炉と、該冷却炉に接続された急冷塔とを横一列に隣接配置した燃焼炉ユニットと、
前記急冷塔に接続されたバクフィルタと、該バグフィルタに接続された煙突とを誘引ファンを介して直線状又は屈曲して配置した排煙処理ユニットと
を備え、
前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとが隣接配置されると共に、該燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとが隣接配置されることを特徴とする。
第1発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、当該乾溜ガス化焼却処理装置をダイオキシン類の排出を防止に必要な構成をユニット毎に分けて、乾溜炉ユニット、燃焼炉ユニットおよび排煙処理ユニットにユニットする。そのため、これらを隣接配置するのみで、ダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理するために必要な設備を備え、かつ、隣接配置の仕方により設置される敷地の形状や大きさに合わせた個別の設計が可能となる。
このように、第1発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる。
第2発明の乾溜ガス化焼却処理装置は、第1発明において、
前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されることを特徴とする。
第2発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとを整列方向が同一又は直交するように隣接配置することで、乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、第2発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計をより簡易かつ確実に行うことができる。
第3発明の乾溜ガス化焼却処理装置は、第1又は第2発明において、
前記燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとは、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉から前記急冷塔を結ぶ延在方向または該延在方向に垂直な方向に、該排煙処理ユニットを構成する前記バグフィルタの該急冷塔との接続部が設けられることを特徴とする。
第3発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、燃焼炉ユニットと排煙処理ユニットとを、燃焼炉から急冷塔を結ぶ延在方向または該延在方向に垂直な方向にバグフィルタの急冷塔との接続部が設けられるように、隣接配置する。そのため、燃焼炉ユニットと排煙処理ユニットとを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、第3発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計をより簡易かつ確実に行うことができる。
第4発明の乾溜ガス化焼却処理装置は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、
前記燃焼炉ユニットの前記冷却炉が、前記燃焼炉から分離して前記急冷塔との間に設けられる場合には、該燃焼炉と該冷却炉と該急冷塔とが、該冷却炉を介して直線状または屈曲して配置されることを特徴とする。
第4発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、燃焼炉ユニットの構成が、冷却炉が燃焼炉から分離して急冷塔との間に設けられる場合において、燃焼炉と冷却炉と急冷塔とが、冷却炉を介して直線状または屈曲して配置される。そのため、燃焼炉ユニット自体を設置される敷地の形状や大きさに応じてより自由に設計することが可能となり、ひいては、当該乾溜ガス化焼却処理装置自体の設計の自由度を高めることができる。
このように、第4発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を設計の自由を高めつつ簡易かつ確実に行うことができる。
第5発明の乾溜ガス化焼却処理装置は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、
前記乾溜炉ユニットが複数設けられ、該各乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されることを特徴とする。
第5発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、1つの燃焼炉ユニットに対して、複数の乾溜炉ユニットが設けられることがあるところ、各乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとが、乾溜炉ユニットを構成する乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置される。そのため、乾溜炉ユニットを増設した場合にも、複数の乾溜炉ユニットを設置される敷地の形状や大きさに応じて具体的に設計することが可能となる。
このように、第5発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、乾溜炉ユニットを増設した場合にも、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる。
本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の一実施形態を示す側面図。 図1の乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトを示す平面図。 乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトの変更例を示す平面図。 乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトの変更例を示す平面図。 図1の乾溜ガス化焼却処理装置の変更例を示すレイアウトの平面図。
図1に示すように、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置は、一又は複数の乾溜炉10を有する乾溜炉ユニット1と、乾溜炉10から供給された可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉20を含む燃焼炉ユニット2と、排煙処理ユニット3とを備える。
乾溜炉ユニット1は、一又は複数の乾溜炉10を横一列に隣接配置したユニットである(図2〜図5参照)。
各乾溜炉10は、廃紙、廃木材、廃プラスチック等を主とする各種廃棄物の混合物である廃棄物が収容され、廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる。
燃焼炉ユニット2は、一又は複数の乾溜炉10に接続されたバーナ炉21と、冷却炉22が上部に一体に構成された燃焼炉20と、冷却炉22に接続された急冷塔23とを備え、これら燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23とが横一列に隣接配置したユニットである(図2〜図5参照)。
なお、冷却炉22と急冷塔23との間には、必要に応じて、熱交換器24が設けられてもよい。
排煙処理ユニット3は、急冷塔23に接続されたバクフィルタ30と、バグフィルタ30に接続された煙突31と、バグフィルタ30と煙突31の間に設けられた誘引ファン32とを備え、バクフィルタ30と煙突31とを誘引ファン32を介して直線状又は屈曲して配置したユニットである(図2〜図5参照)。
なお、各ユニット1〜3の構成要素10、21〜24、30〜32については、本願出願人による前記特許文献1に詳細な記載があるため、ここでの説明を省略する。
図2に示すように、以上のようにユニット化されて構成された乾溜ガス化焼却処理装置は、平面視、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが直交するように隣接配置される。
また、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とは、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23への延在方向に、煙処理ユニット3を構成するバグフィルタ30の急冷塔23との接続部33が設けられる。
さらに、排煙処理ユニット3は、バクフィルタ30と煙突31とが誘引ファン32を介して直線状に配置される。
ここで、図2の乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトは、例えば、図3に示すように、次のように、変更することができる。
すなわち、平面視、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが同一となるように隣接配置される。
また、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とは、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23への延在方向に垂直な方向に、排煙処理ユニット3を構成するバグフィルタ30の急冷塔23との接続部が33設けられる。
さらに、排煙処理ユニット3は、バクフィルタ30と煙突31とが誘引ファン32を介して屈曲(図3では直角に屈曲)して配置に配置される。
このように、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とを整列方向が同一又は直交するように隣接配置することで、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
また、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とを、燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23を結ぶ延在方向または該延在方向に垂直な方向にバグフィルタ30の急冷塔23との接続部33が設けられるように、隣接配置する。そのため、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
加えて、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、排煙処理ユニット3自体が、バクフィルタ30と煙突31とが誘引ファン32を介して直線状又は屈曲して配置される。そのため、排煙処理ユニット3自体を設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を設計の自由を高めつつ簡易かつ確実に行うことができる。
なお、本実施形態では、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とは、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが同一(図3)又は直交(図2)するように隣接配置される場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とは、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23を結ぶ延在方向(図2)または該延在方向に垂直な方向(図3)に、排煙処理ユニット3を構成するバグフィルタ30の急冷塔23との接続部33が設けられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
具体的には、図4に示すように、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、(整列方向とが同一(図3)又は直交(図2)でなくても)隣接配置されればよく、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とが、(延在方向(図2)または該延在方向に垂直な方向(図3でなくても)隣接配置されればよい。
これにより、少なくとも、当該乾溜ガス化焼却処理装置をダイオキシン類の排出を防止に必要な構成をユニット毎に分けて、乾溜炉ユニット1、燃焼炉ユニット2および排煙処理ユニット3にユニット化する。そのため、これらを隣接配置するのみで、ダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理するために必要な設備を備え、かつ、隣接配置の仕方により設置される敷地の形状や大きさに合わせた個別の設計が可能となる。
さらに、本実施形態では、燃焼炉ユニット2について、冷却炉22が燃焼炉20に一体に構成される場合について説明したが、図5に示すように、冷却炉22が、燃焼炉20から分離して急冷塔23との間に設けられる場合には、燃焼炉20と冷却炉22と急冷塔23とが、冷却炉22を介して直線状または屈曲して配置されてもよい。
これにより、燃焼炉ユニット2自体を設置される敷地の形状や大きさに応じてより自由に設計することが可能となり、ひいては、当該乾溜ガス化焼却処理装置自体の設計の自由度を高めることができる。
また、図5において破線で示すように、燃焼炉20と急冷塔23との間にボイラ(水管式ボイラ)25を設けてもよい。なお、この場合には、冷却炉22を省略してもよい。
さらに、本実施形態では、1つの燃焼炉ユニット2に対して1つの乾溜炉ユニット1が設けられる場合について説明したが、1つの燃焼炉ユニット2に対して、複数の乾溜炉ユニット1が設けられることがあるところ、この場合には、各乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されてもよい。
これにより、乾溜炉ユニット1を増設した場合にも、複数の乾溜炉ユニット1を設置される敷地の形状や大きさに応じて具体的に設計することが可能となる。
また、本実施形態は、各ユニット1〜3を構成する構成要素10、21〜24、30〜32を繋ぐ配管については詳細な説明を省略したが、配管の接続高低差を利用して、ユニット同士に高低差を設けてもよく、各ユニット自体の構成要素同士に高低差を設けてもよい。すなわち、ユニット同士は、同一平面に設けなくてもよく、各ユニット自体の構成要素同士同一平面に設けなくてもよい。
これにより、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに加えて、高低差に応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる。
1…乾溜炉ユニット、2…燃焼炉ユニット、3…排煙処理ユニット、10…乾溜炉、20…燃焼炉、21…バーナ炉、22…冷却炉、23…急冷塔、24…熱交換器、25…ボイラ(水管式ボイラ)、30…バクフィルタ、31…煙突、32…誘引ファン、33…接続部。
本発明は、廃棄物を収納すると共に、廃棄物の一部を燃焼させつつ燃焼熱により廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを生じさせる乾溜ガス化炉に関する。
近年、廃棄物は、その成分が塩化ビニールなどの塩素分を多く含むものが多くなっているため、これらを焼却する焼却処理装置では、焼却の際に、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、ダイオキシン類等の大気汚染物質が発生し得る。そのため、これらの大気汚染物質に対しては、排出量を抑制する一定の環境基準が策定されている。
特に、廃棄物の焼却処理に伴って発生するダイオキシン類は、塩素分を含む廃棄物を250〜350℃程度の温度で燃焼させると、前記廃棄物から遊離する前記塩素と、樹脂等の不完全燃焼により生成する炭化水素とが、該廃棄物中に含まれる重金属を触媒として反応することによりダイオキシン類が生成するというものである。
前記廃棄物の焼却処理によるダイオキシン類の排出を防止するためには、前記廃棄物を800℃以上の温度に2秒間以上滞留させて、生成したダイオキシン類を完全に熱分解させることが有効であるとされている。
ところで、本出願人は、先にダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理する装置として、該廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ、その燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを生ぜしめる乾溜炉と、該可燃性ガスを該乾溜炉から導入して完全燃焼させる燃焼炉とを備える乾溜ガス化焼却処理装置を提案している(例えば、特許文献1参照)。
特許第4005770号公報
ここで、かかる乾溜ガス化焼却処理装置は、設置される敷地の形状や大きさが様々であるため、その敷地の形状や大きさに合わせた個別の設計が必要となる。
一方で、かかる乾溜ガス化焼却処理装置は、ダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理するために必要な設備を備えることは必須である。
以上の事情に鑑みて、本発明は、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる乾溜ガス化焼却処理装置およびその設計方法を提供することを目的とする。
第1発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、
廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備えた乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法であって、
一又は複数の前記乾溜炉を横一列に隣接配置し乾溜炉ユニットと
前記一又は複数の前記乾溜炉にバーナ炉を介して接続され、冷却炉が一体に構成された前記燃焼炉と、該冷却炉に接続された急冷塔とを横一列に隣接配置し燃焼炉ユニットと
前記急冷塔に接続されたバクフィルタと、該バグフィルタに接続された煙突とを誘引ファンを介して直線状又は屈曲して配置し排煙処理ユニットとし、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとが隣接配置されると共に、該燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとが隣接配置されることを特徴とする。
第1発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、当該乾溜ガス化焼却処理装置をダイオキシン類の排出を防止に必要な構成をユニット毎に分けて、乾溜炉ユニット、燃焼炉ユニットおよび排煙処理ユニットにユニットする。そのため、これらを隣接配置するのみで、ダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理するために必要な設備を備え、かつ、隣接配置の仕方により設置される敷地の形状や大きさに合わせた個別の設計が可能となる。
このように、第1発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる。
第2発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、第1発明において、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されることを特徴とする。
第2発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとを整列方向が同一又は直交するように隣接配置することで、乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、第2発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計をより簡易かつ確実に行うことができる。
第3発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、第1又は第2発明において、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとは、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉から前記急冷塔を結ぶ延在方向または該延在方向に垂直な方向に、該排煙処理ユニットを構成する前記バグフィルタの該急冷塔との接続部が設けられることを特徴とする。
第3発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、燃焼炉ユニットと排煙処理ユニットとを、燃焼炉から急冷塔を結ぶ延在方向または該延在方向に垂直な方向にバグフィルタの急冷塔との接続部が設けられるように、隣接配置する。そのため、燃焼炉ユニットと排煙処理ユニットとを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、第3発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計をより簡易かつ確実に行うことができる。
第4発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記燃焼炉ユニットの前記冷却炉が、前記燃焼炉から分離して前記急冷塔との間に設けられる場合には、該燃焼炉と該冷却炉と該急冷塔とが、該冷却炉を介して直線状または屈曲して配置されることを特徴とする。
第4発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、燃焼炉ユニットの構成が、冷却炉が燃焼炉から分離して急冷塔との間に設けられる場合において、燃焼炉と冷却炉と急冷塔とが、冷却炉を介して直線状または屈曲して配置される。そのため、燃焼炉ユニット自体を設置される敷地の形状や大きさに応じてより自由に設計することが可能となり、ひいては、当該乾溜ガス化焼却処理装置自体の設計の自由度を高めることができる。
このように、第4発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を設計の自由を高めつつ簡易かつ確実に行うことができる。
第5発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記乾溜炉ユニットが複数設けられ、該各乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されることを特徴とする。
第5発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、1つの燃焼炉ユニットに対して、複数の乾溜炉ユニットが設けられることがあるところ、各乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとが、乾溜炉ユニットを構成する乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置される。そのため、乾溜炉ユニットを増設した場合にも、複数の乾溜炉ユニットを設置される敷地の形状や大きさに応じて具体的に設計することが可能となる。
このように、第5発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、乾溜炉ユニットを増設した場合にも、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる。
第6発明の乾溜ガス化焼却処理装置は、第1〜第5発明の請求項1乃至5のいずれかの乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法より設計されたことを特徴とする。
第6発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、上述の設計方法により、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行って乾溜ガス化焼却処理装置を実現することができる。
本発明の乾溜ガス化焼却処理装置の一実施形態を示す側面図。 図1の乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトを示す平面図。 乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトの変更例を示す平面図。 乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトの変更例を示す平面図。 図1の乾溜ガス化焼却処理装置の変更例を示すレイアウトの平面図。
図1に示すように、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、乾溜ガス化焼却処理装置は、一又は複数の乾溜炉10を有する乾溜炉ユニット1と、乾溜炉10から供給された可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉20を含む燃焼炉ユニット2と、排煙処理ユニット3とを備える。
乾溜炉ユニット1は、一又は複数の乾溜炉10を横一列に隣接配置したユニットである(図2〜図5参照)。
各乾溜炉10は、廃紙、廃木材、廃プラスチック等を主とする各種廃棄物の混合物である廃棄物が収容され、廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる。
燃焼炉ユニット2は、一又は複数の乾溜炉10に接続されたバーナ炉21と、冷却炉22が上部に一体に構成された燃焼炉20と、冷却炉22に接続された急冷塔23とを備え、これら燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23とが横一列に隣接配置したユニットである(図2〜図5参照)。
なお、冷却炉22と急冷塔23との間には、必要に応じて、熱交換器24が設けられてもよい。
排煙処理ユニット3は、急冷塔23に接続されたバクフィルタ30と、バグフィルタ30に接続された煙突31と、バグフィルタ30と煙突31の間に設けられた誘引ファン32とを備え、バクフィルタ30と煙突31とを誘引ファン32を介して直線状又は屈曲して配置したユニットである(図2〜図5参照)。
なお、各ユニット1〜3の構成要素10、21〜24、30〜32については、本願出願人による前記特許文献1に詳細な記載があるため、ここでの説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、以上のようにユニット化されて構成された乾溜ガス化焼却処理装置は、平面視、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが直交するように隣接配置される。
また、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とは、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23への延在方向に、煙処理ユニット3を構成するバグフィルタ30の急冷塔23との接続部33が設けられる。
さらに、排煙処理ユニット3は、バクフィルタ30と煙突31とが誘引ファン32を介して直線状に配置される。
ここで、図2の乾溜ガス化焼却処理装置のレイアウトは、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、例えば、図3に示すように、次のように、変更することができる。
すなわち、平面視、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが同一となるように隣接配置される。
また、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とは、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23への延在方向に垂直な方向に、排煙処理ユニット3を構成するバグフィルタ30の急冷塔23との接続部が33設けられる。
さらに、排煙処理ユニット3は、バクフィルタ30と煙突31とが誘引ファン32を介して屈曲(図3では直角に屈曲)して配置に配置される。
このように、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とを整列方向が同一又は直交するように隣接配置することで、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
また、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とを、燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23を結ぶ延在方向または該延在方向に垂直な方向にバグフィルタ30の急冷塔23との接続部33が設けられるように、隣接配置する。そのため、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
加えて、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、排煙処理ユニット3自体が、バクフィルタ30と煙突31とが誘引ファン32を介して直線状又は屈曲して配置される。そのため、排煙処理ユニット3自体を設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、本実施形態の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を設計の自由を高めつつ簡易かつ確実に行うことができる。
なお、本実施形態では、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とは、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが同一(図3)又は直交(図2)するように隣接配置される場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とは、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)から急冷塔23を結ぶ延在方向(図2)または該延在方向に垂直な方向(図3)に、排煙処理ユニット3を構成するバグフィルタ30の急冷塔23との接続部33が設けられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。
具体的には、図4に示すように、乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、(整列方向とが同一(図3)又は直交(図2)でなくても)隣接配置されればよく、燃焼炉ユニット2と排煙処理ユニット3とが、(延在方向(図2)または該延在方向に垂直な方向(図3でなくても)隣接配置されればよい。
これにより、少なくとも、当該乾溜ガス化焼却処理装置をダイオキシン類の排出を防止に必要な構成をユニット毎に分けて、乾溜炉ユニット1、燃焼炉ユニット2および排煙処理ユニット3にユニット化する。そのため、これらを隣接配置するのみで、ダイオキシン類の排出を防止しつつ廃タイヤ等の廃棄物を焼却処理するために必要な設備を備え、かつ、隣接配置の仕方により設置される敷地の形状や大きさに合わせた個別の設計が可能となる。
さらに、本実施形態では、燃焼炉ユニット2について、冷却炉22が燃焼炉20に一体に構成される場合について説明したが、図5に示すように、冷却炉22が、燃焼炉20から分離して急冷塔23との間に設けられる場合には、燃焼炉20と冷却炉22と急冷塔23とが、冷却炉22を介して直線状または屈曲して配置されてもよい。
これにより、燃焼炉ユニット2自体を設置される敷地の形状や大きさに応じてより自由に設計することが可能となり、ひいては、当該乾溜ガス化焼却処理装置自体の設計の自由度を高めることができる。
また、図5において破線で示すように、燃焼炉20と急冷塔23との間にボイラ(水管式ボイラ)25を設けてもよい。なお、この場合には、冷却炉22を省略してもよい。
さらに、本実施形態では、1つの燃焼炉ユニット2に対して1つの乾溜炉ユニット1が設けられる場合について説明したが、1つの燃焼炉ユニット2に対して、複数の乾溜炉ユニット1が設けられることがあるところ、この場合には、各乾溜炉ユニット1と燃焼炉ユニット2とが、乾溜炉ユニット1を構成する乾溜炉10の整列方向と、燃焼炉ユニット2を構成する燃焼炉20(冷却炉22)と急冷塔23との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されてもよい。
これにより、乾溜炉ユニット1を増設した場合にも、複数の乾溜炉ユニット1を設置される敷地の形状や大きさに応じて具体的に設計することが可能となる。
また、本実施形態は、各ユニット1〜3を構成する構成要素10、21〜24、30〜32を繋ぐ配管については詳細な説明を省略したが、配管の接続高低差を利用して、ユニット同士に高低差を設けてもよく、各ユニット自体の構成要素同士に高低差を設けてもよい。すなわち、ユニット同士は、同一平面に設けなくてもよく、各ユニット自体の構成要素同士同一平面に設けなくてもよい。
これにより、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに加えて、高低差に応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる。
1…乾溜炉ユニット、2…燃焼炉ユニット、3…排煙処理ユニット、10…乾溜炉、20…燃焼炉、21…バーナ炉、22…冷却炉、23…急冷塔、24…熱交換器、25…ボイラ(水管式ボイラ)、30…バクフィルタ、31…煙突、32…誘引ファン、33…接続部。
第1発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、
廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備えた乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法であって、
一又は複数の前記乾溜炉を横一列に隣接配置して乾溜炉ユニットとし、
前記一又は複数の前記乾溜炉にバーナ炉を介して接続され、冷却炉が一体に構成された前記燃焼炉と、該冷却炉に接続された急冷塔とを横一列に隣接配置して燃焼炉ユニットとし、
前記急冷塔に接続されたバグフィルタと、該バグフィルタに接続された煙突とを誘引ファンを介して直線状又は屈曲して配置して排煙処理ユニットとし、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとが隣接配置されると共に、該燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとが隣接配置され
前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置され、
前記燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとは、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉から前記急冷塔を結ぶ延在方向又は該延在方向に垂直な方向に、該排煙処理ユニットを構成する前記バグフィルタの該急冷塔との接続部が設けられることを特徴とする。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとを整列方向が同一又は直交するように隣接配置することで、乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、第発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計をより簡易かつ確実に行うことができる。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、燃焼炉ユニットと排煙処理ユニットとを、燃焼炉から急冷塔を結ぶ延在方向又は該延在方向に垂直な方向にバグフィルタの急冷塔との接続部が設けられるように、隣接配置する。そのため、燃焼炉ユニットと排煙処理ユニットとを設置される敷地の形状や大きさに応じてより具体的に設計することが可能となる。
このように、第発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計をより簡易かつ確実に行うことができる。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、第1発明において、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記燃焼炉ユニットの前記冷却炉が、前記燃焼炉から分離して前記急冷塔との間に設けられる場合には、該燃焼炉と該冷却炉と該急冷塔とが、該冷却炉を介して直線状又は屈曲して配置されることを特徴とする。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、燃焼炉ユニットの構成が、冷却炉が燃焼炉から分離して急冷塔との間に設けられる場合において、燃焼炉と冷却炉と急冷塔とが、冷却炉を介して直線状又は屈曲して配置される。そのため、燃焼炉ユニット自体を設置される敷地の形状や大きさに応じてより自由に設計することが可能となり、ひいては、当該乾溜ガス化焼却処理装置自体の設計の自由度を高めることができる。
このように、第発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を設計の自由を高めつつ簡易かつ確実に行うことができる。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法は、第1又は第2発明のいずれかにおいて、
当該乾溜ガス化焼却処理装置を設置する敷地の形状および大きさに応じて、前記乾溜炉ユニットが複数設けられ、該各乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されることを特徴とする。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、1つの燃焼炉ユニットに対して、複数の乾溜炉ユニットが設けられることがあるところ、各乾溜炉ユニットと燃焼炉ユニットとが、乾溜炉ユニットを構成する乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置される。そのため、乾溜炉ユニットを増設した場合にも、複数の乾溜炉ユニットを設置される敷地の形状や大きさに応じて具体的に設計することが可能となる。
このように、第発明の乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法によれば、乾溜炉ユニットを増設した場合にも、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行うことができる。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置は、第1〜第3発明のいずれかの乾溜ガス化焼却処理装置の設計方法より設計されたことを特徴とする。
発明の乾溜ガス化焼却処理装置によれば、上述の設計方法により、必要な設備構成を備えつつ、設置される敷地の形状や大きさに応じた個別設計を簡易かつ確実に行って乾溜ガス化焼却処理装置を実現することができる。

Claims (5)

  1. 廃棄物を収納すると共に、該廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備えた乾溜ガス化焼却処理装置であって、
    一又は複数の前記乾溜炉を横一列に隣接配置した乾溜炉ユニットと、
    前記一又は複数の前記乾溜炉にバーナ炉を介して接続され、冷却炉が一体に構成された前記燃焼炉と、該冷却炉に接続された急冷塔とを横一列に隣接配置した燃焼炉ユニットと、
    前記急冷塔に接続されたバクフィルタと、該バグフィルタに接続された煙突とを誘引ファンを介して直線状又は屈曲して配置した排煙処理ユニットと
    を備え、
    前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとが隣接配置されると共に、該燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとが隣接配置されることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置。
  2. 請求項1記載の乾溜ガス化焼却処理装置において、
    前記乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置。
  3. 請求項1または2記載の乾溜ガス化焼却処理装置において、
    前記燃焼炉ユニットと前記排煙処理ユニットとは、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉から前記急冷塔を結ぶ延在方向または該延在方向に垂直な方向に、該排煙処理ユニットを構成する前記バグフィルタの該急冷塔との接続部が設けられることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の乾溜ガス化焼却処理装置において、
    前記燃焼炉ユニットの前記冷却炉が、前記燃焼炉から分離して前記急冷塔との間に設けられる場合には、該燃焼炉と該冷却炉と該急冷塔とが、該冷却炉を介して直線状または屈曲して配置されることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の乾溜ガス化焼却処理装置において、
    前記乾溜炉ユニットが複数設けられ、該各乾溜炉ユニットと前記燃焼炉ユニットとは、該乾溜炉ユニットを構成する前記乾溜炉の整列方向と、該燃焼炉ユニットを構成する前記燃焼炉と前記急冷塔との整列方向とが同一又は直交するように隣接配置されることを特徴とする乾溜ガス化焼却処理装置。
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