JPWO2019159427A1 - カメラモジュール調整装置及びカメラモジュール調整方法 - Google Patents

カメラモジュール調整装置及びカメラモジュール調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラモジュールのレンズと撮像素子との間隔を調整する際、撮像素子を駆動して、テストチャートを撮像することがないカメラモジュール調整装置、及びカメラモジュール調整方法を提供することにある。
【解決手段】
カメラモジュールのレンズによって、平行光線が集光された光スポットが、カメラモジュールの撮像素子に形成され、光スポットが撮像素子で反射した光を、レンズによって略平行に変換された平行光線を、撮影部のコリメータレンズによって集光された光スポットを光電変換した画像信号を、撮影部の撮像素子によって生成し、画像信号に基づいて、光スポットについての合焦評価値を演算した合焦評価値に基づいて決定した、カメラモジュールの撮像素子とレンズとの距離に基づいて、カメラモジュールの調整を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラモジュール調整装置及びカメラモジュール調整方法に関する。
従来から、カメラモジュールなどの画像入力装置の製造工程において、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等で構成される撮像素子とレンズユニットとのフォーカス調整が行われている。
カメラモジュールは、撮像素子が実装された基板と撮像用のレンズユニットとを一体化した部品であって、デジタルカメラは勿論のこと、カメラ機能付きの各種携帯型電子機器(例えば、携帯電話、携帯型PC、PDA等)に搭載されている。カメラモジュールを製造する際には、撮像素子の撮像面にフォーカスの調整をしながらレンズユニットを保持し、フォーカスの調整がなされた状態でレンズユニットと基板とを一体として固定化することが知られている。
そのような技術については、例えば、特開2003−315650号公報(特許文献1)、及び特開2002−267923号公報(特許文献2)には、チャート部を有するテストチャート(チャート紙)を用い、レンズユニットを移動させながら、テストチャートを撮像し、撮像されたデータからMTF(Modulation Transfer Function)を算出することによって、最適なフォーカス位置を検出する技術が開示されている。
また、カメラモジュールの特性を検査するには、特開2012−149928号公報(特許文献3)に開示されているようなAFレンズユニットの特性検査装置が知られている。そして、特許文献3には、検査対象のAF(オートフォーカス)レンズユニットの撮像レンズの位置を移動させるためのVCM(ボイスコイルモータ)やステッピングモータなどの駆動部を持つAF駆動装置と、AFレンズユニット1の上側に配置される測定レンズと、AFレンズユニットの上側に対向して配置された撮像センサとしての測定センサと、AFレンズユニットの下側に対向して配置された基準チャートと、測定センサからの基準チャートの画像データに基づいて、AFレンズユニット1への入力電流値に対するMTF(例えば、レンズの光学特性、解像度等)を演算して、測定レンズの解像度を検査するAF駆動装置のAF駆動を制御するAF駆動制御回路と、を備えているAFレンズユニットの特性検査装置が開示されている。また、特許文献3に記載されたAFレンズユニットの特性検査装置は、基準チャートを介してハロゲンランプなどの光を入射させ、撮像レンズから出射される光スポット(画像データ)を撮像センサで検出させる。そして、MTF演算装置は、AF駆動制御回路からの入力電流値に対応した測定センサからの画像データに基づいて、入力電流値−MTF値を演算して、MTFピーク値が基準値(閾値)を超えているか否かによって、レンズの解像度の検査を行うことができる。
さらに、特開2010−021985号公報(特許文献4)には、撮影レンズ(レンズユニット)に対する素子ユニットの位置を調整し、調整後に素子ユニットをレンズユニットに固定するために、チャートユニットと、集光ユニットと、レンズ位置決めプレートと、レンズ保持機構と、素子移動機構と、接着剤供給器と、紫外線ランプと、これらを制御する制御部から構成されているカメラモジュール製造装置が開示されている。
ここで、従来のカメラモジュール調整装置100の模式図の一例を図1に示す。図1に示すように、カメラモジュール調整装置100において、チャート像は、照明部101を用いて、透過型のチャート(テストチャート、パターン)102が照らし出される。
そして、ハーフミラー103によって、反射されたチャート像は、コリメータレンズ(コリメーションレンズ)104によって、平行光線に変換され、カメラモジュール105に入射する。更に、チャート像は、カメラモジュール105のレンズ105aによって、撮像素子105bの上に結像する。
次に、撮像素子105b上のチャート像は、撮像素子105bによって電気信号に変換されて、電気信号は制御部106(例えば、コンピュータ)に入力される。そして、制御部106は、その電気信号をデジタルデータに変換し、表示部106a(例えば、モニター)に表示する。
最後に、カメラモジュール105を検査する操作員(検査員)は、表示部106aのピントが合うように、カメラモジュール105のレンズ105aと撮像素子105bとの間隔を調整する。
なお、カメラモジュール調整装置100は、カメラモジュールを観察できる撮像素子107及びコリメータレンズ104を用いることによって、オートコリメータ機能を有する。そして、撮像素子107の出力をモニター(図示しない)に表示することよって、カメラモジュールに照射する照射光の角度の調整、及び条件出し等を行うことができる。
特開2003−315650号公報 特開2002−267923号公報 特開2012−149928号公報 特開2010−021985号公報
従来のようなカメラモジュール調整装置及びカメラモジュール調整方法では、調整すべきカメラモジュールの撮像素子を用いて、テストチャート(例えば、チャート紙)を撮像する必要があった。また、撮像素子が撮像したテストチャートを変換した電気信号を用いて、表示部はテストチャート像を表示する必要がある。
さらに、近年、カメラモジュールにおけるレンズとして、広角レンズ又は魚眼レンズが、採用されるような傾向にある。この傾向に伴い、高い像高のカメラモジュールにおけるレンズと撮像素子との間隔(ピント)を調整することが必要となってきた。なお、本願明細書において「像高」とは、撮像した画像の中心から像の高さを示す指標である。言い換えると、「像高」は、カメラモジュールの光軸に対して垂直な方向における、画像の端部(例えば、周辺部、画像中心より最も離れた位置)と画像の中心との間隔(距離)を指す。
また、携帯電話機等に用いられる量産形のカメラモジュールは、短時間で一定の品質を満たす製品を大量に生産しなければならない。しかしながら、上記特許文献1〜4に記載されたような発明では、低価格の量産形カメラモジュールの製造に適用することが困難と考えられる。
本発明は、上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、カメラモジュールのレンズと撮像素子との間隔を調整する際、撮像素子を駆動して、テストチャートを撮像することがないカメラモジュール調整装置、及びカメラモジュール調整方法を提供することにある。
特に、広角レンズ(魚眼レンズを含むもの)がレンズとして用いられるカメラモジュールにおける、レンズと撮像素子との間隔を調整することができるようなカメラモジュールのカメラモジュール調整装置、及びカメラモジュール調整方法を提供することにある。
本発明に係るカメラモジュール調整装置の上記目的は、光源部、カメラモジュール、撮影部、及び制御部を有するカメラモジュール調整装置であって、前記光源部は、光源と、前記光源の出射光を第1の光に変換するピンホールと、前記ピンホールから入射された前記第1の光を第1の平行光線に変換する第1のコリメータレンズを備え、前記ピンホールは、前記第1のコリメータレンズから前記第1のコリメータレンズの略焦点距離離れた位置に配置され、前記カメラモジュールは、レンズと、前記レンズによって、前記第1の平行光線が集光された、第1の光スポットが形成される第1の撮像素子と、を備え、前記撮影部は、前記第1の光スポットが前記第1の撮像素子で反射した第2の光を、前記レンズによって略平行に変換された第2の平行光線を集光する第2のコリメータレンズと、前記第2のコリメータレンズによって集光された第2の光スポットを光電変換した画像信号を生成する第2の撮像素子を備え、前記制御部は、前記画像信号に基づいて、前記第2の光スポットについての合焦評価値を演算する演算部と、前記第2の光スポットを表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記合焦評価値に基づいて、前記第1の撮像素子の受光面に垂直な方向に沿った、前記レンズと前記第1の撮像素子との距離を決定し、前記距離に基づいて、前記カメラモジュールの調整を行うことにより達成される。
また、本発明に係るカメラモジュール調整装置の上記目的は、前記カメラモジュールは、前記レンズを保持するレンズ保持部を備え、前記レンズ保持部を前記方向に移動させ、前記距離に基づいて、前記レンズ保持部をカメラモジュール調整位置に移動させるレンズ保持移動部を備えることにより、或いは前記第1の平行光線を偏向して、前記カメラモジュールに照射し、前記第2の平行光線を、偏向させずに直進させるビームスプリッタを備えることにより、或いは前記ビームスプリッタは、ハーフミラー又は無偏向ビームスプリッタであることにより、或いは前記レンズを広角レンズ又は魚眼レンズとし、前記第2の光は、前記第1の撮像素子の前記受光面の反射型回折格子によって反射することにより、或いは前記カメラモジュール調整位置を固定するため、前記レンズ保持部と前記第1の撮像素子との間隙に紫外線硬化樹脂を塗布し、前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することにより、より効果的に達成される。
また、本発明に係るカメラモジュール調整方法の上記目的は、光源部、カメラモジュール、撮影部、制御部、及びレンズ保持駆動部を有するカメラモジュール調整方法であって、前記光源部は、ピンホールによって、光源の出射光を第1の光に変換し、前記第1のコリメータレンズによって、ピンホールから入射された第1の光を第1の平行光線に変換し、前記ピンホールは、前記第1のコリメータレンズから前記第1のコリメータレンズの略焦点距離離れた位置に配置され、前記カメラモジュールのレンズによって、前記第1の平行光線が前記カメラモジュールの第1の撮像素子の受光面に集光された第1の光スポットが、前記第1の撮像素子に形成され、前記撮影部は、前記第1の光スポットが前記第1の撮像素子で反射した第2の光を前記レンズによって略平行に変換された第2の平行光線を、第2のコリメータレンズによって、第2の撮像素子に集光し、前記第2のコリメータレンズによって集光された第2の光スポットを、前記第2の撮像素子によって、光電変換した画像信号を生成し、前記制御部は、演算部によって、前記画像信号に基づいて、前記第2の光スポットについての合焦評価値を演算し、表示部によって、前記第2の光スポットを表示し、前記制御部は、前記合焦評価値に基づいて、前記第1の撮像素子の受光面に垂直な方向に沿った前記レンズと前記第1の撮像素子との距離を決定し、前記距離に基づいて、前記カメラモジュールの調整を行うことより達成される。
また、本発明に係るカメラモジュール調整方法の上記目的は、前記カメラモジュールにおいて、レンズ保持部が前記レンズを保持し、前記レンズ保持部を前記方向に移動させ、レンズ保持部駆動部によって、前記距離に基づいて、前記レンズ保持部をカメラモジュール調整位置に移動させることにより、或いはビームスプリッタによって、前記第1の平行光線を偏向して、前記カメラモジュールに照射し、前記第2の平行光線は、偏向させずに直進させることにより、或いは前記ビームスプリッタは、ハーフミラー又は無偏向ビームスプリッタであることにより、或いは前記レンズを広角レンズ又は魚眼レンズとし、前記第2の光は、前記第1の撮像素子の前記受光面の反射型回折格子によって反射することにより、或いは前記カメラモジュール調整位置を固定する為、前記レンズ保持部と前記第1のサツゾウ素子との間隙に紫外線効果樹脂を塗布し、前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することにより、より効果的に達成される。
本発明に係るカメラモジュール調整装置、及びカメラモジュール調整方法によれば、カメラモジュールのレンズと撮像素子との間隔を調整する際、撮像素子を駆動して、テストチャートを撮像することを必要としないという優れた効果を奏し得る。
従来のカメラモジュール調整装置の模式図である。 本発明に係るカメラモジュール調整装置の一実施形態の模式図である。 カメラモジュールの撮像素子の画素が撮像された画像の具体例を示す図である。 本発明に係るカメラモジュール調整装置が行う工程を示すフローチャートである。 本発明に係るカメラモジュール調整装置の別の実施形態の光線経路を示す図である。 本発明に係るカメラモジュール調整装置の別の実施形態において、撮像素子の受光面における1次回折光(m=1)の回折の様子を示す図である。 本発明に係るカメラモジュール調整装置の別の実施形態において、撮像素子の受光面における回折光(m<0)の回折の様子を示す図である。 本発明に係るカメラモジュール調整装置の別の実施形態において、撮像素子の受光面における回折光(m'<0)の回折の様子を示す図である。
本発明に係るカメラモジュール調整装置、及びカメラモジュール調整方法では、ピンホールを通して光源から入射された光をコリメータレンズによって平行光線に変換し、カメラモジュールレンズのレンズによって、その平行光線が集光された光スポットが、カメラモジュールの撮像素子に形成され、その光スポットが撮像素子で反射した光が、レンズによって略平行の平行光線に変換され、その平行光線を撮影部のコリメータレンズによって集光された光スポットが光電変換された画像信号を、撮影部の撮像素子によって生成し、画像信号に基づいて、光スポットについての合焦評価値を演算した合焦評価値に基づいて決定した、カメラモジュールの撮像素子とレンズとの距離に基づいて、カメラモジュール調整を行うことによって、カメラモジュールの撮像素子を駆動して、テストチャートを撮像する工程なしにカメラモジュール調整を行うことができるという優れた効果が得られる。
以下、図に基づいて本発明の実施形態を説明する。本発明の一実施形態におけるカメラモジュールのカメラモジュール調整装置の模式図を図2に示す。なお、本発明の実施形態では、カメラモジュール15の光軸方向をZ軸と設定する。また、X軸は、Z軸に垂直な方向に設けられ、Y軸は、X軸とZ軸に垂直な方向、すなわち紙面に垂直な方向(例えば、紙面の上から下に向けて垂直な向き)に設けられる。
先ず、カメラモジュール15のカメラモジュール調整装置10において、光源11の出射側にピンホール(貫通孔)12を設けることによって、像高のある光線を照射する光源が得られる。そして、ピンホール12を通った光線は、焦点距離f1を有するコリメータレンズ13によって、平行光線に変換される。更に、ハーフミラー14によって、反射された平行光線は、カメラモジュール15に入射する。
また、カメラモジュール15は、焦点距離f2を有するレンズ15aと、レンズ15aから略焦点距離f2の地点に離れて配置されている撮像素子15bと、レンズ15aを保持するレンズ保持部15cとで構成されている。なお、撮像素子15bの受光面には、複数の画素がマトリクス状に配列されている。
そして、カメラモジュール15に入射した平行光線は、レンズ15aによって、撮像素子15bの受光面の上に光スポットとして結像する。続いて、その光スポットは、撮像素子15bの受光面によって反射され、レンズ15aによって、再び平行光線に変換される。該平行光線は、ハーフミラー14を透過し、焦点距離f3を有するレンズコリメータ16によって、撮像素子17の上に光スポットとして結像する。
次に、撮像素子17は、光スポットの画像を光電変換した画像信号を制御部18に出力する。そして、制御部18の演算部18aは、画像信号に基づいて演算した合焦評価値を記憶する。なお、合焦評価値は、レンズ15aが撮像素子15b上でフォーカス(ピント)が合った度合を示す数値である。
次に、制御部18の演算部18bは、レンズ保持駆動部19の駆動部19aにレンズ保持部の移動量を出力する。
そして、駆動部19aは、移動量に基づいて、レンズ保持結合部19bをZ軸方向(撮像素子15bの受光面に垂直な方向)に沿って移動させる。レンズ保持部15cが、レンズ保持結合部19bと結合していることにより、レンズ保持部15bは、レンズ保持結合部19bの移動量に連動して、Z軸方向に移動する。
ここで、カメラモジュール15のカメラモジュール調整の工程において、レンズ15aが撮像素子15b上でフォーカス(ピント)が合った場合において、撮像素子17が撮像した光スポットの様子を図3に示す。図3には、撮像素子15bの受光面に配列された複数の画素が、マトリクス状に配列されている様子が示されている。
また、撮像素子15bの画素の像と、カメラモジュール15のレンズ15aと撮像素子との間に配置された窓ガラス(例えば、フィルタ、保護膜、又は保護層)等に形成された反射像とは、明確に識別することができる。
特に、ピンホール12に入射する光線が、干渉性を有する光線(例えば、レーザ光)とした場合には、撮像素子15bの画素の間隔に起因する回折現象により、撮像素子17で結像した光スポットの内部に、撮像素子15bの画素の像がより鮮明に結像する。なお、撮像素子17の受光面で結像した際、撮像素子15bの複数の画素に、光線が照射されるように、ピンホール12の直径(孔)は設計されることが好適である。その理由は、光線の直径(幅)が、撮像素子15bの画素サイズ以下である場合、光線の照射位置が、反射光の回折を変化させ、その結果、光スポット内部の画素の像が不安定になるためである。
次に、ピンホール像に起因する光スポットの直径を算出する方法を説明する。
先ず、ピンホール12の孔の直径をφa、撮像素子15bの受光面上の光スポットの直径をφbとする。また、コリメータレンズ13の焦点距離をf1、レンズ15bの焦点距離をf2とする。
φbは、数1のように表すことができる。
また、撮像素子17に受光面上の光スポットの直径をφc、撮像側のコリメータレンズ16の焦点距離をf3とし、φcは数2のように表すことができる。
更に、撮像素子15bの隣接する画素同士の間隔をd、撮像素子17の受光面で結像された撮像素子15bの画素像のサイズをd’として、dとd’の関係は数3のように表すことができる。
例えば、カメラモジュール(検査対象)15のピンホール12の孔の直径φaを1.0[mm]、光源側のコリメータレンズ13の焦点距離f1を27[mm]、レンズの焦点距離f2を2.5[mm]、撮像側のコリメータレンズ16の焦点距離f3を27[mm]、カメラモジュール15の撮像素子15bの画素間隔5[μm]、及び撮影画像の光スポットの直径、すなわちφbを92[μm](0.092[mm])と設定する。
これらの設定に基づいて、数2より、撮像素子17で撮像された光スポットの直径φcは、994[μm](0.994[mm])と見積もることができる。
そして、コリメータレンズ13によって、ピンホール径φaの光の幅を縮小した光を、カメラモジュールの撮像素子面に光スポットとして結像する。更に、コリメータレンズ16によって、撮像素子17の受光面で、その光スポットを拡大することができる。
このようにして、撮像素子17の受光面のセル像を表示部(モニター)18bで観察することができる。
次に、上記のカメラモジュール調整装置10が行うカメラモジュール調整の工程について、図4のフローチャートを用いて説明する。
先ず、カメラモジュール調整装置10の初期化を行う(ステップS11)。次に、カメラモジュール15をカメラモジュール調整装置に対して、所定の位置に設置する(ステップS12)。
そして、光源11を点灯して、カメラモジュール15に光線を照射する(ステップS13)。
次に、カメラモジュール15の撮像素子15bの受光面上にピンホール像が結像した光スポットを、撮像素子17を用いて、制御部18が取り込む(ステップS14)。そして、レンズ保持駆動部19が、レンズ保持部15を所定の移動距離分ΔDの相当する距離を移動させる(ステップS15)。
次に、レンズ保持部15のZ軸方向の移動距離が所定の最大距離Dmaxに達したか否かを判断する(ステップS16)。
ステップS16において、判断がNoであれば、ステップS14に戻る。また、ステップS16において、判断がYesであれば、後述のステップS17に進む。
次に、制御部18の演算部18aが、移動距離と合焦評価値との関係に基づいて、モジュール15のレンズ15aと撮像素子15bとの距離(焦点距離)を決定する(ステップS17)。
そして、制御部18は、レンズ保持駆動部19を用いて、カメラモジュール調整位置(焦点位置)にレンズ保持部15cを移動させる(ステップS18)。
次に、レンズ保持部15cと撮像素子15bとの間に接着剤を塗布する(ステップS19)。そして、紫外線を接着剤に照射し、接着剤(紫外線硬化樹脂)を硬化させる(ステップS20)。
終わりに、カメラモジュール15を取り出す(ステップS21)。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。
本発明の別の実施形態は、広角レンズ22がレンズとして用いられるカメラモジュールにおける、レンズと撮像素子との間隔を調整することができるようなカメラモジュール調整装置である。
先ず、広角レンズ22が用いられるカメラモジュールと本発明に係るモジュール調整装置との光線経路を示す模式図を図5に示す。図5に示すように、広角レンズ22によって撮像素子23の受光面でフォーカス(ピント)を合わせる場合、レンズの像高の高い位置では、広角レンズ22に入射した光線は、撮像素子の受光面で反射(正反射)するため、モジュール調整装置に再度入射せず、モジュール調整装置側に戻ってこない。
そして、撮像素子23の受光面は、複数の画素23aが格子(マトリクス)状に配置されている。このような格子状の構造は、反射型回折格子構造となっている。CCD型撮像素子やCMOS型撮像素子に代表される撮像素子23は、微細な周期構造を持つ反射面を有している。そのような構造のため、この反射面が反射型回折格子と同様の作用をする。
先ず、撮像素子23の受光面の垂線に対して入射角θiで、光線が入射した場合、光線の大部分は、反射角-θiで0次光として反射する。しかし、その光線の一部は、回折光として、回折角θmで1次回折し、その光の様子を図6に示す。
さらに、周期的に強弱が繰り返される反射光によって、高次の回折光が発生(生成)する。
ここで、回折の次数をm、撮像素子の隣接する画素同士の間隔をd、光線の波長をλとする。回折光は、次数m、及び波長λに応じて、次数mの回折角θmで、各画素(刻線面)から回折する。
そして、間隔d、波長λ、次数m、入射角θi、及び回折角θmの関係は、数4のように表すことができる。
ここで、数4における入射角θi、及び回折角θmについて説明する。
先ず、入射光及び回折光が、撮像素子23の表面垂線に対して、互いに反対側にあれば、入射角θiは、正(プラス)、とし、回折角θmは、負(マイナス)とする。また、撮像素子23の表面垂線に対して、互いに同じ側であれば、入射角θi、及び回折角θm、は、両方とも正(プラス)である。
なお、数4において、m=0の場合、反射角θm=0は、間隔d及び波長λに依存せず、-θiである。
また、数4において、次数mは整数である。すなわち、次数mは、0、±1、±2、・・・の値を取ることが許される。
そして、次数mが大きい高次の回折光である場合には、入射角θi、及び回折角θm、は、両方とも正(プラス)であることが許されると考えられる。そうすると、入射角θi、及び回折角θm、は、両方とも正(プラス)である場合には、高次の回折光は、入射光が入射した方向に回折すると考えられる。
ここで、撮像素子23の受光面における0次光の反射、及び回折光(m<0)の回折の様子を図7に示す。
更に、カメラモジュール21の撮像素子23に入射する光線の波長λを調整(最適化)することによって、次数m’の回折光がカメラモジュール調整装置20に向けて戻るように、回折させることが可能と考えられる。
しかし、零以外の整数(m≠0)の場合には、回折角θmは、波長λに依存する。
この回折角θm(λ)の波長依存性を利用するため、カメラモジュール調整装置20の光源部(図示はしない)は白色光の光源が好適である。
本発明の実施形態では、カメラモジュールの撮像素子の受光面に形成された光スポットから反射した光線を、カメラモジュール調整装置の撮像素子を用いて検出し、光スポットのピントが合うように、カメラモジュールのレンズと撮像素子との距離を合わせるようにして、カメラモジュールの調整を行うことを説明した。
そして、光スポットのピントの程度を評価するためには、カメラモジュール調整装置の制御部は、光スポットの合焦評価値を計算するようにすることが好適である。
カメラモジュール調整装置の制御部が算出する合焦評価値は、例えば、上述したようにMTF(解像度等)の他、光スポットのコントラストを用いても良い。
さらに、合焦評価値として、コントラスト伝達関数値(Contrast Transfer Function:以下、CTF値と呼ぶ)を用いても良い。なお、CTF値とは、光スポットの空間周波数に対する像のコントラストを表す値であり、CTF値が高いときに合焦しているとみなすことができる。
そして、本発明は、MTF値、解像度、又はCTF値等に限定されるものではなく、合焦度合を評価することができる様々な評価方法、評価値を合焦位置の測定に用いることができる。また、カメラモジュールのレンズと撮像素子との位置関係調整を1回だけ行うようにしたが、複数回繰り返してもよい。
さらに、上記各実施形態では、カメラモジュールのレンズと撮像素子の位置関係調整において、レンズを移動するようにしても、また撮像素子を移動するようにしてもよい。また、カメラモジュールのレンズが鏡筒等に組み込まれているような場合には、該鏡筒自体を移動させて、ピントを合わせても良い。
また、本発明の実施形態では、ビームスプリッタとして、ハーフミラーを用いて、平行光線を偏向させることを示した。ビームスプリッタとして、キューブ型ビームスプリッタ、プレート型ビームスプリッタでも良い。また、ハーフミラーの他にも、例えば、プリズム等を用いても良い。
10、20、100 カメラモジュール調整装置
11 光源
12 ピンホール
13 コリメータレンズ
14 ハーフミラー
15、21、105 カメラモジュール
15a レンズ
15b 撮像素子
15c レンズ保持部
16 コリメータレンズ
17 撮像素子
18 制御部
18a 演算部
18b 表示部
19 レンズ保持駆動部
19a 駆動部
19b レンズ保持結合部
22 広角レンズ
23 撮像素子
23a 画素
101 照明部
102 チャート
103 ハーフミラー
104 コリメータレンズ
105a レンズ
105b 撮像素子
106 制御部
107 撮像素子
本発明に係るカメラモジュール調整装置の上記目的は、光源部、カメラモジュール、撮影部、及び制御部を有するカメラモジュール調整装置であって、前記光源部は、光源と、前記光源の出射光を第1の光に変換するピンホールと、前記ピンホールから入射された前記第1の光を第1の平行光線に変換する第1のコリメータレンズを備え、前記ピンホールは、前記第1のコリメータレンズから前記第1のコリメータレンズの略焦点距離離れた位置に配置され、前記カメラモジュールは、レンズと、前記レンズによって、前記第1の平行光線が集光された、第1の光スポットが形成される第1の撮像素子と、を備え、前記撮影部は、前記第1の光スポットが前記第1の撮像素子で反射した第2の光を、前記レンズによって略平行に変換された第2の平行光線を集光する第2のコリメータレンズと、前記第2のコリメータレンズによって集光された第2の光スポットを光電変換した画像信号を生成する第2の撮像素子を備え、前記制御部は、前記画像信号に基づいて、前記第2の光スポットについての合焦評価値を演算する演算部と、前記第2の光スポットを表示する表示部とを備え、前記制御部は、前記合焦評価値に基づいて、前記第1の撮像素子の受光面に垂直な方向に沿った、前記レンズと前記第1の撮像素子との距離を決定し、前記距離に基づいて、前記カメラモジュールの調整を行い、前記レンズを広角レンズ又は魚眼レンズとし、前記第2の光は、前記第1の撮像素子の前記受光面の反射型回折格子によって反射することにより達成される。
また、本発明に係るカメラモジュール調整装置の上記目的は、前記カメラモジュールは、前記レンズを保持するレンズ保持部を備え、前記レンズ保持部を前記方向に移動させ、前記距離に基づいて、前記レンズ保持部をカメラモジュール調整位置に移動させるレンズ保持移動部を備えることにより、或いは前記第1の平行光線を偏向して、前記カメラモジュールに照射し、前記第2の平行光線を、偏向させずに直進させるビームスプリッタを備えることにより、或いは前記ビームスプリッタは、ハーフミラー又は無偏向ビームスプリッタであることにより、或いは前記カメラモジュール調整位置を固定するため、前記レンズ保持部と前記第1の撮像素子との間隙に紫外線硬化樹脂を塗布し、前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することにより、より効果的に達成される。
また、本発明に係るカメラモジュール調整方法の上記目的は、光源部、カメラモジュール、撮影部、制御部、及びレンズ保持駆動部を有するカメラモジュール調整方法であって、前記光源部は、ピンホールによって、光源の出射光を第1の光に変換し、前記第1のコリメータレンズによって、ピンホールから入射された第1の光を第1の平行光線に変換し、前記ピンホールは、前記第1のコリメータレンズから前記第1のコリメータレンズの略焦点距離離れた位置に配置され、前記カメラモジュールのレンズによって、前記第1の平行光線が前記カメラモジュールの第1の撮像素子の受光面に集光された第1の光スポットが、前記第1の撮像素子に形成され、前記撮影部は、前記第1の光スポットが前記第1の撮像素子で反射した第2の光を前記レンズによって略平行に変換された第2の平行光線を、第2のコリメータレンズによって、第2の撮像素子に集光し、前記第2のコリメータレンズによって集光された第2の光スポットを、前記第2の撮像素子によって、光電変換した画像信号を生成し、前記制御部は、演算部によって、前記画像信号に基づいて、前記第2の光スポットについての合焦評価値を演算し、表示部によって、前記第2の光スポットを表示し、前記制御部は、前記合焦評価値に基づいて、前記第1の撮像素子の受光面に垂直な方向に沿った前記レンズと前記第1の撮像素子との距離を決定し、前記距離に基づいて、前記カメラモジュールの調整を行い、前記レンズを広角レンズ又は魚眼レンズとし、前記第2の光は、前記第1の撮像素子の前記受光面の反射型回折格子によって反射することより達成される。
また、本発明に係るカメラモジュール調整方法の上記目的は、前記カメラモジュールにおいて、レンズ保持部が前記レンズを保持し、前記レンズ保持部を前記方向に移動させ、レンズ保持部駆動部によって、前記距離に基づいて、前記レンズ保持部をカメラモジュール調整位置に移動させることにより、或いはビームスプリッタによって、前記第1の平行光線を偏向して、前記カメラモジュールに照射し、前記第2の平行光線は、偏向させずに直進させることにより、或いは前記ビームスプリッタは、ハーフミラー又は無偏向ビームスプリッタであることにより、或いは前記カメラモジュール調整位置を固定するため、前記レンズ保持部と前記第1の撮像素子との間隙に紫外線硬化樹脂を塗布し、前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することにより、より効果的に達成される。

Claims (12)

  1. 光源部、カメラモジュール、撮影部、及び制御部を有するカメラモジュール調整装置であって、
    前記光源部は、光源と、前記光源の出射光を第1の光に変換するピンホールと、前記ピンホールから入射された前記第1の光を第1の平行光線に変換する第1のコリメータレンズを備え、
    前記ピンホールは、前記第1のコリメータレンズから前記第1のコリメータレンズの略焦点距離離れた位置に配置され、
    前記カメラモジュールは、レンズと、前記レンズによって、前記第1の平行光線が集光された、第1の光スポットが形成される第1の撮像素子と、を備え、
    前記撮影部は、前記第1の光スポットが前記第1の撮像素子で反射した第2の光を、前記レンズによって略平行に変換された第2の平行光線を集光する第2のコリメータレンズと、前記第2のコリメータレンズによって集光された第2の光スポットを光電変換した画像信号を生成する第2の撮像素子を備え、
    前記制御部は、前記画像信号に基づいて、前記第2の光スポットについての合焦評価値を演算する演算部と、前記第2の光スポットを表示する表示部とを備え、
    前記制御部は、前記合焦評価値に基づいて、前記第1の撮像素子の受光面に垂直な方向に沿った、前記レンズと前記第1の撮像素子との距離を決定し、
    前記距離に基づいて、前記カメラモジュールの調整を行うことを特徴とするカメラモジュール調整装置。
  2. 前記カメラモジュールは、前記レンズを保持するレンズ保持部を備え、
    前記レンズ保持部を前記方向に移動させ、前記距離に基づいて、前記レンズ保持部をカメラモジュール調整位置に移動させるレンズ保持移動部を備える請求項1に記載のカメラモジュール調整装置。
  3. 前記第1の平行光線を偏向して、前記カメラモジュールに照射し、前記第2の平行光線を、偏向させずに直進させるビームスプリッタを備える請求項1又は2に記載のカメラモジュール調整装置。
  4. 前記ビームスプリッタは、ハーフミラー又は無偏向ビームスプリッタである請求項3に記載のカメラモジュール調整装置。
  5. 前記レンズを広角レンズ又は魚眼レンズとし、
    前記第2の光は、前記第1の撮像素子の前記受光面の反射型回折格子によって反射する請求項1乃至4のいずれかに記載のカメラモジュール調整装置。
  6. 前記カメラモジュール調整位置を固定するため、前記レンズ保持部と前記第1の撮像素子との間隙に紫外線硬化樹脂を塗布し、前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する請求項1乃至5のいずれかに記載のカメラモジュール調整装置。
  7. 光源部、カメラモジュール、撮影部、制御部、及びレンズ保持駆動部を有するカメラモジュール調整方法であって、
    前記光源部は、ピンホールによって、光源の出射光を第1の光に変換し、前記第1のコリメータレンズによって、ピンホールから入射された第1の光を第1の平行光線に変換し、
    前記ピンホールは、前記第1のコリメータレンズから前記第1のコリメータレンズの略焦点距離離れた位置に配置され、
    前記カメラモジュールのレンズによって、前記第1の平行光線が前記カメラモジュールの第1の撮像素子の受光面に集光された第1の光スポットが、前記第1の撮像素子に形成され、
    前記撮影部は、前記第1の光スポットが前記第1の撮像素子で反射した第2の光を前記レンズによって略平行に変換された第2の平行光線を、第2のコリメータレンズによって、第2の撮像素子に集光し、前記第2のコリメータレンズによって集光された第2の光スポットを、前記第2の撮像素子によって、光電変換した画像信号を生成し、
    前記制御部は、演算部によって、前記画像信号に基づいて、前記第2の光スポットについての合焦評価値を演算し、表示部によって、前記第2の光スポットを表示し、
    前記制御部は、前記合焦評価値に基づいて、前記第1の撮像素子の受光面に垂直な方向に沿った前記レンズと前記第1の撮像素子との距離を決定し、前記距離に基づいて、前記カメラモジュールの調整を行うことを特徴とするカメラモジュール調整方法。
  8. 前記カメラモジュールにおいて、レンズ保持部が前記レンズを保持し、
    前記レンズ保持部を前記方向に移動させ、
    レンズ保持部駆動部によって、前記距離に基づいて、前記レンズ保持部をカメラモジュール調整位置に移動させる請求項7に記載のカメラモジュール調整方法。
  9. ビームスプリッタによって、前記第1の平行光線を偏向して、前記カメラモジュールに照射し、前記第2の平行光線は、偏向させずに直進させる請求項7に記載のカメラモジュール調整方法。
  10. 前記ビームスプリッタは、ハーフミラー又は無偏向ビームスプリッタである請求項9に記載のカメラモジュール調整方法。
  11. 前記レンズを広角レンズ又は魚眼レンズとし、
    前記第2の光は、前記第1の撮像素子の前記受光面の反射型回折格子によって反射する請求項7乃至10のいずれかに記載のカメラモジュール調整方法。
  12. 前記カメラモジュール調整位置を固定するため、前記レンズ保持部と前記第1の撮像素子との間隙に紫外線硬化樹脂を塗布し、前記紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する請求項7乃至11のいずれかに記載のカメラモジュール調整方法。
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