JPWO2019198672A1 - T字継手構造 - Google Patents
T字継手構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2019198672A1 JPWO2019198672A1 JP2020513259A JP2020513259A JPWO2019198672A1 JP WO2019198672 A1 JPWO2019198672 A1 JP WO2019198672A1 JP 2020513259 A JP2020513259 A JP 2020513259A JP 2020513259 A JP2020513259 A JP 2020513259A JP WO2019198672 A1 JPWO2019198672 A1 JP WO2019198672A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint structure
- flat surface
- reinforcing member
- side sill
- shaped joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/02—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted comprising longitudinally or transversely arranged frame members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/20—Floors or bottom sub-units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
Description
FRPからなる補強部材は、マトリックス樹脂と、該マトリックス樹脂中に含有され、複合化された強化繊維材料からなる、繊維強化樹脂部材を意味する。
補強部材がFRP等により形成される場合、FRPからなる補強部材と金属部材(上記実施形態では、サイドシル10)との間に接着樹脂層が設けられ、該接着樹脂層によりFRPからなる補強部材と金属部材とが接合されてもよい。
本発明に係る金属部材は、めっきされていてもよい。これにより、耐食性が向上する。特に、金属部材が鋼材である場合は、より好適である。めっきの種類は特に限定されず、公知のめっきを用いることができる。例えば、めっき鋼板(鋼材)として、溶融亜鉛めっき鋼板、溶融合金化亜鉛めっき鋼板、Zn−Al−Mg系合金めっき鋼板、アルミニウムめっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、電気Zn−Ni系合金めっき鋼板等が用いられ得る。
本発明に係るT字継手構造の曲げ剛性の評価のため、図11(実施例1)および図12(実施例2)に示す解析モデルを作成して変形シミュレーションを実施した。各解析モデルはサイドシル10と、サイドシル10の天板部12aに接合されたクロスメンバー20と、サイドシル10の内方に設けられたCFRPからなる補強部材30で構成されている。補強部材30の第1の端部30aはサイドシル10の天板部12aの内面に接合され、第2の端部30bはサイドシル10の高さ方向Hの上側の縦壁部12bに接合されている。また、図11に示す解析モデルにおいて、補強部材30の中途部30cは、サイドシル長手方向L1に垂直な断面の形状が直線状となっている。図12に示す解析モデルにおいて、補強部材30の中途部30cは、サイドシル長手方向L1に垂直な断面の形状が図13のように曲線状となっている。補強部材30の幅はクロスメンバー20の天板フランジ部23aの幅よりも長くなっている。なお、本シミュレーション含めて以下の各シミュレーションにおいては、サイドシル10およびクロスメンバー20の素材は1.5GPa級の鋼板であり、サイドシル10の板厚は0.8mm、クロスメンバー20の板厚は1.4mmである。補強部材30の板厚は1.0mmであり、CFRPの繊維方向はクロスメンバー長手方向L2に対して平行となっている。また、使用した補強部材は、繊維方向の弾性率131.5GPa、繊維と直交方向の弾性率8.5GPaである。また、繊維方向の破断応力は2490MPa、繊維と直交方向の破断応力は76MPaとする。
衝突シミュレーション(A)はポール側面衝突を模擬したシミュレーションである。図17に示すように衝突シミュレーション(A)は、クロスメンバー20が当接する、平板11のサイドシル長手方向L1の中央部にインパクタを当てることで実施された。詳述すると、クロスメンバー20の中心線上の位置、かつサイドシル10の全高にわたって、サイドシル10の外側から直径254mmのインパクタを500mm/sで衝突させることでシミュレーションが実施された。そして、インパクタのストローク30mm時における最大荷重(反力)と吸収エネルギーを評価することで、解析モデルの耐衝撃性を評価した。
衝突シミュレーション(B)はポール側面衝突を模擬したシミュレーションであるが、前述の衝突シミュレーション(A)とはインパクタの位置が異なっている。図22に示すように衝突シミュレーション(B)では、クロスメンバー20が当接するサイドシル10の平板11の中央部から、サイドシル長手方向L1にオフセットした位置にインパクタを当てている。詳述すると、クロスメンバー20の中心線からサイドシル長手方向L1に100mmオフセットした位置、かつサイドシル10の全高にわたって、サイドシル10の外側から直径254mmのインパクタを500mm/sで衝突させることでシミュレーションが実施された。なお、解析モデルは、下記表3に示すモデルである。
衝突シミュレーション(C)は、車両同士の側面衝突を模擬したシミュレーションである。図27に示すように衝突シミュレーション(C)では、前述の衝突シミュレーション(A)に対し、インパクタの位置が高さ方向Hの上方にオフセットしている。詳述すると、クロスメンバー20の中心線上の位置、かつサイドシル10の全高の上半分の領域に、サイドシル10の外側から直径254mmのインパクタを500mm/sで衝突させることでシミュレーションが実施された。なお、解析モデルは、下記表4に示すモデルである。
10 サイドシル
10a サイドシルの中空部
11 サイドシルの平板
12 サイドシルのハット状部材
12a 天板部
12b 縦壁部
12c ハットフランジ部
20 クロスメンバー
20a クロスメンバーの中空部
21 クロスメンバーの平板
21a 平板の板部
22 クロスメンバーのハット状部材
22a 天板部
22b 縦壁部
22c ハットフランジ部
23 クロスメンバーの当接側端部
23a 天板フランジ部
23b 縦壁フランジ部
23c 平板フランジ部
30 補強部材
30a 補強部材の第1の端部
30b 補強部材の第2の端部
30c 補強部材の中途部
50 従来のT字継手構造
F 荷重
H 高さ方向
L1 サイドシル長手方向
L2 クロスメンバー長手方向
R1 サイドシルの天板部における第1の端部の接触範囲
R2 サイドシルの天板部における天板フランジ部の接触範囲
Wa 補強部材の幅
Wb クロスメンバーの天板フランジ部の幅
Claims (10)
- T字継手構造であって、
第1の平面部と、前記第1の平面部以外の平面部である第2の平面部とを有した中空部材である、第1の部材と、
前記第1の部材の前記第1の平面部に当接して固定された、該第1の部材の長手方向に対して垂直に延びる中空部材である、第2の部材と、
前記第1の部材の内方に設けられた補強部材と、を有し、
前記補強部材の、前記第2の部材の長手方向における両端部のうち、一方の端部を第1の端部と称し、他方の端部を第2の端部と称した際に、
前記補強部材の前記第1の端部は、前記第1の部材の前記第1の平面部の内面に接合され、
前記補強部材の前記第2の端部は、前記第1の部材の前記第2の平面部の内面に接合され、
前記第2の部材の中空部を含むように切断された、前記第1の部材の長手方向に垂直な断面において、前記第1の部材の前記第1の平面部と前記補強部材の前記第1の端部が接触する部分の範囲と、前記第1の部材の前記第1の平面部と前記第2の部材が接触する部分の範囲が、前記垂直な断面における前記第2の部材の長手方向に垂直な方向において少なくとも一部重なっている。 - 請求項1に記載のT字継手構造において、
前記第1の部材は、ハット状部材を有し、
前記第1の平面部は、前記ハット状部材の天板部であり、
前記第2の平面部は、前記ハット状部材の縦壁部である。 - 請求項1または2に記載のT字継手構造において、
前記第1の部材の長手方向および前記第2の部材の長手方向の両方に対して垂直な方向を高さ方向と称し、
前記第2の部材の長手方向の両端部のうち、前記第1の部材の前記第1の平面部側の端部に、前記高さ方向に延びるフランジ部が形成され、
前記第2の部材の前記フランジ部と、前記第1の部材の前記第1の平面部とが接合されている。 - 請求項3に記載のT字継手構造において、
前記第2の部材は、ハット状部材を有し、
前記第2の部材の前記フランジ部は、前記第2の部材の前記ハット状部材の天板部に形成されている。 - 請求項3または4に記載のT字継手構造において、
前記補強部材の幅Waと、前記第1の部材の前記第1の平面部と前記第2の部材の前記フランジ部との接合領域の幅Wbとが、Wb≦1.5Waを満たす。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のT字継手構造において、
前記補強部材は、FRP、アルミニウム合金、マグネシウム合金、および鋼材の少なくともいずれかからなる部材である。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のT字継手構造において、
前記補強部材は、2以上の繊維方向を有する、FRPからなる部材である。 - 請求項6または7に記載のT字継手構造において、
前記FRPは、CFRPまたはGFRPの少なくともいずれかである。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のT字継手構造において、
前記第1の部材は、自動車のサイドシルであり、前記第2の部材は、自動車のフロアクロスメンバーである。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のT字継手構造において、
前記第1の部材は、自動車のルーフサイドレールであり、前記第2の部材は、自動車のルーフクロスメンバーである。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018074653 | 2018-04-09 | ||
JP2018074653 | 2018-04-09 | ||
PCT/JP2019/015344 WO2019198672A1 (ja) | 2018-04-09 | 2019-04-08 | T字継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019198672A1 true JPWO2019198672A1 (ja) | 2021-02-25 |
JP6969673B2 JP6969673B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=68164144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020513259A Active JP6969673B2 (ja) | 2018-04-09 | 2019-04-08 | T字継手構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6969673B2 (ja) |
CN (1) | CN111918811B (ja) |
WO (1) | WO2019198672A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113306699B (zh) * | 2021-01-15 | 2023-06-02 | 中国商用飞机有限责任公司北京民用飞机技术研究中心 | 一种t尾布局飞机平尾与垂尾的连接结构及方法 |
CN112896332B (zh) * | 2021-02-26 | 2022-03-18 | 东风越野车有限公司 | 一种适应空投的车身地板系统 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000318451A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Mazda Motor Corp | 自動車の車体構造 |
JP2010143461A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | 車体側部構造 |
JP2010235014A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Mazda Motor Corp | 自動車車体におけるチューブ状フレームの連結構造及びその組立方法 |
JP2018034664A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用骨格構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4715341B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2011-07-06 | マツダ株式会社 | スライドドア車の下部車体構造 |
JP5907147B2 (ja) * | 2013-11-25 | 2016-04-20 | トヨタ自動車株式会社 | 車体下部構造 |
-
2019
- 2019-04-08 JP JP2020513259A patent/JP6969673B2/ja active Active
- 2019-04-08 WO PCT/JP2019/015344 patent/WO2019198672A1/ja active Application Filing
- 2019-04-08 CN CN201980022964.7A patent/CN111918811B/zh active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000318451A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Mazda Motor Corp | 自動車の車体構造 |
JP2010143461A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | 車体側部構造 |
JP2010235014A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Mazda Motor Corp | 自動車車体におけるチューブ状フレームの連結構造及びその組立方法 |
JP2018034664A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用骨格構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN111918811B (zh) | 2022-11-18 |
CN111918811A (zh) | 2020-11-10 |
WO2019198672A1 (ja) | 2019-10-17 |
JP6969673B2 (ja) | 2021-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6969673B2 (ja) | T字継手構造 | |
JP6801825B2 (ja) | 車両用構造部材 | |
US11945205B2 (en) | Curved panel part | |
JP6969674B2 (ja) | 自動車構造部材 | |
JP7035743B2 (ja) | センターピラーインナーおよびセンターピラー | |
JP6822607B2 (ja) | 天板部と側壁部を有する部品 | |
JPWO2020017645A1 (ja) | 車両用構造部材 | |
JP6683293B2 (ja) | 自動車のt字継手構造 | |
US11731392B2 (en) | Panel structure | |
JP6617859B1 (ja) | 車両用構造部材 | |
JP7035742B2 (ja) | 車両用構造部材 | |
JP7087768B2 (ja) | 車両用構造部材 | |
JP2019209661A (ja) | フラットパネル構造 | |
JP7107055B2 (ja) | 車両用構造部材 | |
JP6708323B1 (ja) | センターピラーインナーおよびセンターピラー | |
JP2019209660A (ja) | 曲面パネル部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200716 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210928 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211011 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6969673 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |