JPWO2020075290A1 - 顧客対応システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの嗜好に合わせた対応が可能な顧客対応システムを提供する。【解決手段】顧客対応システム1は、サーバ2と、マイク63、スピーカ64及びカメラ(ビデオカメラ62)を有し、前記サーバ2と通信可能な端末(ロボット4−1、4−2…)と、を有し、前記端末は、前記スピーカ64によって、ユーザへ所定の言葉を発信し、前記サーバ2は、前記マイク63が取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザを特定し、当該特定したユーザが所望している対象(商品)の種類を特定する。【選択図】図1

Description

本発明は、顧客対応システムに係り、詳しくはユーザの嗜好に合わせた対応を可能にする技術に関する。
近年、通信ネットワーク及びネットワーク通信機器の普及発展に連れて、商品やサービスの流通もネットワークを介して行われることが拡大してゆく。これに伴い顧客対応サービス(顧客の要望に応じて回答やアドバイスを提供する役務、例えばサポートサービスなど)もネットワークを介して顧客とサービス提供者の間で行われるようになってきた。
ネットワークを介した顧客対応サービスの一形態としてはホームページに掲載するFAQ形式のサービスやオフライン方式のEメール対応によるサービスがあったが、リアルな対応が行えないという点で満足がいかない点があった。そこで、リアル性のあるチャット方式による顧客対応サービスが提供されるようになってきた。
これは、エージェントと呼ばれるオペレータがオンラインQ&A検索システム(Talisma Knowledge Management)と呼ばれるデータベースを利用してチャット方式により顧客からの質問に対する応答などを行うサービスである。
しかし、上記の従来の方式による顧客対応サービスは、業務毎にチャットオペレータ用のデータベースをデータベース専門家が準備し提供するコストが、従来の電話対応用のマニュアルと同程度に必要となり、ランニングコストにおける人件費の節約に関しては大きな優位性を発揮することが出来なかった。
このことに対応して、特許文献1には、ユーザ発話に応答する回答を自動的に出力して、ユーザとの会話を成立させることが可能な装置を用いた顧客対応システムが開示されている。
特許文献1に記載の顧客対応システムは、ユーザ発話を送信し、その回答文を受信する会話装置と、会話装置から送信されたユーザ発話に対して、会話シナリオに基づいて回答文を決定し、決定した回答文及びその回答文に対応付けされた動作制御情報を会話装置に送信するとともに、前記ユーザ発話、回答文を記憶した会話ログを記憶する会話サーバとを有している。
また、特許文献1には、顧客対応システムに用いられる会話装置は、演算処理装置(CPU)、主メモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、入出力装置(I/O)、必要な場合にはハードディスク装置等の外部記憶装置を具備している情報処理装置、或いはそのような情報処理装置を含む器具、おもちゃなどであって、例えばコンピュータ、携帯電話機、いわゆるインターネット家電、又はロボットなどの装置であることが記載されている。
特開2010-073191号公報
しかしながら、特許文献1に記載された顧客対応システムでは、ユーザ発話に応答する回答を自動的に出力して、ユーザとの会話を成立させることはできますが、会話を行うユーザまたはその属性を個別に判断して会話を成立させているのではないため、ユーザの嗜好に合わせた対応ができなかった。
本発明は、上記状況に鑑みなされたものであり、ユーザの嗜好に合わせた対応が可能な顧客対応システムを提供することを目的とする。
本発明の顧客対応システムは、サーバと、マイク、スピーカ及びカメラを有し、前記サーバと通信可能な端末と、を有し、前記端末は、前記スピーカによって、ユーザへ所定の言葉を発信し、前記サーバ、又は、前記端末は、前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザを特定し、当該特定したユーザが所望している対象の種類を特定する。
本発明の顧客対応システムは、サーバと、マイク、スピーカ及びカメラを有し、前記サーバと通信可能な端末と、を有し、前記端末は、前記スピーカによって、ユーザへ所定の言葉を発信し、前記サーバ、又は、前記端末は、前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザの属性を特定し、当該特定した属性に基づいて、当該ユーザが所望している対象の種類を特定する
顧客対応システム。
本発明の顧客対応システムは、サーバと、マイク、スピーカ及びカメラを有し、前記サーバと通信可能なロボットと、を有し、前記ロボットは、前記スピーカによって、ユーザへ所定の言葉を発信し、ユーザの属性を特定するための画像情報を、前記カメラを用いて取得し、前記サーバ、又は、前記ロボットは、ユーザの属性を前記カメラからの画像情報によって特定し、前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、ユーザが入力するための入力装置からの入力情報、又は、前記特定したユーザの属性、からユーザが所望している商品、サービス又は情報の種類を特定する。
好適には、ユーザの属性は前記マイクからの音声情報によっても特定する。 好適には、前記サーバ、又は、前記ロボットは、ユーザを、前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報によって特定する。
好適には、前記サーバ、又は、前記ロボットは、ユーザが所望している商品、サービス又は情報と、対応する商品の在庫状況、又は、サービスの提供可能性状況、又は、情報利用状況とに基づいて、ユーザに提供する情報の種類を選定し、前記ロボットは、前記種類を選定した情報をユーザに提供する。
好適には、前記サーバ、又は、前記ロボットは、少なくとも、過去の、購買、サービス受領状況又は情報利用状況から、前記ロボットがユーザに提供する情報を補正する。
好適には、前記サーバ、又は、前記ロボットは、前記カメラからの画像情報から解析された結果を用いて、ユーザに提示する内容を補正する。
好適には、前記サーバ、又は、前記ロボットは、前記マイクからの音声情報から解析された結果を用いて、前記ロボットがユーザに提供する情報を補正する。
好適には、複数台の前記ロボットを有し、1つの前記ロボットが収集した各種の情報は、前記サーバに蓄積され、他の前記ロボットが当該情報を利用して、ユーザに提供する情報を補正する。
本発明における顧客対応システムによってユーザの嗜好に合わせた対応を実現することが可能となった。
本発明の第1実施形態に係る顧客対応システムの概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係るロボットの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るロボットの回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る顧客対応システムの動作を示すフローチャートである。
[第1実施形態] 以下、図1〜図4を参照して、本発明の第1実施形態を詳細に説明する。第1実施形態は、ロボットが取得したユーザの情報から当該ユーザの属性を特定し、当該特定した属性に基づいてユーザが所望している対象の種類を特定することを特徴とする。
<第1実施形態の構成> 図1は、本発明の第1実施形態に係る顧客対応システムの概略構成図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るロボットの正面側の上方から見た斜視図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るロボットの回路構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る顧客対応システムの動作の一例を示すフローチャートである。
図1に示すように、実施形態に係る顧客対応システム1は、サーバ2と、店舗等に設置された無線LAN(Local Area Network)3と、複数の端末のロボット4−1、4−2…とを有し、サーバ2は、無線LAN3を介して複数のロボット4−1、4−2…と通信可能になっている。
サーバ2は、店舗の事務室や会社のオフィス等に設置される。一方、ロボット4−1、4−2…は、店舗の入り口近傍や売場に配置され、ユーザ(顧客)と対面できるようになっている。
次に、サーバ2について詳細に説明する。 サーバ2は、バス(データバス及び制御バス)10と、データ処理部11と、デーチ通信部21と、記憶部31とから構成される。 データ処理部11は、データ送受信処理部12、音声処理部13、画像処理部14、ユーザ特定処理部15、及び提案内容特定処理部16を備え、バス10を介してデータ通信部21及び記憶部31と、データの送受信及び制御を行う。
記憶部31は、個々のユーザを画像情報及び音声情報を有するとともに、個々のユーザの属性(例えば感情、体調、嗜好、性別、年齢、職業等)を示す個人データ32と、商品の在庫状況を示す在庫データデータ33と、ユーザに対して提案可能な内容を複数種類有するとともに、個々のユーザに対して提案した内容を示す提案内容データ34と、個々のユーザが購入した商品の内容を示す購入内容データ35とを含む各種データを記憶している。
以下、データ処理部11の各要素について詳細に説明する。 データ送受信処理部12は、バス10を介してデータ通信部21を制御し、データ通信部21に送信データを供給して、当該送信データを無線LAN3に送信する。また、データ送受信処理部12は、無線LAN3を介してロボット4−1、4−2…から送信されるデータをデータ通信部21及びバス10を介して受信する。
音声処理部13は、データ送受信処理部12がロボット4−1、4−2…から受信した受信データからユーザの音声情報を抽出して、ユーザ特定処理部15に送信する。
画像処理部14は、データ送受信処理部12がロボット4−1、4−2…から受信した受信データからユーザの画像情報を抽出して、ユーザ特定処理部15に送信する。
ユーザ特定処理部15は、音声処理部13から受信したユーザの音声情報、及び画像処理部14から受信したユーザの画像情報を、記憶部31の個人データ32と照合することで、ユーザを特定するとともに、当該ユーザの属性を特定し、必要に応じて前記個人データ32の修正を行う。
データ処理部11の提案内容特定処理部16は、提案内容データ34の内、ユーザ特定処理部15で特定したユーザに対応する複数種類の提案可能な内容を記憶部31から読み出し、読み出した複数種類の提案可能な内容に対して、在庫データ33、及びユーザ特定処理部15で特定したユーザに対応する購入内容データ35を照合するとともに、ロボット4−1からのパネル入力情報、音声解析情報、顔認画像解析情報を参照して、最も適切な提案可能な内容を特定し、特定した提案可能な内容を提案内容データとしてバス10、データ通信部21、及び無線LAN3を介してユーザと対面するロボットに送信する。
ロボット4−1、4−2…は、提案内容特定処理部16からの提案内容データを受信した場合、当該提案内容データを、音声及び画像で出力するとともに、プリンタで紙に印刷して出力する。
図2に示すように、ロボット4−1は、上から順に頭部51、首部52、胴体53、ベース54を接続したものである。また、胴体53には左右の腕55、56が取り付けられている。頭部51、腕55、56は、各種モータ駆動部67(図3参照)により動作を行うようになっている。
頭部51の額の上側には、無線LAN3と無線通信を行う無線信号送受信部61が設けられている。頭部51の額の下側には、ユーザの撮像を行うビデオカメラ62が設けられている。
頭部51の右耳の部分には、マイク63が設けられている。 頭部51の口の部分には、スピーカ64が設けられている。
胴体53の正面中央部には液晶タッチパネル65が設けられている。 胴体53の正面下側部にはプリンタ66が設けられている。
図3に示すように、ロボット4−1は、CPU、ROM、RAM等を備える制御基板60によって、無線信号送受信部61、ビデオカメラ62、マイク63、スピーカ64、液晶タッチパネル65、プリンタ66及び各種モータ駆動部67の制御を行うようになっている。
無線信号送受信部61は、無線LAN3と無線通信を行うことで、サーバ2(図1参照)とデータの送受信を行うようになっている。
ビデオカメラ62は、ロボット4−1と対面したユーザを撮像することで映像信号を生成して制御基板60に送信する。
マイク63は、外部からの音声(ユーザの声)を電気信号による音声信号に変換して制御基板60に送信する。
スピーカ64は、制御基板60からの電気信号による音声信号を音声に変換して外部に出力する。
液晶タッチパネル65は、制御基板60からの制御に基づいて画像を表示するとともに、ユーザのタッチ操作を検出し、検出結果の操作信号を制御基板60に送信する。
プリンタ部66は、制御基板60からの制御に基づいて用紙に文字、画像等を印刷してプリント出力する。
各種モータ駆動部67は、制御基板60からの制御に基づいて頭部51、腕55、56等の動作を行うようになっている。 尚、他のロボット4−2…は、ID等の記憶するデータがロボット4−1と異なるだけで、ハード構成がロボット4−1と同じになっている。
以下、顧客対応システム1の動作を説明する。 図4に示すように、ロボット4−1の制御基板60は、まず、ステップS1において、ビデオカメラ62からの映像信号から画像情報を作成し、この画像情報を判定することでユーザの接近を認知した場合、ステップS2の処理の処理に移行する。
ステップS2において、ロボット4−1の制御基板60は、ビデオカメラ62からの映像信号から画像情報を作成し、この画像情報によりユーザの顔の認知を開始するとともに、マイク63からの音声信号から音声情報を作成し、この音声情報よりユーザの音声の認知を開始して、ステップS3の処理に移行する。
ステップS3において、ロボット4−1の制御基板60は、スピーカ64に第1の所定の音声信号を送信して、スピーカ64から「いらっしゃいませ」の音声を発生させ、ステップS4の処理に移行する。
ステップS4において、ロボット4−1の制御基板60は、前記画像情報よりユーザの顔の画像を検出して切出し、切出したユーザの顔の画像情報を無線信号送受信部61及び無線LAN3を介してサーバ2に送信し、ステップS5の処理に移行する。
ここで、サーバ2側の処理について説明する。ステップS21において、サーバ2のデータ処理部11のデータ送受信処理部12は、ロボット4−1からのユーザの顔の画像情報をデータ通信部21及びバス10を介して受信し、データ処理部11のユーザ特定処理部15は、画像処理部14により受信したユーザの顔の画像情報を記憶部31の個人データ32と照合することで、ユーザを特定する。この後、サーバ2側の処理は、ステップS22に移行する。
次にロボット4−1側の処理に戻って説明する。 ステップS5において、ロボット4−1の制御基板60は、マイク63からの音声信号から音声情報を作成し、この音声情報からユーザの音声の検出した場合、ステップS6の処理に移行する。
ステップS6において、ロボット4−1の制御基板60は、スピーカ64に第2の所定の音声信号を送信して、スピーカ64から「何をお探しでしょうか」の音声を発生させ、ステップS7の処理に移行する。
ステップS7において、ロボット4−1の制御基板60は、マイク63からの音声信号からユーザの音声情報を作成し、このユーザの音声情報を無線信号送受信部61及び無線LAN3を介してサーバ2に送信する。また、制御基板60は、液晶タッチパネル65を制御して、液晶タッチパネル65に所定の入力画像を表示させることでユーザに液晶タッチパネル65の操作を促した状態で、ユーザの操作を検出し、ユーザの操作の検出結果からパネル入力情報を作成して、無線信号送受信部61及び無線LAN3を介してサーバ2に送信し、ステップS8の処理に移行する。
ステップS8において、ロボット4−1の制御基板60は、マイク63からの音声信号からユーザの音声情報を作成し、このユーザの音声情報を解析して音声解析情報を無線信号送受信部61及び無線LAN3を介してサーバ2に送信し、ステップS9の処理に移行する。
ステップS9において、ロボット4−1の制御基板60は、ステップS4において切出したユーザの顔の画像情報の画像処理を行い、ユーザの感情、体調、嗜好を解析し、これらの解析結果を顔認画像解析情報として無線信号送受信部61及び無線LAN3を介してサーバ2に送信し、ステップS10の処理に移行する。
次に、サーバ2側の処理について説明する。ステップS22において、サーバ2のデータ処理部11の提案内容特定処理部16は、ユーザ特定処理部15で特定したユーザに対応する複数種類の提案の内容を示す提案内容データ34を記憶部31から読み出し、読み出した複数種類の提案の内容に対して、在庫データ33、及びユーザ特定処理部15で特定したユーザに対応する購入内容データ35を照合するとともに、ロボット4−1からのパネル入力情報、音声解析情報、顔認画像解析情報を参照して、最も適切な提案内容データを特定して、ステップS23の処理に移行する。
テップS23において、サーバ2のデータ処理部11のデータ送受信処理部12は、バス10を介してデータ通信部21を制御し、前記特定した提案内容データを、無線LAN3を介してロボット4−1に送信し、ステップS24の処理に移行する。
テップS24において、サーバ2のデータ処理部11は、前記特定した提案内容データを、バス10を介して記憶部31に記憶し、ステップS25の処理に移行する。
次にロボット4−1側の処理に戻って説明する。 ステップS10において、ロボット4−1の制御基板60は、サーバ2からの提案内容データに基づいて、スピーカ64に第3の所定の音声信号を送信して、スピーカ64から「それでしたら、A店の○○、B店の△△がお勧めです」の音声を発生させ、ステップS11の処理に移行する。
ステップS11において、ロボット4−1の制御基板60は、液晶タッチパネル65に所定の映像信号を送信して、液晶タッチパネル65の画面に「それでしたら、A店の○○、B店の△△がお勧めです」の文字及びそれに付随する画像を表示出力させるとともに、プリンタ部66を制御して、用紙に「それでしたら、A店の○○、B店の△△がお勧めです」の文字及びそれに付随する画像を印刷してプリント出力し、今回
の処理を終了する。
次に、サーバ2側の処理について説明する。ステップS25において、サーバ2のデータ処理部11は、特定したユーザが購入した内容を示す購入内容データが店舗のレジスタから無線LAN等を介して送信されるのを所定時間待機し、特定したユーザの購入内容データがレジスタから送信された場合、当該購入内容データを受信して記憶部31に記憶する。
尚、図4に示したフローチャートでは、画像処理部14から受信したユーザの画像情報を用いて当該ユーザを特定するとともに、当該ユーザの属性(例えば感情、体調、嗜好)を特定したが、本実施形態では、音声処理部13から受信したユーザの音声情報を用いて当該ユーザを特定するとともに、当該ユーザの属性を特定してもよい。
また、本実施形態では、音声処理部13から受信したユーザの音声情報を用いて当該ユーザを特定し、画像処理部14から受信したユーザの画像情報を用いて当該ユーザの属性を特定してもよい。
さらに、本実施形態では、画像処理部14から受信したユーザの画像情報を用いて当該ユーザを特定し、音声処理部13から受信したユーザの音声情報を用いて当該ユーザの属性を特定してもよい。
以下、このような本発明の第1実施形態の構成及び作用を纏めて説明すると、第1実施形態の顧客対応システム1は、サーバ2と、マイク63、スピーカ64及びカメラ(ビデオカメラ62)を有し、前記サーバ2と通信可能な端末(ロボット4−1、4−2…)と、を有し、前記サーバ2は、前記スピーカ64によって、ユーザへ所定の言葉を発信し、前記サーバ2は、前記マイク63が取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザを特定し、当該特定したユーザが所望している対象(商品)の種類を特定する。
尚、本発明の第1実施形態では、ユーザを特定し、当該特定したユーザが所望している対象(商品)の種類を特定する処理は、サーバ2で行ったが、このようなサーバ2で行った処理は、ロボット側(端末側)で行ってもよい。ロボットの処理能力が向上した場合には、その方が好適である。
また、本発明の第1実施形態の顧客対応システム1は、サーバ2と、マイク63、スピーカ64及びカメラ(ビデオカメラ62)を有し、前記サーバ2と通信可能な端末(ロボット4−1、4−2…)と、を有し、前記サーバ2は、前記スピーカ64によって、ユーザへ所定の言葉を発信し、前記サーバ2は、前記マイク63が取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラ(ビデオカメラ62)からの画像情報から当該ユーザの属性を特定し、当該特定した属性に基づいて、当該ユーザが所望している対象の種類を特定する。
尚、本発明の第1実施形態では、ユーザの属性を特定し、当該特定した属性に基づいて、当該ユーザが所望している対象の種類を特定する処理は、サーバ2で行ったが、このようなサーバ2で行った処理は、ロボット側(端末側)で行ってもよい。ロボットの処理能力が向上した場合には、その方が好適である。
このような本発明の第1実施形態の顧客対応システム1によれば、前記マイク63が取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザを特定し、当該特定したユーザが所望している対象(商品)の種類を特定するので、ユーザの嗜好に合わせた対応が可能になり、ユーザに好印象を与え、ユーザの購買欲を高め、店舗の売り上げ成績を向上することができる。
[第2実施形態] 以下、本発明の第2実施形態を詳細に説明する。第2実施形態は、当該特定したユーザが所望している対象として、商品に加えて、サービス又は情報を用いている。
なお、第2実施形態のハードウエアは、上述した第1実施形態と同一の構成であるため、第2実施形態において、図1乃至図3を代用して説明する。
本発明の第2実施形態の顧客対応システム1は、図1乃至図3に示すように、サーバ2と、マイク63、スピーカ64及びカメラ(ビデオカメラ62)を有し、前記サーバ2と通信可能なロボット4−1、4−2…と、を有する。
前記ロボット4−1、4−2…は、前記スピーカ64によって、ユーザへ所定の言葉を発信し、ユーザの属性を特定するための画像情報を、前記カメラ(ビデオカメラ62)を用いて取得する。
前記サーバ2は、ユーザの属性を前記カメラからの画像情報によって特定し、前記マイク63が取得したユーザの音声情報、又は、ユーザが入力するための入力装置からの入力情報、又は、前記特定したユーザの属性、からユーザが所望している商品、サービス又は情報の種類を特定する。このようなサーバ2で行った処理は、ロボット側(端末側)で行ってもよい。ロボットの処理能力が向上した場合には、その方が好適である。
また、本発明の第2実施形態の顧客対応システム1は、ユーザの属性を前記マイク63からの音声情報によっても特定する。
前記サーバ2は、ユーザを、前記マイク63が取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラ(ビデオカメラ62)からの画像情報によって特定し、特定されたユーザが所望している商品、サービス又は情報と、対応する商品の在庫状況、又は、サービスの提供可能性状況、又は、情報利用状況とに基づいて、ユーザに提供する情報の種類を選定して前記ロボット4−1、4−2…の内、前記マイク63でユーザの音声情報を取得したロボットに送信し、ユーザの音声情報を取得した前記ロボットは、前記サーバ2からの受信した情報をユーザに提供する。このようなサーバ2で行った処理は、ロボット側(端末側)で行ってもよい。ロボットの処理能力が向上した場合には、その方が好適である。
前記サーバ2は、少なくとも、過去の、購買、サービス受領状況又は情報利用状況から、前記ロボット4−1、4−2…がユーザに提供する情報を補正する。このようなサーバ2で行った処理は、ロボット側(端末側)で行ってもよい。ロボットの処理能力が向上した場合には、その方が好適である。
前記サーバ2は、前記カメラ(ビデオカメラ62)からの画像情報から解析された結果を用いて、ユーザに提示する内容を補正する。このようなサーバ2で行った処理は、ロボット側(端末側)で行ってもよい。ロボットの処理能力が向上した場合には、その方が好適である。
前記サーバ2は、前記マイク63からの音声情報から解析された結果を用いて、前記ロボットがユーザに提供する情報を補正する。このようなサーバ2で行った処理は、ロボット側(端末側)で行ってもよい。ロボットの処理能力が向上した場合には、その方が好適である。
本発明の第2実施形態の顧客対応システム1は、複数台の前記ロボット4−1、4−2…を有し、1つの前記ロボットが収集した各種の情報は、前記サーバ2に蓄積され、他の前記ロボットが当該情報を利用して、ユーザに提供する情報を補正する。
このような本発明の第2実施形態の顧客対応システム1によれば、前記マイク63が取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザを特定し、当該特定したユーザが所望している商品、サービス又は情報の種類を特定するので、ユーザの嗜好に合わせた対応が可能になり、ユーザに好印象を与え、ユーザの購買欲を高め、商業施設での売り上げ成績を向上することができる。
尚、特定したユーザが所望しているサービスとして、接客のロゴ表示等、各種適用可能である。
以上で具体的な実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限られるものではない。例えば、第1実施形態及び第2実施形態では、端末としてロボットを用いたが、端末にはロボット以外にも、例えば据置型のゲーム機、タッチパネル入力装置等、各種適用可能である。
また、端末とサーバ2を通信可能にする手段として、無線LAN以外にも、有線LAN、広域インターネット等を用いてもよい。
第1実施形態及び第2実施形態では、顧客対応システムを店舗業務に対応させたが、行政、観光、サービス業等の他の業務に対応させてもよい。
第1実施形態及び第2実施形態の顧客対応システムにおいて、商業グループの全店舗に前記端末を配置し、サーバ2によって全店舗の在庫管理を行えるようにしてもよい。
定義
本発明における対象の種類とは、たとえば、商品(衣服、食品、玩具等)の種類、サービス(営業、医療、翻訳等)の種類又は情報(映画のダウンロード用のデータ、ゲームのダウンロード用のデータ、地図情報等)の種類であり、ユーザの意識(認識、意志、欲求等)や行為が向けられるものとしての機能を有するものであればどのようなものであって良い。
本発明の顧客対応システムは、店舗、ゲームセンター等の商業施設に効果的に利用できる。
1…顧客対応システム
2…サーバ 3…無線LAN 4−1、4−2……ロボット 10…バス 11…データ処理部 21…データ通信部 31…記憶部 61…無線信号送受信部 62…ビデオカメラ 63…マイク 64…スピーカ 65…液晶タッチパネル 66…プリンタ

Claims (10)

  1. サーバと、
    マイク、スピーカ及びカメラを有し、前記サーバと通信可能な端末と、を有し、
    前記端末は、
    前記スピーカによって、ユーザへ所定の言葉を発信し、
    前記サーバ、又は、前記端末は、
    前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザを特定し、当該特定したユーザが所望している対象の種類を特定する
    顧客対応システム。
  2. サーバと、
    マイク、スピーカ及びカメラを有し、前記サーバと通信可能な端末と、を有し、
    前記端末は、
    前記スピーカによって、ユーザへ所定の言葉を発信し、
    前記サーバ、又は、前記端末は、
    前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報から当該ユーザの属性を特定し、当該特定した属性に基づいて、当該ユーザが所望している対象の種類を特定する
    顧客対応システム。
  3. サーバと、
    マイク、スピーカ及びカメラを有し、前記サーバと通信可能なロボットと、を有し、
    前記ロボットは、
    前記スピーカによって、ユーザへ所定の言葉を発信し、
    ユーザの属性を特定するための画像情報を、前記カメラを用いて取得し、
    前記サーバ、又は、前記ロボットは、
    ユーザの属性を前記カメラからの画像情報によって特定し、
    前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、ユーザが入力するための入力装置からの入力情報、又は、前記特定したユーザの属性、からユーザが所望している商品、サービス又は情報の種類を特定する
    顧客対応システム。
  4. ユーザの属性は前記マイクからの音声情報によっても特定する
    請求項3に記載の顧客対応システム。
  5. 前記サーバ、又は、前記ロボットは、
    ユーザを、前記マイクが取得したユーザの音声情報、又は、前記カメラからの画像情報によって特定する、
    請求項3又は請求項4に記載の顧客対応システム。
  6. 前記サーバ、又は、前記ロボットは、
    ユーザが所望している商品、サービス又は情報と、対応する商品の在庫状況、又は、サービスの提供可能性状況、又は、情報利用状況とに基づいて、ユーザに提供する情報の種類を選定し、
    前記ロボットは、前記種類を選定した情報をユーザに提供する
    請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載の顧客対応システム。
  7. 前記サーバ、又は、前記ロボットは、
    少なくとも、過去の、購買、サービス受領状況又は情報利用状況から、前記ロボットがユーザに提供する情報を補正する
    請求項6に記載の顧客対応システム。
  8. 前記サーバ、又は、前記ロボットは、
    前記カメラからの画像情報から解析された結果を用いて、ユーザに提示する内容を補正する
    請求項6又は請求項7に記載の顧客対応システム。
  9. 前記サーバ、又は、前記ロボットは、
    前記マイクからの音声情報から解析された結果を用いて、前記ロボットがユーザに提供する情報を補正する
    請求項6〜請求項8のいずれか一項に記載の顧客対応システム。
  10. 複数台の前記ロボットを有し、
    1つの前記ロボットが収集した各種の情報は、前記サーバに蓄積され、
    他の前記ロボットが当該情報を利用して、ユーザに提供する情報を補正する
    請求項3〜請求項9のいずれか一項に記載の顧客対応システム。
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