JPWO2020122006A1 - プローブ - Google Patents

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Abstract

コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、フランジと、ハウジングと、第1プランジャと、第1弾性体と、第2プランジャと、第2弾性体と、を備え、第2プランジャの底部には、同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部が形成されており、第2プランジャは、プローブピンの先端を開口部から突出させる第1の位置と、プローブピンの先端を開口部よりも基端部側に配置する第2の位置の間で移動可能であり、第1弾性体と第2弾性体はハウジングの軸方向に互いに部分的に重なるように配置されており、第1プランジャは、第1弾性体と第2弾性体が重なる箇所を仕切る仕切壁を有する。

Description

本発明は、コネクタの特性検査を行うためのプローブに関する。
従来より、被検査体であるコネクタの特性検査を行うためのプローブが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のプローブは、同軸コネクタの特性検査を行うためのプローブであり、特に、複数信号を流すように複数の端子が設けられた多極コネクタの特性検査を行うものである。特許文献1のプローブは、多極コネクタの複数の端子に対して同時に接触可能な複数の中心導体を備えている。
国際公開第2016/072193号公報
コネクタのプローブにおいては、端子の特性検査の精度を向上させることが求められている。特許文献1のプローブのように、複数の端子に対して複数の中心導体を同時に接触させる場合には、端子と中心導体の位置ずれが生じて、特性検査の精度が低下しやすい。特許文献1に開示されるようなプローブを含めて、端子の特性検査をより精度良く行うことができる技術の開発が求められている。
従って、本発明の目的は、コネクタの端子の特性検査をより精度良く行うことができるプローブを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のプローブは、コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、貫通孔が形成されたフランジと、一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、前記貫通孔よりも前記ハウジングの前記先端部側に取り付けられた第1プランジャと、前記第1プランジャと前記フランジの間に取り付けられ、前記第1プランジャと前記フランジを互いに離れる方向に付勢可能な第1弾性体と、前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記第1プランジャに対して相対的に移動可能な状態で保持された第2プランジャと、前記第2プランジャと前記第1プランジャの間に取り付けられ、前記第2プランジャを前記第1プランジャから離れる方向に付勢可能な第2弾性体と、を備え、前記第2プランジャの底部には、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部が形成されており、前記第2プランジャは、前記プローブピンの先端を前記開口部から突出させる第1の位置と、前記プローブピンの先端を前記開口部よりも前記基端部側に配置する第2の位置の間で移動可能であり、前記第1弾性体と前記第2弾性体は前記ハウジングの前記軸方向に互いに部分的に重なるように配置されており、前記第1プランジャは、前記第1弾性体と前記第2弾性体が重なる箇所を仕切る仕切壁を有する。
本発明のプローブによれば、コネクタの端子の特性検査をより精度良く行うことができる。
実施の形態1におけるプローブの概略斜視図 実施の形態1におけるプローブの概略側面図 実施の形態1におけるプローブの概略縦断面図 実施の形態1におけるプローブピンの先端部周辺の概略縦断面図 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図3の一部拡大図) 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図6BのH部の拡大図) 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図7BのI部の拡大図) 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図8BのJ部の拡大図) 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態1におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図9BのK部の拡大図) 実施の形態1におけるプローブの概略縦断面図 実施の形態2におけるプローブの概略側面図 実施の形態2におけるプローブの概略縦断面図(初期状態) 図12AのF部の拡大図 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図13AのG部の拡大図) 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図14AのH部の拡大図) 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図15AのI部の拡大図) 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図 実施の形態2におけるコネクタを凹部に配置する動作を示す概略縦断面図(図16AのJ部の拡大図)
本発明の第1態様によれば、コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、貫通孔が形成されたフランジと、一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、前記貫通孔よりも前記ハウジングの前記先端部側に取り付けられた第1プランジャと、前記第1プランジャと前記フランジの間に取り付けられ、前記第1プランジャと前記フランジを互いに離れる方向に付勢可能な第1弾性体と、前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記第1プランジャに対して相対的に移動可能な状態で保持された第2プランジャと、前記第2プランジャと前記第1プランジャの間に取り付けられ、前記第2プランジャを前記第1プランジャから離れる方向に付勢可能な第2弾性体と、を備え、前記第2プランジャの底部には、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部が形成されており、前記第2プランジャは、前記プローブピンの先端を前記開口部から突出させる第1の位置と、前記プローブピンの先端を前記開口部よりも前記基端部側に配置する第2の位置の間で移動可能であり、前記第1弾性体と前記第2弾性体は前記ハウジングの前記軸方向に互いに部分的に重なるように配置されており、前記第1プランジャは、前記第1弾性体と前記第2弾性体が重なる箇所を仕切る仕切壁を有する、プローブを提供する。
このような構成によれば、第1弾性体と第2弾性体をハウジングの軸方向に重なるように配置することで、プローブの全長を短くすることができる。プローブの全長を短くすることで、第2プランジャの底部にコネクタが接触した際にプローブの先端が軸方向に交差する方向へずれるのを抑制することができる。これにより、プローブピンとコネクタの端子をより精度良く接触させることができ、コネクタの端子の特性検査をより精度良く行うことができる。
本発明の第2態様によれば、前記第1弾性体と前記第2弾性体が重なる箇所において、前記第1弾性体は前記第2弾性体よりも内側に配置される、第1態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、第1弾性体の横方向の寸法を小さくしながら、第2弾性体の縦方向の長さを短くする設計が可能となる。また、第1弾性体が第2弾性体よりも外側に配置される構成と比較して、第1弾性体を長くする設計が容易になる。第1弾性体を長くすることで、第1弾性体の伸縮によるプローブ全体の摺動量をより長く確保することができる。
本発明の第3態様によれば、前記第1プランジャは、前記仕切壁から内側に突出して前記第1弾性体を受ける内方突出部と、前記仕切壁から外側に突出して前記第2弾性体を受ける外方突出部とを有し、前記内方突出部は、前記外方突出部よりも前記ハウジングの前記先端部側に設けられる、第2態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、簡単な構成によって第1弾性体と第2弾性体を受けながら第1弾性体と第2弾性体を互いに仕切ることができる。
本発明の第4態様によれば、前記第1弾性体と前記第2弾性体が重なる箇所において、前記第1弾性体は前記第2弾性体よりも外側に配置される、第1態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、第2弾性体の横方向の寸法を小さくしながら、第1弾性体の縦方向の長さを短くする設計が可能となる。また、第1弾性体が第2弾性体よりも内側に配置される構成と比較して、第1弾性体がフランジと接触する面積が大きくなるため、プローブ全体が軸方向に交差する方向に傾きにくくなる。
本発明の第5態様によれば、前記第1プランジャは、前記仕切壁から外側に突出して前記第1弾性体を受ける外方突出部と、前記仕切壁から内側に突出して前記第2弾性体を受ける内方突出部とを有し、前記内方突出部は、前記外方突出部よりも前記ハウジングの前記基端部側に設けられる、第4態様に記載のプローブを提供する。このような構成によれば、簡単な構成によって第1弾性体と第2弾性体を受けながら第1弾性体と第2弾性体を互いに仕切ることができる。
本発明の第6態様によれば、前記第2プランジャの前記底部にコネクタを接触させる前の状態において、前記第1弾性体と前記第2弾性体が前記軸方向に重なる長さは、前記第2弾性体のうち前記第1弾性体と重ならない前記軸方向の長さよりも長く設定される、第1態様から第5態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、プローブの全長をより短くすることができる。
本発明の第7態様によれば、前記第2プランジャの前記底部にコネクタを接触させる前の状態において、前記第1弾性体と前記第2弾性体が前記軸方向に重なる長さは、前記第1弾性体の長さの1/3以上、かつ、前記第2弾性体の長さの1/3以上である、第1態様から第6態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、プローブの全長をより短くすることができる。
本発明の第8態様によれば、前記第2プランジャの前記底部にコネクタを接触させる前の状態において、前記第2プランジャは前記第2の位置にあり、かつ、前記第1弾性体の弾性力が前記第2弾性体の弾性力よりも小さくなるように設定されている、第1態様から第7態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、第1弾性体の方が第2弾性体よりも先に圧縮を開始する。第1弾性体の圧縮に対して第2弾性体の圧縮を遅らせることで、第2プランジャの開口部からプローブピンが突出するタイミングを遅らせることができる。これにより、コネクタの端子とプローブピンの位置ずれが抑制でき、コネクタの誘導時にコネクタとの接触によってプローブピンが誤って傷付くことを抑制でき、コネクタの端子の特性検査をより精度良く行うことができる。
本発明の第9態様によれば、前記第1弾性体の弾性係数は、前記第2弾性体の弾性係数よりも大きく設定されている、第1態様から第8態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、第2弾性体の圧縮が始まって以降、第2弾性体の圧縮を第1弾性体の圧縮に対して優先的に生じさせることができる。
本発明の第10態様によれば、前記第1弾性体および前記第2弾性体はともにスプリングである、第1態様から第9態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、ばね荷重および長さの調節を容易に行うことができ、設計の自由度が高い。
本発明の第11態様によれば、前記第1弾性体および前記第2弾性体は、前記第2プランジャが前記第2の位置にある状態において、それぞれの自然長よりも短く圧縮された状態にある、第1態様から第10態様のいずれか1つに記載のプローブを提供する。このような構成によれば、それぞれの弾性体を圧縮状態とすることで、第1弾性体および第2弾性体のいずれかが自然長である場合と比較して、第1弾性体および第2弾性体を精度良く位置決めした状態で保持することができる。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1―図3は、実施の形態1におけるプローブ2の概略構成を示す図である。図1は、プローブ2の斜視図であり、図2は、プローブ2の側面図であり、図3は、プローブ2の縦断面図である。
プローブ2は、コネクタ3の特性検査を行う検査器具である。実施の形態1のコネクタ3は、複数の端子を有する多極コネクタである。プローブ2は、プランジャ4と、同軸ケーブル6と、フランジ8と、ハウジング9と、第1弾性体10と、第2弾性体12と、測定コネクタ13とを備える。
プランジャ4は、第1プランジャ14と、第2プランジャ16と、第3プランジャ23(図3)とを備える。第1プランジャ14、第2プランジャ16、第3プランジャ23はいずれも、ハウジング9の周囲に取り付けられた部材である。
第1プランジャ14は、第1弾性体10と第2弾性体12を仕切る部材である。図3に示すように、第1プランジャ14は、仕切壁14Aと、内方突出部14Bと、外方突出部14Cとを備える。
仕切壁14Aは、第1弾性体10と第2弾性体12を仕切る部分であり、ハウジング9の軸方向Aに平行に延びる円筒状の形状を有する。内方突出部14Bは、仕切壁14Aから径方向内側に突出した部分である。径方向内側とは、軸方向Aに交差する方向である横方向(実施の形態1では軸方向Aに直交する方向)の内側を意味する。外方突出部14Cは、仕切壁14Aから径方向外側に突出した部分である。径方向外側とは、軸方向Aに交差する方向である横方向の外側を意味する。内方突出部14Bは、外方突出部14Cよりも軸方向Aの先端部側に設けられる。実施の形態1では、内方突出部14Bは仕切壁14Aの先端部に設けられ、外方突出部14Cは仕切壁14Aの基端部に設けられる。
第2プランジャ16は、第1プランジャ14よりも軸方向Aの先端側において、第1プランジャ14に対して相対的に移動可能な状態で保持された部材である。第2プランジャ16は、第3プランジャ23を介してハウジング9の先端部21に取り付けられる。
第2プランジャ16は、嵌合部16Aと、接続部16Bとを備える。嵌合部16Aは、コネクタ3と嵌合するための部材である。嵌合部16Aは、コネクタ3と嵌合する底部32を有する。接続部16Bは、嵌合部16Aを第3プランジャ23に接続するための部材である。嵌合部16Aは接続部16Bに圧入されており、接続部16Bと一体的に移動可能である。
嵌合部16Aの底部32には、コネクタ3を嵌合させるための凹部17が形成されている。凹部17周辺の詳細な構成については後述する。
ハウジング9の内側には、複数の同軸ケーブル6が挿通されている。同軸ケーブル6は、前述した測定コネクタ13に電気的に接続される棒状の部材である。同軸ケーブル6は、後述するプローブピン18とも電気的に接続されており、プローブピン18と測定コネクタ13の間で信号を通す機能を有する。
フランジ8は、プローブ2を所定の設備(図示せず)に取り付けるための部材である。設備としては例えば、コネクタ3が実装されたプリント基板をコネクタ3の特性検査の結果に基づいて選別するための選別機などがある。図3に示すように、フランジ8にはハウジング9が挿通されて嵌合している。具体的には、フランジ8には下方に向かって内側に窄まるように傾斜した傾斜面による貫通孔20が形成されており、貫通孔20にハウジング9の基端部22が嵌合している。
ハウジング9は、フランジ8の貫通孔20に挿通されて嵌合するとともに、前述した第1プランジャ14などを保持する部材である。ハウジング9は、同軸ケーブル6を内包しながら軸方向Aに延びる筒状に形成されており、先端部21と、基端部22と、筒状部24とを備える。
先端部21には、第3プランジャ23が圧入されている。第3プランジャ23を介して、先端部21に第2プランジャ16が保持される。
基端部22は、フランジ8の貫通孔20に挿通されて嵌合する部分である。基端部22は、貫通孔20を形成するフランジ8の傾斜面に応じて、下方に向かって内側に窄まるように傾斜した外面を有する。
筒状部24は、先端部21と基端部22の間に延びる部分である。筒状部24の外周部には、第1弾性体10が取り付けられている。
第1弾性体10は、フランジ8と第1プランジャ14の間に設けられた弾性体である。第1弾性体10は、フランジ8と第1プランジャ14を互いに離れる方向(軸方向A)に付勢する。実施の形態1における第1弾性体10は、図3に示す状態において軸方向Aに圧縮された状態にあり、自然長よりも短くなっている。圧縮状態にある第1弾性体10は、自然長に向かって延びようとする弾性力F1を有している。弾性力F1は、フランジ8と第1プランジャ14を互いに離れる方向に付勢する付勢力として作用している。
第1弾性体10の基端部は、フランジ8の下面に設けられた凹部に圧入して固定されている。第1弾性体10の先端部は、第1プランジャ14の内方突出部14Bに当接している。
第2弾性体12は、第1プランジャ14と第2プランジャ16の間に設けられた弾性体である。第2弾性体12は、第2プランジャ16を第1プランジャ14から離れる方向(軸方向A)に付勢する。第1弾性体10と同様に、第2弾性体12は、図3に示す状態において軸方向Aに圧縮されており、自然長よりも短くなっている。圧縮状態にある第2弾性体12は、自然長に向かって延びようとする弾性力F2を有しており、弾性力F2は、第2プランジャ16を第1プランジャ14から離れる方向に付勢する付勢力として作用している。
第2弾性体12の基端部は、第1プランジャ14の外方突出部14Cに当接している。第2弾性体12の先端部は、第2プランジャ16の嵌合部16Aに当接している。
図3に示すように、第1弾性体10と第2弾性体12はハウジング9の軸方向Aに部分的に重なるように配置されている。これにより、プローブ2の全長を短くすることができる。実施の形態1では、第1弾性体10が第2弾性体12の内側に配置されている。
実施の形態1における第1弾性体10および第2弾性体12はともに、らせん状のスプリングである。第1弾性体10および第2弾性体12はともに、弾性係数k1、k2をそれぞれ有し、図3に示す嵌合状態において、自然長よりも縮み量x1、x2だけ縮んでいる。前述した第1弾性体10の弾性力F1は、弾性係数k1と縮み量x1を乗じた値として概算することができる。同様に、第2弾性体12の弾性力F2は、弾性係数k2と縮み量x2を乗じた値として概算することができる。なお、弾性係数は、「弾性率」、「弾性定数」と称してもよい。第1弾性体10の弾性力F1および第2弾性体12の弾性力F2の大小は、例えば、第1弾性体10および第2弾性体12に対して荷重を徐々に加え、どちらが先に変位するかを見ることにより判定することができる。例えば、第1弾性体10が先に変位した場合、第1弾性体10の弾性力F1は、第2弾性体12の弾性力F2よりも小さいと判定することができる。
スプリングの場合、弾性力および長さの調節を容易に行うことができ、設計の自由度が高く、利便性を向上させることができる。なお、スプリングの弾性係数は「ばね定数」で代用することもできる。
実施の形態1では特に、第1弾性体10の弾性力F1が第2弾性体12の弾性力F2よりも小さくなるように設定されている。具体的には、弾性力F1が弾性力F2よりも小さくなるように、第1弾性体10の弾性係数k1、縮み量x1および第2弾性体12の弾性係数k2、縮み量x2が設定されている。このような設定によれば、後述するようにコネクタ3を凹部17に配置して第2プランジャ16に嵌合させる際に、第1弾性体10を先に圧縮させてハウジング9全体を摺動させ、その後に遅れて第2弾性体12の圧縮が生じてプローブピン18を突出させる。これにより、プローブピン18がコネクタ3に接触するタイミングを遅らせることができ、プローブピン18がコネクタ3との接触によって誤って損傷することを抑制することができる。詳細については後述する。
プローブピン18は、コネクタ3の端子に接触して電気的に導通する部材である。プローブピン18は、第3プランジャ23の内側に配置されている。プローブピン18の周囲は樹脂27によって囲まれており、第3プランジャ23の内側でプローブピン18が位置決めされている。図3等に示す断面では、プローブピン18の先端以外の部分が樹脂27に隠れているが、異なる断面では、プローブピン18は上方にある基板26に接続される位置まで延びている。
基板26は、プローブピン18と同軸ケーブル6を電気的に導通させる部材である。基板26は、同軸ケーブル6のピッチとプローブピン18のピッチが異なる場合に両者を電気的に接続するための配線を有しており、同軸ケーブル6およびプローブピン18は当該配線に接続されている。同軸ケーブル6のピッチ・本数とプローブピン18のピッチ・本数が同じである場合等には、基板26を設けずに、同軸ケーブル6とプローブピン18を直接接触させてもよい。
プローブピン18の他方側の端部(先端)は、第2プランジャ16の底部32に設けられた開口部28の近傍に配置されている。開口部28は凹部17に形成された開口である。図3に示す状態では、プローブピン18の先端は開口部28の内側に配置されており、開口部28から外側に露出していない。
前述した第2プランジャ16は、プローブピン18の先端を開口部28から突出させる第1の位置と、プローブピン18の先端を開口部28よりも内側(基端部22側)に配置する第2の位置の間で移動可能である。図3では、第2プランジャ16が第2の位置にある状態が示される。
図1に戻ると、測定コネクタ13は、同軸ケーブル6を外部の測定器(図示せず)に接続するためのコネクタである。実施の形態1では、複数の測定コネクタ13が設けられている。
次に、図4を用いて、プローブピン18とコネクタ3の端子との関係について説明する。図4は、プローブピン18の先端周辺の拡大縦断面図であって、図3に示すようなハウジング9の基端部22がフランジ8の貫通孔20に嵌合した初期状態に対応している。
図4に示すように、コネクタ3には、複数の端子3aが設けられている。コネクタ3が凹部17に配置されたときに、プローブピン18の先端が端子3aに接触可能なように、プローブピン18の位置が設定されている。これにより、コネクタ3の複数の端子3aに対して同時に複数のプローブピン18を接触させて、それぞれの端子3aの特性検査を同時に行うことができる。
図4に示すように、第2プランジャ16の底部32には、コネクタ3を嵌合させるための凹部17が形成されている。凹部17によって、第2プランジャ16の底部32は内側に凹んだ外形を有する。
実施の形態1の凹部17は、第2プランジャ16の底壁34、第1の側壁36および第2の側壁38によって形成される。底壁34は、凹部17の底面を構成する第2プランジャ16の壁部である。第1の側壁36は、底壁34の周囲から底壁34に対して直交するように立ち上がる側壁である。第2の側壁38は、第1の側壁36の周囲から立ち上がる側壁である。実施の形態1における第2の側壁38は、第1の側壁36から離れる方向に向かって放射状に外側に広がるように延在している。このような形状を有する第2の側壁38は、コネクタ3を凹部17の内側に誘導するガイド部として機能する。
次に、コネクタ3を凹部17に配置して端子3aの特性検査を行う方法について、図5−図9Bを用いて説明する。図5―図9Bは、コネクタ3を凹部17に配置する動作を示す縦断面図である。図5、図6A、図7A、図8A、図9Aはそれぞれ、図3、図5B、図6B、図7B、図8B、図9Bの拡大図である。
図5に示すように、まず、コネクタ3を凹部17に近付ける(矢印B)。これより、図6Aに示すように、コネクタ3は、第2プランジャ16の第2の側壁38との接触を開始する(図中右側)。
前述したように、第2の側壁38は、内側に窄まるように傾斜したテーパ形状を有する。これにより、第2の側壁38に接触したコネクタ3は、凹部17の内側に向かって誘導される(矢印C)。
このとき、コネクタ3との接触によって、第2プランジャ16には上方への外力Fpが作用する。外力Fpは、第2プランジャ16の嵌合部16Aに当接している第2弾性体12をさらに圧縮する力として作用し、かつ、第1プランジャ14に当接している第1弾性体10をさらに圧縮する力として同時に作用する。
ここで、第1弾性体10および第2弾性体12はともに圧縮された状態で弾性力F1、F2をそれぞれ有している。前述した外力Fpが弾性力F1と弾性力F2のいずれかより大きくなったときに、第1弾性体10と第2弾性体12のいずれか一方がさらに圧縮し始める。前述したように実施の形態1では、第1弾性体10の弾性力F1の方が第2弾性体12の弾性力F2よりも小さく設定されている。このため、第1弾性体10の方が第2弾性体12よりも先に圧縮を開始する。
第1弾性体10が圧縮した状態を図6Bに示す。第1弾性体10が圧縮されると、図6Bに示すように、フランジ8に対して、ハウジング9、第1プランジャ14、第2プランジャ16および第3プランジャ23などの部材が一体的に上昇する(矢印D)。
ハウジング9が上昇することにより、ハウジング9の基端部22とフランジ8の貫通孔20との嵌合が解除される。これにより、ハウジング9およびその周囲の部材が、コネクタ3の位置に応じて姿勢を変更することができる。具体的には、ハウジング9およびその周囲の部材が、軸方向Aを中心とする周方向Rに回転可能となる。
一方で、前述した外力Fpが第1弾性体10の弾性力F1より大きいものの、第2弾性体12の弾性力F2よりも小さい段階では、第2弾性体12の圧縮は生じていない。このため、第2プランジャ16は、第1プランジャ14および第3プランジャ23に対して相対的に移動しておらず、第3プランジャ23によって支持された状態を維持している。
このとき、第2プランジャ16は第1プランジャ14に対して第2の位置にある。すなわち、プローブピン18は前述した凹部17の開口部28の内側に配置されており、開口部28の外側に突出していない。これにより、プローブピン18の先端はコネクタ3の端子3aに接触できない状態にある。このような構成により、凹部17におけるコネクタ3の誘導中に、プローブピン18がコネクタ3との接触によって損傷することを防止することができる。
その後、図7A、図7Bに示すように、コネクタ3は、凹部17の所定の測定位置に位置決めされる。より具体的には、図4に示す底壁34および第1の側壁36によって囲まれる位置にコネクタ3が配置され、開口部28に隣接している。
この状態でコネクタ3を第2プランジャ16に対してさらに上方に押圧すると、前述した外力Fpがさらに大きくなり、第2弾性体12の弾性力F2を上回る。これにより、第2弾性体12の圧縮が始まる。
第2弾性体12が圧縮された状態を図8A、図8Bに示す。第2弾性体12が圧縮されると、第2プランジャ16が第1プランジャ14に対して近付くように軸方向Aに移動・上昇する(矢印E)。これにより、第3プランジャ23に当接していた第2プランジャ16の接続部16Bが第3プランジャ23から離れるように上方へ移動する。
第2プランジャ16の上昇に対して、プローブピン18は基板26および第3プランジャ23とともに一体的に保持されており、プローブピン18の上下位置は維持されている。第2プランジャ16は、プローブピン18の先端を開口部28よりも内側に配置した第2の位置から、プローブピン18の先端を開口部28から突出させる第1の位置に向かって移動することとなる。
図8Aに示すように、第2プランジャ16の上昇によって、プローブピン18の先端が凹部17の開口部28から露出するとともに、コネクタ3の端子3aに当接している。このように、プローブピン18がコネクタ3の端子3aと接触することにより、同軸ケーブル6がプローブピン18を介してコネクタ3の複数の端子3aと導通し、それぞれの端子3aの特性検査を同時に行うことができる。
図8Aに示す状態では、第2プランジャ16の嵌合部16Aの内側において、第3プランジャ23の底部はコネクタ3に接触していない。
第2プランジャ16をさらに上昇させた状態を図9A、図9Bに示す。図9A、図9Bに示す状態では、第3プランジャ23の底部がコネクタ3に接触している。この状態では、コネクタ3による上方向への荷重が第2プランジャ16だけでなく第3プランジャ23にも作用する。
実施の形態1では特に、第1弾性体10の弾性係数k1を、第2弾性体12の弾性係数k2よりも大きく設定している。このような設定によれば、第2弾性体12の圧縮が始まって以降、弾性係数k2の値が小さい第2弾性体12の方が、弾性係数k1の値が大きい第1弾性体10よりも優先的に圧縮される。このようにして、第2弾性体12の圧縮を第1弾性体10の圧縮に対して優先的に生じさせることができ、プローブピン18をコネクタ3の端子3aにより確実に接触させることができる。
さらに実施の形態1のプローブ2では、第1弾性体10と第2弾性体12のそれぞれの長さについて工夫を行っている。具体的には、図10を用いて説明する。
図10は、コネクタ3が凹部17に配置される前の初期状態を示す縦断面図である。図10に示すように、軸方向Aの長さに関して、第1弾性体10は長さD1を有し、第2弾性体は長さD2を有する。長さD1は、第1弾性体10の自然長から縮み量x1を減算した長さであり、長さD2は、第2弾性体12の自然長から縮み量x2を減算した長さである。前述したように、第1弾性体10と第2弾性体12は軸方向Aに部分的に重複して配置されており、その重複長さはD3である。このように、第1弾性体10と第2弾性体12の重複長さD3を設けることで、重複長さD3を設けない場合に比べてプローブ2の全長を短くすることができる。
プローブ2の全長が長くなると、コネクタ3が凹部17に配置されたときにプローブ2の先端が横方向にずれやすくなり、コネクタ3の位置決めが難しくなる。これに対して、第1弾性体10と第2弾性体12を軸方向Aに部分的に重複させてプローブ2の全長を短くすることで、コネクタ3の位置決めが容易になる。これにより、コネクタ3の端子3aの特性検査の精度を向上させることができる。
さらに実施の形態1では、第1弾性体10と第2弾性体12の重複長さD3は、第2弾性体12のうち第1弾性体10と重ならない長さD4よりも長く設定されている。このような長さの設定によれば、プローブ2の全長をより短くすることができる。
重複長さD3を設定する際には、第1弾性体10の長さD1の1/3以上、第2弾性体12の長さD2の1/3以上と設定してもよい。あるいは、第1弾性体10の自然長(>D1)の1/3以上、第2弾性体12の自然長(>D2)の1/3以上と設定してもよい。このような長さの設定であっても、プローブ2の全長を短くすることができる。
また実施の形態1では、前述したように、第1弾性体10と第2弾性体12が軸方向Aに重なる箇所において、第1弾性体10は第2弾性体12よりも内側に配置されている。このような設計によれば、第1弾性体10の横方向の寸法を小さくしながら、第2弾性体12の縦方向の長さを短くする設計が可能となる。さらに、第1プランジャ14の外方突出部14Cをフランジ8から遠くに離して配置することができるため、第1弾性体10が圧縮してハウジング9等がフランジ8に対して相対的に上昇する際に、移動距離を十分に確保することができる。また、第1弾性体10が第2弾性体12よりも外側に配置される構成と比較して、第1弾性体10を長くする設計が容易になる。第1弾性体10を長くすることで、第1弾性体10の伸縮によるプローブ2全体の摺動量をより長く確保することができる。さらに内方突出部14Cが第1弾性体10と干渉しにくいため、プローブ2が円滑に摺動しやすくなる。
上述したように、実施の形態1のプローブ2は、フランジ8と、ハウジング9と、第1弾性体10と、第2弾性体12と、第1プランジャ14と、第2プランジャ16とを備える。このような構成において、第2プランジャ16の底部32には、同軸ケーブル6と電気的に接続されたプローブピン18を通す開口部28が形成されている。さらに、第2プランジャ16は、プローブピン18の先端を開口部28から突出させる第1の位置と、プローブピン18の先端を開口部28よりも内側に配置する第2の位置の間で軸方向Aに移動可能である。さらに、第1弾性体10と第2弾性体12はハウジング9の軸方向Aに互いに部分的に重なるように配置されており、第1プランジャ14は、第1弾性体10と第2弾性体12の重なる箇所を仕切る仕切壁14Aを有する。
このような構成によれば、第1弾性体10と第2弾性体12を軸方向Aに重なるように配置することで、プローブ2の全長を短くすることができる。プローブ2の全長を短くすることで、第2プランジャ16の底部32にコネクタ3が接触した際にプローブ2の先端が軸方向Aに交差する方向へずれてしまうのを抑制することができる。これにより、プローブピン18とコネクタ3の端子3aをより精度良く接触させることができ、コネクタ3の端子3aの特性検査をより精度良く行うことができる。
さらに、第1プランジャ14は、仕切壁14Aから内側に突出して第1弾性体10を受ける内方突出部14Bと、仕切壁14Aから外側に突出して第2弾性体12を受ける外方突出部14Cとを有する。内方突出部14Bは、外方突出部14Cよりもハウジング9の先端部21側に設けられる。このような構成によれば、簡単な構成によって第1弾性体10と第2弾性体12を受けながら第1弾性体10と第2弾性体12を互いに仕切ることができる。
さらに、コネクタ3を第2プランジャ16の凹部17に配置する前の状態(ハウジング9とフランジ8の嵌合状態)において、第2プランジャ16は第2の位置にあり、かつ、第2弾性体12の弾性力F2が第1弾性体10の弾性力F1よりも大きく設定されている。
このような構成によれば、第2弾性体12の弾性力F2を第1弾性体10の弾性力F1よりも大きくなるように設定することで、第2プランジャ16の凹部17にコネクタ3を配置して第2プランジャ16を押圧していくと、第1弾性体10の方が先に圧縮される。これにより、ハウジング9とフランジ8の嵌合が解除され、ハウジング9を所望の姿勢に近付けながらコネクタ3を凹部17の内側に誘導することができる。また、第1弾性体10の圧縮に対して第2弾性体12の圧縮を遅らせることで、プローブピン18がコネクタ3の端子3aに接触するタイミングを遅らせている。これにより、コネクタ3の端子3aとプローブピン18の位置ずれを抑制しながら、コネクタ3の誘導時にコネクタ3との接触によってプローブピン18が誤って傷付くことを防止することができる。
(実施の形態2)
本発明に係る実施の形態2のプローブ40について、図11〜図16Bを用いて説明する。なお、実施の形態2では、主に実施の形態1と異なる点について説明する。また、同一又は同等の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
まず、プローブ40の構成について、図11−図12Bを用いて説明する。図11は、実施の形態2のプローブ40の側面図であり、図12Aは、プローブ40の縦断面図であり、図12Bは、図12Aの一部拡大図である。
実施の形態2のプローブ40は、主に、第1弾性体42が第2弾性体44の外側に配置されているという点が、実施の形態1のプローブ2と異なる。
図12Aに示すように、第1弾性体42と第2弾性体44は、第1プランジャ46によって仕切られている。第1プランジャ46は、仕切壁46Aと、外方突出部46Bと、内方突出部46Cとを有する。仕切壁46Aは、第1弾性体42と第2弾性体44が重なる箇所を仕切るようにハウジング48の軸方向Aに延びる部分である。外方突出部46Bは、仕切壁46Aから径方向外側に突出した部分であり、内方突出部46Cは、仕切壁46Aから径方向内側に突出した部分である。外方突出部46Bは、仕切壁14Aの先端部に設けられ、内方突出部46Cは、仕切壁14Aの基端部に設けられている。すなわち、内方突出部46Cは、外方突出部46Bよりも軸方向Aの基端部側に設けられる。
第1弾性体42は、フランジ8と第1プランジャ46の間に設けられている。第1弾性体42は、図12Aに示す状態において軸方向Aに圧縮された状態にあり、自然長に向かって延びようとする弾性力F3を有している。弾性力F3は、弾性係数k3と縮み量x3を乗じた値として概算することができる。
第1弾性体42の基端部は、フランジ8の下面に設けられた凹部に圧入して固定されている。第1弾性体42の先端部は、第1プランジャ46の外方突出部46Bに当接している。
第2弾性体44は、第1プランジャ46と第2プランジャ16の間に設けられている。第2弾性体44は、図12Aに示す状態において軸方向Aに圧縮されており、自然長に向かって延びようとする弾性力F4を有している。弾性力F4は、弾性係数k4と縮み量x4を乗じた値として概算することができる。
第2弾性体44の基端部は、第1プランジャ46の内方突出部46Cに当接している。第2弾性体44の先端部は、第2プランジャ16の接続部16Bに当接している。
実施の形態2でも同様に、第1弾性体42の弾性力F3が第2弾性体44の弾性力F4よりも小さくなるように、第1弾性体42の弾性係数k3、縮み量x3および第2弾性体44の弾性係数k4、縮み量x4が設定されている。
上述したような構成によれば、実施の形態2のプローブ40は、実施の形態1のプローブ2と同様に動作することができる。具体的には、図13A−図16Bを用いて説明する。図13A―図16Bは、コネクタ3を凹部17に配置する動作を示す縦断面図である。図13B、図14B、図15B、図16Bはそれぞれ、図13A、図14A、図15A、図16Aの一部拡大図である。
図12A、図12Bに示す初期状態では、コネクタ3が第2プランジャ16の底部32に接触せず、第1弾性体42、第2弾性体44ともにコネクタ3からの圧縮荷重は受けていない。このとき、第2プランジャ16はプローブピン18の先端を開口部28よりも内側に配置した第2の位置にある。
図12Bに示すように、まず、コネクタ3を凹部17に近付ける(矢印F)。これより、図13Bに示すように、コネクタ3は、第2プランジャ16の第2の側壁38との接触を開始する(図中右側)。
第2の側壁38に接触したコネクタ3は、凹部17の内側に向かって誘導される(矢印G)。
このとき、コネクタ3との接触によって、第2プランジャ16には上方への外力Fqが作用する。外力Fqは、第2プランジャ16の嵌合部16Aに当接している第2弾性体44をさらに圧縮する力として作用し、かつ、第1プランジャ46に当接している第1弾性体42をさらに圧縮する力として同時に作用する。
前述したように実施の形態2では、実施の形態1と同様に第1弾性体42の弾性力F3の方が第2弾性体44の弾性力F4よりも小さく設定されている。このため、第1弾性体42の方が第2弾性体44よりも先に圧縮を開始する。
第1弾性体42が圧縮した状態を図13Aに示す。第1弾性体42が圧縮されると、図13Aに示すように、フランジ8に対して、ハウジング48、第1プランジャ46、第2プランジャ16および第3プランジャ23などの部材が一体的に上昇する(矢印H)。
ハウジング48が上昇することにより、ハウジング48の基端部22とフランジ8の貫通孔20との嵌合が解除される。これにより、ハウジング48およびその周囲の部材が、コネクタ3の位置に応じて姿勢を変更することができる。具体的には、ハウジング48およびその周囲の部材が、軸方向Aを中心とする周方向Rに回転可能となる。
一方で、前述した外力Fqが第1弾性体42の弾性力F3より大きいものの、第2弾性体44の弾性力F4よりも小さい段階では、第2弾性体44の圧縮は生じていない。このため、第2プランジャ16は、第1プランジャ46および第3プランジャ23に対して相対的に移動しておらず、第3プランジャ23によって支持された状態を維持している。
このとき、第2プランジャ16は第1プランジャ46に対して第2の位置にある。すなわち、プローブピン18は前述した凹部17の開口部28の内側に配置されており、開口部28の外側に突出していない。これにより、プローブピン18の先端はコネクタ3の端子3aに接触できない状態にある。このような構成により、凹部17におけるコネクタ3の誘導中に、プローブピン18がコネクタ3との接触によって損傷することを防止することができる。
その後、図14A、図14Bに示すように、コネクタ3は、凹部17の所定の測定位置に位置決めされる。
この状態でコネクタ3を第2プランジャ16に対してさらに上方に押圧すると、前述した外力Fqがさらに大きくなり、第2弾性体44の弾性力F4を上回る。これにより、第2弾性体44の圧縮が始まる。
第2弾性体44が圧縮された状態を図15A、図15Bに示す。第2弾性体44が圧縮されると、第2プランジャ16が第1プランジャ46に対して近付くように軸方向Aに移動・上昇する(矢印I)。これにより、第3プランジャ23に当接していた第2プランジャ16の接続部16Bが第3プランジャ23から離れるように上方へ移動する。
第2プランジャ16の上昇に対して、プローブピン18は基板26および第3プランジャ23とともに一体的に保持されており、プローブピン18の上下位置は維持されている。第2プランジャ16は、プローブピン18の先端を開口部28よりも内側に配置した第2の位置から、プローブピン18の先端を開口部28から突出させる第1の位置に向かって移動することとなる。
図15Aに示すように、第2プランジャ16の上昇によって、プローブピン18の先端が凹部17の開口部28から露出するとともに、コネクタ3の端子3aに当接している。このように、プローブピン18がコネクタ3の端子3aと接触することにより、同軸ケーブル6がプローブピン18を介してコネクタ3の複数の端子3aと導通し、それぞれの端子3aの特性検査を同時に行うことができる。
図15Bに示す状態では、第2プランジャ16の嵌合部16Aの内側において、第3プランジャ23の底部はコネクタ3に接触していない。
第2プランジャ16をさらに上昇させた状態を図16A、図16Bに示す。図16A、図16Bに示す状態では、第3プランジャ23の底部がコネクタ3に接触している。この状態では、コネクタ3による上方向への荷重が第2プランジャ16だけでなく第3プランジャ23にも作用する。
上述したように、第2弾性体44の弾性力F4を第1弾性体42の弾性力F3よりも大きくなるように設定することで、第2プランジャ16の凹部17にコネクタ3を配置して第2プランジャ16を押圧していくと、第1弾性体42の方が先に圧縮される。これにより、ハウジング48とフランジ8の嵌合が解除され、ハウジング48を所望の姿勢に近付けながらコネクタ3を凹部17の内側に誘導することができる。また、第1弾性体42の圧縮に対して第2弾性体44の圧縮を遅らせることで、プローブピン18がコネクタ3の端子3aに接触するタイミングを遅らせている。これにより、コネクタ3の端子3aとプローブピン18の位置ずれを抑制しながら、コネクタ3の誘導時にコネクタ3との接触によってプローブピン18が誤って傷付くことを防止することができる。
また実施の形態1と同様に、第1弾性体42と第2弾性体44を軸方向Aに部分的に重なるように配置することで、プローブ2の全長を短くすることができる。これにより、第2プランジャ16の底部32にコネクタ3が接触した際にプローブ40の先端が軸方向Aに交差する方向へずれてしまうのを抑制することができる。これにより、プローブピン18とコネクタ3の端子3aをより精度良く接触させることができ、コネクタ3の端子3aの特性検査をより精度良く行うことができる。
さらに実施の形態2では、第1弾性体42は第2弾性体44よりも外側に配置されている。このような設計によれば、第2弾性体44を横方向の寸法を小さくしながら、第1弾性体42の縦方向の長さを短くする設計が可能となる。なお、第1弾性体42の横方向の寸法が第2弾性体44の横方向の寸法よりも大きくなることで、第1弾性体42によってハウジング48の鉛直性をより精度良く担保することができる。すなわち、実施の形態1のように第1弾性体10が第2弾性体12よりも内側に配置される構成と比較して、第1弾性体42がフランジ8と接触する面積が大きくなるため、プローブ40全体が横方向に傾きにくくなる。
さらに実施の形態2では、第1プランジャ46は、仕切壁46Aから外側に突出して第1弾性体42を受ける外方突出部46Bと、仕切壁46Aから内側に突出して第2弾性体44を受ける内方突出部46Cとを有する。内方突出部46Cは、外方突出部46Bよりもハウジング48の基端部側に設けられる。このような構成によれば、簡単な構成によって第1弾性体42と第2弾性体44を受けながら第1弾性体42と第2弾性体44を互いに仕切ることができる。
以上、上述の実施の形態1、2を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態1、2に限定されない。例えば、上記実施の形態1、2では、複数の同軸ケーブル6および複数のプローブピン18を設けて、コネクタ3の対応する端子3aの特性検査を同時に実施する場合について説明したが、このような場合に限らない。コネクタ3において特性検査が望まれる端子3aの数に応じて、実施の形態1、2とは異なる数の同軸ケーブル6およびプローブピン18を設けてもよい。コネクタ3についても、複数の端子3aを有する多極コネクタに限らず、1つの端子のみを有する単極コネクタであってもよい。
また、上記実施の形態1、2では、凹部17にコネクタ3を誘導する場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、凹部17の代わりに突起を設け、当該突起をコネクタ3に設けられた隙間に挿入してコネクタ3を嵌合させる等、任意の嵌合形態を採用してもよい。
また、上記実施の形態1、2では、図4で説明したように、凹部17において、第1の側壁36が底壁34に対して鉛直に延び、第2の側壁38が内側に向かって窄まるように傾斜した傾斜面である場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、第2の側壁38のような傾斜面を設けなくてもよい。このような場合であっても、コネクタ3を凹部17の所定の測定位置に配置して端子3aの特性検査を実施することができる。
また、上記実施の形態1では、第1弾性体10の弾性係数k1が第2弾性体の弾性係数k2よりも大きく設定される場合について説明したが、このような場合に限らない。第1弾性体10の弾性力F1が第2弾性体12の弾性力F2よりも小さければ、第1弾性体10の弾性係数k1および第2弾性体の弾性係数k2は任意の値に設定してもよい。実施の形態2でも同様である。
また、上記実施の形態1では、第1弾性体10および第2弾性体12がスプリングである場合について説明したが、このような場合に限らず、スプリング以外の任意の弾性体であってもよい。ただし、スプリングであれば、ばね荷重および長さの調節がしやすいため、設計の自由度が高い。また弾性ゴムと比較して、摺動距離を大きくとることができるため、ハウジング9全体の摺動に関わるストロークを長くすることができる。実施の形態2でも同様である。
また、上記実施の形態1では、第1弾性体10および第2弾性体12は、コネクタ3が第2プランジャ16の凹部17に配置される前の状態において、それぞれの自然長よりも短く圧縮された状態にある場合について説明したが、このような場合に限らない。第1弾性体10の弾性力F1が第2弾性体12の弾性力F2よりも小さければ、第1弾性体10と第2弾性体12のそれぞれは自然長で圧縮されていない状態であってもよい。実施の形態2でも同様である。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
なお、上記様々な実施の形態1、2および変形例のうちの任意の実施の形態あるいは変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、コネクタの特性検査を行うプローブであれば適用可能である。
2 プローブ
3 コネクタ
3a 端子
4 プランジャ
6 同軸ケーブル
8 フランジ
9 ハウジング
10 第1弾性体
12 第2弾性体
13 測定コネクタ
14 第1プランジャ
14A 仕切壁
14B 内方突出部
14C 外方突出部
16 第2プランジャ
16A 嵌合部
16B 接続部
17 凹部
18 プローブピン
20 貫通孔
21 先端部
22 基端部
23 第3プランジャ
24 筒状部
26 基板
27 樹脂
28 開口部
32 底部
34 底壁
36 第1の側壁
38 第2の側壁
40 プローブ
42 第1弾性体
44 第2弾性体
46 第1プランジャ
46A 仕切壁
46B 外方突出部
46C 内方突出部
48 ハウジング
k1、k2、k3、k4 弾性係数
x1、x2、x3、x4 縮み量
F1、F2、F3、F4 弾性力
Fp 外力

Claims (11)

  1. コネクタの特性検査を行うためのプローブであって、
    貫通孔が形成されたフランジと、
    一方側の端部である基端部と他方側の端部である先端部とを有し、前記フランジの前記貫通孔に挿通され、前記基端部が前記貫通孔に嵌合可能であり、同軸ケーブルを内包して軸方向に延びるハウジングと、
    前記貫通孔よりも前記ハウジングの前記先端部側に取り付けられた第1プランジャと、
    前記第1プランジャと前記フランジの間に取り付けられ、前記第1プランジャと前記フランジを互いに離れる方向に付勢可能な第1弾性体と、
    前記ハウジングの前記先端部に取り付けられ、前記第1プランジャに対して相対的に移動可能な状態で保持された第2プランジャと、
    前記第2プランジャと前記第1プランジャの間に取り付けられ、前記第2プランジャを前記第1プランジャから離れる方向に付勢可能な第2弾性体と、を備え、
    前記第2プランジャの底部には、前記同軸ケーブルと電気的に接続されたプローブピンを通す開口部が形成されており、
    前記第2プランジャは、前記プローブピンの先端を前記開口部から突出させる第1の位置と、前記プローブピンの先端を前記開口部よりも前記基端部側に配置する第2の位置の間で移動可能であり、
    前記第1弾性体と前記第2弾性体は前記ハウジングの前記軸方向に互いに部分的に重なるように配置されており、前記第1プランジャは、前記第1弾性体と前記第2弾性体が重なる箇所を仕切る仕切壁を有する、プローブ。
  2. 前記第1弾性体と前記第2弾性体が重なる箇所において、前記第1弾性体は前記第2弾性体よりも内側に配置される、請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記第1プランジャは、前記仕切壁から内側に突出して前記第1弾性体を受ける内方突出部と、前記仕切壁から外側に突出して前記第2弾性体を受ける外方突出部とを有し、前記内方突出部は、前記外方突出部よりも前記ハウジングの前記先端部側に設けられる、請求項2に記載のプローブ。
  4. 前記第1弾性体と前記第2弾性体が重なる箇所において、前記第1弾性体は前記第2弾性体よりも外側に配置される、請求項1に記載のプローブ。
  5. 前記第1プランジャは、前記仕切壁から外側に突出して前記第1弾性体を受ける外方突出部と、前記仕切壁から内側に突出して前記第2弾性体を受ける内方突出部とを有し、前記内方突出部は、前記外方突出部よりも前記ハウジングの前記基端部側に設けられる、請求項4に記載のプローブ。
  6. 前記第2プランジャの前記底部にコネクタを接触させる前の状態において、前記第1弾性体と前記第2弾性体が前記軸方向に重なる長さは、前記第2弾性体のうち前記第1弾性体と重ならない前記軸方向の長さよりも長く設定される、請求項1から5のいずれか1つに記載のプローブ。
  7. 前記第2プランジャの前記底部にコネクタを接触させる前の状態において、前記第1弾性体と前記第2弾性体が前記軸方向に重なる長さは、前記第1弾性体の長さの1/3以上、かつ、前記第2弾性体の長さの1/3以上である、請求項1から6のいずれか1つに記載のプローブ。
  8. 前記第2プランジャの前記底部にコネクタを接触させる前の状態において、前記第2プランジャは前記第2の位置にあり、かつ、前記第1弾性体の弾性力が前記第2弾性体の弾性力よりも小さくなるように設定されている、請求項1から7のいずれか1つに記載のプローブ。
  9. 前記第1弾性体の弾性係数は、前記第2弾性体の弾性係数よりも大きく設定されている、請求項1から8のいずれか1つに記載のプローブ。
  10. 前記第1弾性体および前記第2弾性体はともにスプリングである、請求項1から9のいずれか1つに記載のプローブ。
  11. 前記第1弾性体および前記第2弾性体は、前記第2プランジャが前記第2の位置にある状態において、それぞれの自然長よりも短く圧縮された状態にある、請求項1から10のいずれか1つに記載のプローブ。
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