JPWO2020129126A1 - 防水工法及び防水構造 - Google Patents
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Abstract
床(12)と前記床(12)の縁から立ち上がる壁(14)とを有する建物(10)の防水工法は、前記床(12)の表面にシート状防水部材(20)を載置する工程と、前記シート状防水部材(20)の端部を接着部材(26)で前記壁(14)に固定する工程と、前記シート状防水部材(20)の上に仕上げ部材(30)を載置する工程と、を含む。
Description
本発明は、防水工法及び防水構造、特に、床面の防水工法及び防水構造に関する。
コンクリート構造の建物を造る場合、まず柱と床をコンクリートで造り、次に隣接する柱の間に煉瓦等のブロックを積んで壁を造り、その後、壁の表面に化粧用モルタルを塗り、最後に化粧モルタルの上に塗料を塗って又はタイルを貼って仕上げる方法を採ることがある。
このような建物のコンクリート床面に防水工事を施す場合、打設したコンクリートに所要強度が発現するのを待ってレイタンスを除去し、その後、必要な防水処理(例えば、防水モルタル、防水塗料を塗布する処理)を施す必要がある。そのために、コンクリートの凝結後、高圧の水をコンクリート表面に吹き付けて洗浄し、又はコンクリート表面に水を掛けながらワイヤブラシ等で表面を粗く仕上げることによってレイタンスを除去する方法が一般的に採用されている。しかし、これらのレイタンス除去作業は、いずれも相当な時間と労力を要する。
そのため、地域によっては、又は国によっては、コンクリート表面に空気を吹き付けるだけの簡単な作業で埃を除去した後、モルタルに樹脂を混合したポリマーセメントモルタルや防水塗料をコンクリートの表面に塗ることによって防水処理が施されている。また、コンクリートと防水塗料との接着性を高めるために、コンクリート表面にプライマーを塗布することもある。しかし、レイタンスが完全に除去されていないコンクリート表面に防水材料やプライマーを施工してもコンクリートと防水材料との間に十分な接着力が得られず、半年又は1年後には防水材料にクラックが発生する。また、質の悪いコンクリートを使用した場合、コンクリートが剥離して次々と埃が発生するため、レイタンスを完全に除去しきれず、その表面に防水材料やプライマーを施工しても上記と同様な不具合が発生する。
このような問題を解消する方法として、コンクリートの硬化が始まったばかりの極めて早い時期に、まだ湿潤状態にあるコンクリートの表面に、水セメント比が小さく且つ接着力が強い緻密なカチオン樹脂モルタル等の高性能防水材を薄く塗って金鏝押さえする防水工法が特許文献1に開示されている。
しかし、特許文献1に記載の方法は、水セメント比の調整や防水材を塗布するタイミングが難しく、適正な防水効果を得るためには相当な熟練を要するという問題がある。
本発明は、防水処理のための前処理(レイタンス除去)を無くし、また熟練を要することなく、簡単且つ確実に防水処理を施すことができる防水工法及び防水構造を提供するものである。
本発明の実施形態は、床と前記床の縁から立ち上がる壁とを有する建物の防水工法であって、前記床の表面にシート状防水部材を載置する工程と、前記シート状防水部材の端部を接着部材で前記壁に固定する工程と、前記シート状防水部材の上に仕上げ部材を載置する工程と、を含む。
本発明の他の実施形態は、床と前記床の縁から立ち上がる壁とを有する建物に施工される防水構造であって、前記床の表面に載置されたシート状防水部材と、前記シート状防水部材の端部を前記壁に固定する接着部材と、前記シート状防水部材の上に載置された仕上げ部材と、を含む。
これらの実施形態において、建物の床の表面を構成する材料には、例えば、木製板、モルタル、又はコンクリート(軽量気泡コンクリート建材を含む。)等が利用できる。床の縁から立ち上がる壁の表面を構成する材料には、例えば木製板、モルタル、コンクリート、煉瓦、コンクリートブロック等が利用できる。シート状防水部材には、例えば高分子シート又は金属シート等が利用できる。仕上げ部材は、限定的ではなく、例えば木製板、モルタル、コンクリート等が利用できる。
上述した実施形態において、シート状防水部材の大きさは、防水構造の防水機能が損なわれない限りにおいては特に限定されるものでなく、例えば、載置する床表面の大きさと同じ大きさを有する一枚のシートであってもよい。また、床面よりも大きなシート状防水部材を採用する場合、このシート状防水部材を折り曲げて使用する。この場合、重ね合わせたシート状防水部材の端部は粘着テープ、粘着剤又は防水性塗料で接着することが好ましい。また、複数のシート状防水部材を床面に重ねてもよい。
シート状防水部材は、所定の幅(例えば、50cm〜200cm)を有する長尺帯状のシートであってもよい。この種のシート状防水部材を採用する場合、シート状防水部材を平行に配置するのが好ましい。隣接するシート状防水部材は、それらの端部を重ねるか、突き合わせることが好ましい。いずれの場合でも、隣接するシート状防水部材の継目は、防水性を有する粘着テープ、接着テープ、防水性塗料、耐水性粘着剤等で覆うことが好ましい。これらの中でも、作業性の観点及び後述する理由から、粘着テープを使用するのがより好ましく、不織布基材の粘着テープを使用するのが更に好ましい。また、帯状のシート状防水部材を複数層に重ねる場合、例えば一層目を縦方向に平行に配置し、二層目を直交する横方向に平行に配置してもよい。
シート状防水部材の端部は、床面と壁面との境界に揃えてもよいし、壁面の下端から所定の高さまで立ち上げてもよい。いずれの形態であっても、シート状防水部材の端部は、防水性を有する粘着テープ等の接着部材によって壁面に対して固定される。
接着部材には、基材と該基材の少なくとも一方の面に粘着剤層とを備えた粘着テープを使用することが好ましい。基材には、モルタルとの密着性に優れた材料、例えば、不織布、織物布、表面に砂をコーティングした布を用いることが好ましい。これらの中でも、汎用性の観点から、ポリエステル系、アクリル系、レーヨン系等の不織布基材を用いることがより好ましい。例えば、壁の表面を化粧モルタルで仕上げる場合、粘着テープを構成する不織布等の基材に化粧モルタルが良好に密着し、化粧モルタルが壁面に安定して支持・形成される。
粘着剤は、ブチルゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。これらの中でも、防水性、段差追従性、煉瓦の壁材やシート状防水部材との密着性に優れるブチルゴム系粘着剤を用いることがより好ましい。ブチルゴム系粘着剤は、例えば、再生ブチルゴムやレギュラーブチルゴムに対して、粘着付与剤、充填剤、軟和剤、及びその他添加剤、必要に応じて架橋剤、架橋助剤を混合したものからなる。
接着部材には、防水性塗料を用いてもよい。防水性塗料は、ゴムアスファルト系塗料、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料から選ばれる少なくとも一種であることが好ましい。
これら粘着剤や防水性塗料は、セメント、モルタル、コンクリート、煉瓦、ブロック等に高い接着力を発揮するため、シート状防水部材を壁面に固定する接着部材として特に好ましい。
シート状防水部材は、高分子シート又は金属シートから選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。高分子シートとしては、樹脂シート、ゴムシート等が挙げられ、ゴムシートには天然ゴムシート、合成ゴムシートが含まれる。
樹脂シートとしては、塩化ビニルシート、ポリプロピレンシート、ポリエチレンシート、ポリエステルシート、フッ素樹脂シート、ポリイミドシート、ポリアミドシート、ポリスチレンシート、テフロン(登録商標)シート、ABSシート等が挙げられる。ゴムシートとしては、イソブチレン・イソプレン・ゴム(ブチルゴム)シート、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)シート、クロロプレンゴム(CR)シート、ニトリルゴム(NBR)シート、耐候性ニトリルゴムシート、耐ガソリンニトリルゴムシート、水素化NBRシート、スチレン・ブタジエン・ゴム(SBR)シート、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)シート、ウレタンゴムシート、天然ゴムシート等が挙げられる。これらのシートの中でも、加工性、耐水性、耐候性に優れたブチルゴムシートとEPDMシートが特に好ましい。金属シートとしては、アルミシート、ステンレスシート、亜鉛シート、ブリキシート、トタンシート、銅シート等が挙げられる。
シート状防水部材の厚さは、防水構造の防水機能が損なわれない限りにおいては特に限定されるものではないが、1mm〜10mmが好ましく、2mm〜5mmがより好ましい。厚さが1mmよりも小さくなると、施工時にシート状防水部材が破損する危険がある。例えば、床表面に大きな凹凸があると、そこでシート状防水部材に大きな力が作用して破れ、所望の防水機能が得られなくなることがある。他方、厚さが10mmを超えると、防水性の観点では問題ないが、載置時や切断時の作業性が低下する危険がある。
このような構成を備えた上述の実施形態による防水工法及び防水構造は、床の表面に直接的に又は間接的にシート状防水部材を載置するとともに、そのシート状防水部材の端部を接着部材で壁に固定し、その後、シート状防水部材の上に仕上げ部材を載置するものである。したがって、床表面の状態に拘わらず、例えば、床表面がコンクリート面である場合、コンクリートに十分な強度が発現しているか否か、また、コンクリート表面にレイタンスや埃等が存在しているか否か、さらにコンクリート表面に凹凸があるか否かに拘わらず、構築された直後の床表面にシート状防水部材を載置し、さらに該シート状防水部材の上に仕上げ部材を載置して、防水処理を図ることができる。そのため、床と壁を構築してから防水処理までの作業期間を大幅に短縮できる。また、防水処理は、シート状防水部材及び仕上げ部材を載置し、シート状防水部材を壁に固定するだけの簡単な作業であるから、熟練を必要としない。したがって、経験の少ない作業員によっても、信頼性の高い防水構造が得られる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態に係る床防水構造及び床防水工法を説明する。以下の説明では、本発明の床防水構造及び床防水工法を、コンクリート製の床と該床の縁から上方に立ち上がる壁とを備えた建物に適用した例を示すが、本発明の適用は建物に限らず、床と壁を有するあらゆる構造物に適用可能である。
図1は実施形態1に係る床防水構造10を示す。以下、床防水構造10の構成を、床防水構造10の施工方法とともに説明する。
床防水構造100が適用される建物10は、床12と、床12の縁から垂直に立ち上がる壁14を有する。実施形態では、床12はコンクリートで造られており、壁14は煉瓦で造られている。
床12を構成する材料、特に床の表面16を構成している材料は、コンクリートに限らず、その他の材料(例えば、木製板、木製板、モルタル、又は軽量気泡コンクリート建材)であってもよい。壁14を構成する材料、特に壁の表面18を構成している材料は、煉瓦に限らず、その他の材料(例えば、木製板、モルタル、軽量気泡コンクリート、又はコンクリートブロック)であってもよい。
防水構造100は、床12の表面16に載置されたシート状防水部材20を有する。実施形態において、シート状防水部材20はブチルゴムシート又はEPDMシートである。シート状防水部材20の厚さは1mm〜10mm、好ましくは2mm〜5mmである。
図2、3に示すように、シート状防水部材20は、床12と壁14の施工が完了後、床12の上に載置される。床12の表面16がコンクリートの場合、コンクリートの表面は十分に硬化していることが好ましいが、完全に硬化している必要はない。また、コンクリートの表面は、多少の埃があっても構わないし、レイタンスが殆ど残っている状態又は一部が残っている状態でも構わない。さらに、コンクリートの表面は、多少の凹凸があっても構わない。
シート状防水部材20は、床面積よりも大きな一枚のシートであってもよい。この場合、シート状防水部材20の縁を床12と壁14の境界に合わせて切断する。
シート状防水部材20は、所定の幅(例えば、約30cm〜約200cm)を有する長尺帯状のシートであってもよい。この場合、シート状防水部材20を平行に並べて配置するのが好ましい。隣接するシート状防水部材20は、図7に示すように、それぞれの長手方向縁を突き合わせ、その突き合わせ部22を接着部材24で覆うことによって、隣接するシート状防水部材20を互いに固定し、突き合わせ部22からの漏水を防止することが好ましい。シート状防水部材20の厚さが小さい場合、隣接するシート状防水部材20の長手方向縁部を重ね合わせ、両者の重ね合わせ部分を粘着テープで接合するか、粘着剤又は防水性塗料で接着するか、上層シート状防水部材の縁を下層シート部材に接着剤で接着することによって、そこからの漏水を防止することが好ましい。
複数のシート状防水部材20を重ねてもよい。例えば、長尺帯状のシート状防水部材を使用する場合、第1層(下層)のシート状防水部材を縦方向に配置し、第2層(上層)のシート状防水部材を直交する横方向に配置してもよい。
図4に示すように、床12に載置したシート状防水部材20の縁部(床と壁の境界に隣接した部分)は、接着部材26で壁14に対して固定される。このとき、接着部材26は、これを途中で折り曲げ、一方をシート状防水部材20に接着し、他方を壁14に接着する。
実施形態において、シート状防水部材20を互いに接続する接着部材24とシート状防水部材20を壁14に固定する接着部材26の両方又は一方は、基材と該基材の少なくとも一方の面(接着面)に粘着剤層とを備えた粘着テープが好ましい。粘着テープの基材には不織布が用いられる。粘着テープの粘着剤にはブチルゴム系粘着剤が用いられる。この粘着テープによれば、図4に示す状態で表面に不織布が露出している。したがって、後に説明するように、壁14の表面にモルタルを塗布した場合、また、シート状防水部材20の表面にモルタルを塗布した場合、塗布したモルタルが不織布を構成する繊維に絡み付き、モルタルの密着性が向上する。また、ブチルゴム系粘着剤層は、壁14及びシート状防水部材20の表面と良好に密着する。
シート状防水部材20を壁14に固定した後、図5に示すように、壁14に接着された接着部材26を覆うように、壁14の表面には壁用仕上げ材であるモルタル28が塗布される。モルタル28の厚さは3mm〜10mmが好ましい。モルタル28が最終仕上がり面であることもあれば、モルタル28の上に更に化粧用タイル又は化粧用シートを貼り付けることもある。
図6に示すように、シート状防水部材20の表面には床用仕上げ材であるモルタル30が塗布される。モルタル30の厚さは、床面に要求される強度やモルタル30の上に配置する材料に応じて適宜決定される。
図1に示すように、モルタル30の上には床材32が載置される。床材32は、例えば、木製床材(フローリング)、タイル(磁器タイル、ビニルタイル、コルクタイル)、又はカーペットである。
このように、上述した防水構造及び防水工法によれば、防水構造の最下層にシート防水部材が配置され、このシート防水部材によって防水機能が発揮される。また、シート防水部材は、通常は、その下の床面に接着しないが、一部を接着しても良い。シート防水部材をその下の床面に接着しない場合、床表面の状態、例えば上述の実施形態のようにコンクリートが完全に硬化していない状態、コンクリート表面のレイタンスが完全に又は一部が除去されていない状態、コンクリート表面に埃が存在する状態、またコンクリート表面に多少の凹凸が存在する状態であっても、シート防水部材を床面に載置できる。そのため、コンクリートに所望の強度が発現するのを待たずに、防水工事を始めることができる。また、シート防水部材をその下の床面に一部接着した場合、シート防水部材を仮固定することができ、その後の作業が進めやすくなる。
上述の実施形態は種々改変可能である。例えば、上述の実施形態ではシート状防水部材20の縁を床12と壁14の境界に一致させたが、図8に示すように、シート状防水部材20の端部を壁14に沿って所定長さ立ち上げてもよい。この場合、図示するように、シート状防水部材20の端部は適当な固定部材、例えば接着部材26で壁14に固定することが好ましい。
上述の実施形態によれば、防水処理のための前処理(レイタンス除去)を無くし、また熟練を要することなく、簡単且つ確実に防水処理を施すことができる防水工法及び防水構造を提供することができ、床と壁を有するあらゆる構造物の防水に適用可能である。
100:防水構造
10:建物
12:床
14:壁
16:床の表面
18:壁の表面
20:シート状防水部材
22:突き合わせ部(継目)
24:接着部材
26:接着部材
28:モルタル(壁)
30:モルタル(床)
32:床材
10:建物
12:床
14:壁
16:床の表面
18:壁の表面
20:シート状防水部材
22:突き合わせ部(継目)
24:接着部材
26:接着部材
28:モルタル(壁)
30:モルタル(床)
32:床材
Claims (11)
- 床(12)と前記床(12)の縁から立ち上がる壁(14)とを有する建物(10)の防水工法であって、
前記床(12)の表面にシート状防水部材(20)を載置する工程と、
前記シート状防水部材(20)の端部を接着部材(26)で前記壁に固定する工程と、
前記シート状防水部材(20)の上に仕上げ部材(30)を載置する工程と、を含むことを特徴とする防水工法。 - 前記シート状防水部材(20)が高分子シート又は金属シートから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1に記載の防水工法。
- 前記接着部材(26)は基材と粘着剤層とを備えた粘着テープであって、
前記粘着剤層はブチルゴム系粘着剤層、アクリル系粘着剤層から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の防水工法。 - 前記接着部材(26)は防水性塗料であって、
前記防水性塗料はゴムアスファルト系塗料、アクリル樹脂系塗料、ウレタン樹脂系塗料から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の防水工法。 - 前記基材は不織布基材であることを特徴とする、請求項3に記載の防水工法。
- 前記シート状防水部材(20)の厚さが1mm〜10mmであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の防水工法。
- 床(12)と前記床(12)の縁から立ち上がる壁(14)とを有する建物(10)に施工される防水構造(100)であって、
前記床(12)の表面に載置されたシート状防水部材(20)と、
前記シート状防水部材(20)の端部を前記壁(14)に固定する接着部材(26)と、
前記シート状防水部材(20)の上に載置された仕上げ部材(30)と、を含むことを特徴とする防水構造。 - 前記シート状防水部材(20)が高分子シート又は金属シートから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする、請求項7に記載の防水構造。
- 前記接着部材(26)は基材と粘着剤層とを備えた粘着テープであることを特徴とする、請求項7又は8に記載の防水構造。
- 前記接着部材(26)は防水性塗料であることを特徴とする、請求項7又は8に記載の防水構造。
- 前記基材は不織布基材であることを特徴とする、請求項9に記載の防水構造。
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