JPWO2019111380A1 - 水素水シャワー装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、給水された通常の水を水素水に変えて、水素水を噴出するシャワー装置に関する。水素発生剤収納容器を備えた水素水シャワー装置であって、前記水素発生剤収納容器は開口部を有する面を備え、前記水素発生剤収納容器が、給水部とシャワー吐出部との間の通水路に対して、前記開口部を有する面から水が前記水素発生剤収納容器内に進入し、同じ面から水が通水路に排出されるように配置されたことを特徴とする水素水シャワー装置である。

Description

給水された通常の水を水素水に変えて、水素水を噴出する水素水シャワー装置に関する。
近年、水素分子を多く含んだ水(水素水)の健康に対する効能や医学的効能が着目されている。その中で、水素水を満たした浴槽に入浴することにより、皮膚の弾力性が向上することが報告されている。皮膚の弾力性は加齢に伴い低下することから、皮膚の弾力性の向上により、皮膚の老化抑制や若返りの効果が期待できる。また、髪に対しても、水素水への浸漬により、髪の滑らかさや艶が向上することが報告され、さらに、紫外線による髪のダメージ、ヘアカラーやパーマ等の化学処理、特に髪の過酸化水素によるブリーチ処理でのダメージにも水素水が有効であることが報告されている。一方、入浴において、季節、年代、地域等によっては、浴槽浴よりシャワー浴が好まれる傾向があり、入浴時の洗髪や洗顔にはシャワー利用が多く、海外ではシャワー浴が主流である。しかしながら、従来、水素水をシャワーとして浴びることができる水素水シャワー装置は、ほとんど実用化されていなかった。従来提案されている水素水シャワー装置としては、水を電気分解して電解水を生成する電解槽の吐出口にホース及びシャワーヘッドを接続したものがあるが(特許文献1)、このシャワー装置は、浴室中に電気分解装置を設置しなければならず、スペース的にも、その維持管理の面からも、また浴室中で電気を使用するという安全性の面からも、一般家庭で使用できるものではなかった。このような状況下、浴室への設置が容易であり、取り扱いが簡易で、安全性が高く、水素水を継続して提供でき、浴槽浴と同様の効果が得られる水素水シャワー装置が求められていた。
特開2017−176926号公報
浴室への設置が容易であり、取り扱いが簡易で、安全性が高く、水素水を継続して提供でき、浴槽浴と同様の効果が得られる水素水シャワー装置を提供することを課題とする。
発明を解決するための手段
本発明者は、上記課題を解決するために、安全性、操作の簡便性の観点から電気分解装置を使用せずに水素発生剤を使用する方法の検討を開始した。しかし、シャワー装置の場合、浴槽中と異なり流水中に安定的に一定量の水素を溶解させなければならない。また、通水状態と通水していない状態を繰り返しながら、一定期間水素水を提供しなければならない。シャワー装置の通水路中に水素発生剤を置いても、このような問題点を解決することはできなかった。そこで、本発明者は、水素発生剤を収納する収納容器の形状と収納容器と通水路との配置関係を鋭意検討したところ、収納容器の形状を特定の形状とし、前記収納容器を通水路と特定の位置関係で配置することにより、前記問題点及び課題を解決できることを見いだした。また、シャワー装置を通過する水の温度を一定の範囲とすることや、シャワー装置を通過する水の量を一定の範囲とすることにより、さらに水素水中の水素濃度を安定させることができることを見いだした。本発明は、このようにして完成されたものである。
すなわち、本発明は以下に示す事項により特定されるものである。
(1)水素発生剤収納容器を備えた水素水シャワー装置であって、前記水素発生剤収納容器は開口部を有する面を備え、前記水素発生剤収納容器が、給水部とシャワー吐出部との間の通水路に対して、前記開口部を有する面から水が前記水素発生剤収納容器内に進入し、同じ面から水が通水路に排出されるように配置されたことを特徴とする水素水シャワー装置。
(2)開口部を有する面の面方向が通水路における通水方向と同方向になるように水素発生剤収納容器を配置することを特徴とする上記(1)記載の水素水シャワー装置。
(3)通水路を通過する水の温度の測定機構及び表示機構を備えたことを特徴とする上記(1)又は(2)記載の水素水シャワー装置。
(4)通水路を通過する水量の測定機構及び表示機構を備えたことを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか記載の水素水シャワー装置。
(5)水流発電機を備えたことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか記載の水素水シャワー装置。
(6)水素発生剤収納容器が着脱自在であることを特徴とする上記(1)〜(5)のいずれか記載の水素水シャワー装置。
(7)シャワー装置がシャワーヘッドであることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか記載の水素水シャワー装置。
(8)水素発生剤が水素化ホウ素ナトリウムであることを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれか記載の水素水シャワー装置。
本発明の水素水シャワー装置は、水素発生剤を収納した収納容器を取り付ける構成であるので、浴室や洗面台への設置が容易であり、取り扱いが簡易で、安全性が高い。また、前記収納容器を通水路に対して特定の位置関係となるように配置しているので、水素水を継続的に安定して提供することや、水素水中の水素濃度を高くすることができ、水素水の浴槽浴と同様の効果が得られる。さらに水温や水量を測定し表示することにより、シャワー装置を通過する水の温度や水量を一定範囲に調整することができ、水素水中の水素濃度をより安定させることができる。
(a)及び(b)は、本発明の水素水シャワー装置における水素発生剤収納容器の通水路に対する配置の例を示す模式図である。 本発明の水素水シャワー装置であるシャワーヘッドの例を示す図である。(a)は内部構造の模式図であり、(b)及び(c)は外観を示す図である。 本発明の水素水シャワー装置であるシャワーヘッドにおける水素発生剤収納容器の例を示す図である。
本発明の水素水シャワー装置は、水素発生剤収納容器を備えた水素水シャワー装置であって、前記水素発生剤収納容器は開口部を有する面を備え、前記水素発生剤収納容器が、給水部とシャワー吐出部との間の通水路に対して、前記開口部を有する面から水が前記水素発生剤収納容器内に進入し、同じ面から水が通水路に排出されるように配置されたことを特徴とする。本発明においてシャワー装置とは、給水部への接続部分からシャワー吐出部までを指し、給水部に接続されるホース部及びシャワー吐出部を備えたシャワーヘッド部を含むが、本発明においては、シャワーヘッド部のみをシャワー装置ということもある。本発明における水素発生剤収納容器は、水素発生剤を収納する容器であり、少なくとも容器の一面に通水路との間に水の出入りを行う開口部を有し、水素発生剤を収納できる構造であれば、その形状、材質等は特に制限されない。形状としては、例えば、円柱状、角柱状等を挙げることができ、水素発生剤が容器の角に残ることなく通水路からの水に溶けやすいことから円柱状が好ましい。材質としては、例えば、プラスチック製、金属製等を挙げることができ、軽量である観点からプラスチック製が好ましい。水素発生剤収納容器の一面に設けられる開口部は、その形状、面積等は特に制限されず、通水路から適切な量の水を収納容器内に導入し排出する観点、及び収納容器内の水素発生剤を容器中に保持する観点から適宜設定することができる。開口部の形状は、例えば、円形状、三角形状、四角形状、多角形状等を挙げることができる。また、水素発生剤収納容器における開口部を有する面は、前記形状等の開口を有する板状体であってもよく、網状体であってもよい。開口部を有する板状体と網状体を組み合わせて用いてもよく、円形状の開口部を有する板状体の内側にナイロンメッシュ等の網状体を設置すると通水路との間の水の出入りがスムーズであり、また収納容器内の水素発生剤が収納容器から通水路にこぼれ出るのを抑えることができるので好ましい。
本発明における水素発生剤収納容器は、給水部とシャワー吐出部との間の通水路に対して、開口部を有する面から水が水素発生剤収納容器内に進入し、同じ面から水が通水路に排出されるように配置される。例えば、開口部が形成された面の面方向が通水方向と同方向になるように水素発生剤収納容器を、前記開口部が通水路と連通するように通水路に取り付けることにより、通水路を通る水が収納容器の開口部から収納容器内に進入し、収納容器内の水素発生剤の表面部分と接触し、同じ開口部から通水路に排出される。このため、水素発生剤が一度に大量に水に溶解することなく、一定量ずつ溶解されるため長期間に渡って、定量的な水素の発生、及び発生した水素の水への溶解を達成することができる。水素発生剤収納容器は、通水路外部から開口部が通水路に接するように配置されることが好ましい。又は、水素発生剤収納容器は、通水路外部から開口部が通水路に挿入されるように配置されることが好ましい。このような配置にすると、水素発生剤収納容器の開口部分以外の部分は、通水路の外部にあるため、通水路における水の流れを乱すことがなく、水素発生剤の溶解量をより一定にすることができる。一方、収納容器の対向する二つの面に開口部を設け、収納容器の開口部を有する面の面方向が通水方向と直角になるように収納容器を通水路中に設置し、一方の面の開口部から進入した水が、他方の面の開口部から排出されるようにすると、水素発生剤が一度に大量に溶解してしまうため、安定した濃度の水素水を製造することができず、また長期に渡って水素水を製造することができない。
図1に、本発明の水素水シャワー装置における、通水路に対する水素発生剤収納容器の配置の実施形態の例を示す。図1(a)は、水素発生剤収納容器(1)を、開口部(2)を有する面が通水路(5)に接するように配置して、開口部を有する面の面方向(4)が通水方向(6)と同方向になるようにした例であり、これを横から見た図である。図1(b)は、水素発生剤収納容器(1’)を、開口部(2’)を有する面の面方向(4)が通水方向(6)と同方向になるように、通水路(5)中に挿入した例であり、これを上から見た図である。水素発生剤収納容器(1’)全体が通水路中に挿入されていてもよく、水素発生剤収納容器(1’)の開口部(2’)の部分以外は、通水路の外部にあってもよい。図1(a)は、水素発生剤収納容器(1)の開口部(2)が通水路(5)と接するように配置された例であるが、開口部(2)が通水路(5)内に突き出るように水素発生剤収納容器(1)が配置されてもよい。本発明の水素水シャワー装置においては、図1(a)及び(b)のような構造が、給水部とシャワー吐出部との間に設けられていればよく、例えば、ホース部に設けられていてもよく、シャワーヘッド部に設けられていてもよい。本発明における水素発生剤収納容器は、通水路と連通して配置される開口部を有する面以外の面に開口部を有していてもよいが、通水路との間の水の出入りは一つの面において行われることが好ましい。また、水素発生剤と水との接触部分が増えすぎて水素発生剤が急激に溶け出さない範囲で、収納容器に収納された水素発生剤の表面部分側面にも開口部を設け、ここからも水の出入りができるようにしてもよい。本発明における水素発生剤収納容器は、水素水シャワー装置に固定され、通水路に接する又は挿入される面以外の面を開閉して水素発生剤を補充できるようにしてもよく、水素発生剤収納容器自体を着脱自在としてもよい。水素発生剤収納容器自体を着脱自在とし、水素発生剤を収納したカートリッジタイプの容器として、水素発生剤が消費されたときは、容器ごと交換できるようにすることが、取り扱いの簡便性、安定して水素発生剤を補充できる観点から好ましい。また、水素発生剤収納容器は、水素発生剤の残量が簡単に目視できるように透明であることが好ましい。収納容器内の水素発生剤が収納容器から通水路にこぼれ出るのを抑えるため、収納容器の内部に突起を設けてもよい。
本発明の水素水シャワー装置は、通水路を通過する水の温度の測定機構及び表示機構を備えることが好ましい。水素発生剤の水への溶解の程度は、水温により異なる。水温が高いと水素発生剤の水への溶解量が増加し、水素発生量が多くなる。また、水温が低いと水素発生剤の水への溶解量が減少し、水素発生量が少なくなる。そのため、水素水シャワー装置から吐出される水素水中の水素濃度を目安濃度に安定させるために、通水路を通過する水の水温を測定する測定機構と測定した水温を表示する表示機構を備えることが好ましい。本発明の水素水シャワー装置は、水温の測定機構及び表示機構を備えることにより、測定され表示された水温に応じて、水素水シャワー装置に接続された給水部の温度調節手段により水温の調節を行うことができる。また、本発明の水素水シャワー装置自体に水温の調節手段を設けてもよい。本発明の水素水シャワー装置における水の温度の測定機構及び表示機構は、温度センサー及び液晶又はLED表示部等を用い、一般的な温度測定手段及び表示手段により構成することができる。例えば、LEDを使用し、「適温」、「適温より低い」、「適温より高い」の3パターンに応じて、点灯する色が異なるようにすることもできる。使用者は、水温が適温より低ければ、LED表示が適温の色になるように水温を上げ、水温が適温より高ければ、LED表示が適温の色になるように水温を下げることにより水温を適切な温度に調整することができる。一般の使用者が使用するシャワー装置の場合、このような簡易な表示方法の方が、使用者が温度調節をしやすい。水温の測定機構及び表示機構を作動させるのに必要となる電力は、浴室内又は浴室外のコンセントを通じて得てもよいが、小型の水流発電機を水素水シャワー装置に備えることにより、外部電源を必要とせずに電力を得ることができる。水が多く存在する環境である浴室内においては、水流発電機を使用し水素水シャワー装置外との電気的接触をなくすことにより安全性が向上する。また、浴室内には通常コンセントは設置されていないため、水流発電機を使用することにより水素水シャワー装置の設置や取り扱いが簡易となる。通水路を通過する水の温度の測定機構及び表示機構は、給水部とシャワー吐出部との間に設けられていればよく、例えば、ホース部に設けられていてもよく、シャワーヘッド部に設けられていてもよい。また、水素発生剤収納容器の近傍に設けることが好ましい。
本発明の水素水シャワー装置は、通水路を通過する水量の測定機構及び表示機構を備えることが好ましい。水素発生剤の水への溶解の程度は、通水路を通過する水量により異なる。本発明の水素水シャワー装置においては、水量が多くなると通水路中の圧力が高くなり、水素発生剤収納容器中に水が高い圧力で進入するようになるため、水素発生剤の水への溶解量が増加し、水素発生量が多くなる。また、水量が少なくなると通水路中の圧力が低くなり、水素発生剤収納容器中に水が低い圧力で進入するようになるため、水素発生剤の水への溶解量が減少し、水素発生量が少なくなる。そのため、水素水シャワー装置から吐出される水素水中の水素濃度を目安濃度に安定させるために、通水路を通過する水の水量を測定する測定機構と測定した水量を表示する表示機構を備えることが好ましい。本発明の水素水シャワー装置は、水量の測定機構及び表示機構を備えることにより、測定され表示された水量に応じて、水素水シャワー装置に接続された給水部の水量調節手段により水量の調節を行うことができる。また、本発明の水素水シャワー装置自体に水量の調節手段を設けてもよい。本発明の水素水シャワー装置における水量の測定機構及び表示機構は、水量センサー及び液晶又はLED表示部等を用い、一般的な水量測定手段及び表示手段により構成することができる。例えば、LEDを使用し、「適量」、「適量より少ない」、「適量より多い」の3パターンに応じて、点灯する色が異なるようにすることもできる。使用者は、水量が適量より少なければ、LED表示が適量の色になるように水量を増やし、水量が適量より多ければ、LED表示が適量の色になるように水量を少なくすることにより水量を適切な量に調整することができる。一般の使用者が使用するシャワー装置の場合、このような簡易な表示方法の方が、使用者が水量調節をしやすい。水量の測定機構及び表示機構を作動させるのに必要となる電力は、浴室内又は浴室外のコンセントを通じて得てもよいが、水温の測定機構及び表示機構における場合と同様に、水流発電機を備えて電力を得ることが好ましい。通水路を通過する水量の測定機構及び表示機構は、給水部とシャワー吐出部との間に設けられていればよく、例えば、ホース部に設けられていてもよく、シャワーヘッド部に設けられていてもよい。また、水素発生剤収納容器の近傍に設けることが好ましい。
本発明の水素水シャワー装置において、水素発生剤収納容器に収納される水素発生剤は特に制限されるものではなく、例えば、アルミニウム、亜鉛、ニッケル、コバルト、マグネシウム、ナトリウム等の金属、水素化カルシウム、水素化マグネシウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化ナトリウム等の水素化物などを挙げることができる。また、これらの材料は、水との接触状態を調整するために、食用油、天然油等の油脂でコーティングしてもよく、またこれらの油脂にポリエチレングリコールを添加してもよい。水素発生剤としては、高濃度の水素水を安定して得ることのできる観点から、水素化ホウ素ナトリウムが好ましい。また、水素化ホウ素ナトリウムに植物油及びポリエチレングリコールをコーティングしたものが好ましく、植物油及びポリエチレングリコールでコーティングした水素化ホウ素ナトリウムは、水素化ホウ素ナトリウム、植物油及びポリエチレングリコールを混合し、加熱して溶融し、冷却して固形化することにより得ることができる。さらに、水素化ホウ素ナトリウムを用いると水中の塩素を除去することができ、脱塩素剤を別に装着する必要はないので、この点でも水素化ホウ素ナトリウムは好ましい。水素発生剤の形状は、特に制限されず、例えば、粉状、塊状、成形体状等を挙げることができる。
本発明の水素水シャワー装置は、水素発生剤収納容器をシャワーヘッドに備えていてもよい。また、水温の測定機構及び表示機構をシャワーヘッドに備えていてもよく、水量の測定機構及び表示機構をシャワーヘッドに備えていてもよい。図2は、本発明のシャワー装置の一実施形態であるシャワーヘッドを示す図である。シャワーヘッド(10)は、頭部(30)と把手部(40)からなる。頭部(30)には、水素発生剤収納容器(11)が着脱自在に取り付けられ、水温及び水流の表示部(17)と水流発電機(18)を備えている。水温センサー及び水量センサーは水流発電機(18)に備えられている。水素発生剤収納容器(11)は、開口部(12)を有する板(面)を備え、前記板の内側にナイロンメッシュ(21)を備えている。水素発生剤収納容器(11)は開口部(12)を有する面が通水路(15’)と接し、水素発生剤収納容器(11)内部と通水路(15’)とが開口部(12)を通じて連通するように、着脱自在に取り付けられている。図3は、水素発生剤収納容器(11)の外観を示す図である。通水路(15)を流れてきた水は、水流発電機(18)の羽を回しシャワー噴板(19)前の通水路(15’)に進入する。通水路(15’)に進入した水の一部は、水素発生剤収納容器(11)の開口部(12)から水素発生剤収納容器(11)内に進入し水素発生剤と接触した後、再び開口部(12)から通水路(15’)に出ていく。この際、水素発生剤収納容器(11)に収納された水素発生剤の表面部分が水に溶けだして水素を発生する。発生した水素は、水中に溶解し水素水を生成する。通水路を通過してきた水は、シャワー吐出口(20)から噴出される前に、通水路のシャワー噴板(19)の前の部分(15’)に一時的に溜まり、この部分の圧力が増加するので、その圧力により水が開口部(12)を通って水素発生剤収納容器(11)に進入しやすくなる。このため、水素発生剤収納容器(11)を、その開口部(12)が通水路(15’)を介してシャワー噴板(19)と対向する位置になるように取り付けることが好ましい。さらに、シャワー吐出口の形状を吐出側(水が出ていく側)が狭くなるようにすると、通水路(15’)内の圧力をさらに高めることができるので好ましい。水素発生剤収納容器(11)をシャワー噴板(19)と反対側(以下、シャワー噴板側を表側、シャワー噴板側と反対側を裏側ともいう)から挿入、取り外しができるように取り付けることにより、シャワーヘッドの裏側から、簡易に水素発生剤収納容器(11)の装着、脱着を行うことができる。また、図2における矢印(14)は開口部を有する面の面方向を示し、矢印(16)は通水方向を示す。図2のシャワーヘッドは把手部を備えるが、本発明におけるシャワーヘッドは把手部がなく頭部のみで壁に固定される構造でもよい。図2のシャワーヘッドは、シャワー噴板の内側に、例えば、シャワー、ストレートといった吐出水流の切替え機構を有していてもよい。また、水素発生剤収納容器(11)は、開口部分が通水路(15’)内に突き出るように配置されていてもよい。
一般家庭の浴室内にあるシャワーのシャワーヘッドを図2記載のシャワーヘッドに取り換えて試験を行った。水素発生剤は、水素化ホウ素ナトリウムに植物油及びポリエチレングリコールをコーティングしたものを使用した。水素発生剤収納容器には、17g(水素化ホウ素ナトリウム含有量約40%)の水素発生剤を収納した。給湯器設定温度は42℃、水量は8L/分とし、シャワーからの吐出時の水温は41℃だった。給水開始後、1分、5分、10分、20分、30分、40分、50分、60分のそれぞれの時間経過時に、シャワー吐出口から30cm離れた位置で2Lを取水し、溶存水素濃度計(KM2100DH、有限会社共栄電子研究所製)とスタイラー(Fine多連式スタイラーF−604N、東京硝子器械株式会社製)を使用して、水素濃度、酸化還元電位(ORP)、pH、2L取水時の水温を測定した。1日に1回上記60分間の試験を行い、これを10日間続けた。試験の結果を以下に示す。表1は、1日目から10日目までの試験結果を示したものであり、平均水素濃度は、1分、5分、10分、20分、30分、40分、50分、60分経過時の各測定結果の平均である。表2は、試験開始2日目の各経過時間における測定結果を示す。
表1から分かるように、本発明の水素水シャワー装置であるシャワーヘッドを使用すると、10日間にわたって平均水素濃度が500ppb以上の高濃度の水素水が得られる。これは時間にすると、600分(60分/日×10日)であり、一人当たりのシャワーの時間を10分とすると、60日間使用できることになる。また、シャワー装置は、一日1回使用すると次の日まで丸一日使用しないことが多いが、このように途中に使用の中断がある使用形態であっても、本発明のシャワーヘッドは高濃度の水素水を提供できる。表2から、各経過時間において安定して高濃度の水素水が得られていることが分かる。
本発明の水素水シャワー装置は、浴室や洗面台への設置が容易であり、取り扱いが簡易で、安全性が高く、水素水を継続的に安定して提供でき、本発明の水素水シャワー装置からの水素水シャワーを浴びることにより、皮膚の弾力性の向上、髪の滑らかさや艶の向上、髪のダメージからの回復の効果を得られるので、従来のシャワーと同様の設置方法や使用方法により水素水のシャワーを簡易に利用することができる。このため、浴場、病院、美容院等の各種施設、及び一般家庭において好適に利用できる。
1 水素発生剤収納容器
1’ 水素発生剤収納容器
2 開口部
2’ 開口部
3 水素発生剤収納部
3’ 水素発生剤収納部
4 面方向
5 通水路
6 通水方向
10 シャワーヘッド
11 水素発生剤収納容器
12 開口部
13 水素発生剤収納部
14 面方向
15 通水路
15’通水路
16 通水方向
17 表示部
18 水流発電機
19 シャワー噴板
20 シャワー吐出口
21 ナイロンメッシュ
30 頭部
40 把手部

Claims (8)

  1. 水素発生剤収納容器を備えた水素水シャワー装置であって、前記水素発生剤収納容器は開口部を有する面を備え、前記水素発生剤収納容器が、給水部とシャワー吐出部との間の通水路に対して、前記開口部を有する面から水が前記水素発生剤収納容器内に進入し、同じ面から水が通水路に排出されるように配置されたことを特徴とする水素水シャワー装置。
  2. 開口部を有する面の面方向が通水路における通水方向と同方向になるように水素発生剤収納容器を配置することを特徴とする請求項1記載の水素水シャワー装置。
  3. 通水路を通過する水の温度の測定機構及び表示機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の水素水シャワー装置。
  4. 通水路を通過する水量の測定機構及び表示機構を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の水素水シャワー装置。
  5. 水流発電機を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の水素水シャワー装置。
  6. 水素発生剤収納容器が着脱自在であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の水素水シャワー装置。
  7. シャワー装置がシャワーヘッドであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載の水素水シャワー装置。
  8. 水素発生剤が水素化ホウ素ナトリウムであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の水素水シャワー装置。
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