JPWO2020055249A5

JPWO2020055249A5 -

Info

Publication number: JPWO2020055249A5
Application number: JP2021513886A
Authority: JP
Publication date: 2022-09-21
Anticipated expiration: 2039-09-12

Claims

クレーン（１）と交換可能工具（１００）とを備えるシステムであって、前記交換可能工具（１００）は、肩部（１０２）が設けられたシャンク（１０１）を有し、
前記クレーン（１）は、
－旋回構造（２）と、
－前記旋回構造（２）に枢動可能に搭載されるブーム（３）と、
－前記ブーム（３）を上下させるために構成される水平引込組立体と、
－巻上組立体（６）であって、
・１つ以上の巻上ウインチ（６１）、および、
・前記１つ以上の巻上ウインチ（６１）によって駆動される１つ以上の巻上ケーブル（６２）
を備える巻上組立体（６）と、
－工具吊下装置（７）であって、
・前記巻上組立体（６）のウインチ駆動される前記１つ以上の巻上ケーブル（６２）から吊り下げられる走行ブロック部材（７０）であって、１つ以上の固定支持要素（７２）を備える、走行ブロック部材（７０）と、
・工具締め具（８）であって、
＊中心鉛直方向軸（８ａ）を伴うシャンク受入通路（８３）を定めるメス型中央開口本体（８２）であって、前記交換可能工具（１００）の前記シャンク（１０１）の下方からの前記シャンク受入通路（８３）への導入を許容する、メス型中央開口本体（８２）と、
＊前記メス型中央開口本体（８２）に搭載される可動工具保持体（８５）であって、前記可動工具保持体（８５）は、前記シャンク受入通路の周りに分布され、各々の前記可動工具保持体（８５）は、動作位置および非動作位置を提供し、前記可動工具保持体（８５）は、前記非動作位置において、下方から前記シャンク受入通路（８３）への前記交換可能工具（１００）の前記シャンク（１０１）の導入を許容し、前記動作位置において、前記交換可能工具（１００）を前記工具締め具（８）から前記工具吊下装置（７）の下で吊り下げるように前記シャンク受入通路（８３）へと導入された前記シャンク（１０１）の前記肩部（１０２）の下方で係合するように適合される、可動工具保持体（８５）と、
＊前記可動工具保持体（８５）が設けられた前記メス型中央開口本体（８２）を支持する上連結器本体（８１）であって、前記固定支持要素が前記可動工具保持体（８５）の下方に配置される構成において、前記走行ブロック部材（７０）の前記固定支持要素（７２）によって支持され、
前記固定支持要素（７２）は、吊り下げられた前記交換可能工具（１００）の荷重、および、前記可動工具保持体（８５）の下方で前記交換可能工具（１００）によって支持される任意の荷重を担うように構成される、上連結器本体（８１）と、
＊中心鉛直方向軸（８ａ）の周りで、前記メス型中央開口本体（８２）の旋回を許容するように、前記メス型中央開口本体（８２）を支持する軸受（８４）と、
＊回転駆動部（８６）であって、前記可動工具保持体（８５）が設けられた前記メス型中央開口本体（８２）の前記旋回を選択的に駆動し、それによって、前記可動工具保持体（８５）によって係合させられる場合に前記交換可能工具（１００）の前記旋回を選択的に駆動するように構成される回転駆動部（８６）と、
を備える、工具締め具（８）と、
を備える工具吊下装置（７）と、
を備える、システム。
前記走行ブロック部材（７０）は、前記走行ブロック部材（７０）の外側輪郭を定める走行ブロック外側フレーム（７１）を備え、前記走行ブロック外側フレーム（７１）は前記固定支持要素（７２）を備え、前記固定支持要素（７２）は、前記工具吊下装置（７）の上からの視界で見たとき、実質的に前記走行ブロック部材（７０）の前記外側輪郭の中において、前記工具締め具（８）を保持するなどのために配置され、
前記走行ブロック部材（７０）の前記走行ブロック外側フレーム（７１）は、鉛直方向で平行な２つの横断フレーム板要素（７３）であって、前記工具吊下装置（７）の上からの視界で見たとき、前記工具締め具（８）を水平方向で包囲する、２つの横断フレーム板要素（７３）を備え、前記横断フレーム板要素（７３）には、前記固定支持要素（７２）が、水平方向で互いと相対して設けられる、請求項１に記載のシステム。
前記固定支持要素（７２）は、前記上連結器本体（８１）の把持要素（９１）と係合し、前記把持要素（９１）は、前記走行ブロック部材の前記固定支持要素（７２）と相補的である、請求項２に記載のシステム。
前記固定支持要素（７２）は、前記可動工具保持体（８５）の下方で走行ブロック外側フレーム（７１）を通じて延びる実質的に水平方向の連結器枢動軸（７５）の周りで前記走行ブロック外側フレーム（７１）に対して枢動可能に前記工具締め具（８）を保持して、前記連結器枢動軸（７５）の周りでの前記工具締め具（８）の枢動を許容するなどのために、前記上連結器本体（８１）を枢動可能に支持するように構成され、
前記上連結器本体（８１）の前記把持要素（９１）は、水平方向で並べられた軸棒端（９１）、および、前記軸棒端（９１）が中で支持される関連するそれぞれの凹部としての前記走行ブロック部材（７０）の前記固定支持要素（７２）として具現化される、請求項３に記載のシステム。
前記固定支持要素（７２）は、前記工具吊下装置（７）の上からの視界で見たとき、前記走行ブロック部材（７０）のケーブルシーブ（７４）同士の間で水平方向に前記工具締め具（８）を支持する、請求項１から４のいずれか一項に記載のシステム。
前記回転駆動部（８６）は、結合状態と自由回転状態との間で切り替わることを可能にする動作可能なクラッチを備える、請求項１から５のいずれか一項に記載のシステム。
前記工具締め具（８）は前記回転駆動部（８６）を備え、前記可動工具保持体（８５）が設けられた前記メス型中央開口本体（８２）は、前記回転駆動部（８６）の駆動トルクを伝達する１つ以上の歯車によって係合させられる、はめば歯車（８９）に固定的に取り付けられる、請求項１から６のいずれか一項に記載のシステム。
前記工具吊下装置（７）の前記走行ブロック部材（７０）は、前記工具吊下装置（７）がウインチ駆動される前記１つ以上のケーブル（６２）によって多降下構成において吊り下げられるように、前記１つ以上の巻上ケーブル（６２）が通って延びる複数のケーブルシーブ（７４）を備える、請求項１から７のいずれか一項に記載のシステム。
前記工具締め具（８）には、１つ以上のカメラであって、工具締め具（８）の場所、位置、および／または変位を決定および／または記録するように構成される、１つ以上のカメラが設けられ、前記工具締め具（８）の正しい動作を監視するためにデジタル監視システムへのデータ接続部が設けられ、前記交換可能工具（１００）を前記工具締め具（８）から吊り下げるように、前記交換可能工具（１００）の前記シャンク（１０１）の前記可動工具保持体（８５）による係合を容易にする、請求項１から８のいずれか一項に記載のシステム。
前記交換可能工具（１００）は、クレーンフックである、請求項１から９のいずれか一項に記載のシステム。
前記システムは、前記交換可能工具（１００）を同じ前記工具締め具（８）から吊り下げることを可能にする肩部を伴う同一のシャンクを各々有する複数の前記交換可能工具（１００）を備える、請求項１から１０のいずれか一項に記載のシステム。