JPWO2019239449A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

本発明は、組付けユニットの仮掛けの解除を抑制する空気調和機の室内機を提供するものである。空気調和機の室内機は、天井に取り付けられ、側方に突出する本体ツメ部を有する室内機本体と、室内機本体に着脱自在に組付けられる組付けユニットと、組付けユニットに設けられ、室内機本体に組付けユニットを仮掛けする仮掛け装置と、を備え、仮掛け装置は、組付けユニットに取り付けられる組付け具と、組付け具に回転自在に取り付けられ、本体ツメ部に引っ掛けられるフック部と、を有し、フック部は、組付け具に回転自在に設けられた水平に延びる一対の回転軸部と、一対の回転軸部から上方に延びる一対の脚部と、一対の脚部に接続され、一対の脚部よりも内側において上方に延びる一対の規制部と、一対の規制部に接続され、本体ツメ部に引っ掛けられる枠状の仮掛け部と、を有する。

Description

本発明は、室内機本体に組付けユニットを仮掛けする仮掛け装置を備える空気調和機の室内機に関する。
従来、空気調和機の室内機として、天井に埋め込められる天井埋め込み形空気調和機の室内機が知られている。天井埋め込み形空気調和機の室内機は、概して、据え付けられた室内機本体に組付けユニット及び化粧パネル等が取り付けられる。特許文献1〜4には、室内機本体に組付けユニット及び化粧パネル等を取り付けることを容易にすることを目的として、ネジ等を用いて本固定を行う前に、一時的に仮掛けして固定する仮掛け装置が開示されている。特許文献1〜4の仮掛け装置は、いずれもU字状に曲げられたフックが回転自在に設けられ、フックに対応するツメにフックが係止されるものである。
特開2002−349892号公報 特開2014−215024号公報 特開2003−214645号公報 特開2009−36394号公報
しかしながら、特許文献1〜4に開示された仮掛け装置は、U字状に曲げられたものであるため、大きな力で引っ張られた際にフックが容易に変形して仮掛けが解除されるおそれがある。室内機本体と化粧パネルとの間に取り付けられる組付けユニット等の重量が大きい機器の仮掛けの解除を抑制することが望まれている。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、組付けユニットの仮掛けの解除を抑制する空気調和機の室内機を提供するものである。
本発明に係る空気調和機の室内機は、天井に取り付けられ、側方に突出する本体ツメ部を有する室内機本体と、室内機本体に着脱自在に組付けられる組付けユニットと、組付けユニットに設けられ、室内機本体に組付けユニットを仮掛けする仮掛け装置と、を備え、仮掛け装置は、組付けユニットに取り付けられる組付け具と、組付け具に回転自在に取り付けられ、本体ツメ部に引っ掛けられるフック部と、を有し、フック部は、組付け具に回転自在に設けられた水平に延びる一対の回転軸部と、一対の回転軸部から上方に延びる一対の脚部と、一対の脚部に接続され、一対の脚部よりも内側において上方に延びる一対の規制部と、一対の規制部に接続され、本体ツメ部に引っ掛けられる枠状の仮掛け部と、を有する。
本発明によれば、仮掛け装置のフック部が一対の規制部を有しているため、仮掛け部に上方向の大きな力が加わって一対の脚部が内側に撓もうとしても、その前に一対の規制部同士がぶつかる。このため、一対の脚部が撓もうとすることを抑制する。従って、仮掛け装置の変形が抑制されるため、室内機本体に組付けユニットの仮掛けの解除を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000の室内機50を示す組立斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000の室内機50を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000の室内機50を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る仮掛け装置7を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るフック部9を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係るフック部9を示す断面図である。 比較例に係る仮掛け装置90を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る仮掛け装置7aを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る仮掛け装置7aを示す断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和機の室内機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000を示す回路図である。図1に示すように、空気調和機1000は、室内空間の空気を調整する装置であり、室外機60と、室内機50とを備えている。室外機60には、圧縮機71、流路切替装置72、室外熱交換器73、室外送風機74及び膨張部75が設けられている。室内機50には、熱交換器3及び遠心送風機2が設けられている。
圧縮機71、流路切替装置72、室外熱交換器73、膨張部75及び熱交換器3が配管により接続されて冷媒回路70が構成されている。圧縮機71は、低温低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。流路切替装置72は、冷媒回路70において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器73は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものである。室外熱交換器73は、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。
室外送風機74は、室外熱交換器73に室外空気を送る機器である。膨張部75は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁である。膨張部75は、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。熱交換器3は、例えば室内空気と冷媒との間で熱交換するものである。熱交換器3は、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。遠心送風機2は、熱交換器3に室内空気を送る機器である。
(運転モード、冷房運転)
次に、空気調和機1000の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転において、圧縮機71に吸入された冷媒は、圧縮機71によって圧縮されて高温高圧のガス状態で吐出する。圧縮機71から吐出された高温高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置72を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器73に流入し、室外熱交換器73において、室外送風機74によって送られる室外空気と熱交換されて凝縮液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部75に流入し、膨張部75において膨張及び減圧されて低温低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する熱交換器3に流入し、熱交換器3において、遠心送風機2によって送られる室内空気と熱交換されて蒸発ガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置72を通過して、圧縮機71に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転において、圧縮機71に吸入された冷媒は、圧縮機71によって圧縮されて高温高圧のガス状態で吐出する。圧縮機71から吐出された高温高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置72を通過して、凝縮器として作用する熱交換器3に流入し、熱交換器3において、遠心送風機2によって送られる室内空気と熱交換されて凝縮液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部75に流入し、膨張部75において膨張及び減圧されて低温低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器73に流入し、室外熱交換器73において、室外送風機74によって送られる室外空気と熱交換されて蒸発ガス化する。蒸発した低温低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置72を通過して、圧縮機71に吸入される。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000の室内機50を示す組立斜視図である。図2に示すように、空気調和機1000は、例えば、天井埋め込み形空気調和機である。空気調和機1000の室内機50は、天井に取り付けられる室内機本体100と、室内機本体100に着脱自在に組付けられる組付けユニット200と、組付けユニット200に着脱自在に取り付けられる化粧パネル300とを備える。また、室内機50は、室内機本体100に組付けユニット200を仮掛けする仮掛け装置7(図4参照)と、組付けユニット200に化粧パネル300を仮掛けする化粧パネル用フック11(図4参照)とを備えている。
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000の室内機50を示す断面図である。図3に示すように、室内機本体100は、例えば有底角筒状の筐体であり、室内機本体100の中央下部には、室内空気が吸い込まれる吸込み口1が形成されている。また、室内機本体100の内側壁側には、空気が通過する風路4が形成されている。室内機本体100の内部には、遠心送風機2と、熱交換器3とが設けられている。遠心送風機2は、吸込み口1から室内空気を吸い込み、放射状に吹き出す。熱交換器3は、遠心送風機2を囲うように配置されており、室外機60から送られる冷媒と室内空気との間で熱交換する。遠心送風機2によって吸込み口1から吸い込まれた室内空気は、熱交換器3において冷媒と熱交換されることによって温度が調節され、風路4を通って再び室内に戻る。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1000の室内機50を示す分解斜視図である。図4に示すように、室内機本体100は、天井から吊り下げられた吊りボルト(図示せず)が挿入されてネジ止めされる吊り金具6を備えている。吊り金具6は、例えば室内機本体100の側面に4個設けられており、吊り金具6が吊りボルトにネジ止めされることによって、室内機本体100が天井内に据え付けられる。また、室内機本体100の内側壁には、仮掛け装置7が引っ掛かるように側方に突出した本体ツメ部10が設けられている。
組付けユニット200は、例えば左右方向の空気の吹き出し方向を制御する枠状の部材であり、ネジ14によって室内機本体100に固定される。化粧パネル300は、パネル本体19と、意匠パネル16と、ベーン5と、グリル17とを有している。パネル本体19は、意匠性を改善するために、ネジ15によって組付けユニット200に固定される。意匠パネル16は、ネジ15等を覆って意匠性を改善するものであり、パネル本体19の4隅にそれぞれ取り付けられている。ベーン5は、パネル本体19の4辺において、揺動自在に設けられており、ベーン5が揺動することによって例えば上下方向の空気の吹き出し方向を制御する。グリル17は、室内機本体100の吸込み口1を覆って、吸い込まれる室内空気のフィルタリングを行う。
図5は、本発明の実施の形態1に係る仮掛け装置7を示す斜視図である。仮掛け装置7は、室内機50の対角上に2個設けられており、前述の如く、室内機本体100に組付けユニット200を仮掛けるための部材である。図5に示すように、仮掛け装置7は、組付けユニット200に取り付けられる組付け具8と、組付け具8に回転自在に取り付けられるフック部9とを有している。組付け具8は、本体部8eと、一対の軸挿入部8cと、ストッパ20と、組付けツメ部13とを有している。本体部8eは、組付けユニット200に取り付けられる平板状の部材である。一対の軸挿入部8cは、フック部9の回転軸部9d(図6参照)が挿入され、本体部8eの下部が円状に曲げられたものである。ストッパ20は、本体部8eに設けられ、軸挿入部8cを軸として回転するフック部9の回転範囲を規制する。
ストッパ20は、フック部9の規制部9b(図6参照)が回転したときの移動量が、本体ツメ部10の突出長さよりも短くなるように、フック部9の回転範囲を規制する。ストッパ20は、本体側押さえ部8bと、反対側押さえ部8aとを有している。本体側押さえ部8bは、フック部9の規制部9b(図6参照)が室内機本体100側に回転することを規制するように、規制部9bの室内機本体100側を押さえる。具体的には、本体側押さえ部8bは、本体部8eが切り起こされた部分である。フック部9が室内機本体100側に回転しようとしても、切り起こされた部分に当たる。従って、規制部9bが室内機本体100側に回転することが規制される。
反対側押さえ部8aは、フック部9の規制部9bが室内機本体100側とは反対側に回転することを規制するように、規制部9bの室内機本体100側とは反対側を押さえる。具体的には、反対側押さえ部8aは、本体部8eが本体側押さえ部8bよりも高く切り起こされた部分であり、切り起こされた部分の内部にフック部9が挿入される。これにより、フック部9が室内機本体100側とは反対側に回転しようとしても、切り起こされた部分に当たる。従って、規制部9bが室内機本体100とは反対側に回転することが規制される。
組付けツメ部13は、本体部8eの下部において一対の軸挿入部8cの間に設けられており、本体部8eから突出している。組付けツメ部13には、化粧パネル用フック11の化粧パネルフック部12が引っ掛けられる。なお、組付けツメ部13の寸法は、本体ツメ部10の寸法と同一である。
図6は、本発明の実施の形態1に係るフック部9を示す正面図である。フック部9は、ワイヤを曲げて製造されたものであり、一対の回転軸部9dと、一対の脚部9cと、一対の規制部9bと、仮掛け部9aとを有している。回転軸部9dは、水平方向に延び、組付け具8の軸挿入部8cに挿入されて組付け具8に回転自在に設けられている。脚部9cは、一対の回転軸部9dから上方に延びる。一対の脚部9cは、組付けツメ部13から離間している。規制部9bは、一対の脚部9cに接続され、一対の脚部9cよりも内側において上方に延びる。一対の規制部9bは、例えば互いに接触する寸前まで近づけられている。仮掛け部9aは、一対の規制部9bに接続され、本体ツメ部10に引っ掛けられるように枠状をなしている。
図7は、本発明の実施の形態1に係るフック部9を示す断面図である。図7に示すように、フック部9は、組付け具8の反対側押さえ部8aと本体側押さえ部8bとの間に挿入されている。これにより、フック部9が室内機本体100側に回転しようとしても、本体側押さえ部8bに当たり、フック部9が室内機本体100とは反対側に回転しようとしても、反対側押さえ部8aに当たる。従って、フック部9が回転することが抑制される。
これにより、仮掛け装置7において、仮掛け作業時にフック部9が室内機本体100側とは反対側に倒れこんで本体ツメ部10に引っ掛けにくくなることを抑制し、作業性が向上する。また、仮掛け後にネジ14で本固定された後、フック部9がほかの部品と接触することによって生じる異音を抑える。更に、例えば地震等の予期せぬ外力によって、本固定のための使用されているネジ14が外れても、フック部9の回転範囲が本体ツメ部10の突出長さよりも短いため、組付けユニット200が落下する前に確実に室内機本体100に引っ掛かる。従って、組付けユニット200の落下を抑制することができる。
図4に示すように、化粧パネル用フック11は、室内機50の対角上に2個設けられており、化粧パネル300に設けられ、組付けユニット200に化粧パネル300を仮掛けする。化粧パネル用フック11は、枠状の化粧パネルフック部12を有しており、化粧パネルフック部12が組付け具8の組付けツメ部13に引っ掛かることによって、組付けユニット200に化粧パネル300を仮掛けする。なお、前述如く、一対の脚部9cは、組付けツメ部13から離間しているため、化粧パネルフック部12と互いに干渉しない寸法である。これにより、上下方向の同一投影面において、仮掛け装置7及び化粧パネル用フック11が配置されることが可能である。
次に、室内機50の据え付けについて説明する。先ず、天井から吊り下げられた吊りボルトが室内機本体100の吊り金具6にネジ止めされて、室内機本体100が天井の内部に据付けられる。次に、組付けユニット200に取り付けられた仮掛け装置7のフック部9の仮掛け部9aが、室内機本体100の本体ツメ部10に引っ掛けられて、組付けユニット200が室内機本体100に仮掛けられる。その後、ネジ14を用いて、組付けユニット200が室内機本体100に本固定される。そして、化粧パネル300に取り付けられた化粧パネル用フック11の化粧パネルフック部12が、仮掛け装置7の組付け具8の組付けツメ部13に引っ掛けられて、化粧パネル300のパネル本体19が組付けユニット200に仮掛けられる。その後、ネジ15を用いて、パネル本体19が組付けユニット200に本固定される。
この状態で、意匠パネル16及びグリル17がパネル本体19に取り付けられて、室内機50が天井に据え付けられる。なお、本実施の形態1では、仮掛け装置7及び化粧パネル用フック11は、室内機50の対角上に2個ずつ設けられており、片側ずつ順に仮掛けられる場合について例示しているが、仮掛け装置7及び化粧パネル用フック11の使用個数及び設置位置は適宜変更可能である。作業性に問題がなく、且つ荷重をバランス良く受けることができればよい。
図8は、比較例に係る仮掛け装置90を示す正面図である。図8に示すように、比較例に係る仮掛け装置90は、一対の回転軸部9dと、一対の回転軸部9dから上方に延びる一対の脚部9cと、一対の脚部9c同士を接続する仮掛け部9aとを有している。即ち、仮掛け装置90は、U字状をなしている。仮掛け部9aに対し上方に大きな張力が加わると、一対の脚部9cが内側に撓む。このため、回転軸部9dが組付け具8の軸挿入部8cから抜ける方向に変形する。
これに対し、本実施の形態1は、仮掛け装置7のフック部9が一対の規制部9bを有しているため、仮掛け部9aに上方向の大きな力が加わって一対の脚部9cが内側に撓もうとしても、その前に一対の規制部9b同士がぶつかる。このため、一対の脚部9cが撓もうとすることを抑制する。従って、回転軸部9dの変形が抑制されるため、軸挿入部8cから抜け難い。よって、組付けユニット200に過剰な荷重がかかっても、落下することが抑制される。このように、室内機本体100に組付けユニット200が確実に仮掛けられる。よって、従来のように仮掛け装置7が室内機本体100と化粧パネル300との間に使用するだけでなく、室内機本体100と化粧パネル300との間に更に組付けユニット200を挟み、室内機本体100と組付けユニット200との間に使用することができる。
また、室内機50が据え付けられた後、地震等によって本固定を行っているネジ14が機能しなくなった場合、仮掛け装置7及び化粧パネル用フック11によって、組付けユニット200及び化粧パネル300が落下することを防止する。即ち、仮掛け装置7及び化粧パネル用フック11は、落下防止の機能を有している。従来、フック部9の位置がツメ部に引っ掛かる位置と異なる場合があり、落下防止の機能の確実性に疑問がある。これに対し、本実施の形態1は、据付後も、フック部9の仮掛け部9aが本体ツメ部10と同じ位置にあるため、落下防止の機能を確実に得ることができる。また、据付後も、化粧パネル用フック11の化粧パネルフック部12が組付けツメ部13と同じ位置にあるため、落下防止の機能を確実に得ることができる。ここで、化粧パネル用フック11は、化粧パネル300の自重のみ支持すれば足りるが、仮掛け装置7は、組付けユニット200の自重及び化粧パネル300の自重を支持する必要がある。このため、仮掛け装置7は、単純なU字状ではなく、規制部9bを設けることによって、より強く引っ張られる力に対抗している。
なお、組付けツメ部13の寸法は、本体ツメ部10の寸法と同一である。このため、組付けユニット200が不要な場合、本体ツメ部10に化粧パネル用フック11の化粧パネルフック部12が引っ掛けられることが可能である。また、組付けユニット200が複数重ねて使用される場合、それぞれの仮掛け装置7を用いて仮掛けることができる。即ち、組付けユニット200の使用の有無及び使用個数に依らず、仮掛けを行うことができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る仮掛け装置7aを示す斜視図である。本実施の形態2は、ストッパ20が、本体側押さえ部8dのみを有する点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図9に示すように、本体側押さえ部8dは、本体部8eの上端に設けられており、規制部9bの室内機本体100側を押さえる。
図10は、本発明の実施の形態2に係る仮掛け装置7aを示す断面図である。図10に示すように、フック部9が室内機本体100側に回転しようとしても、本体側押さえ部8dに干渉して当たる。従って、フック部9が回転することが抑制される。本実施の形態2のように、ストッパ20が本体側押さえ部8dのみで構成されていても、実施の形態1と同様に、仮掛け装置7のフック部9が一対の規制部9bを有している。このため、仮掛け部9aに上方向の大きな力が加わって一対の脚部9cが内側に撓もうとしても、その前に一対の規制部9b同士がぶつかる。このため、一対の脚部9cが撓もうとすることを抑制する。従って、回転軸部9dの変形が抑制されるため、軸挿入部8cから抜け難い。よって、組付けユニット200に過剰な荷重がかかっても、落下することが抑制される。
なお、本実施の形態1及び2では、天井埋め込み形空気調和機の室内機50について例示したが、これに限定されない。例えば、冷蔵装置、冷凍装置又は他の冷凍サイクル装置の室内機50に適用することもできる。また、冷凍サイクル装置に限らず、送風機又は換気装置等に適用することもできる。
1 吸込み口、2 遠心送風機、3 熱交換器、4 風路、5 ベーン、6 吊り金具、7 仮掛け装置、7a 仮掛け装置、8 組付け具、8a 反対側押さえ部、8b 本体側押さえ部、8c 軸挿入部、8d 本体側押さえ部、8e 本体部、9 フック部、9a 仮掛け部、9b 規制部、9c 脚部、9d 回転軸部、10 本体ツメ部、11
化粧パネル用フック、12 化粧パネルフック部、13 組付けツメ部、14 ネジ、15 ネジ、16 意匠パネル、17 グリル、19 パネル本体、20 ストッパ、50 室内機、60 室外機、70 冷媒回路、71 圧縮機、72 流路切替装置、73
室外熱交換器、74 室外送風機、75 膨張部、90 仮掛け装置、100 室内機本体、200 組付けユニット、300 化粧パネル、1000 空気調和機。
本発明に係る空気調和機の室内機は、天井に取り付けられ、側方に突出する本体ツメ部を有する室内機本体と、室内機本体に着脱自在に組付けられる組付けユニットと、組付けユニットに設けられ、室内機本体に組付けユニットを仮掛けする仮掛け装置と、組付けユニットに着脱自在に取り付けられる化粧パネルと、化粧パネルに設けられ、組付けユニットに化粧パネルを仮掛けする化粧パネル用フックと、を備え、仮掛け装置は、組付けユニットに取り付けられる組付け具と、組付け具に回転自在に取り付けられ、本体ツメ部に引っ掛けられるフック部と、を有し、フック部は、組付け具に回転自在に設けられた水平に延びる一対の回転軸部と、一対の回転軸部から上方に延びる一対の脚部と、一対の脚部に接続され、一対の脚部よりも内側において上方に延びる一対の規制部と、一対の規制部に接続され、本体ツメ部に引っ掛けられる枠状の仮掛け部と、を有し、組付け具は、化粧パネル用フックが引掛けられる組付けツメ部を更に有し、脚部は、組付けツメ部から離間している

Claims (6)

  1. 天井に取り付けられ、側方に突出する本体ツメ部を有する室内機本体と、
    前記室内機本体に着脱自在に組付けられる組付けユニットと、
    前記組付けユニットに設けられ、前記室内機本体に前記組付けユニットを仮掛けする仮掛け装置と、を備え、
    前記仮掛け装置は、
    前記組付けユニットに取り付けられる組付け具と、
    前記組付け具に回転自在に取り付けられ、前記本体ツメ部に引っ掛けられるフック部と、を有し、
    前記フック部は、
    前記組付け具に回転自在に設けられた水平に延びる一対の回転軸部と、
    一対の前記回転軸部から上方に延びる一対の脚部と、
    一対の前記脚部に接続され、一対の前記脚部よりも内側において上方に延びる一対の規制部と、
    一対の前記規制部に接続され、前記本体ツメ部に引っ掛けられる枠状の仮掛け部と、を有する
    空気調和機の室内機。
  2. 前記組付け具は、
    前記組付けユニットに取り付けられる本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記回転軸部が挿入される軸挿入部と、
    前記本体部に設けられ、前記軸挿入部を軸として回転する前記フック部の回転範囲を規制するストッパと、を有する
    請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記ストッパは、
    前記フック部が回転したときの移動量が、前記本体ツメ部の突出長さよりも短くなるように、前記フック部の回転範囲を規制する
    請求項2記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記ストッパは、
    前記規制部が前記室内機本体側に回転することを規制するように、前記規制部の室内機本体側を押さえる本体側押さえ部を有する
    請求項2又は3記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記ストッパは、
    前記規制部が前記室内機本体とは反対側に回転することを規制するように、前記規制部の室内機本体側とは反対側を押さえる反対側押さえ部を有する
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記組付けユニットに着脱自在に取り付けられる化粧パネルと、
    前記化粧パネルに設けられ、前記組付けユニットに前記化粧パネルを仮掛けする化粧パネル用フックと、を更に備え、
    前記組付け具は、
    前記化粧パネル用フックが引掛けられる組付けツメ部を更に有し、
    前記脚部は、
    前記組付けツメ部から離間している
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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