JPWO2020021045A5 - - Google Patents

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JPWO2020021045A5
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図面は、本技術のある特定の実施形態を例証するものであって、制限するものではない。例証を明快かつ容易にするために、図面は縮尺通りに記載されておらず、一部の例では様々な態様は、特定の実施形態の理解を容易にするために、誇張または拡大して示され得る。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された細胞の集団を含む組成物を製造する方法であって、
1または複数の対象から細胞を含有する試料を得ること;
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞を含む枯渇細胞集団を生成する条件下で前記試料からアルファ.ベータT細胞を枯渇させること;ならびに
前記枯渇細胞集団を(a)細胞接着ポリペプチドに免疫特異的に結合する少なくとも1種の外因性ポリペプチド、および(b)前記細胞接着ポリペプチドとは異なるポリペプチドに免疫特異的に結合し、前記試料集団の1種または複数種の細胞の表面上に発現される少なくとも1種の外因性ポリペプチドに接触させることを含む活性化条件に前記枯渇細胞集団を曝露すること;ならびに
前記枯渇細胞集団を少なくとも1種の補助的ポリペプチドに接触させることを含む拡大条件に前記枯渇細胞集団を曝露し、それによってNK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された細胞の集団を含む組成物を生成すること
を含む方法。
(項目2)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された細胞の集団を含む組成物を製造する方法であって、
1または複数の対象から細胞を含有する試料を得ること;
前記試料を(a)細胞接着ポリペプチドに免疫特異的に結合する少なくとも1種の外因性ポリペプチド、および(b)前記細胞接着ポリペプチドとは異なるポリペプチドに免疫特異的に結合し、前記試料集団の1種または複数種の細胞の表面上に発現される少なくとも1種の外因性ポリペプチドに接触させることを含む活性化条件であって、(a)もしくは(b)が可溶性であるか、または(a)および(b)が可溶性である活性化条件に前記試料を曝露すること;ならびに
前記試料を少なくとも1種の補助的ポリペプチドに接触させることを含む拡大条件に前記試料を曝露し、それによってNK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された細胞の集団を含む組成物を生成すること
を含む方法。
(項目3)
前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドが、前記集団におけるガンマ.デルタT細胞の量と比較したNK細胞の量が前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドの量および/またはタイプに依存的であるように選択される、項目1または項目2に記載の方法。
(項目4)
前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドが、前記枯渇細胞集団を前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドに接触させた後に、前記細胞の集団におけるガンマ.デルタT細胞と比較してNK細胞の量を増加または減少させる、項目1~3のいずれかに記載の方法。
(項目5)
前記活性化条件が、非ヒト動物由来の血清を含まない、項目1~4のいずれかに記載の方法。
(項目6)
前記拡大条件が、非ヒト動物由来の血清を含まない、項目1~5のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記活性化条件がフィーダー細胞を含まない、項目1~6のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記拡大条件がフィーダー細胞を含まない、項目1~7のいずれかに記載の方法。
(項目9)
前記試料が、末梢血、肝組織、骨髄、上皮組織、および臍帯血から選択される、項目1~8のいずれかに記載の方法。
(項目10)
前記試料が末梢血である、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記末梢血試料が処理された試料である、項目10に記載の方法。
(項目12)
前記試料が臍帯血である、項目9に記載の方法。
(項目13)
前記臍帯血試料が処理された試料である、項目12に記載の方法。
(項目14)
(b)における前記少なくとも1種の外因性ポリペプチドが、NK細胞活性化受容体、ガンマ.デルタT細胞活性化受容体、または両方に免疫特異的に結合する、項目1~13のいずれかに記載の方法。
(項目15)
前記受容体が、NKp30、NKp44、またはNKp46である、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記受容体がNKp46である、項目15に記載の方法。
(項目17)
(a)における前記外因性ポリペプチドが、CD2に免疫特異的に結合する、項目1~16のいずれかに記載の方法。
(項目18)
(a)もしくは(b)、または(a)および(b)における前記外因性ポリペプチドが、抗体またはその抗原結合性断片である、項目1~17のいずれかに記載の方法。
(項目19)
(a)または(b)のうちの少なくとも1つが可溶性である、項目1~18のいずれかに記載の方法。
(項目20)
(a)および(b)における前記外因性ポリペプチドの両方が可溶性である、項目1~19のいずれかに記載の方法。
(項目21)
(a)における前記外因性ポリペプチドまたは(b)における前記外因性ポリペプチドが基質に結合する、項目1~19のいずれかに記載の方法。
(項目22)
前記活性化条件が、前記試料または枯渇細胞集団を少なくとも2種の外因性ポリペプチドに接触させることを含む、項目1~21のいずれかに記載の方法。
(項目23)
第1の外因性ポリペプチドがCD2に免疫特異的に結合し、第2の外因性ポリペプチドがNKp46に免疫特異的に結合する、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記第1の外因性ポリペプチドおよび/または前記第2の外因性ポリペプチドが、抗体またはその抗原結合性断片である、項目22または項目23に記載の方法。
(項目25)
前記活性化条件のポリペプチド構成要素が、
(a)前記細胞接着ポリペプチドCD2に免疫特異的に結合する外因性ポリペプチド;および
(b)(a)における前記外因性ポリペプチドとは異なり、NKp46に免疫特異的に結合する外因性ポリペプチド
から本質的になるかまたはそれからなる、項目1~24のいずれかに記載の方法。
(項目26)
前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドが、サイトカインおよび/またはガンマ.デルタT細胞上の受容体に免疫特異的に結合するポリペプチドである、項目1~25のいずれかに記載の方法。
(項目27)
前記拡大条件が、前記試料または枯渇細胞集団をサイトカインである少なくとも1種の補助的ポリペプチド、および必要に応じてガンマ.デルタT細胞上の受容体に免疫特異的に結合する補助的ポリペプチドに接触させることを含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記サイトカインがインターロイキン(IL)である、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドが、IL-2、IL-4、IL-15、またはその任意の組合せを含む、項目26~28のいずれかに記載の方法。
(項目30)
前記拡大条件が、前記試料または枯渇細胞集団を
(a)IL-2ポリペプチド、および必要に応じてガンマ.デルタT細胞上の受容体に免疫特異的に結合するポリペプチド;
(b)IL-15ポリペプチド;または
(c)IL-2ポリペプチドおよびIL-15ポリペプチド、ならびに必要に応じてガンマ.デルタT細胞上の受容体に免疫特異的に結合するポリペプチド
に接触させることを含む、項目26~29のいずれかに記載の方法。
(項目31)
前記ガンマ.デルタT細胞上の前記受容体がCD3である、項目26~30のいずれかに記載の方法。
(項目32)
前記ガンマ.デルタT細胞上の受容体に免疫特異的に結合する前記ポリペプチドが、抗体またはその抗原結合性断片である、項目26~31のいずれかに記載の方法。
(項目33)
前記拡大条件が、前記試料を
(a)IL-2ポリペプチド;
(b)IL-15ポリペプチド;
(c)IL-2ポリペプチドおよびIL-15ポリペプチド;
(d)IL-2ポリペプチドおよびCD3に免疫特異的に結合する抗体;または
(e)IL-2ポリペプチド、IL-15ポリペプチドおよびCD3に免疫特異的に結合する抗体
に接触させることを含む、項目32に記載の方法。
(項目34)
CD3に免疫特異的に結合する前記抗体がOKT3である、項目33に記載の方法。
(項目35)
前記活性化および拡大条件が同時にまたは任意の順序で逐次的に実施される、項目1~34のいずれかに記載の方法。
(項目36)
前記少なくとも1種の外因性ポリペプチドが補助的ポリペプチドとしても機能することができる;または
前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドが外因性ポリペプチドとしても機能することができる;または
前記少なくとも1種の外因性ポリペプチドが補助的ポリペプチドとしても機能することができ、かつ前記少なくとも1種の補助的ポリペプチドが外因性ポリペプチドとしても機能することができる、項目1~35のいずれかに記載の方法。
(項目37)
(i)前記拡大条件が、前記試料または枯渇細胞集団をIL-2ポリペプチドに接触させることを含み;
(ii)得られた、NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団が、約25~30%のNK細胞および約70~75%のガンマ.デルタT細胞を含む、項目33~36のいずれかに記載の方法。
(項目38)
(i)前記拡大条件が、前記試料または枯渇細胞集団をIL-15ポリペプチドに接触させることを含み;
(ii)得られた、NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団が、約80~99%のNK細胞および約1~20%のガンマ.デルタT細胞を含む、項目33~36のいずれかに記載の方法。
(項目39)
(i)前記拡大条件が、前記試料または枯渇細胞集団をIL-2ポリペプチドおよびCD3に免疫特異的に結合する抗体に接触させることを含み;
(ii)得られた、NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団が、約40~45%のNK細胞および約55~60%のガンマ.デルタT細胞を含む、項目33~36のいずれかに記載の方法。
(項目40)
前記拡大条件が、
前記試料または枯渇細胞集団を、1種または複数種の補助的ポリペプチドを含む第1の条件セットに接触させ、NK細胞のガンマ.デルタT細胞に対する第1の比を含む第1の細胞集団をもたらすこと;および
前記第1の細胞集団を、1種または複数種の補助的ポリペプチドを含む第2の条件セットに接触させ、NK細胞のガンマ.デルタT細胞に対する所望の最終的な比を含む第2の細胞集団をもたらすことを含み、前記第1の条件セットが前記第2の条件セットとは異なる、項目1~39のいずれかに記載の方法。
(項目41)
前記第1の細胞集団が前記第2の条件セットとの接触前に洗浄される、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記第1の条件セットがIL-2を含み、前記第2の条件セットがIL-15を含む;
前記第1の条件セットがIL-15を含み、前記第2の条件セットがIL-2を含む;
前記第1の条件セットがIL-2およびCD3に免疫特異的に結合する抗体を含み、前記第2の条件セットがIL-15を含む;または
前記第1の条件セットがIL-15およびCD3に免疫特異的に結合する抗体を含み、前記第2の条件セットがIL-2およびCD3に免疫特異的に結合する抗体を含む、項目40または項目41に記載の方法。
(項目43)
CD3に免疫特異的に結合する前記抗体がOKT3である、項目42に記載の方法。
(項目44)
前記試料を前記活性化および拡大条件に曝露する前に、前記試料からアルファ.ベータT細胞を枯渇させ、それによって枯渇細胞集団を生成すること;ならびに
前記枯渇細胞集団を前記活性化および拡大条件に供すること
をさらに含み、
それによってNK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された細胞の集団を含む組成物が得られる、項目2~43のいずれかに記載の方法。
(項目45)
活性化および拡大の前に、前記試料または前記枯渇細胞集団が、NK細胞またはガンマ.デルタT細胞について選択する条件にも、前記アルファ-ベータT細胞以外の細胞を枯渇させる条件にも曝露されない、項目1~44のいずれかに記載の方法。
(項目46)
活性化および拡大の前に、前記試料または前記枯渇細胞集団が、前記試料または前記枯渇細胞集団の全てのCD3+細胞を枯渇させる条件に曝露されない、項目1~45のいずれかに記載の方法。
(項目47)
前記試料または枯渇細胞集団の細胞が、活性化および拡大の前、間、または後に外因性核酸を含まない、項目1~46のいずれかに記載の方法。
(項目48)
前記試料または枯渇細胞集団の細胞が、活性化および拡大の前、間、または後に腫瘍壊死因子受容体も、キメラ抗原受容体(CAR)も、骨髄分化一次応答タンパク質も、自然免疫シグナル伝達アダプターをコードする外因性核酸も含まない、項目1~46のいずれかに記載の方法。
(項目49)
前記試料または枯渇細胞集団の細胞が、活性化および拡大の前、間、または後に遺伝子改変されない、項目1~48のいずれかに記載の方法。
(項目50)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団を、それによって前記ガンマ.デルタ細胞が枯渇される処置に供することをさらに含み、得られた集団がNK細胞から本質的になるかまたはそれからなる、項目1~49のいずれかに記載の方法。
(項目51)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団を、それによって前記NK細胞が枯渇される処置に供することをさらに含み、得られた集団がガンマ.デルタT細胞から本質的になるかまたはそれからなる、項目1~49のいずれかに記載の方法。
(項目52)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団を、NK細胞についての正の選択に供することをさらに含み、それによってNK細胞から本質的になるかまたはそれからなる細胞集団が得られる、項目1~50のいずれかに記載の方法。
(項目53)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団を、ガンマ.デルタ細胞についての正の選択に供することをさらに含み、それによってガンマ.デルタ細胞から本質的になるかまたはそれからなる細胞集団が得られる、項目1~49および51のいずれかに記載の方法。
(項目54)
前記拡大条件が、前記試料または枯渇細胞集団のフィーダー細胞フリー培地中での約1週間から約10週間のインキュベーションを含み、それによってNK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された拡大した細胞の集団を含む組成物が得られる、項目1~53のいずれかに記載の方法。
(項目55)
前記培養条件が、前記試料または枯渇細胞集団のフィーダー細胞フリー培地中での約7日間、8日間、9日間、10日間、11日間、12日間、13日間、14日間、15日間、16日間、17日間、18日間、19日間、20日間、21日間、25日間、30日間、35日間、40日間、45日間、50日間、55日間、もしくは60日間もしくはそれより多くの日数、または約2週間、3週間、4週間、5週間、6週間、7週間、8週間、9週間、もしくは10週間のインキュベーションを含む、項目54に記載の方法。
(項目56)
前記NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された細胞の集団が、前記拡大条件下の30日間で約2logより大きく拡大される、項目1~55のいずれかに記載の方法。
(項目57)
前記細胞の集団が、前記拡大条件下の30日間で約3logより大きく拡大される、項目56に記載の方法。
(項目58)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記拡大した細胞の集団が、疲弊した細胞を含まない、項目1~57のいずれかに記載の方法。
(項目59)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記拡大した細胞の集団が、前記拡大条件の60日後に疲弊した細胞を含まない、項目1~58のいずれかに記載の方法。
(項目60)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記拡大した細胞の集団におけるNK細胞の5%未満、4%未満、3%未満、または2%未満がPD-1マーカーを含み、および/または前記拡大した集団における総細胞もしくは前記拡大した集団における前記ガンマ.デルタT細胞の約20%、15%、10%、またはそれ未満が前記PD-1マーカーを含む、項目1~59のいずれかに記載の方法。
(項目61)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団が、前記集団における総細胞数のパーセンテージとして以下の活性化マーカー:
(a)90%またはそれより多くのKIR5;
(b)10%またはそれより多くのSIGLEC-7;
(c)60%またはそれより多くのKIR3D51;
(d)10%またはそれより多くのKIR2DL1;
(e)25%またはそれより多くのNKp30、NKp44、またはNKp46;
(f)35%またはそれより多くのNKG2D;
(g)90%またはそれより多くのDNAM1;
(h)85%またはそれより多くのNTBA;
(i)95%またはそれより多くのCD2;および
(j)55%またはそれより多くのKIR3DS1
のうちの1つまたは複数を含む、項目1~60のいずれかに記載の方法。
(項目62)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞に関して富化された前記細胞の集団が、80%またはそれより多くの自然免疫細胞を含む、項目1~61のいずれかに記載の方法。
(項目63)
前記細胞の約70%から約100%の間、または少なくとも約70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、もしくは100%がCD56+である、項目62に記載の方法。
(項目64)
前記細胞の約10%から約40%の間、または少なくとも約10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、25%、26%、27%、28%、29%、30%、31%、32%、33%、34%、35%、36%、37%、38%、39%、もしくは40%がCD16+である、項目62または項目63に記載の方法。
(項目65)
前記細胞の5%未満、4%未満、3%未満、または2%未満がCD57+である、項目62~64のいずれかに記載の方法。
(項目66)
前記試料または枯渇細胞集団が、活性化および拡大の間または後にCD4+CD8+細胞を含まない、項目1~65のいずれかに記載の方法。
(項目67)
前記活性化条件および前記拡大条件がビスホスホネートを含まない、項目1~66のいずれかに記載の方法。
(項目68)
前記ビスホスホネートがパミドロネートまたはゾレドロネートである、項目67に記載の方法。
(項目69)
前記ガンマ.デルタT細胞が、V.デルタ.1およびV.デルタ.2発現に関してポリクローナルである、項目1~68のいずれかに記載の方法。
(項目70)
前記ポリクローナルガンマ.デルタT細胞が、V.デルタ.1+およびV.デルタ.1-から選択される少なくとも1つの亜集団、ならびにV.デルタ.2+およびV.デルタ.2-から選択される少なくとも1つの亜集団を含む、項目69に記載の方法。
(項目71)
項目1~70のいずれかに記載の方法によって得ることができるまたは得られた組成物。
(項目72)
改変された末梢血細胞の集団を含む組成物であって、前記集団が
複数のNK細胞および複数のガンマ.デルタT細胞を含み;
アルファ.ベータT細胞が枯渇され;
フィーダー細胞を含まない、組成物。
(項目73)
前記細胞の約25%から約45%の間がNK細胞であり、前記細胞の約55%から約75%の間がガンマ.デルタT細胞である;
前記細胞の約25%から約30%の間がNK細胞であり、前記細胞の約70%から約75%の間がガンマ.デルタT細胞である;
前記細胞の約80%から約99%の間がNK細胞であり、前記細胞の約1%から約20%の間がガンマ.デルタT細胞である;または
前記細胞の約40%から約45%の間がNK細胞であり、前記細胞の約55%から約60%の間がガンマ.デルタT細胞である、項目72に記載の組成物。
(項目74)
前記細胞の30%またはそれより多くが活性化される、項目72または項目73に記載の組成物。
(項目75)
前記改変された細胞の集団が、前記集団における総細胞数のパーセンテージとして以下の活性化マーカー:
(a)90%またはそれより多くのKIR5;
(b)10%またはそれより多くのSIGLEC-7;
(c)60%またはそれより多くのKIR3D51;
(d)10%またはそれより多くのKIR2DL1;
(e)25%またはそれより多くのNKp30、NKp44、またはNKp46;
(f)35%またはそれより多くのNKG2D;
(g)90%またはそれより多くのDNAM1;
(h)85%またはそれより多くのNTBA;
(i)95%またはそれより多くのCD2;および
(j)55%またはそれより多くのKIR3DS1
のうちの1つまたは複数を含む、項目72~74のいずれかに記載の組成物。
(項目76)
前記改変された集団が、80%またはそれより多くの自然免疫細胞を含む、項目72~75のいずれかに記載の組成物。
(項目77)
前記改変された集団が、CD56+である活性化細胞傷害性細胞に関して富化されている、項目72~76のいずれかに記載の組成物。
(項目78)
前記改変細胞が、CD57-である活性化細胞傷害性細胞に関して富化されている、項目72~77のいずれかに記載の組成物。
(項目79)
前記集団が、CD56+CD57-である活性化細胞傷害性細胞に関して富化されている、項目72~78のいずれかに記載の組成物。
(項目80)
前記細胞の約80%から約100%の間、または少なくとも約80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、もしくは100%がCD56+である、項目77~79のいずれかに記載の組成物。
(項目81)
前記細胞の約10%から約40%の間、または少なくとも約10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、20%、21%、22%、23%、24%、25%、26%、27%、28%、29%、30%、31%、32%、33%、34%、35%、36%、37%、38%、39%、もしくは40%がCD16+である、項目77~80のいずれかに記載の組成物。
(項目82)
前記細胞の5%未満、4%未満、3%未満、または2%未満がCD57+である、項目77~81のいずれかに記載の組成物。
(項目83)
NK細胞およびガンマ.デルタT細胞以外の細胞を実質的に含まない、項目72~82のいずれかに記載の組成物。
(項目84)
5パーセント未満のNKT細胞を含む、項目72~83のいずれかに記載の組成物。
(項目85)
1パーセント未満のNKT細胞を含む、項目72~84のいずれかに記載の組成物。
(項目86)
0.1パーセント未満のNKT細胞を含む、項目72~85のいずれかに記載の組成物。
(項目87)
2パーセント未満のアルファ.ベータT細胞を含む、項目72~86のいずれかに記載の組成物。
(項目88)
1パーセント未満のアルファ.ベータT細胞を含む、項目72~87のいずれかに記載の組成物。
(項目89)
0.1パーセント未満のアルファ.ベータT細胞を含む、項目72~88のいずれかに記載の組成物。
(項目90)
前記集団におけるNK細胞のサブセットがCD16+細胞である、項目72~89のいずれかに記載の組成物。
(項目91)
大多数のガンマ.デルタT細胞がCD57-細胞である、項目72~90のいずれかに記載の組成物。
(項目92)
大多数のNK細胞がCD57-細胞である、項目72~91のいずれかに記載の組成物。
(項目93)
前記ガンマ.デルタT細胞が、V.デルタ.1およびV.デルタ.2発現に関してポリクローナルである、項目72~92のいずれかに記載の組成物。
(項目94)
前記ポリクローナルガンマ.デルタT細胞が、V.デルタ.1+およびV.デルタ.1-から選択される少なくとも1つの亜集団、ならびにV.デルタ.2+およびV.デルタ.2-から選択される少なくとも1つの亜集団を含む、項目93に記載の組成物。
(項目95)
大多数のガンマ.デルタT細胞がV.デルタ.1を発現し、少数のガンマ.デルタT細胞がV.デルタ.2を発現する;または
少数のガンマ.デルタT細胞がV.デルタ.1を発現し、大多数のガンマ.デルタT細胞がV.デルタ.2発現を発現する、項目72~94のいずれかに記載の組成物。
(項目96)
前記集団における少数の細胞がCD3陽性細胞であり、前記集団における大多数の細胞がCD3陰性細胞である;または
前記集団における大多数の細胞がCD3陽性細胞であり、前記集団における少数の細胞がCD3陰性細胞である、項目72~95のいずれかに記載の組成物。
(項目97)
NK細胞のガンマ.デルタT細胞に対する比が1より大きい、項目72~96のいずれかに記載の組成物。
(項目98)
NK細胞のガンマ.デルタT細胞に対する比が1未満である、項目72~96のいずれかに記載の組成物。
(項目99)
前記改変された細胞の集団が、約98~99%のNK細胞および約1~2%のガンマ.デルタT細胞を含む、項目97に記載の組成物。
(項目100)
前記改変された細胞の集団が、約25%から約45%の間のNK細胞および約55%から約75%の間のガンマ.デルタT細胞を含む、項目98に記載の組成物。
(項目101)
前記改変された細胞の集団が、約25~30%のNK細胞および約70~75%のガンマ.デルタT細胞を含む、項目98に記載の組成物。
(項目102)
前記改変された細胞の集団が、約40~45%のNK細胞および約55~60%のガンマ.デルタT細胞を含む、項目98に記載の組成物。
(項目103)
前記NK細胞および/または前記ガンマ.デルタT細胞の約50%から約99%もしくはそれより多くの間、または約50%より多くのもしくはそれに等しい、51%より多くのもしくはそれに等しい、52%より多くのもしくはそれに等しい、53%より多くのもしくはそれに等しい、54%より多くのもしくはそれに等しい、55%より多くのもしくはそれに等しい、56%より多くのもしくはそれに等しい、57%より多くのもしくはそれに等しい、58%より多くのもしくはそれに等しい、59%より多くのもしくはそれに等しい、60%より多くのもしくはそれに等しい、6%より多くのもしくはそれに等しい、62%より多くのもしくはそれに等しい、63%より多くのもしくはそれに等しい、64%より多くのもしくはそれに等しい、65%より多くのもしくはそれに等しい、66%より多くのもしくはそれに等しい、67%より多くのもしくはそれに等しい、68%より多くのもしくはそれに等しい、69%より多くのもしくはそれに等しい、70%より多くのもしくはそれに等しい、71%より多くのもしくはそれに等しい、72%より多くのもしくはそれに等しい、73%より多くのもしくはそれに等しい、74%より多くのもしくはそれに等しい、75%より多くのもしくはそれに等しい、76%より多くのもしくはそれに等しい、77%より多くのもしくはそれに等しい、78%より多くのもしくはそれに等しい、79%より多くのもしくはそれに等しい、80%より多くのもしくはそれに等しい、81%より多くのもしくはそれに等しい、82%より多くのもしくはそれに等しい、83%より多くのもしくはそれに等しい、84%より多くのもしくはそれに等しい、85%より多くのもしくはそれに等しい、86%より多くのもしくはそれに等しい、87%より多くのもしくはそれに等しい、88%より多くのもしくはそれに等しい、89%より多くのもしくはそれに等しい、90%より多くのもしくはそれに等しい、91%より多くのもしくはそれに等しい、92%より多くのもしくはそれに等しい、93%より多くのもしくはそれに等しい、94%より多くのもしくはそれに等しい、95%より多くのもしくはそれに等しい、96%より多くのもしくはそれに等しい、97%より多くのもしくはそれに等しい、98%より多くのもしくはそれに等しい、99%より多くのもしくはそれに等しい、80%より多くのもしくはそれに等しい、81%より多くのもしくはそれに等しい、82%より多くのもしくはそれに等しい、83%より多くのもしくはそれに等しい、84%より多くのもしくはそれに等しい、85%より多くのもしくはそれに等しい、86%より多くのもしくはそれに等しい、87%より多くのもしくはそれに等しい、88%より多くのもしくはそれに等しい、89%より多くのもしくはそれに等しい、90%より多くのもしくはそれに等しい、91%より多くのもしくはそれに等しい、92%より多くのもしくはそれに等しい、93%より多くのもしくはそれに等しい、94%より多くのもしくはそれに等しい、95%より多くのもしくはそれに等しい、96%より多くのもしくはそれに等しい、97%より多くのもしくはそれに等しい、98%より多くのもしくはそれに等しい、99%より多くのもしくはそれに等しい、またはその端数、最大100%がCD8+である、項目72~102のいずれかに記載の組成物。
(項目104)
前記NK細胞および/または前記ガンマ.デルタT細胞の2%未満がCD4+である、項目103に記載の組成物。
(項目105)
前記NK細胞および/または前記ガンマ.デルタT細胞の2%未満がCD8+CD4+である、項目103または項目104に記載の組成物。
(項目106)
前記NK細胞の約15%から約30%の間および/または前記ガンマ.デルタT細胞の約55%から85%の間の端数がCD8-CD4-である、項目103~105のいずれかに記載の組成物。
(項目107)
前記集団における前記細胞の約30%から約99%もしくはそれより多くの間、または少なくとも約30%、31%、32%、33%、34%、35%、36%、37%、38%、39%、40%、41%、42%、43%、44%、45%、46%、47%、48%、49%、50%、51%、52%、53%、54%、55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、もしくはその端数、最大100%が、外因性ポリヌクレオチド、変異ポリヌクレオチド、欠失ポリヌクレオチド、またはその組合せを含む遺伝子改変をさらに含む、項目72~106のいずれかに記載の組成物。
(項目108)
前記集団における前記細胞の少なくとも約95%、96%、97%、98%、99%が前記遺伝子改変を含むか、または前記集団における前記細胞の約100%もしくは100%が前記遺伝子改変を含む、項目107に記載の組成物。
(項目109)
前記遺伝子改変が外因性ポリヌクレオチドを含む、項目107または項目108に記載の組成物。
(項目110)
前記外因性ポリヌクレオチドがレトロウイルスベクターまたはレンチウイルスベクター中にある、項目109に記載の組成物。
(項目111)
前記外因性ポリヌクレオチドが、前記改変された細胞集団の1種または複数種の細胞のゲノムに組み込まれる、項目109に記載の組成物。
(項目112)
前記集団における前記細胞がキメラ抗原受容体(CAR)を含む、項目107~111のいずれかに記載の組成物。
(項目113)
前記キメラ抗原受容体がCD19、GD2、HER3、B7H3、CD123、またはCD30のうちの1つまたは複数に免疫特異的に結合する結合分子部分を含む、項目112に記載の組成物。
(項目114)
前記複数のNK細胞および前記複数のガンマ.デルタT細胞を含む前記集団が、1より多くの対象の前記末梢血細胞に由来する、項目72~113のいずれかに記載の組成物。
(項目115)
実施形態72~114のいずれかに記載の組成物および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
(項目116)
遺伝子改変免疫細胞を作製する方法であって、
(a)外因性ポリヌクレオチドを、項目71~106のいずれかに記載の組成物に添加すること;
(b)項目71~106のいずれかに記載の組成物の1種または複数種の細胞においてポリヌクレオチドを変異させること;または
(c)項目71~106のいずれかに記載の組成物の1種または複数種の細胞においてポリヌクレオチドを欠失させること
のうちの1つまたは複数を含む方法。
(項目117)
前記遺伝子改変が、レトロウイルス形質導入、レンチウイルス形質導入、電気穿孔、トランスフェクション、CRISPR/cas9、またはTALENSによる、項目116に記載の方法。
(項目118)
前記遺伝子改変が、(a)でのように外因性ポリヌクレオチドを添加することからなるか、またはそれから本質的になる、項目116または項目117に記載の方法。
(項目119)
前記遺伝子改変が、(a)でのように外因性ポリヌクレオチドを添加すること、および/または(b)でのようにポリヌクレオチドを変異させることを含み、前記外因性ポリヌクレオチドおよび/または前記変異ポリヌクレオチドが前記免疫細胞のゲノムに組み込まれる、項目116~118のいずれかに記載の方法。
(項目120)
前記組み込みが、電気穿孔、トランスフェクション、CRISPR/cas9、またはTALENSによる、項目119に記載の方法。
(項目121)
前記外因性ポリヌクレオチドがキメラ抗原受容体(CAR)をコードする、項目116~121のいずれかに記載の方法。
(項目122)
前記キメラ抗原受容体が、CD19、GD2、HER3、B7H3、CD123、またはCD30のうちの1つまたは複数に免疫特異的に結合する結合分子部分を含む、項目121の方法。
(項目123)
前記集団における前記細胞の約30%から約99%もしくはそれより多くの間、または少なくとも約30%、31%、32%、33%、34%、35%、36%、37%、38%、39%、40%、41%、42%、43%、44%、45%、46%、47%、48%、49%、50%、51%、52%、53%、54%、55%、56%、57%、58%、59%、60%、61%、62%、63%、64%、65%、66%、67%、68%、69%、70%、71%、72%、73%、74%、75%、76%、77%、78%、79%、80%、81%、82%、83%、84%、85%、86%、87%、88%、89%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、もしくはその端数、最大100%が前記遺伝子改変を含む、項目116~122のいずれかに記載の方法。
(項目124)
前記遺伝子改変が外因性ポリヌクレオチドを含む、項目123に記載の方法。
(項目125)
前記集団における前記細胞の約100%または100%が前記外因性ポリヌクレオチドを含む、項目124に記載の方法。
(項目126)
項目71~114のいずれかに記載の組成物、または項目115に記載の医薬組成物、必要に応じて使用のための指示、および必要に応じてサイトカインを含むキット。
(項目127)
前記組成物または前記医薬組成物が、セ氏マイナス4度またはそれ未満にある、項目126に記載のキット。
(項目128)
前記組成物または前記医薬組成物が、セ氏約マイナス75度からセ氏約マイナス80度にある、項目127に記載のキット。
(項目129)
細胞約1×10 個から細胞約1×10 12 個を含む、項目126~128のいずれかに記載のキット。
(項目130)
前記サイトカインがインターロイキンポリペプチドである、項目126~129のいずれかに記載のキット。
(項目131)
前記インターロイキンペプチドがIL-2、IL-4、またはIL-15である、項目130に記載のキット。
(項目132)
非ヒト血清を含まないおよび/またはウシ血清を含まない、項目126~131のいずれかに記載のキット。
(項目133)
異種のものを含まない、項目126~132のいずれかに記載のキット。
(項目134)
外因性フィーダー細胞を含まない、項目126~133のいずれかに記載のキット。
(項目135)
単位剤形の、項目126~134のいずれかに記載のキット。
(項目136)
前記単位剤形が、細胞約1×10 個から細胞約1×10 12 個である、実施形態E10に記載のキット。
(項目137)
各々が1または複数のドナー対象に由来する細胞を含む複数の容器を含む、異なるドナー対象に由来する細胞のコレクションであって、各容器が、項目71~114のいずれか一項に記載の組成物、項目115に記載の医薬組成物、または項目126~136のいずれかに記載のキットを含む、細胞のコレクション。
(項目138)
がんまたは感染症を処置する方法であって、それを必要とする対象に、前記がんまたは感染症を処置するために有効な量の項目71~114のいずれか一項に記載の組成物、項目115に記載の医薬組成物、または項目126~136のいずれかに記載のキットを投与することを含み、前記組成物、前記医薬組成物、またはキットにおける細胞が前記対象に対して同種異系である方法。
(項目139)
がんまたは感染症を処置する方法であって、それを必要とする対象に、前記がんまたは感染症を処置するために有効な量の項目71~114のいずれか一項に記載の組成物、項目115に記載の医薬組成物、または項目126~136のいずれかに記載のキットを投与することを含み、前記組成物、前記医薬組成物、またはキットにおける細胞が前記対象に対して自己である方法。
(項目140)
前記組成物を前記対象に2日またはそれより多くの別々の日に投与することを含む、項目138または項目139に記載の方法。
(項目141)
前記細胞のドナーが前記処置のレシピエントである、項目139または項目140に記載の方法。
(項目142)
前記細胞のドナーが前記処置のレシピエントではない、項目138または項目140に記載の方法。
(項目143)
前記処置のレシピエントが、前記ドナー由来のアルファ.ベータT細胞によって処置した場合にGvHDに罹りやすい、項目142に記載の方法。
(項目144)
前記処置が、約2週間から約4週間の間の間隔で約1単位投薬量から約36またはそれより多くの単位投薬量の間で投与される、項目138~143のいずれかに記載の方法。
(項目145)
前記処置が、単一単位投薬量として毎日1回、2回、3回、4回、もしくは最大5回、または数日間、数週間もしくは数ヶ月間の間に1回、2回、3回、4回、5回、6回、7回、8回、9回、もしくは10回もしくはそれより多く、または2日毎、または週に1回、2回、3回、4回、5回、もしくは6回投与される、項目138~143のいずれかに記載の方法。
(項目146)
前記処置が静脈内(IV)、髄腔内または筋肉内(IM)、腹腔内(IP)、胸膜内、関節腔内に投与されるか、または前記がんもしくは感染症の部位もしくはその近傍に注射もしくは埋め込まれる、項目138~145のいずれかに記載の方法。
(項目147)
前記単位投薬量が、前記対象の体重1キログラムあたり細胞約10 個から細胞約10 10 個の間、または対象あたり細胞約10 個から細胞約10 12 個の間を含む、項目144~146のいずれかに記載の方法。
(項目148)
前記単位投薬量が、対象あたり細胞約10 10 個、または前記対象の体重1キログラムあたり細胞約10 個である、項目147に記載の方法。
(項目149)
前記処置ががんのためである、項目138~148のいずれかに記載の方法。
(項目150)
前記がんが、肺がん、黒色腫、乳がん、前立腺がん、結腸がん、腎細胞癌、卵巣がん、神経芽腫、横紋筋肉腫、白血病もしくはリンパ腫、ホジキンリンパ腫もしくは小児急性リンパ芽球性白血病、非ホジキンリンパ腫、肥満細胞腫もしくは肥満細胞腫瘍、卵巣がんもしくは癌、膵臓がん、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、肝細胞癌、網膜芽腫、乳腺腫瘍、結腸直腸癌、白血病、リンパ腫、急性リンパ芽球性白血病(ALL)もしくは急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病(AML)、組織球肉腫、脳腫瘍、星状細胞腫、膠芽腫、神経腫、結腸癌、子宮頸癌、肉腫、膀胱腫瘍、細網内皮組織の腫瘍、ウィルムス腫瘍、骨がん、骨肉腫、腎臓がん、または頭頸部がん、口腔がん、喉頭がん、転移疾患、または口腔咽頭がんから選択される、項目149に記載の方法。
(項目151)
第2の薬剤が、前記組成物、医薬組成物、またはキットと共投与される、項目149または項目150に記載の方法。
(項目152)
前記第2の薬剤が、がん関連抗原に免疫特異的に結合する抗体である、項目151に記載の方法。
(項目153)
前記がん関連抗原が、α-フェトプロテイン(AFP)、α-アクチニン-4、A3、A33抗体に特異的な抗原、ART-4、B7、B7-H3、Ba733、BAGE、BrE3抗原、CA125、CAMEL、CAP-1、炭酸脱水酵素IX、CASP-8/m、CCL19、CCL21、CD1、CD1a、CD2、CD3、CD4、CD5、CD8、CD11A、CD14、CD15、CD16、CD18、CD19、CD20、CD21、CD22、CD23、CD25、CD29、CD30、CD32b、CD33、CD37、CD38、CD40、CD40L、CD44、CD45、CD46、CD52、CD54、CD55、CD59、CD64、CD66a-e、CD67、CD70、CD70L、CD74、CD79a、CD79b、CD80、CD83、CD95、CD123、CD126、CD132、CD133、CD138、CD147、CD154、CDC27、CDK-4/m、CDKN2A、CTLA4、CXCR4、CXCR7、CXCL12、HIF-1α、結腸特異抗原-p(CSAp)、CEA(CEACAM-5)、CEACAM-6、c-Met、DAM、EGFR、EGFRvIII、EGP-1(TROP-2)、EGP-2、ELF2-M、Ep-CAM、線維芽細胞成長因子(FGF)、Flt-1、Flt-3、葉酸受容体、G250抗原、GAGE、gp100、GRO-β、HLA-DR、HM1.24、ヒト絨毛ゴナドトロピン(HCG)およびそのサブユニット、HER2/neu、HMGB-1、低酸素症誘導因子(HIF-1)、HSP70-2M、HST-2、Ia、IGF-1R、IFN-γ、IFN-α、IFN-β、IFN-λ、IL-4R、IL-6R、IL-13R、IL-15R、IL-17R、IL-18R、IL-2、IL-6、IL-8、IL-12、IL-15、IL-17、IL-18、IL-23、IL-25、インスリン様成長因子-1(IGF-1)、KC4抗原、KS-1抗原、KS1-4、Le-Y、LDR/FUT、マクロファージ遊走阻止因子(MIF)、GD2、MAGE、MAGE-3、MART-1、MART-2、NY-ESO-1、TRAG-3、mCRP、MCP-1、MIP-1A、MIP-1B、MIF、MUC1、MUC2、MUC3、MUC4、MUC5ac、MUC13、MUC16、MUM-1/2、MUM-3、NCA66、NCA95、NCA90、膵臓がんムチン、PD1受容体、胎盤成長因子、p53、PLAGL2、前立腺酸性ホスファターゼ、PSA、PRAME、PSMA、PlGF、ILGF、ILGF-R、L-6、IL-25、RS5、RANTES、T101、SAGE、S100、サバイビン、サバイビン-2B、TAC、TAG-72、テネイシン、TRAIL受容体、TNF-α、Tn抗原、トムソン-フリードライヒ抗原、腫瘍壊死抗原、VEGFR、ED-Bフィブロネクチン、WT-1、17-1A抗原、補体因子C3、C3a、C3b、C5a、C5、血管新生マーカー、bcl-2、bcl-6、およびKrasからなる群から選択される、項目152に記載の方法。
(項目154)
前記抗体が、hR1(抗IGF-1R)、hPAM4(抗ムチン)、KC4(抗ムチン)、hA20(抗CD20)、hA19(抗CD19)、hIMMU31(抗AFP)、hLL1(抗CD74)、hLL2(抗CD22)、抗CD19/CD22二特異性抗体、RFB4(抗CD22)、hMu-9(抗CSAp)、hL243(抗HLA-DR)、hMN-14(抗CEACAM-5)、hMN-15(抗CEACAM-6)、hRS7(抗TROP-2)、hMN-3(抗CEACAM-6)、CC49(抗TAG-72)、J591(抗PSMA)、D2/B(抗PSMA)、G250(抗炭酸脱水酵素IX)、ジヌツキシマブ(抗GD2)、インフリキシマブ(抗TNF-α)、セルトリズマブペゴル(抗TNF-α)、アダリムマブ(抗TNF-α)、アレムツズマブ(抗CD52)、ベバシズマブ(抗VEGF)、セツキシマブ(抗EGFR)、ゲムツズマブ(抗CD33)、イブリツモマブチウキセタン(抗CD20)、パニツムマブ(抗EGFR)、リツキシマブ(抗CD20)、トシツモマブ(抗CD20)、GA101(抗CD20)、トラスツズマブ(抗HER2/neu)、トシリズマブ(抗IL-6受容体)、バシリキシマブ(抗CD25)、ダクリズマブ(抗CD25)、エファリズマブ(抗CD11a)、ムロモナブ-CD3(抗CD3受容体)、ナタリズマブ(抗α4インテグリン)、BWA-3(抗ヒストンH2A/H4)、LG2-1(抗ヒストンH3)、MRA12(抗ヒストンH1)、PR1-1(抗ヒストンH2B)、LG11-2(抗ヒストンH2B)、およびLG2-2(抗ヒストンH2B)から選択される、項目152または項目153に記載の方法。
(項目155)
前記処置が感染症のためである、項目138~148のいずれかに記載の方法。
(項目156)
前記感染症が、細菌病原体、真菌病原体、ウイルス病原体、または原虫病原体の存在によって特徴付けられる、項目155に記載の方法。
(項目157)
前記感染症が、ヘルペス、エボラ、ウエストナイルウイルス、ワクシニアウイルス、エプスタインバーウイルス、A型肝炎ウイルス(HAV);B型肝炎ウイルス(HBV);C型肝炎ウイルス(HCV);ヘルペスウイルス(例えば、HSV-1、HSV-2、HHV-6、CMV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、水疱性口内炎ウイルス(VSV)、Bacilli、Citrobacter、Cholera、Diphtheria、Enterobacter、Gonococci、Helicobacter pylori、Klebsiella、Legionella、Meningococci、mycobacteria、Pseudomonas、Pneumonococci、リケッチア細菌、Salmonella、Serratia、Staphylococci、Streptococci、Tetanus、Aspergillus(A.fumigatus、A.niger等)、Blastomyces dermatitidis、Candida(C.albicans、C.krusei、C.glabrata、C.tropicalis等)、Cryptococcus neoformans、Genus Mucorales(mucor、absidia、rhizopus)、Sporothrix schenkii、Paracoccidioides brasiliensis、Coccidioides immitis、Histoplasma capsulatum、Leptospirosis、Borrelia burgdorferi、蠕虫寄生生物(鉤虫、条虫、吸虫、扁形動物(例えば、Schistosomia)、Giardia lambia、trichinella、Dientamoeba Fragilis、Trypanosoma brucei、Trypanosoma cruzi、またはLeishmania donovaniからなる群から選択される、項目156に記載の方法。
(項目158)
複数のガンマデルタT細胞(γδ);複数のナチュラルキラー細胞(NK);またはγδ細胞およびNK細胞の組合せを含む細胞の治療的組成物。
(項目159)
前記γδおよび/またはNK細胞が組換えによって操作されるか、または遺伝子改変され、
必要に応じて前記γδおよび/またはNK細胞が、外因性または異種タンパク質を細胞外に発現するように組換えによって操作されるかまたは遺伝子改変され、
必要に応じて前記外因性、異種、またはキメラタンパク質がキメラ抗原受容体(CAR)または外因性もしくは異種T細胞受容体(TCR)であり、
必要に応じて前記外因性、異種、もしくはキメラタンパク質もしくはCARが、がん細胞もしくは腫瘍マーカーもしくは感染細胞に対して特異的である(特異的に結合することができる)か、または前記外因性、異種、もしくはキメラタンパク質もしくはCARが、がん細胞もしくは腫瘍マーカーもしくは感染細胞もしくは任意の疾患関連抗原を特異的に標的としてこれに結合することができる抗体に対して特異的である(または特異的に結合することができる)、項目158に記載の細胞の治療的組成物。
(項目160)
前記γδおよび/またはNK細胞がヒト細胞または動物細胞である、項目158または項目159に記載の細胞の治療的組成物。
(項目161)
前記治療的組成物が、静脈内(IV)、髄腔内、もしくは筋肉内(IM)投与のために製剤化されるか、または単位剤形で製剤化され、必要に応じて単位投薬量が細胞約10 個から細胞10 12 個の間を含む、項目158~160のいずれかに記載の細胞の治療的組成物。
(項目162)
前記γδおよび/またはNK細胞がin vivo供給源から単離される、項目158~161のいずれかに記載の細胞の治療的組成物。
(項目163)
前記γδおよび/またはNK細胞が培養において拡大されるか、またはin vivo供給源から単離され、培養において拡大される、項目158~162のいずれかに記載の細胞の治療的組成物。
(項目164)
前記γδおよび/またはNK細胞が、in vivo供給源から単離され、いかなるフィーダー細胞も使用することなくまたはフィーダー細胞層を使用することなく培養において拡大され、それによってフィーダー細胞を欠如する拡大したγδおよび/またはNK細胞の集団を生成する、項目163に記載の細胞の治療的組成物。
(項目165)
前記γδおよび/またはNK細胞がin vivo供給源から単離され、フィーダー細胞またはフィーダー細胞層を使用して培養において拡大され、必要に応じて前記フィーダー細胞が実質的に除去され、および/または殺滅されて、フィーダー細胞を実質的に欠如する拡大したγδおよび/またはNK細胞の集団を生成する、項目163に記載の細胞の治療的組成物。
(項目166)
前記γδおよび/またはNK細胞のin vivo供給源が自己供給源に由来する(必要に応じて、前記γδおよび/またはNK細胞のレシピエントとなる個体に由来する)、または外因性、異種、もしくは同種異系供給源に由来する、項目158~165のいずれかに記載の細胞の治療的組成物。
(項目167)
がん、腫瘍、機能障害細胞または感染細胞を処置する方法であって、
(a)それを必要とする個体に、先行項目のいずれかに記載の細胞の治療的組成物の治療有効量を投与すること、または
(b)(i)先行項目のいずれかに記載の細胞の治療的組成物を提供するまたは提供したこと;および
(ii)それを必要とする個体に、前記細胞の治療的組成物の治療有効量を投与することまたは投与したこと
を含む方法。
(項目168)
それを必要とする前記個体がヒトまたは動物である、項目167に記載の方法。
(項目169)
前記γδおよび/またはNK細胞がin vivo供給源から単離され、必要に応じて前記γδおよび/またはNK細胞のin vivo供給源が、同系もしくは自己供給源に由来する(必要に応じて、前記γδおよび/またはNK細胞のレシピエントとなる個体に由来する)、または外因性、異種、もしくは同種異系供給源、またはその組合せに由来する、項目167または項目168に記載の方法。
(項目170)
前記細胞の治療的組成物が、静脈内(IV)、髄腔内、もしくは筋肉内(IM)投与され、または前記がん、腫瘍、機能障害、もしくは感染細胞にもしくはその近傍に(近くに)注射もしくは埋め込まれ、必要に応じて前記細胞の治療的組成物が埋込物またはゲルとして送達され、必要に応じて前記ゲルがハイドロゲルである、項目167~169のいずれかに記載の方法。
(項目171)
前記細胞の治療的組成物が、単位剤形で投与され、必要に応じて単位投薬量が、細胞約10 個から細胞10 12 個の間、または細胞10 個から細胞10 10 個の間を含み;または1日投与量が細胞約10 個から細胞10 12 個の間、または細胞10 個から細胞10 10 個の間を含む、項目167~170のいずれかに記載の方法。
(項目172)
前記細胞の治療的組成物または単位剤形が、それを必要とする前記個体に数回(複数回)、または数日間、数週間もしくは数ヶ月間の間に2回、3回、4回、5回、6回、7回、8回、9回、もしくは10回またはそれより多く投与され、必要に応じて前記複数の単位剤形の各々が、毎日、2日毎、週に2回、3回、4回、5回、もしくは6回、または週に1回投与される、項目167~171のいずれかに記載の方法。
(項目173)
前記がんまたは腫瘍が、肺がん、黒色腫、乳がん、前立腺がん、結腸がん、腎細胞癌、卵巣がん、神経芽腫、横紋筋肉腫、白血病もしくはリンパ腫、ホジキンリンパ腫もしくは小児急性リンパ芽球性白血病、肥満細胞腫もしくは肥満細胞腫瘍、卵巣がんもしくは癌、膵臓がん、非小細胞肺がん、小細胞肺がん、肝細胞癌、網膜芽腫、乳腺腫瘍、結腸直腸癌、白血病、リンパ腫、急性リンパ芽球性白血病(ALL)もしくは急性リンパ性白血病、急性骨髄性白血病(AML)、組織球肉腫、脳腫瘍、星状細胞腫、膠芽腫、神経腫、結腸癌、子宮頸癌、肉腫、膀胱腫瘍、細網内皮組織の腫瘍、ウィルムス腫瘍、骨がん、骨肉腫、腎臓がん、または頭頸部がん、口腔がん、喉頭がん、または口腔咽頭がんである、項目167~172のいずれかに記載の方法。
(項目174)
それを必要とする前記個体が、最初に、がん関連または腫瘍関連、感染症関連または疾患関連抗原に対する非コンジュゲート抗体を、それを必要とする前記個体に予め投与し、その後先行項目のいずれかに記載の細胞の治療的組成物を投与することによって、がん、感染症、または疾患に対する免疫応答を開始するように誘導され、前記細胞の治療的組成物の少なくとも一部が前記非コンジュゲート抗体に特異的に結合するポリペプチド、必要に応じてCARをその細胞表面上に発現する、項目167~173のいずれかに記載の方法。
(項目175)
それを必要とする前記個体が、がん関連または腫瘍関連、感染症関連または疾患関連抗原に特異的に結合することが可能な抗体を投与され、その後先行項目のいずれかに記載の細胞の治療的組成物を投与され、前記細胞の治療的組成物の少なくとも一部が前記抗体に特異的に結合するポリペプチド、必要に応じてCARをその細胞表面上に発現し、
必要に応じて前記抗体が、前記細胞の治療的組成物の投与の前に、それと共に、またはその後に投与される、項目167~174のいずれかに記載の方法。
(項目176)
前記がん関連または腫瘍関連抗原が、α-フェトプロテイン(AFP)、α-アクチニン-4、A3、A33抗体に特異的な抗原、ART-4、B7、B7-H3、Ba733、BAGE、BrE3抗原、CA125、CAMEL、CAP-1、炭酸脱水酵素IX、CASP-8/m、CCL19、CCL21、CD1、CD1a、CD2、CD3、CD4、CD5、CD8、CD11A、CD14、CD15、CD16、CD18、CD19、CD20、CD21、CD22、CD23、CD25、CD29、CD30、CD32b、CD33、CD37、CD38、CD40、CD40L、CD44、CD45、CD46、CD52、CD54、CD55、CD59、CD64、CD66a-e、CD67、CD70、CD70L、CD74、CD79a、CD79b、CD80、CD83、CD95、CD123、CD126、CD132、CD133、CD138、CD147、CD154、CDC27、CDK-4/m、CDKN2A、CTLA4、CXCR4、CXCR7、CXCL12、HIF-1α、結腸特異抗原-p(CSAp)、CEA(CEACAM-5)、CEACAM-6、c-Met、DAM、EGFR、EGFRvIII、EGP-1(TROP-2)、EGP-2、ELF2-M、Ep-CAM、線維芽細胞成長因子(FGF)、Flt-1、Flt-3、葉酸受容体、G250抗原、GAGE、gp100、GRO-β、HLA-DR、HM1.24、ヒト絨毛ゴナドトロピン(HCG)およびそのサブユニット、HER2/neu、HMGB-1、低酸素症誘導因子(HIF-1)、HSP70-2M、HST-2、Ia、IGF-1R、IFN-γ、IFN-α、IFN-β、IFN-λ、IL-4R、IL-6R、IL-13R、IL-15R、IL-17R、IL-18R、IL-2、IL-6、IL-8、IL-12、IL-15、IL-17、IL-18、IL-23、IL-25、インスリン様成長因子-1(IGF-1)、KC4抗原、KS-1抗原、KS1-4、Le-Y、LDR/FUT、マクロファージ遊走阻止因子(MIF)、GD2(神経外胚葉起源の腫瘍に発現されるジシアロガングリオシド)、MAGE、MAGE-3、MART-1、MART-2、NY-ESO-1、TRAG-3、mCRP、MCP-1、MIP-1A、MIP-1B、MIF、MUC1、MUC2、MUC3、MUC4、MUC5ac、MUC13、MUC16、MUM-1/2、MUM-3、NCA66、NCA95、NCA90、膵臓がんムチン、PD1受容体、胎盤成長因子、p53、PLAGL2、前立腺酸性ホスファターゼ、PSA、PRAME、PSMA、PlGF、ILGF、ILGF-R、L-6、IL-25、RS5、RANTES、T101、SAGE、S100、サバイビン、サバイビン-2B、TAC、TAG-72、テネイシン、TRAIL受容体、TNF-α、Tn抗原、トムソン-フリードライヒ抗原、腫瘍壊死抗原、VEGFR、ED-Bフィブロネクチン、WT-1、17-1A抗原、補体因子C3、C3a、C3b、C5a、C5、血管新生マーカー、bcl-2、bcl-6、およびKrasからなる群から選択される抗原である、項目167~175のいずれかに記載の方法。
(項目177)
前記抗体または前記非コンジュゲート抗体が、hR1(抗IGF-1R)、hPAM4(抗ムチン)、KC4(抗ムチン)、hA20(抗CD20)、hA19(抗CD19)、hIMMU31(抗AFP)、hLL1(抗CD74)、hLL2(抗CD22)、RFB4(抗CD22)、hMu-9(抗CSAp)、hL243(抗HLA-DR)、hMN-14(抗CEACAM-5)、hMN-15(抗CEACAM-6)、hRS7(抗TROP-2)、hMN-3(抗CEACAM-6)、CC49(抗TAG-72)、J591(抗PSMA)、D2/B(抗PSMA)、G250(抗炭酸脱水酵素IX)、インフリキシマブ(抗TNF-α)、セルトリズマブペゴル(抗TNF-α)、アダリムマブ(抗TNF-α)、アレムツズマブ(抗CD52)、ベバシズマブ(抗VEGF)、セツキシマブ(抗EGFR)、ゲムツズマブ(抗CD33)、イブリツモマブチウキセタン(抗CD20)、パニツムマブ(抗EGFR)、リツキシマブ(抗CD20)、トシツモマブ(抗CD20)、GA101(抗CD20)、トラスツズマブ(抗HER2/neu)、トシリズマブ(抗IL-6受容体)、バシリキシマブ(抗CD25)、ダクリズマブ(抗CD25)、エファリズマブ(抗CD11a)、ムロモナブ-CD3(抗CD3受容体)、ナタリズマブ(抗α4インテグリン)、BWA-3(抗ヒストンH2A/H4)、LG2-1(抗ヒストンH3)、MRA12(抗ヒストンH1)、PR1-1(抗ヒストンH2B)、LG11-2(抗ヒストンH2B)、およびLG2-2(抗ヒストンH2B)からなる群から選択される、項目174または175に記載の方法。

Claims (21)

  1. 1または複数の対象からの細胞を含有する試料由来の80~99%のNK細胞を含む組成物を製造する方法であって、
    (a)NK細胞およびγδT細胞を含む枯渇細胞集団を生成する条件下で前記試料からαβT細胞を枯渇させること;
    (b)前記枯渇細胞集団を(a)細胞接着分子ポリペプチドCD2に免疫特異的に結合する抗体またはその抗原結合性断片、および(b)NKp46に免疫特異的に結合する抗体またはその抗原結合性断片に接触させることを含む活性化条件に前記枯渇細胞集団を曝露すること;ならびに
    (c)前記枯渇細胞集団をIL-15に接触させることを含む拡大条件に前記枯渇細胞集団を曝露し、それによって80~99%のNK細胞を含む組成物を生成すること
    を含む方法。
  2. 前記組成物が、1%~20%のγδT細胞を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記拡大条件が、前記枯渇細胞集団のIL-15の存在下での1週間~6週間のインキュベーションを含む、請求項1~2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 1または複数の対象からの細胞を含有する試料由来の70%またはそれより多くのγδT細胞を含む組成物を製造する方法であって、
    (a)NK細胞およびγδT細胞を含む枯渇細胞集団を生成する条件下で前記試料からαβT細胞を枯渇させること;
    (b)前記枯渇細胞集団を(a)細胞接着分子ポリペプチドCD2に免疫特異的に結合する抗体またはその抗原結合性断片、および(b)NKp46に免疫特異的に結合する抗体またはその抗原結合性断片に接触させることを含む活性化条件に前記枯渇細胞集団を曝露すること;ならびに
    (c)前記枯渇細胞集団をIL-2に接触させることを含む拡大条件に前記枯渇細胞集団を曝露し、それによって70~75%のγδT細胞を含む組成物を生成すること
    を含む方法。
  5. 前記組成物が、30%またはそれ未満のNK細胞を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記拡大条件が、前記枯渇細胞集団を、CD3に免疫特異的に結合する抗体またはその抗原結合性断片に接触させることをさらに含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記拡大条件が、前記枯渇細胞集団のIL-2および/または抗CD3抗体の存在下での1週間~6週間のインキュベーションを含む、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記活性化条件が、前記枯渇細胞集団の、(a)細胞接着分子ポリペプチドCD2に免疫特異的に結合する抗体またはその抗原結合性断片;および(b)NKp46に免疫特異的に結合する抗体またはその抗原結合性断片の存在下での1時間~1週間のインキュベーションを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記組成物における総細胞の1%またはそれ未満がαβT細胞である、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記試料からαβT細胞を枯渇させることが、前記試料をαβT細胞受容体に免疫特異的に結合する抗体に接触させることを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記CD2に免疫特異的に結合する前記抗体またはその抗原結合性断片が、モノクローナル抗CD2抗体であり、かつ/または前記NKp46に免疫特異的に結合する前記抗体またはその抗原結合性断片が、モノクローナル抗NKp46抗体である、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記抗CD2抗体および/または抗NKp46抗体が可溶性である、請求項11に記載の方法。
  13. 前記活性化条件および/または拡大条件が、フィーダー細胞を含まない、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記活性化条件および/または拡大条件が、ビスホスホネートを含まない、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記枯渇細胞集団を活性化条件に曝露する前に、前記枯渇細胞集団を遺伝子改変条件に供することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記枯渇細胞集団を拡大条件に曝露した後に、前記枯渇細胞集団を遺伝子改変条件に供することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  17. 前記遺伝子改変が、キメラ抗原受容体をコードする外因性ポリヌクレオチドを前記細胞に導入することを含む、請求項1~16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記活性化条件および拡大条件が同時に実施される、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記活性化条件および拡大条件が逐次的に実施される、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記試料が、末梢血、肝組織、骨髄、上皮組織または臍帯血である、請求項1~19のいずれか一項に記載の方法。
  21. (a)80%~99%のNK細胞および1%~20%のγδT細胞;
    (b)30%またはそれ未満のNK細胞および70%またはそれより多くのγδT細胞;
    (c)25%~30%のNK細胞および70%~75%のγδT細胞;または
    (d)40%~45%のNK細胞および55%~60%のγδT細胞;
    を含む、細胞組成物。
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