JPWO2020149210A1 - ロボットハンド及びそれを備えるロボット - Google Patents

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Abstract

基板の把持位置が規定されたベース体と、ベース体の先端側に設けられ、基板を把持するとき、基板の縁部の第1部分に当接する第1当接部と、ベース体の基端側に設けられ、基板を把持するとき、基板の縁部の第2部分に当接する第2当接部を有する回転体と、回転体の軸孔に挿通される軸部を有し、ベース体の先端側へと移動することによって、回転体をベース体の先端側へと移動させる可動体と、を備え、軸部は、その中心軸線がベース体の厚み方向に伸延し、回転体は、軸部に対して軸部の軸方向に遊びを有するように取り付けられ、可動体及び回転体が基板を把持するときよりもベース体の基端側に移動した状態において、回転体の縁部に当接することで、回転体が軸方向に移動することを規制するための移動規制部をさらに備える。

Description

本発明は、ロボットハンド及びそれを備えるロボットに関する。
従来から、基板を把持するためのロボットハンドが知られている。このようなロボットハンドが、例えば、特許文献1のウェハ搬送ロボットで提案されている。
特許文献1には、超音波モータの移動子をハンドの先端側に前進させることで、可動爪がロボットハンドの先端側に固定された固定爪側にウェハを押圧し、可動爪及び固定爪によりウェハの縁部が把持されることが記載されている。
特開2002−264065号公報
ところで、特許文献1及びその他の従来からあるロボットハンドは、基板を把持するとき、基板から反力を受けることに起因して、基板を把持できない場合があった。
そこで、本発明は、確実に基板を把持することが可能な、ロボットハンド及びそれを備えるロボットを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係るロボットハンドは、基板の把持位置が規定されたベース体と、前記ベース体の先端側に設けられ、前記基板を把持するとき、前記基板の縁部の第1部分に当接する第1当接部と、前記ベース体の基端側に設けられ、前記基板を把持するとき、前記基板の縁部の第2部分に当接する第2当接部を有する回転体と、前記回転体の軸孔に挿通される軸部を有し、前記ベース体の先端側へと移動することによって、前記回転体を前記ベース体の先端側へと移動させる可動体と、を備え、前記軸部は、その中心軸線が前記ベース体の厚み方向に伸延し、前記回転体は、前記軸部に対して前記軸部の軸方向に遊びを有するように取り付けられ、前記可動体及び前記回転体が前記基板を把持するときよりも前記ベース体の基端側に移動した状態において、前記回転体の縁部に当接することで、前記回転体が前記軸方向に移動することを規制するための移動規制部をさらに備える。
上記構成によれば、可動体及び回転体が基板を把持するときよりもベース体の基端側に移動した状態において、回転体が移動規制部によって可動体の軸部の軸方向に移動することを規制される。これにより、本発明の一実施形態に係るロボットハンドは、確実に基板を把持することが可能となる。
本発明によれば、確実に基板を把持することが可能な、ロボットハンド及びそれを備えるロボットを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドを厚み方向から見たときの概略図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドの係合部材を示す図2のIII−III断面図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドのガイド部材を示す図2のIV−IV断面図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドの一部拡大断面図であり、(A)が可動体及び回転体並びにその周辺部分の厚み方向に沿った拡大断面図であり、(B)が可動体の軸部及び回転体並びにその周辺部分の厚み方向に沿った拡大断面図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドが、収容装置内に縦置きにして収容された半導体ウェハを把持する様子を上方から見たときの概略図であり、(A)が初期状態を示し、(B)が半導体ウェハを把持した状態を示す。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドが、収容装置内に縦置きにして収容された半導体ウェハを把持する様子をベース体の厚み方向から見たときの概略図であり、(A)が半導体ウェハを持ち上げる直前の状態を示し、(B)が半導体ウェハを持ち上げて把持した状態を示す。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドの回転体が移動規制部によって軸方向の移動を規制された状態を示す図7(A)のVIII−VIII断面図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドの回転体が、基端側から先端側へと移動する様子を示す概略図であり、(A)が図7(A)のIXA−IXA断面図、(B)が図7(B)のIXB−IXB断面図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドの変形例の要部構成を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るロボットハンドの変形例の回転体が、基端側から先端側へと移動する様子を示す概略図であり、(A)が、回転体が軸方向の移動を規制されている状態を示す断面図、(B)が、回転体が軸方向の移動を規制されていない状態を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るロボットハンド、並びにそれを備えるロボット及びロボットシステムについて、添付図面に基づき説明する。なお、本実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(ロボットシステム10)
図1は、本実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態に係るロボットシステム10は、円板状の半導体ウェハW(基板)を把持して搬送するロボット20と、半導体ウェハWを縦置きにして収容するための収容装置110と、を備える。
(ロボット20)
図1に示すように、本実施形態に係るロボット20は、旋回可能な手首部36を有する水平多関節型の3軸ロボットとして構成され、3つの関節軸を備える。ロボット20は、基台22と、当該基台22の上面に設けられる上下方向に伸縮可能な昇降軸24と、を備える。昇降軸24は、例えば、図示しないエアシリンダなどで伸縮可能に構成される。
また、ロボット20は、昇降軸24の上端部に取り付けられるロボットアーム30と、ロボットアーム30の先端部に取り付けられるロボットハンド40と、ロボットアーム30及びロボットハンド40の動作を制御するロボット制御装置90と、をさらに備える。
(ロボットアーム30)
ロボットアーム30は、水平方向に延びる第1リンク32と、当該第1リンク32の先端部に連結されて水平方向に延びる第2リンク34と、当該第2リンク34の先端部に連結される手首部36と、手首部36の先端部に連結されるハンド基部38と、を有する。
第1リンク32は、その基端部が図示しないサーボモータで駆動する関節軸を介して昇降軸24の上端部に連結される。これにより、第1リンク32は、昇降軸24の軸心を通って鉛直方向に延びる第1軸線AX周りに回動可能である。
第2リンク34は、その基端部が図示しないサーボモータで駆動する関節軸を介して第1リンク32の先端部に連結される。これにより、第2リンク34は、第1リンク32の先端部を通って鉛直方向に延びる第2軸線AX周りに回動可能である。
手首部36は、その基端部が図示しないサーボモータで駆動する旋回軸を介して第2リンク34の先端部に連結される。これにより、手首部36は、第2リンク34の軸心を通って水平方向に延びる旋回軸線AX´周りに旋回可能である。
ハンド基部38は、その基端部が図示しないサーボモータで駆動する関節軸を介して手首部36の先端部に連結される。これにより、ハンド基部38は、手首部36の先端部を通って鉛直方向に延びる第3軸線AX周りに回動可能である。
(ロボットハンド40)
図2は、本実施形態に係るロボットハンドを厚み方向から見たときの概略図である。図2に示すように、本実施形態に係るロボットハンド40は、ハンド基部38の先端部に装着される。ロボットハンド40は、基端と先端を結ぶ長さ方向と、長さ方向に直交する幅方向と、長さ方向及び幅方向に直交する厚み方向とが規定されるベース体41を備える。ベース体41は、幅方向の中央を長さ方向に延びる中心線Lと、当該中心線L上に半導体ウェハWの中心が位置するような把持位置(図7(B)参照)と、がさらに規定される。
ベース体41は、その基端側に設けられるベース基部42と、当該ベース基部42から枝分かれして先端側に延びる2つのベース枝部44と、を有する。ベース基部42及び2つのベース枝部44は一体的に形成される。また、ベース基部42の基端側には、厚み方向に見て四角形状の切欠き43が穿設される。上記のように構成されることで、ベース体41は、その厚み方向に見て、概ねY字形状である。
ロボットハンド40は、2つのベース枝部44の主面の先端部にそれぞれ突設され、半導体ウェハWの縁部の第1部分に係合する係合部材50と、ベース基部42の主面の幅方向における両縁部それぞれに突設されるガイド部材55と、をさらに備える。
図3は、本実施形態に係るロボットハンドの係合部材を示す図2のIII−III断面図である。2つの係合部材50は、それぞれ、対応するベース枝部44の主面上に固定して設けられる。なお、当該2つの係合部材50は、図2に示すように、中心線Lに関して互いに線対称である。したがって、ここでは一方の係合部材50についてのみ説明し、他方の係合部材50の同様となる説明は繰り返さない。
図3に示すように、係合部材50は、ベース枝部44の主面の先端側に向かうに連れてベース枝部44の主面から離間するように傾斜した傾斜面51と、当該傾斜面51の先端から屈曲してベース体41の厚み方向に起立する起立面52と、当該起立面52の上端においてベース体41の基端側に向けて突設されるフランジ53と、を有する。
本実施形態では、起立面52が、半導体ウェハWを把持するとき、当該半導体ウェハWの縁部の第1部分に当接する第1当接部52aを構成する(図7(B)参照)。当該第1当接部52a(及び起立面52)は、ベース体41の厚み方向に見て、半導体ウェハWの縁部に対応した円弧状である。
図4は、本実施形態に係るロボットハンドのガイド部材を示す図2のIV−IV断面図である。2つのガイド部材55は、それぞれ、ベース基部42の主面上に固定して設けられる。なお、当該2つのガイド部材55は、図2に示すように、中心線Lに関して互いに線対称である。したがって、ここでは一方のガイド部材55についてのみ説明し、他方のガイド部材55の同様となる説明は繰り返さない。
図4に示すように、ガイド部材55は、ベース基部42の主面の先端側に向かうに連れてベース基部42の主面に近づくように傾斜した傾斜面56と、当該傾斜面56の基端から屈曲してベース体41の厚み方向に起立する起立面57と、を有する。
図5は、本発明の一実施形態に係るロボットハンドの一部拡大断面図であり、(A)が可動体及び回転体並びにその周辺部分の厚み方向に沿った拡大断面図であり、(B)が可動体の軸部及び回転体並びにその周辺部分の厚み方向に沿った拡大断面図である。図5(A)に示すように、ロボットハンド40は、ベース基部42の主面に近接して設けられる回転体60と、中心線Lに沿って往復運動可能な可動体70と、をさらに備える。回転体60及び可動体70は、それぞれ、中心線L上に設けられる。
回転体60は、ベース体41の厚み方向に見て(すなわち、図2のように見て)、円形状の縁部62を有し、且つ、その中心に軸孔68が穿設される。図5(B)に示すように、回転体60の縁部62は、ベース体41側の端部からベース体41の厚み方向に延びた後、軸孔68から遠ざかるように屈曲してベース体41の厚み方向にさらに延びる。
本実施形態に係るロボットハンド40は、回転体60の縁部62が上記のような形状を有することで、把持された状態の半導体ウェハWの第2部分が厚み方向においてベース体41から離間する側に移動することを規制される。また、上記のように2つの係合部材50それぞれがフランジ53を有することで、把持された状態の半導体ウェハWの第1部分に当該2つの係合部材50それぞれが係合する。このような構造により、ロボットハンド40は、半導体ウェハWを安定して把持することが可能となる。
そして、本実施形態では、回転体60の縁部62の一部が、半導体ウェハWを把持するとき、中心線L上で当該半導体ウェハWの縁部の第2部分に当接する第2当接部62aを構成する。
また、回転体60の軸孔68の内壁は、ベース体41の幅方向に見て、ベース体41とのなす角度が鋭角であるように傾斜する。本実施形態では、当該軸孔68の内壁の一部が、後述する摺動面68aを構成する。これにより、本実施形態では、第2当接部62a及び摺動面68aは、双方ともに回転体60に含まれる。また、摺動面68aは、中心線L上の第2当接部62aよりも基端側に設けられ、当該第2当接部62aと一体的に移動可能である。
図5に示すように、可動体70は、可動部材71と、当該可動部材71の先端部に固定される軸部材75(軸部)と、を有する。ここで、図5(A)に示すように、ロボットハンド40は、ベース体41の厚み方向においてベース体41を基準として回転体60及び軸部材75とは反対側に設けられるレール部材80と、可動部材71を駆動するための図示しないアクチュエータと、をさらに備える。
レール部材80は、中心線Lに沿って延び、可動部材71の基端部が摺動可能に取り付けられる。可動部材71を駆動するためのアクチュエータは、例えば、電動モータと動力伝達機構(例えば、ラック・アンド・ピニオン又はボールねじ等)とを有する構造であってもよいし、空気圧シリンダ、又は油圧シリンダ等で構成されてもよい。アクチュエータは、ロボット制御装置90によりその動作が制御される。アクチュエータは、ロボットハンド40が装着されるハンド基部38に支持されてもよい。
可動部材71は、その基端部がレール部材80に取り付けられ中心線Lに沿って延びる第1部分72と、当該第1部分72の先端部の上面から中心線Lに沿って延びる第2部分74と、を有する。そして、第2部分74の先端部の上面に設けられる凹部74aに軸部材75の基端部が連結される。凹部74a及び軸部材75は、それぞれ、ベース体41の厚み方向に見て(すなわち、図2のように見て)、ベース基部42に穿設される切欠き43と重なるように配置される。
上記構造を有することで、可動部材71(並びに軸部材75及び回転体60)は、ベース体41及びその他の部材に妨げられることなく、中心線Lに沿って往復運動することが可能となる。また、上記構造を有することで、ベース体41の厚み方向において、第2当接部62aが半導体ウェハWから受ける反力の力点位置は、可動体70が中心線L上を先端側へと移動する推力の力点位置に相違する。
軸部材75は、可動部材71の凹部74aに連結される基端部76と、当該基端部76の上端に設けられるテーパー部77と、テーパー部77の上端から径方向に突出するフランジ78と、を有する。軸部材75の基端部76及びテーパー部77は、それぞれ、回転体60の軸孔68に対応した径寸法である。軸部材75のフランジ78の径寸法は、回転体60の軸孔68の径寸法よりも大きい。
回転体60の軸孔68に軸部材75の基端部76及びテーパー部77が挿通されることで、回転体60が軸部材75に対して長さ方向と幅方向とが交わる平面上で移動可能な範囲が規制される。換言すれば、第2当接部62a及び摺動面68aが被摺動面77aに対して長さ方向と幅方向とが交わる平面上で移動可能な範囲が規制される。
さらに、回転体60の軸孔68の縁部が、可動部材71の凹部74aの縁部と軸部材75のフランジ78との間に挟まれて配置されることで、回転体60が軸部材75に対して厚み方向に移動可能な範囲が規制される。換言すれば、第2当接部62a及び摺動面68aが被摺動面77aに対して長さ方向と厚み方向とが交わる平面上で移動可能な範囲が規制される。
図5(B)に示すように、軸部材75は、その中心軸線がベース体41の厚み方向に伸延する。そして、回転体60は、軸部材75に対して当該軸部材75の軸方向に遊びを有するように取り付けられる。
本実施形態では、上記のように回転体60が配置されることで、可動部材71及び軸部材75は、回転体60が軸部材75に対して移動可能な範囲を規制する移動規制構造を協働して構成する。換言すれば、上記のように回転体60が配置されることで、可動部材71及び軸部材75は、第2当接部62a及び摺動面68aが被摺動面77aに対して移動可能な範囲を規制する移動規制構造を協働して構成する。
軸部材75の基端部76は、ベース体41の厚み方向において、横断面積が均一である。一方、テーパー部77は、ベース体41(及び基端部76)に近づくに連れて横断面積が小さくなる。これにより、テーパー部77の外面は、ベース体41の幅方向に見て、ベース体41とのなす角度が回転体60の軸孔68の内壁に対応した鋭角であるように傾斜する。そして、本実施形態では、当該テーパー部77の外面の一部が、後述する被摺動面77aを構成する。
上記構成を有することで、可動体70は、半導体ウェハWを把持するとき、中心線L上をベース体41の先端側へと移動することによって、軸部材75の被摺動面77aで回転体60の摺動面68aを押圧して、摺動面68a及び第2当接部62aを有する回転体60をベース体41の先端側へと移動させることが可能である。
具体的には、半導体ウェハWを把持するとき、可動体70が中心線L上をベース体41の先端側へと移動し、回転体60の第2当接部62aが半導体ウェハWから反力を受けることで、当該回転体60の摺動面68aが可動体70の被摺動面77a上を摺動する。これに伴い、当該回転体60がベース体41の側へと移動する。
(ロボット制御装置90)
ロボット制御装置90は、基台22の内部に設けられる。ロボット制御装置90の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、公知のプロセッサ(例えば、CPU等)が記憶部(例えば、メモリ等)に格納されるプログラムに従って動作することで実現されてもよい。
(収容装置110)
図1に示すように、収容装置110は、作業現場の壁面に固定して設けられる。また、収容装置110は、半導体ウェハWを鉛直方向に延在するように縦置きにして収容する構造を有する。ここで、図6に基づき、収容装置110の構造について説明する。
図6は、本実施形態に係るロボットハンドが、収容装置内に縦置きにして収容された半導体ウェハを把持する様子を上方から見たときの概略図であり、(A)が初期状態を示し、(B)が半導体ウェハを把持した状態を示す。図6(A)に示すように、収容装置110は、ロボット20に対向する前面が開放された箱状のシェル112と、当該シェル112の前方に設けられる開閉可能な扉(図示せず)とを備える。
シェル112の底板114の内面には、複数の底板溝116が設けられる。当該複数の底板溝116は、それぞれ、シェル112の前面と背面を結ぶ方向に延び、同左面と右面を結ぶ方向に等間隔(例えば、5mm以上15mm以下の間隔)で並列して設けられる。複数の底板溝116の内壁は、それぞれ、後述する図7に示すように、シェル112の左面と右面を結ぶ方向に見て、半導体ウェハWの縁部に対応した円弧状である。
シェル112の背板124の内面には、複数の背板溝126が設けられる。当該複数の背板溝126は、それぞれ、シェル112の底面と上面を結ぶ方向に延び、同左面と右面を結ぶ方向に等間隔(例えば、5mm以上15mm以下の間隔)で並列して設けられる。そして、複数の背板溝126は、それぞれ、シェル112の左面と右面を結ぶ方向において、複数の底板溝116と同じ位置に設けられる。
上記構成を有することで、収容装置110は、半導体ウェハWの縁部をシェル112の底板溝116及び背板溝126に嵌合させることで、当該半導体ウェハWを縦置きにして複数収納することが可能である。
ここで、図6及び図7に基づき、収容装置110内に縦置きにして収納された半導体ウェハWを収容装置110の外部へと取り出す手順の一例について説明する。
図7は、本実施形態に係るロボットハンドが、収容装置内に縦置きにして収容された半導体ウェハを把持する様子をベース体の厚み方向から見たときの概略図であり、(A)が半導体ウェハを持ち上げる直前の状態を示し、(B)が半導体ウェハを持ち上げて把持した状態を示す。
まず、図6(A)に示す初期状態からロボットアーム30の手首部36を旋回させることで、ロボットハンド40のベース体41が鉛直方向に延在した状態としたあと、ロボットアーム30の姿勢を変更することで、図6(B)に示すように、ロボットハンド40を、収容装置110内に縦置きにして収納された半導体ウェハWを把持可能な位置及び姿勢とする。ここで、前記半導体ウェハWを把持可能な位置及び姿勢とは、図7(A)に示すように、2つの係合部材50の起立面52、2つのガイド部材55の起立面57、及び、回転体60の縁部62の全てが半導体ウェハWの縁部に対向(又は当接)するようなロボットハンド40の位置及び姿勢のことをいう。
そして、可動体70が中心線L上を先端側へと移動することによって、回転体60の第2当接部62aで半導体ウェハWを先端側へと押圧する。これにより、半導体ウェハWは、回転体60によってベース体41の基端側から2つの係合部材50の起立面52に押し付けられる。上記のようにして、ロボットハンド40は、縦置きにされた半導体ウェハWを把持する。
さらに、ロボットハンド40は、半導体ウェハWを把持した状態で半導体ウェハWが載置された箇所から(図7(B)において底板溝116から)離間する方向へと移動することで、当該半導体ウェハWを収容装置110の底板溝116から離間させる。このときの状態が図7(B)に示される。
最後に、ロボットアーム30の姿勢を変更することで、ロボットハンド40を収容装置110の外部へと移動させる。上記のようにして、本実施形態に係るロボットシステム10は、収容装置110内に縦置きにして収納された半導体ウェハWを収容装置110の外部へと取り出すことができる。
(移動規制部84)
図2に示すように、ロボットハンド40は、可動体70及び回転体60が半導体ウェハWを把持するときよりもベース体41の基端側に移動した状態において、回転体60の縁部62に当接することで、回転体60が軸部材75の軸方向に移動することを規制するための移動規制部84をさらに備える。
移動規制部84は、ハンド基部38の先端部に取り付けられ、その形状は、中心線Lに関して線対称である。移動規制部84は、ベース体41の幅方向に延びる移動規制基部86と、移動規制基部86の幅方向における一方端部から先端側に延びる移動規制枝部87aと、移動規制基部86の幅方向における他方端部から先端側に延びる移動規制枝部87bと、を有する。
図8は、本実施形態に係るロボットハンドの回転体が移動規制部によって軸方向の移動を規制された状態を示す図7(A)のVIII−VIII断面図である。図9は、本実施形態に係るロボットハンドの回転体が、基端側から先端側へと移動する様子を示す概略図であり、(A)が図7(A)のIXA−IXA断面図、(B)が図7(B)のIXB−IXB断面図である。
図8及び図9に示すように、移動規制枝部87aの先端には、その厚み方向における回転体60側に凹部88aが設けられる。凹部88aは、長さ方向に延びる直方体状であり、その先端側及び内側が開放されている。凹部88aの先端には、回転体60の縁部62をその内部へと案内するための案内部89aが設けられる。なお、移動規制枝部87bにも、移動規制枝部87aの凹部88a及び案内部89aと同様に、凹部88b及び案内部89bが設けられる。
(効果)
図7(A)に示すように、本実施形態に係るロボットハンド40は、縦置きにされた半導体ウェハWを把持しようとするとき、可動体70及び回転体60を、半導体ウェハWを把持するときよりもベース体41の基端側に移動させたうえで、2つの係合部材50の起立面52、2つのガイド部材55の起立面57、及び、回転体60の縁部62の全てを、半導体ウェハWの縁部に対向(又は当接)させる。
そして、例えば、この状態からロボットハンド40によって半導体ウェハWをすくい上げると、半導体ウェハWは、回転体60を含む3つのガイド(すなわち、下側の係合部材50、下側のガイド部材55、及び回転体60)によって保持される。しかし、このとき、回転体60の軸方向に遊びがあるので、半導体ウェハWがガタ付いて不安定な状態となる。
特に、回転体60が軸方向においてベース体41側に移動している状態で半導体ウェハWをすくい上げに行くと、回転体60の第2当接部62aが半導体ウェハWの縁部に当接せず、回転体60のベース体41とは反対側の主面が、半導体ウェハWのベース体41と対向する主面に当接してしまうことも考えられる。
そして、このような状態で回転体60を中心線L上の先端側に移動させると、半導体ウェハWがロボットハンド40から外れ出てしまう(すなわち、回転体60によって半導体ウェハWが図7において紙面手前側に押し出されてしまう)ことが懸念される。
そこで、本実施形態では、図8及び図9に示すように、可動体70及び回転体60が半導体ウェハWを把持するときよりもベース体41の基端側に移動した状態において、回転体60の縁部62に当接することで、回転体60が軸方向に移動することを規制するための移動規制部84が設けられる。なお、移動規制部84に設けられる凹部88a、88bの内壁が、回転体60のうちの軸方向におけるベース体41とは反対側の主面の縁部に当接することで、回転体60が軸方向に移動することを規制される。
これにより、回転体60は、半導体ウェハWを把持するときよりもベース体41の基端側に移動しているとき、移動規制部84に当接することで、その位置及び姿勢が固定される。これにより、例えば、回転体60を先端側に移動させたとき、上記のように半導体ウェハWがロボットハンド40から外れ出てしまうことがない。その結果、本実施形態に係るロボットハンド40は、確実に半導体ウェハWを把持することが可能となる。
なお、本実施形態に係るロボットハンド40は、回転体60の第2当接部62aが半導体ウェハWから反力を受けることで、当該回転体60の摺動面68aが可動体70の被摺動面77a上を摺動する。これにより、当該回転体60の第2当接部62aがベース体41の側へと移動するので、第2当接部62aが半導体ウェハWから反力を受けることでベース体41から離間するように移動してしまうことを抑制することができる。その結果、本実施形態に係るロボットハンド40は、いっそう確実に半導体ウェハWを把持することが可能となる。
(変形例)
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
図10は、上記実施形態に係るロボットハンドの変形例の要部構成を示す概略図である。なお、本変形例に係るロボットハンド40´は、移動規制部84´の構造を除き、上記実施形態で説明したロボットハンド40と同じ構造を備える。したがって、同一部分には同じ参照番号を付し、同様となる説明は繰り返さない。
図10に示すように、本変形例の移動規制部84´は、第1移動規制部85a及び第2移動規制部85bで構成される。第1移動規制部85a及び第2移動規制部85bは、中心線Lに関して線対称となるように、ベース体41の幅方向において間隔を空けて設けられる。
図11は、本変形例の回転体が、基端側から先端側へと移動する様子を示す概略図であり、(A)が、回転体が軸方向の移動を規制されている状態を示す断面図、(B)が、回転体が軸方向の移動を規制されていない状態を示す断面図である。図11に示すように、本変形例に係る移動規制部84´(換言すれば、第1移動規制部85a及び第2移動規制部85b)は、回転体60のうちの周面(縁部)に当接することで、回転体60が軸方向に移動することを規制することが可能である。
なお、上記実施形態及び本変形例に限定されず、移動規制部は、回転体のうちの少なくとも軸方向におけるベース体とは反対側の主面の縁部に当接することで、回転体が軸方向に移動することを規制してもよい。さらに、移動規制部は、回転体の縁部のうち、軸方向における前記ベース体とは反対側の主面の縁部、及び、周面以外の部分に当接することで、回転体が軸方向に移動することを規制してもよい。
(その他の変形例)
上記実施形態及びその変形例では、可動部材71に軸部材75が連結される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、可動部材71及び軸部材75が一体的に形成されることで、可動体70全体が一つの部材で構成されてもよい。換言すれば、可動体は、可動部と、当該可動部と一体的に形成される軸部とを有する構成であってもよい。
上記実施形態及びその変形例では、ベース体41が、ベース基部42と、当該ベース基部42と一体的に形成される2つのベース枝部44とを有する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、ベース体は、その先端側で枝分かれしないことでベース枝部を有さず、ベース体の主面の先端側に1つ又は複数の第1当接部が設けられる構造であってもよい。或いは、ベース体は、ベース基部と、当該ベース基部と一体的に形成される3つ以上のベース枝部とを備え、3つ以上のベース枝部の主面それぞれに第1当接部が設けられる構造であってもよい。
上記実施形態及びその変形例では、基板が円板状の半導体ウェハWとして構成される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、基板は、その厚み方向に見て四角形の板状の半導体ウェハとして構成されてもよいし、その他の形状の半導体ウェハであってもよいし、或いは、半導体ウェハ以外の基板であってもよい。
上記実施形態及びその変形例では、ロボット20は、旋回可能な手首部36を有する水平多関節型の3軸ロボットとして構成される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、ロボットは、旋回可能な手首部を有しなくてもよいし、水平多関節型の1軸若しくは2軸、又は4軸以上のロボットとして構成されてもよい。或いは、ロボットは、極座標型ロボットとして構成されてもよいし、円筒座標型ロボットとして構成されてもよいし、直角座標型ロボットとして構成されてもよいし、垂直多関節型ロボットとして構成されてもよいし、又は、その他のロボットとして構成されてもよい。
(まとめ)
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係るロボットハンドは、基板の把持位置が規定されたベース体と、前記ベース体の先端側に設けられ、前記基板を把持するとき、前記基板の縁部の第1部分に当接する第1当接部と、前記ベース体の基端側に設けられ、前記基板を把持するとき、前記基板の縁部の第2部分に当接する第2当接部を有する回転体と、前記回転体の軸孔に挿通される軸部を有し、前記ベース体の先端側へと移動することによって、前記回転体を前記ベース体の先端側へと移動させる可動体と、を備え、前記軸部は、その中心軸線が前記ベース体の厚み方向に伸延し、前記回転体は、前記軸部に対して前記軸部の軸方向に遊びを有するように取り付けられ、前記可動体及び前記回転体が前記基板を把持するときよりも前記ベース体の基端側に移動した状態において、前記回転体の縁部に当接することで、前記回転体が前記軸方向に移動することを規制するための移動規制部をさらに備える。
上記構成によれば、可動体及び回転体が基板を把持するときよりもベース体の基端側に移動した状態において、回転体が移動規制部によって可動体の軸部の軸方向に移動することを規制される。これにより、本発明の一実施形態に係るロボットハンドは、確実に基板を把持することが可能となる。
前記移動規制部は、前記回転体のうちの少なくとも前記軸方向における前記ベース体とは反対側の主面の縁部に当接することで、前記回転体が前記軸方向に移動することを規制してもよい。
上記構成によれば、本発明の一実施形態に係るロボットハンドは、いっそう確実に基板を把持することが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係るロボットは、上記いずれかの構成を備えるロボットハンドと、前記ロボットハンドがその先端に取り付けられるロボットアームと、を備える。
上記構成によれば、上記いずれかの構成を備えるロボットハンドを備えるので、確実に基板を把持することが可能となる。
10 ロボットシステム
20 ロボット
22 基台
24 昇降軸
30 ロボットアーム
32 第1リンク
34 第2リンク
36 手首部
38 ハンド基部
40、40´ ロボットハンド
41 ベース体
42 ベース基部
43 切欠き
44 ベース枝部
50 係合部材
51 傾斜面
52 起立面
52a 第1当接部
53、78 フランジ
55 ガイド部材
56 傾斜面
57 起立面
60 回転体
62 縁部
62a 第2当接部
68 軸孔
68a 摺動面
70 可動体
71 可動部材
72 第1部分
74 第2部分
74a 凹部
75 軸部材
76 基端部
77 テーパー部
77a 被摺動面
80 レール部材
84、84´ 移動規制部
85a 第1移動規制部
85b 第2移動規制部
86 移動規制基部
87a、87b 移動規制枝部
90 ロボット制御装置
110 収容装置
112 シェル
114 底板
116 底板溝
124 背板
126 背板溝

Claims (3)

  1. 基板の把持位置が規定されたベース体と、
    前記ベース体の先端側に設けられ、前記基板を把持するとき、前記基板の縁部の第1部分に当接する第1当接部と、
    前記ベース体の基端側に設けられ、前記基板を把持するとき、前記基板の縁部の第2部分に当接する第2当接部を有する回転体と、
    前記回転体の軸孔に挿通される軸部を有し、前記ベース体の先端側へと移動することによって、前記回転体を前記ベース体の先端側へと移動させる可動体と、を備え、
    前記軸部は、その中心軸線が前記ベース体の厚み方向に伸延し、前記回転体は、前記軸部に対して前記軸部の軸方向に遊びを有するように取り付けられ、
    前記可動体及び前記回転体が前記基板を把持するときよりも前記ベース体の基端側に移動した状態において、前記回転体の縁部に当接することで、前記回転体が前記軸方向に移動することを規制するための移動規制部をさらに備える、ロボットハンド。
  2. 前記移動規制部は、前記回転体のうちの少なくとも前記軸方向における前記ベース体とは反対側の主面の縁部に当接することで、前記回転体が前記軸方向に移動することを規制する、請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 請求項1又は2に記載のロボットハンドと、
    前記ロボットハンドがその先端に取り付けられるロボットアームと、を備える、ロボット。
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