JPWO2020136952A1 - ハロゲン化物の製造方法 - Google Patents

ハロゲン化物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020136952A1
JPWO2020136952A1 JP2020562319A JP2020562319A JPWO2020136952A1 JP WO2020136952 A1 JPWO2020136952 A1 JP WO2020136952A1 JP 2020562319 A JP2020562319 A JP 2020562319A JP 2020562319 A JP2020562319 A JP 2020562319A JP WO2020136952 A1 JPWO2020136952 A1 JP WO2020136952A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mixed
lix
firing
halide
mixed material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020562319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7365599B2 (ja
Inventor
敬 久保
勇祐 西尾
航輝 上野
章裕 酒井
晃暢 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2020136952A1 publication Critical patent/JPWO2020136952A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7365599B2 publication Critical patent/JP7365599B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01DCOMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
    • C01D15/00Lithium compounds
    • C01D15/04Halides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01FCOMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
    • C01F17/00Compounds of rare earth metals
    • C01F17/30Compounds containing rare earth metals and at least one element other than a rare earth metal, oxygen or hydrogen, e.g. La4S3Br6
    • C01F17/36Compounds containing rare earth metals and at least one element other than a rare earth metal, oxygen or hydrogen, e.g. La4S3Br6 halogen being the only anion, e.g. NaYF4
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/06Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/40Electric properties
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M2300/00Electrolytes
    • H01M2300/0017Non-aqueous electrolytes
    • H01M2300/0065Solid electrolytes
    • H01M2300/0068Solid electrolytes inorganic
    • H01M2300/008Halides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

本開示によるハロゲン化物の製造方法は、LiXと、YZ3と、LiX’とYZ’3とのうちの少なくとも一方と、が混合された材料である混合材料を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する焼成工程、を包含する。前記Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素である。前記Zは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xとは異なる元素である。前記X’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xおよび前記Zのいずれとも異なる元素である。前記Z’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xおよび前記Zのいずれとも異なる元素である。前記焼成工程においては、前記混合材料は、200℃以上かつ650℃以下で、焼成される。

Description

本発明は、ハロゲン化物の製造方法に関する。
特許文献1には、ハロゲン化物固体電解質の製造方法が開示されている。
国際公開第2018/025582号
従来の技術においては、工業的に生産性の高い方法で、ハロゲン化物を製造することが望まれる。
本開示の一様態におけるハロゲン化物の製造方法は、LiXと、YZと、LiX’とYZ’とのうちの少なくとも一方と、が混合された材料である混合材料を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する焼成工程、を包含し、前記Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、前記Zは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xとは異なる元素であり、前記X’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xおよび前記Zのいずれとも異なる元素であり、前記Z’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xおよび前記Zのいずれとも異なる元素であり、前記焼成工程においては、前記混合材料は、200℃以上かつ650℃以下で、焼成される。
本開示によれば、工業的に生産性の高い方法で、ハロゲン化物を製造することができる。
実施の形態1における製造方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における製造方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における製造方法の一例を示すフローチャートである。 イオン伝導度の評価方法を示す模式図である。 ACインピーダンス測定によるイオン伝導度の評価結果を示すグラフである。
以下、実施の形態が、図面を参照しながら、説明される。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における製造方法の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1における製造方法は、焼成工程S1000を包含する。
焼成工程S1000は、混合材料を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する工程である。ここで、焼成工程S1000で焼成される混合材料は、LiXとYZとが混合された材料である。このとき、Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素である。また、Zは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素である。焼成工程S1000においては、混合材料は、200℃以上かつ650℃以下で、焼成される。
以上の構成によれば、工業的に生産性の高い方法(例えば、低コストで大量に生産できる方法)で、ハロゲン化物を製造することができる。すなわち、真空封管および遊星型ボールミルを使用すること無く、簡便な製造方法(すなわち、不活性ガス雰囲気下での焼成)により、Li(すなわち、リチウム)とY(すなわち、イットリウム)とを含むハロゲン化物を製造することができる。
焼成工程S1000においては、例えば、混合材料の粉末が、容器(例えば、るつぼ)に入れられて、加熱炉内で焼成されてもよい。このとき、不活性ガス雰囲気中で混合材料が「200℃以上かつ650℃以下」まで昇温された状態が、所定時間以上、保持されてもよい。なお、焼成時間は、ハロゲン化物の揮発などに起因する焼成物の組成ずれを生じさせない(すなわち、焼成物のイオン伝導度を損なわない)程度の長さの時間であってもよい。
なお、不活性ガスとしては、ヘリウム、窒素、アルゴン、など、が用いられうる。
なお、焼成工程S1000の後に、焼成物が、容器(例えば、るつぼ)から取り出されて、粉砕されてもよい。このとき、焼成物は、粉砕器具(例えば、乳鉢、ミキサ、など)により、粉砕されてもよい。
なお、本開示における混合材料とは、LiXとYZに加えて、LiXとYZとは異なる他の材料が、さらに混合された材料であってもよい。
なお、本開示においては、混合材料は、さらに、Mαβが混合された材料であってもよい。ここで、Mは、Na、K、Ca、Mg、Sr、Ba、Zn、In、Sn、Bi、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、およびLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含む。また、Aは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される少なくとも1種の元素である。また、α>0、かつ、β>0、が満たされる。
以上の構成によれば、本開示の製造方法により製造されるハロゲン化物の特性(例えば、イオン伝導性、など)を改善することができる。
なお、「α=1」であるときに、「2≦β≦5」が満たされてもよい。
なお、本開示においては、混合材料は、さらに、LiFとYFとのうちの少なくとも1種が混合された材料であってもよい。
以上の構成によれば、本開示の製造方法により製造されるハロゲン化物の特性(例えば、イオン伝導性、など)を改善することができる。
なお、本開示においては、混合材料は、LiXにおけるLiの一部(または、YZにおけるYの一部)が、置換カチオン種(例えば、上述のM)で置換された材料が混合された材料であってもよい。また、混合材料は、LiXにおけるXの一部(または、YZにおけるZの一部)が、F(すなわち、フッ素)で置換された材料が混合された材料であってもよい。
図2は、実施の形態1における製造方法の一例を示すフローチャートである。図2に示されるように、実施の形態1における製造方法は、混合工程S1100を、さらに包含してもよい。
混合工程S1100は、焼成工程S1000よりも前に、実行される工程である。
混合工程S1100は、原料となるLiXとYZとが混合されることで、混合材料(すなわち、焼成工程S1000において焼成される材料)が得られる工程である。
なお、混合工程S1100においては、LiXとYZとが、所望のモル比となるように秤量されて、混合されてもよい。原料の混合方法としては、一般に公知の混合器具(例えば、乳鉢、ブレンダー、ボールミル、など)を用いる方法であってもよい。例えば、混合工程S1100においては、それぞれの原料の粉末が調整されて混合されてもよい。このとき、焼成工程S1000においては、粉末状の混合材料が焼成されてもよい。なお、混合工程S1100において得られた粉末状の混合材料が一軸加圧によりペレット状に成形されてもよい。このとき、焼成工程S1000においては、ペレット状の混合材料が焼成されることで、ハロゲン化物が製造されてもよい。
なお、混合工程S1100においては、LiXとYZとに加えて、LiXとYZとは異なる他の原料(例えば、上述のMαβ、LiF、YF、など)がさらに混合されることで、混合材料が得られてもよい。
なお、混合工程S1100においては、「LiXを主成分とする原料」と「YZを主成分とする原料」が混合されることで、混合材料が得られてもよい。
図3は、実施の形態1における製造方法の一例を示すフローチャートである。図3に示されるように、実施の形態1における製造方法は、準備工程S1200を、さらに包含してもよい。
準備工程S1200は、混合工程S1100よりも前に、実行される工程である。
準備工程S1200は、LiXおよびYZなどの原料(すなわち、混合工程S1100において混合される材料)が準備される工程である。
なお、準備工程S1200においては、材料合成を実施することで、LiXおよびYZなどの原料が得られてもよい。もしくは、準備工程S1200においては、一般に公知の市販品(例えば、純度99%以上の材料)が用いられてもよい。なお、原料としては、乾燥した材料が用いられてもよい。また、原料としては、結晶状、塊状、フレーク状、粉末状、など、の原料が用いられてもよい。準備工程S1200において、結晶状または塊状またはフレーク状の原料が粉砕されることで、粉末状の原料が得られてもよい。
なお、準備工程S1200においては、Mαβ(ここで、Mは、Na、K、Ca、Mg、Sr、Ba、Zn、In、Sn、Bi、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、およびLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、Aは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、「α=1」であるときに「2≦β≦5」が満たされる)、LiF、YFのうちのいずれか1種または複数が添加されてもよい。これにより、本開示の製造方法により得られるハロゲン化物の特性(例えば、イオン伝導性、など)を改善することができる。
なお、準備工程S1200においては、LiXにおけるLiの一部(または、YZにおけるYの一部)が、置換カチオン種(例えば、上述のM)で置換された原料が準備されてもよい。また、準備工程S1200においては、LiXにおけるXの一部(または、YZにおけるZの一部)が、F(すなわち、フッ素)で置換された原料が準備されてもよい。
なお、本開示の製造方法により製造されたハロゲン化物は、固体電解質材料として、用いられうる。このとき、当該固体電解質材料は、例えば、リチウムイオン伝導性の固体電解質であってもよい。このとき、当該固体電解質材料は、例えば、全固体リチウム二次電池に用いられる固体電解質材料などとして、用いられうる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2が説明される。上述の実施の形態1と重複する説明は、適宜、省略される。
実施の形態2における製造方法は、上述の実施の形態1における製造方法の特徴に加えて、下記の特徴をさらに備える。
実施の形態2における製造方法においては、混合材料は、LiXとYZとに加えて、さらに、LiX’とYZ’とのうちの少なくとも一方が混合された材料である。
すなわち、実施の形態2における製造方法においては、混合材料は、LiXとYZとに加えて、さらに、LiX’が混合された材料であってもよい。このとき、X’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、XおよびZのいずれとも異なる元素である。さらに、Zは、Xとは異なる元素である。
すなわち、実施の形態2における製造方法の焼成工程S1000で焼成される混合材料は、「LiCl(すなわち、塩化リチウム)とYBr(すなわち、臭化イットリウム)とLiI(すなわち、ヨウ化リチウム)とが混合された材料」であるか、もしくは、「LiBr(すなわち、臭化リチウム)とYI(すなわち、ヨウ化イットリウム)とLiClとが混合された材料」であるか、もしくは、「LiIとYCl(すなわち、塩化イットリウム)とLiBrとが混合された材料」である。
言い換えれば、実施の形態2における製造方法においては、焼成工程S1000は、「LiClとYBrとLiIとが混合された材料である混合材料」または「LiBrとYIとLiClとが混合された材料である混合材料」または「LiIとYClとLiBrとが混合された材料である混合材料」を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する工程である。
以上の構成によれば、工業的に生産性の高い方法で、ハロゲン化物を製造することができる。すなわち、真空封管および遊星型ボールミルを使用すること無く、簡便な製造方法(すなわち、不活性ガス雰囲気下での焼成)により、LiとYとを含むハロゲン化物(すなわち、ClとBrとIとを含む化合物)を製造することができる。
なお、実施の形態2における製造方法においては、混合材料は、さらに、LiZが混合された材料であってもよい。
言い換えれば、実施の形態2における製造方法においては、焼成工程S1000は、「LiClとYBrとLiIとLiBrとが混合された材料である混合材料」または「LiBrとYIとLiClとLiIとが混合された材料である混合材料」または「LiIとYClとLiBrとLiClとが混合された材料である混合材料」を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する工程であってもよい。
以上の構成によれば、LiZの混合により、Yに対してLiをより過剰とする調整を、容易に実施できる。すなわち、製造されるハロゲン化物のLi過剰組成を、容易に実現できる。
なお、実施の形態2における製造方法においては、混合材料は、LiXとYZとに加えて、さらに、YZ’が混合された材料であってもよい。このとき、Z’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、XおよびZのいずれとも異なる元素である。さらに、Zは、Xとは異なる元素である。
すなわち、実施の形態2における製造方法の焼成工程S1000で焼成される混合材料は、「LiClとYBrとYIとが混合された材料」であるか、もしくは、「LiBrとYIとYClとが混合された材料」であるか、もしくは、「LiIとYClとYBrとが混合された材料」である。
言い換えれば、実施の形態2における製造方法においては、焼成工程S1000は、「LiClとYBrとYIとが混合された材料である混合材料」または「LiBrとYIとYClとが混合された材料である混合材料」または「LiIとYClとYBrとが混合された材料である混合材料」を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する工程である。
以上の構成によれば、工業的に生産性の高い方法で、ハロゲン化物を製造することができる。すなわち、真空封管および遊星型ボールミルを使用すること無く、簡便な製造方法(すなわち、不活性ガス雰囲気下での焼成)により、LiとYとを含むハロゲン化物(すなわち、ClとBrとIとを含む化合物)を製造することができる。
なお、実施の形態2における製造方法においては、混合材料は、さらに、YXが混合された材料であってもよい。
言い換えれば、実施の形態2における製造方法においては、焼成工程S1000は、「LiClとYBrとYIとYClとが混合された材料である混合材料」または「LiBrとYIとYClとYBrとが混合された材料である混合材料」または「LiIとYClとYBrとYIとが混合された材料である混合材料」を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する工程であってもよい。
以上の構成によれば、YXの混合により、Yに対してLiをより欠損させる調整を、容易に実施できる。すなわち、製造されるハロゲン化物のLi欠損組成を、容易に実現できる。
なお、実施の形態2における製造方法においては、混合材料は、LiXとYZとに加えて、さらに、LiX’とYZ’との両方が混合された材料であってもよい。このとき、混合材料は、さらに、LiZとYXとのうちの少なくとも一方が混合された材料であってもよい。例えば、混合材料は、さらに、LiZとYXとの両方が混合された材料であってもよい。
なお、実施の形態2における製造方法の焼成工程S1000においては、混合材料は、200℃以上かつ500℃以下で、焼成されてもよい。
以上の構成によれば、工業的に生産性の高い方法で、高いイオン伝導度を有するハロゲン化物を製造することができる。すなわち、焼成温度を200℃以上とすることで、「LiXとYZとLiX’」または「LiXとYZとYZ’」を十分に反応させることができる。さらに、焼成温度を500℃以下とすることで、固相反応により生成したハロゲン化物の熱分解を抑制できる。これらにより、焼成物であるハロゲン化物のイオン伝導度を、より高めることができる。すなわち、例えば、より良質なハロゲン化物の固体電解質を得ることができる。
また、焼成温度を500℃以下とすることで、LiIの融点(すなわち、500℃)と同じか低い温度で焼成でき、LiIの分解を抑制できる(なお、LiBrの融点は550℃程度であり、LiBrの分解も抑制できる)。すなわち、固相反応が完了する前のLiBrおよびLiIの分解を抑制でき、所望の組成の化合物を合成できる。
なお、実施の形態2における製造方法の焼成工程S1000においては、混合材料は、380℃以上(例えば、380℃以上かつ500℃以下)で、焼成されてもよい。
以上の構成によれば、工業的に生産性の高い方法で、より高いイオン伝導度を有するハロゲン化物を製造することができる。すなわち、焼成温度を380℃以上とすることで、焼成物であるハロゲン化物の結晶性を、より高くできる。これにより、焼成物であるハロゲン化物のイオン伝導度を、より高めることができる。すなわち、例えば、より良質なハロゲン化物の固体電解質を得ることができる。
なお、実施の形態2における製造方法の焼成工程S1000においては、混合材料は、1時間以上かつ24時間以下、焼成されてもよい。
以上の構成によれば、工業的に生産性の高い方法で、より高いイオン伝導度を有するハロゲン化物を製造することができる。すなわち、焼成時間を1時間以上とすることで、「LiXとYZとLiX’」または「LiXとYZとYZ’」を十分に反応させることができる。さらに、焼成時間を24時間以下とすることで、焼成物であるハロゲン化物の揮発を抑制でき、所望の構成元素の組成比を有するハロゲン化物を得ることができる(すなわち、組成ずれを抑制できる)。これらにより、焼成物であるハロゲン化物のイオン伝導度を、より高めることができる。すなわち、例えば、より良質なハロゲン化物の固体電解質を得ることができる。
なお、実施の形態2における製造方法の焼成工程S1000においては、混合材料は、10時間以下(例えば、1時間以上かつ10時間以下)、焼成されてもよい。
以上の構成によれば、焼成時間を10時間以下とすることで、焼成物であるハロゲン化物の揮発をさらに抑制でき、所望の構成元素の組成比を有するハロゲン化物を得ることができる(すなわち、組成ずれを抑制できる)。これにより、組成ずれに起因する、焼成物であるハロゲン化物のイオン伝導度の低下を、さらに抑制できる。
なお、実施の形態2における製造方法の混合工程S1100において、「LiXとYZとLiX’」が所望のモル比となるように秤量されて混合されることで、「LiXとYZとLiX’」との混合モル比が調整されてもよい。同様に、実施の形態2における製造方法の混合工程S1100において、「LiXとYZとYZ’」が所望のモル比となるように秤量されて混合されることで、「LiXとYZとYZ’」との混合モル比が調整されてもよい。
例えば、実施の形態2においては、LiBrとLiIとYBrとYClとは、LiBr:LiI:YBr:YCl=1:2:0.33:0.67のモル比で、混合されてもよい。これにより、LiYBrClの組成の化合物を製造することができる。
なお、実施の形態2における製造方法の混合工程S1100においては、「LiXとYZとLiX’」または「LiXとYZとYZ’」に加えて、MαClβ(すなわち、上述の実施の形態1におけるMαβの「A」がClである化合物)またはMαBrβ(すなわち、上述の実施の形態1におけるMαβの「A」がBrである化合物)またはMαβ(すなわち、上述の実施の形態1におけるMαβの「A」がIである化合物)が、さらに混合されることで、混合材料が得られてもよい。このとき、実施の形態2における製造方法の準備工程S1200においては、当該MαClβまたは当該MαBrβまたは当該Mαβが、原料の1つとして、準備されてもよい。
なお、実施の形態2における製造方法の準備工程S1200においては、LiX’またはLiZにおけるLiの一部(または、YZ’またはYXにおけるYの一部)が、置換カチオン種(例えば、上述の実施の形態1におけるM)で置換された原料が準備されてもよい。また、実施の形態2における製造方法の準備工程S1200においては、LiX’におけるX’の一部(または、YZ’におけるZ’の一部)が、F(すなわち、フッ素)で置換された原料が準備されてもよい。また、実施の形態2における製造方法の準備工程S1200においては、LiZにおけるZの一部(または、YXにおけるXの一部)が、F(すなわち、フッ素)で置換された原料が準備されてもよい。
(実施例)
以下、実施例および参考例を用いて、本開示の詳細が説明される。これらは例示であって、本開示を制限するものではない。
なお、以下の例示においては、本開示の製造方法により製造されるハロゲン化物は、固体電解質材料として製造され、評価されている。
<実施例1>
(固体電解質材料の作製)
露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiIとYBrとYClとを、モル比でLiBr:LiI:YBr:YCl=1:2:0.33:0.67となるように、秤量した。これらをメノウ製乳鉢で粉砕して混合した。その後、アルミナ製るつぼに入れて、アルゴン雰囲気中で440℃まで昇温し、1時間保持した。焼成後、メノウ製乳鉢により粉砕し、実施例1の固体電解質材料を作製した。
(イオン伝導度の評価)
図4は、イオン伝導度の評価方法を示す模式図である。
加圧成形用ダイス200は、電子的に絶縁性のポリカーボネート製の枠型201と、電子伝導性のステンレス製のパンチ上部203およびパンチ下部202とから構成される。
図4に示す構成を用いて、下記の方法にて、イオン伝導度の評価を行った。
露点−60℃以下のドライ雰囲気で、実施例1の固体電解質材料の粉末である固体電解質粉末100を加圧成形用ダイス200に充填し、300MPaで一軸加圧し、実施例1の伝導度測定セルを作製した。
加圧状態のまま、パンチ上部203とパンチ下部202のそれぞれから導線を取り回し、周波数応答アナライザを搭載したポテンショスタット(Princeton Applied Research社 VersaSTAT4)に接続し、電気化学的インピーダンス測定法により、室温におけるイオン伝導度の測定を行った。
図5は、ACインピーダンス測定によるイオン伝導度の評価結果を示すグラフである。インピーダンス測定結果のCole−Cole線図が、図5に示される。
図5において、複素インピーダンスの位相の絶対値が最も小さい測定点(図5中の矢印)のインピーダンスの実部の値を実施例1の固体電解質のイオン伝導に対する抵抗値とみなした。電解質の抵抗値を用いて、下記式(1)より、イオン伝導度を算出した。
σ=(RSE×S/t)−1 ・・・・ (1)
ここで、σはイオン伝導度、Sは電解質面積(図4中、枠型201の内径)、RSEは上記のインピーダンス測定における固体電解質の抵抗値、tは電解質の厚み(図4中、固体電解質粉末100の厚み)である。
22℃で測定された、実施例1の固体電解質材料のイオン伝導度は、5.7×10−3S/cmであった。
<実施例2〜24>
(固体電解質材料の作製)
実施例2〜16においては、実施例1と同様に、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiIとYBrとYClとを、モル比でLiBr:LiI:YBr:YCl=1:2:0.33:0.67となるように、秤量した。
実施例17においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiClとLiIとYClとを、モル比でLiBr:LiCl:LiI:YCl=4:1:4:1となるように、秤量した。
実施例18においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiIとYBrとYClとYIとを、モル比でLiI:YBr:YCl:YI=1.5:0.67:0.67:0.17となるように、秤量した。
実施例19においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiIとYBrとYClとを、モル比でLiBr:LiI:YBr:YCl=1.35:1.65:0.33:0.67となるように、秤量した。
実施例20においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiIとYClとを、モル比でLiBr:LiI:YCl=2:1:1となるように秤量した。
実施例21においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiClとLiIとYClとを、モル比でLiBr:LiCl:LiI:YCl=4:1:1:2となるように、秤量した。
実施例22においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiClとLiIとYClとを、モル比でLiBr:LiCl:LiI:YCl=1:1:1:1となるように秤量した。
実施例23においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiClとLiIとYClとを、モル比でLiBr:LiCl:LiI:YCl=1:1.5:0.5:1となるように秤量した。
実施例24においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気で、LiBrとLiClとLiIとYClとを、モル比でLiBr:LiCl:LiI:YCl=0.5:2:0.5:1となるように秤量した。
これらをメノウ乳鉢で粉砕して混合した。その後、アルミナ製るつぼに入れ、アルゴン雰囲気中で200〜500℃まで昇温し、1〜24時間保持した。ここで、各実施例における「目的の組成」と「焼成温度」と「焼成時間」については、後述の表1に示される。
各焼成条件にて焼成後、メノウ製乳鉢で粉砕し、実施例2〜24のそれぞれの固体電解質材料を作製した。
(イオン伝導度の評価)
上記の実施例1と同様の方法で、実施例2〜24のそれぞれの伝導度測定セルを作製し、イオン伝導度の測定を実施した。
<比較例1>
(固体電解質材料の作製)
比較例1においては、露点−60℃以下のアルゴン雰囲気下で、LiBrとLiIとYBrとYClとを、モル比でLiBr:LiI:YBr:YCl=1:2:0.33:0.67となるように、秤量した。これらをメノウ製乳鉢で粉砕して混合した。その後、アルミナ製るつぼに入れて、アルゴン雰囲気中で150℃まで昇温し、1時間保持した。
焼成後、メノウ製乳鉢により粉砕し、比較例1の固体電解質材料を作製した。
(イオン伝導度の評価)
上記の実施例1と同様の方法で、比較例1の伝導度測定セルを作製し、イオン伝導度の測定を実施した。
上述の実施例1〜24および比較例1における各構成と各評価結果とが、表1に示される。
Figure 2020136952
<考察>
比較例1のように、焼成温度が150℃の場合においては、室温付近において、3.4×10−8S/cmと低いイオン伝導性を示す。これは、焼成温度が150℃の場合では、固相反応が不十分であるためと考えられる。対して、実施例1〜24は、室温近傍において、5.2×10−5S/cm以上の高いイオン伝導性を示すことがわかる。また、焼成温度が380〜500℃の範囲の場合に、より高いイオン伝導性を示す。これは、高い結晶性の固体電解質が実現できているためと考えられる。
以上により、本開示の製造方法により合成した固体電解質材料は、高いリチウムイオン伝導性を示すことがわかる。また、本開示の製造方法は、簡便な方法であり、工業的に生産性の高い方法である。
本開示の製造方法は、例えば、固体電解質材料の製造方法として、利用されうる。また、本開示の製造方法により製造された固体電解質材料は、例えば、全固体リチウム二次電池などとして、利用されうる。
100 固体電解質粉末
200 加圧成形用ダイス
201 枠型
202 パンチ下部
203 パンチ上部

Claims (11)

  1. LiXと、YZと、LiX’とYZ’とのうちの少なくとも一方と、が混合された材料である混合材料を、不活性ガス雰囲気下で、焼成する焼成工程、を包含し、
    前記Xは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、
    前記Zは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xとは異なる元素であり、
    前記X’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xおよび前記Zのいずれとも異なる元素であり、
    前記Z’は、Cl、Br、およびIからなる群より選択される1種の元素であり、かつ、前記Xおよび前記Zのいずれとも異なる元素であり、 前記焼成工程においては、前記混合材料は、200℃以上かつ650℃以下で、焼成される、ハロゲン化物の製造方法。
  2. 前記混合材料は、LiX’が混合された材料である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記混合材料は、さらに、LiZが混合された材料である、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記混合材料は、YZ’が混合された材料である、請求項1から3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記混合材料は、さらに、YXが混合された材料である、請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記焼成工程においては、前記混合材料は、200℃以上かつ500℃以下で、焼成される、請求項2から5のいずれか1項に記載の製造方法。
  7. 前記焼成工程においては、前記混合材料は、380℃以上で、焼成される、請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記焼成工程においては、前記混合材料は、1時間以上かつ24時間以下、焼成される、請求項2から7のいずれか1項に記載の製造方法。
  9. 前記焼成工程においては、前記混合材料は、10時間以下、焼成される、請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記混合材料は、さらに、Mαβが混合された材料であり、
    前記Mは、Na、K、Ca、Mg、Sr、Ba、Zn、In、Sn、Bi、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、およびLuからなる群より選択される少なくとも1種の元素を含み、
    前記Aは、Cl、Br、およびIからなる群より選択される少なくとも1種の元素であり、
    α>0、かつ、β>0、が満たされる、請求項1から9のいずれか1項に記載の製造方法。
  11. 前記混合材料は、さらに、LiFとYFとのうちの少なくとも1種が混合された材料である、請求項1から10のいずれか1項に記載の製造方法。
JP2020562319A 2018-12-26 2019-06-26 ハロゲン化物の製造方法 Active JP7365599B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018243603 2018-12-26
JP2018243603 2018-12-26
PCT/JP2019/025436 WO2020136952A1 (ja) 2018-12-26 2019-06-26 ハロゲン化物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020136952A1 true JPWO2020136952A1 (ja) 2021-11-04
JP7365599B2 JP7365599B2 (ja) 2023-10-20

Family

ID=71125702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020562319A Active JP7365599B2 (ja) 2018-12-26 2019-06-26 ハロゲン化物の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20210269320A1 (ja)
EP (1) EP3905268A4 (ja)
JP (1) JP7365599B2 (ja)
CN (1) CN112771627A (ja)
WO (1) WO2020136952A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11978847B2 (en) 2020-04-14 2024-05-07 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Ion conductive material, electrolyte including ion conductive material, and methods of forming
US11522217B2 (en) 2020-04-14 2022-12-06 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Electrolyte material and methods of forming
JP6947321B1 (ja) * 2021-03-01 2021-10-13 Tdk株式会社 電池及び電池の製造方法
KR20240023206A (ko) 2021-05-17 2024-02-20 세인트-고바인 세라믹스 앤드 플라스틱스, 인크. 전해질 물질 및 형성 방법
WO2023074076A1 (ja) * 2021-10-26 2023-05-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体電解質材料、これを用いた電池、および固体電解質材料の製造方法
WO2024042861A1 (ja) * 2022-08-23 2024-02-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体電解質、電池、固体電解質の製造方法、および電池の製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110272585A1 (en) * 2010-05-10 2011-11-10 Kan Yang Halide Scintillator for Radiation Detection
CN105254184A (zh) * 2015-11-27 2016-01-20 宁波大学 一种稀土离子掺杂的Li3YCl6微晶玻璃及其制备方法
JP2016522135A (ja) * 2013-04-12 2016-07-28 サン−ゴバン クリストー エ デテクトゥール エルパソライト型シンチレータ材料の製造
WO2018025582A1 (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体電解質材料、および、電池
CN108004591A (zh) * 2017-12-11 2018-05-08 达州励志环保科技有限公司 钾冰晶石类型闪烁体材料的制备

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009139382A1 (ja) * 2008-05-13 2009-11-19 国立大学法人東北大学 固体電解質、その製造方法、および固体電解質を備える二次電池
CN111316378B (zh) * 2018-01-05 2021-09-28 松下知识产权经营株式会社 固体电解质材料和电池
CN111295719B (zh) * 2018-01-05 2022-03-29 松下知识产权经营株式会社 固体电解质材料和电池
EP3736834A4 (en) * 2018-01-05 2021-03-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. SOLID ELECTROLYTE MATERIAL, AND BATTERY

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110272585A1 (en) * 2010-05-10 2011-11-10 Kan Yang Halide Scintillator for Radiation Detection
JP2016522135A (ja) * 2013-04-12 2016-07-28 サン−ゴバン クリストー エ デテクトゥール エルパソライト型シンチレータ材料の製造
CN105254184A (zh) * 2015-11-27 2016-01-20 宁波大学 一种稀土离子掺杂的Li3YCl6微晶玻璃及其制备方法
WO2018025582A1 (ja) * 2016-08-04 2018-02-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体電解質材料、および、電池
CN108004591A (zh) * 2017-12-11 2018-05-08 达州励志环保科技有限公司 钾冰晶石类型闪烁体材料的制备

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ASANO, T. ET AL., ADVANCED MATERIALS, vol. 30, no. 44, JPN6019036671, 2 November 2018 (2018-11-02), pages 1803075, ISSN: 0005064123 *
BOHNSACK, A. ET AL., ZEITSCHRIFT FUER ANORGANISCHE UND ALLGEMEINE CHEMIE, vol. 623, JPN6019036670, July 1997 (1997-07-01), pages 1067 - 1073, ISSN: 0005064125 *
BOHNSACK, A. ET AL., ZEITSCHRIFT FUER ANORGANISCHE UND ALLGEMEINE CHEMIE, vol. 623, JPN6019036672, September 1997 (1997-09-01), pages 1352 - 1356, ISSN: 0005064126 *
STEINER, H.-J. ET AL., ZEITSCHRIFT FUER ANORGANISCHE UND ALLGEMEINE CHEMIE, vol. 613, JPN6019036669, July 1992 (1992-07-01), pages 26 - 30, ISSN: 0005064124 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3905268A4 (en) 2022-03-02
CN112771627A (zh) 2021-05-07
WO2020136952A1 (ja) 2020-07-02
JP7365599B2 (ja) 2023-10-20
US20210269320A1 (en) 2021-09-02
EP3905268A1 (en) 2021-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7365599B2 (ja) ハロゲン化物の製造方法
JP7365600B2 (ja) ハロゲン化物の製造方法
JP7186405B2 (ja) ハロゲン化物の製造方法
JP7186404B2 (ja) ハロゲン化物の製造方法
US12091324B2 (en) Method for producing halide
JP7378039B2 (ja) ハロゲン化物の製造方法
WO2021199617A1 (ja) ハロゲン化物の製造方法
WO2021199643A1 (ja) ハロゲン化物の製造方法
WO2021199889A1 (ja) ハロゲン化物の製造方法
WO2021199620A1 (ja) ハロゲン化物の製造方法
WO2021199890A1 (ja) ハロゲン化物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230926

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7365599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151