JP7006926B2 - 高安動脈炎の診断方法、診断マーカー及び診断キット - Google Patents
高安動脈炎の診断方法、診断マーカー及び診断キット Download PDFInfo
- Publication number
- JP7006926B2 JP7006926B2 JP2018057965A JP2018057965A JP7006926B2 JP 7006926 B2 JP7006926 B2 JP 7006926B2 JP 2018057965 A JP2018057965 A JP 2018057965A JP 2018057965 A JP2018057965 A JP 2018057965A JP 7006926 B2 JP7006926 B2 JP 7006926B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibody
- arteritis
- takayasu
- subject
- epcr
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
被験者には、高安動脈炎に罹患している患者のみならず、高安動脈炎に罹患していると疑われる患者も含まれる。「高安動脈炎に罹患していると疑われる被験者」は、被験者本人が主観的に疑いを抱く者(何らかの自覚症状がある者に限らず、単に予防検診の受診を希望する者を含む)であっても、何らかの客観的な根拠に基づく者(例えば、従来公知の臨床検査(例、心拍、血圧、血液又は尿検査)及び/又は診察の結果、高安動脈炎の合理的な罹患可能性があると医師が判断した者)であってもよい。
被験体から採取される試料は特に限定されず、例えば血液(全血)、血清、血漿、リンパ液等である体液が挙げられる。検出の精度の点から、血液、血清又は血漿であることが好ましい。
高安動脈炎は、血管炎症候群の中でも、大動脈とその主要分枝に起こる慢性肉芽腫性血管炎であり、狭窄・閉塞・動脈瘤が起こる若年女性に多く、特にアジア・東欧・南米に多い疾患である。日本での特定疾患数は6000人とされており、未診断の患者がその数倍いる可能性が指摘されている。
高安動脈炎におけるAECAの膜蛋白対応抗原は本願出願前には同定されておらず、当該疾患の診断には、炎症反応などのスクリーニング検査に頼っているのが現状である。AECA及びその膜蛋白対応抗原の同定は、(1)臨床における診断マーカーとしての使用、(2)疾患の診断及び分類(3)病態解明、並びに(4)介入対象の選択に有意義である。
抗EPCR抗体は、EPCR又はその部分配列を含むポリペプチドを抗原として用いて周知の免疫学的手法により作製することができる。また抗SCARB1抗体は、SCARB1又はその部分配列を含むポリペプチドを抗原として用いて周知の免疫学的手法により作製することができる。例えば抗EPCR抗体は、配列番号1で表わされるアミノ酸配列の全部又は一部(好ましくは配列番号1で表わされるアミノ酸配列のうち、連続する4個以上、より好ましくは5個以上、さらに好ましくは6個以上であって、かつ好ましくは連続する20個以下、より好ましくは18個以下、さらに好ましくは15個以下のアミノ酸)を抗原として用いて作製することができ、抗SCARB1抗体は、配列番号2又は配列番号3で表わされるアミノ酸配列の全部又は一部(好ましくは配列番号2又は配列番号3で表わされるアミノ酸配列のうち、連続する4個以上、より好ましくは5個以上、さらに好ましくは6個以上であって、かつ好ましくは連続する20個以下、より好ましくは18個以下、さらに好ましくは15個以下のアミノ酸)を抗原として用いて作製することができる。
本発明において、上記のEPCR及びSCARB1タンパク質を抗原として用いた免疫学的測定法としては、該抗原を用いたウエスタンブロット;酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)、エンザイムイムノアッセイ、蛍光イムノアッセイ等のイムノアッセイ;免疫沈降法、免疫比濁法、フローサイトメトリー法、蛍光染色法等が挙げられる。抗原の分子量と一致するバンド若しくはスポット、又はピークを検出することにより行うことができるが、これらに限定されない。
本発明は、被験者から採取された試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を指標とする、高安動脈炎の判定方法を包含する。
被験者から採取された試料を内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記測定値が基準値よりも高い場合に、前記被験者は高安動脈炎に罹患していると判定する工程
を含む。
被験者から採取された試料を内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記測定値が基準値よりも高い場合に、前記被験者は高安動脈炎の発症の危険性が高いと判定する工程
を含む。
被験者から採取された試料を内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
測定値と基準値を比較して、被験者の高安動脈炎の重症度を判定する工程
を含む。
高安動脈炎を予防するための措置を受ける前の被験者から採取された試料と、高安動脈炎を予防するための措置を受けた後の前記被験者から採取された試料とを、それぞれ内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記2つの試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記2つの試料の測定値を比較して、被験者における高安動脈炎の予防効果を判定する工程
を含む。
高安動脈炎を治療するための措置を受ける前の被験者から採取された試料と、高安動脈炎を治療するための措置を受けた後の前記被験者から採取された試料とを、それぞれ内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記2つの試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記2つの試料の測定値を比較して、被験者における高安動脈炎の治療効果を判定する工程
を含む。
高安動脈炎から完治した被験者から採取された試料を、内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記測定値が基準値よりも高い場合に、前記被験者は高安動脈炎を再発していると判定する工程
を含む。
高安動脈炎から完治した被験者から採取された試料を、内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記試料の測定値を基準値と比較して、被験者における高安動脈炎の再発の危険性を判定する工程
を含む。
高安動脈炎を治療するための措置を中止した後の被験者から採取された試料を、それぞれ内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記試料の測定値を基準値と比較して、被験者における高安動脈炎の再燃の有無を判定する工程
を含む。
高安動脈炎を治療するための措置を受けている最中の被験者から採取された試料と、高安動脈炎を治療するための措置を中止した後の前記被験者から採取された試料とを、それぞれ内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、
前記2つの試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程、及び
前記2つの試料の測定値を比較して、被験者における高安動脈炎の再燃の危険性を判定する工程
を含む。
本発明はまた、抗内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)を備えた高安動脈炎の診断キットを包含する。
東北大学病院にて受療中の高安動脈炎患者22例で抗血管内皮細胞抗体の測定を行った。
ヒト臍静脈細胞(HUVEC)あるいはヒト大動脈内皮細胞(HAEC)を10cmシャーレで培養し、通常培養あるいはTNFαで刺激した細胞を、Cell Dissociation Solutionを用いてシャーレより剥離した。剥離した細胞をblocking bufferを用いてblocking後、10倍希釈した患者血清と30分反応させ、2回洗浄した。その後にFITC-抗ヒトIgGと30分間反応させた。FITCの蛍光強度をフローサイトメトリーを用いて測定し、それぞれのAECA活性を測定した。9血清での検討を図3に示す。高力価で結合を示したものを◎、中力価で結合を示したものを〇で示す。その中で、図4に示すように、より抗体活性の強い検体(U10-4、G10-43、W10-59)を用いて続くSARFによる対応抗原の同定をおこなった。
U10-4、G10-43、W10-59血清よりProtein Gカラムを用いてIgGを精製した。HUVECのcDNAライブラリーを作成し、レトロウイルスベクターpRetro-Libに挿入した。HUVECのcDNAを挿入したpRetro-LibをPlat E細胞にFugeneを用いてトランスフェクションし、HUVECのcDNAを保有するレトロウイルスを作成した。このレトロウイルスをラット骨髄腫細胞の培養液に混注することでウイルスを感染させ、HUVECのcDNA由来蛋白を発現するラット骨髄腫細胞を作成した(図2)。次にこれらHUVECのcDNAを発現するラット骨髄腫細胞を、1次抗体として患者血清由来IgG、2次抗体としてFITCあるいはPEにて蛍光標識された抗ヒトIgGにて染色を行った。続いて図5-7のドットプロットの四角に示す、抗ヒトIgGに染色された細胞集団のセルソーティングをFACS Aria2を用いて行った。図5-7に示すように複数回同一の工程を繰り返しセルソーティングを行うことで、患者血清由来IgGに結合する細胞集団を濃縮した。
セルソーティングによりU10-4、G10-43、W10-59由来のIgGに結合する細胞集団を濃縮後、96 wellプレートに限界希釈法にて細胞を単離した。単離された細胞とソーティング前の細胞を、1次抗体として当該血清IgG、2時抗体としてPE-抗ヒトIgGと反応させ、血清IgGとの結合をFACSを用いて確認した(図8)。
単離したクローンに挿入されているHUVECのcDNA配列をPCRにより増幅し、アガロースゲルにて電気泳動した。検出されたバンドを切り出し、ゲルよりDNAを抽出し、増幅されたDNAのシークエンスを行うことで挿入されている配列を検索した。結果としてG10-43とW10-59由来IgGに結合するクローンにSCARB1のcDNAが挿入されており(図8A,B)、U10-4由来IgGに結合するクローンにEPCRのcDNAが挿入されていた(図8C)。
HUVECのcDNAが挿入されていない細胞と単離したクローンよりRNAを抽出し、Gene Chipを用いてマイクロアレイ解析を行った。ベースシグナルがHUVECのcDNAが挿入されていない細胞由来、シグナルが単離されたクローン集団由来のシグナルとなる。単離したクローンに膜蛋白SCARB1及びEPCRのRNAの過剰発現を認めた(図10)。
同定したSCARB1あるいはEPCRのDNA配列をPCRにて増幅し、pMX-GFPベクターに挿入した。Plat E細胞にこれらSCARB1-GFPあるいはEPCR-GFPの挿入されているレトロウイルスベクターをFugeneを用いてトランスフェクションし、SCARB1-GFPあるいはEPCR-GFPの配列が挿入されたレトロウイルスを作成した。次にこれらレトロウイルスを、ラット骨髄腫細胞に感染させ、各々の蛋白を強制発現する細胞を樹立した。各蛋白の強制発現細胞はGFPを発現しており、GFP陰性細胞と混合後、1次抗体として血清由来IgG、2次抗体としてPE-抗ヒトIgG抗体を反応させた。続いてFACSにてGFP陽性群と陰性群でのPEの蛍光強度を比較することにより、抗SCARB1抗体あるいは抗EPCR抗体活性を測定した(図11)。
同定した抗SCARB1抗体あるいは抗EPCR抗体活性を複数の膠原病患者で比較した。まず、AECAを測定した高安動脈炎患者血清における各抗体の陽性者を図12に示す。〇は各抗体活性を有する血清を示す。続いて、高安動脈炎(TAK)、全身性エリテマトーデス(SLE)、巨細胞性動脈炎(GCA)での各抗体価を測定した(図13、図14)。高安動脈炎における抗SCARB1抗体、抗EPCR抗体の分布を図15に示す。活動性のある46名のTAK血清で抗SCARBI抗体陽性は14名(約26%)、 抗EPCR抗体陽性は17名(約37%)、両方の抗体で陽性が2名(約4%)であり、2つの抗体マーカーで陽性を検出できた割合は29名(約63%)であった(図15)。
同一患者において抗EPCR抗体活性を経時的に測定することで、疾患活動性との相関を検討した。左軸に抗EPCR抗体の抗体力価を、右軸に炎症反応CRPを示す。CRP上昇で示された再燃時には抗EPCR抗体の抗体価の上昇を認め、加療後には抗EPCR抗体の抗体価の減少を認めた(図20)。
SCARB1、EPCRのリガンドは各々、HDL、APCである。HUVECにおける以下の条件下における接着因子(ICAM1、E-selectin、VCAM1)の発現をフローサイトメトリーを用いて定量した。(1)TNFα刺激なし、(2)TNFα刺激後、(3)APC (図21)あるいはHDL(図22)をHUVECに16時間添加後にTNFαを用いて刺激、(4)抗EPCR抗体 (図21)あるいは抗SCARB1抗体 (図22)存在下で(3)と同様の条件。結果として、APCやHDLの存在下では、TNFαによる各接着分子発現が減弱するが、抗EPCR抗体 (図21)、抗SCARB1抗体 (図22)はそれぞれ、APC、HDLによる接着分子発現低下を阻止し、接着分子の発現を亢進させた。One way ANOVAで検定を行った。
Claims (8)
- 被験者から採取された試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定することを含む、高安動脈炎を判定するための方法。
- 被験者から採取された試料を内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)と接触させる工程、及び
前記試料中の抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)の量又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)の量を測定する工程を含み、
前記測定値が基準値よりも高い場合に、前記被験者は高安動脈炎に罹患している可能性が高いことを示す請求項1に記載の方法。 - 前記判定は、高安動脈炎の有無の判定、高安動脈炎の発症の危険性の判定、被験者における高安動脈炎の重症度の判定、被験者における高安動脈炎の予防効果の判定、高安動脈炎に罹患した患者における治療効果の判定、被験者における高安動脈炎の再発の有無の判定、被験者における高安動脈炎の再発の危険性の判定、被験者における高安動脈炎の再燃の有無の判定、又は被験者における高安動脈炎の再燃の有無の危険性の判定である請求項1に記載の方法。
- 前記試料は血液、血清又は血漿である請求項1~3のいずれかに記載の方法。
- 前記被験者は抗EPCR抗体が陽性であり、かつ脳血管疾患、潰瘍性大腸炎、血管分類におけるII型病変、及び腕頭動脈のうちの少なくとも一つに罹患している、請求項1に記載の方法。
- 前記被験者は抗SCARBI抗体が陽性であり、かつ大動脈弁閉鎖不全に罹患していない、CRP濃度が抗SCARBI抗体陰性の被験者のCRP濃度よりも高い、赤沈(赤血球沈降速度)が抗SCARBI抗体陰性のC被験者の赤沈よりも高い、血管分類におけるV型病変の罹患、及び腹部大動脈の罹患のうちの少なくとも一つに該当する、請求項1に記載の方法。
- 抗内皮細胞プロテインC受容体抗体(抗EPCR抗体)又は抗スカベンジャー受容体クラスBメンバー1抗体(抗SCARBI抗体)からなる高安動脈炎の診断マーカー。
- 内皮細胞プロテインC受容体(EPCR)又はスカベンジャー受容体クラスBメンバー1(SCARBI)を備えた高安動脈炎の診断キット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018057965A JP7006926B2 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 高安動脈炎の診断方法、診断マーカー及び診断キット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018057965A JP7006926B2 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 高安動脈炎の診断方法、診断マーカー及び診断キット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019168403A JP2019168403A (ja) | 2019-10-03 |
JP7006926B2 true JP7006926B2 (ja) | 2022-02-10 |
Family
ID=68106596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018057965A Active JP7006926B2 (ja) | 2018-03-26 | 2018-03-26 | 高安動脈炎の診断方法、診断マーカー及び診断キット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7006926B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114270191A (zh) * | 2019-08-29 | 2022-04-01 | 国立大学法人东北大学 | 炎症性肠病诊断方法、诊断探针和诊断试剂盒 |
WO2024090571A1 (ja) * | 2022-10-28 | 2024-05-02 | 慶應義塾 | Mmp12を指標とした免疫介在性炎症性疾患の診断、及びmmp12阻害による免疫介在性炎症性疾患の治療用医薬 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090208511A1 (en) | 2007-12-04 | 2009-08-20 | Zimering Mark B | Novel method for identifying diabetic patients at increased risk for pathological complications |
JP2009294096A (ja) | 2008-06-05 | 2009-12-17 | St Marianna Univ School Of Medicine | 高安動脈炎の診断方法およびそれに用いられる診断キット |
US20130310273A1 (en) | 2011-01-27 | 2013-11-21 | Torsten Witte | Methods and Means for Diagnosing Vasculitis |
-
2018
- 2018-03-26 JP JP2018057965A patent/JP7006926B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090208511A1 (en) | 2007-12-04 | 2009-08-20 | Zimering Mark B | Novel method for identifying diabetic patients at increased risk for pathological complications |
JP2009294096A (ja) | 2008-06-05 | 2009-12-17 | St Marianna Univ School Of Medicine | 高安動脈炎の診断方法およびそれに用いられる診断キット |
US20130310273A1 (en) | 2011-01-27 | 2013-11-21 | Torsten Witte | Methods and Means for Diagnosing Vasculitis |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019168403A (ja) | 2019-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106461681B (zh) | 用于诊断血管疾病的生物标志物及其用途 | |
AU2015207665A1 (en) | Cell surface prostate cancer antigen for diagnosis | |
JP7006926B2 (ja) | 高安動脈炎の診断方法、診断マーカー及び診断キット | |
Gates et al. | Cardiac non-human leukocyte antigen identification: techniques and troubles | |
JP6276992B2 (ja) | 胸膜中皮腫患者の早期発見のための分子マーカー及びその発現解析方法 | |
WO2015067913A1 (en) | Biomarkers | |
CN107110848B (zh) | 以脱氧羟腐胺缩赖氨酸合酶基因作为指标使用的动脉硬化及癌的检测方法 | |
WO2015073682A1 (en) | Methods of detecting cells latently infected with hiv | |
WO2021039771A1 (ja) | 炎症性腸疾患の診断方法、診断プローブ及び診断キット | |
JP6122779B2 (ja) | 抗wt1抗体の測定方法 | |
RU2504788C2 (ru) | Способ определения типа воспалительного ревматического заболевания с использованием синовиальной жидкости | |
JP2009092561A (ja) | ジヒドロピリジン受容体抗体レベルに基づく胸腺腫合併重症筋無力症の診断方法 | |
EP2816354B1 (en) | Biomarker for complex regional pain syndrome (CRPS) | |
US20220120744A1 (en) | Assessing and treating germ cell tumors and paraneoplastic autoimmunity | |
JP7356128B2 (ja) | 自己免疫疾患の検出剤となるタンパク質複合体、及びその使用 | |
EP3364188B1 (en) | Blood biomarker for use in evaluation of effect of drug therapy on kidney cancer | |
WO2013008930A1 (ja) | 皮膚筋炎の検査方法 | |
Senev | Investigating the impact of pretransplant non-HLA antibodies on graft outcome after kidney transplantation | |
JP2023131930A (ja) | 炎症性腸疾患を検査する方法 | |
JP2023156159A (ja) | がんリスクの試験方法 | |
WO2012098256A1 (en) | Anti-cd146 auto-antibodies and uses thereof | |
JP2009139302A (ja) | 癌の検出法 | |
Taylor | Autoimmunity–Rheumatoid Arthritis | |
US20110236912A1 (en) | Systems and methods for characterizing lupus erythematosus | |
US20120301879A1 (en) | Novel use of ca-125 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211005 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7006926 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |