JPWO2019197671A5 - - Google Patents

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実施例4-アルファ鎖に融合されたペプチドを含有するMCRの表面発現の検出。
本発明者らは、アルファ鎖にテザーされたランダムペプチドを有するマウスMCRのライブラリーを構築した。MHCクラスII欠損細胞株(T細胞ハイブリドーマ)の形質導入後、抗MHC抗体を使用して、FACSによりMCR表面発現を測定した(図7)。多くの異なるペプチドを有するMCRの効率的な発現が検出されたが、これは、MCRのアルファ鎖に連結されたペプチドもまた、表面発現に十分なほどにMHC複合体を安定化し得ることを示している。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
主要組織適合遺伝子複合体(MHC)により提示される候補ペプチドを識別するための方法であって、レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させること、前記MHC-ペプチド複合体の表面発現を示すレポーター細胞を検出すること、および前記細胞表面に提示された候補ペプチドの配列を決定することを含む、方法。
(項目2)
(i)組換えMHCベータおよび/またはアルファ鎖の上流にインフレームでクローニングされた候補ペプチドを含むライブラリーを生成すること;
(ii)このようなライブラリーを、対応するMHCアルファおよび/またはベータ鎖と一緒に適切なレポーター細胞株に形質導入すること;
(iii)前記細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を発現する細胞を検出および単離すること;
(iv)それらの細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を提示する細胞からDNAを単離すること;
(v)前記細胞表面上にMHC-ペプチド複合体を提示する細胞から単離された前記DNAに組み込まれたベクターによりコードされる候補ペプチドの配列を決定すること
を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
主要組織適合遺伝子複合体(MHC)により提示される候補ペプチドを識別するための方法であって、レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させること、前記MHC-ペプチド複合体の表面発現を示すレポーター細胞を検出すること、ならびに前記MHC-ペプチド複合体の表面発現のレベル、および前記細胞表面に提示された候補ペプチドの配列を決定することを含む、方法。
(項目4)
(i)組換えMHCベータおよび/またはアルファ鎖の上流にインフレームでクローニングされた候補ペプチドを含むライブラリーを生成すること;
(ii)このようなライブラリーを、対応するMHCアルファおよび/またはベータ鎖と一緒に適切なレポーター細胞株に形質導入すること;
(iii)前記細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を発現する細胞を検出および単離すること;
(iv)前記1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体の細胞表面発現のレベルを決定すること
(v)それらの細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を提示する細胞からDNAを単離すること;
(vi)前記細胞表面上にMHC-ペプチド複合体を提示する細胞から単離された前記DNAに組み込まれたベクターによりコードされる候補ペプチドの配列を決定すること
を含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記MHC分子が、細胞外MHCクラスIIアルファ鎖および膜貫通ドメインならびに細胞外MHCクラスIIベータ鎖および膜貫通ドメインを含むMHCクラスII分子である、項目1~4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
前記MHC分子が、前記細胞外MHCクラスIアルファ鎖および膜貫通ドメインならびにベータ-2ミクログロブリンを含むMHCクラスI分子である、項目1~4のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
前記MHC-ペプチド複合体が、前記候補ペプチド、ベータ-2マクログロブリン、前記細胞外MHCクラスIアルファ鎖および膜貫通ドメインを含む融合タンパク質である、項目1~4のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
前記MHCアルファ鎖がY84A突然変異を有する、項目6または7に記載の方法。
(項目9)
MHC分子の各鎖が膜貫通ドメインを含む、項目1~8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
前記膜貫通ドメインが前記MHC分子のネイティブ膜貫通ドメインである、項目1~9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記膜貫通ドメインが、TCRα/β、TCRγ/δ、CD3γ/δ/ε/ζ、CD4またはCD8α/βなどの異種分子の膜貫通ドメインである、項目1~9のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
前記レポーター細胞株が哺乳動物細胞株である、項目1~11のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
前記レポーター細胞株が、前記MHCクラスIIペプチドローディング機構を欠く細胞株である、項目1~12のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
前記レポーター細胞株がT細胞ハイブリドーマである、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記レポーター細胞株が、機能的TAP1、TAP2および/またはベータ-2-ミクログロブリン遺伝子を欠く細胞株である、項目1~14のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
前記レポーター細胞株が、欠陥または欠失TAP1、TAP2および/またはベータ-2-ミクログロブリン遺伝子を有するT細胞ハイブリドーマである、項目15に記載の方法。
(項目17)
前記候補ペプチドが、個々の腫瘍由来突然変異を有する腫瘍特異的ペプチドである、前述の項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目18)
前記突然変異がSNVである、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記候補ペプチドが、免疫反応を引き起こす抗原である、項目1~16に記載の方法。
(項目20)
前記候補ペプチドが、免疫原性試験を受けている化合物である、項目1~16に記載の方法。
(項目21)
それらの表面上にMHCを効率的に発現するレポーター細胞を、FACSベースまたはMACSベースの細胞選別により濃縮する、前述の項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記細胞表面に提示された前記候補ペプチドの配列を、PCRおよびシークエンシングにより決定する、前述の項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目23)
前記候補ペプチドが、ワクチンとして使用するためのものである、項目1~22のいずれか一項に記載の方法。
(項目24)
前記ワクチンが腫瘍特異的抗原(TSA)ベースの癌ワクチンである、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記候補ペプチドが、それが含む前記エピトープの少なくとも1つに対する免疫寛容を誘導するために使用するためのものである、項目1~22のいずれか一項に記載の方法。
(項目26)
前記候補ペプチドが、MHC分子との関連でTCRを遮断するために使用するためのものである、項目1~22または25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記候補ペプチドが、細胞への、特にT細胞へのMHC媒介性毒素送達に使用するためのものである、項目1~22または25のいずれか一項に記載の方法。
(項目28)
前記候補ペプチドが、MHC-CARを用いてT細胞を再指向させるために使用するためのものである、項目1~22または25のいずれか一項に記載の方法。
(項目29)
前記候補ペプチドが、免疫原性試験に使用するためのものである、項目1~22のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記候補ペプチドが、T細胞反応性試験に使用するためのものである、項目1~22または29のいずれか一項に記載の方法。
(項目31)
候補ペプチドのMHC結合親和性を決定するための方法であって、レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させること、前記レポーター細胞の表面上に前記MHC-ペプチド複合体を提示するレポーター細胞を検出すること、およびこのような提示/発現のレベルを決定することを含む、方法。
(項目32)
(i)少なくとも1つの膜貫通領域に接続された組換えMHCアルファまたはベータドメインの上流にクローニングされた候補ペプチドを含むライブラリーを生成すること;
(ii)このようなライブラリーを、対応するMHCアルファまたはベータドメインと一緒に適切なレポーター細胞株に形質導入すること;
(iii)それらの細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を提示する細胞を検出すること、
(iv)このような提示/発現のレベルを決定すること
を含む、項目31に記載の方法。

Claims (35)

  1. 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)により提示される候補ペプチドを識別するための方法であって、レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させること、前記MHC-ペプチド複合体の表面発現を示すレポーター細胞を検出すること、および前記細胞表面に提示された候補ペプチドの配列を決定することを含む、方法。
  2. (i)組換えMHCベータおよび/またはアルファ鎖の上流にインフレームでクローニングされた候補ペプチドを含むライブラリーを生成すること;
    (ii)このようなライブラリーを、対応するMHCアルファおよび/またはベータ鎖と一緒に適切なレポーター細胞株に形質導入すること;
    (iii)前記細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を発現する細胞を検出および単離すること;
    (iv)それらの細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を提示する細胞からDNAを単離すること;
    (v)前記細胞表面上にMHC-ペプチド複合体を提示する細胞から単離された前記DNAに組み込まれたベクターによりコードされる候補ペプチドの配列を決定すること
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)により提示される候補ペプチドを識別するための方法であって、レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させること、前記MHC-ペプチド複合体の表面発現を示すレポーター細胞を検出すること、ならびに前記MHC-ペプチド複合体の表面発現のレベル、および前記細胞表面に提示された候補ペプチドの配列を決定することを含む、方法。
  4. (i)組換えMHCベータおよび/またはアルファ鎖の上流にインフレームでクローニングされた候補ペプチドを含むライブラリーを生成すること;
    (ii)このようなライブラリーを、対応するMHCアルファおよび/またはベータ鎖と一緒に適切なレポーター細胞株に形質導入すること;
    (iii)前記細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を発現する細胞を検出および単離すること;
    (iv)前記1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体の細胞表面発現のレベルを決定すること
    (v)それらの細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を提示する細胞からDNAを単離すること;
    (vi)前記細胞表面上にMHC-ペプチド複合体を提示する細胞から単離された前記DNAに組み込まれたベクターによりコードされる候補ペプチドの配列を決定すること
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記MHC分子が、細胞外MHCクラスIIアルファ鎖および膜貫通ドメインならびに細胞外MHCクラスIIベータ鎖および膜貫通ドメインを含むMHCクラスII分子である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記MHC分子が、前記細胞外MHCクラスIアルファ鎖および膜貫通ドメインならびにベータ-2ミクログロブリンを含むMHCクラスI分子である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記MHC-ペプチド複合体が、前記候補ペプチド、ベータ-2マクログロブリン、前記細胞外MHCクラスIアルファ鎖および膜貫通ドメインを含む融合タンパク質である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記MHCアルファ鎖がY84A突然変異を有する、請求項6または7に記載の方法。
  9. MHC分子の各鎖が膜貫通ドメインを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記膜貫通ドメインが前記MHC分子のネイティブ膜貫通ドメインである、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記膜貫通ドメインが、TCRα/β、TCRγ/δ、CD3γ/δ/ε/ζ、CD4またはCD8α/βなどの異種分子の膜貫通ドメインである、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記レポーター細胞株が哺乳動物細胞株である、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記レポーター細胞株が、前記MHCクラスIIペプチドローディング機構を欠く細胞株である、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記レポーター細胞株がT細胞ハイブリドーマである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記レポーター細胞株が、機能的TAP1、TAP2および/またはベータ-2-ミクログロブリン遺伝子を欠く細胞株である、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記レポーター細胞株が、欠陥または欠失TAP1、TAP2および/またはベータ-2-ミクログロブリン遺伝子を有するT細胞ハイブリドーマである、請求項15に記載の方法。
  17. 前記候補ペプチドが、個々の腫瘍由来突然変異を有する腫瘍特異的ペプチドである、求項1~16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記突然変異がSNVである、請求項17に記載の方法。
  19. 前記候補ペプチドが、免疫反応を引き起こす抗原である、請求項1~16に記載の方法。
  20. 前記候補ペプチドが、免疫原性試験を受けている化合物である、請求項1~16に記載の方法。
  21. それらの表面上にMHCを効率的に発現するレポーター細胞を、FACSベースまたはMACSベースの細胞選別により濃縮する、求項1~20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記細胞表面に提示された前記候補ペプチドの配列を、PCRおよびシークエンシングにより決定する、求項1~21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記候補ペプチドが、ワクチンとして使用するためのものである、請求項1~22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記ワクチンが腫瘍特異的抗原(TSA)ベースの癌ワクチンである、請求項23に記載の方法。
  25. 前記候補ペプチドが、それが含む前記エピトープの少なくとも1つに対する免疫寛容を誘導するために使用するためのものである、請求項1~22のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記候補ペプチドが、MHC分子との関連でTCRを遮断するために使用するためのものである、請求項1~22または25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記候補ペプチドが、細胞への、特にT細胞へのMHC媒介性毒素送達に使用するためのものである、請求項1~22または25のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記候補ペプチドが、MHC-CARを用いてT細胞を再指向させるために使用するためのものである、請求項1~22または25のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記候補ペプチドが、免疫原性試験に使用するためのものである、請求項1~22のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記候補ペプチドが、T細胞反応性試験に使用するためのものである、請求項1~22または29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 候補ペプチドのMHC結合親和性を決定するための方法であって、レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させること、前記レポーター細胞の表面上に前記MHC-ペプチド複合体を提示するレポーター細胞を検出すること、およびこのような提示/発現のレベルを決定することを含む、方法。
  32. (i)少なくとも1つの膜貫通領域に接続された組換えMHCアルファまたはベータドメインの上流にクローニングされた候補ペプチドを含むライブラリーを生成すること;
    (ii)このようなライブラリーを、対応するMHCアルファまたはベータドメインと一緒に適切なレポーター細胞株に形質導入すること;
    (iii)それらの細胞表面上に1つまたはそれを超えるMHC-ペプチド複合体を提示する細胞を検出すること、
    (iv)このような提示/発現のレベルを決定すること
    を含む、請求項31に記載の方法。
  33. 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)により提示される候補ペプチドを識別するためのシステムであって、
    レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させる手段、
    前記MHC-ペプチド複合体の表面発現を示すレポーター細胞を検出する手段、および
    前記細胞表面に提示された候補ペプチドの配列を決定する手段
    を含む、システム。
  34. 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)により提示される候補ペプチドを識別するためのシステムであって、
    レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させる手段、
    前記MHC-ペプチド複合体の表面発現を示すレポーター細胞を検出する手段、ならびに
    前記MHC-ペプチド複合体の表面発現のレベル、および前記細胞表面に提示された候補ペプチドの配列を決定する手段
    を含む、システム。
  35. 候補ペプチドのMHC結合親和性を決定するためのシステムであって、
    レポーター細胞株において、共有結合的に結合された候補ペプチドを含む組換えMHC-ペプチド複合体を発現させる手段、
    前記レポーター細胞の表面上に前記MHC-ペプチド複合体を提示するレポーター細胞を検出する手段、および
    このような提示/発現のレベルを決定する手段
    を含む、システム。
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