JPWO2019159429A1 - 管理装置、車載装置、データ収集システム、データ収集方法およびデータ収集プログラム - Google Patents

管理装置、車載装置、データ収集システム、データ収集方法およびデータ収集プログラム Download PDF

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Abstract

管理装置(12)は、車両(11)から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおける管理装置(12)であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部(21)と、前記車両(11)から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部(22)と、前記需要情報取得部(21)によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部(22)によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両(11)の走行経路を算出する経路算出部(23)と、前記経路算出部(23)によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部(24)とを備える。

Description

本発明は、管理装置、車載装置、データ収集システム、データ収集方法およびデータ収集プログラムに関する。
この出願は、2018年2月14日に出願された日本出願特願2018−24104号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
特開2005−258583号公報(特許文献1)には、以下のような交通情報収集装置が開示されている。すなわち、車両の出発地と目的地とを受信する地点受信手段と、前記受信した出発地から目的地までの走行経路を、交通情報を使用して探索する経路探索手段と、前記探索した走行経路を前記車両に送信する走行経路送信手段と、前記送信した走行経路を実際に走行した実走行位置と該実走行位置間の走行時間とを含む走行結果データを、前記車両から受信する走行結果データ受信手段と、前記受信した実走行位置間の走行時間を交通情報として記憶する交通情報記憶手段とを具備する。
また、特開2017−134476号公報(特許文献2)には、以下のような交通情報収集装置が開示されている。すなわち、迂回経路情報提供システムは、ETC車載器搭載の車両に対して迂回経路情報を提供する迂回経路情報提供システムであって、道路の路側に設けられ、近傍を通過した車両から、前記車両に関する情報を受信する路側設備と、前記車両の出発地と目的地とから決定される通常経路と、前記通常経路に対する1つまたは複数の迂回経路とを策定する迂回経路策定部、前記車両に関する情報に基づいて、前記車両の前記迂回経路における通行料金を決定する通行料金決定部、および、前記車両が前記迂回経路を走行する場合における割引料金を決定する割引料金決定部、を備える料金中央サーバと、前記決定された割引料金と、前記策定された迂回経路とを、前記車両に通知するドライバー情報管理サーバと、を備える。
特開2005−258583号公報 特開2017−134476号公報
(1)本開示の管理装置は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおける管理装置であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部とを備える。
(6)本開示の車載装置は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、自己の前記車両の走行経路を算出する経路算出部とを備える。
(8)本開示のデータ収集システムは、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムであって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部とを備える。
(9)本開示のデータ収集方法は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおけるデータ収集方法であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得するステップと、前記車両から目的地を含む要求情報を取得するステップと、取得した前記需要情報および前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出するステップと、算出した前記走行経路を前記車両に通知するステップとを含む。
(10)本開示のデータ収集方法は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置におけるデータ収集方法であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得するステップと、自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得するステップと、取得した前記需要情報および前記要求情報に基づいて、自己の前記車両の走行経路を算出するステップとを含む。
(11)本開示のデータ収集プログラムは、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおいて用いられるデータ収集プログラムであって、コンピュータを、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部、として機能させるためのプログラムである。
(12)本開示のデータ収集プログラムは、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置において用いられるデータ収集プログラムであって、コンピュータを、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部、として機能させるためのプログラムである。
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える管理装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとするデータ収集方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備えるデータ収集システムとして実現され得るだけでなく、データ収集システムの一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現され得るだけでなく、車載装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、車載装置を含むシステムとして実現され得る。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置の構成を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置が算出する複数の走行経路の一例を示す図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムによるプローブデータの収集シーケンスを示す図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおいて、プローブデータを収集する際の動作手順を定めたフローチャートである。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムの構成を示す図である。 図7は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムにおける車両の構成を示す図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置の構成を示す図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムによるプローブデータの収集シーケンスを示す図である。 図10は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムにおける車載装置が、プローブデータを収集する際の動作手順を定めたフローチャートである。
収集したデータを無線通信により送信する機能を備えた自動車等の移動体から収集したプローブデータを利用してサービスを提供する技術が開発されている。
[本開示が解決しようとする課題]
プローブ機能を備える車両が少ない地域および交通量の少ない時間帯がある道路等においては、プローブデータが不足するため、プローブデータを利用して提供するサービスの質を維持することが困難である。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することが可能な管理装置、車載装置、データ収集システム、データ収集方法およびデータ収集プログラムを提供することである。
[本開示の効果]
本開示によれば、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る管理装置は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおける管理装置であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部とを備える。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。したがって、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
(2)好ましくは、前記経路算出部は、前記要求情報に対する複数の前記走行経路を算出し、前記通知部は、前記経路算出部によって算出された前記複数の走行経路を前記車両に通知する。
このような構成により、たとえば、走行経路の候補を複数提示して車両の搭乗者等に選択させることができるため、車両の搭乗者にとって、より有益な経路を車両に走行させることができる。
(3)より好ましくは、前記複数の走行経路は、前記需要度合いを優先させた前記走行経路を含む。
このような構成により、データの不足している道路区間を含んだ候補を提示することができるため、プローブデータを良好に収集することができる。
(4)好ましくは、前記管理装置は、さらに、前記通知部によって通知された前記走行経路を前記車両が走行した場合に与える対価を示す対価情報を作成する対価算出部を備える。
このような構成により、たとえば、遠回りとなる経路であって車両の搭乗者にとって不利益となる経路の走行を対価によって補償することができるため、プローブデータを良好に収集することができる。
(5)好ましくは、前記車両は自動運転を行う車両である。
このように、自動運転を行う車両を用いる構成により、たとえば車両の搭乗者の判断を仰ぐことなく車両が走行することで、より効果的にプローブデータを収集することができる。
(6)本発明の実施の形態に係る車載装置は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、自己の前記車両の走行経路を算出する経路算出部とを備える。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。したがって、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
(7)好ましくは、前記経路算出部は、前記要求情報に対する複数の前記走行経路を算出し、前記車載装置は、さらに、前記経路算出部によって算出された前記複数の走行経路を画面に表示する処理を行う表示処理部を備え、前記複数の走行経路は、前記需要度合いを優先させた前記走行経路を含む。
このような構成により、たとえば、走行経路の候補を複数提示して車両の搭乗者等に選択させることができるため、より有益な経路を車両に走行させることができる。そして、データの不足している道路区間を含んだ候補を提示することができるため、プローブデータを良好に収集することができる。
(8)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わるデータ収集システムは、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムであって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部とを備える。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。したがって、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
(9)本発明の実施の形態に係るデータ収集方法は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおけるデータ収集方法であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得するステップと、前記車両から目的地を含む要求情報を取得するステップと、取得した前記需要情報および前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出するステップと、算出した前記走行経路を前記車両に通知するステップとを含む。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。したがって、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
(10)本発明の実施の形態に係るデータ収集方法は、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置におけるデータ収集方法であって、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得するステップと、自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得するステップと、取得した前記需要情報および前記要求情報に基づいて、自己の前記車両の走行経路を算出するステップとを含む。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。したがって、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
(11)本発明の実施の形態に係るデータ収集プログラムは、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおいて用いられるデータ収集プログラムであって、コンピュータを、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部、として機能させるためのプログラムである。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。したがって、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
(12)本発明の実施の形態に係るデータ収集プログラムは、車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置において用いられるデータ収集プログラムであって、コンピュータを、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部、として機能させるためのプログラムである。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。したがって、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムの構成を示す図である。
図1を参照して、データ収集システム301は、1または複数の車両11と、管理装置12とを備える。図1では、一例として1つの車両11を示している。
管理装置12は、ネットワークを介して、たとえば他のサーバと通信を行い、交通状況に関する交通情報を当該サーバから取得する。
管理装置12は、車両11から送信されるプローブデータを収集する。
車両11は、たとえばプローブ機能を有する自動車であり、自家用車、法人が所有する商用車、タクシーおよびバス等である。なお、車両11は、ライドシェアに用いられる車両であってもよい。
車両11は、プローブ機能を有しない他の車両も走行する道路を、停止および発進を繰り返しながら走行する。この際、車両11は、たとえば、自己の位置および当該位置に対応する時刻を含む走行データ、事故情報、渋滞情報ならびに工事予定の情報等であるプローブデータを管理装置12へ送信する。
より詳細には、車両11は、たとえば、GPS(Global Positioning System)衛星から送信される電波を受信し、受信した電波に基づいて、自己が存在する位置を示す車両座標を算出することが可能である。ここで、車両座標には、たとえば車両11の位置を示す緯度および経度が含まれる。
車両11は、たとえば、所定のサンプリングタイミングに従って、車両座標を算出するとともに、当該車両座標を算出したタイミングを、当該車両座標の示す位置に自己が存在した時刻として取得する。
すなわち、車両11は、たとえば、車両座標および当該時刻を含む走行データをサンプリングタイミングごとに生成する。ここで、サンプリングタイミングは、たとえば、所定周期で発生してもよいし、停止、発進、ウィンカーの点灯、発進から所定時間経過後および発進から所定距離走行後等のイベントごとに発生してもよい。
車両11は、たとえば、走行データを生成すると、生成した走行データ、および自己の識別子である車両IDを含む走行情報を生成し、生成した走行情報をプローブデータとして管理装置12へ送信する。
たとえば、車両11は、携帯電話およびスマートホン等の無線端末装置を用いて走行情報を管理装置12へ送信する。
なお、車両11は、サンプリングタイミングごとに走行情報を生成し、生成した走行情報を管理装置12へ送信する構成に限らず、たとえば、走行データを所定期間または所定個数蓄積した後、蓄積した各走行データ、および車両IDを含む走行情報を生成して管理装置12へ送信する構成であってもよい。
また、車両11は、無線端末装置を用いて走行情報を管理装置12へ送信する構成に限らず、ITS無線機を用いて走行情報を管理装置12へ送信する構成であってもよいし、道路の上方に設けられている光ビーコンの下を通過する際に、当該光ビーコンと赤外線通信を行うことにより走行情報を管理装置12へ送信する構成であってもよい。
また、車両11は、たとえば、事故現場に遭遇した場合、GPS衛星からの電波に基づいて、自己の遭遇した事故現場を示す事故座標を算出することが可能である。
車両11は、たとえば、事故座標を算出するとともに、当該事故座標を算出した時刻を事故時刻として取得する。
そして、車両11は、たとえば、事故座標および事故時刻を含む事故データおよび自己の識別子である車両IDを含む事故情報を生成し、生成した事故情報をプローブデータとして管理装置12へ送信する。
なお、事故データは、たとえば、事故座標および事故時刻に限らず、車両11が備えるカメラにより撮影された画像データ等を含むデータであってもよい。
また、車両11は、たとえば、工事現場に遭遇した場合、GPS衛星からの電波に基づいて、自己の遭遇した工事現場を示す工事座標を算出することが可能である。
車両11は、たとえば、工事座標を算出するとともに、当該工事座標を算出した時刻を工事時刻として取得する。
そして、車両11は、たとえば、工事座標および工事時刻を含む工事データおよび自己の識別子である車両IDを含む工事情報を生成し、生成した工事情報をプローブデータとして管理装置12へ送信する。
なお、工事データは、たとえば、工事座標および工事時刻に限らず、車両11が備えるカメラにより撮影された画像データ等を含むデータであってもよい。
[管理装置の構成]
図2は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置の構成を示す図である。
図2を参照して、管理装置12は、需要情報取得部21と、要求情報取得部22と、経路算出部23と、通知部24と、対価算出部25と、記憶部26と、受信部27と、データ処理部28とを備える。
需要情報取得部21は、道路区間、たとえば道路リンクに関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する。
より詳細には、管理装置12は、記憶部26にデジタル道路地図データベースを保持している。
デジタル道路地図データベースには、たとえば、道路を細分化した道路リンクについての情報が含まれており、道路リンクの端部についての情報であるノードデータおよび当該道路リンクの経路についての情報である道路リンクデータを含む。
より詳細には、ノードデータには、ノードの番号であるノードIDおよび当該ノードの位置情報等が含まれる。道路リンクデータには、道路リンクの番号である道路リンクID、当該道路リンクの長さおよび当該道路リンクの位置情報等が含まれる。
受信部27は、図示しない無線基地局装置を介して、車両11から送信されたプローブデータを受信して記憶部26に保存する。
データ処理部28は、記憶部26に保存されたプローブデータに基づいて、道路区間に関するデータの需要度合いを決定し、決定した需要度合いを示す需要情報を需要情報取得部21へ出力する。
具体的には、データ処理部28は、たとえば、車両11の走行台数が少ないためにプローブデータの数が少ない道路区間に関するデータの需要度合いを高く設定し、車両11の走行台数が十分多いためにプローブデータの数が多い道路区間に関するデータの需要度合いを低く設定する。
また、データ処理部28は、たとえば、渋滞等により所要時間の変動が大きい道路区間に関するデータの需要度合いを高く設定する。
また、データ処理部28は、たとえば、事故または工事等により道路形状に変化が生じた場合、事故データまたは工事データの需要度合いを高く設定する。
また、データ処理部28は、道路区間に関するデータの需要度合いを、たとえば、データを利用するサービスの提供者により設定されたデータの需要度合いに決定する構成であってもよい。
このように、管理装置12において、たとえばプローブデータを受信するたびに、ノードデータおよび道路リンクデータ等、道路区間に関するデータの需要度合いを決定することにより、道路区間に関するデータの需要度合いが定期的に更新される。
なお、データ処理部28は、プローブデータを受信するたびに道路区間に関するデータの需要度合いを決定する構成に限らず、たとえば1日に一度、記憶部26に保存されたプローブデータに基づいて、データの需要度合いを決定する構成であってもよい。
需要情報取得部21は、データ処理部28から受けた需要情報を経路算出部23へ出力する。
要求情報取得部22は、車両11から現在地および目的地を含む要求情報を取得する。
より詳細には、車両11は、たとえば、車両座標と、車両11の目的地の位置を示す緯度および経度を含む目的地座標とを管理装置12へ送信する。
なお、要求情報には、車両11の現在地とは異なる移動開始地点および経由地等が含まれていてもよい。
受信部27は、車両11から送信された車両座標および目的地座標を受信して要求情報取得部22へ出力する。
要求情報取得部22は、受信部27から受けた車両座標および目的地座標を経路算出部23へ出力する。
経路算出部23は、たとえば、他のサーバから取得した交通情報に加えて、需要情報取得部21によって取得された需要情報および要求情報取得部22によって取得された要求情報に基づいて、車両11の走行経路を算出する。経路算出部23は、たとえば、要求情報に対する複数の走行経路を算出する。
より詳細には、経路算出部23は、要求情報に含まれる車両座標および目的地座標から、車両11が通過すべき1または複数の道路リンクを指定することにより、たとえば車両11の現在地から目的地までの走行経路を算出する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置が算出する複数の走行経路の一例を示す図である。
図3を参照して、経路算出部23は、たとえば、車両座標が地点Aであり、目的地座標が地点Bである場合、地点Cを経由しない走行経路である経路R1を算出する。
また、経路算出部23は、地点Aから地点Cを経由して地点Bへ到着する複数の走行経路を算出する。たとえば、経路算出部23は、地点Aから地点Cまでの走行経路として経路R2および経路R3を算出する。経路R2は、経路R3と比べて所要時間が短い。
また、経路算出部23は、地点Cから地点Bまでの走行経路として経路R4および経路R5を算出する。経路R4は、経路R5と比べて所要時間が短い。
すなわち、経路算出部23は、地点Aから地点Bまでの走行経路として、経路R1を通る走行経路、経路R2および経路R4を通る走行経路、経路R2および経路R5を通る走行経路、経路R3および経路R4を通る走行経路ならびに経路R3および経路R5を通る走行経路の5つの走行経路を算出する。
たとえば、経路算出部23の算出する複数の走行経路は、需要情報取得部21によって取得された需要情報が示す需要度合いを優先させた走行経路を含む。
具体的には、図3に示す経路R1は、遠回りで所要時間が大きいけれども、需要度合いの大きい走行経路である。
一方、経路R2および経路R4を通る走行経路は、所要時間は最も小さいけれども、需要度合いの小さい走行経路である。
また、経路R3および経路R5を通る走行経路は、所要時間および需要度合いのバランスがよい走行経路である。
経路算出部23は、このような複数の走行経路を算出し、算出した各走行経路を通知部24へ出力する。
また、経路算出部23は、算出した走行経路、および需要情報を対価算出部25へ出力する。
通知部24は、経路算出部23によって算出された複数の走行経路を車両11に通知する。
対価算出部25は、通知部24によって通知された走行経路を車両11が走行した場合に与える対価を示す対価情報を作成する。
より詳細には、対価算出部25は、経路算出部23が算出した各走行経路の対価を算出して各走行経路における対価情報を作成し、作成した各対価情報を通知部24へ出力する。
対価算出部25は、経路算出部23から受けた需要情報の示す需要度合いに応じて対価を算出する。対価算出部25は、たとえば、図3に示す経路R1を走行した場合の対価として、経路R2および経路R4を走行した場合の対価よりも大きい対価を算出する。
通知部24は、対価算出部25から受けた各対価情報を、経路算出部23から受けた対応の走行経路に付加して車両11へ送信する。
具体的には、管理装置12は、たとえば、ITS無線機を用いて、対価情報の付された複数の走行経路を車両11へ送信する。
車両11は、受信した複数の走行経路を、たとえば自己が備えるカーナビゲーションのディスプレイを用いて搭乗者に提示する。
車両11の搭乗者は、たとえば、時間、コストおよび対価等を総合的に判断して、提示された複数の走行経路から1つの走行経路を選択する。なお、コストは、通行料金および燃費等である。
車両11は、選択された走行経路を走行してプローブデータを収集する。そして、車両11の搭乗者は、たとえば目的地において、対価情報に応じた対価を受領する。
対価の支払いは、一例として、料金の割引、およびサービスまたは商品と交換可能なポイントの付与等により行われる。
具体的には、たとえば、車両11が図3に示す経路R1を走行した場合、対価算出部25が算出する対価は、経路R1の通行料金と経路R2および経路R4を通る走行経路の通行料金との差額であり、車両11の搭乗者に、当該料金を割引いた額を提示する。
[動作の流れ]
データ収集システム301における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のシーケンス図またはフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリからそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムによるプローブデータの収集シーケンスを示す図である。
図4を参照して、まず、管理装置12は、自己の保存しているプローブデータに基づいて、道路区間に関するデータの需要度合いを決定することにより需要情報を作成する(ステップS101)。
次に、車両11は、現在地および目的地等を含む要求情報を管理装置12へ送信する(ステップS102)。
次に、管理装置12は、要求情報および需要情報に基づいて、車両11の複数の走行経路を算出する(ステップS103)。
次に、管理装置12は、車両11が算出した各走行経路の対価を示す対価情報を作成する(ステップS104)。
次に、管理装置12は、算出した複数の走行経路、および対価情報を車両11に通知する(ステップS105)。
次に、車両11は、管理装置12から通知された複数の走行経路から1つの走行経路を選択する(ステップS106)。
次に、車両11は、選択した走行経路を走行してプローブテータを収集する(ステップS107)。
次に、車両11は、収集したプローブテータを管理装置12へ送信する(ステップS108)。
図5は、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおいて、プローブデータを収集する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図5を参照して、まず、管理装置12は、車両11から要求情報を受信した場合(ステップS201でYES)、要求情報および需要情報に基づいて、車両11の複数の走行経路を算出する(ステップS202)。
次に、管理装置12は、算出した複数の走行経路の各々に対する対価情報を作成する(ステップS203)。
次に、管理装置12は、各走行経路に対応の対価情報をそれぞれ付加する(ステップS204)。
次に、管理装置12は、対価情報を付加した各走行経路を車両11へ送信する(ステップS205)。
次に、管理装置12は、車両11から送信されたプローブデータを受信して保存する(ステップS206)。
次に、管理装置12は、保存したプローブデータに基づいて、道路区間に関するデータの需要度合いを決定することにより需要情報を更新する(ステップS207)。
なお、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、経路算出部23は、要求情報に対する複数の走行経路を算出する構成であるとしたが、これに限定するものではない。経路算出部23は、要求情報に対する1つの走行経路を算出する構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、経路算出部23が算出する複数の走行経路は、需要度合いを優先させた経路を含む構成であるとしたが、これに限定するものではない。経路算出部23は、他の条件を優先させた経路を算出する構成であってもよい。この場合、経路算出部23は、たとえば、需要度合いが最優先ではなく、所要時間を優先させた上で需要度合いを優先させた経路を算出する。
より詳細には、たとえば、車両11は、受信した複数の走行経路の各々の所要時間、コストおよび対価等を数値化し、所要時間およびコストの各々に対応する数値の逆数に、係数をそれぞれ乗じた値、ならびに対価に対応する数値に係数を乗じた値の合計値を走行経路ごとに算出する。そして、車両11は、算出した合計値が大きい順に各走行経路を車両11の搭乗者に提示する。
車両11の搭乗者は、所要時間、コストおよび対価等のいずれを優先させるかを選択する。車両11は、車両11の搭乗者の選択結果に応じて、上記のような重み付けにおける各係数を決定する。
車両11の搭乗者は、たとえば、所要時間を優先する場合、所要時間に乗ずる係数が大きく設定されるため、所要時間を優先した走行経路の提示を優先的に受けることができる。
また、車両11の搭乗者は、たとえば、対価を優先する場合、対価に乗ずる係数が大きく設定されるため、対価を優先した走行経路の提示を優先的に受けることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、管理装置12は、対価算出部25を備える構成であるとしたが、これに限定するものではない。管理装置12は、対価算出部25を備えず、対価を算出しない構成であってもよい。この場合、対価は、たとえば、データを利用するサービスの提供者により決定される構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムは、管理装置12が1つの装置である構成であるとしたが、これに限定するものではない。データ収集システム301は、管理装置12の各機能を分担して行う複数の装置を備える構成であってもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、車両11により収集されたプローブデータを用いて管理装置12が経路算出を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。車両11により収集されたプローブデータは、路面の補修が必要な個所を特定し、自治体等の道路管理者に通知する目的等、車両の走行経路の算出以外に利用されてもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、管理装置12が需要情報を作成または更新する構成であるとしたが、これに限定するものではない。たとえば、上記のように車両11により収集されたプローブデータから路面の補修が必要な個所を特定して通知する装置が、需要情報を作成または更新してもよい。この場合、管理装置12における需要情報取得部21は、当該装置から需要情報を受信する。たとえば、自治体等の道路管理者から管理装置12の管理者へインセンティブが与えられてもよい。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、管理装置12は、道路区間ごとにデータの需要度合いを決定する構成であるとしたが、これに限定するものではない。管理装置12は、道路区間の一部ごと、または複数の道路区間ごとのデータの需要度合いを決定する構成であってもよい。
ところで、プローブ機能を備える車両が少ない地域および交通量の少ない時間帯がある道路等においては、プローブデータが不足するため、プローブデータを利用して提供するサービスの質を維持することが困難である。
これに対して、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置では、需要情報取得部21は、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する。要求情報取得部22は、車両11から目的地を含む要求情報を取得する。経路算出部23は、需要情報取得部21によって取得された需要情報および要求情報取得部22によって取得された要求情報に基づいて、車両11の走行経路を算出する。通知部24は、経路算出部23によって算出された走行経路を車両11に通知する。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両11の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムおける管理装置では、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置では、経路算出部23は、要求情報に対する複数の走行経路を算出する。通知部24は、経路算出部23によって算出された複数の走行経路を車両11に通知する。
このような構成により、たとえば、走行経路の候補を複数提示して車両11の搭乗者等に選択させることができるため、車両の搭乗者にとって、より有益な経路を車両11に走行させることができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る管理装置では、当該複数の走行経路は、需要度合いを優先させた走行経路を含む。
このような構成により、データの不足している道路区間を含んだ候補を提示することができるため、プローブデータを良好に収集することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置では、対価算出部25は、通知部24によって通知された走行経路を車両11が走行した場合に与える対価を示す対価情報を作成する。
このような構成により、たとえば、遠回りとなる経路であって車両11の搭乗者にとって不利益となる経路の走行を対価によって補償することができるため、プローブデータを良好に収集することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、需要情報取得部21は、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する。要求情報取得部22は、車両11から目的地を含む要求情報を取得する。経路算出部23は、需要情報取得部21によって取得された需要情報および要求情報取得部22によって取得された要求情報に基づいて、車両11の走行経路を算出する。通知部24は、経路算出部23によって算出された走行経路を車両11に通知する。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両11の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムでは、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおけるデータ収集方法では、まず、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する。次に、車両11から目的地を含む要求情報を取得する。次に、取得した需要情報および要求情報に基づいて、車両11の走行経路を算出する。次に、算出した走行経路を車両11に通知する。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両11の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置におけるデータ収集方法では、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係るデータ収集システムと比べて車両において走行経路を算出するデータ収集システムに関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係るデータ収集システムと同様である。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムの構成を示す図である。
図6を参照して、データ収集システム302は、1または複数の車両13と、管理装置14とを備える。図6では、一例として1つの車両13を示している。
管理装置14は、ネットワークを介して、たとえば他のサーバと通信を行い、交通状況に関する交通情報を当該サーバから取得する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムにおける車両の構成を示す図である。
図7を参照して、車両13は、自動運転を行う車両であり、車載装置31を備える。車載装置31は、たとえば自動運転機能を有するECU(Electronic Control Unit)であり、需要情報取得部41と、要求情報取得部42と、経路算出部43と、表示処理部44と、対価算出部45と、記憶部46と、受信部47とを含む。
車両13は、たとえばプローブ機能を有する自動車であり、自家用車、法人が所有する商用車、タクシーおよびバス等である。
車両13は、プローブ機能を有しない他の車両も走行する道路を、停止および発進を繰り返しながら走行する。この際、車両13は、たとえば、自己の位置、および当該位置に対応する時刻を含む走行データ、事故情報、渋滞情報および工事予定の情報等であるプローブデータを管理装置14へ送信する。
図8は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムにおける管理装置の構成を示す図である。
図8を参照して、管理装置14は、通知部54と、記憶部56と、受信部57と、データ処理部58とを備える。
受信部57は、図示しない無線基地局装置を介して、車両13から送信されたプローブデータを受信して記憶部56に保存する。
データ処理部58は、記憶部56に保存されたプローブデータに基づいて、道路区間に関するデータの需要度合いを決定し、決定した需要度合いを示す需要情報を作成して通知部54へ出力する。
このように、管理装置14において、プローブデータを受信するたびにノードデータおよび道路リンクデータ等、道路区間に関するデータの需要度合いを決定することにより、道路区間に関するデータの需要度合いは、定期的に更新される。
通知部54は、データ処理部58から受けた需要情報を車両13へ送信する。
再び図7を参照して、受信部47は、管理装置14から送信された需要情報を受信して記憶部46に保存する。
需要情報取得部41は、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する。
より詳細には、需要情報取得部41は、記憶部46に保存された需要情報を取得して経路算出部43へ出力する。
要求情報取得部42は、自己の車両13の現在地および目的地を含む要求情報を取得する。
より詳細には、要求情報取得部42は、たとえば車両13の搭乗者による操作により、自己の車両座標と、自己の目的地の位置を示す緯度および経度を含む目的地座標とを取得する。
なお、要求情報には、車両13の現在地とは異なる移動開始地点および経由地等が含まれていてもよい。
要求情報取得部42は、取得した車両座標および目的地座標を経路算出部43へ出力する。
経路算出部43は、たとえば、他のサーバから取得した交通情報に加えて、需要情報取得部41によって取得された需要情報および要求情報取得部42によって取得された要求情報に基づいて、自己の車両13の走行経路を算出する。
たとえば、経路算出部43は要求情報に対する複数の走行経路を算出し、算出した走行経路を表示処理部44へ出力する。複数の走行経路は、需要情報取得部41によって取得された需要情報が示す需要度合いを優先させた走行経路を含む。
また、経路算出部43は、算出した複数の走行経路、および需要情報を対価算出部45へ出力する。
表示処理部44は、経路算出部43によって算出された、複数の走行経路を画面に表示する処理を行う。
より詳細には、対価算出部45は、経路算出部43から受けた需要情報の示す需要度合いに応じて、経路算出部43が算出した各走行経路の対価を算出して各走行経路における対価情報を作成し、作成した各対価情報を表示処理部44へ出力する。
表示処理部44は、経路算出部43から受けた複数の走行経路に対価算出部45から受けた対応の対価情報を付加した各走行経路を、たとえば車両13が備えるカーナビゲーションのディスプレイを用いて表示する。
車両13は、表示された各走行経路のうちのいずれか1つを選択して走行し、プローブデータを収集する。
図9は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムによるプローブデータの収集シーケンスを示す図である。
図9を参照して、まず、管理装置14は、自己の保存しているプローブデータに基づいて、道路区間に関するデータの需要度合いを決定し、決定した需要度合いを示す需要情報を作成する(ステップS301)。
次に、管理装置14は、作成した需要情報を車両13へ送信する(ステップS302)。
次に、車両13は、現在地および目的地等を含む要求情報を取得する(ステップS303)。
次に、車両13は、要求情報および需要情報に基づいて、自己の車両13の複数の走行経路を算出する(ステップS304)。
次に、車両13は、算出した各走行経路を走行した場合の対価を示す対価情報を作成する(ステップS305)。
次に、車両13は、算出した複数の走行経路、および対価情報を画面に表示する(ステップS306)。
次に、車両13は、表示された複数の走行経路から1つの走行経路を選択する(ステップS307)。
次に、車両13は、選択した走行経路を走行してプローブテータを収集する(ステップS308)。
次に、車両13は、収集したプローブテータを管理装置12へ送信する(ステップS309)。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムにおける車載装置が、プローブデータを収集する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図10を参照して、まず、車載装置31は、管理装置14から需要情報を受信する(ステップS401)。
次に、車載装置31は、要求情報を取得した場合(ステップS402でYES)、要求情報および需要情報に基づいて自己の車両13の複数の走行経路を算出する(ステップS403)。
次に、車載装置31は、算出した複数の走行経路の各々に対する対価情報を作成する(ステップS404)。
次に、車載装置31は、各走行経路に対応の対価情報をそれぞれ付加する(ステップS405)。
次に、車載装置31は、対価情報を付加した各走行経路を画面に表示する(ステップS406)。
次に、車載装置31は、表示された走行経路のうちのいずれか1つを選択して車両13を走行させ、プローブデータ収集する(ステップS407)。
次に、車載装置31は、収集したプローブデータを管理装置14へ送信する(ステップS408)。
なお、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムでは、経路算出部43は、要求情報に対する複数の走行経路を算出する構成であるとしたが、これに限定するものではない。経路算出部43は、要求情報に対する1つの走行経路を算出する構成であってもよい。
また、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムでは、車両13は、自動運転を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。車両13は、自動運転を行わない構成であってもよい。
また、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムでは、車載装置31は、表示処理部44を備える構成であるとしたが、これに限定するものではない。車載装置31は、表示処理部44を備えず、経路算出部43が算出した複数の走行経路を表示しない構成であってもよい。
また、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムでは、経路算出部23が算出する複数の走行経路は、需要度合いを優先させた経路を含む構成であるとしたが、これに限定するものではない。経路算出部43は、他の条件を優先させた経路を算出する構成であってもよい。この場合、経路算出部43は、たとえば、需要度合いが最優先ではなく、所要時間を優先させた上で需要度合いを優先させた経路を算出する。
また、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムでは、車載装置31は、対価算出部45を備える構成であるとしたが、これに限定するものではない。車載装置31は、対価算出部45を備えず、対価を算出しない構成であってもよい。
以上のように、本発明の第2の実施の形態に係る管理装置では、車両13は自動運転を行う車両である。
このように、自動運転を行う車両13を用いる構成により、たとえば車両13の搭乗者の判断を仰ぐことなく車両13が走行することで、より効果的にプローブデータを収集することができる。
また、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムに用いられる車載装置では、需要情報取得部41は、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する。要求情報取得部42は、自己の車両13の目的地を含む要求情報を取得する。経路算出部43は、需要情報取得部41によって取得された需要情報および要求情報取得部42によって取得された要求情報に基づいて、自己の車両13の走行経路を算出する。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。
したがって、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムに用いられる車載装置では、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
また、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムに用いられる車載装置では、経路算出部43は、要求情報に対する複数の走行経路を算出する。表示処理部44は、経路算出部43によって算出された複数の走行経路を画面に表示する処理を行う。複数の走行経路は、需要度合いを優先させた走行経路を含む。
このような構成により、たとえば、走行経路の候補を複数提示して車両13の搭乗者等に選択させることができるため、より有益な経路を車両13に走行させることができる。そして、データの不足している道路区間を含んだ候補を提示することができるため、プローブデータを良好に収集することができる。
また、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムに用いられる車載装置におけるデータ収集方法では、まず、道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する。次に、自己の車両13から目的地を含む要求情報を取得する。次に、取得した需要情報および要求情報に基づいて、自己の車両13の走行経路を算出する。
このように、道路区間に関するデータの需要状況を加味して車両の走行経路を算出する構成により、データの不足している道路区間の走行を促し、プローブデータを良好に収集することができる。
したがって、本発明の第2の実施の形態に係るデータ収集システムに用いられる車載装置におけるデータ収集方法では、車両から送信されるプローブデータの収集において、需要に対するプローブデータの不足を改善することができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係るデータ収集システムと同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおける管理装置であって、
道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、
前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、
前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、
前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部とを備え、
前記経路算出部は、交通データに基づいて前記車両の走行経路を算出し、
前記データ収集システムは、前記通知部によって通知された前記走行経路を走行する前記車両から前記プローブデータを収集する収集部を備える、管理装置。
[付記2]
車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置であって、
道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、
前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、
前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部とを備え、
前記対価算出部は、前記需要度合いを優先させた前記走行経路の前記対価を他の条件を優先させた前記走行経路の前記対価と比べて高く設定する、車載装置。
11,13 車両
12,14 管理装置
21,41 需要情報取得部
22,42 要求情報取得部
23,43 経路算出部
24,54 通知部
25,45 対価算出部
26,46,56 記憶部
27,47,57 受信部
28,58 データ処理部
31 車載装置
44 表示処理部
301,302 データ収集システム

Claims (12)

  1. 車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおける管理装置であって、
    道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、
    前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、
    前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部とを備える、管理装置。
  2. 前記経路算出部は、前記要求情報に対する複数の前記走行経路を算出し、
    前記通知部は、前記経路算出部によって算出された前記複数の走行経路を前記車両に通知する、請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記複数の走行経路は、前記需要度合いを優先させた前記走行経路を含む、請求項2に記載の管理装置。
  4. 前記管理装置は、さらに、
    前記通知部によって通知された前記走行経路を前記車両が走行した場合に与える対価を示す対価情報を作成する対価算出部を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記車両は自動運転を行う車両である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の管理装置。
  6. 車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置であって、
    道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、
    自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、自己の前記車両の走行経路を算出する経路算出部とを備える、車載装置。
  7. 前記経路算出部は、前記要求情報に対する複数の前記走行経路を算出し、
    前記車載装置は、さらに、
    前記経路算出部によって算出された前記複数の走行経路を画面に表示する処理を行う表示処理部を備え、
    前記複数の走行経路は、前記需要度合いを優先させた前記走行経路を含む、請求項6に記載の車載装置。
  8. 車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムであって、
    道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、
    前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、
    前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部とを備える、データ収集システム。
  9. 車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおけるデータ収集方法であって、
    道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得するステップと、
    前記車両から目的地を含む要求情報を取得するステップと、
    取得した前記需要情報および前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出するステップと、
    算出した前記走行経路を前記車両に通知するステップとを含む、データ収集方法。
  10. 車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置におけるデータ収集方法であって、
    道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得するステップと、
    自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得するステップと、
    取得した前記需要情報および前記要求情報に基づいて、自己の前記車両の走行経路を算出するステップとを含む、データ収集方法。
  11. 車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムにおいて用いられるデータ収集プログラムであって、
    コンピュータを、
    道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、
    前記車両から目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部と、
    前記経路算出部によって算出された前記走行経路を前記車両に通知する通知部、
    として機能させるための、データ収集プログラム。
  12. 車両から送信されるプローブデータを取集するデータ収集システムに用いられる車載装置において用いられるデータ収集プログラムであって、
    コンピュータを、
    道路区間に関するデータの需要度合いを示す需要情報を取得する需要情報取得部と、
    自己の前記車両の目的地を含む要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記需要情報取得部によって取得された前記需要情報および前記要求情報取得部によって取得された前記要求情報に基づいて、前記車両の走行経路を算出する経路算出部、
    として機能させるための、データ収集プログラム。
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