JPWO2020138223A1 - ヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、電子機器、およびヒートシンクの製造方法 - Google Patents

ヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、電子機器、およびヒートシンクの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020138223A1
JPWO2020138223A1 JP2020563379A JP2020563379A JPWO2020138223A1 JP WO2020138223 A1 JPWO2020138223 A1 JP WO2020138223A1 JP 2020563379 A JP2020563379 A JP 2020563379A JP 2020563379 A JP2020563379 A JP 2020563379A JP WO2020138223 A1 JPWO2020138223 A1 JP WO2020138223A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat radiating
heat sink
radiating member
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020563379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7113914B2 (ja
Inventor
友洋 谷下
友洋 谷下
圭司 原田
圭司 原田
角田 義一
義一 角田
雄二 白形
雄二 白形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020138223A1 publication Critical patent/JPWO2020138223A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7113914B2 publication Critical patent/JP7113914B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/40Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/42Fillings or auxiliary members in containers or encapsulations selected or arranged to facilitate heating or cooling
    • H01L23/427Cooling by change of state, e.g. use of heat pipes
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

ヒートシンク(100)は、第1方向に沿って延在する複数の角部と、1つの角部を介して接続されている複数の辺部とを含む第1放熱部材(2)と、複数の辺部の各々に接続されている複数の第2放熱部材(3)とを備える。複数の角部の各々には、少なくとも1つの凹部(23)が設けられている。複数の角部の各々は、各凹部(23)を折り曲げ軸として折り曲げられて成る屈曲部である。複数の第2放熱部材(3)は、第1放熱部材(2)よりも内側に配置されている。

Description

本開示は、ヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、電子機器、およびヒートシンクの製造方法に関する。
ダイキャストまたは押し出し方法で製造した複数の放熱部材が組み立てられて成るヒートシンクが知られている。
特開昭59−229844号公報には、各放熱部材の結合子同士が90度または180度を成すように嵌合されることにより組み立てられたヒートシンクが開示されている。
特開昭59−229844号公報
しかしながら、複数の結合子が嵌合されることにより組み立てられたヒートシンクでは、結合子間に隙間が生じて放熱性が損なわれるおそれがある。
本開示の主たる目的は、結合子が嵌合されることにより組み立てられた従来のヒートシンクと比べて、放熱性が高いヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、および電子機器を提供することにある。
本開示の実施の形態に係るヒートシンクは、第1方向に沿って延在する少なくとも1つの角部と、少なくとも1つの角部を介して接続されている複数の辺部とを含む第1放熱部材と、複数の辺部の各々に接続されている複数の第2放熱部材とを備える。少なくとも1つの角部には、少なくとも1つの凹部が設けられている。少なくとも1つの角部は、少なくとも1つの凹部を折り曲げ軸として折り曲げられて成る屈曲部である。複数の第2放熱部材は、第1放熱部材よりも内側に配置されている。
本開示によれば、結合子が嵌合されることにより組み立てられた従来のヒートシンクと比べて、放熱性が高いヒートシンク、および該ヒートシンクを備える電子機器を提供することができる。
実施の形態1に係るヒートシンクおよびヒートシンクアセンブリを示す側面図である。 図1に示されるヒートシンクおよびヒートシンクアセンブリの斜視図である。 図1に示されるヒートシンクアセンブリから組み立てられた電子機器を示す側面図である。 図3に示される電子機器の斜視図である。 実施の形態2に係るヒートシンクおよびヒートシンクアセンブリを示す側面図である。 図5に示されるヒートシンクおよびヒートシンクアセンブリの斜視図である。 図5に示されるヒートシンクアセンブリから組み立てられた電子機器を示す側面図である。 図7に示される電子機器の斜視図である。 実施の形態3に係るヒートシンクおよびヒートシンクアセンブリを示す側面図である。 図9に示されるヒートシンクアセンブリから組み立てられた電子機器を示す側面図である。 実施の形態4に係るヒートシンクおよびヒートシンクアセンブリを示す側面図である。 図11に示されるヒートシンクアセンブリから組み立てられた電子機器を示す側面図である。 実施の形態5に係る電子機器を第1方向から視た側面図である。 図13中の線分XIV−XIVから視た断面図である。 実施の形態5に係るヒートシンクおよびヒートシンクアセンブリを第1方向から視た側面図である。 実施の形態2に係るヒートシンクの変形例を第1方向から視た側面図である。 実施の形態2に係るヒートシンクの他の変形例を第1方向から視た側面図である。 実施の形態2に係るヒートシンクのさらに変形例を第1方向から視た側面図である。
以下、図面を参照して、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
実施の形態1.
図1および図2に示される実施の形態1に係るヒートシンクアセンブリ101は、ヒートシンク100と、ヒートシンク100に実装されている被放熱部材としての複数の半導体素子10および複数の基板11とを備える。ヒートシンクアセンブリ101は、図3および図4に示される実施の形態1に係る電子機器1に組み立てられる。
<ヒートシンクの構成>
図1および図2に示されるように、ヒートシンク100は、第1放熱部材としての板状部材20と、第2放熱部材としての複数のフィン3とを備える。
板状部材20は、一体として構成されている。言い換えると、板状部材20は、連続体として構成されており、内部に界面を有していない。板状部材20を構成する材料は、比較的熱伝導率が高い任意の材料であればよいが、例えば銅(Cu)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)などの金属材料または合金材料を含む。板状部材20は、任意の成形方法により成形されていればよいが、例えば押し出し成形またはダイキャスト成形により成形されている。
板状部材20は、第1面2Aおよび第1面2Aとは反対側に位置する第2面2Bを有する。第1面2Aは、複数の半導体素子10および複数の基板11が搭載される面である。第2面2Bは、複数のフィン3が接続される面である。第1面2Aは、第1方向Aおよび第1方向Aと交差する第2方向Bに沿って延びている。第2面2Bは、例えば第1面2Aと平行な面である。
第1面2Aは、後述する複数の半導体素子10および複数の基板11が実装される面である。第2面2Bは、複数のフィン3が接続されている面である。
板状部材20は、第1面2Aに垂直な第3方向から視て、複数のフィン3と重なる複数の第1領域21と、複数のフィン3と重ならない複数の第2領域22とを有している。第2方向Bにおいて隣り合う2つの第1領域21は、1つの第2領域22を介して接続されている。言い換えると、1つの第2領域22は、隣り合う2つの第1領域21間に配置されており、かつ当該2つの第1領域21を接続している。板状部材20は、例えば4つの第1領域21と、3つの第2領域22とを有している。第1領域21の数は、第2領域22の数よりも1つ多い。
複数のフィン3は、第2面2Bに接続されている。複数のフィン3は、各第1領域21に接続されている。複数のフィン3は、各第2領域22に接続されていない。複数のフィン3は、上記第3方向に沿って延在している。複数のフィン3は、例えば上記第1方向Aおよび上記第2方向Bにおいて互いに間隔を隔てて配置されている。
好ましくは、複数のフィン3は、図示しない受熱層を介して板状部材20と接続されている。受熱層は、例えば板状部材20の第2面2B上に形成されている。受熱層は、熱伝導率が高い任意の材料で構成されており、例えば熱伝導グリスにより構成されている。
板状部材20の各第2領域22には、第2面2Bに対して凹んでいる1つの凹部23が設けられている。各凹部23は、第1方向Aに沿って延びている。各凹部23は、例えば第1方向Aの板状部材20の一端と他端との間に渡って設けられている。各凹部23は、例えば第2方向Bにおいて互いに間隔を隔てて配置されている。平行に設けられている。各凹部23の間に、1つの第1領域21、該第1領域21に接続された複数のフィン3、半導体素子10および基板11が配置されている。
各凹部23の第1方向Aに垂直な断面形状は、特に制限されるものではないが、例えばU字形状である。各凹部23の上記断面形状は、V字形状であってもよい。各第2領域22は、凹部23において屈曲されたときに塑性変形して、図3および図4に示される屈曲部4を成すように設けられている。
各第2領域22において凹部23の底部と第1面2Aとの間の厚みT2は、各第1領域21において第1面2Aと第2面2Bとの間の厚みT1よりも薄い。上記厚みT2は、例えば上記厚みT1の1/3以上2/3以下である。上記厚みT2は、好ましくは上記厚みT1の1/2以上2/3以下である。
各凹部23の上記第2方向Bの幅は、例えば各フィン3の第2方向Bの幅超えである。
板状部材20は、第2方向Bにおける一端としての第1端部2Cと、他端としての第2端部2Eとを有している。第1端部2Cおよび第2端部2Eは、互いに嵌め合うように設けられている。第1端部2Cは、例えば第1方向Aにおいて互いに間隔を隔てて配置されている複数の部分を有している。第2端部2Eは、例えば第1方向Aにおいて第1端部2Cの上記複数の部分間に挟まれる部分を有している。
第1端部2Cの上記複数の部分には、第1方向Aに沿って延びる第1貫通孔2Dが設けられている。第2端部2Eの上記挟まれる部分には、第1方向Aに沿って延びる第2貫通孔2Fが設けられている。第1貫通孔2Dおよび第2貫通孔2Fは、第1端部2Cおよび第2端部2Eが互いに嵌め合わされたときに、第1方向Aに連なるようにかつ固定部材5が挿通されるように設けられている。
<ヒートシンクアセンブリの構成>
図1および図2に示されるように、ヒートシンクアセンブリ101は、ヒートシンク100と、被放熱部材としての複数の半導体素子10および複数の基板11とを備える。
複数の半導体素子10および複数の基板11は、第1領域21の第1面2A上に搭載されている。各基板11には、例えば複数の半導体素子10が実装されている。各半導体素子10は、例えば板状部材20の第1面2Aおよび基板11に挟まれている。各半導体素子10は、例えば板状部材20の第1面2Aに接触している。各基板11は、第2方向Bにおいて互いに間隔を隔てて並んで配置されている。
<電子機器の構成>
図3および図4に示されるように、電子機器1は、ヒートシンクアセンブリ101を変形させることにより組み立てられたものである。電子機器1は、第1放熱部材としての筒状部材2、複数の第2放熱部材としての複数のフィン3、固定部材5、ならびに被放熱部材としての半導体素子10および基板11を備える。
筒状部材2は、ヒートシンクアセンブリ101の板状部材20が第2領域22において屈曲されて塑性変形したものである。筒状部材2は、多角筒形状を有している。筒状部材2は、例えば四角筒形状を有している。筒状部材2は、第1面2Aから成る内周面と、第2面2Bから成る外周面とを有している。筒状部材2の第1面2Aおよび第2面2Bは、互いに平行である。第1端部2Cおよび第2端部2Eは、筒状部材2の周方向における両端部を成している。第1端部2Cおよび第2端部2Eは、例えば多角筒形状の1つの頂点を成すように配置されている。
筒状部材2は、4つの辺部と、4つの角部とを有している。筒状部材2の4つの辺部の各々は、板状部材20の各第1領域21により構成されている。筒状部材2の4つの角部は、3つの屈曲部4と、1つの接続部とにより構成されている。異なる観点から言えば、筒状部材2の4つの角部のうち、3つの角部の各々は板状部材20の屈曲部4として構成されている。筒状部材2の4つの角部のうち、1つの角部のみが固定部材5によって固定されている。
各屈曲部4は、板状部材20の各第2領域22が屈曲されて塑性変形したものである。各屈曲部4の外周側には、凹部23が設けられている。凹部23は、板状部材20の凹部23が塑性変形したものであり、筒状部材2の外周側に向いて開口している。筒状部材2の周方向における凹部23の開口幅は、板状部材20の第2方向Bにおける凹部23の開口幅よりも広い。各屈曲部4において凹部23の底部と第1面2Aとの間の厚みは、各辺部において第1面2Aと第2面2Bとの間の厚みよりも薄い。
固定部材5は、板状部材20の第1貫通孔2Dおよび第2貫通孔2Fに挿通されて、第1端部2Cと第2端部2Eとを接続している。固定部材5は、例えば第1貫通孔2Dおよび第2貫通孔2Fに挿通されている挿通部と、該挿通部の一端に接続されておりかつ該挿通部よりも拡径されている第1拡径部と、該挿通部の他端に接続されておりかつ該挿通部よりも拡径されている第2拡径部とを有している。第1拡径部および第2拡径部は、第1貫通孔2Dおよび第2貫通孔2Fの外部に配置されている。
複数のフィン3は、筒状部材2よりも外側に配置されている。言い換えると、電子機器1では、複数のフィン3に供給される気体の流路が筒状部材2よりも外側に設けられている。なお、複数のフィン3に供給される気体の流通方向は、第1方向Aに沿っている。
<電子機器の製造方法>
まず、図1および図2に示されるヒートシンクアセンブリ101が準備される。ヒートシンクアセンブリ101は、例えばヒートシンク100の板状部材20に半導体素子10および基板11が実装されることにより、準備される。上述のように、複数の凹部23が設けられた板状部材20は、任意の方法により成形されていればよいが、例えば押し出し成形またはダイキャスト成形により成形されている。半導体素子10および基板11は、任意の方法により板状部材20に固定されていればよいが、例えばネジまたは接着剤により固定されている。
次に、ヒートシンクアセンブリ101の板状部材20の各第2領域22が折り曲げられて、塑性変形する。各第2領域22は、各凹部23が外側に向いて開口するように折り曲げられる。各第2領域22は、第2領域22を介して接続された2つの第1領域21が凹部23側に成す角度が鈍角を成すように折り曲げられる。各第2領域22は、第2領域22を介して接続された2つの第1領域21が凹部23とは反対側に成す角度が直角となるように折り曲げられる。これにより、3つの屈曲部4が形成され、かつ第1端部2Cと第2端部2Eとが第1方向Aに連なるように配置される。
次に、第1端部2Cおよび第2端部2Eが固定部材5によって固定される。例えば、上記第1拡径部に接合された上記挿通部が第1貫通孔2Dおよび第2貫通孔2Fに挿通された後、該挿通部の他端が第2拡径部と接合される。このようにして、ヒートシンクアセンブリ101から電子機器1が組み立てられる。
<作用効果>
ヒートシンク100は、第1面2Aおよび第1面2Aとは反対側に位置する第2面2Bを有する板状部材20と、第2面2Bに接続されている複数のフィン3とを備える。第1面2Aに垂直な方向から視て複数のフィン3と重ならない領域の板状部材20には、第2面2Bに対して凹んでいる複数の凹部23が設けられている。
ヒートシンク100では、複数の凹部23が板状部材20に設けられていることにより、板状部材20が各凹部23において折り曲げられ得る。そして、板状部材20が各凹部23において折り曲げられることにより、板状部材20は多角筒形状を有する筒状部材2に変形され、電子機器1の電子機器1がヒートシンク100から組み立てられる。そのため、電子機器1では屈曲部4に隙間が形成されない。その結果、電子機器1では、嵌合された結合子間に隙間が形成される従来のヒートシンクと比べて、屈曲部4を介した筒状部材2内での伝熱性が高く、放熱性が高い。
さらに、ヒートシンク100によれば、1つの固定部材5によって電子機器1に組み立てられるため、各角部が複数の結合子同士の嵌合により構成されている上記従来のヒートシンクと比べて、部品点数が削減されている。その結果、電子機器1は、上記従来のヒートシンクを備える電子機器と比べて、軽量化され得る。
ヒートシンク100では、各凹部23が第1面2Aに沿った第1方向Aにおける板状部材20の一端と他端との間を第1方向Aに沿って延在している。
このような板状部材20は、凹部23が第1方向Aにおける板状部材20の一端と他端との間を第1方向Aに沿って延在するように設けられていない板状部材20と比べて、凹部23を含む第2領域22において容易に折り曲げられる。そのため、電子機器1は、結合子同士の嵌合により組み立てられる上記従来のヒートシンクを備える電子機器と比べて、容易に組立てられ得る。
電子機器1は、溶接によって組み立てられて成るヒートシンクと比べても、容易に組み立てられ得る。溶接によって組み立てられて成るヒートシンクでは、被放熱部材を放熱部材に実装する前に放熱部材を組み立てておく必要がある。被放熱部材を放熱部材に取付け後溶接することは困難であり、被放熱部材が熱によってダメージを受けるおそれがあるためである。そのため、例えば放熱部材が多角筒形状の場合、被放熱部材を放熱部材に実装しにくいという問題がある。これに対し、電子機器1では、半導体素子10等を板状部材20に実装した後に筒状部材2に組み立てることができるため、半導体素子10等を板状部材20に容易に実装できる。
ヒートシンク100では、各凹部23が第2面2Bに対して凹んでいる。この場合、電子機器1では、複数のフィン3が筒状部材2よりも外周側に配置される。各第1領域21に接続された各群のフィン3は、互いに異なる空間に配置されている。1つの第1領域21に接続された1群のフィン3は、他の第1領域21に接続された1群のフィン3と第1方向Aおよび第2方向Bにおいて重ならない。その結果、当該電子機器1は、複数のフィン3が筒状部材2よりも内周側に配置される後述する電子機器1Aと比べて、多量の空気と熱交換できるため、高い放熱性が実現され得る。
ヒートシンク100では、板状部材20は、一体として構成されている。このようなヒートシンク100により組み立てられた電子機器1では、板状部材20が一体として構成されていない場合と比べて、筒状部材2内での伝熱性が高く、放熱性が高い。
ヒートシンク100は、複数の凹部23を有している。複数の凹部23の各々は、第1面2Aに沿った第1方向Aに沿って延びている。複数の凹部23は、第1面2Aに沿っておりかつ第1方向Aと交差する第2方向Bにおいて互いに間隔を隔てて配置されている。
このようなヒートシンク100は、板状部材20が各凹部23において折り曲げられることにより、多角筒形状の電子機器1に組み立てられ得る。電子機器1が多角筒形状を有する場合、電子機器1が多角筒形状を有していない場合と比べて、被放熱部材が実装され得る領域の面積およびその領域の配置の自由度が増加するため、冷却効率が高い。また、電子機器1が多角筒形状を有する場合、被加熱部材が配置されている空間と、複数のフィン3が配置されている空間とが、筒状部材2によって区画される。このような電子機器1の冷却効率は、被加熱部材が配置されている空間と複数のフィン3が配置されている空間とが筒状部材2によって区画されていないヒートシンクのそれと比べて、高い。
ヒートシンクアセンブリ101は、ヒートシンク100と、第1面2Aに接続されている半導体素子10および基板11をさらに備える。
上述した従来のヒートシンクでは、被放熱部材が実装された結合子同士を嵌合させる場合、被放熱部材に曲げ応力が印加され、被放熱部材がダメージを受ける可能性がある。これに対し、半導体素子10および基板11が板状部材20に実装されたヒートシンクアセンブリ101は、板状部材20が屈曲されても、曲げ応力が凹部23を含む第2領域22に印加されて当該第2領域22が塑性変形するため、半導体素子10および基板11に曲げ応力が印加されにくい。その結果、ヒートシンクアセンブリ101から組み立てられた電子機器1では、上述した従来のヒートシンクを備える電子機器のそれと比べて、上記ダメージに伴う信頼性の悪化が抑制されている。
電子機器1は、上記ヒートシンク100と、第2方向Bにおける板状部材20の第1端部2Cおよび第2端部2Eとを固定するように設けられた固定部材5とを備える。電子機器1の電子機器1では、板状部材20が複数の凹部23を折り曲げ軸として折り曲げられて、筒状部材2の外形が多角形状とされている。固定部材5によって固定された第1端部2Cと第2端部2Eとが、多角形状の1頂点を成している。
異なる観点から言えば、電子機器1は、多角筒形状を成しており、多角筒形状の1頂点を成すように配置された第1端部2Cおよび第2端部2Eを有する筒状部材2と、筒状部材2の内周面に接続されている半導体素子10および基板11と、筒状部材2の外周面に接続されている複数のフィン3と、第1端部2Cと第2端部2Eとを固定している固定部材5とを備える。多角筒形状の1頂点以外の他の頂点を成す筒状部材2の屈曲部4には、外周面に対して凹んでいる凹部23が設けられている。
電子機器1の筒状部材2の外形は、3つの屈曲部4での塑性変形と、第1端部2Cおよび第2端部2Eが1つの固定部材5によって固定されることによって、保持される。そのため、電子機器1では、各角部が2つの結合子間の嵌合によって構成されている従来のヒートシンクを備える電子機器と比べて、放熱性が高く、また部品点数が削減され得るため、軽量化され得る。
電子機器1では、第1端部2Cには第1貫通孔2Dが設けられており、第2端部2Eには第2貫通孔2Fが設けられている。固定部材5は、第1貫通孔2Dおよび第2貫通孔2Fに同時に挿入されている。
このように、電子機器1では、第1端部2Cと第2端部2Eとが固定部材5によって固定されることにより、第1端部2Cと第2端部2Eとが複数の結合子を介して結合される場合と比べて、半導体素子10および基板11に曲げ応力が印加されにくい。そのため、電子機器1では、上述した従来のヒートシンクを備える電子機器のそれと比べて、上記ダメージに伴う信頼性の悪化が抑制されている。
実施の形態2.
図7および図8に示されるように、実施の形態2に係るヒートシンク100Aは、実施の形態1に係るヒートシンク100と基本的に同様の構成を備えるが、凹部23が第1面2Aに対して凹んでいる点で異なる。実施の形態2に係るヒートシンクアセンブリ101Aは、実施の形態1に係るヒートシンクアセンブリ101と基本的に同様の構成を備えるが、ヒートシンク100に代えてヒートシンク100Aを備えている点で異なる。
板状部材20の各第2領域22には、第1面2Aに対して凹んでいる1つの凹部23が設けられている。各第2領域22は、凹部23において屈曲されたときに塑性変形して、図9および図10に示される屈曲部4を成すように設けられている。
各第2領域22において凹部23の底部と第2面2Bとの間の厚みは、各第1領域21において第1面2Aと第2面2Bとの間の厚みT1よりも薄い。凹部23の底部と第2面2Bとの間の上記厚みは、例えば上記厚みT1の1/3以上2/3以下である。上記厚みT2は、好ましくは上記厚みT1の1/2以上2/3以下である。
図9および図10に示されるように、電子機器1Aは、ヒートシンクアセンブリ101Aを変形させることにより形成された電子機器1Aを備える。電子機器1Aは、電子機器1と基本的に同様の構成を備えるが、複数のフィン3が筒状部材2よりも内側に配置されている点で異なる。電子機器1Aでは、複数のフィン3に供給される気体の流路が筒状部材2よりも内側に設けられている。
筒状部材2は、ヒートシンクアセンブリ101Aの板状部材20が第2領域22において屈曲されて塑性変形したものである。筒状部材2は、第1面2Aから成る外周面と、第2面2Bから成る内周面とを有している。
各屈曲部4は、板状部材20の各第2領域22が屈曲されて塑性変形したものである。各屈曲部4の外周側には、凹部23が設けられている。凹部23は、筒状部材2の外周側に向いて開口している。各屈曲部4において凹部23の底部と第2面2Bとの間の厚みは、各辺部において第1面2Aと第2面2Bとの間の厚みよりも薄い。
複数のフィン3は、電子機器1Aにおいて互いに干渉しないように設けられている。例えば、屈曲部4に接続された一方の第1領域21に接続された1群のフィン3(第1群のフィン3)と、屈曲部4に接続された他方の第1領域21に接続された1群のフィン3(第2群のフィン3)とは、第1方向Aにおいて交互に並んで配置されている。第1群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔は、例えば互いに等しい。第2群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔は、例えば互いに等しい。第1群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔は、例えば第2群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔と等しい。第1方向Aにおいて、第1群のフィン3および第2群のフィン3は、互いに半周期ずれて配置されている。
例えば、屈曲部4に接続された一方の第1領域21に接続された1群のフィン3と、屈曲部4に接続された他方の第1領域21に接続された1群のフィン3とは、互いに半周期ずれており、折り曲げたとき干渉しないように配置されている。
例えば、互いに対向する2つの第1領域21のうちの一方の第1領域21に接続された1群のフィン3と、他方の第1領域21に接続された1群のフィン3とは、同一直線上に並んで配置されている。複数のフィン3の延在方向の長さは、筒状部材2において互いに対向する2つの第1領域21の第2面2B間の距離の半分未満である。
ヒートシンク100Aでは、複数の凹部23は、第1面2Aに対して凹んでいる。この場合、電子機器1Aでは、複数のフィン3が筒状部材2よりも内周側に配置されている。各第1領域21に接続された各群のフィン3は、共通の空間に配置されている。1つの第1領域21に接続された1群のフィン3は、他の第1領域21に接続された1群のフィン3と第1方向Aおよび第2方向Bにおいて重なるように配置されている。その結果、当該電子機器1Aは、複数のフィン3が筒状部材2よりも外周側に配置される電子機器1と比べて、冷却効率が高い。
実施の形態3.
図9および図10に示されるように、実施の形態3に係る電子機器1Bは、実施の形態2に係る電子機器1Aと基本的に同様の構成を備えるが、筒状部材2において第2面2Bが円周面を成すように設けられている点で異なる。さらに、電子機器1Bは、筒状部材2において隣り合う第1領域21同士が接触している接触面2G,2Hが屈曲部4に設けられている点で、電子機器1Aと異なる。
実施の形態3に係るヒートシンク100Bは、ヒートシンク100Aと基本的に同様の構成を備えるが、板状部材20が第1面2Aとは反対側において、電子機器1Bの筒状部材2において内周面を成す第2面2Bと、電子機器1Bの筒状部材2において上記接触面2Gを成す複数組の第1凹面24a,24bと、上記接触面2Gを成す1組の第2凹面25a,25bとを有している点で異なる。実施の形態3に係るヒートシンクアセンブリ101Bは、ヒートシンク100Bを備えている点でヒートシンクアセンブリ101Aと異なる。
ヒートシンク100Bの板状部材20には、第1面2Aに対して凹んでいる上記凹部23に加えて、第2面2Bに対して凹んでいる凹部24が設けられている。
第2面2Bには、複数のフィン3が接続されている。第2面2Bは、板状部材20の各第1領域21に設けられている。第2面2Bは、第2方向Bにおいて分割されて配置された複数の円周面部を有している。複数の円周面部は、互いに同等の構成を有している。各円周面部は、第1領域21に設けられている。複数の円周面部は、周方向において分割された円周面の一部として構成されている。第2方向Bにおける各円周面部の一端および他端は、第1凹面24a,24bおよび第2凹面25a,25bの一端および他端のいずれかに接続されている。第2方向Bにおける各円周面部の一端および他端は、第2方向Bにおける各円周面部の中央部よりも上記第3方向において第1面2Aから離れた位置に配置されている。
複数のフィン3は、例えば電子機器1Aにおける複数のフィン3と同様に互いに平行に設けられている。
複数組の第1凹面24a,24bは、互いに同等の構成を有している。1組の第1凹面24a,24bは、1つの第2領域22に設けられている。図9に示されるように、1組の第1凹面24a,24bは、板状部材20において、第1方向Aに沿って延びる1つの凹部24を成すように設けられている。各凹部24は、上記第3方向において1つの凹部23と重なるように設けられている。上記第3方向において、凹部23の深さは、凹部24の深さよりも深い。
上記第3方向において凹部23の底部と凹部24の底部との間の厚みは、各第1領域21において第1面2Aと第2面2Bとの間の厚みよりも薄い。ヒートシンク100Bでの凹部23の底部と凹部24の底部との間の上記厚みは、例えばヒートシンク100Aのそれと同等とされている。ヒートシンク100Bでの第1面2Aに対する凹部23の深さは、例えばヒートシンク100Aのそれよりも深く設けられている。
図9に示されるように、1組の第1凹面24a,24bは、板状部材20においてはV字形状を有しており、筒状部材2において互いに接触するように設けられている。図10に示されるように、各組の第1凹面24a,24bは、筒状部材2において互いに接触して接触面2Gを成している。
図9に示されるように、1組の第2凹面25a,25bは、板状部材20においては第2方向Bにおいて互いに間隔を隔てて配置されている。一方の第2凹面25aは、第1端部2Cに連なるように設けられている。他方の第2凹面25bは、第2端部2Eに連なるように設けられている。1組の第2凹面25a,25bは、筒状部材2において互いに接触するように設けられている。図10に示されるように、1組の第2凹面25a,25bは、筒状部材2において互いに接触して接触面2Hを成している。
図10に示されるように、電子機器1Bでは、筒状部材2の第2面2Bが円周面を成している。電子機器1Bでは、複数のフィン3に供給される気体の流路が、当該円周面に囲まれた空間内に設けられている。電子機器1Bにおいて、凹部23は、例えば底部を挟んで配置されている2つの側面が90度を成している。その結果、電子機器1Bの筒状部材2の内周面に囲まれた風路の圧力損失は、電子機器1Aの筒状部材の内周面に囲まれた風路の圧力損失と比べて低減されている。その結果、電子機器1Bの冷却効率は、電子機器1Aの冷却効率と比べて、高い。
なお、電子機器1Bの第2面2Bは、楕円周面を成すように設けられていてもよい。このようにしても、電子機器1Bの筒状部材2の内周面に囲まれた風路の圧力損失が電子機器1Aのそれと比べて低減されるため、電子機器1Bの冷却効率は電子機器1Aの冷却効率と比べて高くなる。
実施の形態4.
図11および図12に示されるように、実施の形態4に係るヒートシンク100Cは、実施の形態2に係るヒートシンク100Aと基本的に同様の構成を備えるが、板状部材20に組み込まれた少なくとも1つのヒートパイプ6をさらに備えている点で異なる。実施の形態4に係るヒートシンクアセンブリ101Cは、ヒートシンク100Cを備えている点でヒートシンクアセンブリ101Aと異なる。実施の形態4に係る電子機器1Cは、ヒートシンクアセンブリ101Cが組み立てられたものである。
ヒートパイプ6は、熱媒体が流通するように設けられている。好ましくは、ヒートパイプ6を流通する熱媒体は、熱伝導率が比較的高い溶媒であり、例えば水である。
ヒートシンク100Cは、例えば複数のヒートパイプ6を備える。複数のヒートパイプ6は、第1面2Aと第2面2Bとの間に配列されている。複数のヒートパイプ6の配列パターンは、任意に設定され得る。各ヒートパイプ6は、例えば第1面2Aに沿って配置されている。各ヒートパイプ6は、例えば凹部23と平行に配置されている。
各ヒートパイプ6は、任意の方法により板状部材20に組み込まれていればよいが、例えば板状部材20に圧入されている。
電子機器1Cは、半導体素子10および基板11に生じた熱を、複数のフィン3の周囲を流れる熱媒体およびヒートパイプ6の内部を流れる熱媒体に放熱できる。そのため、電子機器1Cは、半導体素子10および基板11の熱密度が比較的高い場合、および半導体素子10および基板11の発熱量が比較的多い場合にも、これらを効率よく冷却できる。
実施の形態5.
図13および図14に示されるように、実施の形態5に係る電子機器1Dは、実施の形態2に係る電子機器1Aと基本的に同様の構成を備えるが、第1放熱部材として筒状部材2に代えて枠状部材2を備え、かつ第1方向Aから視て、複数のフィン3が密に配置されている第1熱交換領域と、第1熱交換領域と比べて複数のフィン3が疎に配置されている第2熱交換領域とが枠状部材2よりも内側に形成されている点で、電子機器1Aとは異なる。なお、図13は、電子機器1Dを第1方向Aから視た図である。
枠状部材2は、図15に示されるヒートシンクアセンブリ101Dの板状部材20が第2領域22において屈曲されて塑性変形したものである。すなわち、実施の形態5に係るヒートシンク100Dは、ヒートシンク100Bと基本的に同様の構成を備えるが、板状部材20が枠状部材2に変形するように設けられている点で、ヒートシンク100Bとは異なる。
枠状部材2は、第1面2Aから成る外周面と、第2面2Bから成る内周面とを有している。枠状部材2の外周面および内周面の各々は、それらの周方向において一連の面として構成されていない。
枠状部材2は、3つの辺部と、4つの角部とを有している。枠状部材2の3つの辺部は、2つの屈曲部4の間に位置する第1辺部と、第1辺部と1つの屈曲部4を介して接続されている第2辺部と、第1辺部と他の1つの屈曲部4を介して接続されている第3辺部とを有している。筒状部材2の3つの辺部の各々は、板状部材20の各第1領域21により構成されている。各辺部には、複数のフィン3が接続されている。筒状部材2の2つの角部は、2つの屈曲部4により構成されており、他の2つの角部は板状部材20の第1端部2Cおよび第2端部2Eにより構成されている。各屈曲部4は、板状部材20の各第2領域22が屈曲されて塑性変形したものである。各屈曲部4の外周側には、凹部23が設けられている。凹部23は、筒状部材2の外周側に向いて開口している。
第1辺部に接続された1群のフィン3a(第1群のフィン)の長手方向は、第2辺部および第3辺部の各々に接続された1群のフィン3b(第2群のフィン)の長手方向と交差する。
図13および図14に示されるように、第1方向Aから視て、第1群のフィン3aと第2群のフィン3bとが格子状に重なるように配置された第1熱交換領域と、第2群のフィン3bのみが配置された第2熱交換領域とが、枠状部材2よりも内側に形成されている。第1熱交換領域は、第2熱交換領域と連なっている。第1熱交換領域は、第1辺部、第2辺部および第3辺部に面している。第2熱交換領域は、第2辺部および第3辺部に面している。枠状部材2において、第1熱交換領域に面している領域には、第2熱交換領域に面している領域と比べて、多くの被放熱部材が実装されている。
第1群のフィン3aと第2群のフィン3bとが格子状に重なるように配置された第1熱交換領域では、第1方向Aに延在する複数の空間が、第1群のフィン3aおよび第2群のフィン3bの各長手方向に間隔を隔てて配置されている。第2群のフィン3bのみが配置された第2熱交換領域では、第1方向Aに延在する複数の空間が、第2群のフィン3bの長手方向と交差する方向(すなわち第1群のフィン3aの長手方向)に間隔を隔てて配置されている。
第1辺部に接続された1群のフィン3a(第1群のフィン)と、第2辺部および第3辺部の各々に接続された1群のフィン3b(第2群のフィン)とは、互いに干渉しないように設けられている。
図14に示されるように、第1群のフィン3aと、第2群のフィン3bとは、第1方向Aにおいて交互に並んで配置されている。第1群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔は、例えば互いに等しい。第2群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔は、例えば互いに等しい。第1群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔は、例えば第2群のフィン3の各々の第1方向Aの間隔と等しい。第1方向Aにおいて、第1群のフィン3および第2群のフィン3は、互いに半周期ずれて配置されている。
図13に示されるように、第1群のフィン3の延在方向(長手方向)の長さは、第2辺部および第3辺部の各々の当該方向の長さよりも短い。第1群のフィン3の長手方向の長さは、例えば第2群のフィン3の長手方向の長さと等しい。
図15に示されるように、ヒートシンク100Dでは、板状部材20の第1端部2Cおよび第2端部2Eが互いに嵌め合わされるように設けられてない。板状部材20の第1端部2Cおよび第2端部2Eの各々は、電子機器1Dにおいて枠状部材2の角部を成すように設けられている。板状部材20は、3つの第1領域21と、2つの第2領域22とを含む。3つの第1領域21の各々の第2方向Bの長さは、例えば互いに等しい。枠状部材2の上記第1辺部は、3つの第1領域21のうち第2方向Bにおいて中央に位置し、かつ2つの第2領域22の間に位置する第1領域21により構成される。枠状部材2の上記第2辺部は、3つの第1領域21のうち第2方向Bの一方の側に位置する第1領域21により構成されている。枠状部材2の上記第3辺部は、3つの第1領域21のうち第2方向Bの他方の側に位置する第1領域21により構成されている。各第1領域21に接続された複数のフィン3の長手方向の長さは、例えば互いに等しい。
電子機器1Dでは、電子機器1Aと同様に、半導体素子10および基板11が枠状部材2の各辺部の外周面に実装され、枠状部材2および複数のフィン3が枠状部材2の内側を流れる気体と熱交換する。その結果、電子機器1Dは、電子機器1Bと同様の効果を奏することができる。
また、電子機器1Dでは、第1方向Aから視て、第1熱交換領域と第2熱交換領域とが枠状部材2よりも内側に形成されている。両領域に流れる気体の風量および風速が同等である場合、第1熱交換領域での熱交換効量は、第2熱交換領域での熱交換孔量よりも高くなる。そのため、電子機器1Dは、枠状部材2において第1熱交換領域に面している領域に実装されている被放熱部材の発熱量が、第2熱交換領域に面している領域に実装されている被放熱部材の発熱量と比べて多い場合に、好適である。
なお、図13および図14に示される電子機器1Dの第2熱交換領域では、第2群のフィン3bのみが配置されているが、これに限られるものではない。電子機器1Dでは、第1群のフィン3aの一部の先端部が第2熱交換領域に達するように配置されていてもよい。例えば、第1熱交換領域において第1群のフィン3aの全てと第2群の第1伝熱管3bの一部とが格子状に配置されており、かつ第2熱交換領域において第1群のフィン3の一部と第2群のフィン3bの他の一部とが格子状に配置されていてもよい。異なる観点から言えば、第1群のフィン3aの一部の長手方向の長さは、第1群のフィン3aの残部の長手方向の長さよりも長くてもよい。第1群のフィン3aの上記一部と第1群のフィン3aの上記残部とは、例えば第2方向Bにおいて交互に配置されている。
<変形例>
実施の形態1〜5に係るヒートシンク100,100A,100B,100C,100Dの各第1放熱部材は、被放熱部材としての複数の半導体素子10および複数の基板11が実装されていない限りにおいて、板状部材20であってもよいし、板状部材20が各凹部23を折り曲げ軸として折り曲げられた筒状部材2または枠状部材2であってもよい。言い換えると、ヒートシンク100,100A,100B,100C,100Dは、第1放熱部材として筒状部材2または枠状部材2を備える冷却器として構成されていてもよい。
実施の形態1〜5に係る電子機器1,1A,1B,1C,1Dは、ヒートシンクアセンブリ101,101A,101B,101C,101Dの各第1放熱部材である板状部材20を塑性変形させることにより組み立てられたものであってもよいし、ヒートシンク100,100A,100B,100C,100Dにおいて塑性変形した第1放熱部材である筒状部材2または枠状部材2に被放熱部材を実装することにより組み立てられたものであってもよい。
実施の形態1〜5に係るヒートシンク100,100A,100B,100C,100Dにおいて、第1放熱部材は第2放熱部材と一体として設けられていてもよい。例えば、板状部材20および複数のフィン3は一体として設けられていてもよい。この場合、上述した受熱層が不要とされる。同様に、筒状部材2または上述した1つの角部のみを有する部材は、複数のフィン3と一体として設けられていてもよい。第1放熱部材は、例えば第2放熱部材と同一部材として設けられていてもよい。第2放熱部材は、例えば接合部材により第1放熱部材と接合されてこれと一体として設けられていてもよいし、第1放熱部材と嵌合されてこれと一体として設けられていてもよい。
実施の形態1〜5に係るヒートシンク100,100A,100B,100C,100Dの各第2放熱部材の長手方向は、第2面2Bに垂直な第3方向に沿っているが、これに限られるものではない。各第2放熱部材の長手方向が第2面2Bに対して成す傾斜角は、0度超え90度未満であればよい。
実施の形態1〜4に係るヒートシンク100,100A,100B,100Cおよび電子機器1,1A,1B,1Cにおいて、筒状部材2は四角筒形状以外の他の多角筒形状を有していてもよい。実施の形態1〜5に係るヒートシンク100Dおよび電子機器1Dにおいて、枠状部材2は四角形状以外の他の多角筒形状を有していてもよい。例えば、筒状部材2は、三角筒形状、五角筒形状、六角筒形状、または八角筒形状であってもよい。
図16〜図18は、ヒートシンク100Aの各変形例を第1方向Aから視た側面図である。図16〜図18において、ヒートシンク100Aに実装されるべき半導体素子10および基板11が点線で図示されている。
図16に示されるように、第1方向Aから視た筒状部材2の形状は正三角筒形状であってもよい。この場合にも、複数のフィン3は、互いに干渉しないように設けられている。例えば、筒状部材2の第1の辺部に接続された1群のフィン3cと、筒状部材2の第2の辺部に接続された1群のフィン3dおよび筒状部材2の第3の辺部に接続された1群のフィン3eとは、第1方向Aにおいて交互に並んで配置されている。
第1の辺部に接続された1群のフィン3cは、例えば第1の辺部の内周面に対して垂直な方向に延在している。第1の辺部に接続された1群のフィン3cの各先端部は、例えば第2辺部および第3辺部の内周面と平行な端面を有している。第1方向Aから視て、第1の辺部の中央に接続されたフィン3cの長手方向の長さは、第1の辺部の中央から離れた領域に接続されたフィン3cの長手方向の長さよりも長い。
第2の辺部に接続された1群のフィン3dの長手方向が第2の辺部の内周面に対して成す傾斜角は、例えば第1の辺部および第2の辺部の内角と等しい。第3の辺部に接続された1群のフィン3eの長手方向が第3の辺部の内周面に対して成す傾斜角は、例えば第1の辺部および第3の辺部の内角と等しい。第2の辺部に接続された1群のフィン3dの長手方向が第2の辺部の内周面に対して成す傾斜角は、例えば第3の辺部に接続された1群のフィン3eの長手方向が第3の辺部の内周面に対して成す傾斜角と等しい。1群のフィン3dおよび1群のフィン3eの各長手方向は同一方向である。第2の辺部に接続された1群のフィン3dの各先端部は、例えば第3辺部に接続された1群のフィン3eの各先端部と接触するように設けられている。1群のフィン3dの各先端部と1群のフィン3eの各先端部との接触部は、例えば第1の辺部に接続されているフィン3dと第1方向Aにおいて交互に並んで配置されている。
なお、ヒートシンク100Aにおいて、第2の辺部に接続された1群のフィン3dおよび第3の辺部に接続された1群のフィン3eは、第1の辺部に接続された1群のフィン3cと同様の構成を備えていてもよい。この場合、1群のフィン3cと、1群のフィン3dと、1群のフィン3eとは、第1方向Aにおいて交互に並んで配置されていればよい。
図17に示されるように、第1方向Aから視た筒状部材2の形状は正五角筒形状であってもよい。この場合にも、複数のフィン3は、互いに干渉しないように設けられている。例えば、筒状部材2の各辺部に接続されたフィン3は、第1方向Aにおいて交互に並んで配置されている。各フィン3の長手方向の長さは、例えば第1方向Aから視た筒状部材2の中心と各辺部との間の最短距離よりも短い。この場合、第1方向Aから視て、筒状部材2の内側には、フィン3が配置されていない空間が形成されている。なお、各フィン3の長手方向の長さは、例えば第1方向Aから視た筒状部材2の中心と各辺部との間の最短距離よりも長くてもよい。
図18に示されるように、第1方向Aから視た筒状部材2の形状は正六角筒形状であってもよい。この場合にも、複数のフィン3は、互いに干渉しないように設けられている。例えば、筒状部材2の各辺部に接続されたフィン3は、第1方向Aにおいて交互に並んで配置されている。各フィン3の長手方向の長さは、例えば第1方向Aから視た筒状部材2の中心と各辺部との間の最短距離よりも短い。この場合、第1方向Aから視て、筒状部材2の内側には、フィン3が配置されていない空間が形成されている。なお、各フィン3の長手方向の長さは、例えば第1方向Aから視た筒状部材2の中心と各辺部との間の最短距離よりも長くてもよい。また、1つの辺部に接続されたフィン3の各先端部は、当該辺部と対向する他の辺部に接続されたフィン3の各先端部と接触していてもよい。
実施の形態1〜4に係る電子機器1,1A,1B,1Cにおいて、筒状部材2の全角部が屈曲部4によって構成されており、第1端部2Cおよび第2端部2Eが多角筒形状の1辺上に配置されていてもよい。この場合、全屈曲部4の外周面には、凹部23が設けられている。
実施の形態1,2,4,5に係るヒートシンク100,100A,100C,100Dにおいても、実施の形態3に係るヒートシンク100Bと同様に、凹部24が板状部材20に設けられていてもよい。凹部24は、上記第3方向において1つの凹部23と重なるように設けられている。凹部24の深さは、凹部23の深さよりも浅い。該凹部24の底部を挟んで対向する内周面同士は、第1凹面24a,24bと同様に、筒状部材2または枠状部材2において互いに接触するように設けられている。ヒートシンク100A,100C,100Dの板状部材20には、第2面2Bに対して凹んでいる凹部24がさらに設けられていてもよい。ヒートシンク100の板状部材20には、第1面2Aに対して凹んでいる凹部24がさらに設けられていてもよい。
以上のように本開示の実施の形態について説明を行なったが、上述の実施の形態を様々に変形することも可能である。また、本開示の範囲は上述の実施の形態に限定されるものではない。本開示の範囲は、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
1,1A,1B,1C 電子機器、2 筒状部材、2A 第1面、2B 第2面、2C 第1端部、2D 第1貫通孔、2E 第2端部、2F 第2貫通孔、2G,2H 接触面、3 フィン、4 屈曲部、5 固定部材、6 ヒートパイプ、10 半導体素子、11 基板、20 板状部材、21 第1領域、22 第2領域、23,24 凹部、24a,24b 第1凹面、25a,25b 第2凹面、100,100A,100B,100C ヒートシンク、101,101A,101B,101C ヒートシンクアセンブリ。

Claims (20)

  1. 第1方向に沿って延在する少なくとも1つの角部と、前記少なくとも1つの角部を介して接続されている複数の辺部とを含む第1放熱部材と、
    前記複数の辺部の各々に接続されている複数の第2放熱部材とを備え、
    前記少なくとも1つの角部には、少なくとも1つの凹部が設けられており、
    前記少なくとも1つの角部は、前記少なくとも1つの凹部を折り曲げ軸として折り曲げられて成る屈曲部であり、
    前記複数の第2放熱部材は、前記第1放熱部材よりも内側に配置されている、ヒートシンク。
  2. 前記少なくとも1つの凹部は、前記第1方向における前記第1放熱部材の一端から他端まで前記第1方向に沿って延在している、請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記少なくとも1つの凹部は、前記第1放熱部材の外周面に設けられている、請求項1または2に記載のヒートシンク。
  4. 前記少なくとも1つの凹部は、複数の凹部を有し、
    前記複数の凹部の一部は、前記第1放熱部材の内周面に設けられている、請求項3に記載のヒートシンク。
  5. 前記複数の第2放熱部材は、前記複数の辺部のうちの1つの辺部に接続された第1群の第2放熱部材と、前記複数の辺部のうちの他の1つの辺部に接続された第2群の第2放熱部材とを含み、
    前記第1群の第2放熱部材は、前記第2群の第2放熱部材と干渉しないように設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートシンク。
  6. 前記第1方向から視て、前記第1群の第2放熱部材と前記第2群の第2放熱部材とが格子状に重なるように配置された領域と、前記第2群の第2放熱部材のみが配置された領域とが、前記第1放熱部材よりも内側に形成されている、請求項5に記載のヒートシンク。
  7. 前記第1放熱部材の内部に配置されたヒートパイプをさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒートシンク。
  8. 前記第1放熱部材は、一体として構成されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のヒートシンク。
  9. 前記少なくとも1つの角部は、前記複数の辺部のうちの1つの辺部を挟むように配置されている複数の角部を有し、
    前記複数の角部の各々に、前記少なくとも1つの凹部が設けられている、請求項1〜8のいずれか1項に記載のヒートシンク。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のヒートシンクと、
    前記複数の辺部の少なくともいずれかと接続されており、かつ前記第1放熱部材よりも外側に配置されている被放熱部材をさらに備える、電子機器。
  11. 多角筒形状を成しており、前記多角筒形状の周方向における第1端部および第2端部を有する第1放熱部材と、
    前記第1放熱部材の内周面および外周面のいずれか一方に接続されている被放熱部材と、
    前記第1放熱部材の前記内周面および前記外周面のいずれか他方に接続されている第2放熱部材とを備え、
    前記第1放熱部材は、前記多角筒形状の頂点を成す屈曲部を有しており、
    前記屈曲部の前記外周面には、凹部が設けられている、電子機器。
  12. 前記内周面は曲面状に設けられている、請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記第1端部には第1貫通孔が設けられており、
    前記第2端部には第2貫通孔が設けられており、
    前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に同時に挿入されて前記第1端部と前記第2端部とを固定する固定部材をさらに備える、請求項11または12に記載の電子機器。
  14. 第1面および前記第1面とは反対側に位置する第2面を有し、前記第1面および前記第2面の少なくともいずれかに少なくとも1つの凹部が設けられている第1放熱部材と、前記第2面に接続されている第2放熱部材とを含むヒートシンクを準備する工程と、
    前記少なくとも1つの凹部を折り曲げ軸として前記第1放熱部材を折り曲げて、前記第1放熱部材を塑性変形させる工程とを備える、ヒートシンクの製造方法。
  15. 第1方向および前記第1方向と交差する第2方向に沿って延びる第1面および前記第1面とは反対側に位置する第2面を有し、かつ前記第2方向において並んで配置されている複数の第1領域と、前記複数の第1領域のうち前記第2方向に隣り合う2つの第1領域間を接続する少なくとも1つの第2領域とを含む第1放熱部材と、
    前記複数の第1領域の各々の前記第2面に接続されている複数の第2放熱部材とを備え、
    前記少なくとも1つの第2領域には少なくとも1つの凹部が設けられており、
    前記少なくとも1つの第2領域は、前記第1面が外側を向きかつ前記第2面が内側を向くように前記少なくとも1つの凹部を折り曲げ軸として前記第1放熱部材が折り曲げられたときに、屈曲部を構成するように設けられている、ヒートシンク。
  16. 前記少なくとも1つの凹部は、前記第1方向における前記第1放熱部材の一端から他端まで前記第1方向に沿って延在している、請求項15に記載のヒートシンク。
  17. 前記少なくとも1つの凹部は、前記第1面に設けられている、請求項15または16に記載のヒートシンク。
  18. 前記少なくとも1つの凹部は、複数の凹部を有し、
    前記複数の凹部の一部は、前記第2面に設けられている、請求項17に記載のヒートシンク。
  19. 前記複数の第2放熱部材は、前記複数の第1領域のうちの1つの第1領域に接続された第1群の第2放熱部材と、前記複数の第1領域のうちの他の1つの第1領域に接続された第2群の第2放熱部材とを含み、
    前記第1群の第2放熱部材は、前記第1面が外側を向きかつ前記第2面が内側を向くように前記少なくとも1つの凹部を折り曲げ軸として前記第1放熱部材が折り曲げられたときに、前記第2群の第2放熱部材と干渉しないように設けられている、請求項15〜18のいずれか1項に記載のヒートシンク。
  20. 前記第1面が外側を向きかつ前記第2面が内側を向くように前記少なくとも1つの凹部を折り曲げ軸として折り曲げられた前記第1放熱部材を前記第1方向から視たときに、前記第1群の第2放熱部材と前記第2群の第2放熱部材とが格子状に重なるように配置された領域と、前記第2群の第2放熱部材のみが配置された領域とが、前記第1放熱部材よりも内側に形成されるように設けられている、請求項19に記載のヒートシンク。
JP2020563379A 2018-12-26 2019-12-25 ヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、電子機器、およびヒートシンクの製造方法 Active JP7113914B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018242011 2018-12-26
JP2018242011 2018-12-26
PCT/JP2019/050979 WO2020138223A1 (ja) 2018-12-26 2019-12-25 ヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、電子機器、およびヒートシンクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020138223A1 true JPWO2020138223A1 (ja) 2021-09-09
JP7113914B2 JP7113914B2 (ja) 2022-08-05

Family

ID=71129514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020563379A Active JP7113914B2 (ja) 2018-12-26 2019-12-25 ヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、電子機器、およびヒートシンクの製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7113914B2 (ja)
WO (1) WO2020138223A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2023276938A1 (ja) * 2021-06-30 2023-01-05

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10248198A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Toshiba Corp インバータ一体型モータ
JP2001223308A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Ts Heatronics Co Ltd ヒートシンク
JP2001274298A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Nippon Densan Corp ファン装置及びこれを備えるヒートシンク
JP2010288400A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Mitsubishi Electric Corp 車両用交流発電機およびそれに搭載される整流装置の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10248198A (ja) * 1997-02-28 1998-09-14 Toshiba Corp インバータ一体型モータ
JP2001223308A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Ts Heatronics Co Ltd ヒートシンク
JP2001274298A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Nippon Densan Corp ファン装置及びこれを備えるヒートシンク
JP2010288400A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Mitsubishi Electric Corp 車両用交流発電機およびそれに搭載される整流装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020138223A1 (ja) 2020-07-02
JP7113914B2 (ja) 2022-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200355443A1 (en) Heat sink
CN108139183B (zh) 热交换器
US20170311480A1 (en) Heat exchanger
WO2017047756A1 (ja) ヒートシンク
JP2011145023A (ja) 熱交換器およびその製造方法
JP7113914B2 (ja) ヒートシンク、ヒートシンクアセンブリ、電子機器、およびヒートシンクの製造方法
JP6203165B2 (ja) アレイモジュール
JP4177337B2 (ja) ヒートパイプ付ヒートシンク
EP3772629A1 (en) Heat dissipating fin with thermosiphon
JP2012028720A (ja) 冷却装置
JP4128935B2 (ja) 水冷式ヒートシンク
EP2284885B1 (en) Heat-dissipating fin capable of increasing heat-dissipating area, heat sink having such heat-dissipating fins, and method for manufacturing the same
JP5076476B2 (ja) 冷却装置
KR100971356B1 (ko) 자동차용 오일 쿨러 및 그 제조방법
JP2005303063A (ja) ヒートシンク
JP5869267B2 (ja) 液冷ヒートシンクの製造方法
JP2008159757A (ja) 発熱体の冷却構造体及びその製造方法
JP2006234267A (ja) 沸騰冷却装置
JP7133960B2 (ja) 組み立てフィン
US20230335461A1 (en) Cooling device
JP7235922B1 (ja) ヒートシンク
JP2010027998A (ja) 扁平コイル状フィン部材を有する伝熱面構造及びその製造方法
JP2022189543A (ja) 熱交換器用ピンフィンおよび熱交換器
JPH0983164A (ja) ヒートシンクおよびその製造方法
US20180135920A1 (en) Heat exchanger, information processing device, and flat tube manufacturing method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7113914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150