JP2016008816A - 形状測定装置、形状測定装置の制御方法、および形状測定プログラム - Google Patents

形状測定装置、形状測定装置の制御方法、および形状測定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】単純な構成によって高い分解能を維持したまま被写界深度を深くできる形状測定装置を提供する。【解決手段】光源5から照射される光の量を調節可能な照明系絞り31を含み、被測定物Wの側においてテレセントリックな照明光学系30と、被測定物Wと被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にするとともに、照明系絞り31と共役な関係にある結像系絞り41を含み、被測定物の側においてテレセントリックな結像光学系40と、照明系絞り31および結像系絞り41の少なくとも一方を制御することによって、照明光学系30の開口数と結像光学系40の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する計測制御部とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、被測定物の形状を測定する形状測定装置等に関するものである。
光学的な手段を用いて被測定物の形状を測定する形状測定装置は、電子機器の外観を検査する工程において広く用いられている。上記工程は、(1)電子機器の外形寸法(数ミリ〜百数十ミリ)を測定し、(2)当該電子機器の表面に付いた傷・汚れ(数十マイクロメートル〜数ミリ)を検査するという2つのプロセスを含む。すなわち、形状測定装置は、同一の工程において寸法が大きく異なる被測定物をそれぞれ測定する。
上記被測定物を精度良く測定するために、(a)倍率が互いに異なる複数の結像光学系を形状測定装置に搭載し、当該複数の結像光学系を切り替える方法、または(b)ズームレンズから構成される結像光学系を形状測定装置に搭載し、当該被測定物の寸法に応じてズームイン・ズームアウトする方法が、従来から採用されてきた。
例えば、上記(a)の方法を採用した従来技術の1つとして、特許文献1には、複数のワークについて、相対的な位置関係を把握し易く、測定結果を容易に識別することができる寸法測定装置が開示されている。
特開2012−32224号公報
しかし、上記(a)および(b)のいずれの方法にも、次の3つの欠点が存在する。第1に、結像光学系の倍率を変化させることにより被測定物が視野から外れるたびに、当該視野に当該被測定物が含まれるように、当該視野を合わせ直さなければならない。第2に、倍率または開口数が大きいほど被写界深度(合焦可能な被写体側の距離範囲)は浅くなるため、分解能を上げると、当該被測定物の平面内寸法を高精度で測定することが困難になる。第3に、結像光学系が倍率を変化させる機構を備えることにより、当該結像光学系の構造が複雑になり、形状測定装置を製造するコストが増大する。
本発明は、上記の問題点(上記第1〜第3の課題)に鑑みてなされたものであり、その目的は、単純な構成によって、ズーミングと同等の機能を有する形状測定装置等を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る形状測定装置は、被測定物の形状を測定する形状測定装置であって、光源から照射される光の量を調節可能な照明系絞りを含み、被測定物の側においてテレセントリックな照明光学系と、被測定物と被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にするとともに、照明系絞りと共役な関係にある結像系絞りを含み、被測定物の側においてテレセントリックな結像光学系と、照明系絞りおよび結像系絞りの少なくとも一方を制御することによって、照明光学系の開口数と結像光学系の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する計測制御部とを備えている。
また、本発明の一態様に係る形状測定装置は、光源から照射される光の強度分布を均一化する均一化部をさらに備え、均一化部の出射面と被測定物とは、光学的に共役な関係にあってよい。
また、本発明の一態様に係る形状測定装置は、照明系絞りを通過した光を反射し、被測定物に照射された光を透過するハーフミラーをさらに備え、照明光学系は、ハーフミラーによって反射された光を被測定物に落射させることによって照明してよい。
また、本発明の一態様に係る形状測定装置において、計測制御部は、コヒーレンスファクタを0.7〜0.8の範囲に含まれる値に調整してよい。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る形状測定装置の制御方法は、被測定物の形状を測定する形状測定装置の制御方法であって、光源から照射される光の量を調節可能な照明系絞りを含み、被測定物の側においてテレセントリックな照明光学系と、被測定物と被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にするとともに、照明系絞りと共役な関係にある結像系絞りを含み、被測定物の側においてテレセントリックな結像光学系とを備えた形状測定装置において、照明系絞りおよび結像系絞りの少なくとも一方を制御することによって、照明光学系の開口数と結像光学系の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する計測制御ステップを含んでいる。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る形状測定プログラムは、被測定物の形状を測定する形状測定プログラムであって、光源から照射される光の量を調節可能な照明系絞りを含み、被測定物の側においてテレセントリックな照明光学系と、被測定物と被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にするとともに、照明系絞りと共役な関係にある結像系絞りを含み、被測定物の側においてテレセントリックな結像光学系とを備えた形状測定装置に、照明系絞りおよび結像系絞りの少なくとも一方を制御することによって、照明光学系の開口数と結像光学系の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する計測制御機能を実現させる。
本発明の一態様に係る形状測定装置、形状測定装置の制御方法、および形状測定プログラムは、光源から照射される光の量を調節可能な照明系絞りと、被測定物と当該被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にする結像系絞りとが共役な関係にあり、当該照明系絞りおよび結像系絞りの少なくとも一方を制御することによって、コヒーレンスファクタを調整できる。
したがって、上記形状測定装置等は、単純な構成によって、ズーミングと同等の機能を実現することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施の形態に係る形状測定装置の測定原理を概略的に示す概略図である。 上記形状測定装置の要部構成を示す模式図である。 被測定物にフォーカスが合っている場合(合焦時)に、コヒーレンスファクタを異ならせることによってそれぞれ得られる投影像を比較した図であり、(a)は、被測定物の輪郭パターンを示し、(b)は、0.7〜0.8の範囲に含まれる値にσを調整した場合に得られる投影像を示し、(c)は、0.7よりも小さい値または0.8よりも大きい値にσを調整した場合に得られる投影像を示す。 被測定物にフォーカスが合っていない場合(デフォーカス時)に、コヒーレンスファクタσを異ならせることによってそれぞれ得られる投影像を比較した図であり、(a)は、被測定物の輪郭パターンを示し、(b)は、0.7〜0.8の範囲に含まれる値にσを調整した場合に得られる投影像を示し、(c)は、0.7よりも小さい値または0.8よりも大きい値にσを調整した場合に得られる投影像を示す。 合焦時のコントラストの特性を示すグラフであり、(a)は、解像度チャートAを測定した場合を示し、(b)は、解像度チャートBを測定した場合を示す。 デフォーカスに対するコントラストの変化を示すグラフであり、(a)は、解像度チャートAを測定した場合のコントラストの変化を示し、(b)は、解像度チャートBを測定した場合のコントラストの変化を示す。 上記形状測定装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る形状測定装置の測定原理を概略的に示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態に係る形状測定装置の測定原理を概略的に示す概略図である。 本発明の第4の実施の形態に係る形状測定装置が、厚みのある被測定物を測定する場合に実行する処理の一例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
図1〜図7に基づいて、本発明の第1の実施の形態(実施形態1)を説明する。
(形状測定装置1aの概要)
図1は、光源5から出射された光の進路を明示することにより、形状測定装置1aの測定原理を概略的に示す概略図である。図1に示されるように、形状測定装置1aは、被測定物の形状・寸法を測定する装置である。
照明光学系30は、被測定物Wの側においてテレセントリックであるため、照明系絞り31の中心を通過した光は、光軸Cと略平行に当該照明光学系30から出射し、角度θ(当該出射光の広がり半角)で被測定物Wの表面を照射する。当該被測定物Wの輪郭は、上記光を回折させる。回折光は、上記角度θよりも大きい角度で広がり、光軸Cに対して角度θ(入射光の広がり半角)で結像光学系40に入射する。ただし、結像光学系40は、被測定物Wの側においてテレセントリックであるため、上記回折光は、光軸Cに対して略平行となる。
結像光学系40の分解能を高め、被写界深度を深くするためには、上記回折光が結像に寄与することが必要となる。本実施の形態においては、結像に対して上記回折光が寄与する程度の高低を示す目安として、コヒーレンスファクタを用いる。ここで、コヒーレンスファクタは、照明光学系30の開口数(角度θの正弦値)と、結像光学系40の開口数(角度θの正弦値)との比(sin θ/sin θ)である(以下、当該コヒーレンスファクタを「σ」と略記する場合がある)。
形状測定装置1aは、照明系絞り31および結像系絞り41の少なくとも一方を制御することによって、上記コヒーレンスファクタが所定の値(例えば、0.7〜0.8の範囲に含まれる値)となるように、当該コヒーレンスファクタを調整する。ここで、照明系絞り31と結像系絞り41とは共役の関係を満たすため、形状測定装置1aは、σを最適化することによって、分解能および被写界深度を同時に改善することができる。
すなわち、形状測定装置1aは、低倍率の結像光学系と高倍率の結像光学系とを切り替えたり、結像光学系の倍率を変化させたりする機構を備えることなく(単純な構成によって)、ズーミングと同等の機能を実現する(高い分解能を維持したまま被写界深度を深くする)ことができる。
(形状測定装置1aの構成)
図2は、形状測定装置1aの要部構成を示す模式図である。図2に示されるように、形状測定装置1aは、照明部3(光源5、ロッドインテグレータ8、照明光学系30)、受光部4(撮像素子6、結像光学系40)、ハーフミラー9、および計測制御部7を備えている。
照明部3は、被測定物Wの表面を照明する。照明部3は、光源5、ロッドインテグレータ8、および照明光学系30を含む。
光源5は、被測定物Wを照明する光を発する機器であり、例えば、発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)を用いて実現され得る。
ロッドインテグレータ(均一化部)8は、光源5から照射される光を多重反射させることによって、当該光の強度分布を均一化する機器である。ここで、上記ロッドインテグレータ8の出射面81と被測定物Wの設置面(被測定物Wの表面)とは、光学的に共役な関係を満たしている。これにより、形状測定装置1aは、より精度の高い測定結果を得ることができる。一方で、形状測定装置1aは、ロッドインテグレータ8を必ずしも備えていなくてもよいし、光源5とロッドインテグレータ8との間に拡散板を配置してもよい。後者の場合、形状測定装置1aは、光の強度分布をさらに均一化することができるため、さらに精度の高い測定結果を得ることができる。
照明光学系30は、光源5から照射される光の量を調節可能な照明系絞り31を少なくとも含み、被測定物Wの側においてテレセントリックな光学系である。照明光学系30は、照明系絞り31、第1照明レンズ群32、および第2照明レンズ群33を含む。
照明系絞り31は、光源5から照射される光の量を調節するために、当該光が通過可能な開口部(aperture)の大きさを可変とする遮蔽機構である。光源5から照射される主光線と光軸とを略平行にする(照明光学系30をテレセントリックにする)ために、照明系絞り31は、第1照明レンズ群32の焦点付近に配置されることが好ましい。これにより、形状測定装置1aは、ロッドインテグレータ8の出射面の光軸方向の位置ずれによる性能劣化を抑制できる。
第1照明レンズ群(第1照明系レンズ)32は、ロッドインテグレータ8の出射面から同一方向に出射した光を、照明系絞り31上の1点に集める光学系である。
第2照明レンズ群(第2照明系レンズ)33は、照明系絞り31から出射した光を、光軸と略平行にして被測定物Wに照射させる光学系である。
受光部4は、設置面に配置された被測定物Wの表面から反射した光を受光する。受光部4は、撮像素子6、および結像光学系40を含む。
撮像素子6は、結像光学系40から出射された光を当該撮像素子6の表面(受光面61)において受光することによって、当該受光面61に形成された被測定物Wの投影像を、電気信号として出力する素子である。撮像素子6は、例えば、電荷結合素子(Charge Coupled Device;CCD)イメージセンサ、相補性金属酸化膜半導体(Complementary Metal Oxide Semiconductor;CMOS)イメージセンサなどにより実現され得る。
結像光学系40は、被測定物Wと当該被測定物Wが投影された像を受光する受光面61(撮像素子6の表面)とを光学的に共役な関係にするとともに、照明系絞り31と共役な関係にある結像系絞り41を少なくとも含み、当該被測定物Wの側においてテレセントリックな光学系である。結像光学系40は、結像系絞り41、第1結像レンズ群42、および第2結像レンズ群43を含む。
結像系絞り41は、第1結像レンズ群42から出射される光の量を調節するために、当該光が通過可能な開口部の大きさを可変とする遮蔽機構である。結像系絞り41は、照明系絞り31と共役な関係を満たしている。
第1結像レンズ群(第1結像系レンズ)42は、被測定物Wからに出射した光を結像系絞り41に導く光学系である。結像系絞り41を第1結像レンズ群42の焦点位置に配置することによって、結像光学系40が被測定物Wの側でテレセントリックとなるため、形状測定装置1aは、被測定物Wの光軸方向の位置ずれによる性能劣化を抑制することができる。
第2結像レンズ群(第2結像系レンズ)43は、結像系絞り41から出射した光を受光面61に照射する光学系である。結像系絞り41を第2結像レンズ群43の焦点位置に配置することによって、結像光学系40が受光素子(撮像素子6)の側でテレセントリックとなるため、形状測定装置1aは、受光素子(撮像素子6)の光軸方向の位置ずれによる性能劣化を抑制することができる。
ハーフミラー9は、照明系絞り31を通過した光を反射し、被測定物Wに照射された光を透過することによって、当該光を結像系絞り41に導くミラー(ビームスプリッタ)である。図2は、照明光学系30が、ハーフミラー9によって反射された光を被測定物Wに落射させることによって照明する形態(落射照明形態)の一例を示している。
計測制御部7は、照明系絞り31および結像系絞り41の少なくとも一方を制御することによって、当該照明光学系30の開口数と当該結像光学系40の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する。そして、計測制御部7は、撮像素子6から出力された電気信号から被測定物Wの投影像を取得し、当該被測定物Wの形状および/または寸法を測定する。なお、前述したように、計測制御部7は、0.7〜0.8の範囲に含まれる値(例えば、σ=0.75)に、上記コヒーレンスファクタを調整することが好ましい。なお、計測制御部7は、例えば、パーソナルコンピュータ、計測制御用ソフトウェア、および/または制御用ボードによって実現され得る(ソフトウェアによる実現例については後述する)。
上記のように、形状測定装置1aは、低倍率の結像光学系と高倍率の結像光学系とを切り替えたり、結像光学系の倍率を変化させたりする機構を備えない。すなわち、形状測定装置1aは、互いに共役の関係を満たす照明系絞り31および結像系絞り41の少なくとも一方を制御することによって、コヒーレンスファクタσを調整する計測制御部7を備えるという単純な構成を有するに過ぎない。
したがって、形状測定装置1aによれば、結像光学系の倍率を変化させることによって被測定物が視野から外れるたびに、当該視野に当該被測定物が含まれるように、当該視野を合わせ直さなければならないという問題は生じ得ない(第1の課題を解決できる)。また、形状測定装置1aは上記機構を備えないため、結像光学系40の構成は単純で済む。したがって、形状測定装置1aによれば、装置を製造するコストが増大するという問題も生じ得ない(第3の課題を解決できる)。
以下では、形状測定装置1aが上記機構を備えなくとも、従来の測定装置よりも鮮明な投影像を得ることができることを、図3〜図6を参照して説明する。
(コントラストの評価)
図3は、被測定物にフォーカスが合っている場合(合焦時)に、σを異ならせることによってそれぞれ得られる投影像を比較した図である。図3の(a)は、被測定物の輪郭パターンを示し、(b)は、0.7〜0.8の範囲に含まれる値にσを調整した場合に得られる投影像を示し、(c)は、0.7よりも小さい値または0.8よりも大きい値にσを調整した場合に得られる投影像を示す。
図3の(c)に示されるように、0.7よりも小さい値または0.8よりも大きい値にσを調整した場合であっても、形状測定装置1aは、適切に被測定物の投影像を得ることができる。ただし、図3の(b)に示されるように、0.7〜0.8の範囲に含まれる値にσを調整した場合の方が、そうでない場合(図3の(c)の場合)よりも、形状測定装置1aは、高いコントラストを有する投影像を得ることができる。
図4は、被測定物にフォーカスが合っていない場合(デフォーカス時)に、σを異ならせることによってそれぞれ得られる投影像を比較した図である。図4の(a)は、被測定物の輪郭パターンを示し(図3の(a)と同じ輪郭パターンである)、(b)は、0.7〜0.8の範囲に含まれる値にσを調整した場合に得られる投影像を示し、(c)は、0.7よりも小さい値または0.8よりも大きい値にσを調整した場合に得られる投影像を示す。
被測定物からフォーカスを外した(例えば、図2において、被測定物Wを第2照明レンズ群33の側に近づけることによってデフォーカスした)場合、一般に、投影像のコントラストは低下する。しかし、図4の(b)に示されるように、0.7〜0.8の範囲に含まれる値にσを調整した場合、デフォーカスによってコントラストが低下する程度は小さい(デフォーカスに対して頑健である)。
図3および図4に示されるように、計測制御部7は、0.7〜0.8の範囲に含まれる値(例えば、σ=0.75)に、コヒーレンスファクタσを調整することが好ましい。これにより、形状測定装置1aは、より精度良く被測定物の形状・寸法を測定できる。
(検証実験)
形状測定装置1aの測定原理を検証する実験を実施した。本検証実験において、光源5として緑色LEDを用い、被測定物Wとして(A)線幅が7マイクロメートル(14マイクロメートルのピッチ)の解像度チャートA、または(B)線幅が5マイクロメートル(10マイクロメートルのピッチ)の解像度チャートBを用いた。ここで、上記解像度チャートAおよびBは、透明基板上に、遮光膜を所定の方向に向かって周期的に形成したものである。
また、結像光学系40として、被測定物の側における開口数が0.12(撮像素子6の側における開口数は0.05)、かつ横倍率が2.4倍の投影レンズを用い、撮像素子6として、画素寸法5マイクロメートル×5マイクロメートルのラインCCD(12万画素)を用いた。なお、上記ラインCCDにおいて画素が並ぶ方向は、上記解像度チャートAおよびBにおいて遮光膜が形成されている方向と一致している。
本検証実験においては、形状測定装置1aが、コヒーレンスファクタσを0.7に調整した場合と1.0に調整した場合とにおける、コントラストの特性を検証する。なお、上記コントラストと比較するために、メタルハライドランプ(緑色)、ライン型ライトガイド、および拡散板を組み合わせて従来の照明部を構成し、当該拡散照明部を、形状測定装置1aが備えた照明部3と置換した比較用装置を準備した。
図5は、合焦時のコントラストの特性を示すグラフである。当該グラフの横軸は、画素の位置(ラインCCD上の位置)を表し(6000前後が視野の中央部に対応し、0および12000が視野の端部に対応する、単位はピクセル)、縦軸は、当該画素の位置に対するコントラスト(Modulation Transfer Function;MTF、単位はパーセント)を表す。図5の(a)は、解像度チャートAを測定した場合のコントラスト特性を示し、(b)は、解像度チャートBを測定した場合のコントラスト特性を示す。
図5に示されるように、形状測定装置1aは、解像度チャートの線幅・ピッチによらず、比較用装置よりも高いコントラストで投影像を得ることができる。特に、コヒーレンスファクタσを0.7に調整した場合、形状測定装置1aは、最高のコントラストを有する投影像を得ることができる。なお、視野周辺部に近づくほど、比較用装置とのコントラストの差が小さくなるのは、結像光学系40の収差の影響と考えられる。
図6は、デフォーカスに対するコントラストの変化を示すグラフである。当該グラフの横軸は、デフォーカスの大きさを表し(ゼロが、被測定物Wが合焦点にあることを示し、値が大きくなるほど被測定物Wが結像光学系40に近づき、小さくなるほど照明光学系30に近づくことを示す、単位はマイクロメートル)、縦軸は、当該デフォーカスの大きさに対するコントラスト(単位はピクセル)を表す。図6の(a)は、解像度チャートAを測定した場合のコントラスト特性を示し、(b)は、解像度チャートBを測定した場合のコントラスト特性を示す。
全視野にわたって投影像に30%以上のコントラスト(図6の(a)および(b)において「基準」と示されるラインよりも上)がなければ、実測定に堪えないことが通常である。図6の(a)および(b)に示されるように、比較用装置によって得られる投影像が30%以上のコントラストを有するデフォーカス範囲は、極めて限定的(図6の(a)の場合で50マイクロメートル、(b)の場合で20マイクロメートル)である。すなわち、従来の測定技術は、浅い被写界深度しか有し得ず、デフォーカスに対して脆弱である。したがって、従来の測定技術は、被測定物が凹凸を含む場合などに、当該被測定物の平面内寸法を高精度で測定できない(第2の課題が生じる)。
一方、形状測定装置1aによって得られる投影像が30%以上のコントラストを有するデフォーカス範囲は、コヒーレンスファクタσを0.7に調整した場合(図6の(a)の場合で120マイクロメートル、(b)の場合で70マイクロメートル)も、1.0に調整した場合(図6の(a)の場合で90マイクロメートル、(b)の場合で50マイクロメートル)も、比較用装置のそれより遙かに広い。すなわち、形状測定装置1aは、深い被写界深度を有し、デフォーカスに対して頑健である。したがって、形状測定装置1aは、例えば、(1)被測定物が凹凸を含む場合、および/または(2)外部環境から微少な振動が与えられる場合などであっても、当該被測定物の平面内寸法を高精度で測定できる(第2の課題を解決できる)。
(形状測定装置1aが実行する処理)
図7は、形状測定装置1a(計測制御部7)が実行する処理の一例を示すフローチャートである。配置面に被測定物Wが載置されると、計測制御部7は、結像系絞り41を解放に設定することによって分解能を最大化する(ステップ1、以下「ステップ」を単に「S」と略記する)。なお、上記設定は、受光部4に設けられた調整用機構(いずれの図にも図示していない)を作業者が操作することによって行われてもよい。
次に、計測制御部7は、配置面を動かすことによって、被測定物Wの表面に結像光学系40のフォーカス位置を合わせ(S2)、照明系絞り31を制御することによって、コヒーレンスファクタσに所定の値(例えば、0.7〜0.8の範囲に含まれる値)を設定する(S3)。そして、形状測定装置1aは、被測定物Wを測定する(S4)。なお、S4においては、例えば、当該被測定物Wの表面に付けられた汚れ・キズなど、測定に高い分解能を必要とする物体が測定の対象となる。
次に、計測制御部7は、結像系絞り41を制御する(絞る)ことによって開口数を小さくし(S5)、照明系絞り31を制御することによってσに所定の値を設定する(S6)。そして、形状測定装置1aは、被測定物Wを測定する(S7)。なお、S7においては、例えば、電子機器の外形寸法など、測定に低い分解能を必要とする物体が測定の対象となる。
上記のように、形状測定装置1aは、照明系絞り31および結像系絞り41の少なくとも一方を制御することによって、コヒーレンスファクタを調整することができる。これにより、形状測定装置1aは、倍率(視野)を変化させることなく、高い分解能を維持したまま被写界深度を深くすることができるため、例えば、(1)被測定物が凹凸を含む場合、および/または(2)外部環境から微少な振動が与えられる場合などであっても、当該被測定物の平面内寸法を高精度で測定できる。
(形状測定装置1aが奏する効果)
以上のように、形状測定装置1aは、低倍率の結像光学系と高倍率の結像光学系とを切り替えたり、結像光学系の倍率を変化させたりする機構を備えることなく(単純な構成によって)、ズーミングと同等の機能を実現することができる。
〔実施形態2〕
図8に基づいて、本発明の第2の実施の形態(実施形態2)を説明する。なお、実施形態2では、前述した実施形態1に追加される構成、および実施形態1の構成とは異なる構成のみについて説明する。すなわち、実施形態1において記載された構成は、実施形態2にもすべて含まれ得る(逆も同様である)。また、実施形態1において記載された用語の定義は、実施形態2においても同じである。
図8は、光源5から出射された光の進路を明示することによって、形状測定装置1bの原理を概略的に示す概略図である。実施形態2に係る形状測定装置1bは、照明光学系30に含まれる第2照明レンズ群33と、結像光学系40に含まれる第1結像レンズ群42とが、1つの光学系(共有レンズ51)として共有されている点で、実施形態1に係る形状測定装置1aと異なる。形状測定装置1bは、第2照明レンズ群33および第1結像レンズ群42に代えて、共有レンズ51を備えることにより、(1)装置の製造コストを抑えることができる、および/または(2)装置のサイズを小さくすることができるという効果をさらに奏する。
〔実施形態3〕
図9に基づいて、本発明の第3の実施の形態(実施形態3)を説明する。なお、実施形態3では、前述した実施形態1または2に追加される構成、および実施形態1または2の構成とは異なる構成のみについて説明する。すなわち、実施形態1または2において記載された構成は、実施形態3にもすべて含まれ得る(逆も同様である)。また、実施形態1または2において記載された用語の定義は、実施形態3においても同じである。
図9は、光源5から出射された光の進路を明示することによって、形状測定装置1cの原理を概略的に示す概略図である。実施形態3に係る形状測定装置1cは、実施形態1に係る形状測定装置1aまたは実施形態2に係る形状測定装置1bが備えたハーフミラー9に代えて、ミラー10を備える。当該ミラー10は、照明光学系30から出射した光を反射して、結像光学系40に入射させる。すなわち、形状測定装置1aおよび形状測定装置1bが落射照明を利用していたのに対して、形状測定装置1cは透過照明を利用する。これにより、形状測定装置1cは、被測定物Wの輪郭を精度良く測定できるという効果をさらに奏する。
〔実施形態4〕
図10に基づいて、本発明の第4の実施の形態(実施形態4)を説明する。なお、実施形態4では、前述した実施形態1〜3に追加される構成、および実施形態1〜3の構成とは異なる構成のみについて説明する。すなわち、実施形態1〜3において記載された構成は、実施形態4にもすべて含まれ得る(逆も同様である)。また、実施形態1〜3において記載された用語の定義は、実施形態4においても同じである。
図10は、形状測定装置1d(計測制御部7)が、厚みのある被測定物W(側面に傷を有する)を測定する場合に実行する処理の一例を示すフローチャートである。まず、計測制御部7は、照明系絞り31および結像系絞り41を調整し、被写界深度を深く設定する(S11)。次に、計測制御部7は、配置面を動かすことによって、被測定物Wの側面(斜面)全体が深度内に入るように結像光学系40のフォーカス位置を合わせ(S12)、被測定物Wを測定する(S13)。
そして、計測制御部7は、照明系絞り31および結像系絞り41を調整し、分解能を高く設定する(S14)。最後に、計測制御部7は、被測定物Wの側面にある傷の近傍が深度内に入るように結像光学系40のフォーカス位置を合わせ(S15)、被測定物Wを測定する(S16)。
上記のように、形状測定装置1dは、単純な構成によって、ズーミングと同等の機能を実現することができるため、例えば、厚みのある被測定物W(側面に傷を有する)を測定する場合であっても、照明系絞り31および結像系絞り41を調整するだけで、側面全体および傷の両方を適切に測定できるという効果を奏する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
形状測定装置1a、形状測定装置1b、形状測定装置1c、および形状測定装置1dがそれぞれ備えた計測制御部7は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、上記計測制御部7は、計測制御機能を実現するソフトウェアである形状測定プログラムの命令を実行するCPU、上記形状測定プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記形状測定プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記形状測定プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記形状測定プログラムは、当該形状測定プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。本発明は、上記形状測定プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
具体的には、本発明の実施の形態に係る形状測定プログラムは、被測定物の形状を測定する形状測定プログラムであって、コンピュータ(形状測定装置)に、計測制御機能を実現させる。上記計測制御機能は、上述した計測制御部7によって実現され得る。詳細については上述した通りである。
〔付記事項〕
本発明は上述したそれぞれの実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成できる。
本発明は、被測定物の形状を測定する形状測定装置に広く適用することができる。
1a:形状測定装置、1b:形状測定装置、1c:形状測定装置、1d:形状測定装置、3:照明部、4:受光部、5:光源、6:撮像素子、7:計測制御部、8:ロッドインテグレータ(均一化部)、9:ハーフミラー、10:ミラー、30:照明光学系、31:照明系絞り、32:第1照明レンズ群(第1照明系レンズ)、33:第2照明レンズ群(第2照明系レンズ)、40:結像光学系、41:結像系絞り、42:第1結像レンズ群(第1結像系レンズ)、43:第2結像レンズ群(第2結像系レンズ)、

Claims (6)

  1. 被測定物の形状を測定する形状測定装置であって、
    光源から照射される光の量を調節可能な照明系絞りを含み、前記被測定物の側においてテレセントリックな照明光学系と、
    前記被測定物と当該被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にするとともに、前記照明系絞りと共役な関係にある結像系絞りを含み、当該被測定物の側においてテレセントリックな結像光学系と、
    前記照明系絞りおよび前記結像系絞りの少なくとも一方を制御することによって、前記照明光学系の開口数と前記結像光学系の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する計測制御部とを備えた形状測定装置。
  2. 前記光源から照射される光の強度分布を均一化する均一化部をさらに備え、
    前記均一化部の出射面と前記被測定物とは、光学的に共役な関係にあることを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記照明系絞りを通過した光を反射し、前記被測定物に照射された光を透過するハーフミラーをさらに備え、
    前記照明光学系は、前記ハーフミラーによって反射された光を前記被測定物に落射させることによって照明することを特徴とする請求項1または2に記載の形状測定装置。
  4. 前記計測制御部は、前記コヒーレンスファクタを0.7〜0.8の範囲に含まれる値に調整することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の形状測定装置。
  5. 被測定物の形状を測定する形状測定装置の制御方法であって、
    光源から照射される光の量を調節可能な照明系絞りを含み、前記被測定物の側においてテレセントリックな照明光学系と、
    前記被測定物と当該被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にするとともに、前記照明系絞りと共役な関係にある結像系絞りを含み、当該被測定物の側においてテレセントリックな結像光学系とを備えた形状測定装置において、
    前記照明系絞りおよび前記結像系絞りの少なくとも一方を制御することによって、前記照明光学系の開口数と前記結像光学系の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する計測制御ステップを含む形状測定装置の制御方法。
  6. 被測定物の形状を測定する形状測定プログラムであって、
    光源から照射される光の量を調節可能な照明系絞りを含み、前記被測定物の側においてテレセントリックな照明光学系と、
    前記被測定物と当該被測定物が投影された像を受光する受光面とを光学的に共役な関係にするとともに、前記照明系絞りと共役な関係にある結像系絞りを含み、当該被測定物の側においてテレセントリックな結像光学系とを備えた形状測定装置に、
    前記照明系絞りおよび前記結像系絞りの少なくとも一方を制御することによって、前記照明光学系の開口数と前記結像光学系の開口数との比であるコヒーレンスファクタを調整する計測制御機能を実現させる形状測定プログラム。
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