JPWO2019116818A1 - 樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス、及びその製造方法 - Google Patents

樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス、及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

ガイド部と固定ウインドウガラスとを強固に接続でき、かつ、樹脂製枠体と固定ウインドウガラスとの間に発生する応力を緩衝できる、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス、及びその製造方法を提供することを目的とする。車両に取り付けられる固定ウインドウガラス12の周縁部に取り付けられ、かつ昇降ウインドウガラスを案内するためのガイド部16を有する樹脂製枠体14を備える樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10において、樹脂製枠体14は、固定ウインドウガラス12の周縁部を厚さ方向において挟持する断面U字形状の硬質部26と、硬質部26を被覆する軟質部28と、からなる一体成形品である。硬質部26は、固定ウインドウガラス12の周縁部の一部に、固定ウインドウガラス12と樹脂製枠体14との間に発生する応力を緩衝する緩衝部30を有する。

Description

本発明は、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス、及びその製造方法に関する。
車両のドアに備えられるウインドウガラスとして、昇降可能な昇降ウインドウガラスと、昇降しない固定ウインドウガラスとがある。昇降ウインドウガラスと固定ウインドウガラスとが隣接して配置される場合、固定ウインドウガラスの縁を包囲する枠体と、昇降ウインドウガラスの昇降を案内するガイド部とが接続されて設けられることが知られている。
特許文献1には、固定ウインドウガラスであるクォータウインドウガラスと、クォータウインドウガラスの縁を包囲する樹脂製枠体である包封部と、包封部に接続されたガイドレールとを有するクォータウインドウと、その製造方法が開示されている。
特許文献1の製造方法においては、クォータウインドウガラスとガイドレールとを別々に準備し、それぞれが金型にセットされる。包封部の形状に応じて設計された空洞に包封部材料を充填し、包封部材料を凝固させることで、包封部を形成し、その一方で、クォータウインドウガラスとガイドレールと接続する。
日本特許第6134010号公報
しかしながら、特許文献1では、クォータウインドウガラスとガイドレールとの接続が十分でないことが懸念される。また、包封部が樹脂製である場合、凝固する際に収縮する。この収縮により応力が発生し、応力によりクォータウインドウガラスが割れたり、クォータウインドウガラスが歪み、面精度が変化したりする懸念がある。
本発明は、上記課題に鑑みたものであって、ガイド部と固定ウインドウガラスとを強固に接続でき、かつ、樹脂製枠体と固定ウインドウガラスとの間に発生する応力を緩衝できる、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス、及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下に記載する態様を有する。
本発明の樹脂製枠体付き固定ウインドウガラスは、車両に取り付けられる固定ウインドウガラスの周縁部に取り付けられ、かつ昇降ウインドウガラスを案内するためのガイド部を有する樹脂製枠体を備え、前記樹脂製枠体は、前記固定ウインドウガラスの周縁部を厚さ方向において挟持する断面U字形状の硬質部と、前記硬質部を被覆する軟質部と、を有する一体成形品であり、前記硬質部は、前記固定ウインドウガラスの周縁部の一部に、前記固定ウインドウガラスと前記樹脂製枠体との間に発生する応力を緩衝する緩衝部を有する。
本発明の樹脂製枠体付き固定ウインドウガラスの製造方法は、車両に取り付けられる固定ウインドウガラスの周縁部に一体成形され、かつ昇降ウインドウガラスを案内するためのガイド部を有する樹脂製枠体を備え、前記固定ウインドウガラスの周縁部を厚さ方向において挟持し、前記固定ウインドウガラスの周縁部の一部に、前記固定ウインドウガラスと前記樹脂製枠体との間に発生する応力を緩衝する緩衝部を有する断面U字形状の硬質部を形成する第1形成工程と、前記硬質部を被覆する断面U字形状の軟質部を形成する第2形成工程と、を有する。
本発明によれば、ガイド部と固定ウインドウガラスとを強固に接続でき、かつ、樹脂製枠体と固定ウインドウガラスとの間に発生する応力を緩衝でき、固定ウインドウガラスの割れや変形を抑制できる。
本発明の実施形態である樹脂製枠体付き固定ウインドウガラスの模式正面図である。 図1のII−II線に沿う模式断面図である。 図1のIII−III線に沿う模式断面図である。 図1のIV−IV線に沿う模式断面図である。 本発明の別の実施形態の緩衝部の断面図である。 樹脂製枠体付き固定ウインドウガラスを取り付けたリアサイドドアの概略構成図である。 樹脂製枠体付き固定ウインドウガラスの製造工程の一例を示すフローチャートである。 一次金型セット工程の説明図である。 硬質部成形工程の説明図である。 二次金型セット工程の説明図である。 軟質部成形工程の説明図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は、本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変形、変更を行うことができるが、これらの変形、変更は、本発明に含まれるものである。
なお、本明細書において、方向、位置を表わす「上」、「下」、「内」、「外」、「垂直」、「水平」は、それぞれ、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラスが車両に取り付けられた際の上、下、内、外、垂直、水平を意味する。
図1に示される樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10は、車両(不図示)のサイドドアに昇降できないよう固定された状態で組み付けられる。樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10は、例えば、リアドアに、昇降ウインドウガラス(不図示)に隣接して取り付けられる。昇降ウインドウガラスは、ドアパネルの内部に配置された昇降装置(不図示)に連結され、昇降装置からの駆動力により昇降移動される。
実施形態では、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10を構成する固定ウインドウガラス12は、単板ガラス板を例示して説明する。固定ウインドウガラス12は、正面視で、略三角形状であり、水平部12A、垂直部12B、及び斜辺部12Cを含んでいる。斜辺部12Cは、直線ではなく曲線で構成される。但し、固定ウインドウガラス12は、この形状に限定されない。水平部12Aは水平及び略水平を含み、垂直部12Bは垂直及び略垂直を含む。
図1に示されるように、実施形態の樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10は、固定ウインドウガラス12の周縁部に取り付けられた樹脂製枠体14を備えている。樹脂製枠体14は、固定ウインドウガラス12の水平部12A、垂直部12B、及び斜辺部12Cに沿って設けられている。
樹脂製枠体14には、垂直部12Bに沿って、かつ水平部12Aを超えて延びるガイド部16が形成されている。隣接する昇降ウインドウガラスが上下方向に昇降する際、昇降ウインドウガラスがガイド部16により案内される。
図2に示されるように、樹脂製枠体14は、硬質部26と軟質部28とからなる一体成形品である。硬質部26は、固定ウインドウガラス12の周縁部を厚さ方向において挟持する断面U字形状に構成される。U字形状とは、略U字形状を含む。硬質部26は、固定ウインドウガラス12の第1面12Dと第2面12Eとに対向する。また、樹脂製枠体14は、硬質部26の外側面を被覆する軟質部28を備えている。
実施形態において、硬質部26が固定ウインドウガラス12を厚さ方向において挟持し、かつ周縁部のほぼ全周を囲うことにより、固定ウインドウガラス12が樹脂製枠体14から脱落することを防止する。
図2に示されるように、ガイド部16は、硬質部26の固定ウインドウガラス12の反対側に形成され、昇降ウインドウガラスが昇降する方向に延びる断面U字形状の溝18で形成されている。実施形態では、ガイド部16が、固定ウインドウガラス12を挟持する硬質部26に一体的に形成されるので、ガイド部16が固定ウインドウガラス12から脱落することなく、固定ウインドウガラス12とガイド部16とは強固に接続される。硬質部26によりガイド部16は構成されるので、昇降ウインドウガラスが昇降する際、確実に昇降ウインドウガラスを案内することができる。
軟質部28が硬質部26の外側面を被覆するので、軟質部28は樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10を車両に取り付けた際のシール性を確保できる。
硬質部26を構成する材料として、PP(ポリプロピレン)又はPVC(ポリ塩化ビニル)などの熱可塑性エラストマにガラス繊維又は炭素繊維などの繊維を含有した熱可塑性エラストマを用いることができる。
また、硬質部26を構成する材料として、ガラス繊維又は炭素繊維などの繊維を含有しないPP(ポリプロピレン)又はPVC(ポリ塩化ビニル)などの熱可塑性樹脂を用いることができる。
樹脂製枠体14は、硬質部26を形成した後に、軟質部28を形成することで樹脂製枠体14を形成する、二色成形品であることが好ましい。したがって、硬質部26の材料としては、軟質部28との一体成形性(接着性)を考慮して、硬質部26と軟質部28とは、同じベース材料(主材料)であるPP、又はPVCであることが好ましい。例えば、硬質部26がガラス繊維含有のPPであり、軟質部28がガラス繊維を含まないPPをベースとした熱可塑性エラストマである組み合わせが好ましい。
硬質部26の硬度は、ロックウェル硬度で70〜130であることが好ましく、100〜120であることが更に好ましい。また、軟質部28の硬度は、JIS K6253(ISO7619、ISO868 ASTM D2240)のタイプAで、50〜98であることが好ましく、60〜80であることが更に好ましい。
なお、硬質部26と固定ウインドウガラス12の周縁部との間に、不図示のプライマー層を設けることが好ましい。プライマー層は、固定ウインドウガラス12の第1面12Dで硬質部26と接する面、固定ウインドウガラス12の第2面12Eで硬質部26と接する面、固定ウインドウガラス12の端面12Bの3面の内、全てに設けてもよいし、又は、少なくとも1面に設けてもよい。プライマー層は、プライマーを塗布することで形成される。プライマー層は、硬質部26と固定ウインドウガラス12との接着力を高めることができる。プライマー層を、固定ウインドウガラス12の車外面側に設けると、車外側から雨水等の水が樹脂製枠体14の外面を伝って車内側に入り込むことを防ぐことができ、好ましい。プライマーとして、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、フェノール系、アクリル系、エポキシ系、シアノアクリレート系、又はゴム系の接着剤を、1種又は2種以上を混合して用いることができる。
図3に示されるように、図2に示されると同様に、樹脂製枠体14は、硬質部26と軟質部28とからなる一体成形品である。図3に示されるように、斜辺部12Cに沿う樹脂製枠体14には、ガイド部16は設けられていない。
図1に示されるように、樹脂製枠体14の硬質部26は、その一部に固定ウインドウガラス12と樹脂製枠体14との間に発生する応力を緩衝する緩衝部30が設けられている。
上述したように、樹脂製枠体14を構成する硬質部26は、固定ウインドウガラス12の周縁部に、固定ウインドウガラス12のほぼ全周を囲うよう設けられる。そのため、樹脂製枠体14の形成時、又は冷熱サイクル等の環境変化により硬質部26が熱収縮する。固定ウインドウガラス12と樹脂製枠体14との間の応力が、固定ウインドウガラス12の略中心に向かって加わる。結果、固定ウインドウガラス12が割れたり、変形したりする懸念があった。
図4に示されるように、緩衝部30は、例えば、硬質部26の一部に設けられた肉薄部で構成される。緩衝部30は硬質部26の他の部分に比較して強度が弱い。硬質部26に熱収縮が生じた場合、固定ウインドウガラス12が割れる前に、緩衝部30が変形することにより、応力が緩衝される。緩衝部30は固定ウインドウガラス12が割れることを防止できる。肉薄部の緩衝部30には軟質部28が充填され、軟質部28は緩衝部30を含め硬質部26を被覆する。肉薄部の緩衝部30の幅Wは、0.5mm〜10.0mmであることが好ましい。なお、肉薄部の緩衝部30の幅Wは肉薄部で最も広い部位の幅を指す。肉薄部を形成するためには、金型の突出部が必要となる。金型の突出部は、耐久性を考慮すると幅1.0mm以上であることが好ましく、突出部の幅が緩衝部30の幅Wとなる。一方、幅Wの大きさすると、肉薄部の緩衝部30に充填される軟質部28の量が多くなる。その結果、軟質部28が硬化する際に、軟質部28の表面に窪み(ヒケ)が生じる懸念がある。幅Wは3.0mm以下であることが好ましい。
図5に示されるように、別の形態では、緩衝部30は、硬質部26の一部に設けられた貫通溝で構成される。貫通溝で構成される緩衝部30では、硬質部26が固定ウインドウガラス12の上に形成されず、固定ウインドウガラス12が硬質部26から露出する。すなわち、緩衝部30には硬質部26が存在しない。硬質部26に熱収縮が生じた場合、固定ウインドウガラス12が割れる前に、緩衝部30が広がる方向に硬質部26が変形することにより、応力が緩衝される。貫通溝の緩衝部30には軟質部28が充填され、軟質部28は緩衝部30を含め硬質部26を被覆する。緩衝部30の幅Wは、0.5mm〜10.0mmであることが好ましい。緩衝部30が貫通溝で構成される場合、幅Wの大きさに制限はない。但し、貫通溝を形成するためには、金型の突出部が必要となる。金型の突出部は、耐久性を考慮すると幅は1.0mm以上であることが好ましく、突出部の幅が緩衝部30の幅Wとなる。一方、幅Wの大きさすると、貫通溝の緩衝部30に充填される軟質部28の量が多くなる。その結果、軟質部28が硬化する際に、軟質部28の表面に窪み(ヒケ)が生じる懸念がある。幅Wは3.0mm以下であることが好ましい。
肉薄部、又は貫通溝で構成される緩衝部30は、図5に示されるように、断面視で、台形、矩形、又は三角形であることが好ましい。但し、これらの形状に限定されない。ここで、緩衝部30の形状とは、硬質部26の存在しない空間の形状を意味する。また、台形、又は三角形の場合、固定ウインドウガラス12の表面から離れるに従い、広がる形状であることが好ましい。硬質部26の存在しない空間が金型の突出部により形成される場合、金型を離型しやすくするためである。
硬質部26に形成される緩衝部30の位置、及び数は特に限定されない。緩衝部30は、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10を車両に取り付けた際、外部から観察されない領域に形成されることが好ましい。上述したように、緩衝部30に形成された軟質部28に窪みが形成されると、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10の美感、又は意匠性を損なう懸念がある。例えば、緩衝部30は、固定ウインドウガラス12の車内面の側に配置されることが好ましい。また、緩衝部30は、ガイド部16を構成する硬質部26の領域外に配置することが好ましい。ガイド部16には、昇降ウインドウガラスを案内するため、ある程度の強度が要求されるためである。
図6に示されるように、リアサイドドア100は、車両のボデー110に配置されるドアパネル120と、その上部に設けられたサッシュとを備える。ドアパネル120とサッシュとにより窓開口が画定される。窓開口に樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10、及び昇降ウインドウガラス130が取り付けられる。樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10は、ドアパネル120とサッシュとに、固定される。ドアパネル120の内部に、昇降ウインドウガラス130を昇降方向(車両上下方向)に移動させる昇降装置(不図示)が設けられている。
昇降装置を駆動することにより、昇降ウインドウガラス130は、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10のガイド部16に案内され昇降する。窓開口が昇降ウインドウガラス130により開閉される。
次に、実施形態の樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10の製造方法について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。実施形態の製造方法は、固定ウインドウガラス12に樹脂製枠体14を二色成形によって装着する製造方法である。
図7に示されるように、実施形態の製造方法は、大別して第1形成工程と第2形成工程とを有する。
第1形成工程は、工程順にプライマー塗布工程(S10)と、硬質部用の一次金型を固定ウインドウガラス12に取り付ける一次金型セット工程(S20)と、硬質部用の溶融樹脂を一次金型に注入する硬質部成形工程(S30)と、一次金型を固定ウインドウガラス12から取り外す一次金型取り外し工程(S40)と、を有する。
プライマー塗布工程(S10)では、固定ウインドウガラス12の周縁部のうち硬質部26を形成する領域にプライマーが塗布される。
図8には、一次金型を構成する金型32、34、及び36が固定ウインドウガラス12の樹脂製枠体14の装着位置にセットされた断面図が示されている。図8に示されるように、硬質部26、及びガイド部16を構成する溝18を形成するキャビティ空間38が金型32、34、及び36内壁面によって形成される。溶融樹脂をキャビティ空間38に注入する注入口40が金型32に形成されている。図示しないが、金型32、34の少なくとも一方に緩衝部30を形成するための突出部が形成される。突出部の部分では、キャビティ空間38が狭くなる。また、金型36は、硬質部26にガイド部16の溝18を形成するために用いられる。金型32、34及び36によって一次金型を構成した例を示しているが、一次金型の構成例は図8に限定されるものではない。
次に、硬質部成形工程(S30)では、図9に示されるように、硬質部26用の溶融樹脂42が射出シリンダ44によって注入口40からキャビティ空間38に注入される。なお、金型32、34の何れかに形成された突出部の部分では、キャビティ空間38が狭くなる。他の部分に比較して溶融樹脂42が注入されず、緩衝部30を形成することができる。金型36の領域にも溶融樹脂42が注入されず、硬質部26にガイド部16の溝18を形成することができる。これにより、固定ウインドウガラス12の周縁部に硬質部26、緩衝部30、及びガイド部16が形成される。この後、一次金型取り外し工程(S40)にて金型32、及び34が固定ウインドウガラス12から取り外される。
一方、第2形成工程は、工程順に軟質部用の二次金型を固定ウインドウガラス12に取り付ける二次金型セット工程(S50)と、軟質部用の溶融樹脂を二次金型に注入する軟質部成形工程(S60)と、二次金型を固定ウインドウガラス12から取り外す二次金型取り外し工程(S70)と、を有する。
図10には、二次金型を構成する金型46、48が固定ウインドウガラス12の樹脂製枠体14の装着位置にセットされた断面図が示されている。図10に示されるように、軟質部28を形成するキャビティ空間50が金型36、46及び48の内壁面によって形成されている。軟質部28用の溶融樹脂をキャビティ空間50に注入する注入口52が金型46に形成されている。なお、図10では、金型36、46及び48によって二次金型を構成した例を示しているが、二次金型の構成例は図10に限定されるものではない。
次に、軟質部成形工程(S60)では、図11に示されるように、軟質部28用の溶融樹脂54が射出シリンダ56によって注入口52からキャビティ空間50に注入される。これによって、硬質部26の外側に軟質部28が一体に形成される。この後、二次金型取り外し工程(S70)にて金型36、46、及び48が固定ウインドウガラス12から取り外される。これにより、硬質部26と軟質部28とからなる二色成形品の樹脂製枠体14を固定ウインドウガラス12の周縁部に装着することができる。
実施形態において、硬質部26と軟質部28とを同じ材料を使用することが好ましい。例えば、硬質部用の溶融樹脂42がガラス繊維を含有するPPであり、軟質部用の溶融樹脂54がガラス繊維を含有しないPPである。これにより、PPの溶融樹脂54が、PP製の硬質部26の外側に良好に熱融着する。寸法精度の高い安定した形状の樹脂製枠体14を構成することができる。上述のガラス繊維の含有率は、硬質部26に要求される硬度によって設定されるものであり、一例として、好ましくは30%〜40%に設定される。また、ガラス繊維に代えて炭素繊維をPPに含有させてもよい。
また、実施形態の製造方法によれば、二色成形による製法なので、S10〜S70の工程を数分で実施することができる。これにより、固定ウインドウガラス12に樹脂製枠体14を短時間で装着することができる。
また、実施形態の製造方法において、第1形成工程及び第2形成工程を以下のように実施することにより、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10の製造時間を更に短縮することができる。
第1形成工程において、硬質部成形工程(S30)の前工程で、溶融した溶融樹脂42の温度まで金型32、34を予め加熱しておき、その後、硬質部成形工程(S30)を実施する。そして、硬質部成形工程(S30)の終了直後に金型32、34を冷媒により急冷する。これにより、硬質部26を短時間で成形することができる。同様に第2形成工程において、軟質部成形工程(S60)の前工程で、溶融樹脂54の温度まで金型46、48を予め加熱しておき、その後、軟質部成形工程(S60)を実施する。そして、軟質部成形工程(S60)の終了直後に金型46、48を冷媒により急冷する。これにより、軟質部28を短縮で形成することができる。このように、一次金型及び二次金型を、所定の時期に加熱して冷却することにより、樹脂製枠体14の成形時間を短縮することができる。これにより、樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス10の製造時間を更に短縮することができる。
また、実施形態では、固定ウインドウガラス12として、単板ガラス板を例示したが、これに限定されず、例えば合わせガラスを適用してもよい。
また、固定ウインドウガラス12として非強化ガラスの他、強化ガラスを適用することもできる。強化ガラスとしては、風冷強化ガラス、化学強化ガラスのいずれでもよい。単板ガラス板に強化ガラスを適用する場合には、破損した際のガラス片の飛散を防止するために、単板ガラス板の表面に飛散防止フィルムを貼着してもよい。一方、合わせガラスのガラス板に強化ガラスを適用する場合には、飛散防止フィルムの機能を既知の中間膜で担うことができるので、飛散防止フィルムは不要となる。合わせガラスの中間膜は、一例としてPVB(:ポリビニルブチラール)製又はEVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)製などの公知の膜である。
なお、2017年12月12日に出願された日本特許出願2017−237585号の明細書、特許請求の範囲、図面、及び要約書の全内容をここに引用し、本発明の明細書の開示として、取り入れるものである。
10:樹脂製枠体付き固定ウインドウガラス、12:固定ウインドウガラス、12A:水平部、12B:垂直部、12C:斜辺部、12D:第1面、12E:第2面、14:樹脂製枠体、16:ガイド部、18:溝、26:硬質部、28:軟質部、30:緩衝部、32、34、36:金型、38:キャビティ空間、40:注入口、42:溶融樹脂、44:射出シリンダ、46、48:金型、50:キャビティ空間、52:注入口、54:溶融樹脂、56:射出シリンダ、100:リアサイドドア、110:車両のボデー、120:ドアパネル、130:昇降ウインドウガラス

Claims (15)

  1. 車両に取り付けられる固定ウインドウガラスの周縁部に取り付けられ、かつ昇降ウインドウガラスを案内するためのガイド部を有する樹脂製枠体を備える固定ウインドウガラスにおいて、
    前記樹脂製枠体は、前記固定ウインドウガラスの周縁部を厚さ方向において挟持する断面U字形状の硬質部と、該硬質部を被覆する軟質部と、を有する一体成形品であり、
    前記硬質部は、前記固定ウインドウガラスの周縁部の一部に、前記固定ウインドウガラスと前記樹脂製枠体との間に発生する応力を緩衝する緩衝部を有することを特徴とする固定ウインドウガラス。
  2. 前記緩衝部は、前記固定ウインドウガラスの車内面の側に配置される、請求項1に記載の固定ウインドウガラス。
  3. 前記緩衝部は、肉薄部、又は貫通溝である、請求項1又は2に記載の固定ウインドウガラス。
  4. 前記肉薄部、又は前記貫通溝は、断面視で、台形、矩形、又は三角形である、請求項3に記載の固定ウインドウガラス。
  5. 前記ガイド部は、前記硬質部の前記固定ウインドウガラスの反対側に形成され、前記昇降ウインドウガラスが昇降する方向に延びる断面U字形状の溝である、請求項1〜4の何れか一項に記載の固定ウインドウガラス。
  6. 前記軟質部は熱可塑性エラストマによって構成され、前記硬質部は繊維が含有された熱可塑性エラストマによって構成される、請求項1〜5の何れか一項に記載の固定ウインドウガラス。
  7. 前記硬質部と前記軟質部とは、主材料が同じであるである、請求項1〜6の何れか一項に記載の固定ウインドウガラス。
  8. 前記主材料がポリプロピレン又はポリ塩化ビニルある、請求項7に記載の固定ウインドウガラス。
  9. 前記樹脂製枠体は、前記硬質部と前記軟質部の二色成形品である、請求項1〜8の何れか一項に記載の固定ウインドウガラス。
  10. 前記硬質部の硬度が、ロックウェル硬度で70〜130であり、前記軟質部の硬度が、JIS K6253(ISO7619、ISO868 ASTM D2240)のタイプAで50〜98である、請求項1〜9の何れか一項に記載の固定ウインドウガラス。
  11. 前記硬質部と固定ウインドウガラスの周縁との間にプライマー層を有する、請求項1〜10の何れか一項に記載の固定ウインドウガラス。
  12. 前記固定ウインドウガラスは、単板ガラス又は合わせガラスである、請求項1〜11の何れか一項に記載の固定ウインドウガラス。
  13. 固定ウインドウガラスの周縁部に一体成形され、かつ昇降ウインドウガラスを案内するためのガイド部を有する樹脂製枠体を備える固定ウインドウガラスの製造方法において、
    前記固定ウインドウガラスの周縁部を厚さ方向において挟持し、前記固定ウインドウガラスの周縁部の一部に、前記固定ウインドウガラスと前記樹脂製枠体との間に発生する応力を緩衝する緩衝部を有する断面U字形状の硬質部を形成する第1形成工程と、
    前記硬質部を被覆する断面U字形状の軟質部を形成する第2形成工程と、を有することを特徴とする固定ウインドウガラスの製造方法。
  14. 第1形成工程が、工程順にプライマー塗布工程と、硬質部用の一次金型を固定ウインドウガラスに取り付ける一次金型セット工程と、硬質部用の溶融樹脂を一次金型に注入する硬質部成形工程と、一次金型を固定ウインドウガラス12から取り外す一次金型取り外し工程とを有する、請求項13に記載の固定ウインドウガラスの製造方法。
  15. 第2形成工程が、工程順に軟質部用の二次金型を固定ウインドウガラスに取り付ける二次金型セット工程と、軟質部用の溶融樹脂を二次金型に注入する軟質部成形工程と、二次金型を固定ウインドウガラスから取り外す二次金型取り外し工程とを有する、請求項13又は14に記載の固定ウインドウガラスの製造方法。
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