JPWO2019225134A1 - 車両制御装置 - Google Patents

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Abstract

送信データ量を削減することで、障害発生時の急減な処理負荷の増加を抑制することができる車両制御装置を提供する。複数の制御部間で複数の通信経路を有する車両制御装置であって、前記制御部は、前記制御部のエラー情報を検知するエラー情報検知手段と、前記エラー情報に応じて、前記複数の通信経路のうちの少なくとも1つを選択するとともに、一周期中で送信されるデータ量を制御する通信制御部とを備える。

Description

本発明は車両制御装置に関する。
車両制御装置においては、走行中にシステム故障が生じても操舵機能を確保するため、複数のECU(Electronic Control Unit)の間で通信経路を多重化することが一般的に行われている。通信経路が多重化されることにより、1つの通信経路で障害が発生した場合でも、他の通信経路で通信が可能となる。
このような複数のECUを備える車両制御装置において、一のECUから他のECUへ送信するデータを、状況に応じてフレキシブルに削減する技術が、例えば特許文献1により知られている。この特許文献1の技術では、所定のイベントが発生した場合(例えば、ネットワークに障害が発生した場合、自動運転ECUまたは複数のデータECUの一部に障害が発生した場合など)、データECUのデータ構築部が、送信する自動運転データの総量が所定のデータ量を超えないように自動運転データを構築する。これにより、ECU間で送信されるデータのデータ量を効果的に削減することができる。
特許文献1では、様々なイベントに応じて送信データ量をフレキシブルに削減することが可能であるが、複数のECUとの通信による定常的な処理負荷増加に加え、障害発生時には、DTC(Diagnostic Trouble Code)の記録、故障診断時のDTCの読み出し、及び消去処理等が発生することにより、送信データ量が急激に増加して処理負荷が急激に増加するという課題があった。
特開2017−74887号公報
本発明は、送信データ量を削減することで、障害発生時の急減な処理負荷の増加を抑制することができる車両制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両制御装置は、複数の制御部と、前記複数の制御部との間に接続される複数の通信経路とを備え、前記制御部は、前記制御部のエラー情報を検知するエラー情報検知手段と、前記エラー情報に応じて、前記複数の通信経路のうちの少なくとも1つを選択するとともに、一周期中で送信されるデータ量を制御する通信制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、送信データ量を削減することで、障害発生時の急減な処理負荷の増加を抑制することができる車両制御装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の車両制御装置において利用される送信データパターンの一例を示す。 第1の実施の形態の車両制御装置の動作を説明するフローチャートである。 ECU10内のソフトウエアカウンタ16のカウンタ値と、ソフトウエア処理の割り当てとの関係を示した図である。 パターン1が選択された場合のデータ送信動作を示した概略図である。 パターン2が選択された場合のデータ送信動作を示した概略図である。 パターン3が選択された場合のデータ送信動作を示した概略図である。 第2の実施の形態に係る車両制御装置において利用される送信データパターンの一例を示す。 パターン2−1が選択された場合のデータ送信動作を示した概略図である。 パターン2−2が選択された場合のデータ送信動作を示した概略図である。 パターン2−3が選択された場合のデータ送信動作を示した概略図である。 第3の実施の形態に係る車両制御装置の全体構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係る車両制御装置において利用される送信データパターンの一例を示す。 第3の実施の形態の車両制御装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではない。
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
[第1の実施の形態]
図1のブロック図を参照して、第1の実施の形態の車両制御装置を説明する。
第1の実施の形態の車両制御装置は、一例として、複数、例えば2つのECU10、及びECU20を備える。
ECU10は、一例として、エラー情報管理部11、送信データ構築部12、通信制御部13、第1通信インタフェース14、第2通信インタフェース15、ソフトウエアカウンタ16、及びソフトウエア処理割当部17を備えて構成される。
一方、ECU20は、エラー情報管理部21、送信データ構築部22、通信制御部23、第1通信インタフェース24、第2通信インタフェース25、ソフトウエアカウンタ26及びソフトウエア処理割当部27を備えている。エラー情報管理部21〜ソフトウエア処理割当部27は、ECU10中の同一名称の要素と同一のものであるので、以下では説明は省略する。
ECU10とECU20は、多重化(ここでは二重化)された通信経路A及び通信経路Bにより接続される。以下の説明では、通信経路AとBの2つの通信経路で二重化された車両制御装置を説明するが、3以上の通信経路を有する装置でも以下の実施の形態が適用され得ることは、以下の実施の形態の説明から明らかである。
通信経路Aと通信経路Bは、同じ通信仕様に限定されるものでななく、異なる通信仕様、例えば伝送速度が異なる通信仕様としてもよい。一例としては、通信経路Aを高速ネットワークとし、通信経路Bを低速ネットワークとしてもよい。通信経路A、Bとしては、例えばCAN(Controller Area Network)(登録商標)、LIN(Local Interconnect Network)、FlexRay、MOST(Media Oriented Systems Transport)、Ethernet(登録商標)等の規格に準拠したネットワークが用いられ得る。なお、第1の実施の形態において、ECU10とECU20は同一構成としているが、必ずしも同一構成である必要はなく、異なる構成を有していても良い。例えば、エラー情報管理部11、21はECU10及び20の両方に配置する代わりに、いずれか一方のみに配置してもよい。
エラー情報管理部11は、ECU10及び20についてのエラーに関するエラー情報を管理する機能を有する。送信データ構築部12は、ECU10からECU20に向けて送信される送信データを所定のデータ形式に構築する機能を有する。通信制御部13は、通信インタフェース14、15、24、25を介して通信制御部23との間のデータ通信を制御する機能を有する。具体的に通信制御部13は、送信データ構築部12で構築された送信データ、及び送信データパターンに基づいて、複数の通信経路への振り分け、各通信経路での送信回数、タイミング、及びデータ量等を制御する。第1通信インタフェース14、24は、通信経路Aを介して通信を行うためのインタフェースであり、第2通信インタフェース15、25は、通信経路Bを介して通信を行うためのインタフェースである。以下では、簡略化のため、第1通信インタフェース14、24、第2通信インタフェース15、25を、単に「通信インタフェース」と呼ぶ。
ソフトウエアカウンタ16は、ソフトウエアの処理の一周期において実行される処理の数を計数する機能を有する。ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値は、一周期において処理が進むごとに増加し、一周期の中の全処理が終了した場合に、ゼロに戻る。
ソフトウエア処理割当部17は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が増加する毎に、新しいソフトウエア処理を割り当てる機能を有する。
第1の実施の形態の動作を以下に説明する。以下では、ECU10からECU20へのデータ送信動作を主に説明する。ECU20からECU10へのデータ送信動作も同様であるので、説明は省略する。
図2は、第1の実施の形態で選択され得るデータ送信動作(送信データパターン)を説明する表であり、複数種類(ここでは、3種類)の送信データパターン、及び、その送信データパターンが採用される場合に利用される通信経路の種類、一周期あたりの通信回数、当該通信経路での一周期の中での通信タイミング、及び一送信あたりのデータ送信量を示している。この表では、送信データパターンの種類の数は3(パターン1〜3)であるが、これに限定されるものではないことは言うまでもない。なお、通信タイミングは、一例として、一周期に5つの処理が含まれる場合において、データ送信が発生する処理のシリアル番号を示している。例えば、通信タイミング「1、2、3、4、5」とは、一周期中の5つの処理の全てにおいてデータ送信処理が実行されることを意味する。
図2に示すように、3つの送信データパターンは、一例として以下のようなものとすることができる。
[パターン1]
パターン1は、エラーの不存在が確認された場合に選択される送信データパターンであり、換言すれば通常の動作時に選択される送信データパターンである。通信経路としては、通信経路A及び通信経路Bの両方が選択される。一周期あたりの通信回数は通信経路A及びBについて各5回が選択される。通信タイミングは通信経路A及びBについて、一周期当たり各5回(毎回)が選択される。一送信あたりの送信データ量は100%が選択される。パターン1は、通常の動作時に選択される送信データパターンであるため、送信データの削減はなされない。
[パターン2]
パターン2は、障害の存在が推認されるが、その確定がされていない(不確かである)段階において選択される送信データパターンである。通信経路としては、パターン1と同様に通信経路A及び通信経路Bが選択される。ただし、一周期あたりの通信回数としては2回が選択される。通信タイミングは、一例として、通信経路Aについては、“1”、“3”が選択され、通信経路Bについては、“2”、“4”を選択される。すなわち、通信経路Aと通信経路Bとで交互にデータ送信処理がなされ、通信経路AとBとで同時にデータ送信処理がなされないような選択がなされ、これにより処理負荷の削減がなされる。また、1回の処理あたりの送信データ量は50%が選択される。送信データ量の観点からも、パターン1に比べ処理負荷が削減されている。パターン2の送信データ量は、パターン1の送信データ量(100%)の1/5(20%)である。
[パターン3]
パターン3は、障害の存在が推認され、さらにその確定がされた段階において選択される送信データパターンである。通信経路としては、通信経路Aのみが選択され、通信経路Bについては不使用(送信停止)とされる。一周期あたりの通信回数は、通信経路Aについて1回が選択される(不使用の通信経路Bについては0回が選択される)。通信タイミングは、一例として通信経路Aについて“1”が選択される。すなわち、通信経路Aのみにおいて、一周期内の5つの処理のうち、最初の処理“1”においてのみ、データ送信処理が実行される。さらに、1回の処理あたりの送信データ量は20%が選択される。パターン3の一周期での合計の送信データ量は、パターン2の一周期での合計の送信データ量(20%)の1/2(10%)である。
このように、上記の例では、障害の存在が推認されるが、その確定がされていない段階においては、パターン2を選択することで処理負荷を一定程度軽減し(100%→20%)、障害の存在が確定された場合にはパターン3を選択して更に処理負荷を軽減するよう(20%→10%)、送信データパターンの選択を行う構成が採用されている。換言すれば、障害確定後は送信データ数が大幅に制限される場合があるため、障害確定前に段階的にエラー状況に応じてデータ量を制御できるようにしているものである。送信データパターンの種類の数、及びその割り当て方法は、上記に限定されるものではなく、パターンの数を増やしても良い。また、各送信データパターンにおける通信回数、通信タイミング、及びデータ量も、状況や仕様に応じて適宜変更可能である。また、図2では、送信データパターンの中の要素は、通信経路、通信回数、通信タイミング、及び一送信あたりのデータ量であるが、これに限定されるものではないことは言うまでもない。図2に記載以外の要素を追加してもよいし、また図2の要素のうちの一部を削除又は他の要素と置換してもよい。
図3のフローチャートを参照して、第1の実施の形態の動作をより具体的に説明する。 まず、ステップ100では、一周期の中で実行されるソフトウエア処理が開始される。 続くステップ101では、ECU10内のエラー情報管理部11から、ECU10についてのエラー情報が取得される。
ステップ102では、取得されたエラー情報のうちで、管理対象とされるべきエラー情報があるか否かが判定される。管理対象とされるべきエラー情報がある場合(YES)、ステップ103に移る。管理対象とされるべきエラー情報がない場合(NO)、ステップ104に移る。なお、管理対象とされるべきエラー情報は、送信データ制御動作に影響があるエラー情報を選択すればよく、全てのエラー情報を管理する必要はない。
ステップ102において管理対象とされるべきエラー情報があると判定された場合、ステップ103では、更に障害確定前エラー情報があるか否かが判定される。ここで障害確定前エラーは、一例として、未確定故障のDTC(pending DTC)である。障害確定前エラー情報があると判定される場合(YES)、処理はステップ105に移る。障害確定前エラー情報がないと判定される場合(NO)、確定故障のDTC(Confirmed DTC)があると判断され、処理はステップ106に移る。
ステップ104では、管理対象エラー情報が無いと判定されたため、送信データ構築部12において、図2のパターン1(通常)の送信データが構築される。ステップ105では、管理対象エラー情報はあるが、障害確定前エラー情報であると判定されたため、送信データ構築部12において、図2のパターン2(障害確定前)の送信データが構築される。また、ステップ106では、障害があることが確定していると判断されたため、送信データ構築部12において、図2のパターン3(障害確定)の送信データの構築が行われる。
ステップ104〜106のいずれかでパターン1、2又は3の送信データの構築がされると、その送信データは通信制御部13に入力され、通信インタフェース14、15、24、25、及び通信経路A、Bを介して、ECU20側の通信制御部23に送信される(ステップ107)。こうして、一周期のソフトウエア処理において、ECU10におけるエラー情報に応じたデータ送信が終了する(S108)。
図4は、ECU10内のソフトウエアカウンタ16のカウンタ値と、ソフトウエア処理の割り当てを示した図である。
前述したように、ECU10内は、一周期において実行される処理の数を計数するソフトウエアカウンタ16を有している。ソフトウエアカウンタ16の計数値は、一周期において処理が進むごとに、1、2、3・・・と増加し、一周期が終わるとゼロに戻る。例えば、カウンタ値が1msecで更新され、一周期の処理数が5個である場合、5msecを一周期として処理が順次実行される。
ソフトウエア処理割当部17は、この計数値が更新されると、それ以前に割り当てていたソフトウエア処理を終了し、新しいソフトウエア処理を割り当てる。一例として、カウンタ値が“1”の場合は、ソフトウエア処理“1”、カウンタ値が“2”の場合は、ソフトウエア処理“2”のように、カウンタ値と同じソフトウエア処理番号を割り当てることができる。これは一例であり、カウンタ値と同じ処理番号を有するソフトウエア処理割り当ててもよいし、異なる番号のソフトウエア処理を割り当ててもよい。また、1つのカウンタ値に対し、複数種類のソフトウエア処理を割り当てることも可能であり、カウンタ値とソフトウエア処理とは1対1に限定されるものでもない。以下の説明においては、説明の簡略化のため、カウンタ値と同一の処理番号を有するソフトウエア処理を割り当てることを前提として説明し、ソフトウエア処理番号の図示は図5以降では省略している。
図5は、図2で説明したパターン1(図3のステップ104)が選択された場合のデータ送信動作を示した概略図である。図5の上段が通信経路Aを介したECU10からECU20への送信動作を示しており、下段が通信経路Bを介したECU10からECU20への送信動作を示しており、横方向は時間軸を表している。なお、送信データのパターン1〜3の選択は一周期毎に実施する為、当該周期の次の周期では、送信データのパターンが変化する場合もある。図5以降の説明では、次周期でも、同一の送信データのパターンが継続されるものとして図示している。
図2でも説明したように、パターン1では、通信経路A及び通信経路Bの両方が選択され、一周期あたりの通信回数は通信経路A及びBについて各5回(毎回)である。また、1回の処理あたりの送信データ量は100%に設定される。
ECU10は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”〜“5”の場合に通信経路Aを介してECU20にデータを送信する。また、ECU10は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”〜“5”の場合に、通信経路Bも介してECU20にデータを送信する。通信状態が通常である場合、通信経路A及びBが同時に使用され、通信経路A及びBにおいて同じタイミングで送受信が実行されても通信に支障はない。ただし、このパターン1においても、通信経路AとBとで通信のタイミングが同一である必要はなく、異なるタイミングとすることも可能である。
図6は、図2で説明したパターン2(図3のステップS105)が選択された場合の送信動作を示した図である。図5と同様に、図6の上段が通信経路Aを介したECU10からECU20への送信動作を示しており、下段が通信経路Bを介したECU10からECU20への送信動作を示しており、横方向は時間軸を表している。
パターン2が選択された場合、ECU10の通信制御部13は、通信経路A及びBの両方を選択するが、選択する通信経路A及びBにおいて選択的に(交互に)データ通信を行う制御を実行する。一例としては、通信制御部13は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”と“3”の場合に、通信経路Aを介してECU20にデータを送信し、カウンタ16のカウンタ値が“2”と“4”の場合に、通信経路Bを介してECU20にデータを送信することができる。このように、パターン2が選択された場合には、通信経路Aと通信経路Bとの間のデータの送信タイミングがずらされ、通信経路Aを介した送信と通信経路Bを介した送信とが同時に生じないように通信制御がされている。換言すれば、カウンタ値が所定値を有している場合には、通信経路A又はBのいずれか一方を介して通信がなされることになるので、パターン1の場合に比べ通信負荷が軽減されている。また、1回のソフトウエア処理での送信データ量は50%に設定されており、この観点からも、パターン1の場合に比べ通信負荷が軽減されている。
図7は、図2で説明したパターン3(図3のステップ106)が選択された場合の送信動作を示した概略図である。図5と同様に、図7の上段が通信経路Aを介したECU10からECU20への送信動作を示しており、下段が通信経路Bを介したECU10からECU20への送信動作を示しており、横方向は時間軸を表している。
パターン3が選択された場合、ECU10の通信制御部13は、通信経路A、Bのうちの一方のみ(一例として、通信経路A)を選択し、他方は通信停止状態にする。また、一周期の中での通信タイミングも、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”の場合にのみ、通信経路Aを介してECU20にデータを送信する。通信経路Bを介したデータ送信は、一周期中の全処理期間(全カウンタ値)に亘り停止状態にされる。また、1回の送信あたりのデータ量は、20%とされる。このように、障害が確定された状態で選択されるパターン3のデータ送信においては、複数の通信経路(A,B)のうちの一部(例:A)のみが選択され、データ送信が実行されるタイミングも少なく、及び一送信あたりのデータ量も少なくされる。これにより障害が確定しデータ通信に支障がある段階においても、データ送信を支障なく行うことが可能になる。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、エラー情報に基づいて、複数の通信経路のうち少なくとも1つを選択し、一周期中で送信されるデータ量を制御すべく、複数の送信データパターンを切り替える。これにより、障害発生時の急減な処理負荷の増加を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図8〜図11を参照して、第2の実施の形態の車両制御装置を説明する。
第2の実施の形態の車両制御装置の全体的な構成は、第1の実施の形態と同一であり(図1参照)、基本的な動作も、第1の実施の形態と略同一である(図3参照)。
ただし、この実施の形態では、障害確定前エラー情報があった場合(図3、ステップ103のYes)において、更にエラー情報に関する判断を行い、異なる送信データパターンを選択するものである点で、第1の実施の形態と異なっている。すなわち、第2の実施の形態の動作は、図3のフローと略同一であるが、ステップ103のYesの判断の後、さらにエラーの種別の判断がなされ、その判断の結果に従い、障害確定前の送信データパターンとしての複数種類のデータパターンの中から1つが選択される。
図8は、第2の実施の形態において、障害確定前の送信データパターンとしての複数種類(ここでは、3種類)のパターン2−1〜2−3、及び、その送信データパターン2−1〜3のいずれかが採用される場合に利用される通信経路の種類、一周期あたりの通信回数、当該通信経路での一周期の中での通信タイミング、及び一送信あたりのデータ送信量を示している。なお、パターン1、パターン3については、第1の実施の形態(図2)と同一の送信データパターンを採用することが可能である。
パターン2−1〜3は、第1の実施の形態のパターン2(図2)を、エラー種別(X、Y、Z)により、更に3パターンに細分化したものである。また、パターン2−1〜3は、図8に示すように、それぞれ、複数の設定項目(通信経路、通信回数、一送信あたりのデータ量など)の中から優先的に設定される項目に関する優先設定情報を与えられている。優先設定情報として指定された項目に関しては、その優先設定情報に指定内容に従った設定を実行し、その他の項目に関しては、優先設定情報に従った設定がされた状況において、目的の通信品質が得られるか否かの観点から決定される。
例えば、図8に示すように、エラー種別Xの場合には、パターン2−1が選択される。パターン2−1では一送信あたりのデータ量が優先設定項目とされている。このため、図8に示すように、パターン2−1において、一送信あたりの送信データ量は例えば100%に設定される。代わりに、通信経路としては、通信経路A,Bの両方が選択される一方で、通信回数は、1周期の中で通信経路A、Bの両方において各1回と設定される。
エラー種別Yの場合には、パターン2−2が選択される。パターン2−2では一周期あたりの通信回数が優先設定項目とされている。このため、図8に示すように、パターン2−2において、一周期あたりの通信回数は5回と設定され、これはパターン1(図2)と同一である。代わりに、通信経路としては、通信経路A及びBの両方が選択される一方で、一送信あたりの送信データ量は、通信経路A及びBの両方において20%と設定される。
エラー種別Zの場合には、パターン2−3が選択される。パターン2−3では通信経路が優先設定項目とされている。このため、図8に示すように、パターン2−3において、通信経路としては、通信経路Aのみが選択される。代わりに、一周期あたりの通信回数としては2回、通信タイミングは、“1”、“3”が設定される一方で、一送信あたりの送信データ量は、100%と設定される。
パターン2−1、2−2、及び2−3は、選択される通信経路、一周期あたりの通信回数、一送信あたりのデータ量が互いに異なっているが、一周期での(合計の)送信データ量は、パターン2−1〜2−3の間で同一である。図2のパターン2と同様、パターン2−2の送信データ量(20%)は、パターン1の送信データ量(100%)の1/5であり、パターン3の送信データ量(10%)の2倍である。このように、第2の実施の形態では、同じデータ量のデータを送信する場合であっても、エラー種別(X,Y,Z)に応じて送信データパターンを切り替えることが可能となる。なお、エラー種別、パターン数及び割り当て方法等に関して示された数値等は、上記に限定されるものではない。
第2の実施の形態の動作を具体的に説明する。第2の実施の形態の動作は、大略第1の実施の形態(図3)と同一であるが、ステップ103のYESの判断がされた後、更にエラー種別の判断がなされ、上述のパターン2−1〜3のいずれかが選択される点が異なる。パターン2−1〜3のいずれかの選択がされると、該当するパターンの優先設定情報に従い、通信経路、通信回数及び一送信あたりのデータ量が決定される。その後の動作(ステップ107、108)は、第1の実施の形態と略同一である。
図9〜図11を参照して、パターン2−1〜2−3が選択された場合のデータ送信動作を示す。
図9は、パターン2−1が選択された場合の送信動作を示した概略図である。パターン2−1が選択された場合、ECU10の通信制御部13は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”の場合に通信経路Aを介してECU10からECU20へデータを送信する。また、ECU10の通信制御部13は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”の場合に通信経路Bを介してECU10からECU20へデータを送信する。
図10は、パターン2−2が選択された場合の送信動作を示した概略図である。ECU10の通信制御部13は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”〜“5”の場合に、通信経路Aを介してECU10からECU20にデータを送信する。また、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”〜“5”の場合に、通信経路Bを介してECU20にデータを送信する。ただし、それぞれの送信におけるデータ量は、通常に比べて20%である。
図11は、パターン2−3が選択された場合の送信動作を示した図である。ECU10の通信制御部13は、ソフトウエアカウンタ16のカウンタ値が“1”と“3”の場合に、通信経路Aを介してECU10からECU20にデータを送信する。それぞれの送信におけるデータ量は、通常の場合との比較で100%に設定される。一方、通信経路Bを介したデータ送信は停止される。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、エラー情報に基づいて、複数の通信経路のうち少なくとも1つを選択し、一周期中で送信されるデータ量を制御すべく、複数の送信データパターンを切り替える。これにより、障害発生時の急減な処理負荷の増加を抑制することができる。また、障害確定前のエラー情報に関しては、エラーの種別により更に送信データパターンを細分化するので、より精緻な制御を行うことが可能である。
[第3の実施の形態]
次に、図12〜図14を参照して、第3の実施の形態の車両制御装置を説明する。
第3の実施の形態の車両制御装置の全体的な構成を、図12のブロック図を参照して説明する。図12において、図1と同一の構成要素については同一の参照符号を付し、以下では重複する説明は省略する。
第3の実施の形態では、ECU10、ECU20が、第1の実施の形態の構成要素に加え、負荷率測定部18、28を備えている点が、第1の実施の形態と異なっている。負荷率測定部18、28は、データ送信におけるECU10の負荷率を測定する機能を有する。そして、この第3の実施の形態では、負荷率測定部18、28で測定された負荷率の変動量の大小も判定し、その負荷率の大小に基づいて、異なる送信データパターンを生成する。この点が、前述の実施の形態との相違点である。なお、負荷率測定部28の機能は負荷率測定部18と同一であり、ECU20からECU10にデータ送信する場合の動作は、ECU10からECU20にデータ送信する場合と同様であるので、以下では、前者のみを説明する。
図13は、第3の実施の形態で選択され得るデータ送信動作(送信データパターン)を説明する表であり、複数種類(ここでは、5種類)の送信データパターン、及び、その送信データパターンが採用される場合の優先設定情報、通信経路の種類、一周期あたりの通信回数、当該通信経路での一周期の中での通信タイミング、及び一送信あたりのデータ送信量を示している。
第1の実施の形態では、管理対象となるエラー情報の有無、及びその確定の有無に基づいて3つの送信データパターンを切り替えるようにしている。これに対し、この第3の実施の形態では、エラー情報に加え、負荷率の変動量の大小により異なる送信データパターンを割り当てる構成を採用している。この図13の例では、第2の実施の形態と同様に、送信データパターンは優先設定情報も有しており、優先設定情報に従って通信経路、通信回数及び一送信あたりのデータ量等が決定されるデータ形式が採用されている。第1の実施の形態のように、優先設定情報を有さないデータ形式を採用することも可能である
図13に示す例では、エラー情報(なし/確定前/確定後)と、負荷率の変動量の大小とに基づき、以下の5つの送信データパターン(パターン1、2−1’、2−2’、2−3’、パターン3)を用意している。これはあくまでも一例であり、これに限定される趣旨ではない。
[パターン1]
パターン1は、管理対象とすべきエラーの不存在がエラー情報により示され、且つ負荷率変動量についても閾値よりも小さい場合に選択される送信データパターンである。換言すれば通常の動作時に選択される送信データパターンである。通信経路としては、通信経路A及び通信経路Bの両方が選択される。一周期あたりの通信回数は通信経路A及びBについて各5回(毎回)が選択される。一送信あたりの送信データ量は100%が選択される。
[パターン2−1’]
パターン2−1’は、障害の存在が推認されるがその確定がされておらず(確定前)、且つ、負荷率変動量が小さいと判定される場合に選択される送信データパターンである。通信経路としては、パターン1と同様に通信経路A及び通信経路Bが選択される。ただし、一周期あたりの通信回数としては、通信経路A、Bについて各1回が選択される。通信タイミングは、一例として、通信経路A、Bのいずれについても、カウンタ値“1”が選択される。一送信あたりのデータ量は、通常の場合の100%が選択される。
[パターン2−2’]
パターン2−2’は、管理対象とすべきエラーの不存在がエラー情報により示されているが、負荷率変動量は閾値よりも大きい場合に選択される送信データパターンである。通信経路としては、通信経路A及びBの両方が選択される。通信タイミングは通信経路A及びBについて1周期当たり各5回(毎回)に設定される。また、一送信あたりのデータ量選択は、通常時の20%に設定される。
[パターン2−3’]
パターン2−3’は、障害の存在が推認されるがその確定がされていないことがエラー情報により示され(確定前)、且つ、負荷率変動量が大きいと判定される場合に選択される送信データパターンである。通信経路としては、通信経路A及び通信経路Bのうちの一方、例えば通信経路Aのみが選択され、通信経路Bは不使用とされる。通信経路Aにおける一周期での通信回数は2回とされる。一送信あたりのデータ量は、通常の場合の100%が選択される。
[パターン3]
パターン3は、障害の存在が推認され、さらにその確定がされた段階において選択される送信データパターンである。負荷率の変動量は、この例では不問とされている。通信経路としては、通信経路Aのみが選択され、通信経路Bについては不使用(送信停止)とされる。一周期あたりの通信回数は、通信経路Aについて1回が選択される。通信タイミングは、一例として通信経路Aについて“1”が選択される。さらに、1回の処理あたりの送信データ量は20%が選択される。
図14のフローチャートを参照して、第3の実施の形態の動作をより具体的に説明する。 図14のフローチャートにおいて、図3のステップと同一の内容のステップについては、図14において同一のステップ番号を付しているので、以下ではその詳細な説明は行わない。
図14のフローチャートでは、ステップ100と101との間で、負荷率に関する情報を、負荷率測定部18から取得するステップが実行される(ステップ121)。その後、図3と同一のステップ101〜103を実行される。障害の存在が推認されるがその確定がされていない場合には(確定前)、その旨を示すエラー情報が設定される(ステップ122)。一方、障害の存在が確定的となった場合には、その旨を示すエラー情報が設定される(ステップ123)。
また、図14のフローチャートでは、ステップ102、103の後、負荷率の変動が閾値以上であるか否かが判定される(ステップ124)。判定がYesである場合、その旨を示す負荷変動情報が設定される(ステップ125)。そして、ステップ126では、負荷変動情報と、エラー情報とにより、前述の5つの送信データパターンのいずれかが送信データ構築部12において構築・設定される。その後、第1の実施の形態と同様に処理(ステップ107、108)が実行される。
なお、第3の実施の形態では、負荷率の変動量が閾値以上であるか否かの2段階(大、小)の判定を行っているが、負荷率の変動量の判定はこれに限定されるものではなく、例えば三段階又はそれ以上に負荷率を識別してもよい。また負荷率は直前に処理された周期の負荷率との比較に限定されるものではなく、例えば直近の複数回の周期における負荷率データの平均値等により比較してもよい。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、エラー情報に加え、ECUにおける負荷率の大小にも基づいて、送信データパターンを切り替える。負荷率の大小は、システムの障害の発生に影響を与える。負荷率の大小を判定することで、第1の実施の形態に比べ、より一層障害発生時の急減な処理負荷の増加を抑制することができる。
[その他]
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…車両制御装置、 A、B…通信経路、 10、20…ECU、 11、21…エラー情報管理部、 12、22…送信データ構築部、 13、23…通信制御部、 14、15、24、25…通信インタフェース、 16、26…ソフトウエアカウンタ、 17、27…ソフトウエア処理割当部、 18、28…負荷率測定部。

Claims (8)

  1. 複数の制御部と、
    前記複数の制御部との間に接続される複数の通信経路と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記制御部のエラー情報を検知するエラー情報検知手段と、
    前記エラー情報に応じて、前記複数の通信経路のうちの少なくとも1つを選択するとともに、一周期中で送信されるデータ量を制御する通信制御部と
    を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 前記エラー情報は、障害の存在が推定されるが確定されていないことを示す第1情報と、障害の存在が確定されたことを示す第2情報とを少なくとも含み、
    前記第1情報が得られた場合、前記通信制御部は第1制御を実行し、
    前記第2情報が得られた場合、前記通信制御部は前記第1制御よりも通信負荷が小さい第2制御を実行する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記エラー情報は、障害の不存在を示す第3情報を含み、
    前記第3情報が得られた場合、前記通信制御部は前記第1制御よりも通信負荷が大きい第3制御を実行する、請求項2記載の車両制御装置。
  4. 前記通信制御部は、選択された通信経路の各々における一周期における通信回数、選択された通信経路の各々における送信タイミング、又は一送信あたりのデータ量、又はそれらの組合せを設定する、請求項1に記載の車両制御装置。
  5. 前記通信制御部は、前記複数の通信経路のうちの2以上の通信経路を選択するとともに、前記2以上の通信経路において選択的にデータ通信を行う、請求項1に記載の車両制御装置。
  6. 前記通信制御部は、複数の設定項目の中から優先的に設定される項目に関する優先設定情報に基づき、前記複数の設定項目を設定するよう構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の車両制御装置。
  7. 前記エラー情報はDTC情報である、請求項1に記載の車両制御装置。
  8. 前記制御部の負荷率を測定する負荷率測定手段を有し、
    前記通信制御部は、前記エラー情報、及び前記負荷率の変動量に応じて、前記複数の通信経路の少なくとも1つを選択するとともに、一周期中で送信されるデータ量を制御する、請求項1に記載の車両制御装置。
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