JPWO2019193945A1 - 超音波プローブ、超音波プローブの制御方法および超音波プローブ検査システム - Google Patents

超音波プローブ、超音波プローブの制御方法および超音波プローブ検査システム Download PDF

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Abstract

超音波プローブは、筐体と、筐体内に収容された振動子アレイと、筐体内に収容され、振動子アレイから超音波を送信し且つ振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する送受信部と、筐体内に収容され、送受信部により生成された音線信号に基づいて画像情報データを生成する画像情報データ生成部と、筐体内に収容され、画像情報データ生成部により生成された画像情報データを無線送信する無線通信部と、筐体内に収容され且つ筐体の外部へ向けて光を発する発光部と、筐体内に収容され、製造検査の際に送受信部による超音波の送信タイミングに同期させて発光部を発光させる発光制御部とを備える。

Description

本発明は、超音波プローブおよび超音波プローブの制御方法に係り、特に、製造検査を容易とする超音波プローブおよび超音波プローブの制御方法に関する。
また、本発明は、超音波プローブ検査システムにも関している。
従来から、医療分野において、超音波画像を利用した超音波診断装置が実用化されている。一般に、この種の超音波診断装置は、振動子アレイを内蔵した超音波プローブと、この超音波プローブに接続された装置本体とを有しており、超音波プローブから被検体に向けて超音波を送信し、被検体からの超音波エコーを超音波プローブで受信し、その受信信号を装置本体で電気的に処理することにより超音波画像が生成される。
近年、例えば、特許文献1に開示されているように、超音波プローブと装置本体との間を無線通信により接続することにより、超音波プローブの操作性、機動性を向上させようとする超音波診断装置が開発されている。
このような無線型の超音波診断装置では、超音波プローブの振動子アレイから出力された受信信号を無線通信により装置本体へ伝送する、あるいは、超音波プローブ内に信号処理のための回路を内蔵して、振動子アレイから出力された受信信号を超音波プローブ内でデジタル処理した上で無線通信により装置本体に伝送することにより、装置本体において超音波画像の生成が行われる。
特開2015−211726号公報
一般に、超音波診断装置の製造にあたり、超音波プローブの振動子アレイから発せられる超音波に対して音響測定検査が行われる。この音響測定検査は、例えば、水槽内に受信専用のトランスデューサであるハイドロフォンを配置し、製造された超音波プローブの音響レンズがハイドロフォンの上方において水槽の水中に没するように超音波プローブを保持した状態で、超音波プローブの振動子アレイからハイドロフォンに向けて超音波を送信し、ハイドロフォンで超音波を受信することにより実行される。
このような音響測定検査に際し、超音波プローブにおける超音波の送信タイミングおよび電子スキャンタイミングに合わせてハイドロフォンにより音響信号がサンプリングされ、ハイドロフォンに接続された検査装置によりハイドロフォンの出力から音響強度、音響パワー等が算出される。このため、超音波プローブと音響測定検査のための検査装置との間において同期をとる必要がある。
超音波プローブが通信ケーブルにより装置本体に接続される有線型の超音波診断装置であれば、通信ケーブルを介して超音波プローブと検査装置とを同期させることができる。しかしながら、特許文献1に開示されたような無線型の超音波診断装置においては、超音波プローブから引き出された通信ケーブルが存在しない。特に、超音波プローブに防水性が要求されることから、超音波プローブは、密閉構造を有することが望まれており、超音波プローブから信号ケーブルを引き出すことは困難である。
また、無線通信により同期信号を送受信して超音波プローブと検査装置とを同期させることもできるが、この場合、同期信号の送信可能時間が周辺環境に大きな影響を受けるため、送信タイミングに変動が生じやすく、一般に100マイクロ秒程度の走査ライン周期を有している超音波診断装置においては、音響測定検査に対して十分な精度を有する同期を行うことが難しいという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたものであり、無線型の超音波プローブでありながら、信号ケーブルを引き出すことなく、優れた精度で検査装置に同期させることができる超音波プローブおよび超音波プローブの制御方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、このような超音波プローブを用いて製造検査を行う超音波プローブ検査システムを提供することも目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る超音波プローブは、無線型の超音波プローブであって、筐体と、筐体内に収容された振動子アレイと、筐体内に収容され、振動子アレイから超音波を送信し且つ振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する送受信部と、筐体内に収容され、送受信部により生成された音線信号に基づいて画像情報データを生成する画像情報データ生成部と、筐体内に収容され、画像情報データ生成部により生成された画像情報データを無線送信する無線通信部と、筐体内に収容され且つ筐体の外部へ向けて光を発する発光部と、筐体内に収容され、製造検査の際に送受信部による超音波の送信タイミングに同期させて発光部を発光させる発光制御部とを備えることを特徴とする。
発光部は、不可視波長の光を発することができる。この場合、不可視波長の光は、赤外線であることが好ましい。
発光部は、可視波長の光を発することもできる。この場合、発光部は、電源オン表示を兼ねていてもよい。また、無線通信状態を検知する通信状態検知部をさらに備え、発光部は、通信状態検知部により検出された無線通信状態の表示を兼ねることもできる。また、バッテリと、バッテリの残量を検出する残量検出部とをさらに備え、発光部は、残量検出部により検出されたバッテリの残量の表示を兼ねることもできる。
受光部と、受光部により取得した光に基づいて外部からコマンドを受け付けるコマンド受付部とをさらに備え、発光制御部は、コマンド受付部により受け付けたコマンドに基づいて発光部を発光させるように構成してもよい。
発光制御部は、1走査ライン毎の振動子アレイからの超音波の送信タイミングに同期させて発光部を点滅させることができる。さらに、発光制御部は、それぞれのフレームの超音波画像生成における開始タイミングに同期させて、1走査ライン毎の送信タイミングにおける発光部の点滅周期とは異なる周期により発光部を点滅させることもできる。
本発明に係る超音波プローブの制御方法は、振動子アレイから超音波の送信を行い、振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成し、生成された音線信号に基づいて画像情報データを生成し、生成された画像情報データを無線送信し、製造検査の際に振動子アレイからの超音波の送信タイミングに同期させて発光部を発光させることを特徴とする。
また、本発明に係る超音波プローブ検査システムは、上記の超音波プローブと、製造検査の際に、超音波プローブの振動子アレイから送信された超音波を受信し、且つ、超音波プローブの発光部から発せられた光に基づいて同期信号を生成し、受信した超音波と同期信号に基づいて超音波プローブを検査する検査装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、筐体の外部へ向けて光を発する発光部と、製造検査の際に送受信部による超音波の送信タイミングに同期させて発光部を発光させる発光制御部とを備えているので、無線型の超音波プローブでありながら、信号ケーブルを引き出すことなく、優れた精度で検査装置に同期させることが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る超音波プローブの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波プローブの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波プローブにおける受信部の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波プローブと組み合わされて超音波システムを構成する画像表示装置の内部構成を示すブロック図である。 製造検査時における本発明の実施の形態1に係る超音波プローブと検査装置とを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波プローブが検査装置のプローブ保持具により保持された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波プローブが検査装置のプローブ保持具により保持された状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る超音波プローブを示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態1の他の変形例に係る超音波プローブが検査装置のプローブ保持具により保持された状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態1に係る超音波プローブが検査装置の他のプローブ保持具により保持された状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る超音波プローブの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る超音波プローブの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4に係る超音波プローブの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5に係る超音波プローブを用いた超音波システムの構成を示すブロック図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、本発明の実施の形態1に係る超音波プローブ1の外観を示す。超音波プローブ1は、概ね四角柱形状の筐体2を有し、筐体2の一方の端部に音響レンズ3が配置されている。筐体2は、音響レンズ3が配置されている前側部分2Aと、音響レンズ3とは反対側の後側部分2Bとに二分されており、前側部分2Aと後側部分2Bとの間に、筐体2の外周部を囲むように段部4が形成されている。また、筐体2の後側部分2Bには、段部4の近傍に、発光用窓部5が形成されている。
なお、筐体2は、樹脂材料、金属材料等の各種の材料から形成することができる。
図2は、超音波プローブ1の内部構成を示すブロック図である。
超音波プローブ1は、振動子アレイ11を備えており、振動子アレイ11に、送信部12および受信部13がそれぞれ接続されている。送信部12および受信部13は、送受信部14を形成しており、送信部12および受信部13に超音波送受信制御部15が接続されている。受信部13には、信号処理部16、画像処理部17および無線通信部18が順次接続されている。信号処理部16および画像処理部17は、画像情報データ生成部19を形成している。
無線通信部18に、通信制御部20が接続され、超音波送受信制御部15、信号処理部16、画像処理部17および通信制御部20に、プローブ制御部21が接続されている。さらに、プローブ制御部21に、発光制御部22を介して発光部23が接続されている。また、超音波プローブ1は、バッテリ24を内蔵している。
送信部12、受信部13、超音波送受信制御部15、信号処理部16、画像処理部17、通信制御部20、プローブ制御部21および発光制御部22により、プローブ側プロセッサ25が構成されている。
振動子アレイ11は、1次元または2次元に配列された複数の超音波振動子を有している。これらの振動子は、それぞれ送信部12から供給される駆動信号に従って超音波を送信すると共に被検体からの反射波を受信して受信信号を出力する。各振動子は、例えば、PZT(Lead Zirconate Titanate:チタン酸ジルコン酸鉛)に代表される圧電セラミック、PVDF(Poly Vinylidene Di Fluoride:ポリフッ化ビニリデン)に代表される高分子圧電素子およびPMN−PT(Lead Magnesium Niobate-Lead Titanate:マグネシウムニオブ酸鉛−チタン酸鉛固溶体)に代表される圧電単結晶等からなる圧電体の両端に電極を形成した素子を用いて構成される。
超音波送受信制御部15は、送受信部14の送信部12および受信部13を制御することにより、プローブ制御部21から指示された検査モードおよび走査方式に基づいて、超音波ビームの送信および超音波エコーの受信を行う。ここで、検査モードとは、B(輝度)モード、CF(カラーフロー)モード、PW(パルス波ドプラ)モード、M(モーション)モード等、超音波診断装置において使用可能な検査モードのうちのいずれかを示し、走査方式は、電子セクタ走査方式、電子リニア走査方式、電子コンベックス走査方式等の走査方式のうちのいずれかを示すものとする。
送受信部14の送信部12は、例えば、複数のパルス発生器を含んでおり、超音波送受信制御部15からの制御信号に応じて選択された送信遅延パターンに基づいて、振動子アレイ11の複数の振動子から送信される超音波が超音波ビームを形成するようにそれぞれの駆動信号を、遅延量を調節して複数の振動子に供給する。このように、振動子アレイ11の振動子の電極にパルス状または連続波状の電圧が印加されると、圧電体が伸縮し、それぞれの振動子からパルス状または連続波状の超音波が発生して、それらの超音波の合成波から、超音波ビームが形成される。
送信された超音波ビームは、例えば、被検体の部位等の対象において反射され、振動子アレイ11に向かって伝搬する。このように振動子アレイ11に向かって伝搬する超音波は、振動子アレイ11を構成するそれぞれの振動子により受信される。この際に、振動子アレイ11を構成するそれぞれの振動子は、伝搬する超音波エコーを受信することにより伸縮して電気信号を発生させ、これらの電気信号を受信部13に出力する。
送受信部14の受信部13は、超音波送受信制御部15からの制御信号に従って、振動子アレイ11から出力される受信信号の処理を行う。図3に示すように、受信部13は、増幅部26、AD(Analog Digital)変換部27およびビームフォーマ28が直列接続された構成を有している。増幅部26は、振動子アレイ11を構成するそれぞれの振動子から入力された受信信号を増幅し、増幅した受信信号をAD変換部27に送信する。AD変換部27は、増幅部26から送信された受信信号をデジタル化されたデータに変換し、これらのデータをビームフォーマ28に送出する。ビームフォーマ28は、超音波送受信制御部15からの制御信号に応じて選択された受信遅延パターンに基づき、設定された音速に従う各素子データにそれぞれの遅延を与えて加算(整相加算)を施す、受信フォーカス処理を行う。この受信フォーカス処理により、超音波エコーの焦点が絞り込まれた音線信号が生成される。
画像情報データ生成部19の信号処理部16は、受信部13のビームフォーマ28により生成された音線信号に対して、超音波が反射した位置の深度に応じて伝搬距離に起因する減衰の補正を施した後、包絡線検波処理を施して、被検体内の組織に関する断層画像情報である信号を生成する。
画像情報データ生成部19の画像処理部17は、信号処理部16により生成された信号を、通常のテレビジョン信号の走査方式に従う画像信号にラスター変換し、このようにして生成された画像信号に対して、明るさ補正、諧調補正、シャープネス補正および色補正等の各種の必要な画像処理を施すことにより超音波画像信号を生成した後、超音波画像信号を画像情報データとして無線通信部18に送出する。
無線通信部18は、電波の送信および受信を行うためのアンテナを含んでおり、画像処理部17により生成された超音波画像信号に基づいてキャリアを変調して伝送信号を生成し、伝送信号をアンテナに供給してアンテナから電波を送信することにより、超音波画像信号を無線送信する。キャリアの変調方式としては、ASK(Amplitude Shift Keying:振幅偏移変調)、PSK(Phase Shift Keying:位相偏移変調)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:四位相偏移変調)、16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation:16直角位相振幅変調)等が用いられる。
通信制御部20は、プローブ制御部21により設定された送信電波強度で超音波画像信号の送信が行われるように無線通信部18を制御する。
プローブ制御部21は、予め記憶しているプログラム等に基づいて、超音波プローブ1の各部の制御を行う。
発光制御部22は、超音波プローブ1に対して製造検査を行う際に、送受信部14の送信部12による超音波の送信タイミングに同期させて発光部23を発光させる。具体的には、発光制御部22は、1走査ライン毎の振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングに同期させて、発光部23を点滅させる。
発光部23は、図1に示した超音波プローブ1の筐体2の発光用窓部5の内側に配置されており、発光制御部22の制御の下、発光用窓部5を通して超音波プローブ1の筐体2の外部に向けて発光する。
発光部23としては、例えば、赤外光等の不可視波長の光を発する発光ダイオード、あるいは、可視波長の光を発する発光ダイオードを使用することができる。発光部23は、発光ダイオードに限定されるものではないが、消費電力、応答性、輝度等の観点から発光ダイオードが好ましい。
また、超音波プローブ1の筐体2の発光用窓部5は、発光部23の発光波長に対して透光性を有する樹脂フィルムから形成されているものとする。具体的には、発光用窓部5は、発光部23の発光波長域において、少なくとも40%以上、好ましくは75%以上、より好ましくは80%以上、さらにより好ましくは90%以上の光透過率を有している。光透過率は、JIS K 7375:2008に規定される「プラスチック--全光線透過率および全光線反射率の求め方」を用いて測定されるものである。なお、発光用窓部5は、樹脂フィルムの他、ガラス材料から形成することもできる。
バッテリ24は、超音波プローブ1に内蔵されており、超音波プローブ1の各回路に電力を供給する。
ここで、図4に、超音波プローブ1と組み合わされて超音波システムを構成する画像表示装置31の内部構成を示す。
画像表示装置31は、無線通信部32を備えており、無線通信部32に、表示制御部33および表示部34が順次接続されている。また、無線通信部32に、通信制御部35が接続され、表示制御部33および通信制御部35に本体制御部36が接続されている。また、本体制御部36には、操作部37および格納部38が接続されている。本体制御部36と格納部38とは、双方向に情報の受け渡しが可能に接続されている。
さらに、表示制御部33、通信制御部35および本体制御部36により、画像表示装置側プロセッサ39が構成されている。
また、超音波プローブ1の無線通信部18と画像表示装置31の無線通信部32とは、双方向に情報の受け渡しが可能に接続されており、これにより、超音波プローブ1と画像表示装置31とが無線通信により接続される。
無線通信部32は、電波の送信および受信を行うためのアンテナを含んでおり、超音波プローブ1の無線通信部18により送信された伝送信号を、アンテナを介して受信し、受信した伝送信号を復調することにより、超音波画像信号を出力する。
通信制御部35は、超音波プローブ1の無線通信部18から伝送信号の受信が行われるように画像表示装置31の無線通信部32を制御する。
表示制御部33は、本体制御部36の制御の下、無線通信部32により復調された超音波画像信号に所定の処理を施して、表示部34に表示可能な画像を生成する。
本体制御部36は、格納部38等に予め記憶されているプログラムおよび操作部37を介したユーザの操作に基づいて、画像表示装置31の各部の制御を行う。
表示部34は、表示制御部33により生成された画像を表示するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)等のディスプレイ装置を含む。
操作部37は、ユーザが入力操作を行うためのものであり、キーボード、マウス、トラックボール、タッチパッドおよびタッチパネル等を備えて構成することができる。
格納部38は、画像表示装置31の動作プログラム等を格納するものであり、格納部38として、HDD(Hard Disc Drive:ハードディスクドライブ)、SSD(Solid State Drive:ソリッドステートドライブ)、FD(Flexible Disc:フレキシブルディスク)、MOディスク(Magneto-Optical disc:光磁気ディスク)、MT(Magnetic Tape:磁気テープ)、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)、CD(Compact Disc:コンパクトディスク)、DVD(Digital Versatile Disc:デジタルバーサタイルディスク)、SDカード(Secure Digital card:セキュアデジタルカード)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory:ユニバーサルシリアルバスメモリ)等の記録メディア、またはサーバ等を用いることができる。
なお、超音波プローブ1の送信部12、受信部13、超音波送受信制御部15、信号処理部16、画像処理部17、通信制御部20、プローブ制御部21および発光制御部22を有するプローブ側プロセッサ25と、画像表示装置31の表示制御部33、通信制御部35および本体制御部36を有する画像表示装置側プロセッサ39は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、および、CPUに各種の処理を行わせるための制御プログラムから構成されるが、デジタル回路を用いて構成されてもよい。
また、プローブ側プロセッサ25の送信部12、受信部13、超音波送受信制御部15、信号処理部16、画像処理部17、通信制御部20、プローブ制御部21および発光制御部22を部分的にあるいは全体的に1つのCPUに統合させて構成することもできる。同様に、画像表示装置側プロセッサ39の表示制御部33、通信制御部35および本体制御部36も、部分的にあるいは全体的に1つのCPUに統合させて構成することができる。
超音波プローブ1と画像表示装置31からなる超音波システムの動作について説明する。
まず、超音波プローブ1において、超音波送受信制御部15の制御の下、送受信部14の送信部12からの駆動信号に従って振動子アレイ11の複数の振動子から超音波ビームが送信され、被検体からの超音波エコーを受信した各振動子から受信信号が受信部13に出力され、増幅部26で増幅され、AD変換部27でAD変換された後、ビームフォーマ28で受信フォーカス処理が施されることにより、音線信号が生成される。
受信部13のビームフォーマ28により生成された音線信号は、画像情報データ生成部19の信号処理部16において、反射位置の深度に応じた減衰の補正および包絡線検波処理が施されることで被検体内の組織に関する断層画像情報である信号となり、さらに、画像処理部17において、ラスター変換され、各種の必要な画像処理が施されることで、画像情報データとして超音波画像信号が生成され、無線通信部18に送出される。超音波画像信号は、超音波プローブ1の無線通信部18から画像表示装置31に向けて無線送信される。
超音波プローブ1の無線通信部18から無線送信された超音波画像信号は、画像表示装置31の無線通信部32により受信されて復調された後、表示制御部33を介して画像表示装置31の表示部34に表示される。
このような超音波プローブ1が製造された際には、製造検査として、超音波プローブ1の音響測定検査が行われる。
音響測定検査は、例えば、図5に示されるような検査装置41を用いて実行される。検査装置41は、水槽42の水中に配置されたハイドロフォン43と、超音波プローブ1を保持するプローブ保持具44を有している。検査装置41は、さらに、プローブ保持具44に接続された同期信号生成部45と、ハイドロフォン43および同期信号生成部45に接続された検査部46を有している。
ハイドロフォン43は、受信専用のトランスデューサであり、水に近い音響インピーダンスを有し、水中の超音波の音場を測定するのに適している。
プローブ保持具44は、超音波プローブ1を保持するためのものであり、プローブ保持具44に、超音波プローブ1の発光部23から発せられた光を受ける検査装置側受光部47が設置されている。検査装置側受光部47は、例えば、発光部23から発せられる光の波長域に対応する受光感度領域を有する、フォトダイオード、フォトトランジスタ等の汎用の受光素子により構成され、発光部23から発せられ且つ筐体2の発光用窓部5を透過した光を受けて、電気信号に変換する。
同期信号生成部45は、プローブ保持具44に設置された検査装置側受光部47により変換された電気信号に基づいて同期信号を生成する。
検査部46は、ハイドロフォン43により受信した超音波と、同期信号生成部45により生成された同期信号に基づいて音響強度、音響パワー等を算出することで、超音波プローブ1を検査する。
図6に示されるように、プローブ保持具44は、図示しないバネにより互いに押しつけ合うように付勢された一対の腕部44Aおよび44Bを有しており、これらの腕部44Aおよび44Bが超音波プローブ1の筐体2の外面に密着して、超音波プローブ1の筐体2の後側部分2Bを挟み込むことにより、超音波プローブ1がプローブ保持具44に保持される。このとき、超音波プローブ1の筐体2の段部4がプローブ保持具44の腕部44Aおよび44Bに接触するように、プローブ保持具44に対する超音波プローブ1の位置が設定される。
これにより、図7に示されるように、プローブ保持具44の腕部44Aの内部に設置されている検査装置側受光部47が、プローブ保持具44により保持された超音波プローブ1の筐体2の発光用窓部5に対向する位置となり、超音波プローブ1の発光部23と検査装置側受光部47との位置合わせがなされる。
なお、発光部23は、超音波プローブ1の筐体2に形成された開口部内に配置され、発光用窓部5により筐体2の開口部が塞がれて密閉されるように構成されている。筐体2の開口部が発光用窓部5により塞がれることで、超音波プローブ1の筐体2の防水性が確保されている。
また、プローブ保持具44の腕部44Aには、超音波プローブ1の筐体2に接触する箇所に遮光部材44Cが配置されており、超音波プローブ1を保持したときに、プローブ保持具44と超音波プローブ1との間から腕部44Aの内部に外光が入り込むことが防止されるように構成されている。遮光部材44Cは、プローブ保持具44により超音波プローブ1を保持したときに、プローブ保持具44と超音波プローブ1との間に隙間が形成されないように、弾力性を有していることが望ましく、例えば、遮光性および弾力性を有するゴム材、樹脂材料等から形成することができる。
図5に示されるように、プローブ保持具44に保持された超音波プローブ1の筐体2の前側部分2Aに配置されている音響レンズ3が、水槽42の水中に没し且つ水槽42内のハイドロフォン43に対向するように、プローブ保持具44が図示しない支持装置により支持される。
この状態で、超音波プローブ1の振動子アレイ11からハイドロフォン43に向けて超音波の送信が行われるが、1走査ライン毎の振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングに同期させて、超音波プローブ1の発光制御部22により発光部23が点滅する。このため、発光部23から発せられた光が、超音波プローブ1の筐体2の発光用窓部5を透過してプローブ保持具44の腕部44Aの内部に設置されている検査装置側受光部47に到達し、検査装置側受光部47により電気信号に変換される。検査装置側受光部47により変換された電気信号は、同期信号生成部45に入力し、同期信号生成部45により同期信号が生成されて検査部46に入力する。
また、超音波プローブ1の振動子アレイ11から送信された超音波は、水槽42内のハイドロフォン43に到達し、ハイドロフォン43により生成された受信信号が検査部46に入力する。
検査部46は、ハイドロフォン43からの受信信号と、同期信号生成部45から入力された同期信号とに基づいて、音響強度、音響パワー等を算出し、これにより超音波プローブ1の検査が行われる。
このように、超音波プローブ1の振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングに同期させて、超音波プローブ1の発光制御部22により発光部23が発光し、プローブ保持具44の検査装置側受光部47が超音波プローブ1の発光部23からの光を受けて、同期信号生成部45により同期信号が生成されるため、無線型の超音波プローブ1でありながら、超音波プローブ1の筐体2から信号ケーブルを引き出すことなく、優れた精度で検査装置41に同期させることが可能となる。このため、超音波プローブ1の製造検査において、高速伝送性で要求されるタイミングの安定性およびデータ取得のタイミングの再現性を確保することができ、精度の高い検査を行うことが可能となる。
上記の実施の形態1においては、発光制御部22は、1走査ライン毎の振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングに同期させて発光部23を点滅させているが、さらに、それぞれのフレームの超音波画像生成における開始タイミングに同期させて、1走査ライン毎の送信タイミングにおける発光部23の点滅周期とは異なる周期により発光部23を点滅させることもできる。例えば、各フレームの開始時に、1走査ライン毎の送信タイミングにおける点滅周期の1/2の周期で発光部23を点滅させることにより、製造検査の際に、検査装置41の検査部46は、各フレームの開始タイミングであることを把握することができ、超音波プローブ1の検査を円滑に行うことができる。
また、発光部23が、可視波長の複数色の光を発する発光ダイオードから構成される場合には、1走査ライン毎の振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングに同期させた発光と、各フレームの開始タイミングに同期させた発光とを、互いに異なる色で行うことができる。検査装置41の検査装置側受光部47が、超音波プローブ1の発光部23から発せられた光の色(周波数)の違いを識別することで、検査部46は、1走査ライン毎の振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングであるのか、各フレームの開始タイミングであるのかを判別することが可能となる。
さらに、発光部23が、可視波長の光を発する発光ダイオードから構成される場合には、超音波プローブ1の図示しない電源スイッチを投入することにより、バッテリ24から超音波プローブ1の各回路に電源電力が供給されたことを、発光制御部22を介して発光部23を発光させることで表示することもできる。すなわち、発光部23は、超音波プローブ1の電源オン状態の表示を兼ねることができる。
上記の実施の形態1においては、超音波プローブ1の筐体2の発光用窓部5の内側に発光部23が配置され、発光部23から発せられた光は、発光用窓部5を通して超音波プローブ1の筐体2の外部へ伝搬したが、これに限るものではない。図8に示されるように、超音波プローブ1が、発光部23の発光波長に対して透光性を有する材料から形成された筐体2Cを備える場合は、筐体2Cに発光用窓部5を配置することなく、筐体2Cの内側に発光部23を配置し、発光部23から発せられた光を、筐体2Cを通して超音波プローブ1の外部へ伝搬させることができる。
また、プローブ保持具44は、超音波プローブ1の筐体2の外面に直接的に密着する必要はなく、例えば、図9に示されるように、発光部23から発せられた光を、筒状部材44Dを介してプローブ保持具44Eの検査装置側受光部47により受けるように構成することもできる。この場合も、筒状部材44Dと超音波プローブ1との間から外光が入り込むことを防止するために、筒状部材44Dの先端部に遮光部材44Cを配置することが望ましい。
上記の実施の形態1においては、プローブ保持具44は、一対の腕部44Aおよび44Bにより超音波プローブ1の筐体2の後側部分2Bを挟み込むことで、超音波プローブ1を保持したが、これに限るものではなく、例えば、図10に示されるように、リング状のプローブ保持具44Fに超音波プローブ1の筐体2の後側部分2Bを挿入することで、超音波プローブ1を保持することもできる。超音波プローブ1の筐体2の段部4がリング状のプローブ保持具44Fに接触するまで、超音波プローブ1の筐体2の後側部分2Bを挿入することにより、超音波プローブ1とプローブ保持具44Fとの位置合わせがなされる。
実施の形態2
図11に、実施の形態2に係る超音波プローブ1Aの内部構成を示す。
超音波プローブ1Aは、図2に示した実施の形態1の超音波プローブ1において、プローブ側受光部51およびコマンド受付部52をさらに備え、プローブ制御部21の代わりにプローブ制御部21Aを用いたものである。プローブ側受光部51は、コマンド受付部52に接続され、コマンド受付部52は、プローブ制御部21Aに接続されている。超音波プローブ1Aは、プローブ側受光部51、コマンド受付部52およびプローブ制御部21A以外は、実施の形態1の超音波プローブ1と同様の構成を有している。
また、送信部12、受信部13、超音波送受信制御部15、信号処理部16、画像処理部17、通信制御部20、プローブ制御部21A、発光制御部22およびコマンド受付部52により、プローブ側プロセッサ25Aが構成されている。
プローブ側受光部51は、超音波プローブ1Aの外部から発せられた光を受けるもので、例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタ等の受光素子により構成され、超音波プローブ1Aの外部から発せられた光を受けて、電気信号に変換する。
コマンド受付部52は、プローブ側受光部51により変換された電気信号に基づいて外部からコマンドを受け付けてプローブ制御部21Aに転送する。
プローブ側受光部51およびコマンド受付部52を備えることにより、超音波プローブ1Aの外部から光を利用したコマンドに従って、プローブ制御部21Aを動作させることができるようになり、例えば、超音波プローブ1Aの製造検査の際に、超音波の送信タイミングに応じて発光部23を同期発光させることを超音波プローブ1Aの外部から指示することが可能となる。この他、プローブ側受光部51およびコマンド受付部52を介して、超音波プローブ1Aの外部から各種の動作に関する指示を行うことができる。
実施の形態3
図12に、実施の形態3に係る超音波プローブ1Bの内部構成を示す。
超音波プローブ1Bは、図2に示した実施の形態1の超音波プローブ1において、無線通信部18に接続される通信状態検知部53をさらに備え、プローブ制御部21の代わりにプローブ制御部21Bを用いたものである。通信状態検知部53は、プローブ制御部21Bに接続されている。超音波プローブ1Bは、通信状態検知部53およびプローブ制御部21B以外は、実施の形態1の超音波プローブ1と同様の構成を有している。
また、送信部12、受信部13、超音波送受信制御部15、信号処理部16、画像処理部17、通信制御部20、プローブ制御部21B、発光制御部22および通信状態検知部53により、プローブ側プロセッサ25Bが構成されている。
通信状態検知部53は、無線通信部18と、画像表示装置31の無線通信部32との間における無線通信状態を検知してプローブ制御部21Bに出力する。
なお、実施の形態3においては、発光部23は、可視波長の光を発する発光ダイオードから構成されるものとする。
プローブ制御部21Bは、通信状態検知部53により検知された無線通信状態に基づいて、発光制御部22により発光部23を発光させることができる。例えば、通信状態検知部53により検知された無線通信状態が、超音波プローブ1Bと画像表示装置31との間で正常な無線通信を行うことができる状態である場合に、プローブ制御部21Bは、発光制御部22により発光部23を発光させる。これにより、ユーザは、発光部23の可視波長の発光を確認することで、超音波プローブ1Bにより生成された超音波画像信号の画像表示装置31への無線送信および画像表示装置31における超音波画像の表示が可能であることを把握することができる。
すなわち、発光部23は、無線通信状態の表示を兼ねることができる。
実施の形態4
図13に、実施の形態4に係る超音波プローブ1Cの内部構成を示す。
超音波プローブ1Cは、図2に示した実施の形態1の超音波プローブ1において、バッテリ24に接続される残量検出部54をさらに備え、プローブ制御部21の代わりにプローブ制御部21Cを用いたものである。残量検出部54は、プローブ制御部21Cに接続されている。超音波プローブ1Cは、残量検出部54およびプローブ制御部21C以外は、実施の形態1の超音波プローブ1と同様の構成を有している。
また、送信部12、受信部13、超音波送受信制御部15、信号処理部16、画像処理部17、通信制御部20、プローブ制御部21C、発光制御部22および残量検出部54により、プローブ側プロセッサ25Cが構成されている。
残量検出部54は、超音波プローブ1Cの各回路に電力を供給するバッテリ24の残量を検出してプローブ制御部21Cに出力する。
なお、実施の形態4においては、発光部23は、可視波長の光を発する発光ダイオードから構成されるものとする。
プローブ制御部21Cは、残量検出部54により検知されたバッテリ24の残量に基づいて、発光制御部22により発光部23を発光させることができる。例えば、残量検出部54により検知されたバッテリ24の残量が、定められた残量を下回った場合に、プローブ制御部21Cは、発光制御部22により発光部23を発光させる。これにより、ユーザは、発光部23の可視波長の発光を確認することで、バッテリ24の残量が定められた残量を下回り、バッテリ24の充電あるいはバッテリ24の交換が必要であることを把握することができる。
すなわち、発光部23は、バッテリ24の残量の表示を兼ねることができる。
実施の形態5
図14に、実施の形態5に係る超音波プローブ1Dを用いた超音波システムの構成を示す。
超音波プローブ1Dは、図2に示した実施の形態1の超音波プローブ1において、信号処理部16および画像処理部17を有する画像情報データ生成部19の代わりに信号処理部16のみを有する画像情報データ生成部19Aを用い、プローブ制御部21の代わりにプローブ制御部21Dを用いたものである。信号処理部16が無線通信部18に直接接続されている。超音波プローブ1Dは、画像情報データ生成部19Aおよびプローブ制御部21D以外は、実施の形態1の超音波プローブ1と同様の構成を有している。
送信部12、受信部13、超音波送受信制御部15、信号処理部16、通信制御部20、プローブ制御部21Dおよび発光制御部22により、プローブ側プロセッサ25Dが構成されている。
この超音波プローブ1Dと組み合わされて超音波システムを構成する画像表示装置31Aは、図4に示した実施の形態1における画像表示装置31において、無線通信部32と表示制御部33の間に画像処理部17が接続され、本体制御部36の代わりに本体制御部36Aを用いたものである。画像表示装置31Aは、画像処理部17および本体制御部36A以外は、実施の形態1における画像表示装置31と同様の構成を有している。
画像処理部17、表示制御部33、通信制御部35および本体制御部36Aにより、画像表示装置側プロセッサ39Aが構成されている。
画像表示装置31Aの画像処理部17は、実施の形態1の超音波プローブ1に用いられた画像処理部17と同一のものである。
超音波プローブ1Dと画像表示装置31Aからなる超音波システムの動作時には、まず、超音波プローブ1Dにおいて、超音波送受信制御部15の制御の下、送受信部14の送信部12からの駆動信号に従って振動子アレイ11の複数の振動子から超音波ビームが送信され、被検体からの超音波エコーを受信した各振動子から受信信号が受信部13に出力され、増幅部26で増幅され、AD変換部27でAD変換された後、ビームフォーマ28で受信フォーカス処理が施されることにより、音線信号が生成される。
受信部13のビームフォーマ28により生成された音線信号は、画像情報データ生成部19Aの信号処理部16において、反射位置の深度に応じた減衰の補正および包絡線検波処理が施されることで被検体内の組織に関する断層画像情報である信号となり、この信号が、画像情報データとして無線通信部18に送出される。画像情報データは、超音波プローブ1Dの無線通信部18から画像表示装置31Aに向けて無線送信される。
超音波プローブ1Dの無線通信部18から無線送信された画像情報データは、画像表示装置31Aの無線通信部32により受信されて復調された後、画像処理部17において、ラスター変換され、各種の必要な画像処理が施されることで、超音波画像信号が生成される。画像処理部17により生成された超音波画像信号は、表示制御部33を介して表示部34に送られ、表示部34に超音波画像が表示される。
超音波プローブ1Dの製造検査の際には、実施の形態1の超音波プローブ1と同様にして音響測定検査が行われる。すなわち、まず、図5に示されるように、プローブ保持具44に保持された超音波プローブ1Dの筐体2の前側部分2Aに配置されている音響レンズ3が、水槽42の水中に没し且つ水槽42内のハイドロフォン43に対向するように、プローブ保持具44が図示しない支持装置により支持される。
この状態で、超音波プローブ1Dの振動子アレイ11からハイドロフォン43に向けて超音波の送信が行われるが、1走査ライン毎の振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングに同期させて、超音波プローブ1Dの発光制御部22により発光部23が点滅する。このため、発光部23から発せられた光が、超音波プローブ1Dの筐体2の発光用窓部5を透過してプローブ保持具44の腕部44Aの内部に設置されている検査装置側受光部47に到達し、検査装置側受光部47により電気信号に変換される。検査装置側受光部47により変換された電気信号は、同期信号生成部45に入力し、同期信号生成部45により同期信号が生成されて検査部46に入力する。
また、超音波プローブ1Dの振動子アレイ11から送信された超音波は、水槽42内のハイドロフォン43に到達し、ハイドロフォン43により生成された受信信号が検査部46に入力する。
検査部46は、ハイドロフォン43からの受信信号と、同期信号生成部45から入力された同期信号とに基づいて、音響強度、音響パワー等を算出し、これにより超音波プローブ1Dの検査が行われる。
このように、超音波プローブ1Dの振動子アレイ11からの超音波の送信タイミングに同期させて、超音波プローブ1Dの発光制御部22により発光部23が発光し、プローブ保持具44の検査装置側受光部47が超音波プローブ1Dの発光部23からの光を受けて、同期信号生成部45により同期信号が生成されるため、無線型の超音波プローブ1Dでありながら、超音波プローブ1Dの筐体2から信号ケーブルを引き出すことなく、優れた精度で検査装置41に同期させることが可能となる。
なお、上述した実施の形態1では、画像情報データ生成部19の信号処理部16により減衰の補正および包絡線検波処理が施された後に、画像処理部17によりラスター変換された超音波画像信号が、画像情報データとして無線通信部18から画像表示装置31に無線送信され、また、実施の形態5では、画像情報データ生成部19Aの信号処理部16により減衰の補正および包絡線検波処理が施された信号が、画像情報データとして無線通信部18から画像表示装置31Aに無線送信されたが、このように、超音波プローブ1、1Dから画像表示装置31、31Aに無線送信される画像情報データは、検波後の信号であることが好ましい。ただし、画像情報データは、検波後の信号に限定されるものではない。
上述した実施の形態1〜5に係る超音波プローブ1、1A、1B、1C、1Dは、表示部34にタッチセンサを組み合わせて、タッチセンサを操作部37として使用する画像表示装置31、31Aと共に超音波システムを構成することもできる。このような超音波システムとすれば、緊急治療等の際に、屋外における診断にも極めて有効なものとなる。
1,1A,1B,1C,1D 超音波プローブ、2,2C 筐体、2A 前側部分、2B 後側部分、3 音響レンズ、4 段部、5 発光用窓部、11 振動子アレイ、12 送信部、13 受信部、14 送受信部、15 超音波送受信制御部、16 信号処理部、17 画像処理部、18 無線通信部、19,19A 画像情報データ生成部、20 通信制御部、21、21A,21B,21C,21D プローブ制御部、22 発光制御部、23 発光部、24 バッテリ、25、25A,25B,25C,25D プローブ側プロセッサ、26 増幅部、27 AD変換部、28 ビームフォーマ、31,31A 画像表示装置、32 無線通信部、33 表示制御部、34 表示部、35 通信制御部、36,36A 本体制御部、37 操作部、38 格納部、39,39A 画像表示装置側プロセッサ、41 検査装置、42 水槽、43 ハイドロフォン、44,44E,44F プローブ保持具、44A,44B 腕部、44C 遮光部材、44D 筒状部材、45 同期信号生成部、46 検査部、47 検査装置側受光部、51 プローブ側受光部、52 コマンド受付部、53 通信状態検知部、54 残量検出部。

Claims (13)

  1. 無線型の超音波プローブであって、
    筐体と、
    前記筐体内に収容された振動子アレイと、
    前記筐体内に収容され、前記振動子アレイから超音波を送信し且つ前記振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成する送受信部と、
    前記筐体内に収容され、前記送受信部により生成された前記音線信号に基づいて画像情報データを生成する画像情報データ生成部と、
    前記筐体内に収容され、前記画像情報データ生成部により生成された前記画像情報データを無線送信する無線通信部と、
    前記筐体内に収容され且つ前記筐体の外部へ向けて光を発する発光部と、
    前記筐体内に収容され、製造検査の際に前記送受信部による超音波の送信タイミングに同期させて前記発光部を発光させる発光制御部と
    を備える超音波プローブ。
  2. 前記発光部は、不可視波長の光を発する請求項1に記載の超音波プローブ。
  3. 前記不可視波長の光は、赤外線である請求項2に記載の超音波プローブ。
  4. 前記発光部は、可視波長の光を発する請求項1に記載の超音波プローブ。
  5. 前記発光部は、前記超音波プローブの電源オン表示を兼ねる請求項4に記載の超音波プローブ。
  6. 無線通信状態を検知する通信状態検知部をさらに備え、
    前記発光部は、前記通信状態検知部により検出された無線通信状態の表示を兼ねる請求項4または5に記載の超音波プローブ。
  7. バッテリと、前記バッテリの残量を検出する残量検出部とをさらに備え、
    前記発光部は、前記残量検出部により検出された前記バッテリの残量の表示を兼ねる請求項4〜6のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  8. プローブ側受光部と、前記プローブ側受光部により取得した光に基づいて外部からコマンドを受け付けるコマンド受付部とをさらに備え、
    前記発光制御部は、前記コマンド受付部により受け付けた前記コマンドに基づいて前記発光部を発光させる請求項1〜7のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  9. 前記発光制御部は、1走査ライン毎の前記振動子アレイからの超音波の送信タイミングに同期させて前記発光部を点滅させる請求項1〜8のいずれか一項に記載の超音波プローブ。
  10. 前記発光制御部は、それぞれのフレームの超音波画像生成における開始タイミングに同期させて、前記1走査ライン毎の送信タイミングにおける前記発光部の点滅周期とは異なる周期により前記発光部を点滅させる請求項9に記載の超音波プローブ。
  11. 振動子アレイから超音波の送信を行い、
    前記振動子アレイにより取得された受信信号に基づいて音線信号を生成し、
    生成された前記音線信号に基づいて画像情報データを生成し、
    生成された画像情報データを無線送信し、
    製造検査の際に前記振動子アレイからの超音波の送信タイミングに同期させて発光部を発光させる
    超音波プローブの制御方法。
  12. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の超音波プローブと、
    製造検査の際に、前記超音波プローブの前記振動子アレイから送信された超音波を受信し、且つ、前記超音波プローブの前記発光部から発せられた光に基づいて同期信号を生成し、受信した前記超音波と前記同期信号に基づいて前記超音波プローブを検査する検査装置と
    を備える超音波プローブ検査システム。
  13. 前記検査装置は、
    前記超音波プローブを保持するプローブ保持具と、
    前記プローブ保持具に設置され且つ前記超音波プローブの前記発光部から発せられた光を受ける検査装置側受光部と
    を有する請求項12に記載の超音波プローブ検査システム。
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