JPWO2020162517A1 - ヒトt細胞白血病ウイルス1型(htlv−1)関連疾患の診断方法 - Google Patents

ヒトt細胞白血病ウイルス1型(htlv−1)関連疾患の診断方法 Download PDF

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Abstract

簡便かつ正確なヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)関連疾患の診断を可能とするための技術として、被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表1及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上である、と、測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者がHTLV-1関連疾患に罹患していると判定するあるいは該被検者におけるHTLV-1関連疾患が寛解していると判定する手順と、を含むHTLV-1関連疾患の診断方法を提供する。

Description

本発明は、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)関連疾患の診断方法に関する。より詳しくは、血中マーカータンパク質を用いたHTLV-1関連疾患の診断方法及び診断キットに関する。
ヒトT細胞白血病ウイルス1型(Human T-cell leukemia virus type 1:HTLV-1)は、主としてCD4陽性T細胞に感染するレトロウイルスであり、成人T細胞白血病(Adult T-cell leukemia:ATL)を引き起こす。また、HTLV-1は、HTLV-1関連脊髄症(HTLV-1 associated myelopathy:HAM)及びHTLV-1ぶどう膜炎(HTLV-1 uveitis:HU)の原因ともなる。以下、ATL、HAM及びHUを「HTLV-1関連疾患」と総称する。
ATLは、全身の各種臓器に浸潤する悪性の血液腫瘍であり、急性型、リンパ腫型、慢性型、くすぶり型の4病型に分類されている。急性型及びリンパ腫型は、「aggressive ATL」とも呼ばれ、最も予後の悪い造血器悪性腫瘍である。慢性型及びくすぶり型は、「indolent ATL」とも呼ばれるが、その大多数が経過中に急性転化し、その予後は不良である。
ATLに対する治療法には多剤併用化学療法がある。しかし、最新の報告でも「aggressive ATL」の生存期間中央値は13カ月にとどまっており、満足できるものではない。「Indolent ATL」の患者は、無治療でも長期生存する場合があり、急性転化などで病勢が悪化するまでは無治療のまま経過観察されることが多い。
HTLV-1の現在の主な感染経路は、母子感染であり、特に母乳を介した感染であるとされている。HTLV-1関連疾患は、HTLV-1感染者(HTLV-1キャリア)から発症するが、キャリアの大部分は無症状である。日本は先進国の中で唯一のHTLV-1の浸淫国であり、HTLV-1キャリア及び関連疾患は九州・沖縄地方を含む南西日本に多くみられる。
本発明に関連して、特許文献1には、「細胞又は血清におけるTSLC1遺伝子の転写産物又はTSLC1タンパク質の有無を検出することができる試薬を含む、成人T細胞白血病診断薬」が開示されている。TSLC1遺伝子は、ATL患者から採取した白血病細胞において特異的に発現している遺伝子とされている。この技術によれば、成人T細胞白血病を高精度に診断できるとされている。
ATL診療に経験のある専門医が多く、拠点病院が配備されている九州・沖縄地方に比べて、関東や近畿地方等の大都市圏では、HTLV-1キャリアとATL患者の実数がHTLV-1浸淫地域に匹敵するにもかかわらず、ATLを専門的に診療できる医師が少ないという実情がある。
そこで、本発明は、簡便かつ正確なHTLV-1関連疾患の診断を可能とするための技術を提供することを主な目的とする。
上記課題解決のため、本発明は、以下の[1]−[33]を提供する。
[1] 被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表1及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上である、と、
測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者がヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)関連疾患についての確定診断前である場合においては前記被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定し、前記被検者がHTLV-1関連疾患についての確定診断後である場合においては当該被検者におけるHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定する、手順と、
を含むHTLV-1関連疾患の診断方法。
[1A] 被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表1及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上である、と、
測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者がヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV−1)キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者である場合においては前記被検者がHTLV−1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定し、前記被検者がHTLV−1関連疾患の患者である場合においては当該被検者におけるHTLV−1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定する、手順と、を含むHTLV−1関連疾患の診断方法。
[2] 前記HTLV-1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、[1]の診断方法。
[2A] 前記マーカータンパク質が、表1の7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 126, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 170, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 235, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 270, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 621, 629番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
前記被検者が、HTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であるときに、前記測定値の前記基準値以上への増加又は以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示し、
その後、該被検者が、HTLV−1関連疾患の患者であるときに、前記測定値の前記基準値以下への減少又は以上への増加が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、[1]又は[2]の診断方法。
[2B] 前記マーカータンパク質が、表1の7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 629番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
前記被検者がHTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であるときに、前記測定値の前記基準値以上への増加が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示し、
その後、該被検者がHTLV−1関連疾患の患者であるときに、前記測定値の前記基準値以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、[2A]の診断方法。
[2C] 前記マーカータンパク質が、表1の126, 170, 235, 270, 621番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
前記被検者が、HTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であるときに、前記測定値の前記基準値以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示し、
その後、該被検者が、HTLV−1関連疾患の患者であるときに、前記測定値の前記基準値以上への増加が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、[2A]の診断方法。
[3] 前記被検者が、HTLV-1キャリアであり、該被検者のHTLV-1関連疾患の罹患又は発症可能性を判定する、[1]又は[2]の診断方法。
[4] 前記マーカータンパク質が、表1の1−61,63−482番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である、[3]の診断方法。
[4A] 前記マーカータンパク質が、表1の1−61,63−482番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
前記被検者が、HTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であり、
前記測定値の前記基準値以上への増加又は以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示す、[1]又は[2]の診断方法。
[5] 前記マーカータンパク質が、表1の1−61,63−333番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である、[3]又は[4A]の診断方法。
[6] 前記マーカータンパク質が、表1の1番及び/又は2番のタンパク質である、[3]又は[4A]の診断方法。
[7] 前記基準値が、HTLV-1キャリア群あるいは健常者群(HTLV-1キャリアでない)の血液試料での測定値の平均値、中央値又は最頻値である、[3]−[6]のいずれかの診断方法。
[8] 前記被検者が、HTLV-1関連疾患の患者であり、該被検者のHTLV-1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を判定する、[1]又は[2]の診断方法。
[9] 前記マーカータンパク質が、表2の1−633番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である、[8]の診断方法。
[9A] 前記マーカータンパク質が、表2の1−633番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
前記被検者が、HTLV−1関連疾患の患者であり、
前記測定値の前記基準値以上への増加又は以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、[1]又は[2]の診断方法。
[10] 前記マーカータンパク質が、表2の1−440番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である、[8]又は[9A]の診断方法。
[11] 前記基準値が、HTLV-1関連疾患群の血液試料での測定値の平均値、中央値又は最頻値である、[8]−[10]のいずれかの診断方法。
[12] 前記血液試料が、血漿である、[1]−[11]のいずれかの診断方法。
[13] 表1に示すタンパク質(ただし、62番のタンパク質を除く)及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の検出試薬を含む、HTLV-1関連疾患の診断キット。
[13A] 表1の7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 126, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 170, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 235, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 270, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 621, 629番のタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の検出試薬を含む、[13]の診断キット。
[13B] 表1の7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 629番のタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の検出試薬を含む、[13A]の診断キット。
[13C] 表1の126, 170, 235, 270, 621番のタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の検出試薬を含む、[13A]の診断キット。
[14] 表1の1−61,63−482番のタンパク質及び表2の1−633番のタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の検出試薬を含む、[13]の診断キット。
[15] 表1の1−61,63−333番のタンパク質及び表2の1−440番のタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の検出試薬を含む、[13]の診断キット。
[16] 表1の1番又は2番のタンパク質の検出試薬を含む、[13]の診断キット。
[17] 前記HTLV-1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、[13]−[16]のいずれかの診断キット。
[18] 前記検出試薬が、前記タンパク質に特異的に結合する抗体、核酸又はアプタマーである、[13]−[17]のいずれかの診断キット。
[19] HTLV-1関連疾患の診断のための、表1に示すタンパク質(ただし、62番のタンパク質を除く)及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の使用。
[20] 前記HTLV-1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、[19]の使用。
[21] HTLV-1関連疾患の治療方法であって、
被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表1に示すタンパク質(ただし、62番のタンパク質を除く)から選択されるいずれか1以上である、と、
測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者を治療対象として選択する手順と、
選択された治療対象に、化学療法及び/又は非化学療法を適用する手順と、を含む方法。
[22] 前記被検者が、HTLV-1キャリアである、[21]の方法。
[23] 前記HTLV-1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、[22]の方法。
[24] 前記非化学療法が、がんワクチン療法である、[21]−[23]のいいずれかの方法。
[25] HTLV-1関連疾患の治療方法であって、
被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上である、と、
測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者に対する化学療法及び/又は非化学療法の適用を増強、減弱、中断又は終了する手順と、を含む方法。
[26] 前記被検者が、HTLV-1関連疾患の患者である、[25]の方法。
[27] 前記HTLV-1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、[25]の方法。
[28] 前記非化学療法が、がんワクチン療法である、[25]−[27]のいずれかの方法。
[28A] HTLV-1関連疾患の治療方法であって、
被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表1の7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 126, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 170, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 235, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 270, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 621, 629番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である、と、
測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者を治療対象として選択する手順と、
選択された治療対象に、化学療法及び/又は非化学療法を適用する手順と、
その後、測定値が所定の基準値以下又は以上となった場合に、前記被検者に対する化学療法及び/又は非化学療法の適用を増強、減弱、中断又は終了する手順と、を含む方法。
[28B] 前記被検者が、HTLV-1関連疾患の患者である、[28A]の方法。
[28C] 前記HTLV-1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、[28A]の方法。
[28D] 前記非化学療法が、がんワクチン療法である、[28A]−[28C]のいずれかの方法。
[29] HTLV-1関連疾患に対する治療の有効性を決定する方法であって、
被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上である、と、
測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記治療が有効であると決定する手順と、
を含む、方法。
[30] 前記被検者が、HTLV-1関連疾患の患者である、[29]の方法。
[31] 前記HTLV-1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、[30]の方法。
[32] 前記治療が、化学療法及び/又は非化学療法である、[29]−[31]のいずれかの方法。
[33] 前記非化学療法が、がんワクチン療法である、[32]の方法。
本発明により、簡便かつ正確なHTLV-1関連疾患の診断を可能とするための技術が提供される。
HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 HTLV-1キャリア及びATL患者の血漿中のタンパク質量の測定結果を示すグラフである。 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以下、本発明を実施するための好適な形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
1.HTLV-1関連疾患の診断方法
本発明に係るHTLV-1関連疾患の診断方法は以下の手順(1)(2)を含む。
(1)被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順(測定手順)。
(2)測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者がHTLV-1関連疾患についての確定診断前である場合においては前記被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定(発症診断)し、前記被検者がHTLV-1関連疾患についての確定診断後である場合においては当該被検者におけるHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定(寛解診断)する手順(判定手順)。
本発明において、「発症」には、初回の発症のみならず、寛解後の再発による発症も含まれるものとする。また、「寛解」には、初回の寛解のみならず、再発後の再寛解も含まれるものとする。したがって、手順(2)は、以下のように規定することもできる。
(2)測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者がHTLV-1キャリア又はHTLV-1関連疾患の寛解者(HTLV-1罹患歴を有する者)である場合においては前記被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定し、前記被検者がHTLV-1関連疾患の患者である場合においては当該被検者におけるHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定する。
[測定手順(1)]
実施例に記述されるように、本発明者らは、ATL患者の血液試料において、HTLV-1キャリアの血液試料に比して、有意に存在量が変化しているタンパク質(以下「マーカータンパク質」と称する)として表1に示すタンパク質を同定している。被検者から採取した血液試料中のこれらのマーカータンパク質の量に基づけば、HTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高い被検者を同定することが可能である。
発症診断が行われる場合、被検者はHTLV-1キャリア又はHTLV-1関連疾患の寛解者とされることが好ましい。HTLV-1キャリアは、従来公知の手法で選別できる。
例えばPA法(ゼラチン粒子凝集法)、CLEIA法(化学発光酵素免疫測定法)又はウェスタンブロット法により血中の抗HTLV-1抗体の有無を検出することによりHTLV-1キャリアを選別できる。
また、例えばサザン法によりHTLV-1のゲノムへの挿入の有無を検出することによりHTLV-1キャリアを選別することもできる。
さらに、本発明者らは、ATL寛解者の血液試料において、ATL患者の血液試料に比して、有意に存在量が変化しているマーカータンパク質として表2に示すタンパク質を同定している。被検者から採取した血液試料中のこれらのマーカータンパク質の量に基づけば、HTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高い被検者を同定することが可能である。
寛解診断が行われる場合、被検者はHTLV-1関連疾患の患者とされることが好ましい。被検者は、より好ましくは、本発明に係る診断方法によりHTLV-1関連疾患に罹患していると診断された患者である。
HTLV-1関連疾患には、ATLに加えて、HTLV-1関連脊髄症(HTLV-1 associated myelopathy:HAM)及びHTLV-1ぶどう膜炎(HTLV-1 uveitis:HU)が含まれる。HTLV-1関連疾患は、ATLが好ましい。
被検者からの採取される血液試料は、全血、血清あるいは血漿であってよい。
発症診断が行われる場合、測定されるマーカータンパク質は、表1に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上とされる。
マーカータンパク質は、好ましくは表1の1-61,63-482番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、より好ましくは1-61, 63-333番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、さらに好ましくは1番及び/又は2番のタンパク質である。
表1の2番の血液凝固因子X(Coagulation#Factor#X、UniProt ID: P00742)は、活性化されて1番の血液凝固因子Xa(Coagulation#Factor#Xa、UniProt ID: P00742)を生じる。Xa因子は、プロテアーゼ活性型受容体PAR(protease-activatedf receptor; PAR)1とPAR2の活性化を介して炎症、創傷治癒および免疫に関与するとされている。血液凝固因子X、Xaについては、発明者の知る限り、HTLV-1関連疾患との関連はこれまで報告されていない。なお、血液凝固因子Xと血液凝固因子Xaは、同一のUniProt IDが付されたものである。
また、寛解診断が行われる場合、測定されるマーカータンパク質は、表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上とされる。
マーカータンパク質は、好ましくは表2の1-633番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、より好ましくは1-440番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である。
測定されるマーカータンパク質は、2以上、好ましくは3以上、より好ましくは4以上、さらに好ましくは5以上が組み合わせて用いられ得る。用いるマーカータンパク質の数が多い程、判定の精度は向上するため、所望により6以上のタンパク質が用いられてもよい。
マーカータンパク質は、完全長タンパク質であってもその断片であってもよい。
「完全長タンパク質」は、インビボで発現されるのと同じ天然型アミノ酸配列を含有するタンパク質又はその変異体をいう。断片は、完全長タンパク質のうちの一部のアミノ酸配列であって、例えば5-10、11-20、21-30、31-40、または41-50アミノ酸長であり、51アミノ酸長以上であってもよい。
血液試料中のマーカータンパク質の量の測定は、該タンパク質に特異的に結合する抗体又はそのフラグメント((F(ab)、F(ab)2、F(ab)′、及びFvフラグメントなど)、核酸又はアプタマー(核酸アプタマーもしくはペプチドアプタマー)等の検出試薬を用いた従来公知の手法を用いて行うことができる。
抗体は、モノクローナルであってもポリクローナルであってもよく、IgG、IgM、IgA、IgD及びIgEから選択される任意のクラスであってよい。
これらの検出試薬の調製方法は当技術分野において公知である。また、適切な検出試薬は商業的にも入手可能である。
検出試薬は、光学的、磁気的又は電気的な手段によって検出が可能な標識がされていることが好ましい。
検出試薬は、好ましくは、市販の蛍光分析装置で検出するのに適した励起波長及び発光波長を有する蛍光物質が標識される。蛍光物質としては、フィコエリトリン(PE)、フルオレセインイソチオシアネート(FITC)、ローダミン(RH)、テキサスレッド(TX)、Cy3、ヘキスト33258、および4',6-ジアミジノ-2-フェニルインドール(DAPI)等が挙げられる。
蛍光標識された検出試薬を用いる場合、まず検出試薬を固相に結合させる。次に、固相に血液試料を接触させて反応させた後、必要に応じて洗浄を行う。検出試薬を介して固相に保持されたマーカータンパク質の蛍光標識から生じる蛍光を検出することにより、その信号強度に基づいてタンパク質量を決定できる。
また、血液試料中のマーカータンパク質の量は、例えば、LC/MS(液体クロマトグラフィー/質量分析法)で測定することもできる。
さらに、例えばSomaLogic社が提供するSOMAscanなどのタンパク質受託測定サービスを利用して測定することもできる。
本発明に係るHTLV-1関連疾患の診断キットは、上記の検出試薬を含み、加えてここに挙げた測定方法に用いられる各種試薬を含み得る。
マーカータンパク質の量の測定は、同一被検者について単一回あるいは時間を隔てて複数回行われてよい。
[判定手順(2)]
本手順では、測定手順(1)で得られた測定値を所定の基準値と比較し、測定値が基準値以上又は以下である場合に、被検者がHTLV-1関連疾患についての確定診断前(HTLV-1キャリア又はHTLV-1関連疾患の寛解者)である場合においては被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定(発症診断)し、前記被検者がHTLV-1関連疾患についての確定診断後(HTLV-1関連疾患の患者)である場合においては当該被検者におけるHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定(寛解診断)する。
発症診断が行われる場合、基準値としては、例えば、HTLV-1キャリア群あるいは健常者群(HTLV-1キャリアでない)の血液試料で取得された測定値の平均値、中央値又は最頻値を採用できる。
表1中、番号1, 2, 4, 5, 7, 9, 10, 11, 16, 17, 19, 20, 21, 22, 25, 28, 31, 32, 33, 37, 39, 41, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 52, 56, 57, 58, 59, 60, 61, 62, 63, 64, 65, 66, 67, 68, 70, 72, 73, 74, 75, 76, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 90, 91, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 100, 101, 102, 103, 104, 106, 108, 109, 112, 113, 115, 118, 119, 120, 121, 123, 124, 125, 128, 129, 130, 131, 133, 134, 135, 139, 141, 142, 143, 144, 149, 154, 155, 156, 157, 159, 161, 164, 165, 167, 168, 171, 172, 173, 174, 175, 176, 180, 181, 182, 183, 184, 185, 187, 189, 192, 195, 196, 198, 199, 200, 201, 203, 205, 206, 207, 208, 209, 211, 214, 215, 219, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 228, 230, 231, 232, 236, 237, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 248, 249, 250, 251, 252, 253, 254, 255, 256, 259, 260, 263, 264, 267, 269, 271, 274, 279, 280, 283, 285, 288, 289, 290, 291, 293, 294, 295, 296, 298, 299, 300, 301, 302, 303, 305, 306, 307, 309, 310, 311, 312, 313, 315, 316, 317, 318, 321, 322, 323, 326, 327, 329, 330, 331, 332, 333, 334, 338, 339, 340, 341, 342, 343, 345, 346, 347, 348, 350, 352, 354, 355, 356, 357, 358, 359, 364, 365, 366, 367, 371, 373, 374, 375, 376, 378, 379, 382, 383, 384, 385, 386, 387, 388, 389, 390, 393, 394, 395, 396, 397, 398, 399, 400, 401, 405, 406, 407, 409, 411, 412, 416, 418, 420, 423, 425, 426, 427, 430, 431, 432, 433, 434, 435, 437, 438, 439, 440, 441, 443, 445, 446, 447, 450, 451, 452, 453, 454, 455, 456, 457, 460, 461, 463, 465, 466, 469, 470, 471, 472, 473, 474, 475, 477, 478, 480, 481, 482, 483, 484, 486, 487, 489, 492, 493, 494, 495, 498, 499, 500, 502, 503, 504, 505, 506, 507, 509, 510, 511, 512, 513, 514, 515, 516, 518, 523, 524, 529, 531, 532, 534, 537, 538, 540, 542, 543, 544, 546, 547, 548, 549, 551, 552, 554, 555, 556, 558, 560, 561, 565, 566, 568, 572, 573, 574, 575, 576, 579, 580, 583, 584, 585, 586, 587, 588, 589, 590, 591, 593, 594, 596, 597, 599, 600, 601, 602, 603, 605, 606, 607, 609, 610, 612, 613, 614, 615, 616, 617, 618, 619, 620, 622, 624, 627, 628, 629, 631のタンパク質では、キャリア群に対して患者群で有意な増加が認められた。
これらのATL患者において有意に存在量が増加しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量が基準値以上、好ましくは基準値よりもプラス1-5%、より好ましくは6-10%、さらに好ましくは11-25%、最も好ましくは26-50%増加している場合に、被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定される。基準値よりも大きく増加している程、判定の確度は向上するため、所望により基準値プラス51%以上、100%以上、150%以上、あるいは200%以上の増加を指標としてもよい。
番号3, 6, 8, 12, 13, 14, 15, 18, 23, 24, 26, 27, 29, 30, 34, 35, 36, 38, 40, 45, 50, 51, 53, 54, 55, 69, 71, 78, 83, 84, 85, 86, 87, 105, 107, 110, 111, 114, 116, 117, 122, 126, 127, 132, 136, 137, 138, 140, 145, 146, 147, 148, 150, 151, 152, 153, 158, 160, 162, 163, 166, 169, 170, 177, 178, 179, 186, 188, 190, 191, 193, 194, 197, 202, 204, 210, 212, 213, 216, 217, 218, 227, 229, 233, 234, 235, 239, 245, 257, 258, 261, 262, 265, 266, 268, 270, 272, 273, 275, 276, 277, 278, 281, 282, 284, 286, 287, 292, 297, 304, 308, 314, 319, 320, 324, 325, 328, 335, 336, 337, 344, 349, 351, 353, 360, 361, 362, 363, 368, 369, 370, 372, 377, 380, 381, 391, 392, 402, 403, 404, 408, 410, 413, 414, 415, 417, 419, 421, 422, 424, 428, 429, 436, 442, 444 448, 449, 458, 459, 462, 464, 467, 468, 476, 479, 485, 488, 490, 491, 496, 497, 501, 508, 517, 519, 520, 521, 522, 525, 526, 527, 528, 530, 533, 535, 536, 539, 541, 545, 550, 553, 557, 559, 562, 563, 564, 567, 569, 570, 571, 577, 578, 581, 582, 592, 595, 598, 604, 608, 611, 621, 623, 625, 626, 630のタンパク質では、キャリア群に対して患者群で有意な減少が認められた。
これらのATL患者において有意に存在量が減少しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量が基準値以下、好ましくは基準値よりもマイナス1-5%、より好ましくは6-10%、さらに好ましくは11-25%、最も好ましくは26-50%減少している場合に、被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定される。基準値よりも大きく減少している程、判定の確度は向上するため、所望により基準値マイナス51%以上、100%以上、150%以上、あるいは200%以上の減少を指標としてもよい。
マーカータンパク質の量の測定を同一被検者について時間を隔てて複数回行った場合には、マーカータンパク質の量の経時的変化を考慮することで判定の確度を向上させることができる。
すなわち、ATL患者の血漿において、HTLV-1キャリアの血漿に比して、有意に存在量が増加しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量の経時的な増加(例えば、基準値未満の値から基準値超過の値への増加)を認める場合、被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性がより高いと判定される。経時的な増加が急激である場合には、被検者の急性転化を診断できる可能性がある。
また、ATL患者の血漿において、HTLV-1キャリアの血漿に比して、有意に存在量が減少しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量の経時的な減少(例えば、基準値超過の値から基準値未満の値への減少)を認める場合、被検者がHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性がより高いと判定される。経時的な減少が急激である場合には、被検者の急性転化を診断できる可能性がある。
寛解診断が行われる場合、基準値としては、例えば、HTLV-1関連疾患群の血液試料で取得された測定値の平均値、中央値又は最頻値を採用できる。
表2中、番号468, 595, 607, 642, 661, 668, 739, 759, 760, 774, 775, 779, 781, 786のタンパク質では、患者群に対して寛解者で有意な増加が認められた。
これらのATL寛解者において有意に存在量が増加しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量が基準値以上、好ましくは基準値よりもプラス1-5%、より好ましくは6-10%、さらに好ましくは11-25%、最も好ましくは26-50%増加している場合に、被検者のHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定される。基準値よりも大きく増加している程、判定の確度は向上するため、所望により基準値プラス51%以上、100%以上、150%以上、あるいは200%以上の増加を指標としてもよい。
番号1-467, 469-594, 596-606, 608-641, 643-660, 662-667, 669-738, 740-758, 761-773, 776-778, 780, 782-785, 786-790のタンパク質では、患者群に対して寛解者で有意な減少が認められた。
これらのATL寛解者において有意に存在量が減少しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量が基準値以下、好ましくは基準値よりもマイナス1-5%、より好ましくは6-10%、さらに好ましくは11-25%、最も好ましくは26-50%減少している場合に、被検者のHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定される。基準値よりも大きく減少している程、判定の確度は向上するため、所望により基準値マイナス51%以上、100%以上、150%以上、あるいは200%以上の減少を指標としてもよい。
マーカータンパク質の量の測定を同一被検者について時間を隔てて複数回行った場合には、マーカータンパク質の量の経時的変化を考慮することで判定の確度を向上させることができる。
すなわち、ATL寛解者の血漿において、ATL患者の血漿に比して、有意に存在量が増加しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量の経時的な増加(例えば、基準値未満の値から基準値超過の値への増加)を認める場合、被検者のHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性がより高いと判定される。さらに、この間に該被検者がHTLV-1関連疾患に対する治療を受けていた場合には、マーカータンパク質の量の有意な減少は当該治療の有効性を示す。
また、ATL寛解者の血漿において、ATL患者の血漿に比して、有意に存在量が減少しているマーカータンパク質に関しては、当該マーカータンパク質の量の経時的な減少(例えば、基準値超過の値から基準値未満の値への減少)を認める場合、被検者のHTLV-1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性がより高いと判定される。さらに、この間に該被検者がHTLV-1関連疾患に対する治療を受けていた場合には、マーカータンパク質の量の有意な減少は当該治療の有効性を示す。
判定には、統計解析手法又は機械学習を用いることができる。
特に教師データを用いた判別分析によるものが好ましい。2群(例えば、本発明のHTLV-1キャリア群とATL患者群)の判別を行う場合、線形判別分析で十分である場合も多い。
しかし、線形判別分析は各群の母分散が等しいとの仮定に基づくことからその適用に制約がある。したがって、より複雑なデータを用いて判別を行う場合は、非線形判別分析や機械学習による判別分析を用いることが望ましい。非線形判別分析としては、マハラノビス距離による判別分析が挙げられる。機械学習による判別分析としてはk近傍法、ナイーブベイズ分類器、決定木、ニューラルネットワーク、サポートベクターマシン、さらにバギング法、ブースティング法、ランダムフォレスト法といった集団学習が挙げられる。このような手法はパターン認識の分野において発展しており、その知見を本発明においても応用することができる。
また教師データを用いない解析手法である、主成分分析、階層クラスタリング、非階層クラスタリング、自己組織化マップといった手法を用いても、HTLV−1関連疾患の罹患状態が既知である被検者データと共に解析を行うことによって判別方法とすることもできる。
2.HTLV-1関連疾患の治療方法
[治療手順(3)]
本発明に係るHTLV-1関連疾患の診断方法は、上述の手順(2)でHTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定された被検者に対する治療方法に応用され得る。該治療方法は、以下の手順(3)を含む。
(3)選択された治療対象に、化学療法及び/又は非化学療法を適用する手順(治療手順)。
具体的には、HTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いとして選択された治療対象に速やかに治療を開始する。
また、マーカータンパク質の量の経時的変化が大きいかあるいは急激であり、HTLV-1関連疾患に罹患している又は発症する可能性がより高いと判定された治療対象あるいは急性転化の可能性がある治療対象には、多剤併用化学療法と併用してあるいはこれに替えて、同種造血幹細胞移植、T細胞療法、がんワクチン療法及びサイトカイン療法などの高度療法を開始する。
がんワクチン療法には、ペプチドワクチンあるいは樹状細胞ワクチンなどを適用できる。
これらの療法には、免疫チェックポイント阻害薬が組み合わせて用いられ得る。
本発明に係るHTLV-1関連疾患の診断方法が治療方法に応用される場合、HTLV-1関連疾患から寛解している又は寛解する可能性が高いと判定された治療対象に対しては、化学療法及び/又は非化学療法の適用を減弱、中断又は終了するか、あるいは逆に治療を増強して確実な寛解に導くことができる。一方、HTLV-1関連疾患から寛解している又は寛解する可能性が高いと判定されなかった治療対象に対しては、化学療法及び/又は非化学療法の適用を増強するか、あるいは治療を変更することができる。なお、非化学療法には、放射線治療が含まれる。
[試験例1:ATL患者血漿タンパク質の解析]
HTLV-1キャリア40名、ATL患者40名及びATL寛解者5名の血漿中のタンパク質量を測定し、比較した。
HTLV-1キャリア(以下「キャリア群」と称する)の血漿、ATL患者(以下「患者群」と称する)及びATL寛解者(以下「寛解群」と称する)の血漿は、琉球大学の沖縄バイオインフォメーションバンク(ATL/HTLV-1バイオバンク)から提供を受けた。
SomaLogic社のタンパク質受託測定サービスSOMAscanを利用して1305種類タンパク質を網羅的に定量した。SOMAscanは、チップに固相化したアプタマーSOMAmer(登録商標)を用いて1000種類を超えるタンパク質の定量を同時に行うものである(非特許文献1参照)。手順の概要を以下に示す。
希釈した血漿を、SOMAmer試薬混合物を予め固定したストレプトアビジン(SA)被覆ビーズとインキュベートした。ビーズを洗浄して、非特異的に結合したタンパク質を除去した。SOMAmer試薬に特異的に結合しているタンパク質を、NHS-ビオチン試薬を用いて標識した。ビオチン標識タンパク質−SOMAmer試薬複合体及び未結合のSOMAmer試薬を、紫外光を用いて光開裂リンカーを切断することによってビーズから遊離させた。
遊離させたビオチン標識タンパク質−SOMAmer試薬複合体及び未結合のSOMAmer試薬を、第2のストレプトアビジン被覆ビーズとインキュベートし、ビオチン標識タンパク質−SOMAmer試薬複合体を第2のストレプトアビジン被覆ビーズに結合させた。ビーズを洗浄して、未結合のSOMAmer試薬を除去した。ビオチン標識タンパク質−SOMAmer試薬複合体を結合する第2のストレプトアビジン被覆ビーズから変性条件下でSOMAmer試薬を遊離させた。
SOMAmer試薬をDNAマイクロアレイにハイブリダイズさせ、SOMAmer試薬中のシアニン3から蛍光を検出した。検出された蛍光強度値を標準化及び較正し、相対蛍光単位(RFU)としてタンパク質量を決定した。
結果を表1−2及び図1−230に示す。図中、各グラフの上部にタンパク質のUniProt IDを示す。2以上のUniProt IDが付されているタンパク質は、それらを併記した。
Figure 2020162517
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表1中、番号1, 2, 4, 5, 7, 9, 10, 11, 16, 17, 19, 20, 21, 22, 25, 28, 31, 32, 33, 37, 39, 41, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 52, 56, 57, 58, 59, 60, 61, 62, 63, 64, 65, 66, 67, 68, 70, 72, 73, 74, 75, 76, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 90, 91, 92, 93, 94, 95, 96, 97, 98, 99, 100, 101, 102, 103, 104, 106, 108, 109, 112, 113, 115, 118, 119, 120, 121, 123, 124, 125, 128, 129, 130, 131, 133, 134, 135, 139, 141, 142, 143, 144, 149, 154, 155, 156, 157, 159, 161, 164, 165, 167, 168, 171, 172, 173, 174, 175, 176, 180, 181, 182, 183, 184, 185, 187, 189, 192, 195, 196, 198, 199, 200, 201, 203, 205, 206, 207, 208, 209, 211, 214, 215, 219, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 228, 230, 231, 232, 236, 237, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 248, 249, 250, 251, 252, 253, 254, 255, 256, 259, 260, 263, 264, 267, 269, 271, 274, 279, 280, 283, 285, 288, 289, 290, 291, 293, 294, 295, 296, 298, 299, 300, 301, 302, 303, 305, 306, 307, 309, 310, 311, 312, 313, 315, 316, 317, 318, 321, 322, 323, 326, 327, 329, 330, 331, 332, 333, 334, 338, 339, 340, 341, 342, 343, 345, 346, 347, 348, 350, 352, 354, 355, 356, 357, 358, 359, 364, 365, 366, 367, 371, 373, 374, 375, 376, 378, 379, 382, 383, 384, 385, 386, 387, 388, 389, 390, 393, 394, 395, 396, 397, 398, 399, 400, 401, 405, 406, 407, 409, 411, 412, 416, 418, 420, 423, 425, 426, 427, 430, 431, 432, 433, 434, 435, 437, 438, 439, 440, 441, 443, 445, 446, 447, 450, 451, 452, 453, 454, 455, 456, 457, 460, 461, 463, 465, 466, 469, 470, 471, 472, 473, 474, 475, 477, 478, 480, 481, 482, 483, 484, 486, 487, 489, 492, 493, 494, 495, 498, 499, 500, 502, 503, 504, 505, 506, 507, 509, 510, 511, 512, 513, 514, 515, 516, 518, 523, 524, 529, 531, 532, 534, 537, 538, 540, 542, 543, 544, 546, 547, 548, 549, 551, 552, 554, 555, 556, 558, 560, 561, 565, 566, 568, 572, 573, 574, 575, 576, 579, 580, 583, 584, 585, 586, 587, 588, 589, 590, 591, 593, 594, 596, 597, 599, 600, 601, 602, 603, 605, 606, 607, 609, 610, 612, 613, 614, 615, 616, 617, 618, 619, 620, 622, 624, 627, 628, 629, 631のタンパク質では、キャリア群に対して患者群で有意な増加が認められた。
なお、62番のタンパク質Nectin-like protein 2(UniProt ID: Q9BY67)は、ATL患者から採取した白血病細胞で特異的に発現する遺伝子として特許文献1に報告されているTSLC1タンパク質と同一であった。
一方、番号3, 6, 8, 12, 13, 14, 15, 18, 23, 24, 26, 27, 29, 30, 34, 35, 36, 38, 40, 45, 50, 51, 53, 54, 55, 69, 71, 78, 83, 84, 85, 86, 87, 105, 107, 110, 111, 114, 116, 117, 122, 126, 127, 132, 136, 137, 138, 140, 145, 146, 147, 148, 150, 151, 152, 153, 158, 160, 162, 163, 166, 169, 170, 177, 178, 179, 186, 188, 190, 191, 193, 194, 197, 202, 204, 210, 212, 213, 216, 217, 218, 227, 229, 233, 234, 235, 239, 245, 257, 258, 261, 262, 265, 266, 268, 270, 272, 273, 275, 276, 277, 278, 281, 282, 284, 286, 287, 292, 297, 304, 308, 314, 319, 320, 324, 325, 328, 335, 336, 337, 344, 349, 351, 353, 360, 361, 362, 363, 368, 369, 370, 372, 377, 380, 381, 391, 392, 402, 403, 404, 408, 410, 413, 414, 415, 417, 419, 421, 422, 424, 428, 429, 436, 442, 444 448, 449, 458, 459, 462, 464, 467, 468, 476, 479, 485, 488, 490, 491, 496, 497, 501, 508, 517, 519, 520, 521, 522, 525, 526, 527, 528, 530, 533, 535, 536, 539, 541, 545, 550, 553, 557, 559, 562, 563, 564, 567, 569, 570, 571, 577, 578, 581, 582, 592, 595, 598, 604, 608, 611, 621, 623, 625, 626, 630のタンパク質では、キャリア群に対して患者群で有意な減少が認められた。
番号1-333のタンパク質量の増加又は減少はp値が0.001未満であった。
番号334-482のタンパク質の増加又は減少はp値が0.01未満であった。
番号483-631のタンパク質の増加又は減少はp値が0.05未満であった。
番号1, 2のタンパク質は、キャリア群におけるタンパク質量の範囲と患者群における範囲とに重複がないために、キャリア群と患者群を鑑別するためのマーカーとして特に有用となる可能性がある。
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表2中、番号468, 595, 607, 642, 661, 668, 739, 759, 760, 774, 775, 779, 781, 786のタンパク質では、患者群に対して寛解群で有意な増加が認められた。
一方、番号1-467, 469-594, 596-606, 608-641, 643-660, 662-667, 669-738, 740-758, 761-773, 776-778, 780, 782-785, 786-790のタンパク質では、患者群に対して寛解群で有意な減少が認められた。
番号1-440のタンパク質量の増加又は減少はp値が0.001未満であった。
番号441-633のタンパク質の増加又は減少はp値が0.01未満であった。
番号634-790のタンパク質の増加又は減少はp値が0.05未満であった。
表1及び表2のタンパク質のうち、キャリア群に対して患者群で有意に増加しかつ患者群に対して寛解群で有意に減少したタンパク質(表1の番号7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 629)、あるいは、キャリア群に対して患者群で有意に減少しかつ患者群に対して寛解群で有意に増加したタンパク質(表1の番号126, 170, 235, 270, 621)の測定結果を図206−230に示す。
これらのタンパク質は、キャリア群と患者群を鑑別するための発症マーカーとしても、患者群と寛解群を鑑別するための寛解マーカーとしても利用できる可能性があり、ATLの診断のために特に有用なマーカーとなり得る。

Claims (13)

  1. 被検者から採取した血液試料中のマーカータンパク質の量を測定する手順、ここで前記マーカータンパク質は表1及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上である、と、
    測定値が所定の基準値以上又は以下である場合に、前記被検者がヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV−1)キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者である場合においては前記被検者がHTLV−1関連疾患に罹患している又は発症する可能性が高いと判定し、前記被検者がHTLV−1関連疾患の患者である場合においては当該被検者におけるHTLV−1関連疾患が寛解している又は寛解する可能性が高いと判定する、手順と、を含むHTLV−1関連疾患の診断方法。
  2. 前記HTLV−1関連疾患が、成人T細胞白血病(ATL)である、請求項1に記載の診断方法。
  3. 前記マーカータンパク質が、表1の7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 126, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 170, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 235, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 270, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 621, 629番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
    前記被検者が、HTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であるときに、前記測定値の前記基準値以上への増加又は以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示し、
    その後、該被検者が、HTLV−1関連疾患の患者であるときに、前記測定値の前記基準値以下への減少又は以上への増加が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、請求項1又は2に記載の診断方法。
  4. 前記マーカータンパク質が、表1の7, 9, 10, 17, 20, 21, 22, 25, 28, 33, 37, 39, 42, 43, 44, 46, 47, 48, 49, 56, 57, 59, 61, 62, 64, 65, 66, 67, 70, 73, 74, 75, 77, 79, 80, 81, 82, 88, 89, 92, 93, 94, 95, 97, 99, 100, 101, 102, 103, 106, 108, 112, 115, 120, 121, 123, 124, 125, 128, 129, 131, 139, 141, 155, 156, 161, 164, 165, 167, 172, 173, 174, 175, 181, 185, 187, 189, 195, 198, 199, 200, 203, 205, 207, 209, 211, 220, 221, 222, 223, 224, 225, 226, 230, 231, 232, 236, 238, 240, 241, 242, 243, 244, 246, 247, 250, 251, 252, 253, 256, 259, 260, 269, 271, 274, 279, 288, 289, 294, 296, 299, 300, 302, 306, 307, 309, 317, 318, 322, 327, 330, 331, 332, 339, 343, 345, 346, 347, 350, 357, 359, 364, 366, 373, 374, 375, 378, 382, 387, 390, 393, 394, 399, 400, 401, 405, 411, 418, 425, 427, 431, 438, 440, 446, 447, 450, 451, 452, 456, 460, 476, 477, 480, 481, 487, 504, 511, 524, 531, 534, 542, 548, 551, 552, 555, 573, 584, 586, 594, 606, 609, 629番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
    前記被検者がHTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であるときに、前記測定値の前記基準値以上への増加が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示し、
    その後、該被検者がHTLV−1関連疾患の患者であるときに、前記測定値の前記基準値以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、請求項3に記載の診断方法。
  5. 前記マーカータンパク質が、表1の126, 170, 235, 270, 621番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
    前記被検者が、HTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であるときに、前記測定値の前記基準値以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示し、
    その後、該被検者が、HTLV−1関連疾患の患者であるときに、前記測定値の前記基準値以上への増加が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、請求項3に記載の診断方法。
  6. 前記マーカータンパク質が、表1の1−61,63−482番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
    前記被検者が、HTLV−1キャリア又はHTLV−1関連疾患の寛解者であり、
    前記測定値の前記基準値以上への増加又は以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患の罹患又は発症可能性を示す、請求項1又は2に記載の診断方法。
  7. 前記マーカータンパク質が、表1の1−61,63−333番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である、請求項6記載の診断方法。
  8. 前記マーカータンパク質が、表1の1番及び/又は2番のタンパク質である、請求項6記載の診断方法。
  9. 前記マーカータンパク質が、表2の1−633番のタンパク質から選択されるいずれか1以上であり、
    前記被検者が、HTLV−1関連疾患の患者であり、
    前記測定値の前記基準値以上への増加又は以下への減少が、該被検者のHTLV−1関連疾患からの寛解又は寛解可能性を示す、請求項1又は2に記載の診断方法。
  10. 前記マーカータンパク質が、表2の1−440番のタンパク質から選択されるいずれか1以上である、請求項9記載の診断方法。
  11. 前記血液試料が、血漿である、請求項1−10のいずれか一項に記載の診断方法。
  12. 表1及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の検出試薬を含む、HTLV−1関連疾患の診断キット。
  13. HTLV−1関連疾患の診断のための、表1及び表2に示すタンパク質から選択されるいずれか1以上のタンパク質の使用。
JP2020571247A 2019-02-08 2020-02-06 ヒトt細胞白血病ウイルス1型(htlv-1)関連疾患の診断方法 Active JP7173173B2 (ja)

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