JPWO2019187405A1 - 検出装置および制御装置 - Google Patents

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Abstract

検出目的が互いに異なる複数の検出電極を備えた検出装置において、当該検出装置のサイズの大型化を抑制可能としつつ、検出能力の低下を抑制可能とすること。【解決手段】検出装置は、上部検出電極と、上部検出電極の下側に重ねて設けられた下部検出電極と、上部検出電極および下部検出電極の一方または双方の静電容量の変化に基づいて、検出面に対する検出対象の近接状態を検出する近接状態検出手段と、上部検出電極および下部検出電極を、互いに絶縁した第1の状態と、互いに短絡した第2の状態とに切り替えることが可能な切替手段とを備える。

Description

本発明は、検出装置および制御装置に関する。
従来、検出面に設けられた検出電極における静電容量の変化に基づいて、検出面に対する検出対象の近接状態を検出する検出装置が知られている。また、このような検出装置において、検出電極の裏側に、シールド電極を重ねて設けるようにした技術が利用されている。
例えば、下記特許文献1には、表示装置において、複数の検出電極の裏側にシールド電極を設け、シールド電極の静電容量の変化に基づいて、前面への物体の近接または接触を検出し、複数の検出電極の各々の静電容量の変化に基づいて、物体の位置を検出する技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、複数の駆動電極の下層にシールド電極を備えた入力装置において、複数の駆動電極の中から選択された駆動電極に、シールド電極の駆動電圧と同相の駆動電圧を印加し、残りの駆動電極にシールド電極の駆動電圧と逆相の駆動電圧を印加する技術が開示されている。
特開2017−102811号公報 特開2015−121958号公報
ところで、従来の検出装置では、検出面に対する検出対象の接触を検出するための検出電極(以下「接触検出電極」と示す)と、検出面に対して検出対象が近づいたことを検出するための検出電極(以下「近接検出電極」と示す)とで、異なる検出電極を用いることにより、検出能力の適正化を図っている。しかしながら、従来の技術では、接触検出電極と近接検出電極とを、同一平面上において互いに異なる位置に設けた場合、検出装置のサイズが大型化する虞がある。また、従来の技術では、接触検出電極と近接検出電極とを、互いに重ねて設けた場合、上側に配置された検出電極が、下側に配置された検出電極の検出能力を低下させてしまう虞がある。そこで、検出目的が互いに異なる複数の検出電極を備えた検出装置において、当該検出装置のサイズの大型化を抑制可能としつつ、検出能力の低下を抑制可能とすることが求められている。
一実施形態の検出装置は、上部検出電極と、上部検出電極の下側に重ねて設けられた下部検出電極と、上部検出電極および下部検出電極の一方または双方の静電容量の変化に基づいて、検出面に対する検出対象の近接状態を検出する近接状態検出手段と、上部検出電極および下部検出電極を、互いに絶縁した第1の状態と、互いに短絡した第2の状態とに切り替えることが可能な切替手段とを備える。
一実施形態によれば、検出目的が互いに異なる複数の検出電極を備えた検出装置において、当該検出装置のサイズの大型化を抑制可能としつつ、検出能力の低下を抑制可能とすることができる。
一実施形態に係る検出装置の構成を示す図である。 一実施形態に係る検出装置が備える検出部の平面図である。 一実施形態に係る制御回路の機能構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る制御回路が有する検出モードを示す図である。 一実施形態に係る制御回路による処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係る制御回路による検出感度の補正方法を説明するための図である。
〔一実施形態〕
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
(検出装置10の構成)
図1は、一実施形態に係る検出装置10の構成を示す図である。図2は、一実施形態に係る検出装置10が備える検出部100の平面図である。図1および図2に示すように、検出装置10は、検出部100、スイッチ120、および制御回路140を備えて構成されている。
検出部100は、検出面10Aに対する検出対象20(例えば、指等)の近接状態を検出可能な装置である。図1および図2に示すように、検出部100は、複数の構成部材が積層された積層構造を有する。具体的には、検出部100は、検出面10A側(図中Z軸正側)から順に、上部検出電極102、絶縁層104、下部検出電極106、絶縁層107、シールド電極108、絶縁層110、およびグラウンド電極112を備える。
上部検出電極102は、検出部100の最上層に設けられている。下部検出電極106は、絶縁層104を介して、上部検出電極102の下側に重ねて設けられている。上部検出電極102および下部検出電極106は、検出面10Aに対する、検出対象20の近接状態を検出する。具体的には、上部検出電極102および下部検出電極106は、制御回路140から交流電圧が印加されることによって駆動され、検出対象20の近接状態に応じて静電容量が変化すると、当該静電容量の変化に応じて電流値が変化する。この電流値は、制御回路140によって、検出対象20の近接状態を表す値として検出される。上部検出電極102および下部検出電極106としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、金属膜(例えば、銀、銅、アルミとモリブデンとの複合素材)等、薄膜状の導体を用いることができる。
絶縁層104は、上部検出電極102と下部検出電極106との間に設けられており、上部検出電極102と下部検出電極106とを互いに絶縁するために設けられている。絶縁層104としては、薄膜状の絶縁性素材を用いることができる。例えば、本実施形態の検出部100では、絶縁層104として極めて薄いレジストを塗布して用いている。これにより、本実施形態の検出部100は、絶縁層104による下部検出電極106の検出能力の低下を抑制できるようになっている。
絶縁層107は、下部検出電極106とシールド電極108との間に設けられており、下部検出電極106とシールド電極108とを互いに絶縁するために設けられている。絶縁層107としては、薄板状または薄膜状の絶縁性素材を用いることができる。
シールド電極108は、絶縁層107を介して、下部検出電極106の下側に重ねて設けられている。シールド電極は、制御回路140によって駆動され、上部検出電極102および下部検出電極106から、グラウンド電極112への電流の流出を阻止することで、上部検出電極102および下部検出電極106によって検出可能な静電容量を増やすために設けられている。シールド電極108としては、薄板状または薄膜状の導体を用いることができる。
絶縁層110は、シールド電極108とグラウンド電極112との間に設けられており、シールド電極108とグラウンド電極112とを互いに絶縁するために設けられている。絶縁層110としては、薄板状または薄膜状の絶縁性素材を用いることができる。
グラウンド電極112は、検出部100の最下層に設けられている。グラウンド電極112は、接地される。グラウンド電極112としては、薄板状または薄膜状の導体を用いることができる。
スイッチ120は、上部検出電極102と下部検出電極106とに対して電気的に接続されている。スイッチ120は、制御回路140から供給される切り替え信号によって、オン状態に切り替えられることにより、上部検出電極102と下部検出電極106とを互いに短絡した第2の状態とすることができる。反対に、スイッチ120は、制御回路140から供給される切り替え信号によって、オフ状態に切り替えられることにより、上部検出電極102と下部検出電極106とを互いに絶縁された第1の状態とすることができる。
制御回路140は、「制御装置」の一例である。制御回路140は、上部検出電極102、下部検出電極106、およびシールド電極108と電気的に接続されている。制御回路140は、上部検出電極102および下部検出電極106の一方または双方の静電容量の変化に基づいて、検出面10Aに対する検出対象20の近接状態を検出することができる。また、制御回路140は、スイッチ120を制御することにより、上部検出電極102および下部検出電極106を、互いに絶縁した第1の状態と、互いに短絡した第2の状態とに切り替えることが可能である。また、制御回路140は、上部検出電極102および下部検出電極106の各々について、ドライブ状態(駆動状態)、オープン状態(非駆動状態)、およびシールド電極108と短絡した状態のいずれかに、選択的に切り替えることができる。制御回路140としては、例えば、IC(Integrated Circuit)が用いられる。
(検出部100の平面構成)
図2は、一実施形態に係る検出装置10が備える検出部100の平面図である。図2に示すように、上方(図中Z軸正方向)からの平面視において、下部検出電極106は、上部検出電極102よりも広い検出面積を有しており、且つ、上部検出電極102の検出範囲を包含している。すなわち、下部検出電極106の検出面の一部は、上部検出電極102によって覆われている。
図2に示す例では、検出部100は、上部検出電極102として、渦巻き状をなす1本の帯状の導体が設けられているが、上部検出電極102の数および形状は、これに限らない。例えば、検出部100は、上部検出電極102として、同一平面上に下部検出電極106と同様に矩形状の導体が複数設けられてもよい。また、例えば、検出部100は、上部検出電極102として、静電容量方式を用いたタッチパネルと同様の構成(例えば、複数の検出電極がマトリクス状に配置された構成)を採用することにより、検出面10Aにおける検出対象20の接触位置を検出できるようにしてもよい。
また、図2に示す例では、検出部100は、下部検出電極106として、1枚の矩形状の導体が設けられているが、下部検出電極106の数および形状は、これに限らない。例えば、検出部100は、下部検出電極106として、同一平面上に複数の導体が設けられてもよい。
(制御回路140の機能構成)
図3は、一実施形態に係る制御回路140の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御回路140は、電極駆動部142、近接状態検出部144、検出信号変換部146、出力部150、および切替部152を備える。
電極駆動部142は、上部検出電極102、下部検出電極106、およびシールド電極108を駆動する。具体的には、電極駆動部142は、制御回路140の検出モードに応じて、上部検出電極102および下部検出電極106の一方または双方を駆動するとともに、シールド電極108を駆動する。なお、検出モード毎の、電極駆動部142によって駆動される電極については、図4を用いて後述する。また、電極駆動部142は、上部検出電極102および下部検出電極106の駆動電圧と同位相の駆動電圧によって、シールド電極108を駆動する。
近接状態検出部144は、「近接状態検出手段」の一例である。近接状態検出部144は、電極駆動部142によって駆動された電極の電流値を、検出対象20の近接状態を表す値として検出する。具体的には、制御回路140の検出モードに応じて、電極駆動部142によって駆動された電極(上部検出電極102および下部検出電極106の一方または双方)の電流値を検出する。なお、電極駆動部142によって駆動された電極は、検出対象20の近接状態が変化すると、静電容量が変化し、これに伴って、電流値も変化することとなる。したがって、近接状態検出部144によって検出される電流値は、検出対象20の近接状態を表す値となる。
検出信号変換部146は、近接状態検出部144によって検出された電流値(アナログ信号)に対する所定の変換処理を行う。例えば、検出信号変換部146は、所定の変換処理として、近接状態検出部144によって検出された電流値に対する、アナログ−デジタル変換処理を行う。なお、検出信号変換部146は、所定の変換処理として、近接状態検出部144によって検出された電流値を、検出対象20の近接状態を示す他の単位の値(例えば、近接距離等)へ変換する処理を行ってもよい。
出力部150は、近接状態検出部144によって検出された電流値(検出信号変換部146による変換処理後の電流値)を、検出対象20の近接状態を示す値として、外部の情報処理装置へ出力する。なお、出力部150は、近接状態検出部144によって検出された電流値とともに、当該電流値が検出されたときの制御回路140の検出モードを、外部の情報処理装置へ出力するようにしてもよい。これにより、例えば、外部の情報処理装置は、制御回路140の検出モードに応じた処理を行うことができるようになる。
切替部152は、「切替手段」の一例である。切替部152は、近接状態検出部144によって検出された電流値(すなわち、電極駆動部142によって駆動された電極の静電容量値)に基づいて、制御回路140の検出モードを切り替える。すなわち、切替部152は、検出面10Aに対する検出対象20の近接状態に応じて、制御回路140の検出モードを切り替えることができる。
例えば、切替部152は、後述する「近接検出モード」(「第1の検出モード」の一例)において、近接状態検出部144によって検出された電流値が、所定の第1の閾値th1よりも小さい場合、制御回路140の検出モードを、後述する「第2遠方検出モード」(「第2の検出モード」の一例)に切り替える。これにより、切替部152は、「近接検出モード」において、検出対象20が検出面10Aよりも所定の距離以上離れた場合、「第2遠方検出モード」に切り替えることができる。なお、第1の閾値th1としては、例えば、検出モードの切り替えを行う検出距離に応じた好適な値が、メモリに予め格納されている。また、第1の閾値th1は、例えば外部の情報処理装置から値の変更が可能である。
また、例えば、切替部152は、「第2遠方検出モード」において、近接状態検出部144によって検出された電流値が、所定の第2の閾値th2よりも大きい場合(すなわち、検出対象20が検出面10Aよりも所定の距離以上離れていない場合)、制御回路140の検出モードを「近接検出モード」に切り替える。なお、第2の閾値th2としては、例えば、検出モードの切り替えを行う検出距離に応じた好適な値が、好適な値がメモリに予め格納されている。また、第2の閾値th2は、例えば外部の情報処理装置から値の変更が可能である。また、第2の閾値th2は、第1の閾値th1と同じ値であってもよく、第1の閾値th1と異なる値であってもよい。
(制御回路140が有する検出モード)
図4は、一実施形態に係る制御回路140が有する検出モードを示す図である。図4に示すように、制御回路140は、検出モードとして、「近接検出モード」および「遠方検出モード」を有する。
「近接検出モード」は、「第1の検出モード」の一例である。「近接検出モード」は、検出対象20が検出面10Aから比較的近い位置にあるときに、検出対象20を検出するために使用するのが好ましい検出モードである。例えば、「近接検出モード」は、検出面10Aに対する検出対象20の接触を検出するために使用するのが好ましい。「近接検出モード」では、上部検出電極102および下部検出電極106が互いに絶縁した状態で、上部検出電極102およびシールド電極108が駆動され、上部検出電極102の静電容量の変化に基づいて、検出対象20の近接状態が検出される。なお、「近接検出モード」では、制御回路140の制御により、下部検出電極106がシールド電極108に短絡した状態となる。これにより、下部検出電極106をシールド電極108の一部として機能させ、上部検出電極102からグラウンド電極112への電流の流出阻止能力を高めることができる。
「遠方検出モード」は、検出対象20が検出面10Aから比較的離れた位置にあるときに、検出対象20を検出するために使用するのが好ましい検出モードである。例えば、「遠方検出モード」は、検出面10Aに対する検出対象20の非接触操作(例えば、ジェスチャ操作)を検出するために使用するのが好ましい。「遠方検出モード」は、「第1遠方検出モード」、「第2遠方検出モード」、および「第3遠方検出モード」を有する。
「第1遠方検出モード」は、「第4の検出モード」の一例である。「第1遠方検出モード」は、検出能力が「中」である検出モードである。「第1遠方検出モード」では、上部検出電極102および下部検出電極106が互いに絶縁し、且つ、上部検出電極102がシールド電極108に短絡した状態(またはオープン状態)で、下部検出電極106およびシールド電極108が駆動され、下部検出電極106の静電容量の変化に基づいて、検出対象20の近接状態が検出される。
「第2遠方検出モード」は、「第2の検出モード」の一例である。「第2遠方検出モード」は、検出能力が「大」である検出モードである。「第2遠方検出モード」では、上部検出電極102および下部検出電極106が互いに短絡した状態で、上部検出電極102、下部検出電極106、およびシールド電極108が駆動され、互いに短絡した状態の上部検出電極102および下部検出電極106の静電容量の変化に基づいて、検出対象20の近接状態が検出される。
「第3遠方検出モード」は、「第3の検出モード」の一例である。「第3遠方検出モード」は、検出能力が「大」である検出モードである。「第3遠方検出モード」では、上部検出電極102および下部検出電極106が互いに絶縁した状態で、上部検出電極102、下部検出電極106、およびシールド電極108が駆動され、上部検出電極102の静電容量の変化と、下部検出電極106の静電容量の変化とに基づいて、検出対象20の近接状態が検出される。
本実施形態の検出部100は、下部検出電極106の上側に、上部検出電極102が重ねて設けられているため、上部検出電極102の面積分、下部検出電極106の検出面積が低下してしまい、これにより、下部検出電極106の検出能力が低下してしまう虞がある。そこで、本実施形態の検出部100は、「第2遠方検出モード」および「第3遠方検出モード」において、下部検出電極106の静電容量値に加えて、上部検出電極102の静電容量値を用いることにより、上記した検出能力の低下分を、上部検出電極102の静電容量値によって補うことができる。すなわち、あたかも、下部検出電極106の上側に、上部検出電極102が重ねられていないかの如く、検出対象20の近接状態を検出することができる。したがって、本実施形態の検出部100は、検出対象20が検出面10Aから比較的離れた位置にあるときであっても、検出対象20の近接状態を高精度に検出することができる。
なお、「第2遠方検出モード」は、上部検出電極102と下部検出電極106とをハードウェア的に結合することにより、検出対象20の近接状態を検出する検出モードである。すなわち、「第2遠方検出モード」は、上部検出電極102と下部検出電極106とをハードウェア的に結合する回路構成(例えば、スイッチ120)を、検出装置10に設ける必要がある。具体的には、電極駆動部142が、互いに短絡した状態の上部検出電極102および下部検出電極106を、一の検出電極とみなして駆動する。そして、近接状態検出部144が、近接状態検出部144によって検出された一の検出電極の電流値を、検出対象20の近接状態を表す値として検出する。
一方、「第3遠方検出モード」は、上部検出電極102の静電容量値と下部検出電極106の静電容量値とをソフトウェア的に結合することにより、検出対象20の近接状態を検出する検出モードである。すなわち、「第3遠方検出モード」は、上部検出電極102の静電容量値と下部検出電極106の静電容量値とを結合する処理プログラムを、制御回路140に導入する必要がある。具体的には、電極駆動部142が、上部検出電極102および下部検出電極106の双方を駆動する。そして、近接状態検出部144が、上部検出電極102の電流値と、下部検出電極106の電流値との合算値を、検出対象20の近接状態を表す値として算出する。
例えば、検出装置10を製品化する際には、使用目的、コスト制約、サイズ制約等に応じて、「第2遠方検出モード」を利用可能な構成としてもよく、「第3遠方検出モード」を利用可能な構成としてもよい。または、「第2遠方検出モード」および「第3遠方検出モード」の双方を利用可能な構成とし、ユーザがいずれのモードを使用するかを任意に選択できるようにしてもよい。または、「第2遠方検出モード」および「第3遠方検出モード」の双方を利用可能な構成とし、所定の切り替え条件に基づいて、「第2遠方検出モード」と「第3遠方検出モード」との間の切り替えを、処理プログラムによって動的に切り替える構成としてもよい。
また、「第1遠方検出モード」は、「第2遠方検出モード」および「第3遠方検出モード」よりも検出能力が低いが、「第2遠方検出モード」および「第3遠方検出モード」よりも消費電力が小さいため、「第2遠方検出モード」および「第3遠方検出モード」に対して付加的に設け、ユーザが任意に選択できるようにするとよい。
(制御回路140による処理の手順)
図5は、一実施形態に係る制御回路140による処理の手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、「遠方検出モード」として「第2遠方検出モード」を用いることにするが、他の検出モードを用いてもよい。
まず、切替部152が、制御回路140の検出モードを「遠方検出モード」に切り替える(ステップS501)。具体的には、切替部152は、スイッチ120をオン状態に切り替えることにより、上部検出電極102および下部検出電極106を、互いに短絡した状態にする。
次に、電極駆動部142が、互いに短絡した状態の上部検出電極102および下部検出電極106を駆動する(ステップS502)。そして、近接状態検出部144が、ステップS502で駆動された上部検出電極102および下部検出電極106の静電容量の変化として、検出面10Aに対する検出対象20の近接状態を表す電流値を検出する(ステップS503)。また、検出信号変換部146が、ステップS503で検出された電流値に対する所定の変換処理を行う(ステップS504)。さらに、出力部150が、ステップS503で検出された電流値を、外部の情報処理装置へ出力する(ステップS505)。
次に、切替部152が、ステップS503で検出された電流値が、所定の第2の閾値th2よりも大きいか否かを判定する(ステップS506)。
ステップS506において、ステップS503で検出された電流値が、所定の第2の閾値th2よりも大きくないと判定された場合(ステップS506:No)、制御回路140は、ステップS502へ処理を戻す。
一方、ステップS506において、ステップS503で検出された電流値が、所定の第2の閾値th2よりも大きいと判定された場合(ステップS506:Yes)、切替部152が、制御回路140の検出モードを「近接検出モード」に切り替える(ステップS507)。具体的には、切替部152は、スイッチ120をオフ状態に切り替えることにより、上部検出電極102および下部検出電極106を、互いに絶縁した状態にする。
続いて、電極駆動部142が、上部検出電極102を駆動する(ステップS508)。そして、近接状態検出部144が、ステップS509で駆動された上部検出電極102の静電容量の変化として、検出面10Aに対する検出対象20の近接状態を表す電流値を検出する(ステップS509)。また、検出信号変換部146が、ステップS509で検出された電流値に対する所定の変換処理を行う(ステップS510)。さらに、出力部150が、ステップS509で検出された電流値を、外部の情報処理装置へ出力する(ステップS511)。
そして、切替部152が、ステップS509で検出された電流値が、所定の第1の閾値th1よりも小さいか否かを判定する(ステップS512)。
ステップS512において、ステップS510で検出された電流値が、所定の第1の閾値th1よりも小さくないと判定された場合(ステップS512:No)、制御回路140は、ステップS508へ処理を戻す。
一方、ステップS512において、ステップS510で検出された電流値が、所定の第1の閾値th1よりも小さいと判定された場合(ステップS512:Yes)、制御回路140は、ステップS501へ処理を戻す。
図5に示す一連の処理により、制御回路140の動作モードは、検出対象20の近接状態に応じて、「遠方検出モード」と「近接検出モード」との間で、交互に切り替わることとなる。
(電流値の補正方法)
図6は、一実施形態に係る制御回路140による電流値の補正方法を説明するための図である。図6では、検出部100の平面構成を表している。なお、図6では、説明をわかり易くするため、絶縁層104、絶縁層107、絶縁層110、およびグラウンド電極112の図示を省略している。また、図6では、上部検出電極102および下部検出電極106の数および形状を、図2と異ならせている。
図6に示す例では、マトリクス状に配置された複数の矩形状の下部検出電極106が、シールド電極108の上側に重ねて設けられている。また、複数の下部検出電極106の各々の上側に対して、マトリクス状に配置された複数の矩形状の上部検出電極102が重ねて設けられている。
図6に示す例では、上記した「近接検出モード」を用いて、複数の上部検出電極102の静電容量の変化により、検出面10Aに対する検出対象20の接触位置を検出する。また、図6に示す例では、上記した「第2遠方検出モード」を用いて、互いに短絡した状態の、複数の上部検出電極102および複数の下部検出電極106の静電容量の変化により、検出面10Aに対する検出対象20の距離を検出する。
ここで、本発明の発明者らは、検出電極の検出感度は、検出電極の検出面積に略比例することを実験等によって見出した。これを考慮すると、「第2遠方検出モード」の電流値(すなわち、互いに短絡した状態の上部検出電極102および下部検出電極106の電流値)は、下部検出電極106単体(すなわち、上部検出電極102が重ねられていない状態)の電流値と等しくなることが理想的である。
そこで、制御回路140は、「第2遠方検出モード」において、互いに短絡した状態の上部検出電極102および下部検出電極106の電流値を、理想的な値となるように補正するようにしてもよい。
例えば、下部検出電極106単体の電流値を、測定値1として測定する。そして、測定値1を測定したときと同じ測定条件で、互いに短絡した状態の上部検出電極102および下部検出電極106の電流値を、測定値2として測定する。測定値2が測定値1と等しければ、補正は不要である。一方、測定値2が測定値1未満であれば、下記数式(1)により、補正係数を算出する。
補正係数=測定値1/測定値2・・・(1)
例えば、測定値1が「100」であり、測定値2が「80」である場合、補正係数は「1.25」となる。この場合、補正係数「1.25」を用いて、測定値2が「100」となるように補正する。
第1の補正方法として、制御回路140において、近接状態検出部144によって検出された電流値に、補正係数「1.25」を乗じる。これにより、当該電流値を、理想的な値に補正することができる。
第2の補正方法として、制御回路140において、上部検出電極102および下部検出電極106の検出感度の設定値に、補正係数「1.25」を乗じる。これにより、近接状態検出部144によって検出された電流値を、理想的な値に補正することができる。
以上説明したように、一実施形態に係る検出装置10は、上部検出電極102と、上部検出電極102の下側に重ねて設けられた下部検出電極106と、上部検出電極102および下部検出電極106の一方または双方の静電容量の変化に基づいて、検出面10Aに対する検出対象20の近接状態を検出する近接状態検出部144と、上部検出電極102および下部検出電極106を、互いに絶縁した第1の状態と、互いに短絡した第2の状態とに切り替えることが可能な切替部152とを備える。これにより、一実施形態に係る検出装置10は、上部検出電極102および下部検出電極106を互いに短絡させることにより、下部検出電極106の検出面積の低下分を、上部検出電極102によって補うことができる。特に、一実施形態に係る検出装置10は、上部検出電極102および下部検出電極106が互いに重ねて設けられているため、当該検出装置10のサイズの大型化を抑制することができる。したがって、一実施形態に係る検出装置10によれば、検出目的が互いに異なる複数の検出電極を備えた検出装置において、当該検出装置のサイズの大型化を抑制可能としつつ、検出能力の低下を抑制可能とすることができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形または変更が可能である。
例えば、上記実施形態において、制御回路140が備える機能の一部を、制御回路140の外部の情報処理装置に設けるようにしてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、制御回路140の外部に設けられたスイッチ120により、上部検出電極102および下部検出電極106を互いに短絡させるようにしているが、制御回路140の内部に同様のスイッチを設けて、当該スイッチにより上部検出電極102および下部検出電極106を互いに短絡させるようにしてもよい。
また、例えば、上記実施形態において、制御回路140は、近接状態検出部144によって検出された電流値に基づいて、検出面10Aに対する検出対象20の近接状態を判定する判定部をさらに備えるようにしてもよい。
例えば、判定部は、近接状態検出部144によって検出された電流値に基づいて、検出面10Aに対して検出対象20が近接しているか否かを判定してもよい。この場合、例えば、判定部は、近接状態検出部144によって検出された電流値と、所定の閾値とに基づいて、検出面10Aに対して検出対象20が近接しているか否かを判定してもよい。
また、例えば、判定部は、近接状態検出部144によって検出された電流値に基づいて、検出面10Aに対する検出対象20の近接距離を判定してもよい。この場合、例えば、判定部は、近接状態検出部144によって検出された電流値と、所定の変換式または変換テーブルとに基づいて、検出面10Aに対する検出対象20の近接距離を判定してもよい。
また、上記判定部を設けた場合、出力部150は、上記判定部による判定結果を、外部の情報処理装置へ出力するようにしてもよい。
本国際出願は、2018年3月26日に出願した日本国特許出願第2018−058675号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
10 検出装置
10A 検出面
20 検出対象
100 検出部
102 上部検出電極
104 絶縁層
106 下部検出電極
108 シールド電極
110 絶縁層
112 グラウンド電極
120 スイッチ
140 制御回路
142 電極駆動部
144 近接状態検出部(近接状態検出手段)
146 検出信号変換部
150 出力部
152 切替部(切替手段)

Claims (8)

  1. 上部検出電極と、
    前記上部検出電極の下側に重ねて設けられた下部検出電極と、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極の一方または双方の静電容量の変化に基づいて、検出面に対する検出対象の近接状態を検出する近接状態検出手段と、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極を、互いに絶縁した第1の状態と、互いに短絡した第2の状態とに切り替えることが可能な切替手段と
    を備えることを特徴とする検出装置。
  2. 第1の検出モードおよび第2の検出モードを有し、
    前記第1の検出モードにおいて、
    前記切替手段は、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極を、前記第1の状態に切り替え、
    前記近接状態検出手段は、
    前記上部検出電極の静電容量の変化に基づいて、前記検出対象の近接状態を検出し、
    前記第2の検出モードにおいて、
    前記切替手段は、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極を、前記第2の状態に切り替え、
    前記近接状態検出手段は、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極の静電容量の変化に基づいて、前記検出対象の近接状態を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記切替手段は、
    前記第1の検出モードにおいて、前記上部検出電極の電流値が、所定の第1の閾値よりも小さくなった場合、前記第2の検出モードに切り替え、
    前記第2の検出モードにおいて、前記上部検出電極および前記下部検出電極の電流値が、所定の第2の閾値よりも大きくなった場合、前記第1の検出モードに切り替える
    ことを特徴とする請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記下部検出電極の下側に重ねて設けられたシールド電極をさらに備え、
    前記切替手段は、
    前記第1の検出モードにおいて、前記シールド電極を前記下部検出電極に短絡させることにより、前記下部検出電極を前記シールド電極の一部として機能させる
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の検出装置。
  5. 前記シールド電極は、
    前記第1の検出モードにおいて、前記上部検出電極の駆動電圧と同位相の駆動電圧によって駆動される
    ことを特徴とする請求項4に記載の検出装置。
  6. 第3の検出モードをさらに有し、
    前記第3の検出モードにおいて、
    前記切替手段は、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極を、前記第1の状態に切り替え、
    前記近接状態検出手段は、
    前記上部検出電極の静電容量の変化と、前記下部検出電極の静電容量の変化とに基づいて、前記検出対象の近接状態を検出する
    ことを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載の検出装置。
  7. 第4の検出モードをさらに有し、
    前記第4の検出モードにおいて、
    前記切替手段は、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極を、前記第1の状態に切り替え、
    前記近接状態検出手段は、
    前記下部検出電極の静電容量の変化に基づいて、前記検出対象の近接状態を検出する
    ことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載の検出装置。
  8. 上部検出電極と、前記上部検出電極の下側に重ねて設けられた下部検出電極と、を有する検出部を制御する制御装置であって、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極の一方または双方の静電容量の変化に基づいて、検出面に対する検出対象の近接状態を検出する近接状態検出手段と、
    前記上部検出電極および前記下部検出電極を、互いに絶縁した第1の状態と、互いに短絡した第2の状態とに切り替えることが可能な切替手段と
    を備えることを特徴とする制御装置。
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