JPWO2020030977A5 - - Google Patents

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Claims (18)

  1. ELM4-ALK融合遺伝子を発現する非小細胞肺がん(NSCLC)を患う患者を治療するための医薬の製造における、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)阻害剤とEGFを標的とする能動免疫の組み合わせの使用であって、
    前記患者は、EGFRの突然変異型を発現する腫瘍を有し
    ここにおいて、ALK阻害剤は、治療学的に有効な1日投与量で投与し、能動免疫は、1週間に3回、2回もしくは1回、2週間に1回、3週間に1回または少なくとも1ヶ月に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施す、使用
  2. ALK阻害剤は、クリゾチニブ、セリチニブ、アレクチニブ、ブリガチニブおよびロルラチニブ、またはそれらの薬学的に許容される塩からなる群より選択され、EGFRの突然変異型を発現する腫瘍を有する患者のために、1mg~250mgの範囲の1日平均投与量に基づく連続したレジメンに従って投与し、EGFを標的とする能動免疫は、1週間に3回、2回もしくは1回、2週間に1回、3週間に1回または少なくとも1ヶ月に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施すことを特徴とする、請求項1に記載の使用
  3. 前記がんは、その転移性型を含むELM4-ALK融合遺伝子を発現するNSCLCであり、ALK阻害剤は、クリゾチニブ、セリチニブ、アレクチニブ、ブリガチニブおよびロルラチニブ、またはそれらの薬学的に許容される塩からなる群より選択され、EGFR突然変異およびALK阻害剤治療に対する耐性を獲得した患者に、1mg~250mgの範囲の1日平均投与量に基づく連続したレジメンに従って投与し、EGFを標的とする能動免疫は、1週間に2回もしくは1回、または2週間に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施し、それによりALK阻害剤治療に対する耐性の克服をもたらすことを特徴とする、請求項1に記載の使用
  4. 前記がんは、その転移性型を含むELM4-ALK融合遺伝子を発現するNSCLCであり、ALK阻害剤は、クリゾチニブ、セリチニブ、アレクチニブ、ブリガチニブおよびロルラチニブ、またはそれらの薬学的に許容される塩からなる群より選択され、前記ALK阻害剤治療に対する耐性を獲得した患者に、1mg~250mgの範囲の1日平均投与量に基づく連続したレジメンに従って投与し、EGFを標的とする能動免疫は、1週間に2回もしくは1回、または2週間に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施すことを特徴とする、請求項1に記載の使用
  5. EGFを標的とする能動免疫は、1週間に2回もしくは1回、または2週間に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施す、請求項1に記載の使用。
  6. 患者が獲得したALK阻害剤治療に対する耐性を有する、請求項1に記載の使用。
  7. ELM4-ALK融合遺伝子を発現する非小細胞肺がん(NSCLC)を患う患者を治療するための医薬の製造における、ALK阻害剤とモノクローナル抗EGF抗体の組み合わせの使用であって、ALK阻害剤とモノクローナル抗EGF抗体の受動投与とを併用するための柔軟かつ積極的なレジメンをそのような治療を必要とする患者に投与するステップを含み
    ここで、ALK阻害剤は、10mg~250mgの範囲の1日平均投与量に基づく連続したレジメンに従って投与し、
    モノクローナル抗EGF抗体は、1週間に3回、2回もしくは1回、2週間に1回、3週間に1回または少なくとも1ヶ月に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施す、使用
  8. 患者がEGFRの突然変異型を発現する腫瘍を有し、非小細胞肺がん(NSCLC)が、分解されたヒト上皮成長因子受容体、HER/ヒトEGFR、ELM4-ALK融合遺伝子を発現するNSCLCによって誘導されるものである、請求項7に記載の使用。
  9. ELM4-ALK融合遺伝子を発現する脱制御されたヒト上皮成長因子受容体(HER/ヒトEGFR)によって誘導された非小細胞肺がん(NSCLC)を患う患者を治療するための医薬の製造における、ALK阻害剤とモノクローナル抗EGFR抗体の組み合わせの使用であって、
    前記患者は、EGFRの突然変異型を発現する腫瘍を有し、前記方法は、ALK阻害剤とモノクローナル抗EGFR抗体の受動投与とを併用するための柔軟かつ積極的なレジメンをそのような治療を必要とする患者に投与するステップを含み、ここで、ALK阻害剤は、1mg~250mgの範囲の1日平均投与量に基づく連続したレジメンに従って投与し、能動免疫は、1週間に3回、2回もしくは1回、2週間に1回、3週間に1回または少なくとも1ヶ月に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施し、それによりALK阻害剤治療に対する耐性の獲得を防止する、使用
  10. 脱制御されたヒト上皮成長因子受容体(HER/ヒトEGFR)によって誘導された非小細胞肺がん(NSCLC)を患う患者を治療するための医薬の製造における、ALK阻害剤とモノクローナル抗EGFR抗体の組み合わせの使用であって、
    前記患者は、突然変異したELM4-ALK融合遺伝子を発現する腫瘍を有し、前記方法は、ALK阻害剤とモノクローナル抗EGFR抗体の受動投与とを併用するための柔軟かつ積極的なレジメンをそのような治療を必要とする患者に投与するステップを含み
    ここにおいて、ALK阻害剤は、1mg~250mgの範囲の1日平均投与量に基づく連続したレジメンに従って投与し、能動免疫は、1週間に3回、2回もしくは1回、2週間に1回、3週間に1回または少なくとも1ヶ月に1回繰り返される治療有効量に従って同時に施し、ALK阻害剤およびモノクローナル抗EGFR抗体の投与は、その後に行われる使用
  11. ELM4-ALK融合遺伝子を発現する脱制御されたヒト上皮成長因子受容体(HER1/ヒトEGFR)NSCLCによって誘導された非小細胞肺がん(NSCLC)を患う患者を治療するための医薬の製造における、ALK阻害剤とEGFを標的とする能動免疫の組み合わせの使用であって、
    前記患者は、EGFRの突然変異型を発現する腫瘍を有し、前記方法は、ALK阻害剤とEGFを標的とする能動免疫とを併用するための柔軟かつ積極的なレジメンをそのような治療を必要とする患者に投与するステップを含み、能動免疫は、10mg~250mgの範囲の1日平均投与量に基づく連続したレジメンによりALK阻害剤を投与する前に、1週間に3回、2回もしくは1回、2週間に1回、3週間に1回または少なくとも1ヶ月に1回繰り返される治療有効量に従って施し、それによりALK阻害剤治療に対する耐性の獲得を防止する、使用
  12. 免疫原性タンパク質は、STAT3活性化を減少させるために治療量で投与されることを特徴とする、請求項1に記載の使用
  13. ALK阻害が、クリゾチニブ、セリチニブ、アレクチニブ、ブリガチニブおよびロルラチニブ、またはそれらの薬学的に許容される塩からなる群より選択される、請求項1または11に記載の使用。
  14. 患者が、ROS1再編成を有する腫瘍を有する、請求項1または11に記載の使用。
  15. 能動免疫が、配列番号2のBVN22Eポリペプチドを投与することをさらに含む、請求項1または11に記載の使用。
  16. (a)有効量の抗EGF標的抗体を含む第1の区画と、
    (b)有効量のALK阻害剤を含む第2の区画とを含むことを特徴とする薬剤キット。
  17. (a)EGFに対する免疫反応を生成する有効量のワクチンを含む第1の区画と、
    (b)有効量のALK阻害剤を含む第2の区画とを含むことを特徴とする薬剤キット。
  18. ワクチンが配列番号2のBVN22Eポリペプチドを含む、請求項17に記載の薬剤キット。
JP2021506465A 2018-08-07 2019-08-07 未分化リンパ腫キナーゼ阻害剤と組み合わせてegf/egfr経路を抑制するための方法および組成物 Pending JP2021534094A (ja)

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