JPWO2019220511A1 - アレーアンテナ装置 - Google Patents

アレーアンテナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019220511A1
JPWO2019220511A1 JP2020519234A JP2020519234A JPWO2019220511A1 JP WO2019220511 A1 JPWO2019220511 A1 JP WO2019220511A1 JP 2020519234 A JP2020519234 A JP 2020519234A JP 2020519234 A JP2020519234 A JP 2020519234A JP WO2019220511 A1 JPWO2019220511 A1 JP WO2019220511A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antennas
array antenna
linear array
element antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020519234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6752396B2 (ja
Inventor
山口 聡
山口  聡
渡辺 光
光 渡辺
深沢 徹
徹 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6752396B2 publication Critical patent/JP6752396B2/ja
Publication of JPWO2019220511A1 publication Critical patent/JPWO2019220511A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/061Two dimensional planar arrays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/0006Particular feeding systems
    • H01Q21/0037Particular feeding systems linear waveguide fed arrays
    • H01Q21/0043Slotted waveguides
    • H01Q21/005Slotted waveguides arrays
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/24Combinations of antenna units polarised in different directions for transmitting or receiving circularly and elliptically polarised waves or waves linearly polarised in any direction

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

隣接するリニアアレーアンテナ(10〜80)で、第1の素子アンテナ(11a〜84a)と第2の素子アンテナ(11b〜84b)の配列方向のそれぞれの位置が、素子アンテナの配列間隔の半分だけ互いにシフトして配列される。一つ飛びで隣接する二つのリニアアレーアンテナで、一方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナ(11a〜84a)の位置と他方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナ(11b〜84b)が同じ位置となり、かつ、一方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナ(11b〜84b)の位置と他方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナ(11a〜84a)が同じ位置となるよう配列される。

Description

この発明は、レーダまたは無線通信に用いられるアレーアンテナ装置に関するものである。
アレーアンテナ装置の設計では、メインローブ以外の不要放射であるグレーティングローブを発生させないようにすることが必要とされる。グレーティングローブが発生するか否かは、アレーアンテナ装置を構成する素子アンテナの配列に依存する。グレーティングローブを発生させないようにするには、素子アンテナを動作周波数の波長に対して所定距離以下の間隔で配置すれば良い。しかしながら、素子アンテナの大きさなどの物理的な要因のために、狭い間隔で配列することが困難となる場合がある。
一方、素子アンテナを狭い間隔で配列することが困難となる場合でもグレーティングローブの発生を軽減できる方法が例えば特許文献1に示されている。これは、導波管スロットアレーアンテナ装置において、導波管スロットアレーアンテナを平面状に複数個備え、矩形導波管の管軸と直交する方向に隣り合う導波管スロットアレーアンテナを一群とし、管軸方向に隣り合う導波管スロットアレーアンテナ一群を管軸と直交する方向に使用周波数の自由空間波長の約1/2の距離だけ互いにジグザグ状にオフセットして配列したことを特徴としている。この配列を用いることにより、互いに隣接する導波管スロットアレーアンテナ群が導波管の管軸に直交する方向に放射する電波の位相が逆相になり、その結果、グレーティングローブを打ち消すことができる。
特開2007−259047号公報
上記特許文献1に示されている従来のアレーアンテナ装置では、アンテナの偏波は一つのみの場合を考慮していた。一方、近年、通信用途等において、送受信する情報量の増大を図るため偏波多重技術が用いられている。これは、例えば直交する二つの偏波それぞれに異なる情報を付与することによって、互いに干渉を与える、または受けることなく情報を送受信し、情報伝達量を2倍にするものである。しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のアレーアンテナ装置では偏波多重への対応が考慮されておらず、それぞれの偏波を持つアレーアンテナを同一アンテナ開口内に配列するための方法が明確では無かった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、二つの偏波を有するアレーアンテナ装置であっても、グレーティングローブを抑圧することのできるアレーアンテナ装置を提供することを目的とする。
この発明に係るアレーアンテナ装置は、互いに直交した偏波面を有する第1の素子アンテナと第2の素子アンテナを交互に複数直線状に配列してリニアアレーアンテナを形成すると共に、リニアアレーアンテナを素子アンテナの配列方向とは直交した方向に複数列配列し、隣接するリニアアレーアンテナにおいて、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列方向のそれぞれの位置が、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列間隔の半分だけ互いにシフトして配列され、かつ、一つ飛びで隣接する二つのリニアアレーアンテナにおいて、一方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナが同じ位置で、かつ、一方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナが同じ位置となるよう配列されたものである。
この発明のアレーアンテナ装置は、隣接するリニアアレーアンテナで、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列方向のそれぞれの位置が、素子アンテナの配列間隔の半分だけ互いにシフトして配列され、かつ、一つ飛びで隣接する二つのリニアアレーアンテナで、一方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナが同じ位置となり、かつ、一方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナが同じ位置となるよう配列されたものである。これにより、二つの偏波を有するアレーアンテナ装置であっても、グレーティングローブを抑圧することができる。
この発明の実施の形態1によるアレーアンテナ装置を示す構成図である。 比較例のアレーアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるアレーアンテナ装置と比較例の規格化放射パターンを示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるアレーアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるアレーアンテナ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるアレーアンテナ装置の他の例を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態によるアレーアンテナ装置の構成図である。
図1に示すアレーアンテナ装置は、第1の素子アンテナ11a〜14aと第2の素子アンテナ11b〜14bからなるリニアアレーアンテナ10と、第1の素子アンテナ21a〜24aと第2の素子アンテナ21b〜24bからなるリニアアレーアンテナ20と、第1の素子アンテナ31a〜34aと第2の素子アンテナ31b〜34bからなるリニアアレーアンテナ30と、第1の素子アンテナ41a〜44aと第2の素子アンテナ41b〜44bからなるリニアアレーアンテナ40と、第1の素子アンテナ51a〜54aと第2の素子アンテナ51b〜54bからなるリニアアレーアンテナ50と、第1の素子アンテナ61a〜64aと第2の素子アンテナ61b〜64bからなるリニアアレーアンテナ60と、第1の素子アンテナ71a〜74aと第2の素子アンテナ71b〜74bからなるリニアアレーアンテナ70と、第1の素子アンテナ81a〜84aと第2の素子アンテナ81b〜84bからなるリニアアレーアンテナ80とからなる。
ここで、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bはアレーアンテナを構成する素子アンテナである。これら第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bは、ダイポールアンテナのような素子アンテナを模式的に表したものであり、長方形の長手方向に偏波を有するものとする。すなわち、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bは互いに直交する関係にある。以降では、記号aを付与するものを第1の素子アンテナ、記号bを付与するものを第2の素子アンテナとして区別する。また、その記号を付与する2桁の数字は配列内における素子位置を表すものとする。例えば、第1の素子アンテナ31aは3行1列目にある第1の素子アンテナを表すものとする。
例えば、リニアアレーアンテナ10では、第1の素子アンテナ11aと第2の素子アンテナ11b、第1の素子アンテナ12aと第2の素子アンテナ12b、第1の素子アンテナ13aと第2の素子アンテナ13b、第1の素子アンテナ14aと第2の素子アンテナ14bといったように図のx軸方向に交互に素子間隔dxで直線状に配列されている。素子間隔dxはリニアアレーアンテナ内で一定でも良く、また、素子間毎に異なっていても良い。他のリニアアレーアンテナ20〜80も同様に構成されている。
これらリニアアレーアンテナ10〜80は第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bの配列方向と直交した方向、すなわち図のy軸方向に素子間隔dyで複数列配列されている。これらリニアアレーアンテナ10〜80によりアレーアンテナを形成している。素子間隔dyはリニアアレーアンテナ間で一定でも良く、また、リニアアレーアンテナ毎に異なっていても良い。
隣接するリニアアレーアンテナ10〜80において、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bの配列方向のそれぞれの位置が、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bの配列間隔の半分だけ、すなわちdx/2だけ互いにシフトして配列されている。例えば、図1に示すように、リニアアレーアンテナ10の第1の素子アンテナ11aの位置とリニアアレーアンテナ20の第1の素子アンテナ21aの位置はdx/2だけシフトしている。
また、一つ飛びで隣接するリニアアレーアンテナ10〜80、例えばリニアアレーアンテナ10とリニアアレーアンテナ30において、リニアアレーアンテナ10の第1の素子アンテナ11a〜14aの配列方向の位置(x方向の位置)と、リニアアレーアンテナ30における第2の素子アンテナ31b〜34bの配列方向の位置とが同じであり、かつ、リニアアレーアンテナ10における第2の素子アンテナ11b〜14bの配列方向の位置(x方向の位置)と、リニアアレーアンテナ30における第1の素子アンテナ31a〜34aの配列方向の位置とが同じである。他のリニアアレーアンテナ10〜80における第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84b同士の位置関係も同様である。
なお、図示例では、各リニアアレーアンテナ10〜80内におけるそれぞれの素子アンテナとして、4個の第1の素子アンテナ11a〜84aと4個の第2の素子アンテナ11b〜84bで構成したが、リニアアレーアンテナ内の素子アンテナの構成個数はこれに限らない。また、リニアアレーアンテナ10〜80も8個としたが、構成個数はこれ以外であっても良い。
次に、実施の形態1のアレーアンテナ装置の動作について説明する。
図2は、比較例として、各リニアアレーアンテナ10〜80において、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bの配列を同じにした構成を示す。
図2において、第1の素子アンテナのみ、あるいは、第2の素子アンテナのみに着目した場合、x方向に並ぶ素子アンテナに着目すると、その素子間隔は不等間隔となる。例えば、第1の素子アンテナ11aと第1の素子アンテナ21aのx方向距離はdx/2であるのに対して、第1の素子アンテナ21aと第1の素子アンテナ32aの距離はdx×3/2である。すなわち、x方向に歯抜けとなる状態で配列されている。このような配列では、メインローブ発生角度方向以外の方向にも波面が揃う場合が生じ、グレーティングローブ、あるいはそれに準ずる大きなサイドローブといった不要ローブを発生してしまう。一方、図1にてx方向に並ぶ素子アンテナに着目した場合、全ての素子アンテナがdx/2で等間隔に配列されているので、不要ローブの発生を抑えることができる。
図3に、実施の形態1のアレーアンテナ装置と図2の比較例との規格化放射パターンを示す。ここで、縦軸は規格化された利得(Relative Gain)、横軸はxz面の半空間における角度(deg)を示す。また、実線が実施の形態1のアレーアンテナ装置の特性を、破線が比較例のアレーアンテナ装置の特性を示す。図3では、素子単体指向性をコサイン電界指向性(cosθ)として、図1に示す実施の形態1のアレーアンテナ装置及び図2に示す比較例のアレーアンテナ装置の放射パターンをそれぞれ計算した結果を示す。素子間隔はdxとdy共に計算周波数の半波長としている。図3から明らかなように、実施の形態1のアレーアンテナ装置は、広角度方向に現れるグレーティングローブを十分抑圧できることがわかる。
第1の素子アンテナ11a〜84a及び第2の素子アンテナ11b〜84bの給電に関しては、素子アンテナ毎に高周波信号を供給する回路を備えてもよい。あるいは、複数の第1の素子アンテナ11a〜84aと複数の第2の素子アンテナ11b〜84bとをそれぞれ束ねたサブアレーとして、サブアレー毎に高周波信号を供給する回路を備えてもよい。
以上説明したように、実施の形態1のアレーアンテナ装置によれば、互いに直交した偏波面を有する第1の素子アンテナと第2の素子アンテナを交互に複数直線状に配列してリニアアレーアンテナを形成すると共に、リニアアレーアンテナを素子アンテナの配列方向とは直交した方向に複数列配列し、隣接するリニアアレーアンテナにおいて、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列方向のそれぞれの位置が、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列間隔の半分だけ互いにシフトして配列され、かつ、一つ飛びで隣接する二つのリニアアレーアンテナにおいて、一方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナが同じ位置で、かつ、一方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナが同じ位置となるよう配列されたので、二つの偏波を有するアレーアンテナ装置であっても、グレーティングローブを抑圧することができる。
また、実施の形態1のアレーアンテナ装置によれば、リニアアレーアンテナにおける第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列間隔が等間隔であるようにしたので、不要ローブの発生を抑えることができる。
また、実施の形態1のアレーアンテナ装置によれば、リニアアレーアンテナの配列間隔が等間隔であるようにしたので、不要ローブの発生を抑えることができる。
また、実施の形態1のアレーアンテナ装置によれば、第1の素子アンテナの偏波が垂直偏波または水平偏波の一方であって、第2の素子アンテナの偏波が垂直偏波または水平偏波の他方であるようにしたので、直交する二つの偏波を有するアレーアンテナ装置を実現することができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2のアレーアンテナ装置の構成図である。
実施の形態1では、第1の素子アンテナ11a〜84aの偏波をx方向偏波、第2の素子アンテナ11b〜84bの偏波をy方向偏波としていたが、実施の形態2では、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bのうち、いずれか一方を+45度偏波、他方を−45度偏波としたものである。図4に示すアレーアンテナ装置では、第1の素子アンテナ11a〜84aを+45度偏波、第2の素子アンテナ11b〜84bを−45度偏波とした例を示している。各リニアアレーアンテナ10〜80内の第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bの配列は実施の形態1と同様である。また、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bの偏波の組合せは図示例に限らず、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bの偏波が互いに直交する関係にあれば同様である。
以上説明したように、実施の形態2のアレーアンテナ装置によれば、第1の素子アンテナの偏波が+45度または−45度の一方であって、第2の素子アンテナの偏波がその他方であるようにしたので、二つの偏波を有するアレーアンテナ装置であっても、グレーティングローブを抑圧することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、第1の素子アンテナ11a〜84aと第2の素子アンテナ11b〜84bにおけるそれぞれの素子アンテナを、複数素子で構成したものである。
図5は実施の形態3のアレーアンテナ装置の構成図である。図示のアレーアンテナ装置は、第1の素子アンテナ11aが、素子アンテナの配列方向(x方向)に二つの素子11a−1,11a−2を並べたサブアレーアンテナとして構成され、同様に、第2の素子アンテナ11bが、素子アンテナの配列方向(x方向)に二つの素子11b−1,11b−2を並べたサブアレーアンテナとして構成されている。なお、図5では、図面の煩雑さを避けるため、第1の素子アンテナ11a及び第2の素子アンテナ11bのみ符号を付しているが、これ以外の第1の素子アンテナ12a〜84aと第2の素子アンテナ12b〜84bも同様に構成されている。
また、実施の形態3においても、実施の形態1と同様に、第1の素子アンテナ11a〜84a及び第2の素子アンテナ11b〜84bのそれぞれの素子アンテナ毎に高周波信号を供給する回路を備えてもよい。あるいは、複数の第1の素子アンテナ11a〜84aと複数の第2の素子アンテナ11b〜84bとをそれぞれ複数束ねて、束ねた単位で高周波信号を供給する回路を備えてもよい。
また、図6に示すように二つの素子11a−1,11a−2をy方向に並べて第1の素子アンテナ11aを構成し、かつ、二つの素子11b−1,11b−2をy方向に並べて第2の素子アンテナ11bを構成するようにしてもよい。これ以外の第1の素子アンテナ12a〜84aと第2の素子アンテナ12b〜84bも同様の構成である。
さらに、図5と図6の例では、一つの素子アンテナを二つの素子で構成したが、三つ以上の素子から構成してもよい。また、一つの素子アンテナとして、x方向とy方向のそれぞれに複数の素子を配列した平面上の配列としてもよい。また、図5と図6の例では、二つの素子の偏波をx方向偏波とy方向偏波としたが、実施の形態2のアレーアンテナ装置に対応した構成として、二つの素子を+45度偏波と−45度偏波としても良い。
以上説明したように、実施の形態3のアレーアンテナ装置によれば、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナは、それぞれ、リニアアレーアンテナにおける第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列方向に複数素子を線状に配したサブアレーアンテナからなるようにしたので、二つの偏波を有するアレーアンテナ装置であっても、グレーティングローブを抑圧することができる。
また、実施の形態3のアレーアンテナ装置によれば、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナは、それぞれ、リニアアレーアンテナの配列方向に複数素子を線状に配したサブアレーアンテナからなるようにしたので、二つの偏波を有するアレーアンテナ装置であっても、グレーティングローブを抑圧することができる。
また、実施の形態3のアレーアンテナ装置によれば、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナは、それぞれ複数素子を平面状に配したサブアレーアンテナからなるようにしたので、二つの偏波を有するアレーアンテナ装置であっても、グレーティングローブを抑圧することができる。
本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意な構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意な構成要素の省略が可能である。
以上のように、この発明に係るアレーアンテナ装置は、互いに直交した偏波面を有する第1の素子アンテナと第2の素子アンテナを交互に複数直線状に配列してリニアアレーアンテナを形成する構成に関するものであり、レーダまたは無線通信のアレーアンテナ装置として用いるのに適している。
11a〜84a 第1の素子アンテナ、11b〜84b 第2の素子アンテナ、10〜80 リニアアレーアンテナ、11a−1、11a−2、11b−1、11b−2 素子。
この発明に係るアレーアンテナ装置は、互いに直交した偏波面を有する第1の素子アンテナと第2の素子アンテナを交互に複数直線状に配列してリニアアレーアンテナを形成すると共に、リニアアレーアンテナを第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列方向とは直交した方向に複数列配列し、隣接するリニアアレーアンテナにおいて、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列方向のそれぞれの位置が、第1の素子アンテナと第2の素子アンテナの配列間隔の半分だけ互いにシフトして配列され、かつ、一つ飛びで隣接する二つのリニアアレーアンテナにおいて、一方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナが同じ位置で、かつ、一方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナが同じ位置となるよう配列されたものである。

Claims (8)

  1. 互いに直交した偏波面を有する第1の素子アンテナと第2の素子アンテナを交互に複数直線状に配列してリニアアレーアンテナを形成すると共に、
    前記リニアアレーアンテナを前記素子アンテナの配列方向とは直交した方向に複数列配列し、
    隣接する前記リニアアレーアンテナにおいて、前記第1の素子アンテナと前記第2の素子アンテナの配列方向のそれぞれの位置が、前記第1の素子アンテナと前記第2の素子アンテナの配列間隔の半分だけ互いにシフトして配列され、
    かつ、一つ飛びで隣接する二つのリニアアレーアンテナにおいて、一方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナの位置と他方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナが同じ位置で、かつ、前記一方のリニアアレーアンテナの第2の素子アンテナの位置と前記他方のリニアアレーアンテナの第1の素子アンテナが同じ位置となるよう配列されたことを特徴とするアレーアンテナ装置。
  2. 前記リニアアレーアンテナにおける前記第1の素子アンテナと前記第2の素子アンテナの配列間隔が等間隔であることを特徴とする請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  3. 前記リニアアレーアンテナの配列間隔が等間隔であることを特徴とする請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  4. 前記第1の素子アンテナの偏波が垂直偏波または水平偏波の一方であって、前記第2の素子アンテナの偏波が前記垂直偏波または水平偏波の他方であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のアレーアンテナ装置。
  5. 前記第1の素子アンテナの偏波が+45度または−45度の一方であって、前記第2の素子アンテナの偏波がその他方であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のアレーアンテナ装置。
  6. 前記第1の素子アンテナと前記第2の素子アンテナは、それぞれ、前記リニアアレーアンテナにおける前記第1の素子アンテナと前記第2の素子アンテナの配列方向に複数素子を線状に配したサブアレーアンテナからなることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のアレーアンテナ装置。
  7. 前記第1の素子アンテナと前記第2の素子アンテナは、それぞれ、前記リニアアレーアンテナの配列方向に複数素子を線状に配したサブアレーアンテナからなることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のアレーアンテナ装置。
  8. 前記第1の素子アンテナと前記第2の素子アンテナは、それぞれ複数素子を平面状に配したサブアレーアンテナからなることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のアレーアンテナ装置。
JP2020519234A 2018-05-14 2018-05-14 アレーアンテナ装置 Active JP6752396B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/018585 WO2019220511A1 (ja) 2018-05-14 2018-05-14 アレーアンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6752396B2 JP6752396B2 (ja) 2020-09-09
JPWO2019220511A1 true JPWO2019220511A1 (ja) 2020-09-24

Family

ID=68539705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020519234A Active JP6752396B2 (ja) 2018-05-14 2018-05-14 アレーアンテナ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20210005983A1 (ja)
EP (1) EP3771040B1 (ja)
JP (1) JP6752396B2 (ja)
CA (1) CA3094043C (ja)
WO (1) WO2019220511A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6365494B2 (ja) * 2015-10-07 2018-08-01 株式会社デンソー アンテナ装置及び物標検出装置
DE112018007422B4 (de) * 2018-05-02 2022-02-17 Mitsubishi Electric Corporation Wellenleiter-schlitzgruppenantenne
US11606151B2 (en) * 2019-10-18 2023-03-14 Electronics And Telecommunications Research Institute Array antenna apparatus using spatial power spectrum combining and method of controlling the same

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5585108A (en) * 1978-12-21 1980-06-26 Naohisa Goto Antenna for circular polarized wave
JPH07176948A (ja) * 1993-12-17 1995-07-14 Yagi Antenna Co Ltd アレーアンテナ
CA2217730A1 (en) * 1996-03-08 1997-09-12 Makoto Ochiai Planar array antenna
JP3865573B2 (ja) * 2000-02-29 2007-01-10 アンリツ株式会社 誘電体漏れ波アンテナ
JP4602276B2 (ja) 2006-03-23 2010-12-22 三菱電機株式会社 導波管スロットアレーアンテナ装置
US8957818B2 (en) * 2011-08-22 2015-02-17 Victory Microwave Corporation Circularly polarized waveguide slot array

Also Published As

Publication number Publication date
EP3771040A1 (en) 2021-01-27
US20210005983A1 (en) 2021-01-07
EP3771040A4 (en) 2021-03-31
EP3771040B1 (en) 2022-04-20
JP6752396B2 (ja) 2020-09-09
CA3094043C (en) 2021-07-06
CA3094043A1 (en) 2019-11-21
WO2019220511A1 (ja) 2019-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6752396B2 (ja) アレーアンテナ装置
JP5024638B2 (ja) アレーアンテナ
US9871296B2 (en) Mixed structure dual-band dual-beam three-column phased array antenna
JP4602276B2 (ja) 導波管スロットアレーアンテナ装置
CN108736172B (zh) 阵列天线
WO2014054444A1 (ja) リフレクトアレー
JP2013098835A (ja) アレーアンテナ装置及びレーダ装置
KR100976087B1 (ko) 4중 편파 안테나 모듈 및 이를 포함하는 무선 송수신 장치
CN112038756A (zh) 一种抑制圆极化阵列天线栅瓣的组阵方法
WO2010004992A1 (ja) アレーアンテナ
JP6409676B2 (ja) 衛星通信用アレイアンテナおよびアンテナ
EP1365477A1 (en) Antenna
JP2019071510A (ja) Mimoレーダー用アンテナ構造
JP2008283525A (ja) アンテナ装置
JP2009232213A (ja) マルチバンドアレイアンテナ
EP4322337A1 (en) Phased array antenna and phased array communication terminal
KR101027374B1 (ko) 디커플링 소자를 가지는 안테나
JP2021052337A (ja) 偏波共用アレイアンテナ及びその製造方法
JP5918874B1 (ja) アレイアンテナ
JP2021027465A (ja) フェーズドアレーアンテナおよびその配列方法
WO2021079603A1 (ja) 円偏波アレーアンテナ装置
WO2024105933A1 (ja) アレイアンテナ
JP2005303801A (ja) アンテナ装置
WO2021079602A1 (ja) 円偏波アレーアンテナ装置
JP2005223836A (ja) スロット給電型アンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200619

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200619

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200619

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6752396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250