JPWO2020023614A5

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Publication number: JPWO2020023614A5
Application number: JP2021503813A
Authority: JP
Publication date: 2022-08-01

Description

[本発明1001]
医薬組成物であって、前記医薬組成物は、
（Ａ）治療薬、および
（Ｂ）前記医薬組成物の約10重量％未満を構成する、賦形剤
を含み、
ここで、前記医薬組成物は、前記治療薬のナノ粒子を含むナノ凝集体として製剤化されており、前記治療薬の前記ナノ粒子の表面は、前記賦形剤の別個のドメインを含み、前記賦形剤の前記別個のドメインは、前記治療薬の前記ナノ粒子間の接触面積を減少させる、
前記医薬組成物。
[本発明1002]
前記治療薬が結晶形態で存在する、本発明1001の医薬組成物。
[本発明1003]
前記治療薬が非晶質形態で存在する、本発明1001の医薬組成物。
[本発明1004]
前記賦形剤が、前記医薬組成物の約9％ｗ／ｗ～約1％ｗ／ｗを構成する、本発明1001～1003のいずれかの医薬組成物。
[本発明1005]
前記賦形剤が、前記医薬組成物の約6％ｗ／ｗ～約2％ｗ／ｗを構成する、本発明1004の医薬組成物。
[本発明1006]
前記賦形剤が、前記医薬組成物の約3％ｗ／ｗを構成する、本発明1005の医薬組成物。
[本発明1007]
前記賦形剤が、前記医薬組成物の約5％ｗ／ｗを構成する、本発明1005の医薬組成物。
[本発明1008]
前記賦形剤の前記別個のドメインが、前記表面上において、前記賦形剤の1つ以上の不連続ドメインを含む、本発明1001～1007のいずれかの医薬組成物。
[本発明1009]
前記賦形剤の前記別個のドメインが、前記賦形剤の隣接した連続層を含む、本発明1001～1007のいずれかの医薬組成物。
[本発明1010]
前記賦形剤が水溶性である、本発明1001～1009のいずれかの医薬組成物。
[本発明1011]
前記賦形剤が糖アルコールである、本発明1001～1010のいずれかの医薬組成物。
[本発明1012]
前記賦形剤がマンニトールである、本発明1011の医薬組成物。
[本発明1013]
前記賦形剤が、前記医薬組成物中にナノドメインとして存在する、本発明1001～1012のいずれかの医薬組成物。
[本発明1014]
前記賦形剤の前記ナノドメインが、約50ｎｍ～約500ｎｍの大きさを有する、本発明1013の医薬組成物。
[本発明1015]
前記賦形剤ナノドメインの大きさが、約100ｎｍ～約200ｎｍである、本発明1014の医薬組成物。
[本発明1016]
約1．5～約7．5μｍの空気動力学的質量中央粒子径を有する、本発明1001～1015のいずれかの医薬組成物。
[本発明1017]
前記空気動力学的質量中央粒子径が約2．5～約6．5μｍである、本発明1016の医薬組成物。
[本発明1018]
ワックス賦形剤を含まない、本発明1001～1017のいずれかの医薬組成物。
[本発明1019]
疎水性賦形剤を含まない、本発明1018の医薬組成物。
[本発明1020]
前記治療薬が、抗癌剤、抗真菌剤、精神神経用剤、例えば鎮痛剤、意識レベルを変化させる薬剤、例えば麻酔薬または睡眠薬、非ステロイド性抗炎症薬（ＮＳＡＩＤＳ）、駆虫薬、ベータアゴニスト、抗ニキビ薬、抗狭心症薬、抗不整脈薬、抗喘息薬、抗菌薬、抗良性前立腺肥大薬、抗凝固薬、抗うつ薬、抗糖尿病薬、鎮吐薬、抗てんかん薬、抗痛風薬、抗高血圧薬、抗炎症剤、抗マラリア剤、抗片頭痛薬、抗ムスカリン剤、抗腫瘍薬、抗肥満薬、抗骨粗鬆症薬、抗パーキンソン病薬、抗増殖剤、抗原虫薬、抗甲状腺剤、鎮咳薬、抗尿失禁薬、抗ウイルス薬、抗不安薬、食欲抑制剤、ベータブロッカー、心臓変力剤、化学療法薬、認知増強薬、避妊薬、コルチコステロイド、Ｃｏｘ－2阻害剤、利尿薬、勃起不全改善薬、去痰薬、胃腸薬、ヒスタミン受容体拮抗薬、免疫抑制薬、角質溶解薬、脂質調節薬、ロイコトリエン阻害剤、マクロライド、筋弛緩薬、神経遮断薬、栄養剤、オピオイド鎮痛剤、プロテアーゼ阻害剤、および鎮静薬を含む群から選択される、本発明1001～1019のいずれかの医薬組成物。
[本発明1021]
前記治療薬が抗真菌剤である、本発明1020の医薬組成物。
[本発明1022]
前記抗真菌剤がアゾール系抗真菌薬である、本発明1021の医薬組成物。
[本発明1023]
前記アゾール系抗真菌薬がボリコナゾールである、本発明1022の医薬組成物。
[本発明1024]
1種以上の追加の賦形剤をさらに含む、本発明1001～1023のいずれかの医薬組成物。
[本発明1025]
1種以上の追加の治療薬をさらに含む、本発明1001～1024のいずれかの医薬組成物。
[本発明1026]
経口投与、脂肪内投与、動脈内投与、関節内投与、頭蓋内投与、皮内投与、病巣内投与、筋肉内投与、鼻腔内投与、眼内投与、心膜内投与、腹腔内投与、胸膜内投与、前立腺内投与、直腸内投与、髄腔内投与、気管内投与、腫瘍内投与、臍帯内投与、膣内投与、静脈内投与、膀胱内投与、硝子体内投与、リポソームでの投与、部分的投与、粘膜投与、非経口投与、直腸投与、結膜下投与、皮下投与、舌下投与、局所投与、経皮投与、膣投与、クリーム形態での投与、脂質組成物の形態での投与、カテーテルによる投与、洗浄による投与、持続注入による投与、注入による投与、吸入による投与、注射による投与、局所送達による投与、または局所灌流による投与のために製剤化されている、本発明1001～1025のいずれかの医薬組成物。
[本発明1027]
吸入による投与のために製剤化されている、本発明1026の医薬組成物。
[本発明1028]
吸入器で使用するために製剤化されている、本発明1001～1027のいずれかの医薬組成物。
[本発明1029]
前記吸入器が、固定用量の組み合わせ吸入器、単回用量の乾燥粉末吸入器、複数用量の乾燥粉末吸入器、複数単位用量の乾燥粉末吸入器、定量吸入器、または加圧定量吸入器である、本発明1028の医薬組成物。
[本発明1030]
前記吸入器がカプセルベースの吸入器である、本発明1029の医薬組成物。
[本発明1031]
前記吸入器が低抵抗吸入器である、本発明1028～1030のいずれかの医薬組成物。
[本発明1032]
前記吸入器が高抵抗吸入器である、本発明1028～1030のいずれかの医薬組成物。
[本発明1033]
前記吸入器が、約10Ｌ／分～約150Ｌ／分の流量で使用される、本発明1028～1032のいずれかの医薬組成物。
[本発明1034]
前記流量が約20Ｌ／分～約100Ｌ／分である、本発明1033の医薬組成物。
[本発明1035]
前記吸入器が0．5ｋＰａ～約5ｋＰａの圧力差を有する、本発明1028～1034のいずれかの医薬組成物。
[本発明1036]
前記圧力差が1ｋＰａ、2ｋＰａ、または4ｋＰａである、本発明1035の医薬組成物。
[本発明1037]
前記吸入器が約0．1ｍｇ～約50ｍｇの負荷用量を有する、本発明1028～1036のいずれかの医薬組成物。
[本発明1038]
前記吸入器が約0．1ｍｇ～約10ｍｇの負荷用量を有する、本発明1037の医薬組成物。
[本発明1039]
前記吸入器が約5ｍｇ～約50ｍｇの負荷用量を有する、本発明1037の医薬組成物。
[本発明1040]
前記負荷用量が約5ｍｇ～約25ｍｇである、本発明1039の医薬組成物。
[本発明1041]
吸入器が、連続的に負荷された1つ以上の単位用量から、1つのまたは一連の用量を送達するように構成されている、本発明1001～1040のいずれかの医薬組成物。
[本発明1042]
前記吸入器が、1つの単位用量から1つの用量を送達するように構成されている、本発明1041の医薬組成物。
[本発明1043]
前記吸入器が、1つの単位用量から一連の用量を送達するように構成されている、本発明1041の医薬組成物。
[本発明1044]
前記吸入器が、連続的に負荷された一連のカプセルからそれぞれ1つの用量を送達するように構成されている、本発明1041の医薬組成物。
[本発明1045]
前記吸入器が、連続的に負荷された一連のカプセルから一連の用量を送達するように構成されている、本発明1041の医薬組成物。
[本発明1046]
その必要がある患者において疾患または障害を治療または予防する方法であって、前記疾患または障害を治療するのに有効な治療薬を含む、本発明1001～1045のいずれかの医薬組成物の治療有効量を、前記患者に投与することを含む、前記方法。
[本発明1047]
前記疾患または障害が肺におけるものである、本発明1046の方法。
[本発明1048]
前記疾患または障害が感染症である、本発明1046または本発明1047の方法。
[本発明1049]
前記感染症が真菌によるものである、本発明1046～1048のいずれかの方法。
[本発明1050]
前記治療薬が抗真菌剤である、本発明1049の方法。
[本発明1051]
前記治療薬がアゾール系抗真菌剤である、本発明1050の方法。
[本発明1052]
前記治療薬がボリコナゾールである、本発明1051の方法。
[本発明1053]
医薬組成物を調製する方法であって、
（Ａ）治療薬と、10％ｗ／ｗ未満の量で存在する賦形剤とを、溶媒と混合して、前駆体溶液を形成すること、
（Ｂ）前記溶媒を凍結させるのに適した温度で、前記前駆体溶液を表面に沈着させること、および
（Ｃ）前記溶媒を除去して医薬組成物を得ること
を含む、前記方法。
[本発明1054]
前記溶媒が2種以上の溶媒の混合物である、本発明1053の方法。
[本発明1055]
溶媒の前記混合物が水を含む、本発明1054の方法。
[本発明1056]
前記溶媒が有機溶媒である、本発明1055の方法。
[本発明1057]
前記有機溶媒がアセトニトリルである、本発明1056の方法。
[本発明1058]
前記有機溶媒が1，4－ジオキサンである、本発明1056の方法。
[本発明1059]
前記溶媒が水と有機溶媒との混合物である、本発明1053～1057のいずれかの方法。
[本発明1060]
前記溶媒が水とアセトニトリルとの混合物である、本発明1059の方法。
[本発明1061]
2種以上の溶媒の前記混合物が、約10％ｖ／ｖ～約90％ｖ／ｖの有機溶媒を含む、本発明1053～1060のいずれかの方法。
[本発明1062]
前記混合物が、約40％ｖ／ｖ～約60％ｖ／ｖの前記有機溶媒を含む、本発明1061の方法。
[本発明1063]
前記混合物が、約50％ｖ／ｖの前記有機溶媒を含む、本発明1062の方法。
[本発明1064]
前記混合物が、約20％ｖ／ｖ～約40％ｖ／ｖの前記有機溶媒を含む、本発明1061の方法。
[本発明1065]
前記混合物が、約30％ｖ／ｖの前記有機溶媒を含む、本発明1064の方法。
[本発明1066]
前記治療薬および賦形剤が、前記前駆体溶液の10％ｗ／ｖ未満を構成する、本発明1053～1065のいずれかの方法。
[本発明1067]
前記治療薬および賦形剤が、前記前駆体溶液の約0．5％～約5％ｗ／ｖを構成する、本発明1066の方法。
[本発明1068]
前記治療薬および賦形剤が、前記前駆体溶液の約1％ｗ／ｖを構成する、本発明1067の方法。
[本発明1069]
前記治療薬および賦形剤が、前記前駆体溶液の約3％ｗ／ｖを構成する、本発明1067の方法。
[本発明1070]
前記表面が回転している、本発明1053～1069のいずれかの方法。
[本発明1071]
前記温度が約0℃～約－200℃である、本発明1053～1070のいずれかの方法。
[本発明1072]
前記温度が約0℃～約－120℃である、本発明1071の方法。
[本発明1073]
前記温度が約－50℃～約－90℃である、本発明1072の方法。
[本発明1074]
前記温度が約－60℃である、本発明1073の方法。
[本発明1075]
前記温度が約－125℃～約－175℃である、本発明1072の方法。
[本発明1076]
前記温度が約－150℃である、本発明1073の方法。
[本発明1077]
前記溶媒が減圧下で除去される、本発明1053～1076のいずれかの方法。
[本発明1078]
前記溶媒が凍結乾燥によって除去される、本発明1077の方法。
[本発明1079]
前記凍結乾燥が、約－20℃～約－100℃の凍結乾燥温度で実施される、本発明1078の方法。
[本発明1080]
前記凍結乾燥温度が約－40℃である、本発明1079の方法。
[本発明1081]
前記減圧が250ｍＴｏｒｒ未満である、本発明1077～1080のいずれかの方法。
[本発明1082]
前記減圧が約100ｍＴｏｒｒである、本発明1081の方法。
[本発明1083]
前記医薬組成物を減圧下で加熱することをさらに含む、本発明1053～1082のいずれかの方法。
[本発明1084]
前記医薬組成物が約0℃～約30℃の温度に加熱される、本発明1083の方法。
[本発明1085]
前記温度が室温付近または約25℃である、本発明1084の方法。
[本発明1086]
前記減圧が250ｍＴｏｒｒ未満である、本発明1083～1085のいずれかの方法。
[本発明1087]
前記減圧が約100ｍＴｏｒｒである、本発明1086の方法。
[本発明1088]
前記減圧が凍結乾燥中の減圧と同じである、本発明1083～1087のいずれかの方法。
[本発明1089]
本発明1053～1088のいずれかの方法に従って調製された、医薬組成物。
本開示の他の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかしながら、本発明の精神および範囲内の様々な変更および修正は、この詳細な説明から当業者には明らかになるであろうから、この詳細な説明および具体例は、本発明の特定の実施形態を示すが、例示のみを目的として与えられることを理解されたい。

Claims

医薬組成物であって、前記医薬組成物は、
（Ａ）治療薬、および
（Ｂ）前記医薬組成物の約１０重量％未満を構成する、賦形剤
を含み、
ここで、前記医薬組成物は、前記治療薬のナノ粒子を含むナノ凝集体として製剤化されており、前記治療薬の前記ナノ粒子の表面は、前記賦形剤の別個のドメインを含み、前記賦形剤の前記別個のドメインは、前記治療薬の前記ナノ粒子間の接触面積を減少させる、
前記医薬組成物。
前記治療薬が結晶形態で存在する、請求項１に記載の医薬組成物。
前記治療薬が非晶質形態で存在する、請求項１に記載の医薬組成物。
前記賦形剤が、前記医薬組成物の約９％ｗ／ｗ～約１％ｗ／ｗを構成する、請求項１～３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記賦形剤が、前記医薬組成物の約５％ｗ／ｗを構成する、請求項１～４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記賦形剤の前記別個のドメインが、前記表面上において、前記賦形剤の１つ以上の不連続ドメインを含む、請求項１～５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記賦形剤の前記別個のドメインが、前記賦形剤の隣接した連続層を含む、請求項１～５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記賦形剤が水溶性である、請求項１～７のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記賦形剤が糖アルコールまたはアミノ酸である、請求項１～８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記賦形剤がマンニトールまたはロイシンである、請求項９に記載の医薬組成物。
前記賦形剤が、前記医薬組成物中にナノドメインとして存在する、請求項１～１０のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記賦形剤の前記ナノドメインが、約５０ｎｍ～約５００ｎｍの大きさを有する、請求項１１に記載の医薬組成物。
約１．５～約７．５μｍの空気動力学的質量中央粒子径を有する、請求項１～１２のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記治療薬が、抗癌剤、抗真菌剤、精神神経用剤、例えば鎮痛剤、意識レベルを変化させる薬剤、例えば麻酔薬または睡眠薬、非ステロイド性抗炎症薬（ＮＳＡＩＤＳ）、駆虫薬、ベータアゴニスト、抗ニキビ薬、抗狭心症薬、抗不整脈薬、抗喘息薬、抗菌薬、抗良性前立腺肥大薬、抗凝固薬、抗うつ薬、抗糖尿病薬、鎮吐薬、抗てんかん薬、抗痛風薬、抗高血圧薬、抗炎症剤、抗マラリア剤、抗片頭痛薬、抗ムスカリン剤、抗腫瘍薬、抗肥満薬、抗骨粗鬆症薬、抗パーキンソン病薬、抗増殖剤、抗原虫薬、抗甲状腺剤、鎮咳薬、抗尿失禁薬、抗ウイルス薬、抗不安薬、食欲抑制剤、ベータブロッカー、心臓変力剤、化学療法薬、認知増強薬、避妊薬、コルチコステロイド、Ｃｏｘ－２阻害剤、利尿薬、勃起不全改善薬、去痰薬、胃腸薬、ヒスタミン受容体拮抗薬、免疫抑制薬、角質溶解薬、脂質調節薬、ロイコトリエン阻害剤、マクロライド、筋弛緩薬、神経遮断薬、栄養剤、オピオイド鎮痛剤、プロテアーゼ阻害剤、および鎮静薬を含む群から選択される、請求項１～１３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記治療薬が抗真菌剤である、請求項１４に記載の医薬組成物。
前記抗真菌剤がボリコナゾールである、請求項１５に記載の医薬組成物。
１種以上の追加の賦形剤をさらに含む、請求項１～１６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
１種以上の追加の治療薬をさらに含む、請求項１～１７のいずれか一項に記載の医薬組成物。
経口投与、脂肪内投与、動脈内投与、関節内投与、頭蓋内投与、皮内投与、病巣内投与、筋肉内投与、鼻腔内投与、眼内投与、心膜内投与、腹腔内投与、胸膜内投与、前立腺内投与、直腸内投与、髄腔内投与、気管内投与、腫瘍内投与、臍帯内投与、膣内投与、静脈内投与、膀胱内投与、硝子体内投与、リポソームでの投与、部分的投与、粘膜投与、非経口投与、直腸投与、結膜下投与、皮下投与、舌下投与、局所投与、経皮投与、膣投与、クリーム形態での投与、脂質組成物の形態での投与、カテーテルによる投与、洗浄による投与、持続注入による投与、注入による投与、吸入による投与、注射による投与、局所送達による投与、または局所灌流による投与のために製剤化されている、請求項１～１８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
吸入による投与のために製剤化されている、請求項１９に記載の医薬組成物。
吸入器で使用するために製剤化されている、請求項１～２０のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記吸入器が、固定用量の組み合わせ吸入器、単回用量の乾燥粉末吸入器、複数用量の乾燥粉末吸入器、複数単位用量の乾燥粉末吸入器、定量吸入器、または加圧定量吸入器である、請求項２１に記載の医薬組成物。
前記吸入器がカプセルベースの吸入器である、請求項２２に記載の医薬組成物。
前記吸入器が低抵抗吸入器である、請求項２１～２３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記吸入器が高抵抗吸入器である、請求項２１～２３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記吸入器が、約１０Ｌ／分～約１５０Ｌ／分の流量で使用される、請求項２１～２５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記吸入器が約０．１ｍｇ～約５０ｍｇの負荷用量を有する、請求項２１～２６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
吸入器が、連続的に負荷された１つ以上の単位用量から、１つのまたは一連の用量を送達するように構成されている、請求項２１～２７のいずれか一項に記載の医薬組成物。
肺の疾患または障害を治療または予防するための、請求項１～２８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記肺の疾患または障害が感染症である、請求項２９に記載の医薬組成物。
前記感染症が真菌感染症である、請求項３０に記載の医薬組成物。
（Ａ）ボリコナゾール、および
（Ｂ）医薬組成物の約１０重量％未満を構成する賦形剤であって、マンニトールまたはロイシンである、賦形剤
を含む、請求項１に記載の医薬組成物であって、
前記医薬組成物は、ボリコナゾールのナノ粒子を含むナノ凝集体として製剤化されており、ボリコナゾールの前記ナノ粒子の表面は、前記賦形剤の別個のドメインを含み、前記賦形剤の前記別個のドメインはボリコナゾールの前記ナノ粒子間の接触面積を減少させる、
前記医薬組成物。