JPWO2020090846A1 - マイクロニードルアレイユニット - Google Patents

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Abstract

本発明の課題は、小型化され、かつ指による押圧でも皮膚に穿刺できるマイクロニードルアレイユニットを提供することである。本発明によれば、シート部、およびシート部の一方面の外周面の内側に配置される複数の針部を有するマイクロニードルアレイと、マイクロニードルアレイを収容する容器であって、開口およびマイクロニードルアレイの外周面を支持する突出部を有する収容部と、開口の反対側に配置され収容部と一体の変形部と、収容部と一体の皮膚に接触するフランジ部と、を有する容器と、容器の開口を封止する蓋部と、上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具とを備え、前記穿刺器具の上下に2つの異なる面積の小さい面積によって開口の方向の外力を受けることにより、変形部は変形し、マイクロニードルアレイの他方面を押圧し、押圧することにより、マイクロニードルアレイは、突出部を変形し、収容部から外部に押し出され、変形部は変形された状態を維持し、マイクロニードルアレイを押圧する、マイクロニードルアレイユニットが提供される。

Description

本発明は、マイクロニードルアレイユニットに関する。
近年、痛みを伴わずに薬剤を皮膚内に投与可能な新規剤型として、マイクロニードルアレイ(Micro-Needle Array)が知られている。マイクロニードルアレイは、薬剤を含み、生分解性のあるマイクロニードル(微細針、または微小針ともいう)をアレイ状に配列したものである。このマイクロニードルアレイを皮膚に押し付けることにより、各マイクロニードルが皮膚に穿刺される。穿刺されたマイクロニードルが皮膚内で吸収され、各マイクロニードルの中に含まれた薬剤が皮膚内に投与される。
皮膚に穿刺するまでマイクロニードルを保護し、かつ容易に皮膚に穿刺するため、マイクロニードルアレイを収容した状態で皮膚に押し付ける容器(アプリケータとも称する)が提案されている(特許文献1)。具体的には、特許文献1の段落番号0041において、マイクロニードルアレイを保持するアプリケータが皮膚の上に配置されると、圧力がホルダに付与されて、例えば、指で圧力を与えるとき、アプリケータが反転して、ホルダが皮膚に接触してマイクロニードルが皮膚に貫通することが開示されている。
特許5553612号公報
特許文献1の容器は、マイクロニードルアレイを保持する内側部分と一体である外側部分を弾性的に変形させる。そのため、容器が大型化することがある。また、マイクロニードルアレイを保持するアプリケータに指で圧力を与えるとき、指の形状または柔らかさ等によって、マイクロニードルが皮膚に貫通するために必要な圧力が得られない場合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、小型化が可能でき、かつ指による押圧でもマイクロニードルアレイが十分に皮膚に穿刺できるマイクロニードルアレイユニットを提供することを目的とする。
第一の形態のマイクロニードルアレイユニットは、シート部、およびシート部の一方面の外周面の内側に配置される複数の針部を有するマイクロニードルアレイと、マイクロニードルアレイを収容する容器であって、開口およびマイクロニードルアレイの外周面を支持する突出部を有する収容部と、開口の反対側に配置され収容部と一体の変形部と、収容部と一体の皮膚に接触するフランジ部と、を有する容器と、容器の開口を封止する蓋部と、上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具とを備え、穿刺器具の上下に2つの異なる面積の小さい面積によって開口の方向の外力を与えることにより、変形部は変形し、マイクロニードルアレイの他方面を押圧し、押圧することにより、マイクロニードルアレイは、突出部を通過し、収容部から外部に押し出され、変形部は変形された状態を維持し、マイクロニードルアレイを押圧する。
第二の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、突出部は、変形部の側より開口の側に配置される。
第三の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、変形部は、マイクロニードルアレイから離間する頂点部を持つ凸形状を有する。
第四の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、凸形状は、ドーム形状、または錐形状である。
第五の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、突出部は、収容部内に等間隔に配置された複数の突出部により構成される。
第六の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、突出部は、収容部内に配置された連続する突出部により構成される。
第七の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、フランジ部は、皮膚に接触する側に接着剤を有する。
第八の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、マイクロニードルアレイの他方面の側に平板を備える。
第九の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、フランジ部が、収容部の周囲全体に設けられる。
第十の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、フランジ部が、変形部の側に屈曲される屈曲部を有する。
第十一の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、屈曲されたフランジ部は、収容部の開口を基準として、変形部を超えた位置に配置される。
第十二の形態のマイクロニードルアレイユニットにおいて、上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具は、上下に2つの異なる面積の一方の面の径が3mm以上10mm以下であり、上下に2つの異なる面積の他方の面の径が15mm以上30mm以下である。
本発明によれば、小型化され、かつ指による押圧でもマイクロニードルアレイが十分に皮膚に穿刺できるマイクロニードルアレイユニットが提供できる。
図1はマイクロニードルアレイユニットの斜視図である。 図2は図1のマイクロニードルアレイユニットのI−I線に沿う断面図である。 図3はマイクロニードルアレイの斜視図である。 図4は図1のマイクロニードルアレイユニットを底面図である。 図5は別のマイクロニードルアレイユニットを底面図である。 図6はマイクロニードルアレイを穿刺する工程を示す、マイクロニードルアレイユニットの斜視図である。 図7はマイクロニードルアレイを穿刺する工程を示す、マイクロニードルアレイユニットの斜視図である。 図8はマイクロニードルアレイを穿刺する工程を示す、マイクロニードルアレイユニットの断面図である。 図9はマイクロニードルアレイを穿刺する工程を示す、マイクロニードルアレイユニットの断面図である。 図10はマイクロニードルアレイを穿刺する工程を示す、マイクロニードルアレイユニットの断面図である。 図11は別の形態のマイクロニードルアレイユニットの断面図である。 図12は別の形態のマイクロニードルアレイユニットの底面図である。 図13は別の形態のマイクロニードルアレイユニットの底面図である。 図14は別の形態のマイクロニードルアレイユニットの断面図である。 図15は別の形態のマイクロニードルアレイユニットの断面図である。 図16は穿刺器具の斜視図および上面図である。 図17は別の形態の穿刺器具の斜視図および上面図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施の形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施形態により説明される。本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、実施形態以外の他の実施の形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。なお、本発明において、幾何学的条件または形状を示す用語(例えば、「上方」、「下方」、「上端」、「下端」、「平板」、「錘台」等)は、厳密な意味に限定されることなく、相対的な位置関係、または運動もしくは機能を期待し得る程度の範囲も含むものとする。
実施形態のマイクロニードルアレイユニットは、マイクロニードルアレイと、マイクロニードルアレイを突出部で支持する容器と、容器の開口を封止する蓋とを備え、開口の反対側から外力を加えて容器の一部を変形し、マイクロニードルアレイを容器から押し出し、変形された容器によりマイクロニードルアレイを押圧する。以下、好ましい実施形態について説明する。
図1はマイクロニードルアレイユニットの斜視図であり、図2は、図1中のI−I線に沿う断面図である。図1、および図2に基づいて、マイクロニードルアレイユニット1を説明する。
図1に示されるように、マイクロニードルアレイユニット1は、容器10を備える。容器10は、マイクロニードルアレイを収容するための収容部12と、収容部12と一体の変形部14と、収容部12と一体であって、屈曲部18により屈曲されるフランジ部16と、を備える。
容器10の収容部12および変形部14は、平面視で、円形状を有している。容器10のフランジ部16は、平面視で、レーストラック形状(2つの半円と直線とを組み合わせた形状)を有している。ただし、収容部12、変形部14、およびフランジ部16の形状は限定されない。実施形態では、フランジ部16が収容部12の周囲全体に設けられる。周囲全体とは、フランジ部16が収容部12の全周を囲うことを意味する。フランジ部16は収容部12の周囲全体に設ける必要はない。なお、フランジ部16は、皮膚に接触する面に接着剤を有することが好ましい。容器10は、フランジ部16の接着剤により皮膚に貼り付けられる。フランジ部16に接着剤を有しない場合であっても、皮膚に塗布した接着剤により、容器10は皮膚に貼り付けられる。また、別部材(医療用テープ)等を容器10の上から貼り付けることにより、容器10は皮膚に貼り付けられる。
図2に示されるように、収容部12は、内壁に画定される内部空間、および開口12Aを有する。収容部12の開口12Aは、蓋部30により封止される。収容部12は、内壁に配置され内部空間に突出する突出部12Bを備える。収容部12は、実施形態では円筒状を有しているが、マイクロニードルアレイ40を収容できる限り、収容部12の形状は限定されない。
変形部14は、開口12Aの反対側に配置され収容部12と一体である。実施形態では、変形部14は、例えば、マイクロニードルアレイ40と離間する頂点部14Aを有する凸形状である。変形部14の頂点部14Aは、変形部14の中でマイクロニードルアレイ40から最も離間された部分を意味し、凸形状とは、頂点部14Aが収容部12の内部空間に位置していないことを意味する。変形部14は、複数の頂点部14Aを有することができる。一体であるとは、収容部12と変形部14とが、連結されている状態を意味する。例えば、収容部12と変形部14とを一体にする場合、収容部12と変形部14とを別成型し、収容部12と変形部14とを嵌合し、次いで溶着することにより実現できる。収容部12と変形部14とを一体にする場合、マイクロニードルアレイ40を収容部12に収容する前、または収容した後、の何れもでも良い。収容部12と変形部14とを一体にする場合、収容部12と変形部14とを一体成型することにより実現できる。ただし、これらの方法に限定されない。
変形部14は、例えば、錐形状にでき、実施形態では、円錐形状である。変形部14は、例えば、内部空間を有することができ、変形部14の内部空間と収容部12の内部空間と連通することができる。収容部12は、開口12Aの反対の側において、変形部14により閉じられた構造になる。錐形状は、円錐形状、または角錐形状を含み、錐台形状を含む。
フランジ部16は、収容部12と一体であり、後述するように皮膚に接触する。実施形態では、フランジ部16は、収容部12の開口12Aの位置から外側に延び、さらに屈曲部18により、変形部14の側に屈曲される。実施形態では、フランジ部16は、収容部12の開口12Aを基準として、変形部14の頂点部14Aを超えた位置に配置される。フランジ部16はマイクロニードルアレイ40のシート部に平行となるよう形成される。平行とは、平行、および略平行を含む。後述するように、皮膚に接することができれば、フランジ部16の形状は、特に限定されない。収容部12とフランジ部16とを一体にする場合、収容部12と変形部14とを一体にする場合と同様の方法を適用することができる。
マイクロニードルアレイ40の代表的な構造について図3を参照して説明する。図3はマイクロニードルアレイ40の斜視図である。図3に示されるように、マイクロニードルアレイ40は、対向する一方面42と他方面43を有する円形のシート部41と、シート部41の一方面42に配置される複数の針部44を備える。針部44がマイクロニードルを構成する。複数の針部44は、一方面42の外周面42Aの内側のマイクロニードル領域42Bに配置される。図3に示されるように、外周面42Aとマイクロニードル領域42Bとの境界は、複数の針部44の中で最外に配置されている針部44を結ぶ仮想線42Cになる。実施形態では、シート部41が円形であることを例示したが、矩形であってもよい。
シート部41と針部44とは、マイクロニードルアレイ40の用途に応じて形状および寸法などを選択されればよい。また、シート部41と針部44とは、同じ材料から構成されてもよく、異なっていてもよい。マイクロニードルアレイ40は、シート部41と針部44とを一体に成形することにより製造できるが、別々に成形してもよい。
針部44は、例えば略錐形状を有しているが、柱形状や錐台形状を有していてもよい。実施形態では、針部44は、一方面42から先端に向けて、円錐台部および円錐の順で構成されるが、皮膚に穿刺することができれば、特に限定されない。針部44は、一様な間隔を置いた列(横列)と行(縦列)の状態であるアレイ状に配列されることが好ましい。
各針部44は、金属材料で形成されてもよいが、皮膚または粘膜に穿刺後、体内に挿入された後に溶解する材料で形成されることが好ましい。そのため、針部44を構成する材料としては、水溶性高分子が好ましく、多糖類であることがより好ましい。針部44を構成する材料としては、例えばヒドロキシエチルデンプン、デキストラン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、およびポリエチレングリコールからなる群より選択される少なくとも1種で形成されることが好ましい。
薬剤は、各針部44に塗布または含有される。シート部41が皮膚表面に貼り付けられた際、各針部44は、皮膚を貫いて体内に穿刺される。薬剤が各針部44に塗布されている場合、薬剤が各針部44の表面から体内に投与される。また、薬剤が各針部44に含有されている場合、各針部44は体内に穿刺された後に溶解する材料で形成されるため、体内の針部44が溶解されることで、針部44の薬剤が体内に投与される。
マイクロニードルアレイ40のシート部41は、例えば、10mm以上から30mm以下の範囲の直径を有し、0.1mm以上5mm以下の厚さを有する。また、針部44は、例えば、0.2mm以上1.5mm以下の長さを有する。また、シート部41の一方面42には、例えば、4本以上1000本以下の針部44が配置される。ただし、これらの値に限定されない。
図2に示されるように、針部44の先端が重力方向を向く状態において、突出部12Bは、マイクロニードルアレイ40の外周面42Aを支持する。マイクロニードルアレイ40は、針部44を開口12Aに向けた状態で、突出部12Bにより、収容部12の内部空間に収容される。
マイクロニードルアレイ40の他方面43は、変形部14と対向する。実施形態では、変形部14は円錐形であり、変形部14の内径は、頂点部14Aに向かうに従い、小さくなる。搬送中等に、容器10に振動が加えられた場合であっても、マイクロニードルアレイ40は、突出部12Bおよび変形部14により移動が規制される。実施形態のマイクロニードルアレイユニット1では、マイクロニードルアレイ40を固定するための接着剤を配置していないが、収容部12の内部に接着剤を配置し、マイクロニードルアレイ40を固定してもよい。
図4は、マイクロニードルアレイユニット1の底面図である。マイクロニードルアレイユニット1は、理解を容易にするため蓋部30が省略される。図4は、開口12Aからマイクロニードルアレイ40が露出している状態を示す。図4に示されるように、4個の突出部12Bが、収容部12の内壁に等間隔に設けられる。4個の突出部12Bが、マイクロニードルアレイ40の外周面42Aを支持する。
図5は、別の形態のマイクロニードルアレイユニット2の底面図である。マイクロニードルアレイユニット1は、理解を容易にするため蓋部30が省略される。図5に示されるように、突出部12Bが、収容部12の内壁に沿って連続して設けられる。連続する1個の突出部12Bが、マイクロニードルアレイ40の外周面42Aを支持する。
突出部12Bは、針部44の先端が重力方向を向く状態において、マイクロニードルアレイ40の外周面42Aを支持することができる限り、配置位置、および数は限定されない。
次に、マイクロニードルアレイユニット1を用いてマイクロニードルアレイ40を穿刺する工程について、図6から図10に基づいて説明する。図1から図5において説明された構成と同様の構成には同一の符号を付して、その説明が省略される場合がある。
図6および図7は、マイクロニードルアレイ40を穿刺する工程を示す、マイクロニードルアレイユニットの斜視図である。図8から図10は、マイクロニードルアレイ40を穿刺する工程を示す、マイクロニードルアレイユニット1の断面図である。
図6に示されるように、収容部12の開口12Aを封止する蓋部30が、容器10から剥離される。マイクロニードルアレイ40のマイクロニードル領域42Bが、開口12Aから露出する。マイクロニードルアレイユニット1を使用するまでの間、マイクロニードル領域42Bの針部44(不図示)は、蓋部30により、損傷から保護される。蓋部30は、剥離を容易にするため、つまみ部を有することが好ましい。
図7に示されるように、容器10が皮膚の上で位置決めされる。収容部12の開口12Aが皮膚に向けて位置決めされ、マイクロニードルアレイ40の針部44(不図示)が皮膚に向けられる。変形部14に、開口12Aの方向(図中矢印の方向)の外力が、指50により加えられる。
図8は、図7の断面図である。図8に示されるように、容器10が皮膚60の上に位置決めされる。収容部12から外側に突出するフランジ部16の一部が、皮膚60に接触する。変形部14に、開口12Aの方向の外力を加えるため、変形部14の頂点部14Aより離間した位置に指50は、上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具70(以下、穿刺器具70と称することがある)を介して、位置する。マイクロニードルアレイ40は、突出部12Bにより指示され、収容部12の内部空間に位置している。
図9に示されるように、変形部14は、指50で穿刺器具70を押すことにより、皮膚60に向けて押圧される。変形部14は、開口12Aの方向の外力を受けることにより変形する。変形部14はマイクロニードルアレイ40の他方面43を押圧する。他方面43を押圧することにより、マイクロニードルアレイ40は、突出部12Bを通過し、収容部12から外部に押し出される。マイクロニードルアレイ40は開口12Aを通過し、マイクロニードルアレイ40の針部44が皮膚60を穿刺する。マイクロニードルアレイ40が通過する際、突出部12Bは弾性変形することが好ましい。弾性変形する突出部12Bは、マイクロニードルアレイ40の収容部12への挿入、収容部12からの押し出しを容易にする。
変形部14に外力を加えるに伴い、皮膚60はフランジ部16に接するまで移動する。フランジ部16が皮膚60に対向する面に接着剤を有している場合、フランジ部16は皮膚60に貼り付けられる。
図10に示されるように、変形部14は外力により変形し、外力を除いた後においても、変形部14は変形された形状を維持する。変形された変形部14は、マイクロニードルアレイ40を皮膚60に向けて押圧する。
穿刺後、マイクロニードルアレイ40の薬剤が投与されるまでの間、容器10の変形部14がマイクロニードルアレイ40を押圧するので、指50の押圧なしで、マイクロニードルアレイ40が皮膚60から脱落することが防止される。
実施形態では、フランジ部16が屈曲部18を有しているので、マイクロニードルアレイ40の穿刺位置とフランジ部16との間に段差が形成される。屈曲部18の段差により、マイクロニードルアレイ40はフランジ部16と接する皮膚60より押し下げられる。一方、押し下げにより、皮膚60が戻ろうとする力が大きくなり、皮膚60とマイクロニードルアレイ40との相互の押圧力が大きくなる。マイクロニードルアレイ40の針部44が皮膚60に穿刺しやすい状態になる。変形後の変形部14は、皮膚60から圧力を受けても変形しないことが好ましい。変形部14はマイクロニードルアレイ40を継続して押圧できる。
実施形態では、容器10の変形部14は、マイクロニードルアレイ40を収容する収容部12の中心軸方向の投影面の内側に配置される。したがって、容器10における収容部12と変形部14との配置は、容器10を小型化し、結果として、マイクロニードルアレイユニット1(図2参照)を小型化にする。皮膚60へのマイクロニードルアレイ40の穿刺が容易になる。
図2に示されるマイクロニードルアレイユニット1を構成する、容器10および蓋部30は、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、またはこれらの混合物などにより形成されることが好ましい。但し、これに限定されない。これら各材料は、日本薬局方の「プラスチック製水性注射剤容器の規格(以下、単に注射剤容器グレードという)」を満たすことが好ましい。なお、容器10、および蓋部30は、これら以外の同規格を満たす各種の樹脂材料で形成されていてもよい。
特に、これらの中でも、変形部14が外力を受けた際、形状が変形し、かつ変形した形状が維持される材料が選択される。使用される材料は、変形部14の形状、厚み、変形に必要な外力の大きさ等を考慮して決定される。
また、図2に示されるように、突出部12Bは、変形部14の側より開口12Aの側に配置されることが好ましい。開口12Aから突出部12Bまでの距離と、変形部14と収容部12との交差する位置から突出部12Bまでの距離とが比較され、開口12Aから突出部12Bまでの距離が短いことを意味する。
突出部12Bが開口12Aの側に設けられる場合、マイクロニードルアレイ40の針部44が皮膚60に近づくことになる。マイクロニードルアレイ40が突出部12Bを通過して、収容部12から押し出されると、すぐに針部44が皮膚60に穿刺されるので、マイクロニードルアレイ40の安定した皮膚60への穿刺が可能となる。
図11は、別の形態のマイクロニードルアレイユニット3の断面図である。マイクロニードルアレイユニット1と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する場合がある。
マイクロニードルアレイユニット3とマイクロニードルアレイユニット1とは、変形部14の形状が異なる。
マイクロニードルアレイユニット3において、変形部14は頂点部14Aを有する凸形状であって、ドーム形状を有する。ドーム形状とは、ある曲率半径を有する湾曲面を有する形状で、例えば半球状を例示できる。但し、半球状に限定されることなく、また、曲率半径が全体で同じである必要はない。
ドーム形状の変形部14を有するマイクロニードルアレイユニット3であっても、マイクロニードルアレイユニット1と同様の効果を奏することができる。
図12は、別の形態のマイクロニードルアレイユニット4、および5の底面図であり、図13は、別の形態のマイクロニードルアレイユニット6、および7の底面図である。
マイクロニードルアレイユニット1と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する場合がある。
図12に示されるように、マイクロニードルアレイユニット4とマイクロニードルアレイユニット1とは、フランジ部16の形状が異なる。マイクロニードルアレイユニット4は長方形である。また、マイクロニードルアレイユニット5とマイクロニードルアレイユニット1とは、フランジ部16の形状が異なる。マイクロニードルアレイユニット5は、正方形である。
図13に示されるように、マイクロニードルアレイユニット6とマイクロニードルアレイユニット1とは、フランジ部16の形状が異なる。マイクロニードルアレイユニット6は、円形状である。また、マイクロニードルアレイユニット7とマイクロニードルアレイユニット1とは、フランジ部16の形状が異なる。マイクロニードルアレイユニット7は、多角形であり、六角形である。
異なるフランジ部16の形状を有するマイクロニードルアレイユニット4、5、6、および7は、マイクロニードルアレイユニット1と同様の効果を奏することができる。図12、および図13においては、蓋部30は省略されている。
基本的に、フランジ部16は皮膚に貼り付けられる。フランジ部16が異なる形状を有することは、フランジ部16と皮膚との接着面積が異なることを意味する。
マイクロニードルアレイ40が穿刺される場所等を考慮して、適切なフランジ部16の形状を有する容器10を選択することが好ましい。
なお、図12、および図13に、複数の異なる形状のフランジ部16を例示したが、これらの形状に限定されない。
図14は、別の形態のマイクロニードルアレイユニット8の断面図である。図14に示されるように、マイクロニードルアレイユニット8とマイクロニードルアレイユニット1とは、フランジ部16の形状が異なる。マイクロニードルアレイユニット8の容器10において、フランジ部16は屈曲部を有していない。フランジ部16は、収容部12の開口12Aの位置から外側に延びる。フランジ部16は、マイクロニードルアレイ40のシート部に平行となるよう形成される。平行とは、平行、および略平行を含む。マイクロニードルアレイユニット8は、マイクロニードルアレイ40と皮膚と圧力を、屈曲部を有するマイクロニードルアレイユニットより小さくできる。
異なるフランジ部16の形状を有するマイクロニードルアレイユニット8は、マイクロニードルアレイユニット1と同様の効果を奏することができる。
図15は、別の形態のマイクロニードルアレイユニット9の断面図である。図15に示されるように、マイクロニードルアレイユニット9は、マイクロニードルアレイユニット1と異なり、マイクロニードルアレイ40の他方面43の側に平板20を備える。平板20は容器10と別部材であっても、容器10と一体であってもよい。
外力により変形部14が変形し、変形された変形部14が平板20を介してマイクロニードルアレイ40を皮膚(不図示)に押圧する。平板20は、面全体でマイクロニードルアレイ40を均一に押圧することができる。マイクロニードルアレイユニット9は、マイクロニードルアレイユニット1と同様の効果を奏することができる。
図8に示される上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具70について説明する。穿刺器具70は、上下に2つの異なる面積を有する立体であれば、特に立体の形状は限定されることはない。上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具70は、平板に突出部を有する穿刺器具70または錘台状の穿刺器具であることが好ましい。なお、上下とは、立体が持つ最も大きい面積を下方(重力方向の下側)に配置するとき、立体が持つ最も大きい面積とは反対に位置する面積を上方(重力方向の上側)とすることを意味する。なお、上下に2つの異なる面積を有する立体とは、立体の最上面の面積と、立体の最下面の面積とが異なる立体である。
図8に示されるように、上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具70は、上下に2つの異なる面積のうち、大きい面積側を指などで押圧し、小さい面積側によって開口の方向の外力を与える。これにより、変形部は変形し、マイクロニードルアレイの他方面を押圧し、押圧することにより、マイクロニードルアレイは、突出部を通過し、収容部から外部に押し出され、変形部は変形された状態を維持し、マイクロニードルアレイが皮膚に押圧される。このとき、穿刺器具70の小さい面積側でマイクロニードルアレイを皮膚に押圧するため、圧力が大きくなり、指による押圧でもマイクロニードルアレイが十分に皮膚に穿刺できる。これによって、皮膚に溶解できる薬剤(マイクロニードルアレイに含まれる薬剤)の量を増やすことができる。
穿刺器具70は、上下に2つの異なる面積のうち、大きい面積側を指などで押圧する場合、指に穿刺器具70を粘着させるために、大きい面積側に粘着層が設けられてもよい。粘着層に用いられる粘着剤としては、アクリル系高分子またはゴム系の高分子を含有する粘着剤を用いることができる。
アクリル系高分子としては、メチルアクリレート、ブチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタアクリレート等に代表される(メタ)アクリル酸誘導体の少なくとも一種を含む重合体、共重合体等が挙げられる。
ゴム系高分子としては、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、イソプレンゴム、ポリイソブチレン、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合、スチレン−ブタジエンゴム、ポリシロキサン等が挙げられる。
平板に突出部を有する穿刺器具において、平板の形状は特に限定されないが、上下方向に位置する最も大きい面の形状は、円形、楕円形、三角形、四角形、または多角形等であればよく、円形または四角形である平板が好ましい。平板上にある突出部の形状は特に限定されないが、平板よりも小さい面積を有する平板であればよい。突出部の形状は、先に述べた平板の形状と同じものを用いることができる。図16には、平板に突出部を有する穿刺器具の具体例として、上下に位置する平板の最も大きい面の形状が円形または四角形であり、突出部の最も大きい面の形状が円形または四角形である例を示しているが、これらに限定されない。
錘台状の穿刺器具において、錘台の形状は特に限定されないが、円錐台、角錐台、多角錐台等であればよく、円錘台または四角錘台が好ましい。図17には、錘台状の穿刺器具の具体例として、錘台の形状が円錘台または四角錘台である例を示しているが、これらに限定されない。
上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具70の大きさは、特に限定されないが、上下に2つの異なる面積の一方の面の径が3mm以上10mm以下であり、上下に2つの異なる面積の他方の面の径が15mm以上30mm以下であることが好ましい。ここで径とは、面の中心または重心を通り、最も大きい長さを意味する。例えば、図16(a)において、上方に位置する円形の平板の径(直径に相当)が3mm以上10mm以下であり、下方に位置する円形の平板の径(直径に相当)が15mm以上30mm以下となることが好ましい。
上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具70の高さ(上下方向の大きさ)は、特に限定されないが、5mm以上50mm以下が好ましく、5.5mm以上40mm以下がより好ましく、6mm以上30mm以下がさらに好ましい。ここで穿刺器具70の高さ(上下方向の大きさ)とは、上下に2つの異なる面の中心または重心を通り、重力方向の長さを意味する。例えば、図16(a)において、上方に位置する円形の平板の中心の面から、下方に位置する円形の中心の面までの長さが5mm以上50mm以下となることが好ましい。
上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具70の材料として、特に限定されないが、マイクロニードルアレイを収容部から外部に押し出して、マイクロニードルアレイが皮膚に押圧される程度の硬度を有する材料であることが好ましい。マイクロニードルアレイが皮膚に押圧される程度の硬度を有する材料として、荷重により変形しにくい材料が好ましく、引張弾性率が500MPa以上である材料がより好ましく、引張弾性率が1000MPa以上である材料がさらに好ましい。穿刺器具70の材料として、具体的には、紙、板紙、プラスチック、木材、ガラス、金属等が挙げられる。経済性、廃棄のしやすさという観点から、穿刺器具70の材料として、紙、板紙、プラスチック、木材が好ましく、引張弾性率が500MPa以上または1000MPa以上である紙、板紙、プラスチック、木材がより好ましい。穿刺器具70は、例えば、材質によって圧縮成形、射出成形、鍛造、鋳造等の公知の製造技術によって作ることができる。
穿刺器具70の材料として、紙、板紙を選択する場合、硬質紙または硬質紙の上にポリエチレンやポリプロピレンなどのコーティングを片面(または両面)に施した多段層板紙を用いることができる。
穿刺器具70の材料として、プラスチックを選択する場合、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)等が好ましく、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)がより好ましい。硬質紙または硬質紙の上に酢酸ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等のコーティングを片面(または両面)に施した多段層板紙を用いることができる。
上述され図面に示した実施形態は、あくまで一例として示したものであり、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく変更することができる。
1 マイクロニードルアレイユニット
2 マイクロニードルアレイユニット
3 マイクロニードルアレイユニット
4 マイクロニードルアレイユニット
5 マイクロニードルアレイユニット
6 マイクロニードルアレイユニット
7 マイクロニードルアレイユニット
8 マイクロニードルアレイユニット
9 マイクロニードルアレイユニット
10 容器
12 収容部
12A 開口
12B 突出部
14 変形部
14A 頂点部
16 フランジ部
18 屈曲部
20 平板
30 蓋部
40 マイクロニードルアレイ
41 シート部
42 一方面
42A 外周面
42B マイクロニードル領域
42C 仮想線
43 他方面
44 針部
50 指
60 皮膚
70 穿刺器具

Claims (12)

  1. シート部、および前記シート部の一方面の外周面の内側に配置される複数の針部を有するマイクロニードルアレイと、
    前記マイクロニードルアレイを収容する容器であって、
    開口および前記マイクロニードルアレイの前記外周面を支持する突出部を有する収容部と、前記開口の反対側に配置され前記収容部と一体の変形部と、前記収容部と一体の皮膚に接触するフランジ部と、を有する容器と、
    前記容器の前記開口を封止する蓋部と、
    上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具と
    を備え、
    前記穿刺器具の上下に2つの異なる面積の小さい面積によって前記開口の方向の外力を受けることにより、前記変形部は変形し、前記マイクロニードルアレイの他方面を押圧し、
    押圧することにより、前記マイクロニードルアレイは、前記突出部を通過し、前記収容部から外部に押し出され、
    前記変形部は変形された状態を維持し、前記マイクロニードルアレイを押圧するマイクロニードルアレイユニット。
  2. 前記突出部は、前記変形部の側より前記開口の側に配置される請求項1に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  3. 前記変形部は、前記マイクロニードルアレイから離間する頂点部を持つ凸形状を有する請求項1、または2に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  4. 前記凸形状は、ドーム形状、または錐形状である請求項3に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  5. 前記突出部は、前記収容部内に等間隔に配置された複数の突出部により構成される請求項1から4の何れか一項に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  6. 前記突出部は、前記収容部内に配置された連続する突出部により構成される請求項1から4の何れか一項に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  7. 前記フランジ部は、皮膚に接触する側に接着剤を有する請求項1から5の何れか一項に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  8. 前記マイクロニードルアレイの前記他方面の側に平板を備える請求項1から7の何れか一項に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  9. 前記フランジ部が、前記収容部の周囲全体に設けられる請求項1から8の何れか一項に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  10. 前記フランジ部が、前記変形部の側に屈曲される屈曲部を有する請求項1から9の何れか一項に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  11. 屈曲された前記フランジ部は、前記収容部の開口を基準として、前記変形部を超えた位置に配置される請求項10に記載のマイクロニードルアレイユニット。
  12. 前記上下に2つの異なる面積を有する立体である穿刺器具は、上下に2つの異なる面積の一方の面の径が3mm以上10mm以下であり、上下に2つの異なる面積の他方の面の径が15mm以上30mm以下である請求項1から11の何れか一項に記載のマイクロニードルアレイユニット。
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