JPWO2019180902A1 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

圧縮機と、圧縮機の上面を覆う上面カバーと、圧縮機の側面及び上面カバーの側面を覆うものであり、上端の一部に矩形状の切欠き部が形成された側面カバーと、を有する空気調和機の室外機。室外機は、上面カバーの中央部から切欠き部の底部に亘って設けられ、上面カバーの中央部から切欠き部の底部に向かって下向きに傾斜する非吸水性の排水部材を有する。

Description

本発明は、圧縮機に防音部材が取り付けられた空気調和機の室外機に関する。
空気調和機は、圧縮機などのアクチュエータが冷媒配管により接続された冷媒回路を有すると共に、圧縮機が搭載される室外機を有している。昨今の室外機は、熱交換能力の向上を図るため、熱交換器及びファンの大型化が進んでいる。一方、室外機本体は、省スペース化などのため、小型化が図られている。よって、室外機本体の内部では、冷媒配管が、狭いスペースの中で密に取り回されている。そのため、圧縮機の上方に配置される冷媒配管が増えている。
ところで、室外機では、圧縮機のモータ及び圧縮機構などの動作に起因して、圧縮機から騒音が発生する。そのため、従来から、圧縮機の周りには、騒音対策として、フェルト製の防音部材が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−281098号公報
しかしながら、室外機では、冷媒配管の表面などで結露が発生すると、発生した結露が結露水となり、冷媒配管などを伝って下方へ流れ落ちる。そのため、特許文献1のような室外機では、圧縮機の上方の冷媒配管における屈曲部から、防音部材の上面に結露水が滴下する。そして、滴下した結露水は、フェルト製の防音部材に染み込み、蒸発されずに保持される。よって、圧縮機の上部に設けられたサーミスタの水濡れ又は水没による誤検知、及び圧縮機本体の錆びによる穴あきに起因した冷媒漏れなどに繋がってしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、防音部材のフェルトの部分に結露水が染み込むことを防止する空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、圧縮機と、圧縮機の上面を覆う上面カバーと、圧縮機の側面及び上面カバーの側面を覆うものであり、上端の一部に切欠き部が形成された側面カバーと、上面カバーの中央部から切欠き部の底部に亘って設けられ、上面カバーの中央部から切欠き部の底部に向かって下向きに傾斜する非吸水性の排水部材と、を有するものである。
本発明によれば、防音部材として、上面カバー及び側面カバーと共に、上面カバーの中央部から切欠き部の底部に向かって下向きに傾斜する非吸水性の排水部材を有する。よって、圧縮機の上方の冷媒配管から結露水が滴下しても、排水部材上を通過させて排水することができるため、防音部材のフェルトの部分に結露水が染み込むことを防止することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷媒回路を例示した概略構成図である。 図1の室外機の外観を例示した斜視図である。 図1の室外機の内装部品を抜粋して例示した斜視図である。 図3の圧縮機に防音部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図4における圧縮機と防音部材との位置関係を示す分解斜視図である。 図5の側面カバーを示す斜視図である。 図5の排水部材とその周辺構成との関係を説明するための斜視図である。 図7の排水部材の構造を説明するための分解斜視図である。 図4の圧縮機及び防音部材を切欠き部側からみた側面図である。 図9のZ−Z線に沿った概略断面図である。 図3の圧縮機に他の防音部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機において、圧縮機に防音部材を取り付けた状態を示す斜視図である。 図12の防音部材と圧縮機との位置関係を示す分解斜視図である。 図13の側面カバー及び排水部材を示す斜視図である。 図14の排水部材の構造を説明するための分解斜視図である。 図13の上面カバーを示す斜視図である。 図12の圧縮機及び防音部材を2箇所の切り込み側からみた側面図である。 図17のY−Y線に沿った概略断面図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の冷媒回路を例示した概略構成図である。図1に示すように、空気調和機100は、室外に設置される室外機10と、室内に設置される室内機20と、を有している。室外機10と室内機20とは、冷媒配管51により接続されている。
室外機10は、圧縮機30と、四方弁41と、室外熱交換器42と、膨張弁43と、を有している。圧縮機30は、例えばインバータにより駆動され、冷媒を圧縮する。四方弁41は、圧縮機30の吐出側に接続され、冷媒の流路を切り替える。四方弁41は、例えば、冷房運転時および霜取り運転時に図1の実線の流路に切り替えられ、暖房運転時に図1の破線の流路に切り替えられる。室外熱交換器42は、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、外気と冷媒との間で熱交換させる。膨張弁43は、例えば電子膨張弁からなり、冷媒を減圧して膨張させる。
室内機20は、例えばフィンアンドチューブ型熱交換器からなり、室内の空気と冷媒との間で熱交換させる室内熱交換器44を有している。すなわち、空気調和機100は、圧縮機30、四方弁41、室外熱交換器42、膨張弁43、及び室内熱交換器44が冷媒配管51により接続されて形成された冷媒回路50を有している。
また、室外機10は、室外熱交換器42に付設され、室外熱交換器42に送風する室外送風機42aと、圧縮機30のシェル30aの上部に設けられ、圧縮機30のシェル30aの温度を検知するシェル温度センサ35と、を有している。室内機20は、室内熱交換器44に付設され、室内熱交換器44に送風する室内送風機44aを有している。
図2は、図1の室外機の外観を例示した斜視図である。図3は、図1の室外機の内装部品を抜粋して例示した斜視図である。図2及び図3において、室外機10の前後方向はx軸方向に対応し、室外機10の左右方向はy軸方向に対応し、室外機10の上下方向はz軸方向に対応している。もっとも、図3における圧縮機30の構造及び向きなどは、あくまでも例示であり、これに限定されない。以下の各図においても同様である。
図2に示すように、室外機10は、箱状の室外機本体10Aを有しており、圧縮機30、四方弁41、室外熱交換器42、及び膨張弁43は、室外機本体10Aの内部に収納されている。室外機本体10Aは、天面パネル1と、フロントパネル2と、バックパネル3と、底面パネル4と、サービスパネル5と、サブパネル6と、セパレータ7と、により構成されている。
底面パネル4には、後述する排水部材80を伝って流れる結露水Wが落ちる位置に、排水受け部が設けられており、排水受け部は排水路に通じている。また、底面パネル4の下側には、室外機本体10Aを支持するベース8が設けられている。なお、図3では、天面パネル1、フロントパネル2、バックパネル3、サービスパネル5、及びサブパネル6を取り外した状態を示しており、四方弁41、膨張弁43、及び冷媒配管51は省略している。
図4は、図3の圧縮機に防音部材を取り付けた状態を示す斜視図である。図4に示すように、本実施の形態1の防音部材90は、側面カバー60と、上面カバー70と、排水部材80と、により構成されている。上面カバー70は、フェルトを材料とするフェルトシートを含んで構成され、圧縮機30の上面を覆うものである。側面カバー60は、フェルトを材料とするフェルトシートを含んで構成され、圧縮機30の側面及び上面カバー70の側面を覆うものである。排水部材80は、水をはじくように、非吸水性の材料で形成されている。
図5は、図4における圧縮機と防音部材との位置関係を示す分解斜視図である。図6は、図5の側面カバーを示す斜視図である。図7は、図5の排水部材とその周辺構成との関係を説明するための斜視図である。図8は、図7の排水部材の構造を説明するための分解斜視図である。図5〜図8を参照して、防音部材90の具体的な構成について説明する。
図5に示すように、圧縮機30の上面には、端子などを覆うターミナルカバー31が設けられている。ターミナルカバー31は、圧縮機30の上面から上方に突出している。圧縮機30の上面には、冷媒が吸入される吸入管32、及び冷媒が吐出される吐出管33などの突起部が設けられている。なお、吸入管32及び吐出管33は、それぞれ、冷媒配管51に接続される。
上面カバー70には、吸入管32及び吐出管33などの突起部が挿入される挿入穴70aが設けられている。また、上面カバー70には、吸入管32及び吐出管33などを挿入しやすくするため、周囲と挿入穴70aとの間などに切り込み70bが設けられている。
図6にも示すように、側面カバー60は、上端の一部に、矩形状の切欠きである切欠き部61が形成されている。切欠き部61は、上下方向に沿った2箇所の切り込み部61aと、2箇所の切り込み部61aの下端同士をつないだ底部61bとにより構成されている。つまり、側面カバー60は、切欠き部61が欠けた環状の上端部を有している。
側面カバー60の外周面60aには、排水部材80を固定するための側面側固定部材63が設けられている。本実施の形態1では、側面側固定部材63として、面ファスナーを採用しており、側面側固定部材63は、外周面60aにおける底部61bの近傍に、糸などによって縫い付けられている。側面側固定部材63は、図5のように、底部61bに対して連続的に取り付けられてもよく、底部61bから一定の距離だけ離れた位置に取り付けられてもよい。もっとも、側面側固定部材63は、十分な固定強度を確保できれば、両面粘着テープ又は接着剤などを用いて外周面60aに取り付けてもよい。
排水部材80は、上面カバー70の中央部から切欠き部61の底部61bに亘って設けられる。排水部材80は、上面カバー70の中央部から切欠き部61の底部に向かって下向きに傾斜するように、上面カバー70及び側面カバー60に取り付けられる。
図7及び図8に示すように、排水部材80は、上面カバー70の上面に配置されるシート部81と、シート部81の上面における周囲のうち、切欠き部61側を除いた部分に設けられるガイド部82と、を有している。シート部81は、ゴムなどの吸水しない材料により形成され、結露水Wが滴下する領域に設けられる。
ガイド部82は、結露水Wを意図した方向へ排出するためのものであり、発泡材などの吸水しない材料により形成されている。ガイド部82は、上下方向の高さであるガイド高さHが5mm〜10mm程度となっている。また、ガイド部82は、横幅が10mm程度となっており、本実施の形態1では、切欠き部61側とは反対側の部分の横幅が、他の部分の横幅よりも長くなっている。もっとも、ガイド部82のガイド高さH及び横幅は、圧縮機30の上方の冷媒配管51とシート部81との距離などに応じて適宜変更するとよい。
シート部81は、上面カバー70に固定される基部81aと、側面カバー60の外周面60aに固定される固定部81bと、を有している。基部81aは、上面カバー70に対し、糸などによって縫い付けられている。基部81aの形状は、圧縮機30の上方に配置された冷媒配管51の形状に応じて決められる。すなわち、冷媒配管51には、下方に向けて屈曲する部分である1又は複数の屈曲部が存在し、冷媒配管51を伝って流れる結露水Wは、屈曲部から下方に滴下する。そのため、シート部81は、圧縮機30の上方の冷媒配管51における屈曲部の真下の位置を含むように形成される。
より具体的に、シート部81は、上面におけるガイド部82よりも内側の部分である水受け部81rが、冷媒配管51の屈曲部の真下の位置を含むように形成されて配置されている。これにより、排水部材80の上部には、結露水Wの排水経路Rが形成される。本実施の形態1のシート部81は、基部81aと固定部81bとを有するため、水受け部81rは、基部81aの上面におけるガイド部82よりも内側の部分となる。
図7では、圧縮機30の上方の冷媒配管51に形成された屈曲部として、最も下方に位置する屈曲部51aと、屈曲部51aの次に下方に位置する屈曲部51bと、を例示している。圧縮機30の上方の冷媒配管51が、図7のように形成されている場合、屈曲部51aから結露水Wが滴下する可能性が高く、屈曲部51bから結露水Wが滴下することも想定される。そのため、シート部81は、基部81aの上面のうち、ガイド部82によって囲われた部分である水受け部81r(図7のドットを付した部分参照)が、屈曲部51aの真下の位置、及び屈曲部51bの真下の位置を含むように形成されている。したがって、冷媒配管51から滴下した結露水Wは、排水部材80上の排水経路R(図7の白抜き矢印参照)を通過して、底面パネル4の排水受け部に流れ、排水路から外部へ排出される。
固定部81bは、下面のうちの少なくとも一部に、面ファスナーである排水側固定部材83が取り付けられている。ここで、側面カバー60には、外周面60aにおける固定部81bの下面に対向する箇所に側面側固定部材63が設けられており、排水側固定部材83は、側面側固定部材63に貼り付けられる。排水側固定部材83は、固定部81bに対し、糸などによって縫い付けられている。もっとも、排水側固定部材83は、十分な固定強度を確保できれば、両面粘着テープ又は接着剤などを用いて固定部81bに固定してもよい。
ここで、シート部81とガイド部82とは、両面粘着テープによって貼り付けられている。もっとも、シート部81とガイド部82とは、耐水性及び固定強度を確保できれば、接着剤などを用いて貼り合わせてもよい。シート部81とガイド部82とは、上面カバー70に対し、糸などによって一体的に縫い付けてもよい。この場合、ガイド部82のうち、切欠き部61側とは反対側の部分だけを、シート部81と一体的に上面カバー70に縫い付け、他の部分は、両面粘着テープ又は接着剤だけを用いてシート部81に貼り付けるようにしてもよい。
図9は、図4の圧縮機及び防音部材を切欠き部側からみた側面図である。図10は、図9のZ−Z線に沿った概略断面図である。図9及び図10を参照して、排水部材80の傾斜に関連する構成について説明する。
図9に示すように、基部81aの左右方向の幅Tは、側面側固定部材63の左右方向の幅Tよりも短くなっている。もっとも、基部81aの左右方向の幅Tは、側面側固定部材63の左右方向の幅T以下であればよい。
本実施の形態1の圧縮機30では、吸入管32及び吐出管33などの挿入穴70aに挿入される突起部を除くと、図10に示すように、ターミナルカバー31の最高部の高さhが最も高くなっている。そして、切欠き部61のうちで最も低い部分である底部61bの高さhは、ターミナルカバー31の高さhよりも低くなっている。ここで、切欠き部61は、上面カバー70の中心部、すなわち圧縮機30の中心部に対し、ターミナルカバー31とは反対側に配置されている。また、排水部材80は、上面カバー70に取り付けられているため、排水部材80と上面カバー70とは一体的になっている。
上記のような配置及び構成において、上面カバー70がターミナルカバー31に載せられ、排水部材80の基部81aが切欠き部61の底部61bに接触した状態で、固定部81bが側面カバー60に固定される。すると、ターミナルカバー31の高さhと底部61bの高さhとの高低差(h−h)により、排水部材80には、圧縮機30の中央部から外側に向かって傾斜がつく。つまり、排水部材80は、上面カバー70の中央部から底部61bに向かって下向きに傾斜するように構成される。なお、ターミナルカバー31の高さhと底部61bの高さhとの高低差(h−h)は、5mm以上となるようにするとよい。
以上のように、本実施の形態1の防音部材90は、側面カバー60及び上面カバー70と共に、上面カバー70の中央部から切欠き部61の底部61bに向かって下向きに傾斜する非吸水性の排水部材80を有している。よって、圧縮機30の上方の冷媒配管51から結露水Wが滴下しても、排水部材80上を通過させて排水することができるため、防音部材90のフェルトの部分に結露水Wが染み込むことを防ぐことができる。したがって、圧縮機30の上部に設けられたシェル温度センサ35の水濡れ又は水没を防ぐことができるため、シェル温度センサ35の誤検知を抑制することができる。加えて、シェル30aを含む圧縮機本体の錆びを抑制することができるため、錆びに起因した圧縮機本体の穴あきによる冷媒漏れを防ぐことができる。
また、排水部材80は、シート部81とガイド部82とにより構成されている。よって、シート部81に滴下した結露水Wの流れが、ガイド部82によって内側に規制されるため、シート部81に滴下した結露水Wが上面カバー70及び側面カバー60に流れることをより確実に防止することができる。もっとも、排水部材80は、シート部81だけで構成してもよい。このようにしても、シート部81は、非吸水性の材料によって構成されており、かつ、上面カバー70の中央部から底部61bに向かって下向きに傾斜しているため、上面カバー70及び側面カバー60への結露水Wの染み込みを防ぐことができる。
さらに、シート部81は、基部81aと固定部81bとによって構成されており、固定部81bの表面は、側面カバー60の外周面60aよりも外側に配置される。よって、固定部81bを伝って流れる結露水Wは、外周面60aよりも外側から底面パネル4に落下するため、結露水Wが側面カバー60に染み込むことをより確実に防ぐことができる。もっとも、シート部81は、基部81aだけで構成してもよい。このようにしても、排水部材80は、上面カバー70の中央部から底部61bに向かって下向きに傾斜していることから、結露水Wを外周面60aよりも外側から落下させることができるため、側面カバー60への結露水Wの染み込みを防ぐことができる。
また、固定部81bは、下面のうちの少なくとも一部に排水側固定部材83が取り付けられている。側面カバー60は、外周面60aにおける固定部81bの下面に対向する箇所に、側面側固定部材63が取り付けられている。そして、排水側固定部材83と側面側固定部材63とは、互いに貼り合わされ、繰り返し着脱可能な面ファスナーである。したがって、側面カバー60に対して、排水部材80を容易に且つ安定的に取り付けることができる。加えて、排水部材80の位置調整及び取り外しを簡単に行うことができるため、利便性の向上を図ることができる。
加えて、シート部81は、上面におけるガイド部82よりも内側の部分が、圧縮機30の上方の冷媒配管51における屈曲部の真下の位置を含むように形成されて配置されている。よって、冷媒配管51から滴下した結露水Wがシート部81に滴下され、シート部81上の排水経路を通じて排水されるため、上面カバー70及び側面カバー60に結露水Wが染み込むことを防ぐことができる。
さらに、切欠き部61は、上面カバー70の中心部に対し、ターミナルカバー31とは反対側に配置されており、切欠き部61の底部61bは、ターミナルカバー31の上面よりも低い位置に形成されている。よって、圧縮機30に防音部材90を取り付けるだけで、容易に排水部材80を傾斜させることができる。
そして、本実施の形態1の防音部材90は、上記のような構造を採った排水部材80が、上面カバー70の上部に取り付けられているため、フェルトシートを含む上面カバー70及び側面カバー60への結露水Wの滴下を防止することができる。加えて、防音部材90は、側面カバー60によって圧縮機30の側面を覆った後、排水部材80が固定された上面カバー70によって圧縮機30の上面を覆うことにより、圧縮機30の全体を覆う構造となっている。ここで、側面カバー60及び上面カバー70はフェルトシートを含んで構成されているため、圧縮機30の騒音を軽減することができる。つまり、本実施の形態1の防音部材90及び室外機10によれば、圧縮機30の騒音を抑制する機能は維持しつつ、圧縮機30の上方から滴下する結露水Wを、防音部材90のフェルトの部分に染み込ませずに排水することができる。
ところで、上記の各図では、切欠き部61が矩形状である場合を例示したが、これに限定されない。例えば、切欠き部61は、2箇所の切り込み部61aのうちの少なくとも一方を、上下方向に対して斜めに切り込んで形成することにより、台形状などの他の形状としてもよい。また、切り込み部61aは、途中で傾斜角度を変化させてもよく、曲線を採り入れてもよい。
また、上記の説明では、側面側固定部材63と排水側固定部材83とが、互いに対応する面ファスナーの場合を例示したが、これに限定されない。例えば、側面側固定部材63と排水側固定部材83とは、互いに対応する1組もしくは複数組のホックであってもよい。ここで、図11は、図3の圧縮機に他の防音部材を取り付けた状態を示す斜視図である。すなわち、側面側固定部材63は、図11に示すようなボタン状の突起、又はフック状の突起などであってもよい。この場合、排水側固定部材83は、図11に例示するように、ガイド部82の切欠き部61側の端部に設けられ、側面側固定部材63に引っ掛けられる紐状の部材であってもよい。かかる構成を採れば、固定部81bを設けずにシート部81を構成した場合でも、排水部材80を、側面カバー60に対し、容易に且つ安定的に取り付けることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2における空気調和機の全体的な構成は、前述した実施の形態1と同様である。すなわち、本実施の形態2の空気調和機における冷媒回路及び室外機の全体的な構成は、図1〜図3の例と同様である。したがって、実施の形態1と同等の構成部材については同一の符号を用いて説明は省略する。
図12は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機において、圧縮機に防音部材を取り付けた状態を示す斜視図である。図12に示すように、本実施の形態2の防音部材190は、側面カバー160と、上面カバー70と、排水部材180と、により構成されている。側面カバー160は、フェルトシートを含んで構成され、圧縮機30の側面及び上面カバー70の側面を覆うものである。排水部材180は、水をはじくように、非吸水性の材料で形成されている。
図13は、図12の防音部材と圧縮機との位置関係を示す分解斜視図である。図14は、図13の側面カバー及び排水部材を示す斜視図である。図15は、図14の排水部材の構造を説明するための分解斜視図である。図16は、図13の上面カバーを示す斜視図である。図13〜図16を参照して、防音部材190の具体的な構成について説明する。
側面カバー160は、上端部に上下方向に沿った2箇所の切り込みが形成されており、図13に示すように、2箇所の切り込み部61aと底部160bとが形成されている。底部160bは、2箇所の切り込みの下端同士がつながる部分である。排水部材180は、上面カバー70の中央部から底部160bに亘って設けられ、上面カバー70の中央部から底部160bに向かって下向きに傾斜する非吸水性の部材である。本実施の形態2において、排水部材180は、2箇所の切り込みの上端同士がつながる部分である上部160d(図15参照)から底部160bに亘って設けられ、上部160dから底部160bに向かって下向きに傾斜する部材である。
側面カバー160は、2箇所の切り込みの間の部分であり、底部160bにおいて内側に曲がって上面カバー70の上に重なる垂れ部160cを有している。排水部材180は、垂れ部160cの上面に配置されている。すなわち、図14に示すように、側面カバー160には、上端部の2箇所の切り込みにより、スリット状のスリット部160sが形成される。そして、垂れ部160cは、底部160bを起点として内側に折り曲げられ、図12のように、上面カバー70の上に載せられる。つまり、側面カバー160は、垂れ部160cが欠けた環状の上端部を有している。
図15に示すように、排水部材180は、垂れ部160cの上面に配置されるシート部81と、シート部81の上面における周囲のうち、底部160b側を除いた部分に設けられるガイド部82と、を有している。シート部81は、結露水Wが滴下する領域に設けられる。本実施の形態2のシート部81は、実施の形態1の基部81aに相当する部分だけで構成されている。
また、垂れ部160cは、内面のうちの少なくとも一部に、垂れ部160cを上面カバー70に固定するための内面固定部材163が取り付けられている。本実施の形態2では、内面固定部材163として、面ファスナーを採用しており、内面固定部材163は、垂れ部160cに対し、糸などによって縫い付けられている。もっとも、内面固定部材163は、十分な固定強度を確保できれば、両面粘着テープ又は接着剤などを用いて垂れ部160cに取り付けてもよい。
図16に示すように、上面カバー70は、上面における内面固定部材163に対向する位置に、面ファスナーである上面固定部材73が取り付けられている。すなわち、内面固定部材163は、上面固定部材73に貼り付けられ、これにより、排水部材180は、垂れ部160cを介して上面カバー70に固定される。上面固定部材73は、上面カバー70に対し、糸などによって縫い付けられている。もっとも、上面固定部材73は、十分な固定強度を確保できれば、両面粘着テープ又は接着剤などを用いて上面カバー70に固定してもよい。
ここで、本実施の形態2においても、圧縮機30の上方に屈曲部が形成されている。そして、シート部81は、上面におけるガイド部82よりも内側の部分が、冷媒配管51の屈曲部の真下の位置を含むように形成されて配置されている。
図17は、図12の圧縮機及び防音部材を2箇所の切り込み側からみた側面図である。図18は、図17のY−Y線に沿った概略断面図である。図17及び図18を参照して、排水部材180の傾斜に関連する構成について説明する。
本実施の形態2の圧縮機30では、吸入管32及び吐出管33などの挿入穴70aに挿入される突起部を除くと、図18に示すように、ターミナルカバー31の最高部の高さhが最も高くなっている。そして、底部160bの高さhは、ターミナルカバー31の上面に位置する上面カバー70の高さhよりも低くなっている。ここで、底部160bの高さhは、スリット部160sの最下点の高さ、すなわち切り込み部61aの最下点の高さに相当する。
本実施の形態2では、図18に示すように、垂れ部160cのうち、上面カバー70に取り付けられる部分の最高点の高さhが、底部160bの高さhよりも高くなるように構成されている。すなわち、垂れ部160cの上面及び下面は、それぞれ、上端の高さが下端の高さよりも低くなっている。したがって、上面カバー70がターミナルカバー31に載せられ、垂れ部160cが上面カバー70に載せられると、高さhと高さhとの高低差(h−h)により、排水部材180には、圧縮機30の中央部から外側に向かって傾斜がつく。つまり、排水部材180は、上面カバー70の中央部から底部160bに向かって下向きに傾斜するように構成される。なお、高さhと高さhとの高低差(h−h)は、5mm以上となるようにするとよい。
以上のように、本実施の形態2の防音部材190は、側面カバー60及び上面カバー70と共に、上部160dから底部160bに向かって下向きに傾斜する非吸水性の排水部材180を有している。よって、圧縮機30の上方の冷媒配管51から結露水Wが滴下しても、排水部材180上を通過させて排水することができるため、防音部材190のフェルトの部分に結露水Wが染み込むことを防ぐことができる。したがって、圧縮機30の上部に設けられたシェル温度センサ35の水濡れ又は水没を防ぐことができるため、シェル温度センサ35の誤検知を抑制することができる。加えて、シェル30aを含む圧縮機本体の錆びを抑制することができるため、錆びに起因した圧縮機本体の穴あきによる冷媒漏れを防ぐことができる。
また、側面カバー160は、上端部の2箇所の切り込みの間の部分であり、底部160bにおいて内側に曲がって上面カバー70の上に重なる垂れ部160cを有しており、排水部材180は、垂れ部160cの上面に配置されている。そのため、防音部材190によれば、排水部材180を、垂れ部160cを介して上面カバー70に安定的に配置することができる。
さらに、垂れ部160cは、内面のうちの少なくとも一部に内面固定部材163が取り付けられている。上面カバー70は、上面における内面固定部材163に対向する位置に、上面固定部材73が取り付けられている。そして、上面固定部材73と内面固定部材163とは、互いに貼り合わされ、繰り返し着脱可能な面ファスナーである。したがって、上面カバー70に対し、垂れ部160cを容易に且つ安定的に取り付けることができる。加えて、上面カバー70に対する垂れ部160cの位置を調整することにより、排水部材180の位置調整を簡単に行うことができるため、利便性の向上を図ることができる。
また、垂れ部160cのうち、上面カバー70に取り付けられる部分の最高点の高さhは、底部160bの高さhよりも高くなっている。そのため、排水部材180の傾斜を確保することができる。加えて、側面カバー160の上端の2箇所の切り込みは、上面カバー70の中心部に対し、ターミナルカバー31とは反対側の位置に形成されている。底部160bの高さhは、ターミナルカバー31の上面に位置する上面カバー70の高さhよりも低くなっている。よって、圧縮機30に防音部材190を取り付けるだけで、容易に排水部材180を傾斜させることができる。
そして、本実施の形態2の防音部材190は、上記のような構造を採った排水部材180が、側面カバー160の垂れ部160cに設けられているため、フェルトシートを含む側面カバー160及び上面カバー70への結露水Wの滴下を防止することができる。加えて、防音部材190は、側面カバー160により圧縮機30の側面を覆い、上面カバー70により圧縮機30の上面を覆った後、排水部材180が固定された垂れ部160cを上面カバー70に被せることにより、圧縮機30の全体を覆う構造となっている。ここで、側面カバー160及び上面カバー70はフェルトシートを含んで構成されているため、圧縮機30の騒音を軽減することができる。つまり、本実施の形態2の防音部材190及び室外機10によれば、圧縮機30の騒音を抑制する機能は維持しつつ、圧縮機30の上方から滴下する結露水Wを、防音部材190のフェルトの部分に染み込ませずに排水することができる。
他の効果については、実施の形態1と同様である。ところで、排水部材180におけるシート部81は、実施の形態1と同様、垂れ部160cに固定される基部81aと、側面カバー160の外周面160aに固定される固定部81bと、を有していてもよい。このようにすれば、結露水Wの側面カバー60への染み込みをより確実に防ぐことができる。また、上記の説明では、内面固定部材163と上面固定部材73とが、互いに対応する面ファスナーの場合を例示したが、これに限定されない。例えば、内面固定部材163と上面固定部材73とは、互いに対応する1組もしくは複数組のホックなどであってもよい。
上記各実施の形態は、防音部材及び空気調和機の室外機における好適な具体例であり、本発明の技術的範囲は、これらの態様に限定されるものではない。例えば、上記の説明では、シート部81がゴム製の場合を例示したが、これに限らず、シート部81は、発泡材などの他の非吸水性の材料により構成してもよい。上記の説明では、ガイド部82が発泡材により形成された例を示したが、これに限らず、ガイド部82は、ゴムなどの他の非吸水性の材料により形成してもよい。そして、シート部81とガイド部82とを同一の材料で形成する場合、排水部材80は、シート部81とガイド部82とを一体的に形成してもよい。
また、側面カバー60及び160は、フェルトを材料とするフェルトシート、及びゴムを材料とするゴムシートなどを積層して構成してもよい。同様に、上面カバー70は、フェルトを材料とするフェルトシート、及びゴムを材料とするゴムシートなどを積層して構成してもよい。加えて、上記の各図では、上面カバー70に4つの挿入穴70aが設けられている例を示したが、これに限定されない。上面カバー70には、少なくとも、吸入管32と吐出管33とが挿入される2つの挿入穴70aが設けられていればよい。
実施の形態1では、基部81aの形状が多角形の場合を例示したが、これに限らず、外周が丸みを帯びていてもよい。例えば、屈曲部51bに対向する部分の外周は、図7のようなV字状ではなく、円弧状であってもよい。すなわち、基部81aの形状は、圧縮機30の上方の冷媒配管51の形状に応じて適宜変更することができる。加えて、シート部81は、圧縮機30の上方の冷媒配管51の形状によっては、左右反転して用いることもできる。もっとも、シート部81は、実施の形態2と同様、全体が矩形状であってもよい。また、実施の形態2のシート部81は、矩形状に限らず、実施の形態1のシート部81と同様、種々の形状を採用することができる。
上記各実施の形態では、圧縮機30の構成部材(挿入穴70aに挿入される突起部を除く)のうち、最も高い位置にある最高位置部材がターミナルカバー31である場合を例示したが、これに限定されない。つまり、室外機10には、ターミナルカバー31以外の最高位置部材をもつ圧縮機30が搭載されることもあり、この場合、当該最高位置部材を基準として、切欠き部61の位置、又は側面カバー160の上端の2箇所の切り込みの位置が決定される。すなわち、室外機10において、上面カバー70は、最高位置部材に載せられる。そして、実施の形態1において、切欠き部61は、上面カバー70の中心部に対し、最高位置部材とは反対側に配置される。また、実施の形態2において、側面カバー160の上端の2箇所の切り込みは、上面カバー70の中心部に対し、最高位置部材とは反対側の位置に配置される。
1 天面パネル、2 フロントパネル、3 バックパネル、4 底面パネル、5 サービスパネル、6 サブパネル、7 セパレータ、8 ベース、10 室外機、10A 室外機本体、20 室内機、30 圧縮機、30a シェル、31 ターミナルカバー、32 吸入管、33 吐出管、35 シェル温度センサ、41 四方弁、42 室外熱交換器、42a 室外送風機、43 膨張弁、44 室内熱交換器、44a 室内送風機、50 冷媒回路、51 冷媒配管、51a、51b 屈曲部、60、160 側面カバー、60a、160a 外周面、61 切欠き部、61a 切り込み部、61b 底部、63 側面側固定部材、70 上面カバー、70a 挿入穴、70b 切り込み、73 上面固定部材、80、180 排水部材、81、181 シート部、81a 基部、81b 固定部、81r 水受け部、82 ガイド部、83 排水側固定部材、90、190 防音部材、100 空気調和機、160b 底部、160c 垂れ部、160d 上部、160s スリット部、163 内面固定部材、H ガイド高さ、R 排水経路、W 結露水。

Claims (14)

  1. 圧縮機と、
    前記圧縮機の上面を覆う上面カバーと、
    前記圧縮機の側面及び前記上面カバーの側面を覆うものであり、上端の一部に切欠き部が形成された側面カバーと、
    前記上面カバーの中央部から前記切欠き部の底部に亘って設けられ、前記上面カバーの中央部から前記切欠き部の底部に向かって下向きに傾斜する非吸水性の排水部材と、を備えた空気調和機の室外機。
  2. 前記排水部材は、
    前記上面カバーの上面に配置されるシート部と、
    前記シート部の上面における周囲のうち、前記切欠き部側を除いた部分に設けられるガイド部と、を有する、請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記シート部は、
    前記上面カバーに固定される基部と、
    前記側面カバーの外周面に固定される固定部と、を有する、請求項2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記固定部は、
    下面のうちの少なくとも一部に、面ファスナーである排水側固定部材が取り付けられており、
    前記側面カバーは、
    外周面における前記固定部の下面に対向する箇所に、前記排水側固定部材が貼り付けられる面ファスナーである側面側固定部材が取り付けられている、請求項3に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記圧縮機に接続される冷媒配管を有し、
    前記冷媒配管は、
    前記圧縮機の上方に、下方に向けて屈曲する部分である屈曲部が形成されており、
    前記シート部は、
    上面における前記ガイド部よりも内側の部分が前記屈曲部の真下の位置を含むように形成されて配置されている、請求項2〜4の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記圧縮機の上面には、上方に突出するターミナルカバーが設けられており、
    前記切欠き部は、
    前記上面カバーの中心部に対し、前記ターミナルカバーとは反対側に配置されており、
    前記上面カバーは、
    前記ターミナルカバーの上面に置かれており、
    前記切欠き部の前記底部は、
    前記ターミナルカバーの上面よりも低い位置に形成されている、請求項1〜5の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
  7. 圧縮機と、
    前記圧縮機の上面を覆う上面カバーと、
    前記圧縮機の側面及び前記上面カバーの側面を覆うものであり、上端部に上下方向に沿った2箇所の切り込みが設けられた側面カバーと、
    2箇所の前記切り込みの上端同士がつながる部分である上部から、2箇所の前記切り込みの下端同士がつながる部分である底部に亘って設けられ、前記上部から前記底部に向かって下向きに傾斜する非吸水性の排水部材と、を有する、空気調和機の室外機。
  8. 前記側面カバーは、
    2箇所の前記切り込みの間の部分であり、前記底部において内側に曲がって前記上面カバーの上に重なる垂れ部を有し、
    前記排水部材は、
    前記垂れ部の上面に配置されている、請求項7に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記垂れ部は、
    内面のうちの少なくとも一部に、面ファスナーである内面固定部材が取り付けられており、
    前記上面カバーは、
    上面における前記内面固定部材に対向する位置に、面ファスナーである上面固定部材が取り付けられている、請求項8に記載の空気調和機の室外機。
  10. 前記排水部材は、
    前記垂れ部の上面に配置されるシート部と、
    前記シート部の上面における周囲のうち、前記底部側を除いた部分に設けられるガイド部と、を有する、請求項8又は9に記載の空気調和機の室外機。
  11. 前記シート部は、
    前記垂れ部に固定される基部と、
    前記側面カバーの外周面に固定される固定部と、を有する、請求項10に記載の空気調和機の室外機。
  12. 前記圧縮機に接続される冷媒配管を有し、
    前記冷媒配管は、
    前記圧縮機の上方に、下方に向けて屈曲する部分である屈曲部が形成されており、
    前記シート部は、
    上面における前記ガイド部よりも内側の部分が、前記冷媒配管の前記屈曲部の真下の位置を含むように形成されて配置されている、請求項10又は11に記載の空気調和機の室外機。
  13. 前記垂れ部のうち、前記上面カバーに取り付けられる部分の最高点の高さは、前記底部の高さよりも高くなっている、請求項8〜12の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
  14. 前記圧縮機の上面には、上方に突出するターミナルカバーが設けられており、
    2箇所の前記切り込みは、
    前記上面カバーの中心部に対し、前記ターミナルカバーとは反対側の位置に形成されており、
    前記上面カバーは、
    前記ターミナルカバーの上面に置かれており、
    前記底部の高さは、
    前記ターミナルカバーの上面に位置する前記上面カバーの高さよりも低くなっている、請求項7〜13の何れか一項に記載の空気調和機の室外機。
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