JPWO2019239838A1 - 絶縁型sepicコンバータ回路 - Google Patents

絶縁型sepicコンバータ回路 Download PDF

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Abstract

絶縁型SEPICコンバータ回路の電源側の回路が、第1及び第2インダクタ、及びスイッチング素子を含み、負荷側の回路が第3インダクタを含む。スイッチング素子がオンになると電源から第1インダクタに電流が流れ、スイッチング素子がオフになると第1インダクタと第2インダクタとが直列に接続された回路に電流が流れる。第1、第2、及び第3インダクタが共通の支持体に組み込まれて相互に磁気結合している。第1インダクタと第2インダクタとの結合係数、第2インダクタと第3インダクタとの結合係数、及び第3インダクタと第1インダクタとの結合係数のうち、第2インダクタと第3インダクタとの結合係数または第3インダクタと第1インダクタとの結合係数が、他の2つの結合係数より高い。

Description

本発明は、絶縁型SEPICコンバータ回路に関する。
SEPICコンバータ回路の1つのインダクタを変成器に置き換えた絶縁型SEPICコンバータ回路が公知である(特許文献1)。絶縁型SEPICコンバータ回路においては、電源側の回路にインダクタと変成器の一次巻線とが直列に接続され、負荷側の回路に変成器の二次巻線が接続される。
特許文献1に開示された絶縁型SEPICコンバータ回路においては、コアを中心として3つの巻線が巻き付けられたトランスが用いられる。
特開2006−340432号公報
絶縁型SEPICコンバータ回路の電力変換効率を高めることが望まれている。本発明の目的は、変換効率を高めることが可能な絶縁型SEPICコンバータ回路を提供することである。
本発明の一観点によると、
電源側の回路の一部を構成する第1インダクタ、第2インダクタ、及びスイッチング素子と
負荷側の回路の一部を構成する第3インダクタと
を有し
前記スイッチング素子がオンになると電源から前記第1インダクタに電流が流れ、前記スイッチング素子がオフになると前記第1インダクタと前記第2インダクタとが直列に接続された回路に電流が流れ、
前記第1インダクタ、前記第2インダクタ、及び前記第3インダクタが共通の支持体に組み込まれて相互に磁気結合しており、前記第1インダクタと前記第2インダクタとの結合係数、前記第2インダクタと前記第3インダクタとの結合係数、及び前記第3インダクタと前記第1インダクタとの結合係数のうち、前記第2インダクタと前記第3インダクタとの結合係数または前記第3インダクタと前記第1インダクタとの結合係数が、他の2つの結合係数より高い絶縁型SEPICコンバータ回路が提供される。
第1インダクタ、第2インダクタ、及び第3インダクタの結合係数を上述のように設定することにより、電力変換効率を高めることができる。
図1は、実施例による絶縁型SEPICコンバータ回路の等価回路図である。 図2A及び図2Bは、それぞれ第1インダクタ及び変成器を含むインダクタ部品の正面図及び底面図である。 図3は、インダクタ電流の波形を示すグラフである。 図4は、結合係数K12、結合係数K31、及び結合係数K23のうち1つの結合係数を他の2つの結合係数より大きくした条件、及び結合係数K12、K23、K31が同一の条件で、出力電圧の平均値を求めるシミュレーションを行った結果を示すグラフである。 図5は、第1インダクタの自己インダクタンスがばらついたときに、第1インダクタを流れる電流の振幅(ピークツーピーク値)をシミュレーションによって求めた結果を示すグラフである。
図1から図5までの図面を参照して、本願発明の実施例による絶縁型SEPICコンバータ回路について説明する。
図1は、実施例による絶縁型SEPICコンバータ回路の等価回路図である。
変成器30を介して電源側の回路10と負荷側の回路20とが結合している。電源側の回路10は、電源11、第1コンデンサ12、第1インダクタ13、スイッチング素子14、第2コンデンサ15、及び変成器30の一次巻線からなる第2インダクタ16を含む。第1コンデンサ12は電源11に対して並列に接続されている。電源11によって第1コンデンサ12が充電される。
第1コンデンサ12、第1インダクタ13、及びスイッチング素子14により、第1ループ回路17が構成される。第2コンデンサ15、スイッチング素子14、及び第2インダクタ16により、第2ループ回路18が構成される。スイッチング素子14がオフのとき、第1コンデンサ12、第1インダクタ13、第2コンデンサ15、第2インダクタ16によって第3ループ回路19が構成される。
負荷側の回路20は、変成器30の二次巻線からなる第3インダクタ21、ダイオード22、第3コンデンサ23、及び負荷24を含む。第3インダクタ21、ダイオード22、及び第3コンデンサ23により、第4ループ回路25が構成される。第3コンデンサ23及び負荷24により、第5ループ回路26が構成される。
以下、図1に示した絶縁型SEPICコンバータ回路の動作について簡単に説明する。スイッチング素子14がオンになると、第1ループ回路17が閉じることにより、電源11及び第1コンデンサ12から第1インダクタ13に電流が流れる。さらに、第2ループ回路18が閉じることにより、第2コンデンサ15から第2インダクタ16に電流が流れる。
スイッチング素子14がオフになると、第1ループ回路17が開放されることにより、第1インダクタ13を流れていた電流が第3ループ回路19を流れ始める。すなわち、第1インダクタ13と第2インダクタ16とが直列に接続された回路に電流が流れる。さらに、第2ループ回路18が開放されることにより、第2ループ回路18を流れていた電流が流れなくなる。その結果、第2インダクタ16に流れる電流の向きが反転する。第2インダクタ16に流れる電流の向きが反転することにより、第4ループ回路25に電流が流れる。この電流により、第3コンデンサ23が充電される。負荷24には、スイッチング素子14のオンオフに係わらず、第3コンデンサ23の放電電流が流れる。
図2A及び図2Bは、それぞれ第1インダクタ13及び変成器30を含むインダクタ部品40の正面図及び底面図である。円柱状または角柱状のコア(磁芯)31の両端にそれぞれ鍔部32が設けられている。インダクタ部品40は、プリント基板に表面実装される。プリント基板に実装された状態で、コア31の中心軸が基板の表面に対して平行になる。プリント基板に実装された状態で、インダクタ部品40のプリント基板側を向く面を底面といい、その反対側を向く面を上面ということとする。
2つの鍔部32の一方の上面から他方の上面まで天板33が架け渡されている。コア31、鍔部32、及び天板33には、フェライト等の磁性材料が用いられる。2つの鍔部32の各々の底面に、第1電極35、第2電極36、及び第3電極37が設けられている。
第2インダクタ16の巻線及び第3インダクタ21の巻線が、バイファイラ巻きの態様でコア31に巻き付けられている。ここで、バイファイラ巻きとは、2本の巻線を隣り合わせにしてコア31に巻き付ける巻き方を意味する。バイファイラ巻きは、2本の巻線の間の密な磁気結合を得るのに適した巻き方である。第1インダクタ13の巻線が、第2インダクタ16及び第3インダクタ21の巻線の外側に巻き付けられている。第1インダクタ13と第2インダクタ16との結合係数をK12と表記する。第2インダクタ16と第3インダクタ21との結合係数をK23と表記する。第3インダクタ21と第1インダクタ13との結合係数をK31と表記する。
第2インダクタ16の巻線と第3インダクタ21の巻線とをバイファイラ巻きにすることにより、両者は磁気的に密結合し、例えば結合係数K23が0.99以上になる。第1インダクタ13の巻線の巻き径を調整することにより、結合係数K12及び結合係数K31を調整することができる。
このように、第1インダクタ13、第2インダクタ16、及び第3インダクタ21は、コア31を共有した一体型のインダクタ部品40を構成する。
第1インダクタ13の巻線の両端の各々が、第1電極35の各々に接続されている。第2インダクタ16の巻線の両端の各々が、第2電極36の各々に接続されている。第3インダクタ21の巻線の両端の各々が、第3電極37の各々に接続されている。
次に、上記実施例の優れた効果について説明する。
上記実施例では、第2インダクタ16と第3インダクタ21とを密に結合させることにより、絶縁型SEPICコンバータ回路が構成される。電源側の回路10と負荷側の回路20とが電気的に絶縁されるため、感電の危険性が低減するという効果が得られる。なお、第1インダクタ13と第3インダクタ21とを密に結合させることにより、電源側の回路10から負荷側の回路20にエネルギを伝送してもよい。第1インダクタ13と第3インダクタ21とを密に結合させるためには、第1インダクタ13の巻線と第3インダクタ21の巻線とを、コア31(図2A、図2B)にバイファイラ巻きの態様で巻き付けるとよい。この場合、第2インダクタ16の巻線は、バイファイラ巻きされた第1インダクタ13及び第3インダクタ21の巻線の上に巻き付ければよい。なお、第2インダクタ16の巻線を、バイファイラ巻きされた第1インダクタ13及び第3インダクタ21の巻線の間に巻き付けてもよい。この場合、第2インダクタ16の巻線と、第1インダクタ13及び第3インダクタ21の巻線との間隔を、第1インダクタ13の巻線と第3インダクタ21の巻線との間隔より広くすればよい。このような構成にすることにより、結合係数K12、K23より、結合係数K31を大きくすることができる。
また、上記実施例では、第1インダクタ13、第2インダクタ16、及び第3インダクタ21が1つのインダクタ部品40(図2A、図2B)として提供される。このため、絶縁型SEPICコンバータ回路の部品点数を削減することができる。その結果、コストダウン、及び省スペース化を実現することが可能になる。
上記実施例では、第1インダクタ13と第2インダクタ16とが磁気的に結合している。このため、それぞれのインダクタンスが増大され、第1インダクタ13及び第2インダクタ16を流れるインダクタ電流のリップル成分を低減させ、電力効率を向上させることができる。
次に、図3を参照して、インダクタ電流のリップル成分を低減させることができることを確認するために行ったシミュレーションについて説明する。このシミュレーションでは、図1に示した電源11の出力電圧を12Vに設定し、負荷24に印加される出力電圧が5Vになる条件を採用した。第1コンデンサ12の静電容量を1μF、第2コンデンサ15及び第3コンデンサ23の静電容量を11μF、負荷24の抵抗値を5Ω、第1インダクタ13、第2インダクタ16、及び第3インダクタ21の自己インダクタンスを4μHとした。
スイッチング素子14を5MHzでスイッチングしたときに、第1インダクタ13に流れるインダクタ電流の波形を、結合係数K12が0、0.5、及び0.99の場合について求めた。なお、結合係数K31は、結合係数K12と同一とし、結合係数K23は1に設定した。
図3は、インダクタ電流の波形を示すグラフである。横軸は時間を単位「μs」で表し、縦軸はインダクタ電流の大きさを単位「A」で表す。図3のグラフ中の破線、細い実線、及び太い実線は、それぞれ結合係数K12=0、K12=0.5、及びK12=0.99のときの波形を示す。結合係数K12が大きくなるにしたがって、インダクタ電流のリップル成分が小さくなっていることが確認された。
次に、図4を参照して、電源側の回路10から負荷側の回路20への電力の伝達損失を低減するための好ましい条件について説明する。
結合係数K12、K23、及びK31のうち1つの結合係数を他の2つの結合係数より大きくした条件、及び結合係数K12、K23、K31を同一にした条件で、出力電圧の平均値を求めるシミュレーションを行った。このシミュレーションでは、図1に示した電源11の出力電圧を25Vに設定した。さらに、変成器30を1つの第2インダクタ16に置き換えた非絶縁型SEPICコンバータの構成を採用したときに、負荷24に印加される出力電圧が19Vになるようにスイッチングのオンオフの比率を設定した。第1コンデンサ12の静電容量を1μF、第2コンデンサ15及び第3コンデンサ23の静電容量を11μF、負荷24の抵抗値を19Ω、第1インダクタ13、第2インダクタ16、及び第3インダクタ21の自己インダクタンスを10μHとした。結合係数K12、K23、及びK31のいずれか1つを1に設定し、他の2つを変化させた場合、及び3つの結合係数を共に変化させた場合についてシミュレーションを行った。
図4は、シミュレーションの結果を示すグラフである。横軸は変化させた結合係数の値を表し、縦軸は、負荷24に印加される出力電圧の平均値を単位「V」で表す。図4のグラフ中の四角記号、三角記号、及び丸記号は、それぞれ結合係数K23=1、K31=1、及びK12=1に設定した場合のシミュレーション結果を示す。五角形記号は、結合係数を、K12=K23=K31の条件で変化させた場合のシミュレーション結果を示す。
結合係数K12を1に設定した場合には、他の2つの結合係数K23、K31が1から低下すると、出力電圧の平均値が19Vから低下してしまう。これに対し、結合係数K23またはK31を1に設定した場合には、他の2つの結合係数が1から低下しても、出力電圧の平均値が19Vからほとんど低下しない。
図4に示したシミュレーションでは、結合係数K23またはK31を1に設定したが、結合係数は必ずしも1である必要はない。結合係数K23及びK31の少なくとも一方を、他の2つの結合係数より高くすることにより、電力の伝達損失を低減させ、出力電圧の低下を抑制することができる。
また、K12=K23=K31の条件で結合係数を変化させた場合にも、結合係数が低下するに従って出力電圧の平均値が19Vから低下する。安定した出力電圧を供給する目安として、出力電圧の変動幅が±5%未満であることが求められる。図4に五角形記号で示したシミュレーション結果から、K12=K23=K31の条件下で、結合係数を0.97以上にすることが好ましいことがわかる。結合係数K23及びK31のうち1つを最も高くする場合には、最も高くする方の結合係数を0.97以上にすることが好ましい。
次に、図5を参照して、最も高くする結合係数以外の2つの結合係数の好ましい条件について説明する。
第1インダクタ13の自己インダクタンスがばらついたときに、第1インダクタ13を流れる電流の振幅(ピークツーピーク値)をシミュレーションによって求めた。このシミュレーションでは、結合係数K23を1に設定し、他の2つの結合係数K12及びK31を0.3から0.9まで変化させた。シミュレーション条件は、図4に示したシミュレーションの条件と同一である。
図5は、シミュレーションの結果を示すグラフである。横軸は結合係数K12及びK31を表し、縦軸は第1インダクタ13を流れる電流の振幅を単位「A」で表す。図5のグラフ中の細い実線は、第1インダクタ13の自己インダクタンスが定格値10μHであるとき、すなわち定格値に対する誤差率が0%のときの電流の振幅を示す。破線及び太い実線は、それぞれ第1インダクタ13の自己インダクタンスの定格値に対する誤差率が−10%及び−20%のときの電流の振幅を示す。電流の振幅はリップル成分に相当する。
第1インダクタ13の自己インダクタンスが定格値からずれると、第1インダクタ13を流れる電流の振幅(リップル成分)が大きくなることがわかる。第1インダクタ13の自己インダクタンスが定格値に等しい場合には、結合係数K12及びK31が大きくなると第1インダクタ13を流れる電流のリップル成分が減少している。ところが、第1インダクタ13の自己インダクタンスが定格値からずれている場合には、結合係数K12、K31が0.7より大きい範囲でリップル成分が大きくなってしまう。
第1インダクタ13の自己インダクタンスには、20%程度の製造上のばらつきが生じ得る。第1インダクタ13の自己インダクタンスの定格値からのずれを考慮すると、結合係数K12及びK31を大きくすればよいというわけではないことがわかる。図5に示したグラフから、結合係数K12及びK31が0.5以上0.7以下の範囲内であれば、第1インダクタ13の自己インダクタンスが定格値からずれても、第1インダクタ13を流れる電流のリップル成分が相対的に小さくなっていることがわかる。第1インダクタ13の自己インダクタンスに定格値からのずれが生じ得ることを想定すると、結合係数K12及びK31を0.5以上0.7以下の範囲に設定することが好ましい。
第2インダクタ16の巻線と第3インダクタ21の巻線とをバイファイラ巻きにして結合係数K23を最大にする構造では、他の2つの結合係数K12及びK31はほぼ等しくなる。このため、結合係数K12とK31との相違を考慮する必要はない。
また、結合係数K31を他の2つの結合係数K12及びK23より大きくする場合には、最大の結合係数K31以外の結合係数K12及びK23を0.5以上0.7以下の範囲内に設定するとよい。
次に、上記実施例の変形例について説明する。上記実施例では、インダクタ部品40(図2A、図2B)を、巻線工法を用いて作製したが、フォトリソグラフィ工法、または積層工法等を用いてインダクタ部品40を作製してもよい。
上記実施例では、第2インダクタ16及び第3インダクタ21の巻線を共通のコア31(図2A)にバイファイラ巻きの態様で巻き付け、その上に第1インダクタ13の巻線を巻き付けたが、必ずしも共通のコア31に巻き付ける必要はない。例えば、3つのインダクタを、それぞれ相互に磁気的に結合した異なるコアに巻き付けてもよい。この場合、これらのコアを含む共通の支持体に3つのインダクタを組み込むことにより、一体型のインダクタ部品とするとよい。
上述の実施例及び変形例は例示であり、実施例及び変形例で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。実施例及び変形例の同様の構成による同様の作用効果については実施例及び変形例ごとには逐次言及しない。さらに、本発明は上述の実施例及び変形例に制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 電源側の回路
11 電源
12 第1コンデンサ
13 第1インダクタ
14 スイッチング素子
15 第2コンデンサ
16 第2インダクタ
17 第1ループ回路
18 第2ループ回路
19 第3ループ回路
20 負荷側の回路
21 第3インダクタ
22 ダイオード
23 第3コンデンサ
24 負荷
25 第4ループ回路
26 第5ループ回路
30 変成器
31 コア
32 鍔部
33 天板
35 第1電極
36 第2電極
37 第3電極
40 インダクタ部品

Claims (6)

  1. 電源側の回路の一部を構成する第1インダクタ、第2インダクタ、及びスイッチング素子と
    負荷側の回路の一部を構成する第3インダクタと
    を有し
    前記スイッチング素子がオンになると電源から前記第1インダクタに電流が流れ、前記スイッチング素子がオフになると前記第1インダクタと前記第2インダクタとが直列に接続された回路に電流が流れ、
    前記第1インダクタ、前記第2インダクタ、及び前記第3インダクタが共通の支持体に組み込まれて相互に磁気結合しており、前記第1インダクタと前記第2インダクタとの結合係数、前記第2インダクタと前記第3インダクタとの結合係数、及び前記第3インダクタと前記第1インダクタとの結合係数のうち、前記第2インダクタと前記第3インダクタとの結合係数または前記第3インダクタと前記第1インダクタとの結合係数が、他の2つの結合係数より高い絶縁型SEPICコンバータ回路。
  2. 前記第1インダクタと前記第3インダクタとの結合係数、及び前記第2インダクタと前記第3インダクタとの結合係数の少なくとも一方が0.97以上である請求項1に記載の絶縁型SEPICコンバータ回路。
  3. 前記第2インダクタと前記第3インダクタとの結合係数が0.97以上であり、前記第1インダクタと前記第2インダクタとの結合係数、及び前記第1インダクタと前記第3インダクタとの結合係数が、共に0.5以上0.7以下である請求項1に記載の絶縁型SEPICコンバータ回路。
  4. 前記第1インダクタと前記第3インダクタとの結合係数が0.97以上であり、前記第1インダクタと前記第2インダクタとの結合係数、及び前記第2インダクタと前記第3インダクタとの結合係数が、共に0.5以上0.7以下である請求項1に記載の絶縁型SEPICコンバータ回路。
  5. 前記第2インダクタ及び前記第3インダクタが、共通のコアにバイファイラ巻きされた2本の巻線で構成されている請求項3に記載の絶縁型SEPICコンバータ回路。
  6. 前記第1インダクタが、前記第2インダクタ及び前記第3インダクタの各巻線の上に巻き付けられた巻線で構成されている請求項5に記載の絶縁型SEPICコンバータ回路。
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