JPWO2019241217A5 - - Google Patents
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Description
薬剤コーティングが送達される時には、アプリケータは、配備(例えば、アプリケータからの前進、及び/又は、アプリケータ内への引き込み)時における、薬剤コーティングの損失(ひいては、薬剤の損失)を最小化することを補助する特徴構成を含むことができる。これらの薬剤保護特徴構成は、アプリケータを形成するあるいはアプリケータ内に層を提供する潤滑性材料の使用を含むことができる、もしくは、アプリケータ遠位端によるバルーンの擦り取りを低減させる様々なアプリケータ構成を含むことができる。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位に対してアクセスして拡張させるためのシステムであって、
送達デバイスであって、
近位端と、偏向可能な遠位端と、遠位先端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔と、を有したアプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に対して機械的に結合され、第1流体接続ポートを有したハンドルと、
前記デバイス内腔を通して、前記偏向可能な遠位端の位置へと又は前記偏向可能な遠位端に隣接した位置へと、移動するように構成され、前記第1流体接続ポートに対して流体連通した内部容積を有した拡張可能部材と、
前記アプリケータの前記近位端に対して回転可能に結合された調整ノブと、
近位端と遠位端とを有したプルワイヤであって、前記プルワイヤ内腔を通して延びるとともに、前記プルワイヤの前記遠位端は、前記アプリケータの前記遠位先端に対して取り付けられ、前記プルワイヤの前記近位端は、前記調整ノブに対して結合されている、プルワイヤと、を含む送達デバイスと、
膨脹収縮デバイスであって、
第2流体接続ポートを有したシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、前記第1流体接続ポートに対して流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように構成されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と、を含む膨脹収縮デバイスと、を含む、システム。
(項目2)
前記調整ノブは、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端を、前記ターゲット組織部位に対するアクセスを提供する偏向角度へと偏向させるようにして回転するように、構成されている、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記拡張可能部材は、薬剤コーティングをさらに含み、前記薬剤コーティングは、治療剤を含み、前記治療剤は、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又は結晶形態、を含む、項目1に記載のシステム。
(項目4)
前記膨脹収縮デバイスは、ハウジングをさらに含み、前記ロック機構は、外向きに延び前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、項目1に記載のシステム。
(項目5)
副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位に対してアクセスするためのシステムであって、
近位端と、偏向可能な遠位端と、遠位先端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔と、を有したアプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に対して機械的に結合されたハンドルと、
前記アプリケータの前記近位端に回転可能に結合された調整ノブと、
近位端と遠位端とを有したプルワイヤであって、前記プルワイヤ内腔を通して延びるとともに、前記プルワイヤの前記遠位端は、前記アプリケータの前記遠位先端に対して取り付けられ、前記プルワイヤの前記近位端は、前記調整ノブに対して結合されている、プルワイヤと、を含む、システム。
(項目6)
前記調整ノブは、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端を、前記ターゲット組織部位に対するアクセスを提供する偏向角度へと偏向させるようにして回転するように、構成されている、項目5に記載のシステム。
(項目7)
前記ハンドルは、第1流体接続ポートを含み、前記システムは、前記デバイス内腔を通して、前記偏向可能な遠位端の位置へと又は前記偏向可能な遠位端に隣接した位置へと、移動するように構成され、前記第1流体接続ポートに対して流体連通した内部容積を有した拡張可能部材を、さらに含む、項目5に記載のシステム。
(項目8)
ガイドワイヤをさらに含み、前記ハンドルは、ハウジングと、前記ハウジング内に配置された長尺スロットであって、移動長さを有した長尺スロットと、前記ガイドワイヤに対して結合され前記アプリケータを通して前記ガイドワイヤを前進させるために前記移動長さに沿って移動可能なフィンガースライドと、をさらに含む、項目5に記載のシステム。
(項目9)
前記ガイドワイヤは、編組構成で配置された2つ以上の光ファイバと、可撓性金属ワイヤと、をさらに含む、項目8に記載のシステム。
(項目10)
前記拡張可能部材は、薬剤コーティングをさらに含み、前記薬剤コーティングは、治療剤を含み、前記治療剤は、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又は結晶形態、を含む、項目7に記載のシステム。
(項目11)
前記偏向角度は、約0度~約120度という範囲である、項目6に記載のシステム。
(項目12)
前記ターゲット組織部位は、副鼻腔口、副鼻腔、副鼻腔通路、又はこれらの組合せ、を含み、前記副鼻腔は、上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、又は篩骨洞、である、項目5に記載のシステム。
(項目13)
前記アプリケータは、約2mm~約10mmという範囲の外径を有している、項目5に記載のシステム。
(項目14)
膨脹収縮デバイスであって、
ハウジングと、
第2流体接続ポートを有したシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、前記第1流体接続ポートと流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように構成されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と、を含む、膨脹収縮デバイス。
(項目15)
前記ロック機構は、外向きに延び前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、項目14に記載のデバイス。
(項目16)
副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位に対してアクセスするための方法であって、
システムを前記ターゲット組織部位へと前進させることであって、前記システムは、
近位端と、遠位端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔と、拡張可能デバイスと、を含むアプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に対して固定的に取り付けられたハンドルと、
前記アプリケータの前記遠位先端に対して取り付けられ、前記プルワイヤ内腔を通して近位向きに延びる単一のプルワイヤと、
ガイドワイヤと、
前記アプリケータに対して結合された調整ノブと、を含む、前進させることと、
前記単一のプルワイヤを引き込むことにより、前記アプリケータの前記遠位端を、偏向角度へと偏向させることと、
前記偏向角度でもって、前記アプリケータによって前記ターゲット組織部位に対してアクセスすることと、
前記拡張可能デバイスを、前記デバイス内腔内を通して及び前記ガイドワイヤ上を通して前進させることと、
前記副鼻腔の前記ターゲット組織部位に対して接触するように前記デバイスを拡張させることと、を含む、方法。
(項目17)
前記調整ノブを回転させることにより、前記プルワイヤを直線的に並進移動させる、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記調整ノブを回転させることにより、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端の前記偏向角度を調整することを、さらに含む、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記アプリケータの前記偏向角度をロックすることと、その後に、前記アプリケータの前記偏向角度をロック解除することと、をさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目20)
異なるターゲット組織部位に対してアクセスする時には、前記偏向角度を調整することを、さらに含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記偏向角度は、約0度~約120度という範囲である、項目16に記載の方法。
(項目22)
前記システムは、
ハウジングと、
第2流体接続ポートを有したシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、第1流体接続ポートと流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように構成されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と、を含む膨脹収縮デバイス、をさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目23)
前記ロック機構は、外向きに延び前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記ガイドワイヤ上を通して前記デバイスを前進させるステップと、前記デバイスを拡張させるステップと、を繰り返すことを、前記副鼻腔の同じ又は異なるターゲット組織部位において行う、項目16に記載の方法。
(項目25)
前記拡張可能デバイスを前記ターゲット組織部位に接触させることにより、前記ターゲット組織部位に対して治療剤を送達する、項目16に記載の方法。
(項目26)
前記拡張可能デバイスは、薬剤コーティングを有した拡張可能バルーンを含む、項目22に記載の方法。
(項目27)
前記薬剤コーティングは、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又は結晶形態、を含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記ターゲット組織部位に対してアクセスする際の前記薬剤コーティングの損失を最小化するために保護機構を使用することを、さらに含む、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記保護機構は、フレア状の遠位端を有したアプリケータを通して前記拡張可能バルーンを配備すること、ならびに/もしくは、潤滑性ポリマーから形成された又は潤滑性ポリマーによってコーティングされたデバイス内腔を通して前記拡張可能バルーンを配備すること、を含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記ターゲット組織部位は、副鼻腔口、副鼻腔、副鼻腔通路、又はこれらの組合せ、を含み、前記副鼻腔は、上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、又は篩骨洞、である、項目16に記載の方法。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位に対してアクセスして拡張させるためのシステムであって、
送達デバイスであって、
近位端と、偏向可能な遠位端と、遠位先端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔と、を有したアプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に対して機械的に結合され、第1流体接続ポートを有したハンドルと、
前記デバイス内腔を通して、前記偏向可能な遠位端の位置へと又は前記偏向可能な遠位端に隣接した位置へと、移動するように構成され、前記第1流体接続ポートに対して流体連通した内部容積を有した拡張可能部材と、
前記アプリケータの前記近位端に対して回転可能に結合された調整ノブと、
近位端と遠位端とを有したプルワイヤであって、前記プルワイヤ内腔を通して延びるとともに、前記プルワイヤの前記遠位端は、前記アプリケータの前記遠位先端に対して取り付けられ、前記プルワイヤの前記近位端は、前記調整ノブに対して結合されている、プルワイヤと、を含む送達デバイスと、
膨脹収縮デバイスであって、
第2流体接続ポートを有したシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、前記第1流体接続ポートに対して流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように構成されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と、を含む膨脹収縮デバイスと、を含む、システム。
(項目2)
前記調整ノブは、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端を、前記ターゲット組織部位に対するアクセスを提供する偏向角度へと偏向させるようにして回転するように、構成されている、項目1に記載のシステム。
(項目3)
前記拡張可能部材は、薬剤コーティングをさらに含み、前記薬剤コーティングは、治療剤を含み、前記治療剤は、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又は結晶形態、を含む、項目1に記載のシステム。
(項目4)
前記膨脹収縮デバイスは、ハウジングをさらに含み、前記ロック機構は、外向きに延び前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、項目1に記載のシステム。
(項目5)
副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位に対してアクセスするためのシステムであって、
近位端と、偏向可能な遠位端と、遠位先端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔と、を有したアプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に対して機械的に結合されたハンドルと、
前記アプリケータの前記近位端に回転可能に結合された調整ノブと、
近位端と遠位端とを有したプルワイヤであって、前記プルワイヤ内腔を通して延びるとともに、前記プルワイヤの前記遠位端は、前記アプリケータの前記遠位先端に対して取り付けられ、前記プルワイヤの前記近位端は、前記調整ノブに対して結合されている、プルワイヤと、を含む、システム。
(項目6)
前記調整ノブは、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端を、前記ターゲット組織部位に対するアクセスを提供する偏向角度へと偏向させるようにして回転するように、構成されている、項目5に記載のシステム。
(項目7)
前記ハンドルは、第1流体接続ポートを含み、前記システムは、前記デバイス内腔を通して、前記偏向可能な遠位端の位置へと又は前記偏向可能な遠位端に隣接した位置へと、移動するように構成され、前記第1流体接続ポートに対して流体連通した内部容積を有した拡張可能部材を、さらに含む、項目5に記載のシステム。
(項目8)
ガイドワイヤをさらに含み、前記ハンドルは、ハウジングと、前記ハウジング内に配置された長尺スロットであって、移動長さを有した長尺スロットと、前記ガイドワイヤに対して結合され前記アプリケータを通して前記ガイドワイヤを前進させるために前記移動長さに沿って移動可能なフィンガースライドと、をさらに含む、項目5に記載のシステム。
(項目9)
前記ガイドワイヤは、編組構成で配置された2つ以上の光ファイバと、可撓性金属ワイヤと、をさらに含む、項目8に記載のシステム。
(項目10)
前記拡張可能部材は、薬剤コーティングをさらに含み、前記薬剤コーティングは、治療剤を含み、前記治療剤は、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又は結晶形態、を含む、項目7に記載のシステム。
(項目11)
前記偏向角度は、約0度~約120度という範囲である、項目6に記載のシステム。
(項目12)
前記ターゲット組織部位は、副鼻腔口、副鼻腔、副鼻腔通路、又はこれらの組合せ、を含み、前記副鼻腔は、上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、又は篩骨洞、である、項目5に記載のシステム。
(項目13)
前記アプリケータは、約2mm~約10mmという範囲の外径を有している、項目5に記載のシステム。
(項目14)
膨脹収縮デバイスであって、
ハウジングと、
第2流体接続ポートを有したシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、前記第1流体接続ポートと流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように構成されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と、を含む、膨脹収縮デバイス。
(項目15)
前記ロック機構は、外向きに延び前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、項目14に記載のデバイス。
(項目16)
副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位に対してアクセスするための方法であって、
システムを前記ターゲット組織部位へと前進させることであって、前記システムは、
近位端と、遠位端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔と、拡張可能デバイスと、を含むアプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に対して固定的に取り付けられたハンドルと、
前記アプリケータの前記遠位先端に対して取り付けられ、前記プルワイヤ内腔を通して近位向きに延びる単一のプルワイヤと、
ガイドワイヤと、
前記アプリケータに対して結合された調整ノブと、を含む、前進させることと、
前記単一のプルワイヤを引き込むことにより、前記アプリケータの前記遠位端を、偏向角度へと偏向させることと、
前記偏向角度でもって、前記アプリケータによって前記ターゲット組織部位に対してアクセスすることと、
前記拡張可能デバイスを、前記デバイス内腔内を通して及び前記ガイドワイヤ上を通して前進させることと、
前記副鼻腔の前記ターゲット組織部位に対して接触するように前記デバイスを拡張させることと、を含む、方法。
(項目17)
前記調整ノブを回転させることにより、前記プルワイヤを直線的に並進移動させる、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記調整ノブを回転させることにより、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端の前記偏向角度を調整することを、さらに含む、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記アプリケータの前記偏向角度をロックすることと、その後に、前記アプリケータの前記偏向角度をロック解除することと、をさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目20)
異なるターゲット組織部位に対してアクセスする時には、前記偏向角度を調整することを、さらに含む、項目19に記載の方法。
(項目21)
前記偏向角度は、約0度~約120度という範囲である、項目16に記載の方法。
(項目22)
前記システムは、
ハウジングと、
第2流体接続ポートを有したシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、第1流体接続ポートと流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように構成されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と、を含む膨脹収縮デバイス、をさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目23)
前記ロック機構は、外向きに延び前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記ガイドワイヤ上を通して前記デバイスを前進させるステップと、前記デバイスを拡張させるステップと、を繰り返すことを、前記副鼻腔の同じ又は異なるターゲット組織部位において行う、項目16に記載の方法。
(項目25)
前記拡張可能デバイスを前記ターゲット組織部位に接触させることにより、前記ターゲット組織部位に対して治療剤を送達する、項目16に記載の方法。
(項目26)
前記拡張可能デバイスは、薬剤コーティングを有した拡張可能バルーンを含む、項目22に記載の方法。
(項目27)
前記薬剤コーティングは、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又は結晶形態、を含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記ターゲット組織部位に対してアクセスする際の前記薬剤コーティングの損失を最小化するために保護機構を使用することを、さらに含む、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記保護機構は、フレア状の遠位端を有したアプリケータを通して前記拡張可能バルーンを配備すること、ならびに/もしくは、潤滑性ポリマーから形成された又は潤滑性ポリマーによってコーティングされたデバイス内腔を通して前記拡張可能バルーンを配備すること、を含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記ターゲット組織部位は、副鼻腔口、副鼻腔、副鼻腔通路、又はこれらの組合せ、を含み、前記副鼻腔は、上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、又は篩骨洞、である、項目16に記載の方法。
Claims (29)
- 副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位にアクセスして拡張させるためのシステムであって、
送達デバイスであって、
アプリケータであって、前記アプリケータは、近位端と、偏向可能な遠位端と、遠位先端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔とを有する、アプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に機械的に結合され、第1流体接続ポートを有するハンドルと、
前記デバイス内腔を通して、前記偏向可能な遠位端の位置へ又は前記偏向可能な遠位端に隣接した位置へ移動するように構成され、前記第1流体接続ポートと流体連通した内部容積を有する拡張可能部材と、
前記アプリケータの前記近位端に回転可能に結合された調整ノブと、
近位端と遠位端とを有するプルワイヤであって、前記プルワイヤは、前記プルワイヤ内腔を通して延びており、前記プルワイヤの前記遠位端は、前記アプリケータの前記遠位先端に取り付けられ、前記プルワイヤの前記近位端は、前記調整ノブに結合されている、プルワイヤと
を含む、送達デバイスと、
膨脹収縮デバイスであって、
第2流体接続ポートを有するシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、前記第1流体接続ポートと流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように配列されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と
を含む、膨脹収縮デバイスと
を含む、システム。 - 前記調整ノブは、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端を、前記ターゲット組織部位へのアクセスを提供する偏向角度へ偏向させるように回転するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
- 前記拡張可能部材は、薬剤コーティングをさらに含み、前記薬剤コーティングは、治療剤を含み、前記治療剤は、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又はこれらの結晶形態を含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記膨脹収縮デバイスは、ハウジングをさらに含み、前記ロック機構は、外向きに延びて前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、請求項1に記載のシステム。
- 副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位にアクセスするためのシステムであって、
アプリケータであって、前記アプリケータは、近位端と、偏向可能な遠位端と、遠位先端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔とを有する、アプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に機械的に結合されたハンドルと、
前記アプリケータの前記近位端に回転可能に結合された調整ノブと、
近位端と遠位端とを有するプルワイヤであって、前記プルワイヤは、前記プルワイヤ内腔を通して延びており、前記プルワイヤの前記遠位端は、前記アプリケータの前記遠位先端に取り付けられ、前記プルワイヤの前記近位端は、前記調整ノブに結合されている、プルワイヤと
を含む、システム。 - 前記調整ノブは、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端を、前記ターゲット組織部位へのアクセスを提供する偏向角度へ偏向させるように回転するように構成されている、請求項5に記載のシステム。
- 前記ハンドルは、第1流体接続ポートを含み、前記システムは、前記デバイス内腔を通して、前記偏向可能な遠位端の位置へ又は前記偏向可能な遠位端に隣接した位置へ移動するように構成され、前記第1流体接続ポートと流体連通した内部容積を有する拡張可能部材をさらに含む、請求項5に記載のシステム。
- ガイドワイヤをさらに含み、前記ハンドルは、ハウジングと、前記ハウジング内に配置された長尺スロットであって、移動長さを有する長尺スロットと、前記ガイドワイヤに結合され、前記アプリケータを通して前記ガイドワイヤを前進させるために前記移動長さに沿って移動可能なフィンガースライドとをさらに含む、請求項5に記載のシステム。
- 前記ガイドワイヤは、編組構成で配列された2つ以上の光ファイバと、可撓性金属ワイヤとをさらに含む、請求項8に記載のシステム。
- 前記拡張可能部材は、薬剤コーティングをさらに含み、前記薬剤コーティングは、治療剤を含み、前記治療剤は、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又はこれらの結晶形態を含む、請求項7に記載のシステム。
- 前記偏向角度は、約0度~約120度という範囲である、請求項6に記載のシステム。
- 前記ターゲット組織部位は、副鼻腔口、副鼻腔、副鼻腔通路、又はこれらの組合せを含み、前記副鼻腔は、上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、又は篩骨洞である、請求項5に記載のシステム。
- 前記アプリケータは、約2mm~約10mmという範囲の外径を有している、請求項5に記載のシステム。
- 膨脹収縮デバイスであって、
ハウジングと、
第2流体接続ポートを有するシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、前記第1流体接続ポートと流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように配列されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と
を含む、膨脹収縮デバイス。 - 前記ロック機構は、外向きに延びて前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、請求項14に記載のデバイス。
- 副鼻腔に関連した1つ又は複数のターゲット組織部位にアクセスするためのシステムであって、
近位端と、遠位端と、デバイス内腔と、プルワイヤ内腔と、拡張可能デバイスとを含むアプリケータと、
前記アプリケータの前記近位端に固定的に取り付けられたハンドルと、
前記アプリケータの前記遠位先端に取り付けられ、前記プルワイヤ内腔を通して近位向きに延びる単一のプルワイヤと、
ガイドワイヤと、
前記アプリケータに結合された調整ノブと
を含み、
前記システムは、前記ターゲット組織部位へ前進させられるように構成され、
前記アプリケータの前記遠位端は、前記単一のプルワイヤの引き込みにより、偏向角度へ偏向させられるように構成され、
前記アプリケータは、前記偏向角度で前記ターゲット組織部位にアクセスするように構成され、
前記拡張可能デバイスは、前記デバイス内腔内で及び前記ガイドワイヤ上で前進させられるように構成され、
前記デバイスは、前記副鼻腔の前記ターゲット組織部位に接触するように拡張させられるように構成される、システム。 - 前記調整ノブの回転は、前記プルワイヤを直線的に並進移動させる、請求項16に記載のシステム。
- 前記調整ノブの回転は、前記アプリケータの前記偏向可能な遠位端の前記偏向角度を調整する、請求項16に記載のシステム。
- 前記アプリケータの前記偏向角度をロックし、前記アプリケータの前記偏向角度をロック解除するための手段をさらに含む、請求項16に記載のシステム。
- 異なるターゲット組織部位がアクセスされるとき、前記偏向角度は、調整される、請求項19に記載のシステム。
- 前記偏向角度は、約0度~約120度という範囲である、請求項16に記載のシステム。
- 前記システムは、膨脹収縮デバイスをさらに含み、前記膨脹収縮デバイスは、
ハウジングと、
第2流体接続ポートを有するシリンジバレルであって、前記第2流体接続ポートは、第1流体接続ポートと流体連通するように構成されている、シリンジバレルと、
前記シリンジ内の長さにわたって可逆的に移動するように配列されたプランジャと、
前記プランジャが前記シリンジ内において押し込まれ得る長さを制限するように構成されたロック機構と
を含む、請求項16に記載のシステム。 - 前記ロック機構は、外向きに延びて前記ハウジングと物理的に干渉するように構成された一対の爪を含む、請求項22に記載のシステム。
- 前記ターゲット組織部位への前記拡張可能デバイスの接触は、前記ターゲット組織部位に治療剤を送達する、請求項16に記載のシステム。
- 前記拡張可能デバイスは、薬剤コーティングを有する拡張可能バルーンを含む、請求項22に記載のシステム。
- 前記薬剤コーティングは、フロ酸モメタゾン、あるいは、その薬学的に許容される、塩、溶媒和物、水和物、エステル、遊離塩基、光学異性体、ラセミ体、多形体、非晶質、又はこれらの結晶形態を含む、請求項25に記載のシステム。
- 前記ターゲット組織部位にアクセスする際の前記薬剤コーティングの損失を最小化するように構成される保護機構をさらに含む、請求項25に記載のシステム。
- 前記保護機構は、フレア状の遠位端を有するアプリケータを通した前記拡張可能バルーンの配備、ならびに/もしくは、潤滑性ポリマーから形成された又は潤滑性ポリマーによってコーティングされたデバイス内腔を通した前記拡張可能バルーンの配備を含む、請求項27に記載のシステム。
- 前記ターゲット組織部位は、副鼻腔口、副鼻腔、副鼻腔通路、又はこれらの組合せを含み、前記副鼻腔は、上顎洞、前頭洞、蝶形骨洞、又は篩骨洞である、請求項16に記載のシステム。
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